JP3134923B2 - 売上分析装置 - Google Patents

売上分析装置

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JP3134923B2
JP3134923B2 JP1407097A JP1407097A JP3134923B2 JP 3134923 B2 JP3134923 B2 JP 3134923B2 JP 1407097 A JP1407097 A JP 1407097A JP 1407097 A JP1407097 A JP 1407097A JP 3134923 B2 JP3134923 B2 JP 3134923B2
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Tsubasa System Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、売上分析装置と、
コンピュータを売上分析装置として機能させるためのプ
ログラムが記録されたプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの店舗において、金銭の保管
を行うキャッシュレジスタ機能に加えて、商品に付けら
れているバーコードの内容を読みとって、その商品の商
品コード等を出力する機能を有するPOS(Point of Sa
les)端末が用いられるようになっている。そのようなP
OS端末は、通常、ストア・コントローラなどと呼ばれ
るコンピュータにオンライン接続されており、POS端
末からのデータは、当該コンピュータ内に、各種のデー
タ項目(商品コード、商品分類コード等)によって検索
できる形態で記憶され、コンピュータ内に記憶されたデ
ータ(以下、売上データと表記する)を利用して、商品
の在庫管理や発注が行われている。
【0003】また、店舗内の売場を効率的な利用を図る
ために、売上データを分析することによって、商品別/
商品分類別に、いわゆる、売れ筋、死に筋を判定し、そ
の売上分析結果に基づき、売場をどのように構成するか
の決定(売場構成の変更)がなされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、POS端
末を有する従来のシステムは、目的とする条件を満たす
商品が容易に検索できる形態で、売上データを保持して
いるので、当該システムによれば、売場構成の考える上
で、指針となる情報を簡単に取得できる。
【0005】しかしながら、ある店舗における売上は、
その店舗に陳列されている商品の商品力のみに依存する
のではなく、同一地域内に、同じ商品を販売している他
社店舗が存在していた場合、その他社店舗における当該
商品の販売量にも依存するため、従来のシステムによっ
て得られた売上分析結果に基づき、売上構成を変更を行
った場合には、意図した程、売上が向上しないこともあ
る。従って、他社店舗の売上をも考慮に入れて、売上分
析が行えることが望ましいのであるが、他社店舗におけ
る、具体的な売上データを取得するのは、実際上、不可
能である。
【0006】そこで、本発明の課題は、他社店舗の具体
的な売上データがわからなくとも、他社店舗の影響を考
慮に入れた形で、自店舗の売上分析が行える売上分析装
置を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の課題は、コンピュータ
を、上記のような売上分析装置として動作させるための
プログラムを記録したプログラム記録媒体を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、「地域内に、同じ商品を取り扱ってい
る複数の店舗が存在する場合において、店舗の規模、商
品の価格、顧客サービス等の販売環境が等しいと見なせ
るとき、消費者(商品の購買者)は、移動に最も便利な
店舗を選択する」ということを考慮に入れて、売上分析
が行えるように、売上分析装置を構成する。
【0009】このため、本発明の第1の態様では、売り
上げの分析対象である分析対象店舗が位置する一地域に
関する、その地域が複数の住所ブロックに分割された地
図情報であって、住所ブロックと住所の対応関係を示す
情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、居
住者の、分析対象店舗への移動時間の方が、地域内に位
置し、分析対象店舗と同一の商品を販売している各同業
店舗への移動時間よりも短い住所ブロックを、分析対象
店舗受持住所ブロックとして記憶する住所ブロック記憶
手段と、分析対象店舗における商品の販売記録を、購買
者の居住する住所ブロックと対応づけて記憶する販売記
録記憶手段と、この販売記録記憶手段に記憶されている
販売記録に基づき、分析対象店舗における商品の売上の
多寡を、購買者の居住する住所ブロック別に示す売上情
報を作成する売上情報作成手段と、売上情報作成手段に
よって作成された売上情報と、地図情報記憶手段内に記
憶された地図情報と、住所ブロック記憶手段内に記憶さ
れた情報とを用いて、各住所ブロックが、その住所ブロ
ック内の居住する購買者による売上に応じた形態で表さ
れた地図であって、住所ブロック記憶手段内に分析対象
店舗受持ブロックとして記憶されている住所ブロック
が、他の住所ブロックと識別できる形態で表された地図
を表示する表示手段とを用いて、売上分析装置を構成す
る。
【0010】このような構成を有する、第1の態様の売
上分析装置を用いれば、表示手段によって、居住者の、
分析対象店舗への移動時間の方が、同一の商品を販売し
ている各同業店舗への移動時間よりも短い住所ブロック
である分析対象店舗受持住所ブロックが識別でき、しか
も、各住所ブロックにおける売上の多寡が認識できる形
態の地図が表示されるので、分析者は、表示される情報
に基づき、同業他店舗との競争状態を判断することが出
来る。
【0011】例えば、各分析対象店舗受持住所ブロック
における売上が十分にあり、分析対象店舗受持住所ブロ
ック以外の住所ブロックにおける売上が小さい場合に
は、自店舗(分析対象店舗)と他店舗(同業店舗)の競
争状態が均衡している(自店舗の消費者側からみた販売
