JP3137049U - 電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一つの筐体10内に設置し、その筐体は定位置に一つのキャリアフレーム20を設置する。このキャリアフレームには電子保存装置を納置し、且つキャリアフレーム両端にはそれぞれ第一、二緩衝部品21,22を設置する。これら第一、二緩衝部品にはそれぞれ異なる角度の傾斜面211,212が成形され、更に第一、二緩衝部品は一つの連結部品30と共に嵌合してひとつにし、これら連結部品の別一端はそれぞれ筐体に固定する。
【選択図】図3a
Description
一般家庭、若しくはオフィスでのコンピュータの他、現在では車両の内装装備が多元化している。車両制御システムの他に、例えば車用オーディオ、CD機器、若しくは衛星運転ナビゲーションシステム等のようにドライバーに車両情報を提供している。
車用コンピュータの整合及び制御により、車内に於けるドライバーや同乗者に多くの情報や娯楽を提供することが一般車両の標準装備になりつつある。
これら全ては車用コンピュータによるものであるが、コンピュータは一種の精密な高科学技術製品であり、その内部には各種の部品を含む。
それらの部品は常に機能と安全性が保たれなければならない。
特に車両に於いてはこの構造設計が一般の家庭用コンピュータより重要視される。
ところが車両の走行中に異なる多岐にわたる状況により振動を受けるが、これらの振動によりハードディスクが被害を受けると、車用コンピュータが悪影響を受けて車両の安全性が脅かされる。
車用コンピュータの最大の弱点は車体の振動であるため、車用コンピュータの内部に設置したハードディスクに直接影響を与えてしまう。
このため、どのような手段により車用コンピュータ内部のハードディスク構造を保護するかが車用コンピュータの構造設計上の解決の待たれるところである。
本考案の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャーである。このアーキテクチャー上には一つの筐体10が設置され、その筐体10は電子関連設備として用いられる。例としてメインボード及び関連組立設備(図未提示)がある。この筐体10には一定位置に一つのキャリアフレーム20を設置し、本実施例では開放状の矩形枠体とする。キャリアフレーム20上には一つの納置空間201を形成し、その納置空間201には電子保存装置50を納置し、本実施例ではハードディスクする。またキャリアフレーム20両側にはそれぞれ一定傾斜角の開槽202を成形し、ネジ203を防振弾性ゴムカバー204及び開槽202に差し込み、電子保存装置50の固定孔51に固定する。これによって電子保存装置50を納置空間201内で固定するだけでなく、更に防振弾性ゴムカバー204によって防振効果を高める。
本実施例ではそれぞれ150度及び135度と(例として第3a図参照)する。
更に第一、二緩衝部品21、22キャリアフレーム20と連結しない傾斜面212、222端縁にはそれぞれ少なくとも一つの嵌合孔23を設置する。本実施例では二個とし、この嵌合孔23の開口231幅は嵌合孔23の直径より小さい。
この連結部品30上には異なる平面の折面31が折曲して設置されることにより、弾性及び支持力を高める。
これら連結部品30から離れた第一、二緩衝部品21、22の端辺上には結合孔32を設置する。
これら結合孔32をそれぞれ筐体10と共にある凸柱11もしくは穿孔12上に嵌合し、固定部品33(本実施例ではネジとする)で止め、筐体10上に固定する。
更にこれら連結部品30と第一、二緩衝部品21、22の相互に合わさる面上には少なくとも一つのスリーブ34を設置する。本実施例では二個とする。
これらスリーブ34上にはそれぞれ一つの嵌合体35を設置する。これらのむ嵌合体35の周辺にはそれぞれ凹んだ嵌合槽351を設置して第一、二緩衝部品21、22の嵌合孔23に嵌合する(例として第3b、3c図参照)。
幅が嵌合孔23直径より小さい開口231を掛合することにより、脱落することがなく、第一、二緩衝部品21、22と連結部品30がひとつに結合される。
反対に工具を必要せずに第一、二緩衝部品21、22を嵌合体35内から外し、第一、二緩衝部品21、22と連結部品30が分かれ、着脱共に便利である。
これら平面24上には弾性防振マット40を貼り付けて設置する。本実施例では発泡のゴムマットとし、これら弾性防振マット40はそれぞれ蓋板13上に貼り付け、その蓋板13は筐体10の上で被さる(例として第3図参照)。
第一、二緩衝部品21、22の異なる角度を具えた傾斜面211、212、221、222によって、振動によって発生した水平方向のエネルギーはこれら傾斜面211、212、221、222上で分散され、電子保存装置50へ伝わるエネルギーを減らす(第4図参照)。
また蓋板13下の弾性防振マット40によって垂直方向のエネルギーをより吸収する。
同様に上下から発生した振動もまた蓋板13下の弾性防振マット40及び第一、二緩衝部品21、22の異なる角度を具えた傾斜面211、212、221、222によって、振動で発生したエネルギーを水平及び垂直方向に分散し、同時に電子保存装置50上に固定した防振弾性ゴムカバー204によって更に防振効果を高める(例として第5図参照)。
11 凸柱
12 穿孔
13 蓋板
20 キャリアフレーム
201 納置空間
202 開槽
203 ネジ
204 防振弾性ゴムカバー
21 第一緩衝部品
211 傾斜面
212 傾斜面
22 第二緩衝部品
221 傾斜面
222 傾斜面
23 嵌合孔
231 開口
24 平面
30 連結部品
31 折面
32 結合孔
33 固定部品
34 スリーブ
