JP3135237U - タブ引き起こし器具 - Google Patents

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周一 中田
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Abstract

【課題】イージーオープン蓋のタブを簡単かつ見栄えよく引き起こすことのできるタブ引き起こし器具を提供すること。
【解決手段】イージーオープン蓋を備えた缶飲料のタブ引き起こし器具であって、人の指で把持・操作する円柱形状の本体2と、本体2の底面8を基準に下方に向かって内すぼまりに延出される同高さに構成された係合縁部9を全周に備えており、係合縁部9は底面視において外郭形状が円形のリング形状とされている。これによって爪を痛めることなく、簡単かつ見栄えよくタブを引き起こすことができる。
【選択図】 図2

Description

本考案は缶入り飲料の飲み口(注ぎ口)を付けるためのイージーオープン蓋に設けられたタブ(引き金)を引き起こしすためのタブ引き起こし器具に関するものである。
従来から缶入り飲料では上蓋に飲み口や注ぎ口を付けるためのイージーオープン蓋(いわゆるプルトップ)が設けられている。イージーオープン蓋の開缶手段にはいくつかのタイプがあるが、例えばタブ(引き金)を引き起こしてタブ先端の下動部で蓋に口金形状に溝を刻設した領域を缶内部に折り曲げて開口部を形成させるようにしたり(ステイオンタブ式)、タブと一緒引き剥がして開口部を形成させるようにしたり(プルタブ式)している。イージーオープン蓋の一例を特許文献1として示す。
特開平8−318944号公報
しかし、イージーオープン蓋のタブは比較的上蓋に近接した位置で上蓋に沿って延出されている。そのため、タブの引き起こし操作をする際にタブと上蓋の隙間に指や爪が入れにくく、入れることができても堅くて(特にスチール缶では)引き起こすことができない場合があった。もちろん手近にあるスプーンや釘のようなタブと上蓋の隙間に差し込みやすい薄手・長尺の器具を使用してこじるようにしてタブを引き起こすこともできるが、あまり見栄えのよいものではない。そのため、イージーオープン蓋のタブを簡単かつ見栄えよく引き起こすことのできる器具が求められていた。
本考案は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その主目的とするところは、イージーオープン蓋のタブを簡単かつ見栄えよく引き起こすことのできるタブ引き起こし器具を提供することにある。
上記の目的を達成するための第1の手段として、蓋上の中央寄り位置にて固定され蓋上面の水平面に略沿って蓋の側方に向かって延出されるタブと、同タブの固定位置を挟んだ延出方向と逆方向に同蓋に対して一定領域を包囲するように刻設された溝を有し、同タブを引き起こすことによって同溝に沿って同溝の一部を破断させて同蓋の一部あるいは全部を開口させるようにしたイージーオープン蓋を備えた缶飲料のタブ引き起こし器具であって、人の指で把持・操作する支持部と、同支持部に形成された底面を基準に下方に向かって内すぼまりに延出される同高さに構成された係合縁部を全周に備えたことをその要旨とする。
第2の手段では第1の手段に加え、前記支持部は円柱形状とされ前記係合縁部は底面視において外郭形状が円形のリング形状とにしたことをその要旨とする。
上記のような構成においては、前記タブの先端を係合縁部と水平底面の間に差し込ませて、その係合位置と反対側の下端縁部を支点とし、支持部を徐々に傾けながらタブの先端側を起こすようにする。一旦タブを引き起こすことでタブを操作しやすくなるためイージーオープン蓋の種類に応じて溝に沿って破断させ開口部を形成する。このようにすると爪によって引き起こす必要がなく爪が痛むことはない。また、タブの弾性が小さく爪を入れても大きな力が必要で起こせない場合やタブが蓋に密着しており爪を入れにくい場合等タブの先端側を起こしにくい諸処の事由があってもタブを起こすことが可能となる。
上記各請求項の考案では、イージーオープン蓋のタブを簡単にかつ見栄えよく引き起こすことが可能となる。
以下、本考案におけるタブ引き起こし器具を具体化した一実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、タブ引き起こし器具1は例えばチタン合金のような軽量高強度の合金製の金属ブロックを切削加工して外観上缶飲料形状に構成されている。つまり、タブ引き起こし器具1は缶飲料のミニチュア形状に模して構成されている。支持部としての本体2は上部寄りで若干すぼまった円柱形状に構成され、平面形状に構成されたダミー上蓋3の上面にはダミータブ4が上蓋3と一体的に成形されている。ダミー上蓋3の周縁にはダミー上蓋3の上面に対して垂直方向延出される浅めの長堤部5が全縁に渡って形成されている。更に長堤部5周縁には浅いフランジ7が形成されている。
平面形状に構成された底面8の周縁には底面8に対して下方に向かって内すぼまりに延出される浅めの係合縁部9が全縁に渡って形成されている。図2に示すように、底面8と係合縁部9の内側面とでなす角度は狭角(約45度)に構成されている。係合縁部9は全周に渡って同じ上下高さに構成されている。
このような構成のタブ引き起こし器具1の使用方法について説明する。
このタブ引き起こし器具1を使用する者は、本体2を若干斜めに持って図2(a)に示すように、係合縁部9のどの位置でもよいので缶飲料Pのタブ11の先端部11a側から底面8と係合縁部9の内側面との隙間に差し込むようにする。この時、タブ引き起こし器具1とタブ11の位置関係は図3のようになる。図3に示すように、タブ11は缶飲料P上蓋12に溝13によって包囲された破断領域14(飲み口あるいは注ぎ口となる部分)とタブ11の下動部11b側と一部重複している。この缶飲料Pのイージーオープン蓋はステイオンタブ式である。
次いで、本体2を垂直となる位置に戻しながら図2(b)に示すように差し込み側と逆側の係合縁部9の下端が缶飲料Pの上面(ここでは下動部11b位置)に当接するように逆側に傾けていく。するとタブ11はてこの原理で力のそれほどかけなくとも固定基部を中心に引き起こされることとなる。そのまま、更に矢印方向に傾けていくことでタブ11の下動部11bが破断領域14を押動する。すると溝13に沿って破断領域14が一部破断されることとなる。この段階でタブ引き起こし器具1を取り外し、指で残りの溝13を破断させて(つまり破断領域14を内側に折り曲げて)飲み口あるいは注ぎ口となる開口部を形成させる。
このように構成することで上記実施例では爪を痛めることなく、簡単かつ見栄えよくタブ11を引き起こすことができる。また、係合縁部9は全周囲に同等に形成されているのでどの方向からでも操作が可能で使い勝手がよい。
なお、この発明は,次のように変更して具体化することも可能である。
・タブ引き起こし器具1の形状・大きさは適宜変更可能である。
・係合縁部9の角度・長さは適宜変更可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
(a)及び(b)は本考案の実施例のタブ引き起こし器具の斜視図。 (a)及び(b)は同じタブ引き起こし器具の使用方法を説明する説明図。 同じタブ引き起こし器具とタブの位置関係を説明する説明図。
符号の説明
1…タブ引き起こし器具、2…支持部としての本体、8…底面、9…係合縁部、11…タブ。

Claims (2)

  1. 蓋上の中央寄り位置にて固定され蓋上面の水平面に略沿って蓋の側方に向かって延出されるタブと、同タブの固定位置を挟んだ延出方向と逆方向に同蓋に対して一定領域を包囲するように刻設された溝を有し、同タブを引き起こすことによって同溝に沿って同溝の一部を破断させて同蓋の一部あるいは全部を開口させるようにしたイージーオープン蓋を備えた缶飲料のタブ引き起こし器具であって、
    人の指で把持・操作する支持部と、同支持部に形成された底面を基準に下方に向かって内すぼまりに延出される同高さに構成された係合縁部を全周に備えたことを特徴とするタブ引き起こし器具。
  2. 前記支持部は円柱形状とされ前記係合縁部は底面視において外郭形状が円形のリング形状とされることを特徴とする請求項1に記載のタブ引き起こし器具。
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