JP3134537B2 - データ表示装置 - Google Patents

データ表示装置

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JP3134537B2
JP3134537B2 JP04242399A JP24239992A JP3134537B2 JP 3134537 B2 JP3134537 B2 JP 3134537B2 JP 04242399 A JP04242399 A JP 04242399A JP 24239992 A JP24239992 A JP 24239992A JP 3134537 B2 JP3134537 B2 JP 3134537B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、データ表示装置に関し、特に測
量ポイントとターゲットとの位置をグラフィック表示す
る測量機のデータ表示装置に関する。
【0002】
【産業上の利用分野】
【0003】
【従来の技術】建築現場等での杭打ち作業は、実際の建
築現場に入る前にあらかじめ杭打ちポイントを設計図面
上で、測量機本体の基準点からの測定距離、測定角度等
を設計データとして求める。そして、実際の建築現場で
は、測量補助者が持つターゲットを測量機操作者が測量
機で視準し、現在のターゲットの位置を求める。そし
て、そのターゲットの位置を示す測定距離や測定角度等
の測量データと設計データとの差が設計時に定めた許容
範囲に収まるように、測量機操作者が測量補助者にどの
方向に移動すべきか指示をする。
【0004】そして、測量データと設計データとの差が
設計時に定められた許容範囲内に入った時に杭打ちポイ
ントを設定するものである。そして、このような杭打ち
が必要な建築現場等で使用される測量機の測量データ
は、斜距離(SD)、水平角(HA)、鉛直角(VA)
を図7に示す様にそれぞれ数値で表示されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】測量機操作者は、表示
された数値に基づいて、ターゲットを持つ測量補助者に
指示をするが、杭を打つポイントまでの距離や角度が図
7に示すように数値で表示される為、測量補助者をどの
方向に移動させるべきか把握しずらいという欠点があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、測量機操作者が測量補助者の移動方
向を簡単に認識できるデータ表示装置を得ることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、測量機(11)でターゲットを視準し、測量機(1
1)とターゲットとの間の角度及び距離の測量データ
(12)を測定し、それに関する情報を表示する測量機
(11)のデータ表示装置において、測量データ(1
2)を処理し、グラフィックデータに変換するデータ処
理手段(22)と、測量機(11)と設定すべき測量ポ
イントとの間の角度及び距離を予め設計図面上で求めた
設計データと、グラフィックデータとを、それぞれ同時
にまたは別々にグラフィック表示する表示手段(22)
と、を設けた。
【0008】
【作用】本発明のデータ表示装置において、設計図面上
の設計データと現在のターゲットの位置とをグラフィッ
ク表示することができ、目的の設定位置(例えば、杭打
ちポイント等)までの距離及び角度を視覚的に認識する
ことができるので、作業の効率を上げることができる。
【0009】
【実施例】図1は測量作業で得られたデータを処理する
測量システムを示すものであり、以下に構成を説明す
る。フロッピーディスク15には、設計図面上で求めた
杭打ちポイントの設計データ(以下、杭打ちポイントと
いう)が記録されている。
【0010】データ処理回路22は、測量機が測量した
測量データとフロッピーディスク15に記録された杭打
ちポイントとを比較演算処理すると共に、測量データ及
び杭打ちポイントとをグラフィック表示の為のグラフィ
ックデータに変換する回路である。尚、ここでいう測量
データとは、測量補助者が持つターゲットを視準して得
た、斜距離、水平角、鉛直角等のデータである。
【0011】CRT23は、データ処理回路22で変換
されたグラフィックデータに基づいて画面表示するもの
である。プリンタ21は、表示画面をプリント出力した
り、杭打ちポイント、測量データ及び演算処理されたデ
ータをプリント出力するものである。以上の様に構成さ
れた測量システムのデータの流れを図2に基づいて説明
する。
【0012】測量機11でターゲットを視準して得た測
量データ12は、データ処理回路22に出力される。デ
