JP3137055B2 - 半導体スイッチ回路、この回路の制御方法及びアッテネータ回路 - Google Patents

半導体スイッチ回路、この回路の制御方法及びアッテネータ回路

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JP3137055B2
JP3137055B2 JP09314703A JP31470397A JP3137055B2 JP 3137055 B2 JP3137055 B2 JP 3137055B2 JP 09314703 A JP09314703 A JP 09314703A JP 31470397 A JP31470397 A JP 31470397A JP 3137055 B2 JP3137055 B2 JP 3137055B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体スイッチ回
路、この回路の制御方法及びアッテネータ回路に係わ
り、特に、携帯電話機等の携帯端末に用いて好適な半導
体スイッチ回路、この回路の制御方法及びアッテネータ
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体スイッチ回路は、例えば、
特開平8−213891号公報(図9)に示される様に
信号入力端子101にドレイン(D)を接続し、ソース
(S)をFET4のドレイン(D)に接続したFET3
と、ドレイン(D)をFET3のソース(S)に接続
し、ソース(S)を直列に接続したキャパシタ10を介
して接地したFET4と、各々のFETのゲートにゲー
ト抵抗107,109を介して、FET3の制御端子V
3 とFET4の制御端子V4 を設け、FET3、FET
4の各々のドレイン(D)、ソース(S)は、抵抗を介
して接地し常に電位を0とすることで、正の制御電圧E
3 ,E4 を与えることにより、FETスイッチ回路を構
成していた。
【0003】また、特開平9−98078号公報(図1
0)に示される様に、信号入力端子101を容量104
を介してドレイン(D)と接続したFET5と、FET
5のソース(S)に容量10を介して接地し、FET5
のドレイン(D)にFET6のドレイン(D)を接続
し、FET6のソース(S)を出力信号端子102とす
ることでFET5,FET6の各々のゲートを抵抗11
7,119を介して制御端子V5 ,V6 に0又は+5V
を印加して制御するFETスイッチ回路を構成してい
た。
【0004】しかし、上記した従来の回路では、いづれ
も2つの制御端子を有し、しかも制御端子には異なる電
圧を印加しなければならず、回路構成が複雑になるとい
う欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来の欠点を改良し、アイソレーションの良好な半
導体スイッチ回路及びこの回路の制御方法を提供するも
のである。又、本発明の他の目的は、制御端子を少なく
することで、チップサイズを小型化すると共に、半導体
素子の操作性、生産性を向上させた半導体スイッチ回路
を提供するものである。
【0006】又、本発明の別の目的は、可変範囲の大な
る新規なアッテネータ回路を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するため、基本的には、以下に記載されたような
技術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる
半導体スイッチ回路の第1の態様は、入出力端子間に設
けた電界効果トランジスタのドレインとソース間のチャ
ンネル部分を信号の通路にする第1の電界効果トランジ
スタと、前記第1の入出力端子と前記第1の電界効果ト
ランジスタのドレイン又はソースのいずれか一方の端子
間に設けられた第1のコンデンサと、前記第2の入出力
端子と前記第1の電界効果トランジスタの他方の端子間
に設けられた第2のコンデンサと、前記信号の通路をグ
ランドに落とすことでアイソレーションを確保するため
の第2の電界効果トランジスタとからなる半導体スイッ
チ回路において、前記第2のコンデンサを構成する直列
接続された二つのコンデンサと、前記第1及び第2の電
界効果トランジスタをスイッチング制御するための制御
端子と、前記第1の電界効果トランジスタのゲートをグ
ランドに接続する第1の抵抗器と、前記第1の電界効果
トランジスタの前記他方の端子と前記制御端子との間に
設けられた第2の抵抗器と、前記第2の電界効果トラン
ジスタのドレイン又はソースのいずれか一方の端子に接
