JP3137902B2 - 地中連続壁構築用の掘削装置 - Google Patents
地中連続壁構築用の掘削装置Info
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- JP3137902B2 JP3137902B2 JP08160909A JP16090996A JP3137902B2 JP 3137902 B2 JP3137902 B2 JP 3137902B2 JP 08160909 A JP08160909 A JP 08160909A JP 16090996 A JP16090996 A JP 16090996A JP 3137902 B2 JP3137902 B2 JP 3137902B2
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- Japan
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- casing
- support frame
- cutter
- chamber
- cutters
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地中連続壁構築用の
掘削装置に関し、特に、地下の地盤中に自動車道路用ト
ンネル又は自動車及び鉄道併用トンネルのような、巨大
断面積を有するトンネルを構築する際、まず地中連続壁
を構築し、その後、トンネルを構築する場合の前記地中
連続壁を構築するのに適する掘削装置に関する。
掘削装置に関し、特に、地下の地盤中に自動車道路用ト
ンネル又は自動車及び鉄道併用トンネルのような、巨大
断面積を有するトンネルを構築する際、まず地中連続壁
を構築し、その後、トンネルを構築する場合の前記地中
連続壁を構築するのに適する掘削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】左右方向に所定の間隔をおいて一対のパ
イロット坑を地盤中に先進させ、一対のパイロット坑を
利用して各パイロット坑の下側の地盤中に土留壁を構築
して、左右の土留壁間に支保地盤を形成し、一対のパイ
ロット坑間の地盤を掘削してルーフ坑を支保地盤の上側
に位置するように形成し、掘削されたルーフ坑に地盤支
持部材を設置し、左右の土留壁と地盤支持部材とにより
地盤を支持しながら、ルーフ坑より下側の支保地盤を掘
り下げてトンネル空間を形成するトンネル構築方法(特
開平7-197771号公報)では、土留壁は、1本1本を柱状
に形成するように現場打ちされたモルタル坑と、このモ
ルタル坑中に埋設されたH鋼とによって形成している。
そこで、壁となるべき箇所を機械的に掘削し、この掘削
した箇所に連続壁の形態の土留壁を形成するトンネル構
築方法が別途提案された(特願平7-349490号)
イロット坑を地盤中に先進させ、一対のパイロット坑を
利用して各パイロット坑の下側の地盤中に土留壁を構築
して、左右の土留壁間に支保地盤を形成し、一対のパイ
ロット坑間の地盤を掘削してルーフ坑を支保地盤の上側
に位置するように形成し、掘削されたルーフ坑に地盤支
持部材を設置し、左右の土留壁と地盤支持部材とにより
地盤を支持しながら、ルーフ坑より下側の支保地盤を掘
り下げてトンネル空間を形成するトンネル構築方法(特
開平7-197771号公報)では、土留壁は、1本1本を柱状
に形成するように現場打ちされたモルタル坑と、このモ
ルタル坑中に埋設されたH鋼とによって形成している。
そこで、壁となるべき箇所を機械的に掘削し、この掘削
した箇所に連続壁の形態の土留壁を形成するトンネル構
築方法が別途提案された(特願平7-349490号)
【0003】この提案に係るトンネル構築方法は、ま
ず、地盤に立坑を設ける。その後、水平方向へ間隔をお
いた前記立坑の2つの部位のそれぞれから前記地盤を掘
削して予備トンネルを構築し、これら2つの予備トンネ
ルを結ぶ屋根部材を構築する。この屋根部材の構築に先
だって、又は屋根部材の構築と並行して、又は屋根部材
の構築後、前記予備トンネルの下方の地盤を前記立坑か
ら縦長の水平方向掘削機を使用して掘削すると共に、掘
削した箇所に前記予備トンネルに接続する地中連続壁を
構築する。その後、前記2つの予備トンネルと、前記屋
根部材と、前記2つの地中連続壁とで囲まれた地盤を掘
削して地下空間を設けることを含む。
ず、地盤に立坑を設ける。その後、水平方向へ間隔をお
いた前記立坑の2つの部位のそれぞれから前記地盤を掘
削して予備トンネルを構築し、これら2つの予備トンネ
ルを結ぶ屋根部材を構築する。この屋根部材の構築に先
だって、又は屋根部材の構築と並行して、又は屋根部材
の構築後、前記予備トンネルの下方の地盤を前記立坑か
ら縦長の水平方向掘削機を使用して掘削すると共に、掘
削した箇所に前記予備トンネルに接続する地中連続壁を
構築する。その後、前記2つの予備トンネルと、前記屋