ータ処理回路22は、記憶部13、演算処理部14、グ
ラフィック関数16とから構成されている。記憶部13
は、測量データ12を一時記録するものである。
【0013】演算処理部14は、フロッピーディスク1
5に記録された杭打ちポイントを読み込み、記憶部13
に記録された測量データと杭打ちポイントとを比較演算
処理することによって、現在のターゲットの位置と杭打
ちポイントとの差を算出する。また、グラフィック関数
16は、杭打ちポイント、測量データ及び算出された算
出データをグラフィックデータに変換し、グラフィック
データに基づいてCRT23に表示する。
【0014】このような測量システムを建築現場で用い
た場合を例に挙げ、図3に示すフローチャートに基づい
てグラフィック表示の流れを説明する。前述した様に、
設計図面上で、建築現場における全ての杭打ちポイント
を求め、その杭打ちポイントをフロッピーディスク15
に記録させておく。 〔ステップ1〕測量機を建築現場に設置し、基準点を観
測して測量機自体の座標値(以下、本機座標という)を
求める。
【0015】ここでいう基準点とは、例えば、三角点等
がある。 〔ステップ2〕本機座標が定まったら、ターゲットを持
った測量補助者を測量現場の適当な場所(任意点)に立
ってもらい、任意点の距離測定及び角度測定を行う。 〔ステップ3〕ステップ2で任意点を測量して得た、任
意点の距離及び角度の測量データをもとに、設計図面上
の全ての杭打ちポイントのうち、任意点の近辺に存在す
る杭打ちポイントを表示画面に表示する。
【0016】言い換えれば、測量機の望遠鏡から任意点
を視準したときに、望遠鏡の視野内に見える範囲と、そ
の近辺に存在する杭打ちポイントを表示画面に表示す
る。また、表示画面に表示されている杭打ちポイント
は、測量機から杭打ちポイントまでの距離に比例させ、
遠近感を出して表示する。例えば、測量機に近い位置に
あるものを大きく、逆に測量機から遠い位置にあるもの
を小さくし、遠近感を出す。 〔ステップ4〕ここから、実際の測量に入り、最初の測
量地点を第1杭打ちポイントとする。
【0017】まず、フロッピーディスク15に記録され
た全ての杭打ちポイントが設計座標値で示される場合
は、角度及び距離を示す位置データに全て変換する。そ
して、表示画面に表示された杭打ちポイントのうち第1
杭打ちポイントを選び、その第1杭打ちポイントを示す
位置データに基づいて、測量機本体の角度及び距離を設
定しながら、望遠鏡の視野中心と測量補助者の持つター
ゲットとが一致するように指示をだし、測量補助者を移
動させる。
【0018】測量補助者の移動後、再びターゲットを視
準する。 〔ステップ5〕そして、視準したターゲットの位置と第
1杭打ちポイントとの差を求める。 〔ステップ6〕ステップ5で求めたターゲットの位置と
第1杭打ちポイントとの差が設計時に定めた許容範囲内
であれば、ステップ7に進み、第1杭打ちポイントから
次の場所に移動する。また、許容範囲外であれば、ステ
ップ4に戻り、ターゲットの位置と第1杭打ちポイント
との差が設計時に定めた許容範囲内におさまるまでステ
ップ4、ステップ5を繰り返す。 〔ステップ7〕設定された第1杭打ちポイントに、未設
定の他の杭打ちポイントと区別する為に色分けするか、
若しくは表示画面での表示マークを異なるものにするこ
とによって、未設定点と設定点とを区別する。
【0019】尚、未設定点については、ステップ4〜ス
テップ6を繰り返し、第1杭打ちポイントから第2杭打
ちポイントと、設定すべき各杭打ちポイントを求める。 〔ステップ8〕全ての杭打ちポイントと、ターゲットを
視準して得た測量データとの差が設計時に定めた許容範
囲内に入っていれば杭打ちポイントを設定し、測量を終
了する。
【0020】上記におけるグラフィック表示の例を図4
に示す。図4において、表示画面の中心にある円31
は、測量機の望遠鏡の視野を拡大したものである(実際
に、測量機の望遠鏡を覗いた時の視野の大きさは小さい
ものであるが、画面表示の便宜上、本実施例の様に描い
ている)。また、p1〜p5は設計図面上で求めた杭打
ちポイントを表す表示マークであり、測量機からの距離
に応じて、遠い杭打ちポイントは小さい四角で、近い杭
打ちポイントは大きい四角で表示したものである。尚、
表示マークは、本実施例では、四角で表示しているが、
丸で表示してもよいし、他の形で表示してもよい。
【0021】次に、測量機11で設計図面上に求められ
た杭打ちポイントp1を視準している時の例を図5に示
す。図5において、r1は、杭打ちポイントp1の位置
をxy平面図に投影した図である。Oは、基準点を観測
して求めた測量機本体の原点、θは鉛直軸、φは水平角
を示している。31は、測量で用いられる絶対座標系を