続される電源と、前記直列接続された二つのコンデンサ
の接続点と前記第2の電界効果トランジスタの前記一方
の端子間に設けられた接続線路と、前記第2の電界効果
トランジスタのゲートと前記制御端子との間に設けられ
た第3の抵抗器と、前記第2の電界効果トランジスタの
他方の端子とグランド間に設けられたコンデンサとで構
成したものであり、第2の態様としては、入出力端子間
に設けた電界効果トランジスタのドレインとソース間の
チャンネル部分を信号の通路にする第1の電界効果トラ
ンジスタと、前記第1の入出力端子と前記第1の電界効
果トランジスタのドレイン又はソースのいずれか一方の
端子間に設けられた第1のコンデンサと、前記第2の入
出力端子と前記第1の電界効果トランジスタの他方の端
子間に設けられた第2のコンデンサと、前記信号の通路
をグランドに落とすことでアイソレーションを確保する
ための第2の電界効果トランジスタとからなる半導体ス
イッチ回路において、前記第2のコンデンサを構成する
直列接続された二つのコンデンサと、前記第1及び第2
の電界効果トランジスタをスイッチング制御するための
制御端子と、前記第1の電界効果トランジスタの他方の
端子に接続される電源と、前記第1の電界効果トランジ
スタのゲートと前記制御端子との間に設けられた第1の
抵抗器と、前記直列接続された二つのコンデンサの接続
点と前記第2の電界効果トランジスタのドレイン又はソ
ースのいずれか一方の端子間に設けられた接続線路と、
前記第2の電界効果トランジスタのゲートをグランド間
に設けられた第2の抵抗器と、前記第2の電界効果トラ
ンジスタの他方の端子と前記制御端子との間に設けられ
た第3の抵抗器と、前記第2の電界効果トランジスタの
他方の端子とグランド間に設けられたコンデンサとで構
成したものであり、第3の態様としては、上記構成に加
え、前記直列に接続された二つのコンデンサにインダク
タを並列に接続したものである。
【0008】又、本発明に係わる半導体スイッチ回路制
御方法の態様としては、 出力端子間に設けた電界効果
トランジスタのドレインとソース間のチャンネル部分を
信号の通路とする第1の電界効果トランジスタと、前記
信号の通路をグランドに落としてアイソレーションを得
る第2の電界効果トランジスタとから成る半導体スイッ
チ回路の制御方法において、前記第1の電界効果トラン
ジスタのゲートに制御電圧を印加すると共に、第2の電
界効果トランジスタのソース又はドレインに前記制御電
圧と同一の制御電圧を印加して第1及び第2の電界効果
トランジスタをスイッチング制御するものである。
【0009】又、本発明に係わるアッテネータ回路の第
1の態様は、入出力端子間に設けた電界効果トランジス
タのドレインとソース間のチャンネル部分を信号の通路
にする第1の電界効果トランジスタと、前記第1の入出
力端子と前記第1の電界効果トランジスタのドレイン又
はソースのいずれか一方の端子間に設けられた第1のコ
ンデンサと、前記第2の入出力端子と前記第1の電界効
果トランジスタの他方の端子間に設けられた直列に接続
された第2及び第3のコンデンサと、前記信号の通路を
グランドに落とすことを可能にした第2の電界効果トラ
ンジスタと、前記第1及び第2の電界効果トランジスタ
を制御するための制御端子と、前記第1の電界効果トラ
ンジスタのゲートをグランドに接続する第1の抵抗器
と、前記第1の電界効果トランジスタの前記他方の端子
と前記制御端子との間に設けられた第2の抵抗器と、前
記第2の電界効果トランジスタのドレイン又はソースの
いずれか一方の端子に接続される電源と、前記直列接続
された二つのコンデンサの接続点と前記第2の電界効果
トランジスタの前記一方の端子間に設けられた接続線路
と、前記第2の電界効果トランジスタのゲートと前記制
御端子との間に設けられた第3の抵抗器と、前記第2の
電界効果トランジスタの他方の端子とグランド間に設け
られた第4のコンデンサとで構成したものであり、第2
の態様としては、入出力端子間に設けた電界効果トラン
ジスタのドレインとソース間のチャンネル部分を信号の
通路にする第1の電界効果トランジスタと、前記第1の
入出力端子と前記第1の電界効果トランジスタのドレイ
ン又はソースのいずれか一方の端子間に設けられた第1
のコンデンサと、前記第2の入出力端子と前記第1の電
界効果トランジスタの他方の端子間に設けられた直列に
接続された第2及び第3のコンデンサと、前記信号の通
路をグランドに落とすことを可能にした第2の電界効果
トランジスタと、前記第1及び第2の電界効果トランジ
