JP3134161B2 - ホテル客室用排気切替システム及び切替装置 - Google Patents

ホテル客室用排気切替システム及び切替装置

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JP3134161B2 JP03104442A JP10444291A JP3134161B2 JP 3134161 B2 JP3134161 B2 JP 3134161B2 JP 03104442 A JP03104442 A JP 03104442A JP 10444291 A JP10444291 A JP 10444291A JP 3134161 B2 JP3134161 B2 JP 3134161B2
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清本明宏
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホテルの客室用に好適
な排気切替システム及び切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホテルの客室においては、ファン
コイルユニットにより客室内を冷暖房し、客室内の換気
はユニットバスの天井部に設けた排気口から排気する方
式が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式においては、ファンコイルユニットのファンを停止
すると、外気供給位置と排気口との間でショートサーキ
ットを生じ易く、客室内の換気が不十分になるという問
題を有し、また、窓際等のペリメータゾーンにおける日
射や外気温度と室内温度との差から生じる冷房負荷又は
暖房負荷に対して無駄なエネルギーを消費していた。さ
らに、冬季においては窓際等のペリメータゾーンにおい
てコールドドラフトが生じるという問題を有している。
【0004】本発明は上記問題を解決するものであっ
て、換気のショートサーキットを防止し、かつ、冷暖房
負荷を軽減させると共にコールドドラフトの発生を防止
することができるホテル客室用排気切替システム及び切
替装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のホテ
ル客室用排気切替システムは、客室1内に配設され外気
が供給されると共に室内エアを冷却又は加熱するための
ファンコイルユニット9と、ユニットバス2の天井部に
形成される排気口13と、窓5の上部に配設されるカー
テンボックス20と、カーテンボックス20に形成され
る吸込口21とを備え、排気口13と吸込口21からの
エアの一方または両方を選択的に排気可能にすることを
特徴とする。
【0006】また、本発明のホテル客室用排気切替装置
は、客室1内に配設され外気が供給されると共に室内エ
アを冷却又は加熱するためのファンコイルユニット9
と、ユニットバス2の天井部に形成される排気口13
と、窓5の上部に配設されるカーテンボックス20と、
カーテンボックス20に形成される吸込口21と、排気
口13及び吸込口21と排気集合管16との間に配設さ
れる排気切換装置15と、排気切換装置15内に回転可
能に設けられる切換ダンパー29とを備え、切換ダンパ
ー29の回転により排気口13と吸込口21からのエア
の一方または両方を選択的に排気集合管16に接続可能
にすることを特徴とする。
【0007】なお、上記構成に付加した番号は、理解を
容易にするために図面と対比させるためのもので、これ
により本発明の構成が何ら限定されるものではない。
【0008】
【作用】本発明においては、例えば図に示すように、窓
5に当たる日射や外気温度と室内温度との差から生じる
冷房又は暖房負荷がある場合には、チェックイン前に、
排気切換装置15の切換ダンパー29を図4のYに示す
位置に回転させ、窓5とカーテン6との間のエアを吸込
口21、ダクト19、排気集合管16を経て排出させる
ようにして冷房又は暖房負荷を軽減させ、また、冬季深
夜等においては、排気切換装置15の切換ダンパー29
を図4のZに示す位置に回転させ、室内のエアをユニッ
トバス2の排気口13と、カーテンボックス20の吸込
口21の両方から排気させるようにして、窓際等のペリ
メータゾーンにおいてコールドドラフトの発生を防止す
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図1、図2及び図3は本発明のホテル客室用排気
切替システムの1実施例を示し、図1は平面図、図2は
断面図、図3は図2のA−A線に沿う断面図である。
【0010】1は客室、2はユニットバス、3は廊下、
5は窓、6はカーテンを示し、客室1の入り口7近くの
天井部には、室内エアを循環させエアを冷却又は加熱す
るためのファンコイルユニット9が配設されている。フ
ァンコイルユニット9には、室外から外気供給管10を
経て外気が供給され、また、吸込口11から室内エアを
吸い込んで吹出口12から冷暖房用エアを吹き出すよう
に構成している。
【0011】ユニットバス2の天井部には、排気口13
が形成され、排気切換装置15を経て排気集合管16に
接続されている。また、排気切換装置15は、天井17
に配設されたダクト19にも接続され、ダクト19はカ
ーテンボックス20に接続されている。カーテンボック
