JP2007265778A - 電力供給設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池のトリップを十分に防止しながら、電力系統の事故時に電力供給する電気負荷の選択の自由度を向上し得る電力供給設備を供給する。
【解決手段】運転制御手段6が、電力系統2に事故が発生したときに、系統側遮断手段MC1及び燃料電池側遮断手段MC2を遮断状態に切り換える遮断処理を実行するように構成され、複数の電気負荷1の夫々についての識別情報を入力する手動操作式の識別情報入力手段11が設けられ、運転制御手段6が、遮断処理の実行後において、燃料電池3の実発電電力、その実発電電力のうちの複数の電気負荷1のいずれかにて既に消費されている消費電力、及び、予め記憶した複数の電気負荷1の夫々についての負荷電力に基づいて、識別情報入力手段11にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力を燃料電池3の発電電力にて賄えるか否かを判断して、その判断結果を出力する負荷投入可否判別処理を実行するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の電気負荷に電力を供給する電力系統に、前記複数の電気負荷に電力を供給するように連系された燃料電池と、
前記燃料電池の余剰電力を消費する余剰電力消費手段と、
前記電力系統と前記燃料電池及び前記複数の電気負荷との電気的な接続を断続する系統側遮断手段と、
前記燃料電池と前記複数の電気負荷との電気的な接続を断続する燃料電池側遮断手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、前記燃料電池の余剰電力を消費するように前記余剰電力消費手段の作動を制御する余剰電力消費処理を実行し、且つ、前記電力系統に事故が発生したときに、前記系統側遮断手段及び前記燃料電池側遮断手段を遮断状態に切り換える遮断処理を実行するように構成された電力供給設備に関する。
かかる電力供給設備は、電力系統及び燃料電池から複数の電気負荷に電力を供給するようにしたものであり、燃料電池の余剰電力を余剰電力消費手段にて消費させて、燃料電池の余剰電力が電力系統に逆潮流しないようにしてある。
又、電力系統の停電等の事故時には、系統側遮断手段及び燃料電池側遮断手段を遮断状態に切り換える遮断処理が実行されて、燃料電池を商用電力から切り離すと共に、複数の電気負荷からも切り離すように構成して、燃料電池の単独運転を防止し、又、電気負荷の負荷電力が燃料電池の発電電力よりも大きくなることに基づいて燃料電池がトリップするのを防止するようにしてある。
このような電力供給設備において、従来は、電力系統の事故時には、運転制御手段により、複数の電気負荷のうちの重要度が高い等により予め設定した特定の電気負荷を燃料電池に接続するように構成して、その特定の電気負荷に燃料電池から電力が供給されるように構成していた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−268149号公報
しかしながら、上記従来の電力供給設備では、電力系統の事故時には、予め設定した特定の電気負荷に燃料電池から電力が供給されるものであるので、その特定の電気負荷が電力系統の事故時において使用者が希望するものであるとは限らず、使い勝手が悪かった。
ちなみに、使用者が複数の電気負荷のうちから任意のものを選択して、その選択した電気負荷に燃料電池から電力が供給される状態に切り換えるようにすると、燃料電池に接続されている電気負荷の負荷電力が燃料電池の発電電力よりも大きくなる虞があり、そして、燃料電池に接続されている電気負荷の負荷電力が燃料電池の発電電力よりも大きくなると燃料電池がトリップして停止する虞があるので、好ましくない。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料電池のトリップを十分に抑制しながら、電力系統の事故時に電力供給する電気負荷の選択の自由度を向上し得る電力供給設備を供給することにある。
本発明の電力供給設備は、複数の電気負荷に電力を供給する電力系統に、前記複数の電気負荷に電力を供給するように連系された燃料電池と、
前記燃料電池の余剰電力を消費する余剰電力消費手段と、
前記電力系統と前記燃料電池及び前記複数の電気負荷との電気的な接続を断続する系統側遮断手段と、
前記燃料電池と前記複数の電気負荷との電気的な接続を断続する燃料電池側遮断手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、前記電力系統に事故が発生したときに、前記系統側遮断手段及び前記燃料電池側遮断手段を遮断状態に切り換える遮断処理を実行するように構成されたものであって、
第1特徴構成は、前記複数の電気負荷の夫々についての識別情報を入力する手動操作式の識別情報入力手段が設けられ、
前記運転制御手段が、
前記遮断処理の実行後において、前記燃料電池の実発電電力、その実発電電力のうちの前記複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力、及び、予め記憶した前記複数の電気負荷の夫々についての負荷電力に基づいて、前記識別情報入力手段にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力を前記燃料電池の発電電力にて賄えるか否かを判断して、その判断結果を出力する負荷投入可否判別処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
即ち、電力系統に事故が発生すると、電力供給設備の使用者が、複数の電気負荷のうちから希望の電気負荷を選択して、その選択した電気負荷に対応する識別情報を手動操作式の識別情報入力手段にて入力する。
すると、運転制御手段により、遮断処理の実行後において、燃料電池の実発電電力、その実発電電力のうちの複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力、及び、予め記憶した複数の電気負荷の夫々についての負荷電力に基づいて、識別情報入力手段にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力を燃料電池の発電電力にて賄えるか否かを判断して、その判断結果を出力する負荷投入可否判別処理が実行される。
