JP5588259B2 - 缶蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、缶体の開口端部に巻締められる缶蓋に関するものである。
飲料缶の缶蓋として、特許文献1及び特許文献2に示されるように、タブを缶蓋本体に取り付けたままの状態で飲み口が開口可能なステイオンタブ方式のものが知られている。
このタブを備えた缶蓋は、タブがリベットによって取り付けられており、タブの引き上げ部を引き上げることにより、リベット近傍が支点となり、タブノーズ部(タブの先端)が作用点となって、パネル表面のスコアに囲まれた開口片を押圧、没入してスコアを破断させ、開口片を開口させるようになっている。この際、パネル表面は、スコア形状に沿って破断され、開口片は缶蓋と離れることなく飲料缶内部に押し入れられて開缶する。
ところで、従来の缶蓋においては、ビールや炭酸飲料等を充填した飲料缶本体に取り付けた状態において、缶の内圧によって上方に膨出する。この際、薄肉形状であるスコアに囲まれた開口片は、その周囲と比較して高く膨出するので、開口片の上面が、その上方に位置するタブの先端に当接して、そのタブの先端が押し上げられる。これにより、タブの引き上げ部がパネル表面に密接してしまうことがあり、タブの引き上げ部に指が掛かりにくく、開缶しにくいという問題があった。
そこで、特許文献1では、開口片を成すスコアとは別に、リベットを介して反対側のタブ引き上げ部の下面側のパネル表面に、第2図に示すようにスコアと対となるように補助スコア部を形成して、缶の内圧により、その補助スコア部で囲まれた部分を上方に膨出させて、引き上げ部とパネル表面との間に隙間を保持して指掛かり性を向上させることが提案されている。
また、特許文献2には、タブの引き上げ部付近のパネル表面に、缶の内圧によって容易に突出変形する薄肉部等の変形容易部を、タブを横切る方向に形成して、その膨出変形によりタブの引き上げ部を浮き上がらせて、指が掛かり易くするための提案がなされている。
実用新案第2508637号公報 特開2005−75448号公報
しかしながら、特許文献1の缶蓋の場合、パネル表面にタブを囲むように形成された凹部の外周壁近傍に補助スコア部が形成されており、外周壁の立ち上がり形状部分の剛性は局所的に高くなっていることから、補助スコア部で囲まれた部分を十分に膨出させることができない。
また、特許文献2のように、タブを横切る方向に変形容易部を形成した場合においても、限られた範囲内で短い変形容易部しか形成することができず、周辺形状の抵抗が大きく、十分な効果が得られにくい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、開缶操作時のタブの指掛かり性を向上させ、好適な開缶性を確保することができる缶蓋を提供する。
本発明の缶蓋は、缶蓋本体の上面中央部に突出して形成されるリベットと、スコアにより画成された開口片と、前記開口片の上に一端部を重ねて前記リベットに取り付けられるタブと、前記タブの他端部側で前記缶蓋本体に形成される指かけ凹部とを備え、前記タブの他端部を上方に引き上げることにより、前記一端部が前記開口片を下方に押圧して前記スコアを破断させ、前記開口片を開口させる缶蓋であって、前記缶蓋本体には、前記リベットと前記指かけ凹部との間に、前記タブの下方に配置される一対の凸部が前記タブの幅方向に並んで形成され、その一対の凸部の間に、前記タブの長さ方向に延びる薄肉部からなる変形容易部が形成されており、前記変形容易部は、前記タブの幅方向中央に、前記リベット周囲のコイニングにより押しつぶされたリング状圧印部よりも外側の近傍から前記タブの幅方向に直交して直線状に形成されたスコアであることを特徴とする。
この缶蓋においては、一対の凸部の間に、タブの長さ方向に延びる薄肉部からなる変形容易部を設けているので、タブの幅方向に沿って変形容易部を設ける場合と比べて、変形容易部を長く形成することができ、その分、膨出量を大きくすることができる。
これにより、タブの引き上げ部と缶蓋本体のパネル表面との間に隙間を保持して指掛かり性を良くすることができ、開缶性を向上させることができる。
また、本発明の缶蓋において、前記開口片から前記指かけ凹部までの領域は、前記缶蓋本体上面に形成され前記タブの長さ方向に延在する凹状のパネルデボス内に形成されており、前記指かけ凹部の底面は、前記パネルデボスの上面よりも下方に形成されているとよい。
パネルデボスにより、缶蓋本体の全体的な剛性を高めることができ、缶蓋全体の上面でのタブの突出量を抑えることができる。一方で、パネルデボス上面から指かけ凹部底面にかけて立ち下がる形状となることから、変形容易部が指かけ凹部近傍まで延びていてもパネルデボス上面は膨出し易い。また、変形容易部の延在方向と、パネルデボスを構成する外周壁の延在方向を合わせることで、変形容易部を長く形成することができ、さらに膨出し易くなっている。これにより、タブの引き上げ部と指かけ凹部の上面との間の隙間を大きくして指掛かり性を向上させることができる。