ス20には吸込口21が形成され、窓5とカーテン6と
の間のエアを吸い込み可能に形成している。
【0012】図4及び図5は本発明に係わる排気切換装
置15の1実施例を示し、図4は断面図、図5は正面図
である。排気切換装置15は、排出口22と2つの吸入
口23、25とを有するケーシング26と、ケーシング
26内に回転軸27により回転可能に設けられる切換ダ
ンパー29とからなり、排出口22は排気集合管16に
接続され、吸入口23はユニットバス2の排気口13に
接続され、吸入口25はダクト19を経てカーテンボッ
クス20の吸込口21に接続されている。
【0013】上記構成からなる本発明のホテル客室用排
気切替システムの作用について説明する。客室1が在室
の場合には、ファンコイルユニット9を運転すると共
に、排気切換装置15の切換ダンパー29を図4のXに
示す位置にして、室内のエアを吸入口23、ユニットバ
ス2の排気口13、排気集合管16を経て排出させるよ
うにして換気主体の排気を行う。窓5に当たる日射や外
気温度と室内温度との差から生じる冷房又は暖房負荷が
ある場合には、チェックイン前に、排気切換装置15の
切換ダンパー29を図4のYに示す位置に回転させ、窓
5とカーテン6との間のエアを吸込口21、ダクト1
9、排気集合管16を経て排出させるようにして冷房又
は暖房負荷を軽減させる。また、冬季深夜等において
は、排気切換装置15の切換ダンパー29を図4のZに
示す位置に回転させ、室内のエアをユニットバス2の排
気口13と、カーテンボックス20の吸込口21の両方
から排気させるようにして、窓際等のペリメータゾーン
においてコールドドラフトの発生を防止する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、客
室内に配設され外気が供給されると共に室内エアを冷却
又は加熱するためのファンコイルユニットと、ユニット
バスの天井部に形成される排気口と、窓の上部に配設さ
れるカーテンボックスと、該カーテンボックスに形成さ
れる吸込口とを備え、前記排気口と吸込口からのエアの
一方または両方を選択的に排気可能にするようにするた
め、換気のショートサーキットを防止し、かつ、冷暖房
負荷を軽減させると共にコールドドラフトの発生を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホテル客室用排気切替システムの1実
施例を示す平面図
【図2】図1の断面図
【図3】図2のA−A線に沿う断面図
【図4】本発明に係わる排気切換装置の1実施例を示す
断面図
【図5】図4の正面図
【符号の説明】
1…客室、2…ユニットバス、5…窓、6…カーテン 9…ファンコイルユニット、10…外気供給管、11…
吸込口 12…吹出口、13…排気口、15…排気切換装置、1
6…排気集合管 19…ダクト、20…カーテンボックス、21…吸込口 29…切換ダンパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林正純 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 清本明宏 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 久野俊夫 福岡県粕屋郡篠栗町大字和田1034の4 協立エアテック株式会社内 (72)発明者 久野幸男 福岡県粕屋郡篠栗町大字和田1034の4 協立エアテック株式会社内 (72)発明者 梅原和幸 福岡県粕屋郡篠栗町大字和田1034の4 協立エアテック株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−15442(JP,A) 特開 昭50−147138(JP,A) 実開 昭58−87028(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/08 F24F 7/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】客室内に配設され外気が供給されると共に
    室内エアを冷却又は加熱するためのファンコイルユニッ
    トと、ユニットバスの天井部に形成される排気口と、窓
    の上部に配設されるカーテンボックスと、該カーテンボ
    ックスに形成される吸込口とを備え、前記排気口と吸込
    口からのエアの一方または両方を選択的に排気可能にす
    ることを特徴とするホテル客室用排気切替システム。
  2. 【請求項2】客室内に配設され外気が供給されると共に
    室内エアを冷却又は加熱するためのファンコイルユニッ
    トと、ユニットバスの天井部に形成される排気口と、窓
    の上部に配設されるカーテンボックスと、該カーテンボ
    ックスに形成される吸込口と、前記排気口及び吸込口と
    排気集合管との間に配設される排気切換装置と、該排気
    切換装置内に回転可能に設けられる切換ダンパーとを備
    え、該切換ダンパーの回転により前記排気口と吸込口か
    らのエアの一方または両方を選択的に排気集合管に接続
    可能にすることを特徴とするホテル客室用排気切替装
    置。
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