つまり、燃料電池の実発電電力のうちの複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力と、識別情報入力手段にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力とを加えた電力が、燃料電池の実発電電力を下回るときは、識別情報入力手段にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力を燃料電池の発電電力にて賄えると判断されて、その判断結果が出力されるのである。
そして、そのような判断結果が出力されたときに、識別情報入力手段にて入力された識別情報に対応する電気負荷を燃料電池に接続すると、燃料電池がトリップすることなく、選択した電気負荷に燃料電池から電力が供給される。
従って、燃料電池のトリップを十分に抑制しながら、電力系統の事故時に電力供給する電気負荷の選択の自由度を向上し得る電力供給設備を供給することができるようになった。
第2特徴構成は、
前記運転制御手段が、
前記遮断処理の実行後において、前記燃料電池の実発電電力、その実発電電力のうちの前記複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力、及び、予め記憶した前記複数の電気負荷の夫々についての負荷電力に基づいて、前記複数の電気負荷から、前記燃料電池の発電電力にて負荷電力を賄える電気負荷を選択して、その選択した電気負荷に対応する識別情報を出力する投入可能負荷情報出力処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
即ち、運転制御手段により、遮断処理の実行後において、燃料電池の実発電電力、その実発電電力のうちの複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力、及び、予め記憶した複数の電気負荷の夫々についての負荷電力に基づいて、複数の電気負荷から、燃料電池の発電電力にて負荷電力を賄える電気負荷を選択して、その選択した電気負荷に対応する識別情報を出力する投入可能負荷情報出力処理が実行される。
つまり、複数の電気負荷のうちから、燃料電池の実発電電力からその実発電電力のうちの複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力を減じた電力である余剰電力を下回る負荷電力を有する電気負荷が選択されて、その選択された電気負荷に対応する識別情報が出力されるのである。
そして、使用者は、出力された識別情報のうちから電力を供給したい電気負荷に対応するものを選択して、選択した電気負荷を燃料電池に接続すると、燃料電池がトリップすることなく、選択した電気負荷に燃料電池から電力が供給される。
従って、燃料電池のトリップを十分に抑制しながら、電力系統の事故時に電力供給する電気負荷の選択の自由度を向上し得る電力供給設備を供給することができるようになった。
第3特徴構成は、
前記運転制御手段が、
前記遮断処理の実行後において、前記燃料電池の実発電電力、及び、その実発電電力のうちの前記複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力とに基づいて、前記燃料電池の実発電電力のうちの余剰電力を求めて、その求めた余剰電力を示す余剰電力情報を出力する余剰電力情報出力処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
即ち、運転制御手段により、遮断処理の実行後において、燃料電池の実発電電力、及び、その実発電電力のうちの複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力とに基づいて、燃料電池の実発電電力のうちの余剰電力を求めて、その求めた余剰電力を示す余剰電力情報を出力する余剰電力情報出力処理が実行される。
そして、使用者は、仕様書等により、各電気負荷の負荷電力を知ることができるので、複数の電気負荷のうちから、出力された余剰電力を下回る負荷電力を有する電気負荷を選択して、選択した電気負荷を燃料電池に接続すると、燃料電池がトリップすることなく、電気負荷に燃料電池から電力が供給される。
従って、燃料電池のトリップを十分に抑制しながら、電力系統の事故時に電力供給する電気負荷の選択の自由度を向上し得る電力供給設備を供給することができるようになった。
第4特徴構成は、上記第1〜第3特徴構成のいずれかに加えて、
前記運転制御手段が、前記燃料電池の発電電力を現在要求されている負荷電力に応じた電力に調節するように構成され、且つ、前記遮断処理の後に、前記燃料電池の余剰電力を消費するように前記余剰電力消費手段の消費電力を調節する状態で、前記燃料電池の発電電力を定格電力又は略定格電力に調節する定格出力処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
即ち、運転制御手段により、燃料電池の発電電力が現在要求されている負荷電力に応じた電力に調節され、且つ、遮断処理の後に、燃料電池の余剰電力を消費するように余剰電力消費手段の消費電力を調節する状態で、燃料電池の発電電力を定格電力又は略定格電力に調節する定格出力処理が実行される。
つまり、電力系統に事故が発生すると、燃料電池が電力系統から切り離された後に、燃料電池の発電電力が定格電力又は略定格電力に調節される。
そして、燃料電池の定格電力は、燃料電池の最大発電電力又はその最大発電電力に近い電力に設定されることから、電力系統に事故が発生したときに、燃料電池の発電電力を超えない状態で、極力多くの電気負荷、あるいは、負荷電力の大きい電気負荷を選択して、選択した電気負荷に電力を供給することができる。
従って、電力系統の事故時に電力供給する電気負荷の選択の自由度をより一層向上することができるようになった。
第5特徴構成は、上記第1〜第4特徴構成のいずれかに加えて、
前記運転制御手段が、前記遮断処理の後において、前記複数の電気負荷の全てが前記燃料電池からの電力入力を断つ入力停止状態になっている条件が満たされると、前記燃料電池側遮断手段を接続状態に切り換える接続処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
即ち、運転制御手段により、遮断処理の後において、複数の電気負荷の全てが燃料電池からの電力入力を断つ入力停止状態になっている条件が満たされると、燃料電池側遮断手段を接続状態に切り換える接続処理が実行される。
つまり、電力系統に事故が発生して、燃料電池を電力系統及び複数の電気負荷から切り離す遮断処理が実行された後に、燃料電池から複数の電気負荷のいずれかに電力を供給するには、燃料電池側遮断手段を接続状態に切り換える必要がある。
そして、複数の電気負荷は、個々に、燃料電池からの電力入力を断続するスイッチ等の断続手段を備えている。
