JP2003008364A - 広帯域アンプモジュール - Google Patents

広帯域アンプモジュール

Info

Publication number
JP2003008364A
JP2003008364A JP2001188968A JP2001188968A JP2003008364A JP 2003008364 A JP2003008364 A JP 2003008364A JP 2001188968 A JP2001188968 A JP 2001188968A JP 2001188968 A JP2001188968 A JP 2001188968A JP 2003008364 A JP2003008364 A JP 2003008364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wide band
amplifier module
fet
electrostatic discharge
band amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001188968A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Nagamatsu
昭仁 永松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2001188968A priority Critical patent/JP2003008364A/ja
Publication of JP2003008364A publication Critical patent/JP2003008364A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】静電気放電により広帯域増幅部が破壊されるの
を防止する。 【解決手段】本発明は基板48に設けられた広帯域増幅
部22と、前記広帯域増幅部22に接続され前記基板4
8に設けられた入力端子IN、出力端子OUT及びアー
ス端子GNDとよりなり、前記入力端子INとアースG
ND端子間及び出力端子OUTとアース端子間GNDに
静電気放電用の抵抗14、20を接続した広帯域アンプ
モジュールである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は広帯域増幅部を構成
するトランジスタが静電破壊されるのを防止した広帯域
アンプモジュ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】CATV等においては、映像信号チャン
ネルが益々増加される傾向にある。前記映像信号チャン
ネルの1チャンネル当たりの周波数帯域幅は約6MHz
である。前記映像チャンネルは例えば国によっては10
0チャンネル以上あるので、少なくとも600MHz以
上の周波数帯域に亘って信号をひずみなく、高利得で増
幅する必要がある。
【0003】従来、広帯域増幅回路はインピーダンスの
整合性等を考えて、前段及び後段にトランスを用いると
共に、負帰還回路を構成するためにコンデンサあるいは
抵抗が多く用いられている。
【0004】前記トランスあるいはコンデンサは集積化
が困難なため、セラミック基板上にトランスやコンデン
サを設け、さらにトランジスタが含まれるチップを取り
付け、これらを接続し広帯域増幅回路を構成するハイブ
リットIC方式の広帯域アンプモジュールが用いられて
いる。
【0005】図4は従来の広帯域アンプモジュールの平
面図である。セラミック基板2には広帯域増幅部1が形
成されている。前記広帯域増幅部1にはコンデンサ3を
介して入力端子INが接続されると共に、アース端子G
ND1及びアース端子GND2が接続されている。さら
に電源端子Vd及びコンデンサ4を介して出力端子OU
Tが設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、広帯
域アンプモジュールは広帯域増幅回路を構成するトラン
ジスタ及び抵抗等のチップを基板に取り付けている。と
ころで広帯域増幅回路の性能を高めるため、前記トラン
ジスタとして高性能なGaAsMESFETが用いられ
る。
【0007】前記GaAsMESFETは静電気放電E
SD(Electrostatic Discharge)には弱く、ESDテス
トでは充分な値が得られず、広帯域アンプモジュールを
不用意に手で触った時などに静電気破壊する恐れが有
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は基板に設けられ
た広帯域増幅部と、該広帯域増幅部に接続された入力端
子、出力端子及びアース端子とよりなり、同一基板上に
設けられた前記入力端子とアース端子間及び出力端子と
アース端子間に静電気放電用の抵抗を接続した広帯域ア
ンプモジュールを提供する。
【0009】本発明は前記静電気放電用の抵抗にバイパ
スコンデンサを直列に接続した広帯域アンプモジュール
を提供する。
【0010】本発明は前記広帯域増幅部をGaAsME
SFETで構成した広帯域アンプモジュールを提供す
る。