根部材と、前記2つの地中連続壁とで囲まれた地盤を掘
削して地下空間を設けることを含む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記地中連続壁は、前
記予備トンネルの軸線に直交する仮想面で切断した断面
が長手方向と短手方向とを有する長方形状を呈する形態
であり、多数のセグメントを前後および上下で連結して
構築する。ところが、短手方向の長さが長手方向の長さ
と比べて非常に短いことから、セグメントを搬送して組
み立てるための坑道を地中連続壁内に設けることができ
ない。
記予備トンネルの軸線に直交する仮想面で切断した断面
が長手方向と短手方向とを有する長方形状を呈する形態
であり、多数のセグメントを前後および上下で連結して
構築する。ところが、短手方向の長さが長手方向の長さ
と比べて非常に短いことから、セグメントを搬送して組
み立てるための坑道を地中連続壁内に設けることができ
ない。
【0005】本発明は、短手方向の長さが長手方向の長
さと比べて非常に短い長方形断面を有し、セグメントを
搬送して組み立てるための坑道をそれ自体に設けること
ができない地中連続壁の構築を可能にする掘削装置を提
供する。
さと比べて非常に短い長方形断面を有し、セグメントを
搬送して組み立てるための坑道をそれ自体に設けること
ができない地中連続壁の構築を可能にする掘削装置を提
供する。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用および効果】本発明
は、地盤中に地中連続壁を構築するための掘削装置であ
って、ケーシングと、カッタと、カッタの揺動手段と、
複数のジャッキと、掘削土砂の排出手段とを備える。ケ
ーシングは、掘削方向に直交する仮想面で切断した断面
が長手方向の長さと短手方向の長さとを有する長方形状
を呈するように形成され、内部が空間となっている。こ
の空間を前方のチャンバと後方の支保枠室とに仕切る隔
壁と、支保枠用の支保枠ピースを上方から前記支保枠室
に挿入可能な穴と、前記支保枠室を後方に開放する開口
とがケーシングに設けられる。このケーシングの前方の
端部に配置される前記カッタは、正面形状が長方形状を
呈するもので、長手方向へ伸びる軸線の回りを揺動可能
であり、前記軸線が前記ケーシングの短手方向の中央に
位置するように配列され、揺動手段による揺動によって
前記ケーシングの短手方向の長さ以上の幅を掘削する。
複数のジャッキは、前記ケーシングの長手方向に間隔を
おいて前記支保枠室内に配置される。排出手段は、前記
カッタで掘削された土砂を前記チャンバから外部へ排出
する。
は、地盤中に地中連続壁を構築するための掘削装置であ
って、ケーシングと、カッタと、カッタの揺動手段と、
複数のジャッキと、掘削土砂の排出手段とを備える。ケ
ーシングは、掘削方向に直交する仮想面で切断した断面
が長手方向の長さと短手方向の長さとを有する長方形状
を呈するように形成され、内部が空間となっている。こ
の空間を前方のチャンバと後方の支保枠室とに仕切る隔
壁と、支保枠用の支保枠ピースを上方から前記支保枠室
に挿入可能な穴と、前記支保枠室を後方に開放する開口
とがケーシングに設けられる。このケーシングの前方の
端部に配置される前記カッタは、正面形状が長方形状を
呈するもので、長手方向へ伸びる軸線の回りを揺動可能
であり、前記軸線が前記ケーシングの短手方向の中央に
位置するように配列され、揺動手段による揺動によって
前記ケーシングの短手方向の長さ以上の幅を掘削する。
複数のジャッキは、前記ケーシングの長手方向に間隔を
おいて前記支保枠室内に配置される。排出手段は、前記
カッタで掘削された土砂を前記チャンバから外部へ排出
する。
【0007】揺動手段によってカッタを揺動しながら、
複数のジャッキによってケーシングを推進すると、切羽
の土砂がカッタで掘削される。掘削された土砂は排出手
段によってチャンバから外部へ排出される。支保枠ピー
スの長さに相当する距離を推進したとき、揺動手段によ
るカッタの揺動を停止して複数のジャッキを縮め、支保
枠ピースを上方からケーシングの穴を通して支保枠室に
挿入する。複数の支保枠ピースを上下方向に接続して支
保枠を作り、その後、前記操作を繰り返すと、支保枠は
水平方向に連続した状態となり、ケーシングの後方の開
口から地盤中に現れる。このような支保枠の連続したも
のをそのまま、または支保枠にコンクリートを打設して
地中連続壁とする。
複数のジャッキによってケーシングを推進すると、切羽
の土砂がカッタで掘削される。掘削された土砂は排出手
段によってチャンバから外部へ排出される。支保枠ピー
スの長さに相当する距離を推進したとき、揺動手段によ
るカッタの揺動を停止して複数のジャッキを縮め、支保
枠ピースを上方からケーシングの穴を通して支保枠室に
挿入する。複数の支保枠ピースを上下方向に接続して支
保枠を作り、その後、前記操作を繰り返すと、支保枠は
