JP3134156U - 施錠確認表示装置 - Google Patents

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JP3134156U
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一隆 詰光
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一隆 詰光
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Abstract

【課題】鍵の開閉動作のみで施錠状態の表示と保持が容易にできる小型薄型の施錠確認表示装置を提供する。
【解決手段】、ケース端部のバネにて可動するL字状のスライド板に遊動表示体を収容し、鍵の抜き差しで移動する遊動表示体をスライド板とケース側部とで挟着して固定できるようにし、鍵の開閉の際の回転で移動する遊動表示体の位置により施錠状態が表示できるように構成にした。
【選択図】図1

Description

この考案は、外出後における玄関扉等の施錠忘れをその場で容易に確認できるような施錠確認表示装置に関する。
従来の施錠状態を表示できる装置は様々なものが提案されているが複雑な構造であるため、装置自体が大きく、実用に耐えうるものではなかった。
考案が解決しょうとする課題
それには、次のような問題点があった。
電池や磁石、センサーを内蔵したり、部品の数が多く大きくなりキーケースに付けて他のキーと持ち合わせる時にかさばり、手軽に実用化できるものではない。
本考案は以上の問題点を解決するために可能な限りシンプルになされたものである。
課題を解決するための手段
横孔式シリンダータイプと縦孔式シリンダータイプにより対応する構造が相違するので請求項別に説明する。
請求項1は横孔式シリンダータイプで、バネにて可動するL字状のスライド板をケースより露出するように設けて遊動表示体を収容したことを特徴としている。
請求項2は、縦孔式シリンダータイプで、ケースの底に設けた凹部に遊動表示体を収容し、バネにて可動するスライド板に設けた穴が摺動により凹部と重合し遊動表示体が移動しうるようにしたことを特徴としている。
考案の効果
空き巣盗難被害の大半は鍵かけ忘れであり、外出先で施錠したかどうか不安を覚える時があってもその場てすぐに確認することが可能となる。このため外出後に施錠したか否か不安になっても、確認のため家に引き返したり、不安のまま外出しなければならないと言う煩雑さや不安感が解消できる。またコンパクトのため鍵本体に孔を設けて本装置を直接埋め込むことができる。
本考案の特徴は遊動表示体を施錠、開錠方向に移動させて鍵の抜き取りにより固定する方法を採用している。従って横孔式の場合は遊動表示体は左右に縦孔式の場合は上下に移動するように構成している。
バネは実施例では弾性体のリングを使用しているが板バネ、スプリングでも差し支えない
横孔式シリンダータイプの請求項1の実施例を図面を参考にしながら説明する。
図1はケース内の構造を示す斜視図でケース1の端部にバネ2を、3はL字状のスライド板で遊動表示体5を収容しバネ2により可動するようにし端部が露出するようにケースに配置している。
これによりバネにより遊動表示体はスライド板のL字状部とケースの側部に挟着されて固定されている。
これを使用する時はケースの裏面に両面テープを施し、錠前ユニットに挿入完了位置から指定の長さをおいて鍵に直接貼着する。
これにより鍵を横孔に挿入すればスライド板3の露出部が押圧されてスライドし遊動表示体5はケース側部の挟着から解放されて遊動自在となるので鍵を施錠、開錠の方向に回せばスライド板も回転して垂直の状態になった場合遊動表示体は下方に移動する、鍵を抜いた際にはバネの反発力により復元して遊動表示体はL字状部より押圧されてケース側部とに挟着されて固定する、これにより遊動表示体を着色してケースカバーに表示窓を設けておけば遊動表示体の有無により施錠、開錠を容易に確認することができる。
縦孔式シリンダータイプの請求項2の実施例を図面を参考にしながら説明する
図2はケース内の構造を示す斜視図でケース1の端部にバネ2、7はケース底部に固着した固定板で穴4を設け遊動表示体5を収容しいる。3は固定板7より少し長いスライド板で両端部を下方に曲折してストッパーとし、固定板7に重ねてケースに収容している。スライド板3には固定板7の穴4と同形の穴6を設けてバネ2側からのスライド時には穴4と穴6は重ならず、他端部からの押圧により重合するようにしている。スライド板3はケースより端部が露出するように配置している。即ちスライド板を押圧するとストッパーにより正確に穴4と穴6が重なるようにしている。
これを使用する時はケースの裏面に両面テープを施し、錠前ユニットに挿入完了位置から指定の長さをおいて鍵に直接貼着する。
これにより鍵を縦孔に挿入すればスライド板3の露出部のストッパーが押圧されてスライドし穴6は穴4と重合して遊動表示体の移動が可能となるので鍵を施錠、開錠の方向に回せばケース本体も回転して水平となり遊動表示体は落下し移動する。鍵を抜いた際にはバネの反発力により復元してスライド板が摺動し穴4と穴6が隔離して遊動表示体は固定する。これにより遊動表示体を着色しておけば遊動表示体の有無により施錠、開錠を容易に確認することができる。
なお遊動表示体を細い金属線としており穴の形状を傾斜状にしたのはスライドは穴の横幅だけずらすだけで重合、隔離するのでコンパクトにできる。またスライドは縦の鍵孔に鍵を出し入れする時でスライド板の垂直時であり遊動表示体の重力が先端にかかるようにして隣接の穴に倒れ込まないようにするためである。
本考案の横孔式タイプの構造を示す斜視図 本考案の縦孔式タイプの構造を示す斜視図 本考案の縦孔式タイプの分解斜視図
符号の説明
1 ケース
2 バネ(弾性体のリング)
3 スライド板
4 固定板の穴
5 遊動表示体
6 スライド板の穴
7 固定板

Claims (2)

  1. バネにて可動するL字状のスライド板をケースより露出するように設けて摺動表示体を収容した施錠確認表示装置。
  2. ケースの底に設けた凹部に遊動表示体を収容し、バネにて可動するスライド板に設けた穴が摺動により凹部と重合するようにした施錠確認表示装置。
JP2007002246U 2007-03-02 2007-03-02 施錠確認表示装置 Expired - Lifetime JP3134156U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012219607A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Kazutaka Kitsumitsu 施錠確認表示付き鍵付属品

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