そこで、複数の電気負荷の全てが燃料電池からの電力入力を断つ入力停止状態になっている条件が満たされると、運転制御手段によって燃料電池側遮断手段を接続状態に切り換える処理が行われるようにすることにより、燃料電池側遮断手段を接続状態に切り換えるときに、負荷電力が燃料電池の発電電力を上回るような電気負荷が燃料電池からの電力入力を許容する状態になっていて、燃料電池がトリップするのを防止することができる。
従って、電力系統の事故時に、燃料電池から複数の電気負荷のいずれかに電力を供給するに当たって、燃料電池のトリップをより一層抑制することができるようになった。
第6特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記電力系統又は前記燃料電池から前記複数の電気負荷に電力を供給する電力供給ラインに、電力に対応する電力情報を計測する電力情報計測手段が設けられ、
前記運転制御手段が、個別負荷電力記憶モードに切り換え自在に構成されて、
その個別負荷電力記憶モードにおいて、前記識別情報入力手段にて入力された識別情報と前記電力情報計測手段の計測情報とに基づいて、前記電力情報計測手段にて計測された電力情報から求めた負荷電力を、前記識別情報入力手段にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力として記憶するように構成されている点を特徴とする。
即ち、運転制御手段を個別負荷電力記憶モードに切り換えると、識別情報入力手段にて入力された識別情報と電力情報計測手段の計測情報とに基づいて、電力情報計測手段にて計測された電力情報から求めた負荷電力を、識別情報入力手段にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力として記憶される。
つまり、運転制御手段に記憶させる複数の電気負荷の夫々についての負荷電力を、電力情報計測手段の実測情報に基づいて求めた負荷電力とすることにより、電気負荷の実際の負荷電力と差がない又は差が小さい適切なものとすることができる。
そして、そのような複数の電気負荷の夫々についての負荷電力に基づいて、識別情報入力手段にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力を燃料電池の発電電力にて賄えるか否かの判断が行われるので、その判断が電気負荷の負荷電力が燃料電池の発電電力を超えないように適切に行われる。
従って、電力系統の事故時に、燃料電池から複数の電気負荷のいずれかに電力を供給するに当たって、燃料電池のトリップをより一層抑制することができるようになった。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
〔第1実施形態〕
以下に図面を参照して本発明の第1実施形態の電力供給設備について説明する。
この電力供給設備は、複数の電気負荷1に電力を供給する商用電力系統2に、前記複数の電気負荷1に電力を供給するように連系された燃料電池3と、その燃料電池3の発電電力を商用電力系統2から供給される電力と同じ電圧及び同じ周波数にする系統連系用のインバータ4と、燃料電池3の余剰電力を消費する余剰電力消費手段しての余剰電力消費ヒータ5と、運転を制御する運転制御手段としての運転制御装置6と、リモートコントロール式の操作部RC等を備えて構成してある。
商用電力系統2から電力が供給される商用電力供給ライン7に、複数の手動操作式の個別遮断器CBIを並列接続して、それら複数の個別遮断器CBIを介して、前記複数の電気負荷1を商用電力供給ライン7に接続してある。
前記インバータ4は、発電電力供給ライン8を介して商用電力供給ライン7に電気的に接続し、燃料電池3の発電電力をインバータ4及び発電電力供給ライン8を介して前記複数の電気負荷1に供給するように構成してある。
前記商用電力供給ライン7における発電電力供給ライン8の接続箇所よりも商用電力系統2の側に、電力に対応する電力情報としての電流を検出する系統側カレントトランスCT1、及び、商用電力系統2と燃料電池3及び複数の電気負荷1との電気的な接続を一括して断続する系統側遮断手段としての系統側遮断器MC1を設け、前記商用電力供給ライン7における発電電力供給ライン8の接続箇所よりも電気負荷1の側に、電力に対応する電力情報としての電流を検出する電力情報計測手段としての共用カレントトランスCT2、及び、商用電力系統2及び燃料電池3と複数の電気負荷1との電気的な接続を一括して断続する手動操作式のメイン遮断器CBMを設けてある。
前記発電電力供給ライン8には、燃料電池3と複数の電気負荷1との電気的な接続を一括して断続する燃料電池側遮断手段としての燃料電池側遮断器MC2を設けてある。
前記余剰電力消費ヒータ5は、手動操作式のヒータ用遮断器CBHを介して、前記発電電力供給ライン8における燃料電池側遮断器MC2とインバータ4との間の箇所に接続してある。
前記系統側遮断器MC1及び前記燃料電池側遮断器MC2夫々の作動制御は、前記運転制御装置6により行うように構成してある。
更に、この電力供給設備には、商用電力系統2において停電が発生したときに、その停電を検出する系統停電検出器PT、及び、商用電力系統2への逆潮流を生じさせないように、燃料電池3の余剰電力を消費させるように、前記余剰電力消費ヒータ5の消費電力を調節する逆潮流防止装置9を設けてある。
その逆潮流防止装置9は、商用電力系統2に停電が発生しておらず、系統側遮断器MC1及び燃料電池側遮断器MC2が接続状態にされているときに、系統側カレントトランスCT1において商用電力供給ライン7を流れる電流を監視して、燃料電池3で発電された電力の内の余剰電力分が商用電力系統2へと逆潮流することを防止するように、その余剰電力分を余剰電力消費ヒータ5にて消費させるように構成してある。
具体的には、燃料電池3に余剰電力が無いときは、系統側カレントトランスCT1にて商用電力供給ライン7を通して商用電力系統2からの電流(以下、正方向電流)が検出され、燃料電池3に余剰電力が生じると系統側カレントトランスCT1にて正方向電流値が検出されなくなる。そこで、逆潮流防止装置9は、系統側カレントトランスCT1にて検出される正方向電流値が低下する傾向のときは、その正方向電流値が逆潮流防止用の設定下限電流値になるように、余剰電力消費ヒータ5の消費電力を調節するように構成してある。
この余剰電力消費ヒータ5が消費可能な電力量は、理想的には燃料電池3の最大発電電力量以上であることが好ましく、その場合には、燃料電池3が最大発電電力量を出力し、且つ、複数の電気負荷1の全ての消費電力量が零であるような状況であったとしても、逆潮流が発生しないようにすることができる。
又、図示は省略するが、燃料電池3から発生する熱、及び、余剰電力消費ヒータ5によって発生する熱により貯湯する貯湯槽を設けてある。