水平方向に連続した状態となり、ケーシングの後方の開
口から地盤中に現れる。このような支保枠の連続したも
のをそのまま、または支保枠にコンクリートを打設して
地中連続壁とする。
【0008】ケーシングが長方形状の断面を有すること
と、カッタの正面形状が長方形状であってカッタの長手
方向へ伸びる軸線が前記ケーシングの短手方向の中央に
位置するようにカッタが配列され、揺動によって前記ケ
ーシングの短手方向の長さ以上の幅を掘削することか
ら、カッタを揺動させながらケーシングを推進すると、
カッタの軸線に直交する仮想面では地盤は円弧状に掘削
されるが、掘削方向に直交する仮想面では地盤は長方形
断面として掘削される。この掘削箇所に複数の支保枠ピ
ースを配列することによって支保枠を構築でき、支保枠
を水平方向へ連続することによって地中連続壁を構築で
きるため、ケーシングの短手方向の長さを地中連続壁に
必要とされる寸法よりわずかに大きく定め、カッタによ
る掘削幅をケーシングの短手方向の長さと同じか、わず
かに大きく定める。そして、カッタを可能な限り長くす
ることによって長手方向の長さが短手方向の長さと比べ
て長い断面の地中連続壁を構築できる。
と、カッタの正面形状が長方形状であってカッタの長手
方向へ伸びる軸線が前記ケーシングの短手方向の中央に
位置するようにカッタが配列され、揺動によって前記ケ
ーシングの短手方向の長さ以上の幅を掘削することか
ら、カッタを揺動させながらケーシングを推進すると、
カッタの軸線に直交する仮想面では地盤は円弧状に掘削
されるが、掘削方向に直交する仮想面では地盤は長方形
断面として掘削される。この掘削箇所に複数の支保枠ピ
ースを配列することによって支保枠を構築でき、支保枠
を水平方向へ連続することによって地中連続壁を構築で
きるため、ケーシングの短手方向の長さを地中連続壁に
必要とされる寸法よりわずかに大きく定め、カッタによ
る掘削幅をケーシングの短手方向の長さと同じか、わず
かに大きく定める。そして、カッタを可能な限り長くす
ることによって長手方向の長さが短手方向の長さと比べ
て長い断面の地中連続壁を構築できる。
【0009】2つのカッタを備えることが好ましい。こ
の場合、2つのカッタは、1つのカッタの軸線の延長上
に別のカッタの軸線がくるように直列に配列し、共通の
前記揺動手段によって互いに逆向きに揺動される。
の場合、2つのカッタは、1つのカッタの軸線の延長上
に別のカッタの軸線がくるように直列に配列し、共通の
前記揺動手段によって互いに逆向きに揺動される。
【0010】単一の揺動手段によって2つのカッタを揺
動させるため、揺動手段の数量を減らすことができる。
加えて、2つのカッタを互いに逆向きに揺動させること
によって、2つのカッタを同じ向きに揺動させる場合に
生じ勝ちであるケーシングのねじれの発生を防止するこ
とができる。
動させるため、揺動手段の数量を減らすことができる。
加えて、2つのカッタを互いに逆向きに揺動させること
によって、2つのカッタを同じ向きに揺動させる場合に
生じ勝ちであるケーシングのねじれの発生を防止するこ
とができる。
【0011】さらに、前記2つのカッタと前記揺動手段
との組を前記ケーシングの長手方向に複数配置すること
が好ましい。
との組を前記ケーシングの長手方向に複数配置すること
が好ましい。
【0012】地中連続壁に必要とされる長手方向の長さ
によっては、2つのカッタでは長さが不足する事態が起
こりうる。この場合、2つのカッタと揺動手段との組の
1つまたは複数をケーシングの長手方向に配置すること
によって対処できる。換言すると、2つのカッタと揺動
手段とを基本のモジュールとし、地中連続壁の長手方向
の長さによってモジュールの数量を選定してケーシング
に設置する。
によっては、2つのカッタでは長さが不足する事態が起
こりうる。この場合、2つのカッタと揺動手段との組の
1つまたは複数をケーシングの長手方向に配置すること
によって対処できる。換言すると、2つのカッタと揺動
手段とを基本のモジュールとし、地中連続壁の長手方向
の長さによってモジュールの数量を選定してケーシング
に設置する。
【0013】前記ケーシングは、前記掘削装置が推進す
るとき、前記掘削装置が推進すべき地盤の上側に構築さ
れた予備トンネルによって案内されることが好ましい。
この場合、前記ケーシングは、前記穴の周りの外側面に
配置され、前記予備トンネルとの間を水密に保つ第1の
止水手段と、前記ケーシングの内側面の前記開口の近く
に配置され、地中連続壁との共同で前記支保枠室を水密
に保つ第2の止水手段とを有する。
るとき、前記掘削装置が推進すべき地盤の上側に構築さ
れた予備トンネルによって案内されることが好ましい。
この場合、前記ケーシングは、前記穴の周りの外側面に
配置され、前記予備トンネルとの間を水密に保つ第1の
止水手段と、前記ケーシングの内側面の前記開口の近く