スタを制御するための制御端子と、前記第1の電界効果
トランジスタの他方の端子に接続される電源と、前記第
1の電界効果トランジスタのゲートと前記制御端子との
間に設けられた第1の抵抗器と、前記直列接続された二
つのコンデンサの接続点と前記第2の電界効果トランジ
スタのドレイン又はソースのいずれか一方の端子間に設
けられた接続線路と、前記第2の電界効果トランジスタ
のゲートとグランド間に設けられた第2の抵抗器と、前
記第2の電界効果トランジスタの他方の端子と前記制御
端子との間に設けられた第3の抵抗器と、前記第2の電
界効果トランジスタの他方の端子とグランド間に設けら
れたコンデンサとで構成したものであり、第3の態様と
しては、上記構成に加え、前記直列に接続された二つの
コンデンサにインダクタを並列に接続したものであり、
第4の態様としては、前記アッテネータ回路の出力を増
幅器に導き、この増幅器の増幅度を前記制御電圧で同時
に制御することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、
GaAsで作製されたディプレッションモードの電界効
果トランジスタFET1のドレイン側には入力信号端子
1が信号入力側コンデンサ4を介して接続されており、
ソース側には入力信号が通過するコンデンサ5とFET
1のソースの電位を決定するためにFET1のソース抵
抗8を介して制御端子3が接続されている。コンデンサ
5からはそれと直列に接続された信号出力側コンデンサ
6を介して出力信号端子2が設けられ、またコンデンサ
5,6の接続点Jにドレインを接続したFET2のソー
スはコンデンサ10を介して接地されている。FET2
のゲートは、ゲート抵抗9を介して制御端子3に接続さ
れており、FET1のソース、ドレインと同電位とな
る。また、FET2のドレイン、ソースは、固定電圧を
印加する抵抗12を介して固定電圧印加端子11に接続
されており、FET2のドレイン、ソースの電位を固定
している。 以上の構成をとるスイッチ回路において、
FET1のゲート幅は大きくして、入力ロスを少なく
し、直列接続コンデンサ4、5、6も入力信号のロスが
少なくなる様にコンデンサの値を大きくしている。
【0011】また、電位を与える抵抗8、12は、極力
大きくし、入力信号に対してロスを少なくする様に抵抗
値を大きくする方が望ましい。FET2のゲート幅はF
ET2のON状態時、FET1からの漏れ信号を確実に
接地し、OFF時、入力信号の振幅に対してOFF状態
を確実に保つように決められている。コンデンサ10は
FET2の電位を保つだけでなく、FET2がON状態
時にFET1からの漏れ信号を十分に接地するために充
分大きな値であることが望ましい。
【0012】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図1,2を参照して詳細に説明する。今、制御端子
3の電位が0(V) であるとすると、FET1の(ゲート
電位)=(ドレイン電位)=(ソース電位)=0(V)
あるから、FET1はON状態(抵抗RON)となる。一
方、FET2はコンデンサ5、6、10により、ドレイ
ン電位とソース電位は、固定印加電位端子11の電位+
(V) と同電位の+V(V ) に保たれるのでFET2はO
FF状態となる。従って、入力信号端1から入力された
信号はコンデンサ4→RON→コンデンサ5→コンデンサ
6→出力信号端2の経路で出力される。
【0013】逆に、制御端子3の電位を+Vに変える
と、FET1のゲート電位は常に0V、ソース電位は、
コンデンサ4.5があるため+V(V) に保たれるので、
FET1はOFF状態、またFET2の(ドレイン電
位)=(ソース電位)=(ゲート電位)=+V(V) とな
り、FET2はON状態となることから、入力信号は、
まずFET1で遮断され、たとえ信号が漏れても、FE
T2(抵抗R’ON)、コンデンサ10を介して接地され
るため出力信号端子2には出力されない、以上の状態を
表1にまとめた。
【0014】更に、制御端子3の電圧を0→+V
(V) に、徐々に変化させることで、本スイッチ回路はア
ッテネータ回路としても動作させることができる。この
特性例を図7(a)に示す。FET1のON状態での挿
入損失を−A〔dB〕、OFF状態での挿入損失を−C
〔dB〕とすると、制御端子3の電圧を0→+V(V)
化すると、制御端子の電圧が変化することでON抵抗が
変化し、このため、−A〜−C〔dB〕にアッテネータ
量を変化することができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係わる半導体スイッチ回