更に、前記貯湯槽の貯湯量が満杯のときに、余剰電力消費ヒータ5から発生する熱量をラジエータ(図示省略)にて放熱させるためにそのラジエータに通風するラジエータファン10を設けてある。
電気負荷1は、電灯、空調機、冷蔵庫、テレビ、パーソナルコンピュータ等の電気機器であり、複数の個別遮断器CBIには、1個の電気負荷1が接続されているものや、複数の電気負荷1が接続されているものがある。
そして、個別遮断器CBI毎に、商用電力系統2及び燃料電池4と電気負荷1との電気的な接続を断続するように構成してある。
前記操作部RCには、前記複数の電気負荷1の夫々についての識別情報として、前記複数の個別遮断器CBIの夫々について付した個別遮断器番号を入力する手動操作式の識別情報入力手段としてのテンキースイッチ11、そのテンキースイッチ11にて新規投入用識別情報を入力することを指令する新規投入指令用スイッチ12、そのテンキースイッチ11にて投入負荷切替予定識別情報を入力することを指令する投入負荷切替指令用スイッチ13、全負荷入力停止状態情報を入力する全負荷遮断状態入力スイッチ14、個別負荷電力記憶モードの実行を指令する負荷電力記憶指令スイッチ15、各種情報を表示出力するディスプレイ16及び各種情報を音声にて出力するスピーカ17等を設けてある。
複数の個別遮断器CBIのうちの遮断状態のものから新規投入を希望する1個の個別遮断器CBIを投入予定個別遮断器CBIとして選択して、その選択した投入予定個別遮断器CBIの個別遮断器番号を前記新規投入予定識別情報として、新規投入指令用スイッチ12にて指令した状態で、テンキースイッチ11にて入力するように構成してある。
又、複数の個別遮断器CBIのうちの接続状態のものから遮断状態にするのを希望する1個の遮断予定個別遮断器CBIを選択し、又、複数の個別遮断器CBIのうちの遮断状態のものから新規投入を希望する1個を投入予定個別遮断器CBIとして選択して、それら選択した遮断予定個別遮断器CBIの個別遮断器番号及び投入予定個別遮断器CBIの個別遮断器番号を前記投入負荷切替予定識別情報として、投入負荷切替指令用スイッチ13にて指令した状態で、テンキースイッチ11にて入力するように構成してある。
又、全負荷遮断状態入力スイッチ14を操作することにより、全負荷入力停止状態情報が入力されるように構成してあり、電力供給設備の使用者は、前記複数の個別遮断器CBIの全てを遮断状態に切り換えた後、この全負荷遮断状態入力スイッチ14をオンすることになる。
又、負荷電力記憶指令スイッチ15の操作を繰り返す毎に、個別負荷電力記憶モードの実行及び終了が交互に指令されるように構成してある。
以下、前記運転制御装置6の制御動作について、説明する。
この運転制御装置6は、個別負荷電力記憶モードに切り換え自在に構成してあり、その個別負荷電力記憶モードにおいて、テンキースイッチ11にて入力された識別情報と電力情報計測手段としての共用カレントトランスCT2の計測情報とに基づいて、共用カレントトランスCT2にて計測された負荷電流を負荷電力として、テンキースイッチ11にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力として記憶するように構成してある。
具体的には、電力供給設備の使用者は、複数の個別遮断器CBIの全てを遮断状態にした状態で、複数の個別遮断器CB1のうちから任意の1個の個別遮断器CBIを選択して、その選択した個別遮断器CBIの個別遮断器番号をテンキースイッチ11にて入力した後、その選択した個別遮断器CBIを接続状態に切り換えると、そのときの共用カレントトランスCT2の検出電流に基づいて求めた最大負荷電流が、テンキースイッチ11にて入力された個別遮断器番号に対応する個別遮断器CBIの負荷電力として運転制御装置6に記憶されるように構成してある。
そして、使用者は、先に接続状態にした個別遮断器CBIを遮断状態にしながら、上述の如きテンキースイッチ11による個別遮断器番号の入力と、入力した個別遮断器番号に対応する個別遮断器CBIを接続状態にすることとを繰り返すことにより、運転制御装置6に、複数の個別遮断器番号夫々に対応付けた状態で負荷電力が記憶されることになる。
以下、このように運転制御装置6に複数の個別遮断器番号夫々と対応付けた状態で記憶されている負荷電力の記憶情報を負荷電力記憶情報と記載する場合がある。
尚、この個別負荷電力記憶モードは、例えば、この電力供給設備を設置したとき等に予め、実行させておくことになる。
前記商用電力系統2に停電が発生したときに、前記運転制御装置6により停電時運転制御を実行するように構成してあり、以下、停電時運転制御について説明する。
この運転制御装置6は、前記系統停電検出器PTの検出情報に基づいて、前記商用電力系統2に停電が発生したことを認識したときに、前記系統側遮断器MC1及び前記燃料電池側遮断器MC2を遮断状態に切り換える遮断処理を実行するように構成してある。
又、運転制御装置6は、商用電力系統2に停電が発生していない通常時において、燃料電池3の発電電力を現在要求されている負荷電力に応じた電力に調節するように構成し、且つ、前記遮断処理の後に、燃料電池3の余剰電力を消費するように前記余剰電力消費ヒータ5の消費電力を調節する状態で、燃料電池3の発電電力を定格電力に調節する定格出力処理を実行するように構成してある。
具体的には、運転制御装置6は、通常時においては、現在要求されている負荷電力に対して追従する電主出力電力を設定して、燃料電池3の発電電力を電主出力電力に調節するように構成してある。
前記定格出力処理について、説明を加えると、前記系統側遮断器MC1及び前記燃料電池側遮断器MC2を遮断状態に切り換えた瞬間、燃料電池3にとっての電気負荷は余剰電力消費ヒータ5だけである。
そして、運転制御装置6は、前記定格出力処理においては、余剰電力消費ヒータ5の消費電力が燃料電池3の発電電力と釣り合うように、余剰電力消費ヒータ5の消費電力を調節しながら、燃料電池3の発電電力を定格電力にまで増大調節するように構成してある。
ちなみに、前記定格電力は、燃料電池3の最大発電電力又はそれよりもやや小さい電力に設定する。
又、運転制御装置6は、前記遮断処理の後において、前記複数の電気負荷1の全てが燃料電池からの電力入力を断つ入力停止状態になっている条件が満たされると、前記燃料電池側遮断器MC2を接続状態に切り換える接続処理を実行するように構成してある。
つまり、運転制御装置6は、前記全負荷遮断状態入力スイッチ14がオンされることに基づいて、前記複数の電気負荷1の全てが燃料電池からの電力入力を断つ入力停止状態になっている条件が満たされたと判断するように構成してある。
