JP3137706U - ストラップ - Google Patents

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Abstract

【課題】吊り下げ長さを簡易に調整できるストラップを提供する。
【解決手段】可撓性紐体を二つ折りした吊り紐体2と、その二つ折りした2本の紐体を更に二つ折りしてできる4本の紐体を胴体に穿設した貫通孔に挿通させた状態で4本の紐体上を摺動し、駐止位置にて4本の紐体の締め付け固定と、その解除が可能な締め具3を備えて構成する。紐体を二度目の二つ折り側端と締め具との間にできる二つの紐の輪に携行品の被吊持部を挿入し、締め具を携行品の被吊持部側に摺動させて被吊持部を締め付けてその位置の4本の紐体を締め付け固定させる。その状態にて最初に二つ折りした側の輪状紐体を吊持部とする。
【選択図】図6

Description

本考案は、携行品を吊り下げ携帯するためのストラップに関し、特には飲料水の入ったペットボトルや携帯電話機等の携行品を吊り下げ携帯するのに好適なストラップに関する。
近年、ミネラルウォータ、お茶、ジュース等の飲料水がペットボトルと呼ばれる飲料容器に入れられて大量に市販されている。このペットボトルは飲み口にネジ式のキャップが取り付けられており、飲み残した場合には飲み口をキャップで再び封じて保管することができる。こうした飲み残し処理の容易さから飲料水の入ったペットボトルを水筒代わりに持ち歩く人が増えている。
しかし、ペットボトルは手で持って携帯するには不便であり、鞄やリュック等に収納するのでは嵩張る上、必要時に手軽に飲むことができない。そのためペットボトルの首部分にストラップを取り付けて鞄やリュックに吊り下げたり、取り付けたストラップを手で持ったり肩に掛けたりして携帯されており、そうした用途に使用するストラップが各種提案されている(特許文献1〜4参照)。
図20は、そうした用途に使用される従来のストラップの例である(特許文献1参照)。このストラップ50は弾性紐からなる環状のループ体51に、そのループ体51上を摺動して所定の位置で駐止し、その位置で弾性紐どうしを短絡してループ体51に8の字を構成させる締め具52が取り付けてある。このストラップ50を用いてボトル53を吊り下げる際は、8の字状の一方の環を二重輪にしてボトル53の首部に繋止させ、その状態で締め具52を移動させて環を縮める。これにより弾性紐が首部を締め付けてストラップ50がボトル53に固定されるので、ループ体51の他方の環を把持してボトル53を吊り下げる。
しかし、このような構成のストラップ50では、吊持部となる環の大きさがループ体51の長さにより決まる。そのためボトル53を吊り下げたときの吊り下げ長さを調整できない。また、ループ体51の全長が決まっているため、例えば、ボトル53の胴部で吊り下げた場合には被吊持部の周長の違いから吊り下げ長さが変化してしまう。そのため被吊持部の周長と、希望する吊り下げ長さに合わせてループ体51の吊り下げ部の中間に結び目を作ったり、手に二重に巻き付けたりして吊り下げ長さを調整しなければならない不便さがある。
また、携帯電話機には通常、吊り下げ用のストラップが取り付けられるが、従来のストラップは吊り下げ部の紐の長さが固定されているものが殆どである。そのため手に持ったり、首から吊り下げたり、鞄などに吊り下げ収納したりする場合等に合わせて紐を最適長さに調整することができない。ゼンマイバネを使用して紐の長さを可変できるようにしたストラップも提案(特許文献5参照)されているが、構成が複雑であり見た目も良くない。
特開2000−000113号公報 特開2000−238783号公報 特開2000−006974号公報 特開2000−062783号公報 特開2003−009932号公報
本考案は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題は