路、この回路の制御方法及びアッテネータ回路の具体例
を図面を参照しながら詳細に説明する。図1、2は本発
明に係わる半導体スイッチ回路の具体例を示す回路図で
あり、図1に示すように、入出力端子1、2間に設けた
電界効果トランジスタのドレインとソース間のチャンネ
ル部分を信号の通路にする第1の電界効果トランジスタ
FET1と、前記第1の入出力端子1と前記第1の電界
効果トランジスタFET1のドレイン又はソースのいず
れか一方の端子間に設けられた第1のコンデンサ4と、
前記第2の入出力端子2と前記第1の電界効果トランジ
スタFET1の他方の端子間に設けられた第2のコンデ
ンサ5、6と、前記信号の通路をグランドGNDに落と
すことでアイソレーションを確保するための第2の電界
効果トランジスタFET2とからなる半導体スイッチ回
路において、前記第2のコンデンサを構成する直列接続
された二つのコンデンサ5、6と、前記第1及び第2の
電界効果トランジスタをスイッチング制御するための制
御端子3と、前記第1の電界効果トランジスタFET1
のゲートをグランドGNDに接続する第1の抵抗器7
と、前記第1の電界効果トランジスタFET1の前記他
方の端子と前記制御端子3との間に設けられた第2の抵
抗器8と、前記第2の電界効果トランジスタFET2の
ドレイン又はソースのいずれか一方の端子に接続される
電源Pと、前記直列接続された二つのコンデンサ5、6
の接続点Jと前記第2の電界効果トランジスタFET2
の前記一方の端子間に設けられた接続線路Wと、前記第
2の電界効果トランジスタFET2のゲートと前記制御
端子3との間に設けられた第3の抵抗器9と、前記第2
の電界効果トランジスタFET2の他方の端子とグラン
ドGND間に設けられたコンデンサ10とで構成した半
導体スイッチ回路が示されている。
【0016】本発明の第1の具体例を更に詳細に説明す
ると、本発明の実施例は、厚さが140μm厚のGaA
s基板上にディプレッションモードの電界効果トランジ
スタ(FET)とMIM(Metal−Insulat
er−Metal)構造のコンデンサ、厚さ2.3μm
の金メッキ配線で形成されるインダクタンス、イオン注
入により形成されるシート抵抗1kΩを用いることによ
り形成される。シリーズのFET1にはゲート幅1m
m、並列のFET2には400μmのFETを用い、コ
ンデンサはすべて5pF、抵抗はすべて5kΩ、FET
のしきい値電圧V thを−1.5vとする。固定電圧印加
端子11には+3.0v、制御端子3には0(V) と+
3.0(V) を印加するものとする。
【0017】次に、第1の具体例の動作について、図2
を参照して詳細に説明する。今、制御端子3に0(V)
印加されているとすると、FET1のドレインとソース
の電位は制御端子3に同電位の0(V) となっているの
で、FET1のゲートが常に接地されていることから、
FET1のON抵抗RON=2.5Ωとほぼみなされ、信
号入力端子1から入力された信号は、コンデンサ4、5
とFET1を通過する。一方、FET2はゲート電位が
0v、ソース、ドレインの電位は固定電圧印加端子11
と同電位の3vであるから、しきい値電圧(−1.5
v)以上の電位(−3.0v)がFET2のゲート電位
に印加されているのと等価であるため、FET2はドレ
イン−ソース間がオープンとなっている。このため、F
ET1、コンデンサ4、5を通過してきた信号は、FE
T2を介することなく、コンデンサ6を介して信号出力
端子2に出力される。この時、例えば周波数1GHzで
あれば、入力信号は約2.5〔dB〕のロスが生じる。
【0018】逆に、制御端子3に+3.0(V) が印加さ
れると、FET1のゲート電位が0 (V) 、ソース、ドレ
インは制御端子3と同電位の+3.0(V) であるから、
FET1は等価的にゲートに−3.0(V) 印加されてい
ることになり、しきい値電圧−1.5v以上であるから
FET1はオープンとなる。従って、信号入力端子1か
ら信号が入力されても信号は通過できない。
【0019】又、FET1を通過した漏洩信号は、コン
デンサ5、FET2、コンデンサ10を通りグランドG
NDに導かれる。このため、端子1、2間のアイソレー
ションは確実に得られる。次に、本発明の第2の具体例
を図3を参照して説明する。図3には、入出力端子1、
2間に設けた電界効果トランジスタのドレインとソース
間のチャンネル部分を信号の通路にする第1の電界効果
トランジスタFET1と、前記第1の入出力端子2と前