に配置され、地中連続壁との共同で前記支保枠室を水密
に保つ第2の止水手段とを有する。
【0014】掘削装置を使用する際、掘削装置の上側に
予備トンネルを構築しておき、この予備トンネルによっ
て掘削装置のケーシングを案内すると共に、支保枠ピー
スを予備トンネルからケーシングに挿入する。ケーシン
グの穴が地下水位より低い位置にあるとき、地下水が予
備トンネルおよびケーシングの支保枠室の内部に浸入す
るのを第1および第2の止水手段によって防ぎ、予備ト
ンネルおよびケーシングの内部を水圧から開放する。
予備トンネルを構築しておき、この予備トンネルによっ
て掘削装置のケーシングを案内すると共に、支保枠ピー
スを予備トンネルからケーシングに挿入する。ケーシン
グの穴が地下水位より低い位置にあるとき、地下水が予
備トンネルおよびケーシングの支保枠室の内部に浸入す
るのを第1および第2の止水手段によって防ぎ、予備ト
ンネルおよびケーシングの内部を水圧から開放する。
【0015】
【発明の実施の形態】地盤中に地中連続壁を構築するに
は、まず前記地盤に立坑を設ける。この立坑は公知の方
法によって形成できる。立坑を構築した後、立坑の所要
箇所から前記立坑に実質的に直交する方向の地盤を掘削
して予備トンネルを構築するが、これはシールド工法に
よって構築できる。予備トンネルは、たとえば、直径が
6000mm程度の円形にする。
は、まず前記地盤に立坑を設ける。この立坑は公知の方
法によって形成できる。立坑を構築した後、立坑の所要
箇所から前記立坑に実質的に直交する方向の地盤を掘削
して予備トンネルを構築するが、これはシールド工法に
よって構築できる。予備トンネルは、たとえば、直径が
6000mm程度の円形にする。
【0016】予備トンネルを構築した後、掘削装置のケ
ーシングを予備トンネルによって案内させながら、ケー
シングを推進する。ケーシングは、掘削方向に直交する
仮想面で切断した断面において、たとえば、8000〜1200
0mm の長手方向長さと、800〜1200mmの短手方向長さと
を有する長方形状に形成する。ケーシングの前方の端部
には、2つのカッタと1つの揺動手段との組からなるモ
ジュールを、たとえば、3つ配置する。カッタは、正面
形状が長方形状を呈し、かつ、平面形状が円弧状を呈す
るように形成することができる。2つのカッタは、長手
方向へ伸びる軸線の回りを揺動可能なもので、軸線がケ
ーシングの短手方向の中央となり、かつ、1つのカッタ
の軸線の延長上に別のカッタの軸線がくるように直列に
配置する。2つのカッタの互いに他のカッタと隣り合せ
て位置する部分に歯車列を配置し、この歯車列を逆向き
に配置した2つの流体圧シリンダ装置で作動することに
よって、2つのカッタを互いに逆向きに揺動させる。
ーシングを予備トンネルによって案内させながら、ケー
シングを推進する。ケーシングは、掘削方向に直交する
仮想面で切断した断面において、たとえば、8000〜1200
0mm の長手方向長さと、800〜1200mmの短手方向長さと
を有する長方形状に形成する。ケーシングの前方の端部
には、2つのカッタと1つの揺動手段との組からなるモ
ジュールを、たとえば、3つ配置する。カッタは、正面
形状が長方形状を呈し、かつ、平面形状が円弧状を呈す
るように形成することができる。2つのカッタは、長手
方向へ伸びる軸線の回りを揺動可能なもので、軸線がケ
ーシングの短手方向の中央となり、かつ、1つのカッタ
の軸線の延長上に別のカッタの軸線がくるように直列に
配置する。2つのカッタの互いに他のカッタと隣り合せ
て位置する部分に歯車列を配置し、この歯車列を逆向き
に配置した2つの流体圧シリンダ装置で作動することに
よって、2つのカッタを互いに逆向きに揺動させる。
【0017】
【実施例】地盤中に地中連続壁を構築するための掘削装
置は、図1ないし図3を参照すると、ケーシング10
と、カッタ12、14と、揺動手段16とを備える。
置は、図1ないし図3を参照すると、ケーシング10
と、カッタ12、14と、揺動手段16とを備える。
【0018】ケーシング10は 上プレート18と、下
プレート20と、2つの側プレート22、24とによっ
て、掘削方向に直交する仮想面で切断した断面が長手方
向Aの長さと短手方向Bの長さとを有する長方形状を呈
するように形成されている。ケーシング10の内部は空
間となっており、ケーシング10は、空間を前方のチャ
ンバ26と後方の支保枠室28とに仕切る隔壁30と、
支保枠用の支保枠ピースを上方から支保枠室28に挿入
可能な、上プレート18に開けた穴32と、支保枠室2
8を後方に開放する開口34とを有する。
プレート20と、2つの側プレート22、24とによっ
て、掘削方向に直交する仮想面で切断した断面が長手方
向Aの長さと短手方向Bの長さとを有する長方形状を呈
するように形成されている。ケーシング10の内部は空
間となっており、ケーシング10は、空間を前方のチャ
ンバ26と後方の支保枠室28とに仕切る隔壁30と、