携行品の被吊持部を紐体で締め付け、その紐体の残余部を吊持部として手で把持したり、鞄、リュック等に吊り下げたりして携行品を携帯するためのストラップであって、吊持部の紐の長さを任意に調整することができ、且つ、その長さが携行品の被吊持部の周長に影響されないストラップを提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、携行品を吊持するためのストラップであって、可撓性紐体を二つ折りした吊り紐体と、その二つ折りした2本の紐体を更に二つ折りしてできる4本の紐体を胴体に穿設した貫通孔に挿通させた状態で4本の紐体上を摺動し、駐止位置にて4本の紐体の締め付け固定と、その解除が可能な締め具を備えて構成されており、紐体の二度目の二つ折り側端と締め具との間にできる二つの紐体の輪に携行品の被吊持部を挿入し、その状態にて締め具を携行品の被吊持部側に摺動させて被吊持部を締め付けた状態でその位置の4本の紐体を締め付け固定させ、その状態にて最初の二つ折り側の輪状紐体を吊持部として携行品を吊持する使い方をするストラップである。
このような構成のストラップでは、最初の二つ折り端を含む吊持部の紐の長さを携帯に適した長さに調整することができる。従って、ペットボトルなどの携行品の携帯の仕方、即ち、吊り紐体を手に持って携帯するか、首に掛けて携帯するか、鞄やリュック等に吊り下げて携帯するか等に合わせてその長さを自由に調整できる利点を有する。また、携行品の被吊持部の周長が異なっても、吊持部である最初の二つ折り端を含む紐の長さを被吊持部の周長に無関係に調整することができる。
また、請求項2に記載の考案は、ストラップ取付孔を有する携行品を吊持するためのストラップであって、可撓性紐体を二つ折りした吊り紐体と、その二つ折りした2本の紐体を更に二つ折りしてできる4本の紐体を胴体に穿設した貫通孔に挿通させた状態で4本の紐体上を摺動し、駐止位置にて4本の紐体の締め付け固定と、その解除が可能な締め具を備えて構成されており、最初の二つ折り側の2本の紐体を締め具の貫通孔、携行品のストラップ取付孔の順に挿通させた後、更にその挿通させた2本の紐体を締め具の貫通孔に最初とは反対側から挿通させ、その状態にて締め具を携行品のストラップ取付孔側に摺動させてその位置の4本の紐体を締め付け固定させ、その状態にて最初の二つ折り側の輪状紐体を吊持部として携行品を吊持する使い方をするストラップである。
このような構成のストラップは、携行品の吊り下げ長さを任意に調整することができる。従って、吊り下げの長さを携帯の仕方に合わせた好みの長さにすることができる利点を有する。
また、請求項3に記載の考案は、請求項2に記載のストラップにおいて、落下防止用のクリップを更に備え、そのクリップはストラップを携行品に取り付けた後に吊持部に取り付ける使い方をすることを特徴とするストラップである。
このようなクリップを取り付けてあればクリップを衣服のポケットの端等に挟着させておくことで、携行品の落下や紛失を防止することができる。
また、請求項4に記載の考案は、携行品を吊持するためのストラップであって、一端に外れ止め付フックを取り付けた可撓性の紐体と、その紐体を二つ折りした2本の紐体を胴体に穿設した貫通孔に挿通させた状態で2本の紐体上を摺動し、駐止位置にて2本の紐体の締め付け固定と、その固定の解除が可能な締め具を備えて構成されており、紐体の二つ折り側端と締め具との間にできる紐体の輪に携行品の被吊持部を挿入し、その状態にて締め具を携行品の被吊持部側に摺動させて被吊持部を締め付けた状態でその位置の2本の紐体を締め付け固定させ、その状態にて外れ止め付フックを鞄、リュック等に設けられた引掛部に掛着させて携行品を吊持する使い方をするストラップである。
このような構成のストラップは外れ止め付フックを備えるため、携行品を鞄、リュック、ベルト等の吊持部に簡単な操作で確実に吊り下げることができる。また、最初の二つ折り端を含む吊持部の長さを吊り下げに適した長さに調整することができる。
また、請求項5に記載の考案は、ストラップ取付孔を有する携行品を吊持するためのストラップであって、一端に落下防止用のクリップを取り付けた可撓性の吊り紐体と、その吊り紐体を二つ折りしてできる2本の紐体を胴体に穿設した貫通孔に挿通させた状態で2本の紐体上を摺動し、駐止位置にて2本の紐体の締め付け固定と、その解除が可能な締め具を備えて構成されており、吊り紐体の他端側を締め具の貫通孔、携行品のストラップ取付孔の順に挿通させた後、更に締め具の貫通孔に最初とは反対側から挿通させ、挿通後に端部に結び目を形成し、その状態にて締め具を携行品のストラップ取付孔側に摺動させてその位置の2本の紐体を締め付け固定させ、その状態にてクリップを衣服等の一部に挟着して携行品の落下防止を図る使い方をするストラップである。