記第1の電界効果トランジスタFET1のドレイン又は
ソースのいずれか一方の端子間に設けられた第1のコン
デンサ16と、前記第2の入出力端子1と前記第1の電
界効果トランジスタFET1の他方の端子間に設けられ
た第2のコンデンサ14、15と、前記信号の通路をグ
ランドに落とすことでアイソレーションを確保するため
の第2の電界効果トランジスタFET2とからなる半導
体スイッチ回路において、前記第2のコンデンサを構成
する直列接続された二つのコンデンサ14、15と、前
記第1及び第2の電界効果トランジスタをスイッチング
制御するための制御端子3と、前記第1の電界効果トラ
ンジスタFET1の他方の端子に接続される電源Pと、
前記第1の電界効果トランジスタFET1のゲートと前
記制御端子3との間に設けられた第1の抵抗器19と、
前記直列接続された二つのコンデンサ14、15の接続
点Jと前記第2の電界効果トランジスタFET2のドレ
イン又はソースのいずれか一方の端子間に設けられた接
続線路Wと、前記第2の電界効果トランジスタFET2
のゲートとグランドGND間に設けられた第2の抵抗器
17と、前記第2の電界効果トランジスタFET2の他
方の端子と前記制御端子3との間に設けられた第3の抵
抗器18と、前記第2の電界効果トランジスタFET2
の他方の端子とグランドGND間に設けられたコンデン
サ10とで構成した半導体スイッチ回路が示されてい
る。
【0020】又、前記直列に接続された二つのコンデン
サ14、15にインダクタ13を並列に接続した半導体
スイッチ回路が示されている。次に、本発明の第2の具
体例について、図3に基づき更に説明すると、図3の回
路は、インダクタンスLのインダクタ13をコンデンサ
14、15に並列に接続することで、コンデンサ14、
15の総合キャパシタCと共振共波数
【0021】
【数1】
【0022】で共振する回路構成となっており、今、図
3(b)に示されるOFF状態の時、入出力端子1から
入力された信号はコンデンサ(容量C1 )14と、イン
ダクタ13(L)とコンデンサ15(容量C2 )とが直
列共振回路を構成する経路との2経路を介してFET2
に信号が入力され、FET2のON抵抗R’ONとコンデ
ンサ10を介して接地される。ここで直列共振回路の共
振周波数
【0023】
【数2】
【0024】を所望の周波数に設定すると、OFF時に
はコンデンサ14のインピーダンスよりもインピーダン
スの低い直列共振回路を構成するインダクタ13とコン
デンサ15とを入力信号が通過することで、接地性が向
上する。また、ON状態の時、入力信号端子1から入力
した信号は、並列共振回路を構成するインダクタ13と
総合キャパシタCの共振周波数fが所望の周波数に影響
を及ぼさない周波数に設定することにより、ON状態で
は、入出力端子1から入力された信号は、インダクタ1
3及び、FET1、コンデンサ16を介して入出力端子
2に出力されることで入力信号のロス(損失)が低減さ
れる。例えば、C 1 =1pF、C2 =10pF、L=
2.5nHとすると、ON時の並列共振回路の共振周波
【0025】
【数3】
【0026】、OFF時の直列共振回路周波数
【0027】
【数4】
【0028】となり、入力信号の周波数が1GHzであ
れば、ON時はインダクタがない時の通過インピーダン
スZ=1/ωC=175Ωに比べ、インダクタ13のイ
ンピーダンスZ1 =ωL=15.7Ωとなり損失は1/
10以下に低減される。例えばZ=15.7Ωをコンデ
ンサで実現しようとすればC=10pF必要であるか
ら、この場合、C1 =C2 =20pFとなり、集積回路
上ではC1 =1pF、C2 =10pF、L=2.5nH
に比べれば大きな面積が必要となる。また、この時のス
イッチ回路の通過損失は、図1の通過損失が(コンデン
サ14、15、16各々0.5〔dB〕、FET1
1.0〔dB〕として)2.5〔dB〕とすると、図3
はインダクタ13のロスを0.1〔dB〕としても、
(コンデンサ16とFET1のロスだけであるから)
1.6〔dB〕のロスとなり、ほぼ1〔dB〕の効果が
ある。
【0029】次に、本発明の第3の具体例について図
4、7を参照して説明する。図1で示されるスイッチ回
路の制御端子3に、2つの印加電圧を設定するのではな
く、連続的に変化する電圧を加えることにより、ゲイン
コントロール回路として使用するものである。図1で示
したスイッチ回路の入出力端子2に増幅器14の入力側
を接続しゲインコントロール増幅器を構成する。図1で
示したスイッチ回路のON状態での挿入損失(ロス)が
