JP3145274U - 挟み具 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で、チェーン等を挟み具としての機能を失わせることなく、かつ外観に大きな変化を生じさせることもなく、スムーズに可動に取り付けることができる挟み具を提供する。
【解決手段】開閉片11の軸受部に通して保持した軸体13に圧縮スプリング14を貫通させ、その外周に緩く嵌めたカン15に、基端17a潰して抜け止めとし、外側へ出た他方の端部を円環状に丸めて紐やチェーン等の装着部17bとしたクランプ17を取り付けて構成する。クランプの装着部17bに紐やチェーン等を取り付けた挟み具を用いて、開閉片11、11をスプリング14の付勢力に抗して開き、例えば紙、布、装身具、その他種々の物品を挟み、その状態で装着部17bに取り付けてある紐やチェーン等を首に掛ける、ベルト等に挟むなどする。
【選択図】図2
【解決手段】開閉片11の軸受部に通して保持した軸体13に圧縮スプリング14を貫通させ、その外周に緩く嵌めたカン15に、基端17a潰して抜け止めとし、外側へ出た他方の端部を円環状に丸めて紐やチェーン等の装着部17bとしたクランプ17を取り付けて構成する。クランプの装着部17bに紐やチェーン等を取り付けた挟み具を用いて、開閉片11、11をスプリング14の付勢力に抗して開き、例えば紙、布、装身具、その他種々の物品を挟み、その状態で装着部17bに取り付けてある紐やチェーン等を首に掛ける、ベルト等に挟むなどする。
【選択図】図2
Description
本考案は一対の開閉片の間に配した軸体にスプリング等の弾性部材を取り付けて紙等の他の物品を挟める挟み具の改良に関する。
ピンチなどとも称される挟み具は様々のものが高知、周知であり、構造等も種々の工夫が加えられている。特に、一対の開閉片とそれらの間に位置する軸体及びスプリング等の弾性体で「挟み具」を構成することは良く知られている。
ところでこのように構造的に周知である挟み具を、紙や洗濯物等々の日常のものを挟み持つという用途以外にも使用できるようにできないかというニーズが多々生まれている。
例えば開閉片の紙等を挟む側とは反対側部位に穴を開けて紐や鎖を通し、カード類を首から吊るすホルダーとして使用したり、挟む物を例えば装身具として一つの鎖(もちろん装飾具に使用する飾りチェーンであるが)で種々の装身具を取り替えて使えるようにしたりする用途である。また、紐等の長尺の物ではなく、例えば短尺の金属性等のフック材等を取り付けて衣服のポケットの縁に引っ掛け得るようにしたり等、多くの用途と、用途に対する多くのニーズとが生まれてきている。
ところで上述のような問題、課題を解決、対応するために必要とされるのは、例えば長尺であれ、短尺であれ、紐やフック材に挟み具を回転可能に連結し得るか否かである。カード類を首から吊るすホルダーするにも、種々の装身具を挟んで飾りチェーンで首などから吊るして使えるようにするにしても、さらには短尺のフック材等を取り付けて衣服のポケットに引っ掛けて使用するにしても、多くの用途において挟み持つ対象物とともに挟み具を回転可能に連結しあるいは保持し得る手段が要求される。
これを解決するために、一対の開閉片の一方に紐等を結び付ける部位を形成した物などがあるが、どうしても構造的な対称性が失われるので、挟み具の回転がうまく行かず、例えばカードを挟んだ際にカードの一方の側の面が同じ方向にばかり向くようになってしまいやすい等の問題があり、解決が望まれていて。
本考案は上述した従来の諸問題点に着目してなしたものであって、簡単な構造でありながら紐やチェーンを挟み具としての機能を失うことなく、あるいは紐やチェーン等の外観に大きな変化を生じさせることもなく、スムーズに可動に紐等に取り付けることができる挟み具を提供することを目的とする。
本考案の挟み具のうち請求項1に掛かるものは、前記目的を達成するため、一対の開閉片の軸受部間に軸体を配し、該軸体の周りで前記一対の開閉片を回転可能にするとともに、前記一対の開閉片の相対する端部側が当接して他の物体を挟むことができかつ前記一対の開閉片の相対する他の端部側が離間するように付勢する弾性部材を備え、前記軸体に緩く環状部材を嵌めるとともに、前記環状部材に設けた開口から前記環状部材外方へ突出させて棒状の取り付け部材を備え、該取り付け部材の前記突出部分に環状あるいはフック状部分を備えるとともに、前記取り付け部材を、その基端が前記開口から抜け出ないようにかつ前記基端前記突出部分の間の棒状部分と前記開口との隙間により可動に取り付けてなる、
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1の挟み具において、前記軸体に前記弾性部材としてスプリングを装着し、前記スプリングの外周に前記環状部材を嵌めて取り付けてなることを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項1または2の挟み具において、前記環状部材が、略楕円形または略卵形の断面形状を有することを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項1ないし3のいずれかの挟み具において、前記取り付け部材に紐状や鎖状の連結材を取り付け、該連結材により装身具等のさらに他の物品と連結可能としてなることを特徴とする。
本考案の挟み具は、簡単な構造であるが、挟み具としての機能を失うことなく、あるいは紐やチェーン等の外観に大きな変化を生じさせることもなく、スムーズに可動に紐等に取り付けることができ、種々のものを回転可能に保持することができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら説明する。
本考案に係る挟み具10は、図1、2から良くわかるように、一対の開閉片11、開閉片11の軸受部12(後出)に通して保持した軸体13、軸体13を貫通させた圧縮スプリング14、圧縮スプリング14の外周に緩く嵌めた環状部材であるカン15、断面が卵形(あるいは楕円形などでも良い)カン15に設けた開口16に一端(基端17a)を通して潰すことで抜け止めとし、カン15の外側へ出た他方の端部を円環状に丸めて紐やチェーン21等の装着部17bとしてなる取り付け部材であるクランプ17からなる。なお、一対の開閉片11、11の一端側を閉じ、他端側を開くように付勢する弾性部材としては図示のような圧縮スプリングに限定されず、種々公知の手段を採用できる。