このような構成のストラップは、クリップと携行品との間の紐の長さを任意に調整できる。また、クリップを衣服のポケットの端等に挟着させておくことで携行品の落下や紛失を防止することができる。
以下、本考案に係るストラップの構成と取付方法を実施形態に分けて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るストラップ1の斜視図である。本ストラップ1は、図に示すように可撓性の吊り紐体2と締め具3を備えて構成されている。吊り紐体2は図2に示すように、可撓性の紐体を二つ折りして両端を結ぶ結び目5を形成したものであり、全体として細長い環状を成している。ストラップ1は、その細長い環状の吊り紐体2を中程で更に二つ折りし、折り目側の4本の紐体を締め具3の胴体に穿設した貫通孔6に通したものである。
図3は締め具3の外観、図4は締め具3の縦断面である。図に示すように締め具3は外形が略円柱状をしており、シリンダ体7とピストン体8とコイルスプリング9の3個の部品により構成されている。シリンダ体7は有底円筒状をなしており、その開口端側からは円柱状のピストン体8が頂部8aを開口端から突出させた状態で挿入されている。コイルスプリング9はシリンダ体7の内底面とピストン体8の底面との間に内装してあり、ピストン体8をシリンダ体7の開口端方向に付勢している。
シリンダ体7の側周部には、吊り紐体2の2度の二つ折りでできた4本の紐体2a〜2dを軸と直角方向に挿通させる挿通孔7aが穿設してある。ピストン体8の円柱部にも、4本の紐体2a〜2dを軸と直角方向に挿通させる挿通孔8bが穿設してある。ピストン体8の頂部8aをコイルスプリング9の付勢力に抗して押圧してピストン体8を押し込むと、シリンダ体7の挿通孔7aとピストン体8の挿通孔8bとが合致して貫通孔6が形成される。その状態で2度の二つ折りでできた4本の紐体2a〜2dをその貫通孔6に挿通させる。貫通孔6への4本の紐体2a〜2dの挿通は、図5に示したような細い金属線で製作した割ピン10を用いるとよい。
ピストン体8の頂部8aを押圧すると4本の紐体2a〜2dは遊挿状態となり、締め具3を左右に自由に摺動させることができる。締め具3を駐止させて押圧を止めると、ピストン体8はコイルスプリング9の付勢力によりシリンダ体7の開口端側に移動する。移動により4本の紐体2a〜2dはシリンダ体7の挿通孔7aの縁とピストン体8の挿通孔8bの縁との間で圧接されて締め付け固定される。締め付け固定により締め具3は駐止位置に固定されて摺動しなくなる。
締め具3に挿通した4本の紐体2a〜2dを拡げると二つの輪が形成される。その二つの輪の中に携行品の被吊持部、例えばペットボトル12の首部13を図6に示すように挿入する。挿入した状態にて締め具3のピストン体8の頂部8aを押圧して首部13側に摺動させ輪を縮める。そしてペットボトル12の首部13を二つの紐の輪により締め付けた状態で押圧を止め、締め具3をその位置に固定させる。締め具3を首部13側に摺動させる動作は、吊り紐体2の両端を結ぶ結び目5を片方の手で持って行なうとよい。そうすることでペットボトル12の首部13を固く締め付けることができる。
以上のような手順により、吊り紐体2が図7に示すようにペットボトル12の首部13に締め付け固定される。その状態で最初の二つ折り端2eを含む環状の紐体を吊持部として持ち上げる。持ち上げによりペットボトル12は首部13に固定された吊り紐体2によって吊り下げられた状態となる。
本実施形態のストラップ1では、最初の二つ折り端2eを含む吊持部の紐体の長さ(環の大きさ)を携帯に適した長さ(大きさ)に調整することができる。従って、ペットボトル12の携帯の仕方、即ち、吊り紐体2を手に持って携帯するか、首に掛けて携帯するか、鞄やリュック等に吊り下げて携帯するか等に合わせてその長さ(大きさ)を自由に調整できる利点を有する。