環境が他店舗と同レベルのものになっている)と判断で
きる。また、分析対象店舗受持住所ブロックの中に、売
上が不十分なブロックが存在していた場合には、自店舗
の販売環境が何らかの点で他店舗のそれに比して劣った
ものとなっていると判断できる。このため、その劣って
いる点を見出し、改善することによって、良好な店舗運
営が実現できる。また、分析対象店舗受持住所ブロック
以外の住所ブロックにおける売上が比較的大きな場合に
は、その売上に関係している顧客から自店舗を利用して
いる理由のアンケートなどを行うことにより、自店舗が
潜在的に有している特徴を顕在化することが可能である
ので、その特徴をさらに際だたせることによって、より
売上をのばすことも出来ることになる。
【0012】なお、売上対象店舗受持ブロックを他の住
所ブロックと識別できる形態で表示する方法としては、
例えば、売上対象店舗受持ブロックと他の住所ブロック
の境界を特殊な色あるいは形態の線を用いるといった方
法や、売上対象店舗ブロックだけ(あるいは、売上対象
ブロックを除く住所ブロックだけ)にハッチングを施
す、あるいは、特殊な色を付けるといった様々な方法を
採用することが出来る。また、売上の多寡が認識できる
形態で各住所ブロックを表示する方法に関しても、住所
ブロックに売上の多寡に応じた色をつけるといった方法
や、住所ブロック内に、売上の多寡を示す記号を表示す
るといった方法など、様々な方法を用いることが出来
る。
【0013】本発明の第2の態様では、入力装置と、表
示装置と、売り上げの分析対象である分析対象店舗が位
置する一地域に関する、その地域が複数の住所ブロック
に分割された地図情報であって、各住所ブロックに属す
る住所を示す情報を含む地図情報を記憶する地図情報記
憶手段と、地域内に位置し、分析対象店舗において販売
されている複数の商品のいずれかの販売を行っている幾
つかの同業店舗の住所を、販売を行っている商品の識別
情報と共に記憶する住所記憶手段と、分析対象店舗にお
ける各商品の販売記録を、購買者の居住する住所ブロッ
クと対応づけて記憶する販売記録記憶手段と、入力装置
に対して行われた操作内容に基づき、売上分析を行う商
品である分析対象商品を認識する分析対象商品認識手段
と、この分析対象商品認識手段によって分析対象商品が
認識されたときに、販売記録記憶手段内に記憶されてい
る販売記録に基づき、分析対象店舗における分析対象商
品の売上の多寡が、購買者の居住する住所ブロック別に
示された売上情報を作成する売上情報作成手段と、居住
者の、分析対象店舗への移動時間の方が、分析対象商品
を販売している各同業店舗への移動時間よりも短い住所
ブロックを、分析対象店舗受持住所ブロックとして認識
する住所ブロック認識手段と、売上情報作成手段によっ
て作成された売上情報と、地図情報記憶手段に記憶され
た地図情報と、住所ブロック認識手段による認識結果と
を用いて、各住所ブロックが、その住所ブロック内の居
住する購買者による売上に応じた形態で表された地図で
あって、住所ブロック認識手段によって分析対象店舗受
持住所ブロックとして認識されてる住所ブロックが、他
の住所ブロックと識別できる形態で表された地図を、表
示装置に表示する表示制御手段とを用いて、売上分析装
置を構成する。
【0014】この第2の態様の売上分析装置を用いれ
ば、複数の商品のそれぞれに対して、第1の態様の売上
分析装置と同様の地図を表示できる。なお、第2の態様
の売上分析装置を構成する際には、分析対象住所ブロッ
クを求める処理が、分析対象商品認識手段の動作後に行
われるようにしても良く、当該手段の動作前に行われる
ようにしても良い。
【0015】すなわち、第2の態様の売上分析装置を構
成するに際して、住所ブロック認識手段として、分析対
象商品認識手段で認識された分析対象商品を販売してい
る同業店舗の住所を、住所記憶手段内から検索し、検索
した同業店舗の住所と分析対象店舗の住所と地図情報記
憶手段に記憶された地図情報とを用いて、各住所ブロッ
クと分析対象店舗あるいは住所が検索された各同業店舗
との移動時間を算出することによって、分析対象店舗受
持住所ブロックとして認識する住所ブロックを定める手
段を採用することによって、分析対象住所ブロックを求
める処理が、分析対象商品認識手段の動作後に行われる
ようにしても良い。
【0016】また、分析対象店舗で販売されている複数
の商品のそれぞれに対応づけられた複数の住所ブロック
情報であって、居住者の、分析対象店舗への移動時間の
方が、対応する商品を販売している地域内の各同業店舗
への移動時間よりも短い住所ブロックの識別情報をそれ
ぞれ含む複数の住所ブロック情報を記憶する住所ブロッ
ク情報記憶手段を付加するとともに、住所ブロック認識
手段として、分析対象商品認識手段で認識された分析対
象商品に対して、住所ブロック情報記憶手段内に記憶さ
れている住所ブロック情報に識別情報が含まれている住
所ブロックを、分析対象店舗受持住所ブロックとして認
識する手段を採用することによって、分析対象住所ブロ
ックを求める処理が、分析対象商品認識手段の動作前に
行われる(当該処理結果の住所ブロック情報記憶手段へ
の記憶が予め行われる)ようにしても良い。
【0017】いずれの構成を採用した場合にも、表示制
御手段の制御によって表示装置に表示される地図は同じ
ものとなるが、前者の構成を採用した場合には、住所ブ
ロック情報を保持しておく必要がないので、売上分析装
置を、少ない記憶容量の記憶手段(メモリ、磁気ディス
ク等)を用いて実現できることになる。ただし、分析対
象商品認識手段が動作する度に、分析対象住所ブロック
が求められることになるので、分析対象認識手段の動作
後、表示制御手段の動作が完了するまでに、ある程度の
時間が必要とされることになる。逆に、後者の構成を採
用した場合には、前者の構成を採用した場合に比して、
売上分析装置の実現に、より大きな記憶容量を有する記
憶手段が必要とされることになるが、分析対象認識手段
の動作後、表示制御手段の動作が完了するまでの時間
を、極めて短いものとすることができる。
【0018】また、第2の態様の売上分析装置を構成す
るに際して、ある商品を販売している同業店舗と分析対