又、運転制御装置6は、前記接続処理の実行後において、燃料電池3の実発電電力、その実発電電力のうちの複数の電気負荷1のいずれかにて既に消費されている消費電力、及び、予め記憶した複数の電気負荷1の夫々についての負荷電力に基づいて、識別情報入力手段としてのテンキースイッチ11にて入力された識別情報に対応する電気負荷1の負荷電力を燃料電池3の発電電力にて賄えるか否かを判断して、その判断結果を出力する負荷投入可否判別処理を実行するように構成してある。
具体的には、個別遮断器CBI毎に、電気負荷1と燃料電池3との接続を断続するので、予め、上述した個別負荷電力記憶モードの実行により、複数の個別遮断器CBIの夫々についての負荷電力を記憶するように構成してある。
そして、テンキースイッチ11にて入力された個別遮断器番号に対応する個別遮断器CBIの負荷電力を、燃料電池3の発電電力にて賄えるか否かを判断するように構成してある。
尚、商用電力系統2に停電が発生すると、前述のように定格出力処理が実行されるので、前記燃料電池3の実発電電力は、定格電力となる。
又、運転制御装置6は、燃料電池3の実発電電力のうちの複数の電気負荷1のいずれかにて既に消費されている消費電力(以下、現消費電力と記載する場合がある)を、共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて求めるように構成してある。
前記現消費電力は、設定時間(例えば、5分間)の間において共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて求めた電力のうちの最大電力とするのが好ましい。
又、前記負荷投入可否判別処理において負荷電力を燃料電池3の発電電力にて賄えると判断した個別遮断器番号に対応する負荷電力を、前記負荷電力記憶情報から求めて、その負荷電力(複数の場合は積算した電力)を、前記現消費電力としても良い。
次に、個別負荷電力記憶モードにおける運転制御装置6の制御動作を、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
この個別負荷電力記憶モードは、操作部RCの負荷電力記憶指令スイッチ15の指令に基づいて実行される。
即ち、負荷電力記憶指令スイッチ15にて個別負荷電力記憶モードの実行が指令され、テンキースイッチ11にて個別遮断器番号が入力されると、共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて最大負荷電流を求めて、求めた最大負荷電流を、テンキースイッチ11にて入力された個別遮断器番号に対応する個別遮断器CBIの負荷電力として記憶し、この一連の処理を、負荷電力記憶指令スイッチ15にて個別負荷電力記憶モードの終了が指令されるまで、テンキースイッチ11にて個別遮断器番号が入力される毎に繰り返す(ステップ#1〜#5)。
従って、運転制御装置6に、複数の個別遮断器CBI夫々に対応付けた状態で負荷電力が記憶されることになる。
次に、図3に示すフローチャートに基づいて、運転制御装置6における停電時運転制御の制御動作について、説明を加える。
系統停電検出器PTの検出情報に基づいて、商用電力系統2に停電が発生したことを認識すると、系統側遮断器MC1及び燃料電池側遮断器MC2を遮断状態に切り換える遮断処理を実行して、燃料電池3の単独運転を回避し、続いて、燃料電池3の余剰電力を消費するように余剰電力消費ヒータ5の消費電力を調節する状態で、燃料電池3の発電電力を定格電力に調節する定格出力処理を実行する(ステップ#11〜#13)。
続いて、ステップ#14おいて、前記全負荷遮断状態入力スイッチ14により全負荷入力停止状態情報が入力されたことを認識すると、燃料電池側遮断器MC2を接続状態に切り換える接続処理を実行する(ステップ#15)。
続いて、ステップ#16において、新規投入指令用スイッチ12及びテンキースイッチ11により、新規投入予定識別情報が入力されたか否かを判別して、入力されたと判別すると、ステップ#18にて、入力された投入予定個別遮断機CBIの個別遮断機番号に対応する投入予定の負荷電力Ppを負荷電力記憶情報から求めると共に、現時点における共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて現消費電力Pnを求め、それら投入予定の負荷電力Pp、現消費電力Pn、及び、燃料電池3の実発電電力である定格電力Poが、下記の式1を満足するか否かを判別して、満足する場合は、投入予定の電気負荷1(具体的には、投入予定個別遮断機CBIに接続されている電気負荷1)の負荷電力を燃料電池3の発電電力にて賄えると判別し、式1を満足しないときは、投入予定の電気負荷1の負荷電力を燃料電池3の発電電力にて賄えないと判別する。
Pp+Pn<Po……………(式1)
又、ステップ#16で新規投入予定識別情報が入力されなかったと判別すると、ステップ#17において、投入負荷切替指令用スイッチ13及びテンキースイッチ11により、投入負荷切替予定識別情報が入力されたか否かを判別して、入力されたと判別すると、ステップ#18にて、入力された遮断予定個別遮断器CBIの個別遮断機番号に対応する遮断予定の負荷電力Pc、及び、入力された投入予定個別遮断器CBIの個別遮断器番号に対応する投入予定の負荷電力Ppを負荷電力記憶情報から求めると共に、現時点における共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて現消費電力Pnを求め、それら遮断予定の負荷電力Pc、投入予定の負荷電力Pp、現消費電力Pn、及び、燃料電池3の実発電電力である定格電力Poが、下記の式2を満足するか否かを判別して、満足する場合は、投入予定の電気負荷1(具体的には、投入予定個別遮断機CBIに接続されている電気負荷1)の負荷電力を燃料電池3の発電電力にて賄えると判別し、下記の式2を満足しないときは、投入予定の電気負荷1の負荷電力を燃料電池の発電電力にて賄えないと判別する。
Pp+Pn−Pc<Po……………(式2)
ステップ#18にて、投入予定の電気負荷1の負荷電力を燃料電池3の発電電力にて賄えると判別したときは、ステップ#19において、「負荷を投入してください」のメッセージをディスプレイ16及びスピーカ17に出力し、続いて、ステップ#20において、現時点における共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて現消費電力Pnを求めて、求めた現消費電力Pnを定格電力Poから減じることにより余剰電力Prを求め、求めた余剰電力Prと予め設定した設定電力Psが下記の式3を満足するか否かを判別し、満足する場合は、負荷追加投入可能であると判別し、満足しないときは、負荷追加投入が不可能であると判別して、「負荷最大です」のメッセージをディスプレイ16及びスピーカ17に出力し(ステップ#21)、ステップ#23において、系統停電検出器PTの検出情報に基づいて、商用電力系統2に停電が回復していないと認識すると、ステップ#16に戻る。
