JP3136762B2 - 波形サンプリング装置 - Google Patents

波形サンプリング装置

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JP3136762B2 JP04133992A JP13399292A JP3136762B2 JP 3136762 B2 JP3136762 B2 JP 3136762B2 JP 04133992 A JP04133992 A JP 04133992A JP 13399292 A JP13399292 A JP 13399292A JP 3136762 B2 JP3136762 B2 JP 3136762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波形サンプリング装置
に関し、詳しくは入力周波数が高速な場合の時間軸回路
の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】入力周波数が、その波形サンプリング回
路におけるサンプリングパルスに対して高速な場合のサ
ンプリング方法にはシーケンシャルサンプリングあるい
はランダムサンプリングがある。両者を比較すると、測
定速度に関してはランダムサンプリングの方がすぐれて
いるが、繰り返し波形の測定精度に関してはシーケンシ
ャルサンプリングの方が優れている。本発明はシーケン
シャルサンプリングにかかりその測定精度の優位性を保
ったまま、より簡単な方法で測定の高速化を図るもので
ある。従って、以下に従来からのシーケンシャルサンプ
リングの方法及びその問題点等を説明する。サンプリン
グにおいては、その処理時間あるいは回路構成等の関係
から、ある限界以上周期が高い信号にあっては、一つの
トリガ信号から波形を形成するのに十分な数のサンプリ
ングを行うのが不可能となる場合が生ずる。このような
場合、高周波の信号に対しては、波形の周期性を利用し
てトリガ点から順次ずらしながら繰り返しサンプリング
して等価時間に置き換えられることによって波形を形成
する、すなわち、トリガ点から微小時間ずらしながら波
形を形成するシーケンシャルサンプリングが用いられ
る。従来のシーケンシャルサンプリングは、トリガから
微小時間ずらしながらサンプリングパルスを出力すると
いう時間軸補正回路の構成上1トリガに対して複数サン
プリングすることが困難なため、1トリガに対して1点
だけサンプリングする構成になっている場合が多い。ま
た、1トリガに対して複数サンプリングできるような時
間軸回路を実施した例するには、トリガ入力に同期した
サンプリングクロックを順次スキューさせるような構成
の時間軸回路がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、1トリガに
1サンプルなので波形を構成するのに十分なサンプル数
をとるためにはサンプル数と同数のトリガが必要とな
り、トリガ周期が遅い場合、その分サンプリング完了ま
でに時間が長くなる。例えばオシロスコープ等では波形
更新が遅くなるという欠点が生じることとなる。また、
1トリガに対して複数サンプリングできるような時間軸
回路の従来の構成では、サンプリングクロックを順次ス
キューさせてゆく方法を用いているので回路構成が複雑
になるという問題があった。本発明はこのような問題を
解決し、簡単な構成で、シーケンシャルサンプリング方
式において、一回のトリガ信号で複数のデータをサンプ
ルすることが可能な波形サンプリング装置を実現するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、トリガ入力を
受け、トリガ待ち状態であるときには、そのトリガ入力
に同期したトリガ信号を出力するトリガ回路と、前記ト
リガ回路からの入力に同期して発振を開始し、時間測定
クロック信号を出力する同期型発振器と、データの転送
およびトリガ待ち状態あるいは全体の制御を行うコント
ロール回路と、前記コントロール回路から設定されたト
リガ信号に対して第1点目をサンプルする時刻の初期値
と後述する積算器からの出力を加算して出力する加算器
と、前記加算器からのデータを初期値とし、前記同期型
発振器からの時間測定クロック信号をカウントしてトリ
ガ信号に対して第1点目をサンプルする時刻を決定し、
桁上がり信号として出力する開始点カウンタと、前記開
始点カウンタの桁上がり信号を動作禁止解除信号として
入力し、前記同期型発振器からの時間測定クロック信号
をカウントし、前記コントロール回路から設定された値
毎に桁上がり信号を出力する周期点カウンタと、前記周
期点カウンタからの桁上がり信号をカウントし、前記コ