象店舗の中のいずれかの店舗に各住所ブロックを対応づ
ける住所ブロック情報であって、各住所ブロックが、そ
の居住者が最も短時間で移動できる店舗に対応づけられ
た住所ブロック情報を、分析対象店舗で販売されている
複数の商品のそれぞれに対して、記憶する住所ブロック
情報記憶手段を付加するとともに、住所ブロック認識手
段として、分析対象商品認識手段で認識された分析対象
商品に対して、住所ブロック記憶手段内に記憶されてい
る住所ブロック情報で分析対象店舗に対応づけられてい
る住所ブロックを、分析対象店舗受持住所ブロックとし
て認識するとともに、その住所ブロック情報で各同業店
舗に対応づけられている住所ブロックを各同業店舗の受
持住所ブロックとして認識する手段を採用し、表示制御
手段として、住所ブロック認識手段によって各同業店舗
の受持住所ブロックとして認識された住所ブロックも
が、他の住所ブロックと識別できる形態で表された地図
を、表示装置に表示する手段を採用することも出来る。
【0019】すなわち、表示装置の画面上に、各同業店
舗の受持住所ブロックもが認識できる形態の地図が表示
されるよう、売上分析装置を構成することも出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を具体的に説明する。図1に、本発明の一実施
形態による売上分析装置の構成を示す。実施形態の売上
分析装置は、顧客が、主として徒歩で商品を買いにくる
店舗の経営状態を、同一地域内に存在する同業他店舗の
影響を考慮に入れて、分析するための装置であり、図示
したように、売上分析装置10は、キーボード(KB
D)11とマウス12からなる入力部13と、表示装置
(CRTディスプレイ)14と、プリンタ15と、制御
装置16と、幾つかの(図では2つ)POS(Point of
Sales)端末17とを、備える。
【0021】制御装置16は、CPU(central process
ing unit)21と、ROM(read only memory)22と、
RAM(random access memory)23と、ハードディスク
ドライブ(HDD)24と、通信制御回路25と、イン
タフェース回路261〜264を備える。制御装置16内
の各部は、バス27によって相互に接続されており、制
御装置16(CPU21)は、インタフェース回路26
1〜264を介して、それぞれ、キーボード11、マウス
12、表示装置14、プリンタ15と接続され、通信制
御回路25を介して、バーコードリーダと磁気カードリ
ーダを有するPOS端末17と接続されている。
【0022】POS端末17は、制御装置16とは独立
に動作し、管理対象店舗の従業員によって操作されたと
きに、その操作内容に応じた情報(詳細は後述)を、制
御装置16(CPU21)に通知する。
【0023】制御装置16内のHDD24は、オペレー
ティングシステム(図示せず)と、そのオペレーティン
グシステム上で動作するプログラムである売上分析プロ
グラム(図示せず)と、売上分析プログラムが利用する
ファイルである、地図データファイル、住所ブロックデ
ータファイル、店舗データファイル、店舗ブロックデー
タファイル、顧客マスタ、商品マスタ、管理マスタ等
(各ファイルの詳細は後述)を記憶するために使用され
ている。なお、図では、1つの店舗ブロックデータファ
イルしか示していないが、HDD24内には、商品別店
舗ブロックデータファイルと商品分類別店舗ブロックデ
ータファイルと名付けられた2つの店舗ブロックデータ
ファイルが記憶される。また、HDD24内には、売上
分析装置10が設置される店舗(以下、管理対象店舗と
表記する)の住所も記憶される。
【0024】CPU21は、電源が投入された際、RO
M22に記憶されたブートストラップローダに従って、
各部のテストを行った後、HDD24に格納されている
オペレーティングシステムをRAM23上に読み出す。
そして、CPU21は、入力部13に対して、所定の操
作が行われたことを検出したときに、システムを売上分
析装置として機能させるための制御を開始する。すなわ
ち、CPU21は、HDD24内に格納されている売上
分析プログラムをRAM23上に読み出し、読み出した
プログラムに従った、各部の制御を開始する。
【0025】売上分析プログラムに従って、CPU21
が行う処理には、店舗データファイル更新処理、店舗ブ
ロックデータファイル更新処理、顧客マスタ更新処理、
商品マスタ更新処理、管理マスタ更新処理、売上分析処
理等がある。このうち、顧客マスタ更新処理と管理マス
タ更新処理は、CPU21が、通信制御回路25に特定
の情報が入力された時(POS端末17が特定の情報を
出力した時)に開始され、他の処理は、入力部13に対
して所定の操作がなされた時に開始される。
【0026】以下、各処理時のCPU21の動作手順を
説明する。まず、大部分の処理において用いられるファ
イルである地図データファイル、住所ブロックデータフ
ァイルの説明を行う。
【0027】地図データファイルは、管理対象店舗が存
在する一地域(以下、管理対象地域と表記する)の地図
を表示するために必要なデータが記憶されたファイルで
ある。住所ブロックデータファイルは、管理対象地域
を、複数のブロック(以下、住所ブロックと表記する)
に分割するための定義データを記憶するためのファイル
であり、住所ブロックデータファイルには、当該定義デ
ータとして、住所ブロックに対して割り当てられた住所
ブロック番号と、その住所ブロック内に含まれる住所と
の対応関係を示すデータを保持している。すなわち、地
図データファイルと住所ブロックデータファイルは、両
ファイル内のデータを組み合わせることによって、住所
ブロックに分割された管理対象地域の地図が表示できる
ファイルとなっている。
【0028】なお、本装置では、住所ブロックデータフ
ァイルによって定義される住所ブロックを、ナビゲーシ
ョンシステムや、乗り換え案内システム等で利用されて
いる経路選択アルゴリズムによって移動時間を算出する
単位として用いる(詳細は後述)。このため、HDD2
4内には、図2に模式的に示したように、道路が各住所
ブロックの境界となるように、かつ、2本の主要道路を