35 嵌合体
351 嵌合槽
40 弾性防振マット
50 電子保存装置
51 固定孔
Claims (16)
- 開放状の一つの筐体と、
筐体の定位置に設置し、電子保存装置を納置する一つのキャリアフレームと、
キャリアフレームの一端に連接し、異なる平面を成形し、且つひとつにした傾斜面を連結し、それらの傾斜面間に定夾角を具える一つの第一緩衝部品と、
キャリアフレームと第一緩衝部品を連結した相對端上に連接し、第一緩衝部品上には異なる平面を設置し、且つひとつにした傾斜面を連結し、それらの傾斜面間には定夾角を具える一つの第二緩衝部品とから構成された電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャーにおいて、
車が振動を発生した時、キャリアフレームは筐体内に納置されているため、位置移動して緩衝する距離を具え、且つ第一、二緩衝部品に具えた異なる角度の傾斜面によって振動によって発生したエネルギーをこれら傾斜面上に分散し、電子保存装置へ伝わるエネルギーを減らすことを特徴とする電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。 - 前記第一、二緩衝部品は、キャリアフレームと一体成型することを特徴とする請求項1記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記第一、二緩衝部品は、キャリアフレームとひとつに固定することを特徴とする請求項1記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記第一、二緩衝部品の各傾斜面は、その間の夾角が等しいことを特徴とする請求項1記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記第一、二緩衝部品の各傾斜面はその間の夾角が等しくないことを特徴とする請求項1記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記第一緩衝部品各傾斜面は、その夾角を150度とすることを特徴とする請求項5記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記第一緩衝部品各傾斜面は、その夾角を135度とすることを特徴とする請求項5記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記第一、二緩衝部品はそれぞれ一つの連結部品と連結し、これら連結部品の一端は筐体と固定し、別の一端は第一、二緩衝部品に着脱可能に嵌合することを特徴とする請求項1記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記連結部品は、固定部品によって筐体に固定することを特徴とする請求項8記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記固定部品は、ネジであることを特徴とする請求項9記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記連結部品は、第一、二緩衝部品と連接する連接端にスリーブを設置し、そのスリーブ上には嵌合体を設置し、その嵌合体に嵌合槽を設置し、別に第一、二緩衝部品には合わせる嵌合孔を設置することを特徴とする請求項8記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記スリーブを二つ具備することを特徴とする請求項11記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記キャリアフレーム両側にはそれぞれ一定の傾斜角を形成する開槽を設置し、ネジを防振弾性ゴムカバー及び開槽に差込み、電子保存設備内で固定することを特徴とする請求項1記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記キャリアフレーム両側辺にはそれぞれ弾性防振マットを設置し、筐体の蓋板を被せると、その弾性防振マットにより、上下振動によって発生した振動エネルギーを吸収することを特徴とする請求項1記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記弾性防振マットが発泡ゴムマットであることを特徴とする請求項14記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
- 前記連結部品は異なる角度の折面を具えることを特徴とする請求項8記載の電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー。
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JP2007006772U JP3137049U (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 電子保存装置の非固定式防振アーキテクチャー |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110030319B (zh) * | 2019-04-28 | 2024-04-19 | 苏州蓝博控制技术有限公司 | 全贴合仪表始端减振装置及全贴合仪表 |
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2007
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