支保枠用の支保枠ピースを上方から支保枠室28に挿入
可能な、上プレート18に開けた穴32と、支保枠室2
8を後方に開放する開口34とを有する。
【0019】図示の実施例では、ケーシング10は、穴
32の周りの外側面に配置された止水手段36と、ケー
シングの内側面の開口34近くに配置された止水手段3
8とを有する。止水手段36は、グリスを封入したワイ
ヤブラシによって形成したもので、上プレート18と2
つの側プレート22、24とに取り付けてあり、後述す
る予備トンネルに設ける凹状のガイド部に密接し、予備
トンネルとの間を水密に保つ。一方、止水手段38は止
水手段36と同様に形成したもので、地中連続壁との共
同で支保枠室28を水密に保つ。
32の周りの外側面に配置された止水手段36と、ケー
シングの内側面の開口34近くに配置された止水手段3
8とを有する。止水手段36は、グリスを封入したワイ
ヤブラシによって形成したもので、上プレート18と2
つの側プレート22、24とに取り付けてあり、後述す
る予備トンネルに設ける凹状のガイド部に密接し、予備
トンネルとの間を水密に保つ。一方、止水手段38は止
水手段36と同様に形成したもので、地中連続壁との共
同で支保枠室28を水密に保つ。
【0020】カッタ12、14はケーシング10の前方
の端部に配置され、正面形状が長方形状を呈している。
図示の実施例では、2つのカッタ12、14と揺動手段
16との組からなるモジュールが3つ配置されている。
2つのカッタ12、14はいずれも平面形状が円弧状と
なり、円周方向の実質的に90°にわたる長さを有する
が、カッタ12とカッタ14とは円周方向へ90°ずれ
て位置するようにそれぞれ軸40、42に固定されてい
る。軸40、42は、その軸線が長手方向Aへ伸び、ケ
ーシング10の短手方向Bの中央に位置する。さらに、
軸40の軸線の延長上に軸42の線軸がくるように直列
に配列されている。カッタ12、14は多数のビット1
3を有するもので、シールドにおいて公知の面板タイプ
またはスポークタイプとすることができる。2つのカッ
タ12、14は、後述するように、揺動手段16によっ
て揺動されるとき、ケーシング10の短手方向Bの長さ
以上の幅を掘削する。
の端部に配置され、正面形状が長方形状を呈している。
図示の実施例では、2つのカッタ12、14と揺動手段
16との組からなるモジュールが3つ配置されている。
2つのカッタ12、14はいずれも平面形状が円弧状と
なり、円周方向の実質的に90°にわたる長さを有する
が、カッタ12とカッタ14とは円周方向へ90°ずれ
て位置するようにそれぞれ軸40、42に固定されてい
る。軸40、42は、その軸線が長手方向Aへ伸び、ケ
ーシング10の短手方向Bの中央に位置する。さらに、
軸40の軸線の延長上に軸42の線軸がくるように直列
に配列されている。カッタ12、14は多数のビット1
3を有するもので、シールドにおいて公知の面板タイプ
またはスポークタイプとすることができる。2つのカッ
タ12、14は、後述するように、揺動手段16によっ
て揺動されるとき、ケーシング10の短手方向Bの長さ
以上の幅を掘削する。
【0021】揺動手段16は、図4に示すように、歯車
列44と、2つの流体圧シリンダ装置46、48とを備
える。歯車列44は3つのかさ歯車50、52、54か
らなり、これらかさ歯車はケース56内に収容されてい
る。かさ歯車50は軸40に連結され、かさ歯車52は
軸42に連結され、そしてかさ歯車54は軸58に連結
されている。軸40、42、58がケース56を貫通す
る箇所にシール60を取り付け、さらにベアリング62
を配置し、ケース56内への水その他の異物の進入を防
ぐと共に、軸40、42、58の円滑な回転を確保して
いる。軸58はレバー64の中央部に連結され、2つの
互いに逆向きに配置した流体圧シリンダ装置46、48
のピストンロッド47がレバー64の端部に連結されて
いる。その結果、2つの流体圧シリンダ装置46、48
を伸ばすと、軸40がC向きに、また軸42がD向きに
揺動する。逆に、2つの流体圧シリンダ装置46、48
を縮めると、軸40がD向きに、また軸42がC向きに
揺動する。これを繰り返して2つのカッタ40、42を
揺動させる。
列44と、2つの流体圧シリンダ装置46、48とを備
える。歯車列44は3つのかさ歯車50、52、54か
らなり、これらかさ歯車はケース56内に収容されてい
る。かさ歯車50は軸40に連結され、かさ歯車52は
軸42に連結され、そしてかさ歯車54は軸58に連結
されている。軸40、42、58がケース56を貫通す
る箇所にシール60を取り付け、さらにベアリング62
を配置し、ケース56内への水その他の異物の進入を防
ぐと共に、軸40、42、58の円滑な回転を確保して
いる。軸58はレバー64の中央部に連結され、2つの
互いに逆向きに配置した流体圧シリンダ装置46、48