境界として有する住所ブロックが存在しないように、ま
た、主要道路同士の交差点である2つの主要交差点間の
距離が長い場合には、それら主要交差点の中間地点に住
所ブロックの境界が存在するように、その内容が設定さ
れた住所ブロックデータファイルが記憶される。
【0029】次に、商品マスタ、商品マスタ更新処理の
概要を説明する。商品マスタは、管理対象店舗内に陳列
されている各商品の、商品コード(バーコード)、商品
分類コード、商品名、商品分類名等を記憶するファイル
である。商品マスタ更新処理は、商品マスタの内容を更
新するための処理であり、本装置の使用者は、本装置の
運用を開始するときや、売場構成の変更を行ったとき
に、入力部13に対して所定の操作を行うことによっ
て、CPU21に商品マスタ更新処理を実行させる。そ
して、商品マスタに、実状に即した情報を設定してお
く。なお、商品マスタ更新処理時の、CPU21の動作
は、データベースを利用する一般的なシステム内のCP
Uが、データベースの内容更新時に行う動作と基本的に
は同じものであるので、その詳細の説明は省略すること
にする。
【0030】次に、店舗データファイル、店舗データフ
ァイル更新処理の説明を行う。店舗データファイルは、
幾つかの同業店舗に関する、住所情報と営業情報(売場
面積、売上規模、取り扱っている商品の商品名、商品コ
ード、商品分類コード等)を記憶するためのファイルで
あり、各同業店舗の住所情報と営業情報を、同業店舗に
割り当てた店舗番号によって検索できる形で保持する。
店舗データファイル更新処理は、その店舗データファイ
ルの内容を更新するための処理であり、本装置の使用者
は、本装置の運用を開始するときと、同業店舗における
営業内容が変更されたときに、CPU21に店舗データ
ファイル更新処理を実行させることによって、店舗デー
タファイルに、実状に即した情報を設定しておく。この
店舗データファイル更新処理時の、CPU21の動作
も、データベースを利用する一般的なシステム内のCP
Uが、データベースの内容更新時に行う動作と基本的に
は同じものである。このため、その詳細の説明は省略す
る。
【0031】次に、店舗ブロックデータファイル、店舗
ブロックデータファイル更新処理を説明する。既に説明
したように、HDD24内には、商品別店舗ブロックデ
ータファイルと、商品分類別店舗ブロックデータファイ
ルが記憶される。このうち、商品別店舗ブロックデータ
ファイルは、商品の識別情報である商品コードと、店舗
番号と、店舗ブロック番号、住所ブロック番号とを含む
レコードから構成される。また、商品分類別店舗ブロッ
クデータファイルは、商品分類コードと、店舗番号と、
店舗ブロック番号と、住所ブロック番号とを含むレコー
ドから構成される。
【0032】店舗ブロックデータファイル更新処理は、
これらの店舗ブロックデータファイルに、商品マスタ、
住所ブロックデータファイル、店舗データファイルの内
容に応じた情報を設定する処理であり、店舗データファ
イル更新処理に引き続いて実行される。
【0033】図3に、店舗ブロックデータファイル更新
処理時のCPU21の動作手順を示す。図示したよう
に、店舗ブロックデータファイル更新処理の開始時、C
PU21は、まず、商品マスタに記憶されている情報に
基づき、管理対象店舗で販売されている商品の商品リス
ト(商品コードのリスト)と、商品分類リスト(商品分
類コードのリスト)を作成する(ステップS101)。
既に、有意な内容を有する商品別および商品分類別店舗
データファイルがHDD24内に存在していた場合、C
PU21は、このステップにおいて、それらのファイル
内容をクリアする処理をも行う。
【0034】次いで、CPU21は、商品リストから
の、1つの商品コードの読出を試み(ステップS10
2)、商品コードが読み出せた場合(ステップS10
3;Y)には、店舗データファイルから、その商品コー
ドによって識別される商品を販売している同業店舗の店
舗番号と住所情報の組み合わせを全て読み出す(ステッ
プS104)。その後、CPU21は、経路選択アルゴ
リズムを用いて、住所ブロックデータファイル内に定義
されている各住所ブロックと、ステップS104で店舗
番号と住所情報が読み出された各同業店舗、並びに、H
DD24内に住所が記憶されている管理対象店舗間の移
動に要する時間(移動時間)を算出し、その算出結果に
基づき、各店舗に対応づける住所ブロック群を定めると
ともに、各住所ブロック群に対して割り当てる店舗ブロ
ック番号を定める(ステップS105)。
【0035】具体的には、このステップにおいて、CP
U21は、まず、ある住所ブロックに対して、地図上で
の直線距離を判断基準として(経路選択アルゴリズムを
用いずに)、その住所ブロックの近傍に位置している幾
つかの店舗を定める。その後、それら幾つかの店舗と、
その住所ブロック間の移動時間を、それぞれ、経路選択
アルゴリズムを用いて算出し、最も短い移動時間が算出
された店舗の店舗番号を、その住所ブロックの住所ブロ
ックに対応づけて記憶する。次いで、同様の処理を、残
りの各住所ブロックに対して行い、全ての住所ブロック
に、それぞれ、1つの店舗番号を対応づける。その後、
CPU21は、同じ店舗番号に対応づけられている住所
ブロック群に、割り当てる店舗ブロック番号を定める。
【0036】ステップS105の実行後、CPU21
は、商品別店舗ブロックデータファイルに、ステップS
105で取得した、各住所ブロックに関する、商品コー
ドと店舗番号と店舗ブロック番号と住所ブロック番号の
組み合わせを記憶したレコードを追加(ステップS10
6)する。すなわち、CPU21は、このステップにお
いて、同じ商品コードを有し、互いに異なる住所ブロッ
ク番号を有する、住所ブロック数分のレコードを、商品
分類別店舗ブロックデータファイルに追加する。次い
で、ステップS102に戻り、商品リストからの次の商
品コードの読出を試みる。
【0037】このような処理を、商品リスト内の全ての
商品コードに対して行った後(ステップS103;
N)、CPU21は、商品コード(商品リスト)に対し
て行ったのと同じ処理を、商品分類コード(商品分類リ
スト)に対して繰り返す(ステップS112〜S11
6)ことによって、商品分類と店舗番号と店舗ブロック