−A〔dB〕であるから、増幅器の利得をB〔dB〕と
すると、図4に示されるゲインコントロール増幅器の利
得はB−A〔dB〕となり、制御端子3の電圧を0→+
[V] に変化させた時の特性例は図7(b)の様にな
る。図中の−C+Bはゲインを最小にした時の利得であ
り、ゲインコントロール回路のゲイン変化量はΔG0
A−Cとなる。
【0030】次に、本発明の第4の具体例について図5
を参照して説明する。図1で示されたスイッチ回路同
様、図3(a)で示されたスイッチ回路もゲインコント
ロール回路として使用されることは当然である。特に図
3のスイッチ回路は図1のスイッチ回路に比べ挿入損失
が小さいことから、図5に示す様にスイッチ回路を2段
にしてゲインコントロール増幅器を構成すると、スイッ
チ回路一段の時のゲイン変化量をΔG1 =D−C(D<
A)とすると、2段ではΔG2 =2(D−C)となる。
一般にC>>A>DであるからΔG2 >>ΔG1 >ΔG
0 となりゲインコントロール量はほぼ2倍得られること
になる。この特性例を図8(a)に示す。
【0031】次に本発明の第5の具体例について図6を
参照して説明する。この例は、図4のゲインコントロー
ル回路の出力側コンデンサを取り除き増幅器14の初段
のFETのゲートバイアスも同時に変化させることによ
り、図5同様にゲインコントロール量を大きく得ようと
するものである。図5に比べゲインコントロール回路が
1段であり、出力側コンデンサ6を取り除いているため
半導体集積回路においては小さな面積で大きなゲインコ
ントロール量が得られる利点を有している。図6を詳細
に説明すると、増幅器のFET7がエンハンスメント型
である時、FET7のソースにはFET7のソース抵抗
27が接続されており、電位Vb (>0)が与えられて
いる。制御電圧端子21が0(V) であると、制御端子2
1から分圧抵抗28により分圧された電位Va は今、V
a =0[V] である。
【0032】従って、FET1はゲートに電位0(V)
ソース、ドレインにはVb[V]が印加されているためOF
Fとなり、FET2はゲートにVb[V]、ソース、ドレイ
ンには0[V] であるためONとなってゲインコントロー
ル量は最小となっている。同時に増幅器の初段FET7
のゲートは0[V] 、ソース電位がVb[V]となっているた
め、FET7はゲインがない。制御端子電圧が0vから
+V(V) に近付くにつれ、FET1はON、FET2は
OFFとなり、同時に増幅器の初段FET7のゲートバ
イアスは浅くなり(Va がVb 以上になり)利得は最大
の−A+B〔dB〕が得られることになる。この特性例
を図8(b)に示す。
【0033】図中、Eは増幅器の初段のFET7のゲー
ト電位を−Vb[V]にしたときの増幅器の利得(損失)で
ある。ゲイン変化量は0→+Vとした時−A+B→−C
−EとなるのでΔG3 =−A+B−C−E〔dB〕が得
られる。また、この具体例では、FETのしきい値電圧
thが変動しても、増幅器の初段FET7のソース電位
b がVthに伴って変化するので、ゲインコントロール
回路のゲイン変化量のバラツキが抑えられる利点があ
る。これを簡単に表2にまとめた。
【0034】また、具体的に1GHzで、A〜Eの数値
を示すと、A=2.5〔dB〕、B=15〔dB〕、C
=−20〔dB〕、D=1.6〔dB〕、E=−30
〔dB〕とするとゲイン変化量はそれぞれΔG0 =1
7.5〔dB〕、ΔG1 =18.4〔dB〕、ΔG2
36.8〔dB〕、ΔG3 =37.5〔dB〕となり、
第5の具体例は小型でゲイン変化量が大きく得られ、且
つ、Vthの補償もできる回路となる。また、FETはデ
ィプレッションモードにおいても図6の回路のバイアス
設定(ゲート電位、ソース電位、ドレイン電位の設定)
を変えるだけで動作することは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上記したように構成したか
ら、アイソレーションの良好な半導体スイッチ回路と、
可変範囲の大なるアッテネータ回路が得られた。又、本
発明では、制御端子を少なくすることで、チップサイズ
を小型化すると共に、半導体素子の操作性、生産性を向
上させることが出来た。
【0036】特に、マイクロ波領域での高周波動作で
は、パッケージのピン配分を制御ピンから接地ピンに変
えることで接地ピン数が増え安定して動作させることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の具体例の半導体スイッチの回路
