JP3137280U - 包装容器の開封構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】開封帯を引っ張ることで、包装容器の外装を簡単に破断でき、力のない人でも簡単に包装容器を開封可能とし、急いで開封して力を入れすぎても、容器を破損したり、内容物を散乱するようなことなく、簡単に包装容器を開封可能とする開封帯による開封構造実現する。
【解決手段】蓋3と容器本体2が樹脂フィルムから成る外装4で被着されて包装された包装容器1を開封帯9で開封する開封構造であり、外装4は、容器本体2に被着された始端部6と終端部7が重なり合っており、開封帯9は、外装4の内面に接着又は熱融着され、外装4の終端部7の終端縁12から延び出て開封摘み13を構成しており、外装4の終端部7から延び出す開封帯9を挟むように両側方の位置において外装4の終端部7には切り込み14が形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、即席麺、弁当等の容器を包装する外装を、開封摘み付き開封帯で開封可能とする包装容器の開封構造に関する。
デパート地下食品店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の量販店で販売されている弁当容器、即席ラーメン、菓子等の容器は、プラスチック製、紙製、紙とプラスチックのハイブリッドタイプ、ポリプロ製等がある。
カップ麺容器(即席ラーメンの容器)等では、蓋と容器本体によるシールは接着剤による接着又は熱融着により密閉する構造であり、さらにその外側から樹脂フィルム材で形成された外装で覆い、加熱してシュリンク包装で密閉する二重構造となっている(特許文献1、2参照)。
特開2001−10663号公報 実開平5−10271号公報
カップ麺容器等、樹脂フィルムの外装で二重に包装されている容器の場合は、その外装を外すときに、シュリンク包装において熱融着されており、その剥がし口がなく、強い力で引っ張らなくてはならず、非力な人たちには開封が困難な場合が多かった。
また、無理に引っ張って、容器本体まで破るようなことがあり、無駄な労力を必要としていた。特に、非力な人たちや時間がなくて急いでいるビジネスマンなどは、開封の際に中身を周囲に散乱させ、無駄にするようなこともあった。
本考案は、蓋を付けた容器に被着されて包装し、剥がし用摘み付き開封帯を利用して、強い力が必要なく、簡単に開封可能とする包装容器の開封構造を実現することを課題とする。
本考案は上記課題を解決するために、蓋と容器本体が樹脂フィルムから成る外装で被着された包装容器を開封帯で開封する開封構造であって、前記外装は、容器本体に被着された始端部と終端部が重なり合っており、前記開封帯は、前記外装の内面に接着又は熱融着され、前記外装の終端部の終端縁から延び出て開封摘みを構成しており、外装の終端部から延び出す前記開封帯を挟むように両側方の位置において前記外装の終端部には終端縁から切り込みが形成されていることを特徴とする包装容器の開封構造を提供する。
前記切り込みは、直線溝、三角溝、V溝、U溝、2つの湾曲の交差溝、又はハット形溝の形状をしている。
本考案によれば、外装が被着されて包装された包装容器を開封する際、その開封帯を引っ張ることで、外装を簡単に破断でき、力のない人にも簡単に包装容器を開封することができる。また、非力な人や急いでいるビジネスマンなどにも、包装容器の開封に際して、開封に力を入れすぎて容器を破損したり、内容物を散乱するようなことなく、簡単に包装容器を開封することが可能となる。
本考案に係る包装容器の開封構造を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて図面を参照して以下に説明する。
本考案に係る包装容器の開封構造の実施例を説明する図である。この実施例では、本発明に係る包装容器の開封構造が適用される容器1は、即席麺の容器であるが、その他、例えば、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、各種食品店等で販売されている弁当箱、惣菜、菓子等の各種食品、薬品、その他の物品の容器等にも適用可能である。容器の平面形状も、この実施例のように円形だけでなく、楕円形、矩形、その他の形状でもよい。
容器1は、容器本体2及び蓋3とから成り、蓋3は容器本体2に、例えば、接着剤による接着、熱融着、又は嵌合等の手段により取り付けられている。そして、蓋3も含めて容器1の全体を覆うように、外側から樹脂フィルム等で形成されている外装4がシュリンク被着され、容器1を密封するように包装される。
外装4が容器1にシュリンク被着される際に、外装4は、容器1の外周面5に外周方向に沿って巻き付けられてからシュリンクされる。この場合、容器1の外周面5に巻き付けられる外装4の始端部6の上に、任意の重なり幅wを以て外装4の終端部7が重なるように巻き付けられている。これにより、任意の重なり幅wを以って外装4の始端部6と終端部7の重なり部8が形成されている。