のピストンロッド47がレバー64の端部に連結されて
いる。その結果、2つの流体圧シリンダ装置46、48
を伸ばすと、軸40がC向きに、また軸42がD向きに
揺動する。逆に、2つの流体圧シリンダ装置46、48
を縮めると、軸40がD向きに、また軸42がC向きに
揺動する。これを繰り返して2つのカッタ40、42を
揺動させる。
【0022】ケーシング10の長手方向Aに等間隔をお
いて複数のジャッキ66が支保枠室28内に配置されて
いる。これらジャッキ66は油圧シリンダ装置からなる
もので、2枚の支持プレート68、70によって支持さ
れており、ケーシング10を推進する。ジャッキ66は
紙面に垂直な方向に2列に配置されている。
いて複数のジャッキ66が支保枠室28内に配置されて
いる。これらジャッキ66は油圧シリンダ装置からなる
もので、2枚の支持プレート68、70によって支持さ
れており、ケーシング10を推進する。ジャッキ66は
紙面に垂直な方向に2列に配置されている。
【0023】カッタ12、14で掘削された土砂をチャ
ンバ26から外部へ排出する手段は、送泥水管72と排
泥水管74とからなる。攪拌装置76がチャンバ26の
下方に配置されている。
ンバ26から外部へ排出する手段は、送泥水管72と排
泥水管74とからなる。攪拌装置76がチャンバ26の
下方に配置されている。
【0024】地盤中に地中連続壁を構築する場合、ま
ず、地盤に立坑を設け、立坑の所要箇所に予備トンネル
を構築する。予備トンネルの構築は、シールド工法によ
って行う。すなわち、シールドで地盤の土砂を防護しつ
つ掘削しながら、ジャッキによって推進する。シールド
の後方では鉄又はコンクリート製の覆工部材を環状に組
み立てて覆工体を形成し、予備トンネルとする。
ず、地盤に立坑を設け、立坑の所要箇所に予備トンネル
を構築する。予備トンネルの構築は、シールド工法によ
って行う。すなわち、シールドで地盤の土砂を防護しつ
つ掘削しながら、ジャッキによって推進する。シールド
の後方では鉄又はコンクリート製の覆工部材を環状に組
み立てて覆工体を形成し、予備トンネルとする。
【0025】掘削装置は、図5に示すように、予備トン
ネル80によって上方の端部を案内させて推進する。図
示の実施例では、予備トンネル80は、凹状のガイド部
82を有し、掘削装置のケーシング10の上方の端部1
1がガイド部82に入っている。ガイド部82の頂部に
は、ふた84がガイド部82の全長にわたって開閉可能
に配置されている。予備トンネル80を利用して搬送し
た支保枠ピースをケーシング10の支保枠室28に挿入
するとき、ふた84を開ける。ガイド部82に貧配合コ
ンクリート86を中詰めしておき、掘削装置が推進する
とき、貧配合コンクリート86を掘削装置で削り取らせ
るようにする。
ネル80によって上方の端部を案内させて推進する。図
示の実施例では、予備トンネル80は、凹状のガイド部
82を有し、掘削装置のケーシング10の上方の端部1
1がガイド部82に入っている。ガイド部82の頂部に
は、ふた84がガイド部82の全長にわたって開閉可能
に配置されている。予備トンネル80を利用して搬送し
た支保枠ピースをケーシング10の支保枠室28に挿入
するとき、ふた84を開ける。ガイド部82に貧配合コ
ンクリート86を中詰めしておき、掘削装置が推進する
とき、貧配合コンクリート86を掘削装置で削り取らせ
るようにする。
【0026】送泥水管72によって泥水をチャンバ26
に供給し、揺動手段16によってカッタ12、14を揺
動しながら、複数のジャッキ66を支保枠に当てがって
反力を持たせてケーシング10を推進すると、切羽の土
砂がカッタ12、14で掘削される。掘削された土砂と
泥水とは攪拌装置76によって攪拌され、排泥水管74
によってチャンバ26から穴32を経て外部へ排出され
る。支保枠ピース100の掘削方向の長さに相当する距
離を推進したとき、揺動手段16によるカッタ12、1
4の揺動を停止して複数のジャッキ66を縮め、支保枠
ピース100を上方からケーシング10の穴32に通し
て支保枠室28に挿入する。複数の支保枠ピース100
を上下方向に接続して支保枠を作り、その後、前記操作
を繰り返すと、支保枠は水平方向に連続した状態とな
り、ケーシングの後方の開口34から地盤中に現れる。
このような支保枠の連続したものをそのまま、または支
保枠にコンクリートを打設して地中連続壁とする。
に供給し、揺動手段16によってカッタ12、14を揺
動しながら、複数のジャッキ66を支保枠に当てがって
反力を持たせてケーシング10を推進すると、切羽の土
砂がカッタ12、14で掘削される。掘削された土砂と
泥水とは攪拌装置76によって攪拌され、排泥水管74
によってチャンバ26から穴32を経て外部へ排出され
る。支保枠ピース100の掘削方向の長さに相当する距
離を推進したとき、揺動手段16によるカッタ12、1
4の揺動を停止して複数のジャッキ66を縮め、支保枠