表すものである。
【0022】そして、仮想スクリーン30は、杭打ちポ
イントp1と測量機との間に想定されたスクリーンを示
すものである。仮想スクリーン30におけるs1は、杭
打ちポイントp1が仮想スクリーンに写し出された仮想
点である。仮想スクリーンは、測量機の望遠鏡の視準軸
に垂直に配置されたものとしている。
【0023】この仮想スクリーン30は、データ表示装
置におけるグラフィック表示部分に対応するものであ
り、本実施例では、一つの杭打ちポイントのみを図示し
ている。本実施例では、データ表示装置を測量機本体と
は別に設けたが、図6に示す様な測量機本体にデータ表
示装置を設けたものでもよい。
【0024】また、表示器上にグラフィック表示する範
囲を決めることにより、現場を区切って順次測設作業を
進めることもできる。ここでいう測設作業とは、杭打ち
ポイントを探して杭を打つ作業をいう。尚、CRTの表
示画面において、杭打ちポイントと、現在視準したター
ゲットの位置とを両方表示してもよく、このようにする
ことによって、杭打ちポイントまでの距離や角度を視覚
的に確認することができる。
【0025】さらに、現在視準したターゲットの位置を
表示する際は、杭打ちポイントとの差に応じて、表示マ
ークの大きさを変えることにより、ターゲットの位置が
どの位置にあるか確認できる。データ表示装置に、望遠
鏡の視野内及びその周辺の設計図面上の杭打ちポイント
をグラフィック表示することによって、杭打ちポイント
の位置が測量機の望遠鏡を覗かなくとも、その杭打ちポ
イントのおおよその方向と距離が把握できる。
【0026】また、杭打ちポイントをグラフィック表示
することによって、一点測設した後、次に測設作業する
べき杭打ちポイントを効率良く探すことができるので、
現場作業での労力軽減や作業能率を高めることができ
る。さらに、設定済の杭打ちポイントと、未設定の杭打
ちポイントを区別することができるので、杭打ちポイン
トの設定漏れを防ぐことができる。
【0027】
【発明の効果】データ表示装置に、設計データと、ター
ゲットを視準して得た測量データとを、同時に若しくは
別々に表示することができるので、測量操作者がその表
示から設計データまでのおおよその方向と距離を把握す
ることができる。そして、その方向と距離に基づいて、
測量補助者に移動すべき方向と距離を指示することがで
きるので、測量作業において、作業効率を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の測量システムの構成図である。
【図2】測量システムにおける測量データの流れを示す
図である。
【図3】測量システムを建築現場で用いた場合のグラフ
ィック表示の流れを示すフローチャートである。
【図4】CRTに表示されるグラフィック表示例であ
る。
【図5】建築現場で測設作業を行っている時の仮想図で
ある。
【図6】測量機本体にデータ表示装置を設けた例を示す
図である。
【図7】従来のデータ表示を示す図である。
【符号の説明】 11 測量機 22 データ処理回路 23 CRT

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測量機でターゲットを視準し、前記測量
    機と前記ターゲットとの間の角度及び距離の測量データ
    を測定し、それに関する情報を表示する測量機のデータ
    表示装置において、 前記測量データを処理し、グラフィックデータに変換す
    るデータ処理手段と、 前記測量機と設定すべき測量ポイントとの間の角度及び
    距離を予め設計図面上で求めた設計データと、前記グラ
    フィックデータとを、それぞれ同時にまたは別々にグラ
    フィック表示する表示手段とを有し、 測量データから変換されたグラフィックデータは前記設
    計データとの差に応じた大きさの表示マークによって表
    示されることを特徴とするデータ表示装置。
JP04242399A 1992-09-11 1992-09-11 データ表示装置 Expired - Lifetime JP3134537B2 (ja)

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JP2002005661A (ja) * 2000-06-27 2002-01-09 Jekku:Kk 自動追尾式測設作業援助システム及び記録媒体
JP2002174518A (ja) * 2000-12-06 2002-06-21 Taisei Corp 自動測量システム
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