ちなみに、前記設定電力Psとしては、例えば、複数の個別遮断機CBIの負荷電力のうち最小の負荷電力程度に設定する。
Pr>Ps……………(式3)
ステップ#18にて、投入予定の電気負荷1の負荷電力を燃料電池3の発電電力にて賄えないと判別したときは、「最大負荷を超えますので別の電気負荷を選択してください」のメッセージをディスプレイ16及びスピーカ17に出力し、ステップ#23において、系統停電検出器PTの検出情報に基づいて、商用電力系統2に停電が回復していないと認識すると、ステップ#16に戻る。
ステップ#23において、系統停電検出器PTの検出情報に基づいて、商用電力系統2の停電が回復したことを認識すると、リターンして、電力会社との取り決めの投入禁止時間(例えば5分間)が経過すると、商用電力系統2と同期をとって、系統側遮断器MC1を接続状態に切り換え、ディスプレイ16及びスピーカ17に、停電が復旧したことを報知するメッセージを出力する。
つまり、使用者は、商用電力系統2が停電したことを知ると、前記複数の個別遮断機CBIの全てを遮断状態に切り換えた後、全負荷遮断状態入力スイッチ14をオンすることにより、全負荷入力停止状態情報を入力する。
そして、複数の個別遮断機CBIから投入したい電気負荷1が接続されている投入予定の個別遮断機CBIを1個選択して、新規投入指令用スイッチ12をオンして、選択した投入予定の個別遮断機CBIに対応する個別遮断機番号をテンキースイッチ11にて入力する。
すると、投入予定の個別遮断機CBIに接続されている電気負荷1の負荷電力が燃料電池3の発電電力にて賄えるか否かが判別されて、賄えるときは、「負荷を投入してください」のメッセージがディスプレイ16及びスピーカ17に出力されるので、選択した個別遮断機CBIを接続状態に切り換える。
そして、個別遮断機CBIを接続状態に切り換えたことにより、燃料電池3の余剰電力が設定電力以下になると、「負荷最大です」のメッセージがディスプレイ16及びスピーカ17に出力されるので、新たに別の個別負荷遮断機CBIを接続状態に切り換えることができないことを、使用者が認識することができる。
又、既に接続状態の個別遮断機CBIの1個を遮断状態にして、新たに別の個別遮断機CBIを接続状態にして電気負荷1を投入したいときは、投入負荷切替指令用スイッチ13をオンにした状態で、テンキースイッチ11にて、遮断予定個別遮断器CBIの個別遮断器番号及び投入予定個別遮断器CBIの個別遮断器番号を入力する。
すると、遮断予定の個別遮断機CBIに代えて、投入予定の個別遮断機CBIに接続されている電気負荷1の負荷電力が燃料電池3の発電電力にて賄えるか否かが判別されて、賄えるときは、「負荷を投入してください」のメッセージがディスプレイ16及びスピーカ17に出力されるので、遮断予定の個別遮断機CBIを遮断状態に切り換え、投入予定の個別遮断機CBIを接続状態に切り換える。
そして、接続状態の個別遮断機CBIを切り替えることにより、燃料電池3の余剰電力が設定電力以下になると、「負荷最大です」のメッセージがディスプレイ16及びスピーカ17に出力されるので、新たに別の個別負荷遮断機CBIを接続状態に切り換えることができないことを、使用者が認識することができる。
以下、本発明の第2及び第3の各実施形態を説明するが、第2及び第3の各実施形態は、停電時運転制御の別の実施形態を説明するものであって、電力供給設備の全体構成は、図1に基づいて説明した第1実施形態と同様であるので、電力供給設備の全体構成の説明は省略して、主として、停電時運転制御について、説明する。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態では、上記の第1実施形態と同様に、運転制御装置6は、商用電力系統2に停電が発生していない通常時において、燃料電池3の発電電力を現在要求されている負荷電力に応じた電力に調節するように構成し、且つ、前記遮断処理の後に、燃料電池3の余剰電力を消費するように前記余剰電力消費ヒータ5の消費電力を調節する状態で、燃料電池3の発電電力を定格電力に調節する定格出力処理を実行し、更に、その定格出力処理の後に、前記複数の電気負荷1の全てが燃料電池からの電力入力を断つ入力停止状態になっている条件が満たされると、前記燃料電池側遮断器MC2を接続状態に切り換える接続処理を実行するように構成してある。
又、上記の第1実施形態と同様に、運転制御装置6は、個別負荷電力記憶モードに切り換え自在に構成してあり、その個別負荷電力記憶モードにおいて、運転制御装置6は、上記の第1実施形態と同様に動作して、複数の個別遮断器番号夫々に対応付けた状態で負荷電力を記憶するように構成してある。
そして、この第2実施形態では、運転制御装置6は、前記遮断処理の実行後において、燃料電池3の実発電電力、その実発電電力のうちの前記複数の電気負荷1のいずれかにて既に消費されている消費電力、及び、予め記憶した前記複数の電気負荷の夫々についての負荷電力に基づいて、前記複数の電気負荷1から、前記燃料電池3の発電電力にて負荷電力を賄える電気負荷1を選択して、その選択した電気負荷に対応する識別情報を出力する投入可能負荷情報出力処理を実行するように構成してある。
尚、商用電力系統2に停電が発生すると、前述のように定格出力処理が実行されるので、前記燃料電池3の実発電電力は、定格電力となる。
又、運転制御装置6は、燃料電池3の実発電電力のうちの複数の電気負荷1のいずれかにて既に消費されている消費電力(即ち、現消費電力)を、共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて求めるように構成してある。
前記現消費電力は、設定時間(例えば、5分間)の間において共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて求めた電力のうちの最大電力とするのが好ましい。
以下、図4に示すフローチャートに基づいて、運転制御装置6における停電時運転制御の制御動作について、説明を加える。
系統停電検出器PTの検出情報に基づいて、商用電力系統2に停電が発生したことを認識すると、系統側遮断器MC1及び燃料電池側遮断器MC2を遮断状態に切り換える遮断処理を実行して、燃料電池3の単独運転を回避し、続いて、燃料電池3の余剰電力を消費するように余剰電力消費ヒータ5の消費電力を調節する状態で、燃料電池3の発電電力を定格電力に調節する定格出力処理を実行する(ステップ#31〜#33)。