【0011】本発明は前記静電気放電用の抵抗の抵抗値
を1.5kΩ〜20kΩにした広帯域アンプモジュール
を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の広帯域アンプモジュール
を図面に従って説明する。
【0013】図1は本発明の広帯域アンプモジュールに
用いられた広帯域増幅回路の回路図である。入力トラン
ス10は一次側巻線11と二次側巻線12を有し、前記
一次側巻線11はコンデンサ13を介して入力端子IN
に接続されている。さらに前記入力端子INは静電気放
電用の抵抗14とバイパスコンデンサ15を介してアー
スされると共に、高周波入力信号が加えられる。尚、前
記静電気放電用の抵抗14は数kΩ〜10kΩで、前記
バイパスコンデンサ13は数1000pF程度である。
【0014】出力トランス16は一次側巻線17と二次
側巻線18を有し、前記二次側巻線18はコンデンサ1
9を介して出力端子OUTに接続されている。前記出力
端子OUTは静電気放電用の抵抗20とバイパスコンデ
ンサ21を介してアースされると共に高周波出力信号が
取り出される。尚、前記静電気放電用の抵抗20は数k
Ω〜20kΩで、前記バイパスコンデンサ21は数10
00pFである。
【0015】前記入力トランス10の二次側巻線12と
出力トランス16の一次側巻線17間には広帯域増幅部
22を構成する上側増幅器23と下側増幅器24とがプ
ッシュプルに接続されている。
【0016】前記上側増幅器23は上側1段目のFET
26、上側2段目のFET27と上側3段目のFET2
8とよりなり、下側増幅器24は下側1段目のFET3
6、下側2段目のFET37と下側3段目のFET38
とよりなる。これらFET26、27、28、及びFE
T36、37、38は高性能なGaAsMESFETが
用いられている。
【0017】前記上側増幅器23の上側1段目のFET
26はソース接地されゲート電極が入力トランス10の
二次側巻線12の一端に接続されている。また上側2段
目のFET27はゲート接地され前記上側1段目のFE
T26のドレイン電極にソース電極が接続されている。
さらに上側3段目のFET28はゲート接地されソース
電極が上側2段目のFET27のドレイン電極に接続さ
れている。
【0018】上側3段目のFET28のドレイン電極は
出力トランス16の一次側巻線17に接続されている。
上側帰還回路29は抵抗30とコンデンサ31とよりな
り、前記上側帰還回路29は前記上側3段目のFET2
8のドレイン電極と上側1段目のFET26のゲート電
極間に接続されている。
【0019】前記下側増幅器24も上側増幅器23と同
様な構成をなしており、下側1段目のFET36はソー
ス接地されゲート電極が入力トランス10の二次巻線1
2の前記と異なる一端に接続されている。また下側2段
目のFET37はゲート接地され前記下側1段目のFE
T36のドレイン電極にソース電極が接続されている。
さらに下側3段目のFET38はゲート接地されソース
電極が下側2段目のFET37のドレイン電極に接続さ
れている。
【0020】前記下側3段目のFET38のドレイン電
極は出力トランス16の一次側巻線17に接続されてい
る。下側帰還回路39は抵抗40とコンデンサ41とよ
りなり、該下側帰還回路39は前記下側3段目のFET
38のドレイン電極と下側1段目のFET36のゲート
電極間に接続されている。
【0021】前記上側1段目のFET26のソース電極
と下側1段目のFET36のソース電極とをソース抵抗
43を介して接続し、上側2段目のFET27のゲート
電極と下側2段目のFET37のゲート電極及び上側3
段目のFET28のゲート電極と下側3段目のFET3
8のゲート電極とを夫々第1ゲート抵抗44及び第2ゲ
ート抵抗45で接続している。
【0022】前記ソース抵抗43はFET26及びFE
T36を仮想的にソース接地し、これらFET26及び
FET36の特性のバラツキによる二次歪を除去するも
のである。また第1ゲート抵抗44及び第2ゲート抵抗
45はバイアス電圧を供給し、FET27、FET37
及びFET28、FET38のゲート接地の動作を安定
させるものである。
【0023】図2は本発明の広帯域アンプモジュールの
平面図である。セラミック基板48には前記広帯域増幅
部22が形成されている。前記セラミック基板48には
コンデンサ13を介して広帯域増幅部22に接続された
入力端子IN及び同様にコンデンサ19を介して広帯域
増幅部22に接続された出力端子OUTが設けられてい
る。
【0024】前述したように、セラミック基板48に入
力端子INと出力端子OUTが設けられている他、広帯
域増幅部22に接続されたアース端子GND1とアース
端子GND2及び電源端子Vdが設けられている。そし
て前記入力端子INとアース端子GND1には静電気放
電用の抵抗14とバイパスコンデンサ15が接続されて
いる。又出力端子OUTとアース端子GND2には静電
気放電用の抵抗20とバイパスコンデンサ21が接続さ
れている。
【0025】前記広帯域増幅回路において、入力トラン
ス10に加えられた高周波信号は入力トランス10の二
次側巻線12の両端から上側1段目のFET26及び下