番号と住所ブロック番号を含むレコードからなる商品分
類別店舗ブロックデータファイルを作成する。
【0038】すなわち、店舗データファイル更新処理
時、CPU21は、図4及び図5に模式的に示したよう
に、管理対象地域を構成する各住所ブロックを、管理対
象地域内に存在している各店舗のうち、同一商品(ある
いは同一商品分類に属する商品)を扱っている店舗のみ
に振り分けていく。そして、ある商品(あるいは商品分
類)に関する住所ブロックの振り分けが終わる度に、同
じ店舗に振り分けた各住所ブロック群に対して使用する
店舗ブロック番号を定め、商品別(商品分類別)店舗ブ
ロックデータファイルに、住所ブロック番号、店舗ブロ
ック番号等を含むレコードを追加することによって、一
連の処理結果を保存する。
【0039】次に、顧客マスタ、顧客マスタ更新処理の
説明を行う。本売上分析装置10が設置される管理対象
店舗では、商品を購買した客(の住所)を識別した上
で、商品が販売される。顧客マスタは、そのような販売
を実現するためのファイルであり、顧客マスタには、顧
客の住所、名前が、顧客コードに対応づけて記憶され
る。顧客マスタ更新処理は、顧客マスタに、顧客コー
ド、住所、名前からなる新たなレコードを追加する処理
であり、POS端末17で以下に記すような作業が行わ
れたときに実行される。
【0040】各POS端末17の設置位置には、顧客コ
ードが記録された磁気カードである顧客カードが用意さ
れており、POS端末17の操作者(管理対象店舗の従
業員)は、顧客カードを持っていない客が商品を購買す
る場合、POS端末17が備える磁気カードリーダに1
枚の顧客カードを通すとともに、その客から問い合わせ
た、住所、名前をPOS端末17に入力する。
【0041】POS端末17は、磁気カードリーダが顧
客コードを出力した際(磁気カードリーダに、ある顧客
カードが通された際)、その顧客コードを記憶する。そ
して、POS端末17は、その後、住所、名前が入力さ
れたときに、それらの情報と、当該顧客コードとを含む
データを、CPU21に通知する。CPU21は、顧客
コードと住所等を含むデータが、POS端末17から通
知されたことを検出した際に、顧客マスタ更新処理を実
行し、顧客マスタに、通知された顧客コードと住所等を
含むレコードを追加する。
【0042】住所、名前の入力を終えた従業員は、磁気
カードリーダに通した顧客カードを、再度、磁気カード
リーダに通す。そして、バーコードリーダを用いて、商
品の販売を行い、その後、当該顧客カードを顧客に渡
す。なお、顧客カードを既に保持している顧客に対して
は、その顧客が保持している顧客カードを磁気カードリ
ーダに通した上で、商品の販売が行われ、当該顧客カー
ドが顧客に戻される。
【0043】このような手順で商品の販売が行われたと
き、POS端末17は、顧客カードに記録されている顧
客コードを含むPOSデータをCPU21に通知し、そ
のようなPOSデータの通知を受けたCPU21は、管
理対象店舗における各商品の販売記録を記憶するための
ファイルである管理マスタを更新する処理である管理マ
スタ更新処理を開始する。
【0044】図6に、管理マスタ更新処理時のCPU2
1の動作手順を示す。図示したように、CPU21は、
POSデータの入力を検出した際、まず、顧客マスタか
ら、POSデータ内の顧客コードに対応する住所を読み
出す(ステップS201)。次いで、CPU21は、住
所ブロックデータファイルから、その住所に対応する住
所ブロック番号を読み出す(ステップS202)。
【0045】その後、CPU21は、その住所ブロック
番号と、POSデータ内の商品コードとを用いて、商品
別店舗ブロックデータファイルを検索することによっ
て、その住所ブロック番号と商品コードと管理対象店舗
の店舗番号の組み合わせに対応する店舗ブロック番号
(商品別店舗ブロック番号)を読み出す(ステップS2
03)。さらに、POSデータ内の商品コードに対応す
る商品分類とを用いて、商品分類別店舗ブロックデータ
ファイルを検索することによって、その住所ブロック番
号と商品分類と管理対象店舗の店舗番号の組み合わせに
対応する店舗ブロック番号(商品分類別店舗ブロック番
号)を読み出す(ステップS204)。そして、読み出
した住所ブロック番号と商品別店舗ブロック番号と商品
分類別店舗ブロック番号と共に、POSデータを、管理
マスタに記憶(ステップS205)して、処理を終了す
る。
【0046】すなわち、CPU21は、商品別店舗ブロ
ック番号と商品分類別ブロック番号を付加したPOSデ
ータを、管理マスタに登録する。次に、図7ないし図9
を用いて、売上分析処理を説明する。図7は、売上分析
処理時のCPU21の動作手順を示した流れ図である。
また、図8は、売上分析処理時に表示装置14に表示さ
れる条件データ入力画面の説明図であり、図9は、売上
分析処理時に表示装置14に表示される集計結果画面の
説明図である。
【0047】図7に示したように、売上分析処理を開始
した際、CPU21は、まず、条件データ入力画面が表
示されるよう、表示装置14を制御し、その後、入力部
13から入力される信号に基づき、売上分析に使用する
条件データ(分析対象期間、分析対象商品あるいは商品
分類コード)を認識する(ステップS301)。
【0048】具体的には、このステップにおいて、CP
U21は、図8に示したような条件データ入力画面を、
表示装置14の画面上に表示する。図示したように、条
件データ入力画面は、期間を入力、表示するためのデー
タ入力・表示欄31、売上分析を商品単位、商品分類単
位のいずれで行うかを指定するためのボタン33、売上
分析を行う商品名あるいは商品分類を入力、表示するた
めのデータ入力・表示欄34、キャンセルボタン35、
設定完了指示ボタン36を有する。CPU21は、売上
分析処理の開始時にステップS301を実行する際、期
間用のデータ入力・表示欄31に、当日の日付(YY/YY/Y
Y)と、その日付の所定週間前の日付(XX/XX/XX)が示され
た条件データ入力画面を表示する。
【0049】条件データ入力画面の表示後、CPU21
は、入力部13からの信号の内容に応じた処理を実行す