続いて、ステップ#34おいて、前記全負荷遮断状態入力スイッチ14により全負荷入力停止状態情報が入力されたことを認識すると、燃料電池側遮断器MC2を接続状態に切り換える接続処理を実行する(ステップ#35)。
続いて、ステップ#36において、現時点における共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて現消費電力Pnを求めて、求めた現消費電力Pnを定格電力Poから減じることにより余剰電力Prを求め、その余剰電力Prにて負荷電力を賄える個別遮断器番号を負荷電力記憶情報から選択して、選択した個別遮断器番号をディスプレイ16及びスピーカ17に出力する(ステップ#37、#38)。
ステップ#39において、系統停電検出器PTの検出情報に基づいて、商用電力系統2の停電が回復していないと認識すると、ステップ#36に戻り、商用電力系統2に停電が回復したことを認識すると、リターンして、投入禁止時間が経過すると、商用電力系統2と同期をとって、系統側遮断器MC1を接続状態に切り換え、ディスプレイ16及びスピーカ17に、停電が復旧したことを報知するメッセージを出力する。
つまり、使用者は、ディスプレイ16及びスピーカ17に出力された個別遮断器番号のうちの遮断状態のものから投入希望のものを選択して、選択した個別遮断器番号に対応する個別遮断器CBIを接続状態に切り換える。
このように個別遮断器CBIを接続状態に切り換えても未だ、余剰電力Prにて負荷電力を賄える個別遮断器CBIがあるときは、その個別遮断器CBIの個別遮断器番号が出力されるので、個別遮断器番号が出力されなくなるまで、出力された個別遮断器番号に対応する個別遮断器CBIを接続状態に切り換えることを繰り返すことができる。
〔第3実施形態〕
この第3実施形態では、上記の第1実施形態と同様に、運転制御装置6は、商用電力系統2に停電が発生していない通常時において、燃料電池3の発電電力を現在要求されている負荷電力に応じた電力に調節するように構成し、且つ、前記遮断処理の後に、燃料電池3の余剰電力を消費するように前記余剰電力消費ヒータ5の消費電力を調節する状態で、燃料電池3の発電電力を定格電力に調節する定格出力処理を実行し、更に、その定格出力処理の後に、前記複数の電気負荷1の全てが燃料電池からの電力入力を断つ入力停止状態になっている条件が満たされると、前記燃料電池側遮断器MC2を接続状態に切り換える接続処理を実行するように構成してある。
そして、この第3実施形態では、運転制御装置6は、遮断処理の実行後において、燃料電池3の実発電電力、及び、その実発電電力のうちの前記複数の電気負荷1のいずれかにて既に消費されている消費電力とに基づいて、燃料電池3の実発電電力のうちの余剰電力を求めて、その求めた余剰電力を示す余剰電力情報を出力する余剰電力情報出力処理を実行するように構成してある。
尚、商用電力系統2に停電が発生すると、前述のように定格出力処理が実行されるので、前記燃料電池3の実発電電力は、定格電力となる。
又、運転制御装置6は、燃料電池3の実発電電力のうちの複数の電気負荷1のいずれかにて既に消費されている消費電力(即ち、現消費電力)を、共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて求めるように構成してある。
前記現消費電力は、設定時間(例えば、5分間)の間において共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて求めた電力のうちの最大電力とするのが好ましい。
以下、図5に示すフローチャートに基づいて、運転制御装置6における停電時運転制御の制御動作について、説明を加える。
系統停電検出器PTの検出情報に基づいて、商用電力系統2に停電が発生したことを認識すると、系統側遮断器MC1及び燃料電池側遮断器MC2を遮断状態に切り換える遮断処理を実行して、燃料電池3の単独運転を回避し、続いて、燃料電池3の余剰電力を消費するように余剰電力消費ヒータ5の消費電力を調節する状態で、燃料電池3の発電電力を定格電力に調節する定格出力処理を実行する(ステップ#41〜#43)。
続いて、ステップ#44おいて、前記全負荷遮断状態入力スイッチ14により全負荷入力停止状態情報が入力されたことを認識すると、燃料電池側遮断器MC2を接続状態に切り換える接続処理を実行する(ステップ#45)。
続いて、ステップ#46において、現時点における共用カレントトランスCT2の計測情報に基づいて現消費電力Pnを求めて、求めた現消費電力Pnを定格電力Poから減じることにより余剰電力Prを求め、その余剰電力Prをディスプレイ16及びスピーカ17に出力する(ステップ#47)。
ステップ#48において、系統停電検出器PTの検出情報に基づいて、商用電力系統2の停電が回復していないと認識すると、ステップ#46に戻り、商用電力系統2の停電が回復したことを認識すると、リターンして、投入禁止時間が経過すると、商用電力系統2と同期をとって、系統側遮断器MC1を接続状態に切り換え、ディスプレイ16及びスピーカ17に、停電が復旧したことを報知するメッセージを出力する。
つまり、使用者は、仕様書等により、各電気負荷の負荷電力を知ることができるので、遮断状態の個別遮断器CBIのうちから負荷電力が余剰電力を下回るものを選択して、遮断状態に切り替えることになる。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記の第1実施形態においては、複数の個別遮断器CBIの操作を手動操作にて行うように構成する場合について例示したが、複数の個別遮断器CBIの操作を運転制御装置6により行わせるように構成しても良い。
この場合、運転制御装置6を、複数の個別遮断器CBIの全てを遮断状態に切り換えた後に、前記燃料電池側遮断器MC2を接続状態に切り換える接続処理を実行するように構成する。つまり、複数の個別遮断器CBIの全てを遮断状態に切り換えることにより、複数の電気負荷1の全てが燃料電池3からの電力入力を断つ入力停止状態になっている条件が満たされることになる。
又、運転制御装置6を、投入予定の個別遮断機CBIの負荷電力を燃料電池3の発電電力にて賄えると判断すると、その投入予定の個別遮断機CBIを接続状態に切り換えるように構成する。
(ロ) 上記の第1及び第2の各実施形態においては、複数の電気負荷1の夫々に対応付けて記憶する負荷電力を、電力情報計測手段としての共用カレントトランスCT2の検出情報に基づいて求めた最大負荷電力とする場合について例示したが、共用カレントトランスCT2の検出情報に基づいて求めた平均負荷電力としても良い。
尚、前記電力情報計測手段としては、共用カレントトランスCT2に代えて、電力計測器を設けても良い。
(ハ) 複数の電気負荷1の夫々に対応付けて記憶する負荷電力は、上記の第1及び第2の各実施形態において例示した如き、共用カレントトランスCT2の検出情報に基づいて求めた負荷電力とする場合に限定されるものではない。
例えば、仕様書等に記載されている負荷電力を人為的に入力するように構成しても良い。
又、通信機能を備えた電気負荷1であれば、電気負荷1の負荷電力を運転制御装置6に通信するように構成しても良い。
電力供給設備の全体構成を示すブロック図 第1及び第2の各実施形態に係る電力供給設備の制御動作のフローチャートを示す図 第1実施形態に係る電力供給設備の制御動作のフローチャートを示す図 第2実施形態に係る電力供給設備の制御動作のフローチャートを示す図 第3実施形態に係る電力供給設備の制御動作のフローチャートを示す図
符号の説明
1 電気負荷
2 電力系統
3 燃料電池
5 余剰電力消費手段
6 運転制御手段
7 電力供給ライン
11 手動操作式の識別情報入力手段
CT2 電力情報計測手段
MC1 系統側遮断手段
MC2 燃料電池側遮断手段

Claims (6)

  1. 複数の電気負荷に電力を供給する電力系統に、前記複数の電気負荷に電力を供給するように連系された燃料電池と、
    前記燃料電池の余剰電力を消費する余剰電力消費手段と、
    前記電力系統と前記燃料電池及び前記複数の電気負荷との電気的な接続を断続する系統側遮断手段と、
    前記燃料電池と前記複数の電気負荷との電気的な接続を断続する燃料電池側遮断手段と、
    運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
    前記運転制御手段が、前記電力系統に事故が発生したときに、前記系統側遮断手段及び前記燃料電池側遮断手段を遮断状態に切り換える遮断処理を実行するように構成された電力供給設備であって、
    前記複数の電気負荷の夫々についての識別情報を入力する手動操作式の識別情報入力手段が設けられ、
    前記運転制御手段が、
    前記遮断処理の実行後において、前記燃料電池の実発電電力、その実発電電力のうちの前記複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力、及び、予め記憶した前記複数の電気負荷の夫々についての負荷電力に基づいて、前記識別情報入力手段にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力を前記燃料電池の発電電力にて賄えるか否かを判断して、その判断結果を出力する負荷投入可否判別処理を実行するように構成されている電力供給設備。
  2. 複数の電気負荷に電力を供給する電力系統に、前記複数の電気負荷に電力を供給するように連系された燃料電池と、
    前記燃料電池の余剰電力を消費する余剰電力消費手段と、
    前記電力系統と前記燃料電池及び前記複数の電気負荷との電気的な接続を断続する系統側遮断手段と、
    前記燃料電池と前記複数の電気負荷との電気的な接続を断続する燃料電池側遮断手段と、
    運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
    前記運転制御手段が、前記電力系統に事故が発生したときに、前記系統側遮断手段及び前記燃料電池側遮断手段を遮断状態に切り換える遮断処理を実行するように構成された電力供給設備であって、
    前記運転制御手段が、
    前記遮断処理の実行後において、前記燃料電池の実発電電力、その実発電電力のうちの前記複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力、及び、予め記憶した前記複数の電気負荷の夫々についての負荷電力に基づいて、前記複数の電気負荷から、前記燃料電池の発電電力にて負荷電力を賄える電気負荷を選択して、その選択した電気負荷に対応する識別情報を出力する投入可能負荷情報出力処理を実行するように構成されている電力供給設備。
  3. 複数の電気負荷に電力を供給する電力系統に、前記複数の電気負荷に電力を供給するように連系された燃料電池と、
    前記燃料電池の余剰電力を消費する余剰電力消費手段と、
    前記電力系統と前記燃料電池及び前記複数の電気負荷との電気的な接続を断続する系統側遮断手段と、
    前記燃料電池と前記複数の電気負荷との電気的な接続を断続する燃料電池側遮断手段と、
    運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
    前記運転制御手段が、前記電力系統に事故が発生したときに、前記系統側遮断手段及び前記燃料電池側遮断手段を遮断状態に切り換える遮断処理を実行するように構成された電力供給設備であって、
    前記運転制御手段が、
    前記遮断処理の実行後において、前記燃料電池の実発電電力、及び、その実発電電力のうちの前記複数の電気負荷のいずれかにて既に消費されている消費電力とに基づいて、前記燃料電池の実発電電力のうちの余剰電力を求めて、その求めた余剰電力を示す余剰電力情報を出力する余剰電力情報出力処理を実行するように構成されている電力供給設備。
  4. 前記運転制御手段が、前記燃料電池の発電電力を現在要求されている負荷電力に応じた電力に調節するように構成され、且つ、前記遮断処理の後に、前記燃料電池の余剰電力を消費するように前記余剰電力消費手段の消費電力を調節する状態で、前記燃料電池の発電電力を定格電力又は略定格電力に調節する定格出力処理を実行するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力供給設備。
  5. 前記運転制御手段が、前記遮断処理の後において、前記複数の電気負荷の全てが前記燃料電池からの電力入力を断つ入力停止状態になっている条件が満たされると、前記燃料電池側遮断手段を接続状態に切り換える接続処理を実行するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力供給設備。
  6. 前記電力系統又は前記燃料電池から前記複数の電気負荷に電力を供給する電力供給ラインに、電力に対応する電力情報を計測する電力情報計測手段が設けられ、
    前記運転制御手段が、個別負荷電力記憶モードに切り換え自在に構成されて、
    その個別負荷電力記憶モードにおいて、前記識別情報入力手段にて入力された識別情報と前記電力情報計測手段の計測情報とに基づいて、前記電力情報計測手段にて計測された電力情報から求めた負荷電力を、前記識別情報入力手段にて入力された識別情報に対応する電気負荷の負荷電力として記憶するように構成されている請求項1記載の電力供給設備。
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