JP3135871B2 - 超格子半導体装置 - Google Patents

超格子半導体装置

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JP3135871B2 JP09248335A JP24833597A JP3135871B2 JP 3135871 B2 JP3135871 B2 JP 3135871B2 JP 09248335 A JP09248335 A JP 09248335A JP 24833597 A JP24833597 A JP 24833597A JP 3135871 B2 JP3135871 B2 JP 3135871B2
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和良 黒柳
直毅 大谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超格子層を有する
ダイオード型半導体素子による、負性微分抵抗を有する
超格子半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超格子構造を有するダイオード型半導体
素子を用いて、負性微分抵抗を生じさせる超格子半導体
装置では、バッファ層、キャップ層には、基板に格子整
合する材料が用いられてきた。この素子では、超格子構
造中の井戸層内のΓ準位と障壁層内のX準位との交差に
より負性微分抵抗が実現されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超格子
構造を有する従来の負性微分抵抗素子では、キャリアが
Γ準位からX準位に流れ込むことができる電圧であるΓ
−Xミキシングが生じる電圧、すなわち、負性微分抵抗
特性を得るために必要な電圧を設定するときに、超格子
構造を変更せざるをえないため、Γ準位とX準位を同時
に設計する以外方法が無かった。従来の素子では、電流
−電圧特性に影響を与えるΓ1−Γ2ミキシングが生じ
る電圧も同時に決まってしまい、素子設計上の制約が大
きかった。
【0004】本発明の目的は以上の問題点を解決し、負
性微分抵抗特性を得るのに必要な印加電圧を比較的自由
に設定できる超格子半導体装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超格子半導
体装置は、2つの電極間に、障壁層と量子井戸層が交互
に積層されてなる超格子構造を有する真性半導体i層で
ある第2の半導体層をそれぞれ第1と第3の半導体層を
介して挟設してなる超格子半導体素子を備え、その超格
子構造の少なくとも1対の障壁層と量子井戸層は、互い
に異なる格子定数を有する材料にてなる超格子半導体装
置であって、上記超格子半導体素子に所定のバイアス電
圧を印加することにより負性微分抵抗を生じさせ、上記
第1と第3の半導体層の各格子定数がそれぞれ厚さ方向
に対して変化するように上記第1と第3の半導体層を形
成して、上記第2の半導体層の歪状態を制御して障壁層
の準位を変化することにより、上記超格子半導体素子に
おいて負性微分抵抗が生じるときのバイアス電圧を変化
させることを特徴とする。ここで、上記超格子半導体素
子は、好ましくは、p−i−n型又はn−i−n型であ
る。さらに、好ましくは、上記量子井戸層はInGaA
s又はGaAsにてなり、上記障壁層はInAlAsに
てなる。
【0006】また、別の発明に係る超格子半導体装置
は、2つの電極間に、障壁層と量子井戸層が交互に積層
されてなる超格子構造を有する第2の半導体層をそれぞ
れ第1と第3の半導体層を介して挟設してなるn+−n-
−n+型超格子半導体素子を備え、その超格子構造の少
なくとも1対の障壁層と量子井戸層は、互いに異なる格
子定数を有する材料にてなる超格子半導体装置であっ
て、上記超格子半導体素子に所定のバイアス電圧を印加
することにより負性微分抵抗を生じさせ、上記第1と第
3の半導体層の各格子定数がそれぞれ厚さ方向に対して
変化するように上記第1と第3の半導体層を形成して、
上記第2の半導体層の歪状態を制御して障壁層の準位を
変化することにより、上記超格子半導体素子において負
性微分抵抗が生じるときのバイアス電圧を変化させるこ
とを特徴とする。さらに、上述の2つの発明に係る上記
超格子半導体装置において、好ましくは、一方の電極
に、上記超格子半導体素子を励起するための励起光を入
射するための開口を形成する。これにより、当該開口を