側1段目のFET36のゲート電極に加わり、ソース接
地増幅される。前記FET26及びFET36でソース
接地増幅された高周波信号は夫々FET27とFET2
8及びFET37とFET38に加わりゲート接地増幅
される。前記FET28及びFET38でゲート接地増
幅された高周波信号はドレイン電極から夫々出力トラン
ス16の一次側巻線17に加わり、出力トランス16の
二次側巻線18から出力端子OUTに出力信号が取出さ
れる。
【0026】FET28及びFET38でゲート接地増
幅された高周波信号は出力トランスス16に加わる一
方、上側帰還回路29及び下側帰還回路39に加わり負
帰還を行い動作を安定にする。
【0027】ところで、広帯域アンプモジュールに迂闊
に素手で掴むと、静電気が加わり、前記広帯域アンプモ
ジュールが静電気放電で破壊することがある。しかし本
発明の広帯域アンプモジュールは入力端子INとアース
端子GND間に静電気放電用の抵抗14とバイパスコン
デンサ15が接続されている。同様に出力端子OUTと
アース端子GND間に静電気放電用の抵抗20とバイパ
スコンデンサ21が接続されている。
【0028】従って前記静電気放電は静電気放電用の抵
抗14とバイパスコンデンサ15および静電気放電用の
抵抗20とバイパスコンデンサ21を介してアースされ
るので、広帯域アンプモジュールが静電破壊されるのを
防止できる。
【0029】実際に前記静電気放電用の抵抗14、20
を8.2kΩとし、バイパスコンデンサ15、21を4
700pFとし実験したところ、前記静電気放電用の抵
抗14が接続されないときの入力端子INのESD(El
ectrostatic Discharge)耐圧が0.5KVであったの
が、8.2kΩの静電気放電用の抵抗14を接続するこ
とにより1.5KVまで高めることができた。又同様に
前記静電気放電用の抵抗20が接続されないときの出力
端子OUTのESD耐圧が0.7KVであったのが、
8.2kΩの静電気放電用の抵抗20を接続することに
より2.0KVまで高めることができた。なお、バイパ
スコンデンサ15、21は直流阻止用であり、必ずしも
必要でないときもある。
【0030】図3は本発明の広帯域アンプモジュールの
他の実施例を示す平面図である。前記セラミック基板4
8には前記広帯域増幅部22が形成されている。又セラ
ミック基板48にはコンデンサ13及びバイパスを兼ね
たコンデンサ23を介して広帯域増幅部22に接続され
た入力端子INが設けられている。さらに前記セラミッ
ク基板48にはコンデンサ19及びバイパスを兼ねたコ
ンデンサ24を介して広帯域増幅部22に接続された出
力端子OUTが設けられている。
【0031】そして前記入力端子INに接続されたコン
デンサ13及びコンデンサ23の接続点とアース端子G
ND1には静電気放電用の抵抗25が接続されている。
又出力端子OUTに接続されたコンデンサ19及びコン
デンサ24の接続点とアース端子GND2には静電気放
電用の抵抗26が接続されている。
【0032】前述と同様に、広帯域アンプモジュールに
迂闊に素手で掴むと、静電気が加わり、前記広帯域アン
プモジュールが静電気放電で破壊することがある。しか
し本発明の広帯域アンプモジュールは入力端子INとア
ース端子GND間にバイパスコンデンサ23と静電気放
電用の抵抗25とが接続されている。同様に出力端子O
UTとアース端子GND間にバイパスコンデンサ24と
静電気放電用の抵抗26とが接続されている。
【0033】従って前記静電気放電はバイパスコンデン
サ23と静電気放電用の抵抗25とおよびバイパスコン
デンサ24と静電気放電用の抵抗26とを介してアース
されるので、広帯域アンプモジュールが静電破壊される
のを防止できる。
【0034】
【発明の効果】本発明の広帯域アンプモジュールは広帯
域増幅部を基板に設け、該基板に広帯域増幅部に接続し
た入力端子、出力端子及びアース端子を設け、前記入力
端子とアース端子間及び出力端子とアース端子間に静電
気放電用の抵抗を接続したので、広帯域アンプモジュー
ルに加わる静電気が放電され、広帯域増幅部が静電放電
破壊されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広帯域アンプモジュールの広帯域増幅
部の回路図である。
【図2】本発明の広帯域アンプモジュールの平面図であ
る。
【図3】本発明の広帯域アンプモジュールの平面図であ
る。
【図4】従来の広帯域アンプモジュールの平面図であ
る。
【符号の説明】
10 入力トランス IN 入力端子 GND アース端子 14 静気放電用の抵抗 15 バイパスコンデンサ 16 出力トランス 20 静気放電用の抵抗 21 バイパスコンデンサ 22 広帯域増幅部 23 バイパス兼用コンデンサ 24 バイパス兼用コンデンサ 25 静気放電用の抵抗 26 静気放電用の抵抗 48 基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に設けられた広帯域増幅部と、 前記広帯域増幅部に接続された入力端子、出力端子及び
    アース端子とよりなり、 同一基板上に設けられた前記入力端子とアース端子間及