図3は一対の開閉片11の一方の形状(他方の形状も同一あるいはほぼ同一形状である)を示す正面図(A)、側面図(B)、そして底面図(C)である。この開閉片11は、特に図示のものに限定されず、種々公知の形態、構造のものを採用できるが、図示のものを簡単に説明すると、正面図に示すように上部(スプリング14により離間付勢される側)には穴18が設けてあり、指での操作をしやすくするとともに、ここにも紐などを結ぶことができるようにしてある。なおこの開閉片11の正面形状は、図示のようにいわば蝶形にしてあるが、これは単なる一例である。
そして開閉片11の正面から見て上下方向中央の凹んだ部分に上述した軸受部12が設けてあり、軸体13を通して保持するための軸受穴12aが設けてある。また開閉片11の底部には、挟んだものが容易には滑り落ちないように若干の突起19を形成してある。図示の例では、例えば紙20を挟んでいるが、紙20を開閉片11、11を開かずに引き抜こう、あるいは紙20が自重で抜け落ちようとすると、突起19が引っ掛かってこれを阻止するようになっている。もちろん挟む物が紙以外でも突起19に引っ掛かる力で止めら得るものであれば同様である。
図4は軸体13を示す図、図5はスプリング14を示す図である。なお軸体13の頭部13aを設けていない側は、開閉片11へ装着した後に潰す。もちろんその前にスプリング14は軸体13に挿通させておく必要がある。
図6はカン15の断面図(A)と矢印B方向から見た側面図(図中矢印Xは軸体13とスプリング14の挿通方向)、図7はクランプ17の正面図、図8はカン15にクランプ17を装着した状態を示す図である。カン15の開口16からカン15の内部に入れた基端17aは、図示のように挿入後潰して抜け止めとする。この状態でクランプ17の軸部17cと開口16との間には若干の隙間が開くような寸法関係としてあり、そのためクランプ17は、カン15内部の基端17aの潰れた形状が障害にならない限り、開口16との隙間を利して回転させ得るようになる。
すなわち、図1、図2に戻ると、クランプの円環状に丸めた装着部17bに紐やチェーン等を取り付けた挟み具10を用いて、開閉片11、11をスプリング14の付勢力に抗して開き、例えば紙、布、装身具、その他種々の物品を挟み、その状態で装着部17bに取り付けてある紐やチェーン21等を首に掛ける、ベルト等に挟むなどして保持させる等々の種々の保持形態を取ることができるようになる。
開閉片の形状、構造などを利用して、挟み具10自体をあたかも装身具であるかのようにすることなども可能になる。
10:挟み具
11:開閉片
12:軸受部
12a:軸受穴
13:軸体
13a:頭部
14:圧縮スプリング
15:カン
16:開口
17:クランプ
17a:基端
17b:装着部
17c:軸部
18:穴
19:突起
20:紙(挟む物)
21:紐やチェーン等
11:開閉片
12:軸受部
12a:軸受穴
13:軸体
13a:頭部
14:圧縮スプリング
15:カン
16:開口
17:クランプ
17a:基端
17b:装着部
17c:軸部
18:穴
19:突起
20:紙(挟む物)
21:紐やチェーン等
Claims (4)
- 一対の開閉片の軸受部間に軸体を配し、該軸体の周りで前記一対の開閉片を回転可能にするとともに、
前記一対の開閉片の相対する端部側が当接して他の物体を挟むことができかつ前記一対の開閉片の相対する他の端部側が離間するように付勢する弾性部材を備え、
前記軸体に緩く環状部材を嵌めるとともに、前記環状部材に設けた開口から前記環状部材外方へ突出させて棒状の取り付け部材を備え、
該取り付け部材の前記突出部分に環状あるいはフック状部分を備えるとともに、
前記取り付け部材を、その基端が前記開口から抜け出ないようにかつ前記基端前記突出部分の間の棒状部分と前記開口との隙間により可動に取り付けてなる、
ことを特徴とする挟み具。 - 請求項1の挟み具において、前記軸体に前記弾性部材としてスプリングを装着し、
前記スプリングの外周に前記環状部材を嵌めて取り付けてなる、
ことを特徴とする挟み具。 - 請求項1または2の挟み具において、
前記環状部材が、略楕円形または略卵形の断面形状を有することを特徴とする挟み具。 - 請求項1ないし3のいずれかの挟み具において、前記取り付け部材に紐状や鎖状の連結材を取り付け、該連結材により装身具等のさらに他の物品と連結可能としてなることを特徴とする挟み具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005049U JP3145274U (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 挟み具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005049U JP3145274U (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 挟み具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3145274U true JP3145274U (ja) | 2008-10-02 |
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ID=43295064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008005049U Expired - Fee Related JP3145274U (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 挟み具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3145274U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011126054A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Morimoto Maho | 楔式クリップ |
JP7430390B2 (ja) | 2020-07-10 | 2024-02-13 | ワヨー株式会社 | バスケット用クリップ |
-
2008
- 2008-07-23 JP JP2008005049U patent/JP3145274U/ja not_active Expired - Fee Related
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