また、図8はペットボトル12の胴部14を被吊持部としてストラップ1を締め付け固定した例である。本実施形態のストラップ1ではこのように被吊持部の周長が異なる場合でも、吊持部である最初の二つ折り端2eを含む紐体の長さを被吊持部の周長に関係なくその大きさを調整することができる。従って、吊り下げ長さを携帯に最適な長さに容易に調整できる利点を有する。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係るストラップ1aの斜視図とその使用方法の説明図である。第1の実施形態に係るストラップ1では、図2に示したように両端を結んで細長い環状にした吊り紐体2を中程で更に二つ折りして締め具3の胴体の貫通孔6に挿通させた。これに対して本実施形態のストラップ1aは図9に示すように、可撓性の吊り紐体2を二つ折りして折り側の2本の紐体を締め具3の貫通孔に挿通させた構成を採用している。締め具3の構成は図4に示したものと同じである。
携行品の被吊持部、例えばペットボトル12の首部13への取り付けは第1の実施形態の場合と同様であり、挿通した2本の紐体を拡げた輪の中にペットボトル12の首部13を挿入する。その状態でピストン体8の頂部8aを押圧して締め具3を首部13側に摺動させ、首部13を締め付ける。締め付けた状態で押圧を止め、その位置に締め具3を固定させる。吊り紐体2の一端には予め外れ止め付フック22を取り付けておき、他端には紐の抜け防止用の結び目5を締め付け前に設けておく。
外れ止め付フック22はフック本体24と外れ止め片25とから構成されている。外れ止め片25はフック本体24の鉤部の湾曲方向と平行な面内で回動可能に取り付けられ、鉤部の開口を閉じる方向にばねで付勢されている。外れ止め片25を鉤部の奥側へ回動させて開口を開かせ、鞄、リュック、ベルト等に設けられている引掛部に掛着させる。
本実施形態のストラップ1aは外れ止め付フック22を使用しているため、携行品を鞄、リュック、ベルト等の引掛部に簡単な操作で確実に吊り下げることができる。また、外れ止め付フック22と締め具3との間の吊り下げ長さを携帯に適した長さに調整することができる。
(第3の実施形態)
本実施形態のストラップ1bは、基本的に第1の実施形態のストラップ1と同じ構成であるが、閉じた形状のストラップ取付孔を有する携行品をそのストラップ取付孔を利用して吊り下げ携帯する使い方をするストラップである。第1の実施形態のストラップ1とはストラップの取付方法が異なるのみであり、図10を参照してその取付方法を説明する。
図10において、30の符号のある品はストラップ取付孔31を有する携行品30である。そのストラップ取付孔31は閉じた形状の貫通孔であり、ストラップの紐を挿通させて固定するために準備されたものである。携行品30は、例えば携帯電話機、携帯用ゲーム機、電子辞書、携帯型音楽再生機、電子手帳等である。
ストラップ1bは、二つ折りして両端を結ぶ結び目5を形成した細長い環状の吊り紐体2と、締め具3を備えて構成されている。締め具3の構成は図4に示したものと同じである。最初に吊り紐体2の二つ折り端2e側の2本の紐を締め具3の胴体に穿設した貫通孔6に挿通させる。続いてその二つ折り端2e側の2本の紐を携行品30のストラップ取付孔31に挿通させる。締め具3の貫通孔6や携行品30のストラップ取付孔31に吊り紐体2を通すには、図5に示したような割ピン10を使用するとよい。
ストラップ取付孔31に挿通させた後、更にその挿通させた2本の紐を締め具3の貫通孔6に最初とは反対側から挿通させる。この場合も図5に示したような割ピン10を使用するとよい。その後、締め具3のピストン体8の頂部8aを押圧して締め具3を摺動させ、吊り下げに適した位置にて押圧を止めて締め具3をその位置に固定させる。固定させた状態を図11に示す。このような構成と取付方法により、閉じた形状のストラップ取付孔31を有する携行品30を吊り下げることができる。本実施形態のストラップ1bも第1、第2の実施形態のストラップ1、1aと同様に、吊り下げ部の長さを吊り下げに適した任意の長さに調整できる利点を有する。
(第4の実施形態)
図12は第4の実施形態に係るストラップ1cを、閉じた形状のストラップ取付孔31を有する携行品に取り付けた状態を示したものである。本実施形態のストラップ1cは、第3の実施形態に係る図11のストラップ1bの吊り下げ部にクリップ32を追加取り付けしたものである。