図である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】(a)は第2の具体例の回路図、(b)、
(c)は、第2の具体例の動作説明図である。
【図4】本発明の第3の具体例の回路図である。
【図5】本発明の第4の具体例の回路図である。
【図6】本発明の第5の具体例の回路図である。
【図7】第3の具体例の動作説明図である。
【図8】(a)は第4の具体例の動作説明図、(b)
は、第5の具体例の動作説明図である。
【図9】従来技術の回路図である。
【図10】従来技術の回路図である。
【符号の説明】
1 入力信号端子 2 出力信号端子 3 制御端子 4、5、6、10 コンデンサ 7、8、9、12 抵抗 11 固定電圧印加端子 13 インダクタ 14 増幅器 FET1、2 電界効果トランジスタ GND グランド P 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−98078(JP,A) 特開 平8−32431(JP,A) 特開 平8−213891(JP,A) 特開 平7−86899(JP,A) 特開 平8−213893(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00 - 17/70

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力端子間に設けた電界効果トランジ
    スタのドレインとソース間のチャンネル部分を信号の通
    路にする第1の電界効果トランジスタと、 前記第1の入出力端子と前記第1の電界効果トランジス
    タのドレイン又はソースのいずれか一方の端子間に設け
    られた第1のコンデンサと、 前記第2の入出力端子と前記第1の電界効果トランジス
    タの他方の端子間に設けられた第2のコンデンサと、 前記信号の通路をグランドに落とすことでアイソレーシ
    ョンを確保するための第2の電界効果トランジスタとか
    らなる半導体スイッチ回路において、 前記第2のコンデンサを構成する直列接続された二つの
    コンデンサと、 前記第1及び第2の電界効果トランジスタをスイッチン
    グ制御するための制御端子と、 前記第1の電界効果トランジスタのゲートをグランドに
    接続する第1の抵抗器と、 前記第1の電界効果トランジスタの前記他方の端子と前
    記制御端子との間に設けられた第2の抵抗器と、 前記第2の電界効果トランジスタのドレイン又はソース
    のいずれか一方の端子に接続される電源と、 前記直列接続された二つのコンデンサの接続点と前記第
    2の電界効果トランジスタの前記一方の端子間に設けら
    れた接続線路と、 前記第2の電界効果トランジスタのゲートと前記制御端
    子との間に設けられた第3の抵抗器と、 前記第2の電界効果トランジスタの他方の端子とグラン
    ド間に設けられたコンデンサとで構成したことを特徴と
    する半導体スイッチ回路。
  2. 【請求項2】 入出力端子間に設けた電界効果トランジ
    スタのドレインとソース間のチャンネル部分を信号の通
    路にする第1の電界効果トランジスタと、 前記第1の入出力端子と前記第1の電界効果トランジス
    タのドレイン又はソースのいずれか一方の端子間に設け
    られた第1のコンデンサと、 前記第2の入出力端子と前記第1の電界効果トランジス
    タの他方の端子間に設けられた第2のコンデンサと、 前記信号の通路をグランドに落とすことでアイソレーシ
    ョンを確保するための第2の電界効果トランジスタとか
    らなる半導体スイッチ回路において、 前記第2のコンデンサを構成する直列接続された二つの
    コンデンサと、 前記第1及び第2の電界効果トランジスタをスイッチン
    グ制御するための制御端子と、 前記第1の電界効果トランジスタの他方の端子に接続さ
    れる電源と、 前記第1の電界効果トランジスタのゲートと前記制御端
    子との間に設けられた第1の抵抗器と、 前記直列接続された二つのコンデンサの接続点と前記第
    2の電界効果トランジスタのドレイン又はソースのいず
    れか一方の端子間に設けられた接続線路と、 前記第2の電界効果トランジスタのゲートとグランド間
    に設けられた第2の抵抗器と、 前記第2の電界効果トランジスタの他方の端子と前記制
    御端子との間に設けられた第3の抵抗器と、 前記第2の電界効果トランジスタの他方の端子とグラン