ントロール回路から設定された値毎に桁上がり信号を出
力する回数カウンタと、前記コントロール回路から設定
された値をそのインクリメントする数とし、前記回数カ
ウンタからの桁上がり信号を入力される毎に加え合わ
せ、前記加算器に出力する積算器と、前記開始点カウン
タからの桁上がり信号と周期点カウンタからの桁上がり
信号の論理和をとるアンド回路と、前記コントロール回
路から設定された値をそのインクリメントする数とし、
前記開始点カウンタからの桁上がり信号を入力される毎
に加え合わせて出力する開始回数積算器と、前記回数カ
ウンタからの桁上がり信号をカウントする周期カウンタ
と、前記開始回数積算器からの積算値と前記周期カウン
タからのカウント値を加算する第2加算器と、前記アン
ド回路からの出力信号をサンプルホールドあるいはアナ
ログ/デジタル変換に必要とされる時間分遅らせた信号
を出力する遅延回路と、前記アンド回路からの出力信号
をサンプリングパルスとし測定入力信号をサンプルホー
ルドするサンプルホールド回路と、前記サンプルホール
ド回路からのアナログ出力をデジタル信号に変換するア
ナログ/デジタル変換器と、前記第2加算器からの出力
をアドレスとし、前記遅延回路からの信号のタイミング
で、前記アナログ/デジタル変換器からの出力であるデ
ジタル信号を格納するメモリとを設け、一回のトリガ信
号で複数のデータを取り込むことが可能なシーケンシャ
ルサンプリングを行うことを特徴とする波形サンプリン
グ装置である。
【0005】
【作用】トリガに同期して発振するスタータブルオッシ
レータとそれをカウントするカウンタから構成されるサ
ンプリングパルス発生回路を用いることによって、1ト
リガに対して複数のサンプリングパルスを発生させるか
ら、1トリガに対して複数のサンプリングをすることが
可能となる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の基本構成図である。図にお
いて、1はトリガ回路で、トリガ入力を受け、トリガ待
ち状態であるときには、そのトリガ入力に同期したトリ
ガ信号を出力する。2は、同期型発振器前記トリガ回路
からの入力に同期して発振を開始し、時間測定クロック
信号を出力する。3は開始点カウンタで、加算器5から
のデータを初期値とし、同期型発振器2からの時間測定
クロック信号をカウントしてトリガ信号に対して第1点
目をサンプルする時刻を決定し、桁上がり信号として出
力する。加算器5は、コントロール回路18から設定さ
れたトリガ信号に対して第1点目をサンプルする時刻の
初期値と後述する積算器からの出力を加算して出力す
る。12はアンド回路で、開始点カウンタからの桁上が
り信号と周期点カウンタからの桁上がり信号の論理和を
とる。13はサンプルホールド回路(以下、S/H回路
と呼ぶ)で、アンド回路12の出力信号をサンプリング
パルスとし測定入力信号をサンプルホールドする。14
は、アナログ/デジタル変換器(以下、ADCと呼ぶ)
でS/H回路13からのアナログ出力をデジタル信号に
変換する。15はメモリで、加算器23からの出力をア
ドレスとし、遅延回路21からの信号のタイミングで、
ADCからの出力であるデジタル信号を格納する。遅延
回路21は、アンド回路12からの出力信号をサンプル
ホールドあるいはアナログ/デジタル変換に必要とされ
る時間分遅らせた信号を出力する。16はメモリアドレ
ス発生回路で開始点カウンタ3からの桁上がり信号とコ
ントロール回路18からの制御信号と回数カウンタBか
らの桁上がり信号を入力し、メモリ15でのアドレスと
なる信号を生成し、出力する。また、このメモリアドレ
ス発生回路16は、開始回数積算器20と加算器23と
周期カウンタCから構成されるものである。18はコン
トロール回路で、データの転送およびトリガ待ち状態あ
るいは全体の制御を行う。開始回数積算器20は、コン
トロール回路から設定された値をそのインクリメントす
る数とし、前記開始点カウンタからの桁上がり信号を入
力される毎に加え合わせて出力する。周期カウンタC
は、回数カウンタからの桁上がり信号をカウントする。
加算器23は、開始回数積算器20からの積算値と周期
カウンタCからのカウント値を加算することでメモリ1
5でのアドレスとなる信号を生成し、出力する。Aは周
期点カウンタで、開始点カウンタ3の桁上がり信号を動
作禁止解除信号として入力し、同期型発振器2からの時
間測定クロック信号をカウントし、コントロール回路1
8から設定された値毎に桁上がり信号を出力する。Bは
回数カウンタで、周期点カウンタAからの桁上がり信号
をカウントし、コントロール回路18から設定された値
毎に桁上がり信号を出力する。Iは積算器で、コントロ