図13は、クリップ32の取り付け方の説明図である。クリップ32の取付孔33に吊り下げ部の紐体2の輪を通す。通した後、輪を大きく拡げ、拡げた輪の中にクリップ32の本体部分を通す。通した状態で吊り紐体2を引いて輪を縮め、図12に示すようにクリップ32を吊り紐体2に取着させる。取着したクリップ32を衣服のポケットの端等に挟着させておくことで携行品30の落下や紛失を防止することができる。
(第5の実施形態)
図14は、第5の実施形態に係るストラップ1dとその使用方法の説明図である。前述の第4の実施形態に係るストラップ1cでは、図12に示したように両端を結んで細長い環状にした吊り紐体2を用いてそれにクリップ32を取り付けた。これに対して本実施形態のストラップ1dでは、一端に落下防止用のクリップ32を予め取着した1本の可撓性の吊り紐体と締め具3を用いる。締め具3の構成は図4に示したものと同じである。
最初に吊り紐体2のクリップ32が取着されていない側の端を締め具3の胴体に穿設した貫通孔6に挿通させる。続いてその端を携行品30のストラップ取付孔31に挿通させる。ストラップ取付孔31に挿通させた後、更にその挿通させた端を締め具3の貫通孔6に最初とは反対側から挿通させる。この場合も図5に示したような割ピン10を使用するとよい。
挿通させた後、紐の抜け防止用に結び目5を設ける。その後、締め具3を摺動させ、吊り下げに適した位置に固定させる。本実施形態のストラップ1dも第5の実施形態のストラップ1cと同様に、取着したクリップ32を衣服のポケットの端等に挟着させておくことで携行品30の落下や紛失を防止することができる。
(変形実施形態)
(その1)前記第1、第4の実施形態に係るストラップ1、1cでは、吊り紐体2の端に紐が締め具3の貫通孔6から抜けるのを防ぐための結び目5を設けた。このような結び目5を設ける代わりに、吊り紐体2の両端に抜け防止を兼ねる人形、動物などのキャラクター類を取り付けてもよい。図15、図16は、それぞれ第1、第4の実施形態に係るストラップ1、1cの吊り紐体2の両端に瓢箪形の装飾品を取り付けた例である。このようにキャラクター類を取り付ければ、美的感覚、おしゃれ感覚が増して携帯を楽しくさせる効果がもたらされる。更に、それらキャラクター類は携行品30の所有者を識別するのに役立つ。
(その2)第1の実施形態のストラップ1では、図1に示したように二つの輪の中に携行品であるペットボトル12の首部13を挿入した。このように二つの輪でペットボトル12の首部13を締め付ける代わりに、図17に示すように二つの輪を二重にして四重の輪を形成し、その中にペットボトル12の首部13を挿入して締め付けるようにしてもよい。このようにすれば、締め付けを更に確実にすることができる。図9に示した第2の実施形態のストラップ1aの場合も、図18に示すように輪を二重にしてその中にペットボトル12の首部13を挿入して締め付けるようにしてもよい。
(その3)締め具としては図3、図4に示したような胴体に貫通孔6を1個のみ有する構造のものに代えて、図19に示すような貫通孔6を2個有するものを使用してもよい。この合は、各貫通孔6に紐を2本ずつ又は1本ずつ挿通する。
第1の実施形態に係るストラップ1の斜視図である。 吊り紐体2の外観図である。 締め具3の外観図である。 締め具3の縦断面図である。 割ピン10の外観図である。 第1の実施形態に係るストラップ1の取付法の説明図である。 ストラップ1をペットボトル12の首部13に固定した図である。 ストラップ1をペットボトル12の胴部14に固定した図である。 第2の実施形態に係るストラップ1aの構成と取付法の説明図である。 第3の実施形態に係るストラップ1bの取付法の説明図である。 第3の実施形態に係るストラップ1bを携行品30に固定した図である。 第4の実施形態に係るストラップ1cを携行品30に固定した図である。 クリップ32の取り付け方の説明図である。 第5の実施形態に係るストラップ1dを携行品30に固定した図である。 第1の実施形態に係るストラップ1の変形実施形態である。 第3の実施形態に係るストラップ1bの変形実施形態である。 第1の実施形態に係るストラップ1の変形実施形態である。 第4の実施形態に係るストラップ1cの変形実施形態である。 貫通孔6を2個有する締め具3aの外観図である。 従来技術に係るストラップの例である。