る状態に移行し、例えば、操作者がキーボード11を用
いて文字入力を行った場合には、カーソル(図示せず)
位置に、入力された文字を表示する。また、操作者が、
マウス12を用いて何れかのデータ入力・表示欄を選択
した際には、選択されたデータ入力・表示欄内にカーソ
ルを移動する。売上分析は、データ入力・表示欄31内
に表示(設定)されている期間中の売上を用いて行われ
るので、表示されている期間とは異なる期間における売
上分析を行う場合、操作者は、これらの機能を利用し
て、データ入力・表示欄31に新たな日付を入力するこ
とによって、当該期間の変更を行う。
【0050】また、ボタン33が選択されたことを検出
した際、CPU21は、ボタン33内に表示する文字列
を“商品”から“商品分類”へ、あるいは、“商品分
類”から“商品”へ変更し、データ入力・表示欄34
が、変更後の文字列が表す項目に関するデータ(商品名
あるいは商品分類名)を、入力・表示する欄であること
を記憶する。データ入力・表示欄34内の、右端に示し
てあるボタンが選択されたことを検出した際、CPU2
1は、データ入力・表示欄34が“商品”名を入力・表
示する欄であることを記憶していた場合(ボタン33内
に表示している項目名が“商品”であった場合)には、
データ入力・表示欄34の下方に、商品マスタに記憶さ
れた情報から作成した商品名リストを表示する。一方、
“商品分類”名を入力・表示する欄であることを記憶し
ていた場合には、商品マスタに記憶された情報から作成
した商品分類リストを表示する。そして、商品名(ある
いは商品分類名)リストから選択された商品名(商品分
類名)を、データ入力・表示欄32内に表示するととも
に、その商品名(商品分類名)に対応するコードを、分
析対象商品(商品分類)コードとして記憶し、商品名
(商品分類名)リストをデータ入力画面上から消去す
る。また、データ入力・表示欄34に対する、文字列の
キーボード入力が行われた場合、CPU21は、その文
字列入力が完了したときに、入力された文字列を商品名
あるいは商品分類名として用いた、商品マスタの検索を
行う。そして、入力文字列を商品名(商品分類名)とし
て有するレコードが検索できた場合には、そのレコード
内の商品コード(商品分類コード)を、分析対象商品
(あるいは商品分類)コードとして記憶し、レコードが
検索できなかった場合には、データの再入力を促すメッ
セージを表示する。
【0051】設定完了ボタン36が選択されたことを検
出したとき、CPU21は、全データが入力されている
か否かの判断を行う。そして、いずれかのデータが未入
力であった場合、CPU21は、そのデータの入力を促
すメッセージを画面上に表示する。全データが入力され
ていた場合、CPU21は、データ入力画面を表示装置
14の画面上から消去し(図7のステップS301を終
了し)、ステップS302以降の処理を開始する。な
お、図示は省略してあるが、キャンセルボタン35が選
択されたことを検出したとき、CPU21は、ステップ
S301を終了するとともに、売上分析処理を終了す
る。
【0052】ステップS302において、CPU21
は、ステップS301で取得した分析対象商品コード
(あるいは分析対象商品分類コード)を検索キーとして
用いて管理マスタの検索を行い、管理マスタから、分析
対象商品(商品分類)コードを有するレコードを抽出す
る。この際、CPU21は、検索対象期間内に販売され
た商品に関するレコードのみを抽出する。
【0053】次いで、CPU21は、抽出した各レコー
ドに含まれる売上情報を、住所ブロック番号毎に集計す
る(ステップS303)。すなわち、CPU21は、抽
出したレコードを、それぞれ、同じ住所ブロック番号を
有するレコードからなる、幾つかのレコードグループに
分ける。そして、各レコードグループを構成するレコー
ドに含まれている売上情報を集計し、集計結果を、その
レコードグループが関係している住所ブロック番号に対
応づけて記憶する。
【0054】その後、CPU21は、ステップS303
で取得したデータ、地図データファイル、住所ブロック
データファイル、店舗ブロックデータファイルに記憶さ
れているデータに基づき、図9に示したような集計結果
画面を、表示装置14の画面上に表示(ステップS30
4)し、操作者の指示入力を待機する状態(ステップS
305)に移行する。
【0055】図9に、模式的に示したように、集計結果
画面は、店舗ブロック、住所ブロックの境界が示され、
各住所ブロックに、その住所ブロックに関する売上の集
計結果に応じた色が付された地図を含む。また、集計結
果画面は、データ入力・表示欄31、34、ボタン3
3、スクロール指示領域37、38、“戻る”ボタン4
1、“印刷”ボタン42、“終了”ボタン43を備え
る。
【0056】集計結果画面の表示後、“戻る”ボタン4
1が選択されたことを検出した場合(ステップS30
5;戻る)、CPU21は、ステップS301に戻り、
再度、条件データ入力画面(図8)を表示する。また、
データ入力・表示欄31、34、ボタン33が選択され
たことを検出した場合(ステップS305;条件変
更)、選択された項目に関するデータ入力モードに移行
し、新たな条件データ要素(分析対象期間、商品コード
等)を取得する(ステップS307)。そして、新たな
条件データ要素の取得後、ステップS302〜S304
を、再度、実行することによって、集計結果画面の内容
を、指定された条件に応じたものに変更する。なお、ス
テップS305において、データ入力・表示欄31、3
4、ボタン33が選択された際、CPU21は、ステッ
プS307において、条件データ入力画面上のデータ入
力・表示欄31、34、ボタン33が選択されたときと
基本的には同じ処理を実行する。ただし、ボタン33が
選択されたことを検出したときには、ステップS307
において、新たな商品名あるいは商品分類名が設定され
るのを待機し、設定が行われたときに、ステップS30
7を終了する。
【0057】また、集計結果画面の表示後、スクロール
指示領域37、38内の左右、上下に示してあるボタン
が選択されたこと、あるいは、“印刷”ボタン42が選
択されたことを検出した際(ステップS305;その
他)、CPU21は、指示内容に応じて、表示内容のス
クロールや、表示内容の印刷(ステップS306)を行
った後に、ステップS305に戻る。
【0058】そして、CPU21は、“終了”ボタン4
3が選択されたことを検出した際に、売上分析処理を終
了する。このように、実施形態の売上分析装置10に売
上分析処理を実行させた場合、表示装置14の画面上
に、居住者の、分析対象店舗への移動時間の方が、同一
の商品を販売している各同業店舗への移動時間よりも短
い住所ブロック群(店舗ブロック)が識別でき、しか
も、各住所ブロックにおける売上の多寡が認識できる形
態の地図が表示される。このため、本装置の使用者は、
表示される情報に基づき、同業他店舗との競争状態を判
断することが出来る。
【0059】例えば、管理対象店舗の店舗ブロック内に
存在する各住所ブロックにおける売上が十分にあり、他
の店舗ブロック内の住所ブロックにおける売上が小さい
場合には、管理対象店舗と他店舗の競争状態が均衡して
いると判断できる。すなわち、管理対象店舗の消費者側
からみた販売環境が他店舗と同レベルのものになってお
り、各住所ブロックにおける売上の違いは、移動時間に
よって生じていると判断できる。また、管理対象店舗の
店舗ブロックの中に、売上が不十分な住所ブロックが存
在していた場合には、管理対象店舗の販売環境が何らか
の点で他店舗のそれに比して劣ったものとなっていると
判断できる。このため、その劣っている点を見出し、改
善することによって、良好な店舗運営が実現できる。ま
た、管理対象店舗の店舗ブロックに含まれていない住所
ブロックにおける売上が比較的大きな場合には、その売
上に関係している顧客から管理対象店舗を利用している
理由のアンケートなどを行うことにより、管理対象店舗
が潜在的に有している特徴を顕在化することが可能であ
るので、その特徴をさらに際だたせることによって、よ
り売上をのばすことも出来ることになる。
【0060】<変形例>実施形態の売上分析装置は、地
図データファイルと住所ブロックデータファイルを備え
た装置であったが、これらのファイルの代わりに、両フ
ァイルの内容を合わせ持つファイルを用いることも出来
る。また、顧客コードから住所ブロックを割り出すの
に、顧客マスタと住所ブロックデータファイルを用いる
構成となっているが、顧客マスタを、住所ブロックをも
記憶するファイルとし、顧客マスタ更新処理時に、住所
に応じた住所ブロックが検索され、検索された住所ブロ
ックが顧客マスタに記憶されるよう、装置を構成するこ
とも出来る。
【0061】また、実施形態の売上分析装置は、住所ブ
ロックの店舗ブロックへの振り分け(店舗ブロックデー
タファイルの作成)を、予め、行っておく装置であった
が、住所ブロックの店舗ブロックへの振り分けが、商品
あるいは商品分類が指定された後に行われるように装置
を構成しても良い。そのように売上分析装置を構成した
場合、商品等の指定後、集計結果画面が表示されるまで
に必要とされる時間が、若干、長くなることになるが、
店舗ブロックデータファイルを、装置内部に保持してお
く必要がなくなるので、売上分析装置の実現に必要とさ
れる記憶容量を低減できることになる。
【0062】また、実施形態の売上分析装置は、単一の
店舗の売上分析を行う装置であったが、管理対象となっ
ている(経営している)複数の店舗の売上分析を行える
よう、装置を変形しても良いことは当然である。
【0063】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
売上分析装置を用いれば、他社店舗の具体的な売上デー
タがわからなくとも、他社店舗の影響を考慮に入れた形
で、自店舗の売上分析が行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による売上分析装置の構
成と、使用形態を示したブロック図である。
【図2】 住所ブロックの説明図である。
【図3】 店舗ブロックデータファイル更新処理の流れ
図である。
【図4】 店舗ブロックデータファイル更新処理によ
る、住所ブロックの店舗ブロックへの分類手順を説明す
るための図である。
【図5】 店舗ブロックデータファイル更新処理によ
る、住所ブロックの店舗ブロックへの分類手順を説明す
るための図である。
【図6】 管理マスタ更新処理の流れ図である。
【図7】 売上分析処理の流れ図である。
【図8】 売上分析処理時に表示される条件データ入力
画面の説明図である。
【図9】 売上分析処理時に表示される集計結果画面の
説明図である。
【符号の説明】
11 キーボード 12 マウス 13 入力部 14 表示装置 15 プリンタ 16 制御部 17 POS端末 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 ハードディスクドライブ(HDD) 25 通信制御回路 26 インタフェース回路 27 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−307868(JP,A) 東芝レビュー vol.50,No.4 (1995)pp.311−314 廣田達衛 編著「販売管理マニュア ル」,新技術センター発行(1989−5− 31)pp.33−50 FACOM PLANNER/MAP PING使用手引書(地図出力支援シス テム)初版(1986−6) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G06F 19/00 INSPEC(DIALOG) JICSTファイル(JOIS)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 売り上げの分析対象である分析対象店舗
    が位置する一地域に関する、その地域が複数の住所ブロ
    ックに分割された地図情報であって、住所ブロックと住
    所の対応関係を示す情報を含む地図情報を記憶する地図
    情報記憶手段と、 居住者の、前記分析対象店舗への移動時間の方が、前記
    地域内に位置し、前記分析対象店舗と同一の商品を販売
    している各同業店舗への移動時間よりも短い住所ブロッ
    クを、分析対象店舗受持住所ブロックとして記憶する住