ール回路18から設定された値をそのインクリメントす
る数とし、回数カウンタBからの桁上がり信号を入力さ
れる毎に加え合わせ、加算器5に出力する。
【0007】従来のシーケンシャルサンプリングにおい
ては、トリガ入力に対し、どれくらい遅れてサンプリン
グを行うかを定めるためのカウンタ(図1内の開始点カ
ウンタ3に該当するもの)のみを有していたのに対し、
この構成ではさらに1回のトリガ入力にたいして、どれ
くらいの時間間隔でサンプリプリングを行うかを実効す
るためのカウンタ(図1内の周期点カウンタAに該当す
るもの)を設けている。よって、トリガ入力にたいして
一回目のサンプリングパルスは開始点カウンタ3から出
力し、二回目以降のサンプリングパルスは周期点カウン
タAから出力することで、1回のトリガ入力で複数回の
サンプリングを行っている。
【0008】図2に、本発明の一実施例の構成図を示
す。図において図1と同様のものは同一符号を付ける。
4はレジスタで開始点カウンタ3のためのコントロール
回路18からのディレイの初期値を格納する。なお、レ
ジスタ4の出力と積算器Iの出力を加算器5で加算して
いる。6,8はカウンタ、7,9,11はレジスタ、1
0はインクリメンタである。カウンタ6とレジスタ7か
ら周期点カウンタAは構成される。カウンタ8とレジス
タ9から回数カウンタBは構成される。インクリメンタ
10とレジスタ11から積算器Iは構成される。
【0009】図3は、メモリアドレス発生回路16の具
体的な構成で、19はレジスタ、20はインクリメンタ
である。レジスタ19に格納されている値をサンプリン
グのタイミングと同期して積算してゆき、かつ加算器2
3で何回目のトリガあるかというデータを加算するか
ら、サンプリング点毎の時間と対応するアドレスを発生
することができる。
【0010】このような実施例の説明をする。基本的に
は、図1と同様で、カウントにおける初期値等の値を格
納するレジスタが図1に加えられたものが図2である。
トリガ回路1はトリガ待ち状態でトリガ入力に同期して
出力する。この信号によって、同期型発振器2(いわゆ
るスタータブルオッシレータ)が発振を開始する。この
ときコントロール回路18によって、レジスタ4にディ
レイの初期値が格納され、レジスタ7にはサンプリング
の間隔をカウントする周期点カウンタAの初期値が格納
され、レジスタ9には1トリガで何回サンプリングを行
ったかをカウントする回数カウンタBの初期値が格納さ
れ、レジスタ11にはインクリメンタ10で積算する当
該インクリメントする数が格納され、レジスタ19には
レジスタ7に格納されている値をレジスタ11に格納さ
れている値で除算した値が格納されている。開始点カウ
ンタ3(いわゆるディレイカウンタ)では、同期型発振
器2の出力信号のクロック数をカウンタをカウントして
してトリガに対して第1点目をサンプルする時刻を決定
する。また、この決定された時刻にサンプリングパルス
をカウンタ6とアンド回路12に出力する。カウンタ6
(周期点カウンタAの基礎となるカウンタ)は、この開
始点カウンタ3からのサンプリングパルスによって、同
期型発振器2からのクロックのカウントを開始し、定め
られた回数毎に桁上がり信号(いわゆるキャリー信号)
を出力する。カウンタ8(回数カウンタBの基礎となる
カウンタ)はカウンタ6からの桁上がり信号出力をカウ
ントする。このことにより、1回のトリガ入力に対し現
在何回目のサンプリングを行っているのかが判る。さら
に、レジスタ9によって定めらた値分のカウントを終了
すると桁上がり信号(いわゆるキャリー信号)をインク
リメンタ10に出力する。インクリメンタ10では、現
在何回目のトリガであるかを積算し、そのトリガ回数に
応じた値を加算器5に出力する。このため、トリガ入力
に対してのサンプリングパルスの発生時間が少しづつず
れることでシーケンシャルサンプリングが実行される。
【0011】このような構成における動作を図4に示す
タイムチャートを用いて詳細に説明する。図においてa
〜fについては、図2内に示す各地点の動作の時間変化
を示すものである。尚、図4中の上段のa〜fは1回目
のトリガ入力にたいする変化を示したものであり、下段
のa〜fは2回目のトリガ入力にたいする変化を示した
ものである。aはトリガ回路1がトリガ待ち状態である
か否かを定めるところのコントロール回路18から出力
されるトリガレディ(TRIG READY)信号である。bは
トリガ回路1から出力されるトリガ信号で、トリガ回路
1がトリガ待ち状態(トリガレディ信号aがHレベル)
であって、かつ、外部からトリガ入力があったときにH
レベルになるものである。cは同期型発振器2から出力