    ド間に設けられたコンデンサとで構成したことを特徴と
    する半導体スイッチ回路。
  3. 【請求項3】 前記直列に接続された二つのコンデンサ
    にインダクタを並列に接続したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の半導体スイッチ回路。
  4. 【請求項4】 入出力端子間に設けた電界効果トランジ
    スタのドレインとソース間のチャンネル部分を信号の通
    路とする第1の電界効果トランジスタと、前記信号の通
    路をグランドに落としてアイソレーションを得る第2の
    電界効果トランジスタとから成る半導体スイッチ回路の
    制御方法において、 前記第1の電界効果トランジスタのゲートに制御電圧を
    印加すると共に、第2の電界効果トランジスタのソース
    又はドレインに前記制御電圧と同一の制御電圧を印加し
    て第1及び第2の電界効果トランジスタをスイッチング
    制御することを特徴とする半導体スイッチ回路の制御方
    法。
  5. 【請求項5】 入出力端子間に設けた電界効果トランジ
    スタのドレインとソース間のチャンネル部分を信号の通
    路にする第1の電界効果トランジスタと、 前記第1の入出力端子と前記第1の電界効果トランジス
    タのドレイン又はソースのいずれか一方の端子間に設け
    られた第1のコンデンサと、 前記第2の入出力端子と前記第1の電界効果トランジス
    タの他方の端子間に設けられた直列に接続された第2及
    び第3のコンデンサと、 前記信号の通路をグランドに落とすことを可能にした第
    2の電界効果トランジスタと、 前記第1及び第2の電界効果トランジスタを制御するた
    めの制御端子と、 前記第1の電界効果トランジスタのゲートをグランドに
    接続する第1の抵抗器と、 前記第1の電界効果トランジスタの前記他方の端子と前
    記制御端子との間に設けられた第2の抵抗器と、 前記第2の電界効果トランジスタのドレイン又はソース
    のいずれか一方の端子に接続される電源と、 前記直列接続された二つのコンデンサの接続点と前記第
    2の電界効果トランジスタの前記一方の端子間に設けら
    れた接続線路と、 前記第2の電界効果トランジスタのゲートと前記制御端
    子との間に設けられた第3の抵抗器と、 前記第2の電界効果トランジスタの他方の端子とグラン
    ド間に設けられた第4のコンデンサとで構成したことを
    特徴とするアッテネータ回路。
  6. 【請求項6】 入出力端子間に設けた電界効果トランジ
    スタのドレインとソース間のチャンネル部分を信号の通
    路にする第1の電界効果トランジスタと、 前記第1の入出力端子と前記第1の電界効果トランジス
    タのドレイン又はソースのいずれか一方の端子間に設け
    られた第1のコンデンサと、 前記第2の入出力端子と前記第1の電界効果トランジス
    タの他方の端子間に設けられた直列に接続された第2及
    び第3のコンデンサと、 前記信号の通路をグランドに落とすことを可能にした第
    2の電界効果トランジスタと、 前記第1及び第2の電界効果トランジスタを制御するた
    めの制御端子と、 前記第1の電界効果トランジスタの他方の端子に接続さ
    れる電源と、 前記第1の電界効果トランジスタのゲートと前記制御端
    子との間に設けられた第1の抵抗器と、 前記直列接続された二つのコンデンサの接続点と前記第
    2の電界効果トランジスタのドレイン又はソースのいず
    れか一方の端子間に設けられた接続線路と、 前記第2の電界効果トランジスタのゲートとグランド間
    に設けられた第2の抵抗器と、 前記第2の電界効果トランジスタの他方の端子と前記制
    御端子との間に設けられた第3の抵抗器と、 前記第2の電界効果トランジスタの他方の端子とグラン
    ド間に設けられたコンデンサとで構成したことを特徴と
    するアッテネータ回路。
  7. 【請求項7】 前記直列に接続された二つのコンデンサ
    にインダクタを並列に接続したことを特徴とする請求項
    5又は6記載のアッテネータ回路。
  8. 【請求項8】 前記アッテネータ回路の出力を増幅器に
    導き、この増幅器の増幅度を前記制御電圧で同時に制御
    することを特徴とする請求項7記載のアッテネータ回
    路。
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