    び出力端子とアース端子間とに静電気放電用の抵抗を接
    続したことを特徴とする広帯域アンプモジュール。
  2. 【請求項2】 前記静電気放電用の抵抗にバイパスコン
    デンサを直列に接続したことを特徴とする請求項1記載
    の広帯域アンプモジュール。
  3. 【請求項3】 前記広帯域増幅部はGaAsMESFE
    Tで構成したことを特徴とする請求項1記載の広帯域ア
    ンプモジュール。
  4. 【請求項4】 前記静電気放電用の抵抗の抵抗値を1.
    5kΩ〜20kΩにしたことを特徴とする請求項1記載
    の広帯域アンプモジュール。
JP2001188968A 2001-06-22 2001-06-22 広帯域アンプモジュール Pending JP2003008364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001188968A JP2003008364A (ja) 2001-06-22 2001-06-22 広帯域アンプモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001188968A JP2003008364A (ja) 2001-06-22 2001-06-22 広帯域アンプモジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003008364A true JP2003008364A (ja) 2003-01-10

Family

ID=19027962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001188968A Pending JP2003008364A (ja) 2001-06-22 2001-06-22 広帯域アンプモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003008364A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011016159A1 (ja) * 2009-08-06 2011-02-10 パナソニック株式会社 携帯無線機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011016159A1 (ja) * 2009-08-06 2011-02-10 パナソニック株式会社 携帯無線機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4206589B2 (ja) 分布増幅器
US7202749B2 (en) AC coupling technique for improved noise performance and simple biasing
US6472941B2 (en) Distributed amplifier with terminating circuit capable of improving gain flatness at low frequencies
JP5479284B2 (ja) 電子回路
JP3131931B2 (ja) 高周波高出力増幅装置
US6285257B1 (en) Feedback type variable gain amplifier
US7733185B2 (en) Distributed amplifier and integrated circuit
US6366172B1 (en) Semiconductor amplifier circuit and system
US20240113665A1 (en) Dual voltage switched branch lna architecture
KR101031655B1 (ko) 반도체 집적 회로 및 콘덴서 마이크로폰
JP2005501459A5 (ja)
US20030048138A1 (en) High frequency power amplifier circuit
JP2002043866A (ja) 広帯域増幅回路
JP2003008364A (ja) 広帯域アンプモジュール
US6188283B1 (en) Amplifier and semiconductor device therefor
JP3137055B2 (ja) 半導体スイッチ回路、この回路の制御方法及びアッテネータ回路
JPH10173136A (ja) 保護回路
US20240048110A1 (en) Biasing of travelling wave amplifiers
JPH0738404A (ja) 出力切替増幅装置
JPH09162657A (ja) マイクロ波電力増幅回路
JP2000196365A (ja) 高周波アイソレ―ションアンプ
JP2003198275A (ja) 広帯域増幅器
JPH06276038A (ja) 高周波低雑音増幅器
JP2718378B2 (ja) 半導体増幅回路
JP2001094361A (ja) 高周波増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226