このような包装容器1において、開封帯9が外装4の内面に接着剤による接着又は熱融着されており、外装4が容器1に被着されると、開封帯9は、図1(a)、(b)に示すように、蓋3に比較的近い容器本体2の上部の位置において、その外周面5に接してほぼ1周、囲うように取り付けられる。
開封帯9は、ナイロンポリエチレンラミネート(ナイロンにポリエチレンをラミネートした多層フィルムをいい、通称、ナイロンポリと略して呼んでいるもの)、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリビニルアルコール(通称、PVA)フィルム、酢酸ビニル共重合体(通称、EVA)フィルム、ナイロンフィルム、セロファン等の樹脂フィルムで構成されている。
特に、開封帯9は、外装4に接着剤で接着する場合は、ポリエステルやセロファン系の材料で形成し、熱融着する場合は、ナイロンポリ、ポリエチレン、ポリオレフィンナイロン等の樹脂材料で形成すると良い。
開封帯9は、外装4の内面に接着されているので、開封帯9の内端部10(外装4の始端部6に近い一端部)は、容器1の外周面5に当接し外側には露出していない。しかし、開封帯9の外端部11(外装4の終端部7に近い他端部)は、図2(a)、(b)に示すように、外装4の終端縁12から外周方向に延び出ており、開封帯9の開封摘み13を構成している。
開封帯9の外端部11が延び出す開封帯9の両側方の位置であって、開封帯9を挟むように、外装4には、図2(a)に示すように、その終端縁12から外周方向に切り込み14が形成されている。図2(a)に示す切り込み14の形状は、直線溝であるが、この切り込み14の形状は、その他、図3に示すようにいろいろな形状がある。
図3(a)は、切り込み14が、三角溝を入れた形状である。図3(b)は、切り込み14が、V溝を入れた形状である。図3(c)は、切り込み14が、U溝を入れた形状である。図3(d)は、切り込み14が、2つの湾曲の交差溝を入れた形状である。図3(e)は、切り込み14が、両側の切り込み14が互いに幅方向に連続してなるハット形溝を入れた形状である。
(作用)
以上の構成から成る実施例の包装容器1を開封する場合は、開封摘み13を外側に向けて(巻き付けられた開封帯9を容器本体2から剥がすように外側に向けて)引っ張る。このように開封帯9を引っ張ると、外装4も同時に外側に引っ張られる。すると、外装4は、切り込み14が形成されており破断し易いので、切り込み14から破断を開始する。従って、包装容器1の外装4を弱い力でも、簡単に破断し、開封することができる。
以上、本考案に係る包装容器の開封構造の最良の形態を実施例に基づいて説明したが、本考案は特にこのような実施例に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲記載の技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることはいうまでもない。
本考案に係る包装容器の開封構造は、店頭で販売される弁当箱、即席麺、菓子等の食品の容器だけでなく、薬品、その他各種の物品の容器にも適用可能である。
本考案の実施例を説明する図であり、(a)は本考案の開封構造の適用される包装容器の斜視図であり、(b)は本考案の要部構造を示す斜視図である。 (a)、(b)は、本考案の実施例の包装容器の開封構造を示す平面図及び断面図である。 (a)〜(e)は、本考案の包装容器の開封構造における切り込みのいろいろな実施態様を説明する図である。
符号の説明
1 容器
2 容器本体
3 蓋
4 外装
5 容器の外周面
6 外装の始端部
7 外装の終端部
8 重なり部
9 開封帯
10 開封帯の内端部
11 開封帯の外端部
12 外装の終端縁
13 開封帯の開封摘み
14 切り込み
w 任意の重なり幅

Claims (2)

  1. 蓋と容器本体が樹脂フィルムから成る外装で被着された包装容器を開封帯で開封する開封構造であって、
    前記外装は、容器本体に被着された始端部と終端部が重なり合っており、
    前記開封帯は、前記外装の内面に接着又は熱融着され、前記外装の終端部の終端縁から延び出て開封摘みを構成しており、
    外装の終端部から延び出す前記開封帯を挟むように両側方の位置において前記外装の終端部には終端縁から切り込みが形成されていることを特徴とする包装容器の開封構造。
  2. 前記切り込みは、直線溝、三角溝、V溝、U溝、2つの湾曲の交差溝、又はハット形溝の形状をしていることを特徴とする請求項1記載の包装容器の開封構造。
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