    所ブロック記憶手段と、 前記分析対象店舗における前記商品の販売記録を、購買
    者の居住する住所ブロックと対応づけて記憶する販売記
    録記憶手段と、 この販売記録記憶手段に記憶されている販売記録に基づ
    き、前記分析対象店舗における前記商品の売上の多寡
    を、購買者の居住する住所ブロック別に示す売上情報を
    作成する売上情報作成手段と、 売上情報作成手段によって作成された売上情報と、前記
    地図情報記憶手段内に記憶された地図情報と、前記住所
    ブロック記憶手段内に記憶された情報とを用いて、各住
    所ブロックが、その住所ブロック内の居住する購買者に
    よる売上に応じた形態で表された地図であって、しか
    も、前記住所ブロック記憶手段内に分析対象店舗受持ブ
    ロックとして記憶されている住所ブロックが、他の住所
    ブロックと識別できる形態で表された地図を表示する表
    示手段とを備えることを特徴とする売上分析装置。
  2. 【請求項2】 入力装置と表示装置を有する売上分析装
    置であって、 売り上げの分析対象である分析対象店舗が位置する一地
    域に関する、その地域が複数の住所ブロックに分割され
    た地図情報であって、各住所ブロックに属する住所を示
    す情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、 前記地域内に位置し、前記分析対象店舗において販売さ
    れている複数の商品のいずれかの販売を行っている幾つ
    かの同業店舗の住所を、販売を行っている商品の識別情
    報と共に記憶する住所記憶手段と、 前記分析対象店舗における各商品の販売記録を、購買者
    の居住する住所ブロックと対応づけて記憶する販売記録
    記憶手段と、 前記入力装置に対して行われた操作内容に基づき、売上
    分析を行う商品である分析対象商品を認識する分析対象
    商品認識手段と、 この分析対象商品認識手段によって分析対象商品が認識
    されたときに、前記販売記録記憶手段内に記憶されてい
    る販売記録に基づき、前記分析対象店舗における前記分
    析対象商品の売上の多寡が、購買者の居住する住所ブロ
    ック別に示された売上情報を作成する売上情報作成手段
    と、 居住者の、前記分析対象店舗への移動時間の方が、前記
    分析対象商品を販売している各同業店舗への移動時間よ
    りも短い住所ブロックを、分析対象店舗受持住所ブロッ
    クとして認識する住所ブロック認識手段と、 前記売上情報作成手段によって作成された売上情報と、
    前記地図情報記憶手段に記憶された地図情報と、前記住
    所ブロック認識手段による認識結果とを用いて、各住所
    ブロックが、その住所ブロック内の居住する購買者によ
    る売上に応じた形態で表された地図であって、前記住所
    ブロック認識手段によって分析対象店舗受持住所ブロッ
    クとして認識されている住所ブロックが、他の住所ブロ
    ックと識別できる形態で表された地図を、前記表示装置
    に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする売
    上分析装置。
  3. 【請求項3】 前記住所ブロック認識手段は、前記分析
    対象商品認識手段で認識された分析対象商品を販売して
    いる同業店舗の住所を、前記住所記憶手段内から検索
    し、検索した同業店舗の住所と前記分析対象店舗の住所
    と前記地図情報記憶手段に記憶された地図情報とを用い
    て、各住所ブロックと分析対象店舗あるいは住所が検索
    された各同業店舗との移動時間を算出することによっ
    て、分析対象店舗受持住所ブロックとして認識する住所
    ブロックを定めることを特徴とする請求項2記載の売上
    分析装置。
  4. 【請求項4】 前記分析対象店舗で販売されている前記
    複数の商品のそれぞれに対応づけられた複数の住所ブロ
    ック情報であって、居住者の、前記分析対象店舗への移
    動時間の方が、対応する商品を販売している前記地域内
    の各同業店舗への移動時間よりも短い住所ブロックの識
    別情報をそれぞれ含む複数の住所ブロック情報を記憶す
    る住所ブロック情報記憶手段を、さらに、備え、 前記住所ブロック認識手段は、前記分析対象商品認識手
    段で認識された分析対象商品に対して、前記住所ブロッ
    ク情報記憶手段内に記憶されている住所ブロック情報に
    識別情報が含まれている住所ブロックを、分析対象店舗
    受持住所ブロックとして認識することを特徴とする請求
    項2記載の売上分析装置。
  5. 【請求項5】 ある商品を販売している同業店舗と前記
    分析対象店舗の中のいずれかの店舗に各住所ブロックを
    対応づける住所ブロック情報であって、各住所ブロック
    が、その居住者が最も短時間で移動できる店舗に対応づ
    けられた住所ブロック情報を、前記分析対象店舗で販売
    されている前記複数の商品のそれぞれに対して、記憶す
    る住所ブロック情報記憶手段を、さらに、備え、 前記住所ブロック認識手段は、前記分析対象商品認識手
    段で認識された分析対象商品に対して、前記住所ブロッ
    ク記憶手段内に記憶されている住所ブロック情報で前記
    分析対象店舗に対応づけられている住所ブロックを、分
    析対象店舗受持住所ブロックとして認識するとともに、
    その住所ブロック情報で各同業店舗に対応づけられてい
    る住所ブロックを各同業店舗の受持住所ブロックとして
    認識し、 前記表示制御手段は、前記住所ブロック認識手段によっ
    て各同業店舗の受持住所ブロックとして認識された住所
    ブロックもが、他の住所ブロックと識別できる形態で表
    された地図を、前記表示装置に表示することを特徴とす
    る請求項2記載の売上分析装置。
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