符号の説明
図面中、1、1a、1b、1c、1dはストラップ、2は吊り紐体、3は締め具、5は結び目、6は貫通孔、12はペットボトル、13は首部、22は外れ止め付フック、30は携行品、31はストラップ取付孔、32はクリップを示す。

Claims (5)

  1. 携行品を吊持するためのストラップであって、可撓性紐体を二つ折りした吊り紐体と、
    その二つ折りした2本の紐体を更に二つ折りしてできる4本の紐体を胴体に穿設した貫通孔に挿通させた状態で4本の紐体上を摺動し、駐止位置にて4本の紐体の締め付け固定と、その解除が可能な締め具を備えて構成されており、
    前記紐体の二度目の二つ折り側端と前記締め具との間にできる二つの紐体の輪に携行品の被吊持部を挿入し、
    その状態にて前記締め具を携行品の被吊持部側に摺動させて被吊持部を締め付けた状態でその位置の4本の紐体を締め付け固定させ、
    その状態にて最初の二つ折り側の輪状紐体を吊持部として携行品を吊持する使い方をするストラップ。
  2. ストラップ取付孔を有する携行品を吊持するためのストラップであって、
    可撓性紐体を二つ折りした吊り紐体と、
    その二つ折りした2本の紐体を更に二つ折りしてできる4本の紐体を胴体に穿設した貫通孔に挿通させた状態で4本の紐体上を摺動し、駐止位置にて4本の紐体の締め付け固定と、その解除が可能な締め具を備えて構成されており、
    前記最初の二つ折り側の2本の紐体を前記締め具の貫通孔、携行品の前記ストラップ取付孔の順に挿通させた後、更にその挿通させた2本の紐体を前記締め具の貫通孔に最初とは反対側から挿通させ、
    その状態にて前記締め具を携行品のストラップ取付孔側に摺動させてその位置の4本の紐体を締め付け固定させ、
    その状態にて最初の二つ折り側の輪状紐体を吊持部として携行品を吊持する使い方をするストラップ。
  3. 請求項2に記載のストラップにおいて、落下防止用のクリップを更に備え、該クリップはストラップを携行品に取り付けた後に前記吊持部に取り付ける使い方をすることを特徴とするストラップ。
  4. 携行品を吊持するためのストラップであって、一端に外れ止め付フックを取り付けた可撓性の紐体と、
    その紐体を二つ折りした2本の紐体を胴体に穿設した貫通孔に挿通させた状態で2本の紐体上を摺動し、駐止位置にて2本の紐体の締め付け固定と、その固定の解除が可能な締め具を備えて構成されており、
    前記紐体の二つ折り側端と前記締め具との間にできる紐体の輪に携行品の被吊持部を挿入し、
    その状態にて前記締め具を携行品の被吊持部側に摺動させて被吊持部を締め付けた状態でその位置の2本の紐体を締め付け固定させ、
    その状態にて前記外れ止め付フックを鞄、リュック等に設けられた引掛部に掛着させて携行品を吊持する使い方をするストラップ。
  5. ストラップ取付孔を有する携行品を吊持するためのストラップであって、
    一端に落下防止用のクリップを取り付けた可撓性の吊り紐体と、
    その吊り紐体を二つ折りしてできる2本の紐体を胴体に穿設した貫通孔に挿通させた状態で2本の紐体上を摺動し、駐止位置にて2本の紐体の締め付け固定と、その解除が可能な締め具を備えて構成されており、
    前記吊り紐体の他端側を前記締め具の貫通孔、携行品の前記ストラップ取付孔の順に挿通させた後、更に前記締め具の貫通孔に最初とは反対側から挿通させ、
    挿通後に端部に結び目を形成し、
    その状態にて前記締め具を携行品のストラップ取付孔側に摺動させてその位置の2本の紐体を締め付け固定させ、
    その状態にて前記クリップを衣服等の一部に挟着して携行品の落下防止を図る使い方をするストラップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013005955A (ja) * 2011-06-26 2013-01-10 Susumu Nakatani 連結ストラップおよび物品の連結ストラップによる連結方法

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