ピース100を上方からケーシング10の穴32に通し
て支保枠室28に挿入する。複数の支保枠ピース100
を上下方向に接続して支保枠を作り、その後、前記操作
を繰り返すと、支保枠は水平方向に連続した状態とな
り、ケーシングの後方の開口34から地盤中に現れる。
このような支保枠の連続したものをそのまま、または支
保枠にコンクリートを打設して地中連続壁とする。
【0027】支保枠ピース100は鋼板を折り曲げて、
またはコンクリートのブロックとして形成することがで
きる。図6に示す支保枠ピース100は、鋼板を水平断
面形状が多角形状を呈するように折り曲げて中空に形成
したもので、前面101の中央に上下方向へ伸びる1条
の溝102を、後面103の中央に後方へ突出していて
上下方向へ伸びる1条の突起104を有する。溝102
と突起104とは、水平断面形状が台形状を呈するよう
に形成されている。突起104は、当該支保枠ピースの
後方に位置する別の支保枠ピースの溝102に嵌まる。
支保枠ピース100は、さらに、同図(b)に示すよう
に、下の端部に先細状の差込み部106を、上の端部に
差込み部106を嵌合するガイド部107を有する。差
込み部106は、当該支保枠ピースの下方に位置する別
の支保枠ピースのガイド部107に嵌合し、上方の支保
枠ピースを正しい位置に導く。複数の推進用補強材10
8が支保枠ピース100の内周面に前後方向へ伸びるよ
うに取り付けられている。これは、ジャッキ66の反力
を受け持つ。上下方向及び前後方向で隣り合って位置す
る支保枠ピース100の間には水膨潤シール110を配
置する。支保枠ピース100を所定位置に設置した後、
中空内に鉄筋を建て込み、コンクリートを充填する。
またはコンクリートのブロックとして形成することがで
きる。図6に示す支保枠ピース100は、鋼板を水平断
面形状が多角形状を呈するように折り曲げて中空に形成
したもので、前面101の中央に上下方向へ伸びる1条
の溝102を、後面103の中央に後方へ突出していて
上下方向へ伸びる1条の突起104を有する。溝102
と突起104とは、水平断面形状が台形状を呈するよう
に形成されている。突起104は、当該支保枠ピースの
後方に位置する別の支保枠ピースの溝102に嵌まる。
支保枠ピース100は、さらに、同図(b)に示すよう
に、下の端部に先細状の差込み部106を、上の端部に
差込み部106を嵌合するガイド部107を有する。差
込み部106は、当該支保枠ピースの下方に位置する別
の支保枠ピースのガイド部107に嵌合し、上方の支保
枠ピースを正しい位置に導く。複数の推進用補強材10
8が支保枠ピース100の内周面に前後方向へ伸びるよ
うに取り付けられている。これは、ジャッキ66の反力
を受け持つ。上下方向及び前後方向で隣り合って位置す
る支保枠ピース100の間には水膨潤シール110を配
置する。支保枠ピース100を所定位置に設置した後、
中空内に鉄筋を建て込み、コンクリートを充填する。
【図1】本発明に係る地中連続壁構築用の掘削装置の実
施例の断面図で、図3の1−1線に沿って切断したもの
である。
施例の断面図で、図3の1−1線に沿って切断したもの
である。
【図2】図1に示した掘削装置の左側面図である。
【図3】図1に示した掘削装置の平面図である。
【図4】揺動手段の実施例で、(a)は一部を断面とし
た側面図、(b)は(a)の右側面図で一部を示してい
る。
た側面図、(b)は(a)の右側面図で一部を示してい
る。
【図5】掘削装置の使用状態を示す正面図である。
【図6】地中連続壁の構築に使用する支保枠ピースの実
施例を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)の
b−b線で切断した断面図である。
施例を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)の
b−b線で切断した断面図である。
10 ケーシング 12、14 カッタ 16 揺動手段 26 チャンバ 28 支保枠室 30 隔壁 32 穴 34 開口 36、38 止水手段 66 ジャッキ 100 支保枠ピース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲田 信 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社熊谷組東京本社内 (72)発明者 山森 規安 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社熊谷組東京本社内 (72)発明者 佐々木 博文 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社熊谷組東京本社内 (56)参考文献 特開 平9−177470(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/06 301 E21D 13/00 - 13/04