また、本発明の缶蓋において、前記変形容易部は、前記タブの幅方向中央部を中心に対称となる配置に設けられているとよい。
変形容易部をタブの幅方向に対称となるように設けることで、タブの他端部を幅方向に均一に押し上げることができるので、確実にタブの引き上げ部と缶蓋本体のパネル表面との間に隙間を保持して指掛かり性を向上させることができる。
さらに、本発明の缶蓋において、前記変形容易部は、前記指かけ凹部に通じるように設けられているとよい。
指かけ凹部の側面部は局所的に剛性が高くなっているが、指かけ凹部に通じるように側面部を突き抜けて変形容易部を形成することにより、その部分の剛性を緩和させることができ、缶蓋本体のパネル表面を確実に膨出させることができる。
また、本発明の缶蓋において、前記変形容易部は、前記タブの幅方向中央に、その幅方向に直交する直線状のスコアであることから、直線状のスコアのみの簡単な構成で変形容易部を形成することができるとともに、タブの幅方向中央付近に集中させてパネル表面を膨出させることができるので、より効果的にタブの引き上げ部と缶蓋本体のパネル表面との間に隙間を保持して指掛かり性を向上させることができる。
本発明によれば、缶蓋本体のパネル表面に効果的に変形容易部を形成して膨出させることにより、タブの他端部とパネル表面との隙間を保持することができるので、開缶操作時のタブの指掛かり性を向上させることができ、好適な開缶性を確保することができる。
本実施形態の缶蓋を示す平面図である。 図1に示す缶蓋のA−A断面図である。 変形容易部を説明する要部断面図である。 タブの引き上げ部周辺の要部拡大図である。 他の実施形態の変形容易部を説明する平面図である。 変形容易部におけるタブの引き上げ部と指かけ凹部との間の寸法を説明する断面図である。
以下、本発明の缶蓋の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の缶蓋100は、飲料用の缶に用いられる、いわゆるステイオンタブ式缶蓋であり、図1に示すように、缶蓋本体1とタブ2とにより構成され、これらの缶蓋本体1およびタブ2は、それぞれ純アルミニウムもしくはアルミニウム合金により形成されている。
缶蓋本体1は、図1および図2に示すように、その中央部分に配置される円板状をなすパネル部10aと、パネル部10aの外周縁からコーナー部11を介して連続し下方に向けた環状凹部12を形成するカウンターシンク部13と、カウンターシンク部13の外周縁から上方に向けてほぼ拡径しながら延在するチャック壁部14と、チャック壁部14の外周縁から連なるショルダー部15と、ショルダー部15に連続するショルダーカール部16とから構成されている。
パネル部10aの上面には、図1に示すように、パネル部10a(缶蓋本体1)の中央部に突出したリベット3が形成されており、このリベット3にタブ2が取り付けられている。また、パネル部10aの上面のリベット3から特定の半径方向に延びる部分(図1ではリベット3の下側)にスコア部4により画成される開口片5が形成され、開口片5とはリベット3を介して反対側(図1ではリベット3の上側)に指かけ凹部6が形成されており、リベット3と指かけ凹部6との間にディンプルと称される一対の凸部7が形成されている。
そして、これら開口片5、指かけ凹部6、凸部7を取り囲むように凹状のパネルデボス10bがタブ2の長さ方向に延在して形成されており、そのパネルデボス10bを構成する外周壁10cによってパネル部10a全体の剛性が高められている。
タブ2は、アルミニウム等の金属板を切り抜いてプレス加工等により平坦に形成されており、開口片5の上方に重なって配置された一端部21と、リベット3を挟んで反対側に形成された他端部の引き上げ部22とを備え、引き上げ部22には、タブ2の厚さ方向に開口するタブホール部23が形成されている。一端部21と引き上げ部22との間には、U字状のスロット24aによりタング部24が形成され、タング部24にリベット孔が形成されており、そのリベット孔にリベット3が挿入されてタング部24の下面がパネルデボス10bの表面に当接した状態でタブ2が取り付けられている。
なお、リベット3は、パネル部10aの中心の周囲を上方からリング状に圧印するコイニング加工を施して、パネル部10aの中心部を上方に張り出させることにより形成される。
スコア部4は、図1に示すように、始端部41と、リベット3をほぼ半分囲む円弧状の初期破断部となる円弧形状部42と、略楕円形状の中間部43と、終端部44とで構成され、始端部41と終端部44との間にパネル部10aとの接続部45を一部残して形成され、開口片5を画成している。円弧形状部42は、リベット3周囲のコイニングにより押しつぶされたリング状圧印部に形成される。
また、スコア部4は、タブ2による押圧によって破断されて開口片5を形成する主スコア4aと、主スコア4aの内側に隣接して平行に形成される補助スコア4bとを備えた二重構造とされており、スコア部4の始端部41および終端部44で、主スコア4aと補助スコア4bとが接続されている。
そして、補助スコア4bは、隣接する主スコア4aよりも浅く形成されており、タブ2の押圧によっては破断されない構成となっている。
開口片5上には、スコア部4に沿うようにして突出させられたインナービード8が形成され、開口片5を補強している。
指かけ凹部6は、タブ2の引き上げ部22を引き上げる際に、引き上げ部22の下方に指先を配置して引き上げ易くするものであり、引き上げ部22下方近傍のパネル部10aに半径方向外方にかけて形成されている。
また、指かけ凹部6の側面61は、パネルデボス10bの外周壁10cの一部分と連続して設けられており、その底面62はパネルデボス10bの上面から、さらに下方に窪んで形成されている。
凸部7は、パネルデボス10bの上面に突出し、タブ2の幅方向に並んで間隔をおいて二つ形成されている。そして、タブ2の外縁部がこの一対の凸部7に引っ掛かり、タブ2の回転移動を防止できるようになっている。
また、リベット3と指かけ凹部6との間のパネルデボス10bの上面には、一対の凸部7の間に配置され、タブ2の長さ方向に延びる直線状の薄肉部からなる変形容易部9が形成されている。この変形容易部9は、例えば、図3に示すような一本のスコア90によってパネルデボス10bの上面に形成される。この場合、スコア90は、底幅W、開き角度θの横断面が逆台形状に形成される。具体的には、底幅Wは0.09〜0.20mm、角度θは50〜90°の範囲内で設定されるのが好ましい。そして、スコア残厚Dは、後述の膨出変形等によっては破断しない程度に設定される。
また、変形容易部9は、図1に示すように、リベット3周囲のリング状圧印部よりも外側の近傍から指かけ凹部6に通じるように設けられている。
指かけ凹部6の側面61は、その上下端が屈曲していることによって局所的に剛性が高くなっているが、パネルデボス10bを基準とすると、その上面から立ち下がる形状であるため、パネルデボス10bの上面から立ち上がる形状の外周壁10cの付近と比べてパネルデボス10bは変形し易くなる。また、変形容易部9の延在方向と、パネルデボス10bを構成する外周壁10cの延在方向とを合わせて、変形容易部9を長く形成しているので、変形容易部9は膨出し易くなっている。さらに、変形容易部9を指かけ凹部6に通じるように側面61に突き抜けて形成しているので、その部分の剛性はさらに緩和されている。
このように構成される缶蓋100を飲料缶本体に取り付けた状態においては、缶の内圧によって、缶蓋本体1のパネル部10aが上方に膨出する。この際、スコア部4に囲まれた開口片5は、その周囲と比較して高く膨出するが、タブ2の引き上げ部22の下方に形成された変形容易部9の周辺も、共に膨出する。
図4に、タブ2の引き上げ部22周辺の要部拡大図を示す。図4の実線は、缶蓋100の飲料缶本体への取り付け前の状態を示し、一点鎖線は取り付け後の内圧が作用した状態を示す。
パネル部10aの外周縁部分は、コーナー部11などの形状で剛性が高くなっており、飲料缶本体への取り付けによって持ち上げられることが抑制されている。
この場合、タブ2の変形容易部9が上方に変位するが、剛性の高いパネル部10aの外周縁部分は変形が抑制されるため、図4の一点鎖線で示すように、外周縁部分から変形容易部9にかけて膨出し、引き上げ部22がパネルデボス10bの上面から浮き上がる。
その結果、引き上げ部22がパネルデボス10bの上面に密接することを防止することができる。これにより、引き上げ部22とパネルデボス10bの上面との間に隙間を保持して指掛かり性を向上させることができ、開缶性を向上させることができる。
なお、変形容易部9の膨出量は、図3に示す変形容易部9を構成するスコア90の開き角度θ、底幅W及びスコア残厚D等のパラメータを変更することにより、適宜に設定することができる。
また、この変形容易部としては、図5(a)に示すように、スコア90をタブ2の幅方向中央に1本とその両側に1本ずつ配置した3本の平行なスコア90で形成される変形容易部92や、図5(b)に示すような、2本のスコア90を中央でクロスさせた変形容易部93等の形状とすることも可能である。この場合、変形容易部92,93は、タブ2の幅方向中央部を中心に対称となる配置に設けられているとよい。
次に、本発明の缶蓋に係る実施例について説明する。
缶蓋としては、変形容易部9以外は図1に示す缶蓋100と同じ形状のものを用いて、変形容易部9を下記の表1に示す実施例1〜5の条件で形成したものを作製した。また、比較例として、変形容易部9を設けないものも作製した。そして、これらの缶蓋を飲料用缶本体に取り付け、いずれもビール相当の炭酸水を充填した。
表1の「スコアの寸法」の「底幅W(mm)」及び「角度θ(°)」は、図3に示すスコア90の底幅W及び開き角度θの寸法に対応したものである。また、スコア残厚Dは、元板厚0.235mmに対して0.16mmに設定し、実施例1〜5において同じ寸法とした。
なお、比較例1は、変形容易部9を形成していないため、「底幅W(mm)」及び「角度θ(°)」の欄を「−」で示した。
実施例1の変形容易部は、図1に示す缶蓋100に施された変形容易部9と同様に、タブ2の幅方向中央に、その幅方向に直交する1本の直線状のスコアのみからなる。そして、実施例2の変形容易部は、図5(a)に示すような3本の直線状のスコアからなり、実施例3の変形容易部は、図5(b)に示すような2本の直線状のスコアをクロスさせて形成したものである。実施例4及び実施例5の変形容易部は、実施例1と同様に、1本の直線状のスコアのみから構成されているが、それぞれ表1に示すようにスコアの寸法を異ならせて形成したものである。
表1の「タブ下深さ(mm)」には、図6に示すように、タブ2の引き上げ部22の下面から直下のパネルデボス10b上面までの距離h1と、引き上げ部22の下面から指かけ凹部6の最も窪んだ最深部までの距離h2とを示した。
Figure 0005588259
表1に示すとおり、実施例1〜5の全てにおいて、比較例1と比べて距離h1及び距離h2が大きくなっており、パネルデボス10bの上面に変形容易部を形成することにより、引き上げ部22とパネルデボス10bの上面との間隔が拡がることが確認できた。
また、実施例2,3よりも実施例1の方が、距離h1が大きくなっており、タブ2の幅方向中央に直線状のスコアを構成した変形容易部の方が、距離h1を効果的に大きく構成できる傾向があることがわかった。
以上のとおり、本実施形態の缶蓋によれば、タブの長さ方向に延びる変形容易部を設けることにより、タブの引き上げ部と缶蓋本体のパネル表面との間に隙間を保持して指掛かり性を向上させることができ、開缶性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、細部構成においては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
100 缶蓋
1 缶蓋本体
2 タブ
3 リベット
4 スコア部
4a 主スコア
4b 補助スコア
5 開口片
6 指かけ凹部
7 凸部
8 インナービード
9,92,93 変形容易部
10a パネル部
10b パネルデボス
10c 外周壁
11 コーナー部
12 環状凹部
13 カウンターシンク部
14 チャック壁部
15 ショルダー部
16 ショルダーカール部
21 一端部
22 引き上げ部
23 タブホール部
24 タング部
41 始端部
42 円弧形状部
43 中間部
44 終端部
45 接続部
61 側面
62 底面
90 スコア

Claims (4)

  1. 缶蓋本体の上面中央部に突出して形成されるリベットと、スコアにより画成された開口片と、前記開口片の上に一端部を重ねて前記リベットに取り付けられるタブと、前記タブの他端部側で前記缶蓋本体に形成される指かけ凹部とを備え、前記タブの他端部を上方に引き上げることにより、前記一端部が前記開口片を下方に押圧して前記スコアを破断させ、前記開口片を開口させる缶蓋であって、前記缶蓋本体には、前記リベットと前記指かけ凹部との間に、前記タブの下方に配置される一対の凸部が前記タブの幅方向に並んで形成され、その一対の凸部の間に、前記タブの長さ方向に延びる薄肉部からなる変形容易部が形成されており、
    前記変形容易部は、前記タブの幅方向中央に、前記リベット周囲のコイニングにより押しつぶされたリング状圧印部よりも外側の近傍から前記タブの幅方向に直交して直線状に形成されたスコアであることを特徴とする缶蓋。
  2. 前記開口片から前記指かけ凹部までの領域は、前記缶蓋本体上面に形成され前記タブの長さ方向に延在する凹状のパネルデボス内に形成されており、前記指かけ凹部の底面は、前記パネルデボスの上面よりも下方に形成されていることを特徴とする請求項1記載の缶蓋。
  3. 前記変形容易部は、前記タブの幅方向中央部を中心に対称となる配置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の缶蓋。
  4. 前記変形容易部は、前記指かけ凹部に通じるように設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の缶蓋。
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