されるクロック信号である。dは開始点カウンタ3から
出力されるサンプリングパルスである。eは周期点カウ
ンタAから出力されるサンプリングパルスである。fは
回数カウンタBから出力される信号で、1回のトリガ入
力に対する複数回のサンプリングがすべて終了したこと
を示すサンプリング終了信号である。またS11,S1
2〜S16は1回目のトリガ入力でサンプリングしたデ
ータであり、S21,S22〜S26は2回目のトリガ
入力でサンプリングしたデータである。
【0012】測定開始前の準備としてコントロール回路
18のから各々のレジスタ(4,7,9,11,19)
にデータを格納する。このシーケンスが終了するまでト
リガレディ(TRIG READY)信号をLレベルの状態にし
ておく。各々レジスタに入力する値について説明する。
レジスタ4にはトリガ点(トリガ信号aの立ち上がり)
からどの位置でサンプリングを開始するかのデータが格
納される。例えば、図4上段のサンプリングパルスdは
クロック信号cの3番目の立ち上がりで出力されてい
る。このことから理解されるように、このレジスタ4に
格納されるディレイ量の初期値は2である。レジスタ7
にはサンプリングパルスeの間隔を定める値を格納す
る。例えば、図4上段のサンプリングパルスeは、サン
プリングパルスdが発生したのちクロック信号cの4回
目の立ち上がり毎に出力されている。このことから理解
されるように、このレジスタ7に格納される周期の値は
3である。レジスタ9には1回のトリガ入力に対し何回
サンプリングを行うかが格納されている。この格納され
た値がサンプリングパルスeにおいて1回のトリガ入力
に対して発生するパルスの数となる。レジスタ11に
は、トリガ入力毎のディレイ量のずれを格納する。図4
上段のサンプリングパルスdと下段のサンプリングパル
スdを比較するとクロック信号cの1パルス分立ち上が
りがずれていることが示されている。この1パルス分ず
らすために、レジスタ11に1を格納する。レジスタ1
9には前述のとうり、レジスタ7に格納される周期の値
である3をレジスタ11に格納されている1で割った値
すなわち3が格納される。
【0013】動作について具体的に説明する。トリガレ
ディ(TRIG READY)信号がHレベルになるとトリガ回
路1がトリガ待ち状態になりトリガ入力があるとトリガ
信号aは立ち上がる。トリガ信号aがHレベルになるこ
とで、同期型発振器2は発振を開始し、クロック信号c
が出力される。開始点カウンタ3は、レジスタ4に格納
されるディレイ量の初期値2をカウントするとキャリー
信号を出力する。これはサンプリングパルスdに該当す
るものである。サンプリングパルスdのと立ち上がりで
カウンタ6は、クロック信号cのカウントを開始する。
このためサンプリングパルスeがクロック信号cの3周
期毎に出力される。カウンタ8(回数カウンタB内のカ
ウンタ)ではサンプリングパルスeのカウントを行い、
レジスタ9に格納された値分パルスがくるとキャリー信
号を出力する。この信号は、サンプリング終了信号fと
して図4に示される。
【0014】インクリメンタ10ではサンプリング終了
信号f毎に、レジスタ11に格納した値1分だけ積算し
てゆく。またこのサンプリング終了信号fは、コントロ
ール回路18にエンド信号として出力される。さらに、
オア回路17を介して開始点カウンタ3にロード(LOA
D)信号として入力される。同時にインリメンタ10か
らは積算値1が出力され、加算器5でレジスタ4に格納
された値2に加算されるため、図4の下段に示す次のト
リガ信号aがHレベルになった状態では、トリガ信号の
立ち上がりから4回目のクロック信号cの立ち上がりで
サンプリングパルスdが発生する。このようなサンプリ
ングを行うことで、少ない回数のトリガ入力で、多数の
サンプリングが行うことが可能となり、測定の効率が向
上する。シーケンシャルサンプリングであるからには、
トリガ入力された時からの時間差順(図4に示すS1
1,S21..S12,S22..)にADC14でデ
ジタル化されたサンプリングデータをメモリ15に格納
する必要がある。このための回路が図3に示すアドレス
発生回路16の構成である。
【0015】アドレス発生回路16の動作を示すタイム
チャート図5を用いて、トリガ入力された時からの時間
差順にサンプリングデータをメモリ15に格納するため
のアドレス発生の方法について説明する。まず図3内の
インクリメンタ20においては、サンプリング毎にメモ
リ15にデータを書き込むための書込み信号gをクロッ
ク入力とし、サンプリング終了信号fをリセット入力と
し、積算値はレジスタ19の値を入力するものである。
従って、図5に示すようにインクリメンタ20の出力で
あるDIは、サンプリングパルスdおよびサンプリング
パルスeのパルス毎に積算されてゆく。尚、1回目のト
リガでは、加算器23において0が加算されるから、ア
ドレスADはDIと等しくなり、メモリ15におけるこ
れらの番地にS11、S12..に示すサンプリングデ
ータが格納されてゆく。また、カウンタ22ではサンプ
リング終了信号fをクロック入力としているので、積算
器23の出力であるアドレスDAは2回目のトリガで
は、加算器23において1が加算され、メモリ15にお
けるアドレスADにS21、S22..に示すサンプリ
ングデータが格納されてゆく。以上の動作により、トリ
ガ入力された時からの時間差順にサンプリングデータが
メモリ15に格納される。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に高
速なシーケンシャルサンプリングを行うことが可能な波
形サンプリング装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の一部の構成図である。
【図4】本発明の動作の説明図である。
【図5】本発明の動作の説明図である。
【符号の説明】
1 トリガ回路 2 同期型発振回路 3 開始点カウンタ 12 アンド回路 13 サンプル−ホールド回路 14 アナログ/デジタル変換器 15 メモリ 16 メモリアドレス発生回路 18 コントロール回路 20 開始回数積算器 21 遅延回路 23 第2加算器 A 周期点カウンタ B 回数カウンタ C 周期カウンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トリガ入力を受け、トリガ待ち状態である
    ときには、そのトリガ入力に同期したトリガ信号を出力
    するトリガ回路と、 前記トリガ回路からの入力に同期して発振を開始し、時
    間測定クロック信号を出力する同期型発振器と、 データの転送およびトリガ待ち状態あるいは全体の制御
    を行うコントロール回路と、 前記コントロール回路から設定されたトリガ信号に対し
    て第1点目をサンプルする時刻の初期値と後述する積算
    器からの出力を加算して出力する加算器と、 前記加算器からのデータを初期値とし、前記同期型発振
    器からの時間測定クロック信号をカウントしてトリガ信
    号に対して第1点目をサンプルする時刻を決定し、桁上
    がり信号として出力する開始点カウンタと、 前記開始点カウンタの桁上がり信号を動作禁止解除信号
    として入力し、前記同期型発振器からの時間測定クロッ
    ク信号をカウントし、前記コントロール回路から設定さ
    れた値毎に桁上がり信号を出力する周期点カウンタと、 前記周期点カウンタからの桁上がり信号をカウントし、
    前記コントロール回路から設定された値毎に桁上がり信
    号を出力する回数カウンタと、 前記コントロール回路から設定された値をそのインクリ
    メントする数とし、前記回数カウンタからの桁上がり信
    号を入力される毎に加え合わせ、前記加算器に出力する
    積算器と、 前記開始点カウンタからの桁上がり信号と周期点カウン
    タからの桁上がり信号の論理和をとるアンド回路と、 前記コントロール回路から設定された値をそのインクリ
    メントする数とし、前記開始点カウンタからの桁上がり
    信号を入力される毎に加え合わせて出力する開始回数積
    算器と、 前記回数カウンタからの桁上がり信号をカウントする周
    期カウンタと、 前記開始回数積算器からの積算値と前記周期カウンタか
    らのカウント値を加算する第2加算器と、 前記アンド回路からの出力信号をサンプルホールドある
    いはアナログ/デジタル変換に必要とされる時間分遅ら
    せた信号を出力する遅延回路と、 前記アンド回路からの出力信号をサンプリングパルスと
    し測定入力信号をサンプルホールドするサンプルホール
    ド回路と、 前記サンプルホールド回路からのアナログ出力をデジタ
    ル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、 前記第2加算器からの出力をアドレスとし、前記遅延回
    路からの信号のタイミングで、前記アナログ/デジタル
    変換器からの出力であるデジタル信号を格納するメモリ
    とを設け、一回のトリガ信号で複数のデータを取り込む
    ことが可能なシーケンシャルサンプリングを行うことを
    特徴とする波形サンプリング装置。
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