介して励起光を容易に入射させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0008】図1は、本発明に係る一実施形態である超
格子半導体素子10を備えた超格子半導体装置の構成を
示す断面図であり、比較例となる従来例の超格子半導体
素子10aを備えた超格子半導体装置の構成を示す断面
図である。
【0009】従来例では、バッファ層17とキャップ層
13は半導体基板20に格子整合する材料が用いられて
いる。これに対して、本発明に係る実施形態では、超格
子構造を有する真性半導体i層15を挟み込むバッファ
層17,17a,17bとキャップ層13,13aの各
格子定数が厚さ方向に変化するように形成することによ
り、超格子構造を有する真性半導体i層15の部分の歪
を制御して、当該素子10において負性微分抵抗を生じ
させることを特徴とする。
【0010】従来例では、Γ準位とX準位の関係を変更
する場合には、超格子構造を変更する必要があった。こ
のため、Γ準位とX準位の関係を同時に考えなければな
らなかった。これに対して、本発明に係る実施形態で
は、バッファ層17,17a,17bとキャップ層1
3,13aの各格子定数を厚さ方向に変化しても、Γ準
位の量子化エネルギーは、変化しないが、X準位の量子
化エネルギーは変化することを利用し、Γ準位との量子
化エネルギー状態を設定した後、X準位の量子化エネル
ギー状態をΓ準位とは独立して設定することが可能とな
る。これにより、Γ1−Γ2共鳴電圧と、Γ1−X共鳴
電圧の設定を独立にできるようになり、素子の定数の設
定を簡単化することができる。また、従来例では、Γ−
Xz共鳴及びΓ−Xxy共鳴により電子の伝導が妨げら
れて、電流が流れにくくなるために負性微分抵抗領域が
できるのに対して、本発明に係る本実施形態では、Γ−
Xxy共鳴により、電子が流れやすくなって電流−電圧
特性にピークができるために負性微分抵抗領域ができ
る。
【0011】図1に示すように、本実施形態の超格子半
導体装置は、2つの電極11,12間に、障壁層21−
0乃至21−N(以下、総称の符号として21と付
す。)と量子井戸層22−1乃至22−N(以下、総称
の符号として22と付す。)とが交互に積層されてなる
超格子半導体構造を有する真性半導体i層15をそれぞ
れp型キャップ層13,13aとn型バッファ層17,
17a,17bを介して挟設してなるヘテロ接合p−i
−n型ダイオード素子である超格子半導体素子10を備
えた超格子半導体装置であって、上記超格子構造を構成
する少なくとも1対の障壁層21と量子井戸層22は、
互いに異なる格子定数を有する材料にてなり、また、上
記n型バッファ層17,17a,17b並びにp型キャ
ップ層13,13aは、半導体基板20と異なる格子定
数を有し、それらの格子定数が厚さ方向に変化するよう
にこれらの層を形成したことを特徴とする。ここで、上
記n型バッファ層17aは、その格子定数が、エピタキ
シャル成長につれ半導体基板20の格子定数から徐々に
変化しn型バッファ層17bと接する面ではn型バッフ
ァ層17bと同一の格子定数をもち、n型バッファ層1
7bに格子歪の影響を与えない。一方、キャップ層13
aは、クラッド層14とキャップ層13との間の格子定
数を有する。
【0012】従来技術の超格子半導体素子では、超格子
構造を変化させない限り負性微分抵抗の起こる電圧を変
更することができなかったが、本実施形態においては、
超格子構造を変化させずに負性微分抵抗の起こる電圧を
制御することが可能である。これによって、Γ1−Γ2
共鳴の電圧と、Γ1−Xz並びにΓ1−Xxy共鳴の電
圧を独立して設計し素子を作製することが可能となる。
【0013】本実施形態の超格子半導体素子10を、比
較例となる図2の従来例の超格子半導体素子10aとの
比較を行いながら説明する。両素子10,10aは、図
1(本実施形態)及び図2(従来例)に示すように、裏
面に平板形状のAuからなる電極12が形成され、Si
にてなるn型不純物イオンが例えば注入量1018cm-3
だけ注入されたn−GaAsにてなる厚さ300mmの
n型半導体基板20上に、以下の各層が順次、n型半導
体基板から近接した側から積層されて形成される。本実
施形態では、2つの実施例1及び2を示す。なお、図1
及び図2において、対応する形成層については同一の符
号を付している。
【0014】<実施例1の素子10> (a)Siにてなるn型不純物イオンが例えば注入量2
×1018cm-3だけ注入されたn−GaAsにてなる厚
さ50nmのn型バッファ層17; (b)Siにてなるn型不純物イオンが例えば注入量2
×1018cm-3だけ注入され、InyAs1-yの組成比y
が0から0.05まで厚さ方向に対して0.00025
/nmの割合で変化するn−InyGa1-yAsにてなる
厚さ200nmのn型バッファ層17a(半導体基板2
0に対して格子整合しない部分であって、歪を生じさせ
ないために徐々に格子定数を変化させ、グレーテッドバ
ッファ層とも呼ばれる。この実施例では、組成比yが一
定割合で変化しているが、本発明はこれに限らず、一定
割合で変化しなくてもよい。); (c)Siにてなるn型不純物イオンが例えば注入量2
×1018cm-3だけ注入されたn−In0.05Ga0.95
sにてなる厚さ800nmのn型バッファ層17b; (d)i−In0.2Al0.8Asにてなる厚さ5.4nm
のi型クラッド層16; (e)上述の超格子構造を有する厚さ324nmの真性
半導体i層(i−SL)15; (f)i−In0.2Al0.8Asにてなる厚さ5.4nm
のi型クラッド層14; (g)Beにてなるp型不純物イオンが例えば注入量5
×1018cm-3だけ注入されたp−In0.05Ga0.95
sにてなる厚さ300nmのp型キャップ層13a(半
導体基板20に対して格子整合しない部分である。); (h)Beにてなるp型不純物イオンが例えば注入量5
×1018cm-3だけ注入されたp−GaAsにてなる厚
さ10nmのp型キャップ層13; (i)厚さ方向に貫通する開口11hが中央部に形成さ
れたリング形状のAuからなる電極11。
【0015】<実施例2の素子10> (a)Siにてなるn型不純物イオンが例えば注入量2
×1018cm-3だけ注入されたn−GaAsにてなる厚
さ50nmのn型バッファ層17; (b)Siにてなるn型不純物イオンが例えば注入量2
×1018cm-3だけ注入され、InyAs1-yの組成比y
が0から0.1まで厚さ方向に対して0.0005/n
mの割合で変化するn−InyGa1-yAsにてなる厚さ
200nmのn型バッファ層17a(半導体基板20に
対して格子整合しない部分であって、歪を生じさせない
ために徐々に格子定数を変化させ、グレーテッドバッフ
ァ層とも呼ばれる。この実施例では、組成比yが一定割
合で変化しているが、本発明はこれに限らず、一定割合
で変化しなくてもよい。); (c)Siにてなるn型不純物イオンが例えば注入量2
×1018cm-3だけ注入されたn−In0.1Ga0.9As
にてなる厚さ800nmのn型バッファ層17b; (d)i−In0.2Al0.8Asにてなる厚さ5.4nm
のi型クラッド層16; (e)上述の超格子構造を有する厚さ324nmの真性
半導体i層(i−SL)15; (f)i−In0.2Al0.8Asにてなる厚さ5.4nm
のi型クラッド層14; (g)Beにてなるp型不純物イオンが例えば注入量5
×1018cm-3だけ注入されたp−In0.1Ga0.9As
にてなる厚さ300nmのp型キャップ層13a(半導
体基板20に対して格子整合しない部分である。); (h)Beにてなるp型不純物イオンが例えば注入量5
×1018cm-3だけ注入されたp−GaAsにてなる厚
さ10nmのp型キャップ層13; (i)厚さ方向に貫通する開口11hが中央部に形成さ
れたリング形状のAuからなる電極11。 なお、実施例1と実施例2とは、バッファ層17a,1
7b及びキャップ層13aのInの組成比が異なる。
【0016】<比較例である従来例の素子10a> (a)Siにてなるn型不純物イオンが例えば注入量2
×1018cm-3だけ注入されたn−GaAsにてなる厚
さ50nmのn型バッファ層17; (b)i−In0.2Al0.8Asにてなる厚さ5.4nm
のi型クラッド層16; (c)上述の超格子構造を有する厚さ324nmの真性
半導体i層(i−SL)15; (d)i−In0.2Al0.8Asにてなる厚さ5.4nm
のi型クラッド層14; (e)Beにてなるp型不純物イオンが例えば注入量5
×1018cm-3だけ注入されたp−GaAsにてなる厚
さ110nmのp型キャップ層13; (f)厚さ方向に貫通する開口11hが中央部に形成さ
れたリング形状のAuからなる電極11。 従って、従来例においては実施例1,2に比較して、、
バッファ層17a,17b及びキャップ層13aを備え
ていない。
【0017】なお、電極11をリング形状にするのは、
上記の積層を行った後に所定のエッチング法により行わ
れる。また、上記真性半導体i層15は、例えば、量子
井戸層22がi型クラッド層16に隣接するように、G
aAsにてなり19原子の厚さの5.4nmの量子井戸
層22とIn0.2Al0.8Asにてなり19原子の厚さの
5.4nmの障壁層21を交互に、例えばN=30周期
(すなわち30対)で積層されて形成される。そして、
電極11,12はそれぞれ、逆バイアス電圧Vbの可変
直流電源30の負極及び正極に接続される。これによっ
て、超格子半導体素子10,10aの電極11,12間
に所定の電界が印加されることとなる。
【0018】従って、従来例では、バッファ層17が1
層で構成されているのに対し、本実施形態の実施例1,
2ではバッファ層17,17a,17bの3層で構成さ
れている。この3層は、半導体基板20に格子整合する
バッファ層17、半導体基板20の格子定数から徐々に
格子定数を変化させるグレーデッドバッファ層17a及
び半導体基板20とは異なる格子定数をもつバッファ層
17bとにより構成されるものである。また、従来例で
は、キャップ層13が1層で構成されているのに対し
て、本実施形態の実施例1,2ではキャップ層13,1
3aの2層で構成されている。この2層は、バッファ層
17aと同一の格子定数をもつキャップ層13a及びG
aAsにてなるキャップ層13により構成されるもので
ある。そして、本実施形態では、バッファ層17bとキ
ャップ層13aにより、超格子構造を有する真性半導体
i層15内部での歪の状態を変化させ、異なった電圧で
負性微分抵抗特性を有する素子を実現するものである。
【0019】図3は、図1及び図2の超格子半導体素子
10,10aの真性半導体i層15の厚さ方向の位置に
対する準位エネルギーを示すエネルギーバンド図であ
り、図4乃至図6は、従来例及び実施例1,2の超格子
半導体素子10a,10に対して逆バイアス電圧Vbを
印加したときの真性半導体i層15の各点における準位
エネルギーを示すエネルギーバンド図である。
【0020】図3乃至図6において、Γは、量子井戸層
22において、波数ベクトルk=0又は(000)とな
るときの波数ベクトルk空間における伝導帯下端の点で
あり、Xは、障壁層21において、波数ベクトルk=
(100)となるときの波数ベクトルk空間における伝
導帯下端の点である。また、障壁層21がバルク型半導
体でないときの第1準位、第2準位、…、のX点をX
1,X2,…と表す一方、量子井戸層22がバルク半導
体でないときの第1準位、第2準位、…のX点をΓ1,
Γ2,…と示している。ここで、X点を、2つの電極を
結ぶ方向に対して平行であるz軸方向のXz点と、z軸
方向に対して垂直であるxy平面方向のXxy点とに分
割して考える。さらに、図4乃至図6において、Γ2
(0)は量子井戸層22−0におけるΓ2点を示し、Γ
2(1)は量子井戸層22−1におけるΓ2点を示し、
以下同様である。Xz1(+1/2),Xxy1(+1
/2)はそれぞれ、障壁層21−1におけるXz,Xx
y準位を示し、以下同様である。図6の100の交点に
おいては、Γ1(0)−Xxy(−1/2)の共鳴によ
り、電流がピーク値を有することを示している。他の図
においても同様である。
【0021】本実施形態の超格子半導体素子10におい
ては、超格子層である真性半導体i層15に、格子定数
が異なる材料の組み合わせを用いることにより生じる、
超格子中の歪の状態をバッファ層17,17a,17b
とキャップ層13,13aの材料の格子定数を厚さ方向
に対して変化することにより制御する。例えば、GaA
sの格子定数は5.66である一方、In0.2Al0.8
sの格子定数は5.74である。一方、従来例では、バ
ッファ層17及びキャップ層13の材料として、半導体
基板20に格子整合する材料を用いているため、超格子
層である真性半導体i層15内部での歪の分布は一意に
決定される。これに対して、本実施例1,2の超格子層
である真性半導体i層15を挟み込むバッファ層17b
及びキャップ層13aであるInxGa1-xAsの格子定
数は、x=0.05(実施例1)に対して5.68、x
=0.1(実施例2)に対して5.70である。この様
な構造で、バッファ層17,17a,17b及びキャッ
プ層13,13aの各格子定数が厚さ方向に変化するよ
うに形成することによって歪の分布状態を変更すること
が可能となる。
【0022】これらの条件の下での歪状態は、以下のよ
うになる。超格子層である真性半導体i層15部分の歪
量は、全体では、
【数1】(障壁層21の格子定数−量子井戸層22の格
子定数)/((障壁層21の格子定数+量子井戸層22
の格子定数)/2)−1=1.4(%) となる。この1.4(%)の歪量が量子井戸層22と障
壁層21で分配されることとなるが、その分配量は量子
井戸層22及び障壁層21の各格子定数に加えて、バッ
ファ層17b及びキャップ層13aの各格子定数を考慮
することにより計算できる。
【0023】量子井戸層22の歪量は、次式のよう定義
できる。
【数2】(バッファ層17bの格子定数−量子井戸層2
2の格子定数)/((量子井戸層22の格子定数+バッ
ファ層17bの格子定数)/2)−1 また、障壁層21の歪量は、次式のように定義できる。
【数3】(バッファ層17bの格子定数−障壁層21の
格子定数)/((障壁層21の格子定数+バッファ層1
7bの格子定数)/2)−1
【0024】上記の式から計算された量子井戸層22及
び障壁層21の歪量は、従来例(x=0)の素子10a
に対して、
【数4】(量子井戸層22の歪量,障壁層21の歪量)
=(0,−1.4)(%)本実施例1(x=0.05)
に対して、
【数5】(量子井戸層22の歪量,障壁層21の歪量)
=(0.3,−1.1)(%)本実施例2(x=0.
1)に対して、
【数6】(量子井戸層22の歪量,障壁層21の歪量)
=(0.7,−0.7)(%) となる。ここで、正の符号は引っ張り歪、負の符号は圧
縮歪であることを示している。
【0025】以上のように構成された超格子半導体装置
において、超格子半導体装置の両端の電極11,12に
所定の逆バイアス電圧Vbを印加すると、超格子層であ
る真性半導体i層15に対して垂直な方向に電界が印加
され、加速された電子はトンネル効果によって隣の量子
井戸層22に進む。量子井戸層22ではほとんどの電子
はΓ1準位に存在する。このΓ1準位が、ある電界にお
いて隣り合う障壁層21のXxy準位と共鳴すると、一
部の電子はXxy準位に流れ込む。Xxy準位に流れ込
んだ電子は急速に隣り合う量子井戸層22に流れ込むた
め、電子のドリフト速度が上昇する。共鳴電圧からはず
れると、再び電子のドリフト速度が低下するため、電流
−電圧特性にピークを生じ、負性微分抵抗特性を示す。
【0026】本発明においては、真性半導体i層15に
様々な材料を用いることができるが、本実施形態におい
ては、量子井戸層22にGaAsを用い、障壁層21に
In0.2Al0.8Asを用いた構造を例にとると、障壁層
21であるIn0.2Al0.8As層が、圧縮歪を受けるこ
とにより、その中に存在する2種類のXバンド端(Xz
点及びXxy点)は分裂する。従来例では、この障壁層
21中のX点のバンド端を変化させるためには、障壁層
21の幅を変更する必要があったが、同時にΓ点のバン
ド端も変化してしまう。本発明では、この障壁層21中
のX点のバンド端を、バッファ層17b及びキャップ層
13aのInxAl1-xAs中のInAs組成比xによっ
て変化させることができ、この時にはΓ準位はほとんど
変化しない。X点の準位のみを選択的に変化させること
により、負性微分抵抗の生じる印加電圧を自由に設定す
ることが可能となる。
【0027】本実施形態において、GaAsにてなる量
子井戸層22を用いているが、本発明はこれに限らず、
量子井戸層22の材料として、GaAsに代えてInz
Ga1 -zAsを用いても良い。この場合、InzAs1-z
の組成比zを増加させることにより、バンドギャップエ
ネルギーを小さくすることができるので、より長波長の
励起光又はレーザー光で超格子半導体素子中のキャリア
を励起できる。
【0028】
【実施例】本発明者は、図1に示す実施形態の超格子半
導体素子10と図2に示す従来例の超格子半導体素子1
0aとを作製して実験を行った結果を以下に示す。図7
に、強度約2.5μWのTi:サファイアレーザー73
5nmで素子10を光励起したときの、超格子半導体素
子10に印加される逆バイアス電圧Vbに対する電流特
性を示す。従来例、実施例1及び2の測定値には、それ
ぞれ100nAのオフセットを付けてある。図7から明
らかなように、本実施例1,2の素子10では、従来例
の素子10aと超格子構造が同じであるにも関わらず、
バッファ層17bとキャップ層13aの歪の量を制御す
ることにより電流−電圧特性を変化させることができて
いることがわかる。また、本実施形態の素子10では、
歪量の制御により負性微分抵抗の起こる電圧を変化させ
ることもできている。これは、図4、図5及び図6の比
較から明らかなようにΓ−X共鳴電圧の変化によるもの
であり、超格子構造の歪状態を変化させることにより、
素子の特性を変化させることが可能である。また、この
とき図4、図5及び図6からわかるように、歪の影響
は、Γ準位の量子化にはほとんど影響しない。Γ1−Γ
2共鳴も電流−電圧特性に影響を与えるが、本発明に係
る実施形態では、Γ準位と独立にX準位を設定すること
が可能となるため素子の定数の設定が容易になる。
【0029】以上説明したように、本実施例によれば、
2つの電極11,12間に、障壁層21と量子井戸層2
2とが交互に積層されてなる超格子構造を有する真性半
導体i層15をそれぞれp型キャップ層13,13aと
n型バッファ層17,17a,17bを介して挟設して
なるヘテロ接合p−i−n型超格子半導体素子10を備
えた超格子半導体装置であって、上記超格子構造を構成
する少なくとも1対の障壁層21と量子井戸層22は、
互いに異なる格子定数を有する材料にてなるように構成
し、この超格子部分の歪の分布を、超格子を挟み込むク
ラッド層17,17a,17bとキャップ層13,13
aの各格子定数が厚さ方向に対して変化するように制御
することにより、負性微分抵抗を起こすのに必要な印加
電圧を比較的自由に設定可能な、負性部分抵抗特性を有
する超格子半導体装置を実現できる。
【0030】本実施形態では、歪量の制御によりXバン
ドを変調することにより、超格子半導体構造が同一であ
るにもかかわらず、異なった電圧で負性微分抵抗特性が
得られている。
【0031】<第1の変形例>本実施例1では、組成一
定部分のバッファ層17b及びキャップ層13aにIn
0.05Ga0.95Asを用いた例を示したが、InxGa1-x
As(0<x<1)としてInAsの組成比xを変化さ
せることにより、電流−電圧特性を変化させることが可
能である。また、バッファ層17b及びキャップ層13
aの材料として、InxGayAl(1-x-y)As(0<x
<1,0<y<1,0<x+y<1)を用いることもで
きる。
【0032】<第2の変形例>以上の実施形態において
は、GaAs/InxAl(1-x)Asからなる超格子層を
有するp−i−n型ダイオード素子である超格子半導体
素子10について述べているが、本発明はこれに限ら
ず、表1及び表2に示すn−i−n型超格子半導体素子
又はn+−n-−n+型超格子半導体素子であってもよ
い。表1及び表2において、組成比はこれに限定されな
い。また、超格子構造を有する真性半導体i層15層の
組成も表3に示す材料を用いてもよい。表3において、
組成比はこれに限定されない。以上の変形例において
も、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0033】
【表1】 n−i−n型の例 ─────────────────────────────────── 層又は基板 組成 厚さ 不純物のドープ量 (cm-3),不純物 ─────────────────────────────────── キャップ層13 n+-GaAs 10nm 5×1018,Si キャップ層13a n+-In0.05Al0.95As 300nm 5×1018,Si クラッド層14 In0.2Al0.8As 5.4nm 半導体i層15 GaAs/ 5.4nm In0.2Al0.8As 5.4nm 周期N=30 クラッド層16 In0.2Al0.8As 5.4nm バッファ層17b n+-In0.05Ga0.95As 800nm 5×1018,Si バッファ層17a n+-InyGa1-yAs 200nm 5×1018,Si yを0から0.05まで変化させる。 バッファ層17 n+-GaAs 50nm 2×1018,Si 半導体基板20 n+-GaAs 300mm 1018,Si ───────────────────────────────────
【0034】
【表2】 n+−n-−n+型の例 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 層又は基板 組成 厚さ 不純物のドープ量 (cm-3),不純物 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― キャップ層13 n+-GaAs 10nm 5×1018,Si キャップ層13a n+-In0.05Al0.95As 300nm 5×1018,Si クラッド層14 n--In0.2Al0.8As 5.4nm 1×1017,Si 半導体層15 n--GaAs/ 5.4nm 1×1017,Si n--In0.2Al0.8As 5.4nm 1×1017,Si 周期N=30 クラッド層16 n--In0.2Al0.8As 5.4nm 1×1017,Si バッファ層17b n+-In0.05Ga0.95As 800nm 5×1018,Si バッファ層17a n+-InyGa1-yAs 200nm 5×1018,Si yを0から0.05まで変化させる。 バッファ層17 n+-GaAs 50nm 2×1018,Si 半導体基板20 n+-GaAs 300mm 1018,Si ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0035】
【表3】 超格子構造を有する真性半導体i層15並びに バッファ層17及びクラッド層13の組成 ─────────────────────────────────── バッファ層17及びクラッド層13/組成比の例 当該例の時の格子定数 量子井戸層22/ 障壁層21 ─────────────────────────────────── AlxGa1-xSb/ x=0.8 6.126/ InAs/ 6.05/ AlyGa1-ySb y=1.0 6.134 ─────────────────────────────────── AlPxSb1-x/ x=0.04 6.107/ InAs/ 6.05/ AlPySb1-y y=0.0 6.134 ─────────────────────────────────── AlPxSb1-x/ x=0.20 6.00/ InP/ 6.05/ AlPySb1-y y=0.15 6.034 ─────────────────────────────────── AlAsxSb1-x/ x=0.2 6.039/ InP/ 6.05/ AlAsySb1-y y=0.3 5.991 ─────────────────────────────────── AlPxSb1-x/ x=0.45 5.767/ GaAs/ 5.6533/ AlPySb1-y y=0.55 5.834 ─────────────────────────────────── AlAsxSb1-x/ x=0.75 5.778/ GaAs/ 5.6533/ AlAsySb1-y y=0.65 5.826 ─────────────────────────────────── AlAsxSb1-x/ x=0.25 6.015/ InyGa1-yAs/ y=0.6 5.891/ AlAszSb1-z z=0.15 6.062 ─────────────────────────────────── AlPxSb1-x/ x=0.2 6.00/ InyGa1-yAs/ y=0.6 5.891/ AlPzSb1-z z=0.1 6.067 ─────────────────────────────────── (注1)0<x<1,0<y<1,0<z<1。 (注2)量子井戸層22の組成はキャップ層13及びバッファ層17に適用する ことができ、障壁層21の組成はクラッド層14,16に適用することができる 。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、2
つの電極間に、障壁層と量子井戸層が交互に積層されて
なる超格子構造を有する第2の半導体層をそれぞれ第1
と第3の半導体層を介して挟設してなる超格子半導体素
子を備え、その超格子構造の少なくとも1対の障壁層と
量子井戸層は、互いに異なる格子定数を有する材料にて
なる超格子半導体装置であって、上記超格子半導体素子
に所定のバイアス電圧を印加することにより負性微分抵
抗を生じさせ、上記第1と第3の半導体層の各格子定数
がそれぞれ厚さ方向に対して変化するように上記第1と
第3の半導体層を形成して、上記第2の半導体層の歪状
態を制御して障壁層の準位を変化することにより、上記
超格子半導体素子において負性微分抵抗が生じるときの
バイアス電圧を変化させる。従って、この超格子部分の
歪の分布を、超格子を挟み込む第1と第3の半導体層の
各格子定数が厚さ方向に対して変化するように制御する
ことにより、負性微分抵抗を起こすのに必要な印加電圧
を比較的自由に設定可能な、負性部分抵抗特性を有する
超格子半導体装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態である超格子半導体
素子10を備えた超格子半導体装置の構成を示す断面図
である。
【図2】 従来例の超格子半導体素子10aを備えた超
格子半導体装置の構成を示す断面図である。
【図3】 図1の超格子半導体素子10に対して逆バイ
アス電圧Vbを印加したときの真性半導体層i層15の
厚さ方向の位置に対する準位エネルギーを示すエネルギ
ーバンド図である。
【図4】 従来例(x=0;InxAl1-xAs)の超格
子半導体素子10aに対して逆バイアス電圧Vbを印加
したときの真性半導体層i層15の各点における準位エ
ネルギーを示すエネルギーバンド図である。
【図5】 実施例1(x=0.05;InxAl1-x
s)の超格子半導体素子10に対して逆バイアス電圧V
bを印加したときの真性半導体層i層15の各点におけ
る準位エネルギーを示すエネルギーバンド図である。
【図6】 実施例2(x=0.1;InxAl1-xAs)
の超格子半導体素子10に対して逆バイアス電圧Vbを
印加したときの真性半導体層i層15の各点における準
位エネルギーを示すエネルギーバンド図である。
【図7】 従来例及び実施例1,2の超格子半導体素子
10a,10に対して逆バイアス電圧Vbを印加したと
きの光電流を示すグラフである。
【符号の説明】
11,12…電極、 13,13a…p型キャップ層、 14…i型クラッド層、 15…超格子構造を有する真性半導体i層、 16…i型クラッド層、 17,17a,17b…n型バッファ層、 20…半導体基板、 21−0乃至21−N…障壁層、 22−0乃至22−N…量子井戸層、 30…可変直流電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江上 典文 京都府相楽郡精華町大字乾谷小字三平谷 5番地 株式会社エイ・ティ・アール環 境適応通信研究所内 (56)参考文献 特開 平7−261220(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/86 H01L 29/864 H01L 31/10 H01S 1/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの電極間に、障壁層と量子井戸層が
    交互に積層されてなる超格子構造を有する真性半導体i
    層である第2の半導体層をそれぞれ第1と第3の半導体
    層を介して挟設してなる超格子半導体素子を備え、その
    超格子構造の少なくとも1対の障壁層と量子井戸層は、
    互いに異なる格子定数を有する材料にてなる超格子半導
    体装置であって、 上記超格子半導体素子に所定のバイアス電圧を印加する
    ことにより負性微分抵抗を生じさせ、上記第1と第3の
    半導体層の各格子定数がそれぞれ厚さ方向に対して変化
    するように上記第1と第3の半導体層を形成して、上記
    第2の半導体層の歪状態を制御して障壁層の準位を変化
    することにより、上記超格子半導体素子において負性微
    分抵抗が生じるときのバイアス電圧を変化させることを
    特徴とする超格子半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記超格子半導体素子は、p−i−n型
    又はn−i−n型、であることを特徴とする請求項1記
    載の超格子半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記量子井戸層はInGaAs又はGa
    Asにてなり、上記障壁層はInAlAsにてなること
    を特徴とする請求項1又は2記載の超格子半導体装置。
  4. 【請求項4】 2つの電極間に、障壁層と量子井戸層が
    交互に積層されてなる超格子構造を有する第2の半導体
    層をそれぞれ第1と第3の半導体層を介して挟設してな
    るn+−n-−n+型超格子半導体素子を備え、その超格
    子構造の少なくとも1対の障壁層と量子井戸層は、互い
    に異なる格子定数を有する材料にてなる超格子半導体装
    置であって、 上記超格子半導体素子に所定のバイアス電圧を印加する
    ことにより負性微分抵抗を生じさせ、上記第1と第3の
    半導体層の各格子定数がそれぞれ厚さ方向に対して変化
    するように上記第1と第3の半導体層を形成して、上記
    第2の半導体層の歪状態を制御して障壁層の準位を変化
    することにより、上記超格子半導体素子において負性微
    分抵抗が生じるときのバイアス電圧を変化させることを
    特徴とする超格子半導体装置。
  5. 【請求項5】 一方の電極に、上記超格子半導体素子を
    励起するための励起光を入射するための開口を形成した
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1つ
    に記載の超格子半導体装置。
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