Claims (4)
- 【請求項1】 地盤中に地中連続壁を構築するための掘
削装置であって、 掘削方向に直交する仮想面で切断した断面が長手方向の
長さと短手方向の長さとを有する長方形状を呈するケー
シングであって内部が空間となり、この空間を前方のチ
ャンバと後方の支保枠室とに仕切る隔壁と、支保枠用の
支保枠ピースを上方から前記支保枠室に挿入可能な穴
と、前記支保枠室を後方に開放する開口とを有するケー
シングと、 このケーシングの前方の端部に配置される正面形状が長
方形状を呈するカッタであって長手方向へ伸びる軸線の
回りを揺動可能であり、前記軸線が前記ケーシングの短
手方向の中央に位置するように配列され、揺動によって
前記ケーシングの短手方向の長さ以上の幅を掘削するカ
ッタと、 このカッタを揺動させる揺動手段と、 前記ケーシングの長手方向に間隔をおいて前記支保枠室
内に配置され、前記ケーシングを推進する複数のジャッ
キと、 前記カッタで掘削された土砂を前記チャンバから外部へ
排出する手段とを備える、地中連続壁構築用の掘削装
置。 - 【請求項2】 2つのカッタを備え、これらカッタは、
1つのカッタの軸線の延長上に別のカッタの軸線がくる
ように直列に配列され、かつ、共通の前記揺動手段によ
って互いに逆向きに揺動される、請求項1に記載の地中
連続壁構築用の掘削装置。 - 【請求項3】 前記2つのカッタと前記揺動手段との組
が前記ケーシングの長手方向に複数配置された、請求項
2に記載の地中連続壁構築用の掘削装置。 - 【請求項4】 前記ケーシングは、前記掘削装置が推進
するとき、前記掘削装置が推進すべき地盤の上側に構築
された予備トンネルによって案内され、前記ケーシング
は、さらに、前記穴の周りの外側面に配置され、前記予
備トンネルとの間を水密に保つ第1の止水手段と、前記
ケーシングの内側面の前記開口の近くに配置され、地中
連続壁との共同で前記支保枠室を水密に保つ第2の止水
手段とを有する、請求項1または請求項2に記載の地中
連続壁構築用の掘削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08160909A JP3137902B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 地中連続壁構築用の掘削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08160909A JP3137902B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 地中連続壁構築用の掘削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09317379A JPH09317379A (ja) | 1997-12-09 |
JP3137902B2 true JP3137902B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=15724957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08160909A Expired - Fee Related JP3137902B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 地中連続壁構築用の掘削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3137902B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101740930B1 (ko) | 2010-05-18 | 2017-06-15 | 시마노 컴포넌츠 (말레이지아) 에스디엔. 비에이치디. | 스피닝 릴의 스풀 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP08160909A patent/JP3137902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101740930B1 (ko) | 2010-05-18 | 2017-06-15 | 시마노 컴포넌츠 (말레이지아) 에스디엔. 비에이치디. | 스피닝 릴의 스풀 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09317379A (ja) | 1997-12-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001128 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |