JPH1181760A - 開閉錠 - Google Patents

開閉錠

Info

Publication number
JPH1181760A
JPH1181760A JP23866297A JP23866297A JPH1181760A JP H1181760 A JPH1181760 A JP H1181760A JP 23866297 A JP23866297 A JP 23866297A JP 23866297 A JP23866297 A JP 23866297A JP H1181760 A JPH1181760 A JP H1181760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
authentication card
plate
customer
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23866297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Setohara
博昭 瀬戸原
Takeshi Sugiura
武 杉浦
Yoshinori Nagare
義則 流
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumahira Safe Co Inc
Original Assignee
Kumahira Safe Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kumahira Safe Co Inc filed Critical Kumahira Safe Co Inc
Priority to JP23866297A priority Critical patent/JPH1181760A/ja
Priority to CN98118003A priority patent/CN1208114A/zh
Priority to KR1019980031866A priority patent/KR19990023379A/ko
Publication of JPH1181760A publication Critical patent/JPH1181760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】幅寸法の小さい貸金庫扉にも取り付け可能であ
って、従来の認証カードをそのまま使用できる開閉錠を
提供する。 【解決手段】銀行錠5と客錠6を備えた貸金庫扉4に付
設され、利用客別に発行される認証カードCにより施錠
及び解錠が行われる開閉錠であって、銀行錠5を常時掩
蔽する台板2と、認証カードCが挿入されたときに、認
証カードCのデータに対応して動作するアンロック機構
部を備えるとともに、施錠時には客錠6を掩蔽し、解錠
時には客錠6を露呈するように、台板2にスライド可能
に取り付けられる本体3とから構成される開閉錠1とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行錠と客錠を備
えた貸金庫扉に付設され、利用客別に発行される認証カ
ードにより施錠及び解錠が行われる開閉錠に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】銀行錠を常時掩蔽するとともに(銀行錠
は既に解錠状態となっている)、客錠を露呈可能とする
開閉錠を貸金庫の扉に取り付け、利用客別に発行するカ
ード(以降、認証カードという)によってこの開閉錠の
解錠、施錠操作を行う貸金庫の管理システムは、銀行側
の省力化という観点から銀行係員の立会いを不要とした
システムであり、従来より広く実施されているものであ
る。
【0003】前記認証カードの一例としては、図5
(a)に示すように、所定のマトリックス座標に配列さ
れる複数の着磁ポイント55aを内部に埋設した構造の
ものがある。着磁ポイント55aは帯磁性に優れ、それ
ぞれがN極性或いはS極性に着磁可能である。この認証
カード55の発行は、通常、認証カード発行機により行
われ、利用客の携帯するIDカードや暗唱番号の入力等
によって本人確認の情報が正当と認められると、契約し
た貸金庫の開閉錠53を解錠可能とするデータがN極
性、S極性の選択着磁により、各着磁ポイント55aに
書き込まれてから発行される。
【0004】さて、本出願人は特開昭60−12937
9号公報において、前記開閉錠53の一構造例を開示し
ている。図6(a)を基にその概略構造を説明すると、
先ず開閉錠53の筐体は、台板56及び蓋体57から構
成され、台板56は、銀行錠51を常時掩蔽し、客錠5
2を露呈するように貸金庫扉54に固設されており、中
空方形体の蓋体57がこの台板56に、長手横方向にス
ライド可能に嵌装される。台板56の一側面には認証カ
ード55の挿入用の挿入孔56aが形成されている。開
閉錠53の内部において、台板56には、貸金庫扉54
と平行して、挿入される認証カード55を挟持するガイ
ド板58、59が固定され、一方のガイド板59には、
複数のマグネットピン60が遊嵌している。マグネット
ピン60は、利用客が契約した貸金庫固有のデータとし
て、N−S極性の組み合わせにより選択着磁されてい
る。マグネットピン60はスプリング(図示せず)によ
り、認証カード55が未挿入のときには、移動部材61
の凹部61aに係合した状態となっている。符号62
は、前記移動部材61の移動に連動して、支点62aを
中心に回動する係合レバーであり、認証カード55が未
挿入のときには、蓋体57に固着された凸部63に係合
して、蓋体57のスライドを阻止する。
【0005】正当な認証カード55が開閉錠53に差し
込まれると、認証カード55の各着磁ポイント55aの
磁力により、マグネットピン60は凹部61aから引き
抜かれ、移動部材61が移動可能な状態となる。認証カ
ード55をさらに押し込んでいくと、移動部材61は、
当接部61bが認証カード55の先端に押されることに
より移動する。すると、係合レバー62が支点62aを
中心に回動し、凸部63との係合が解かれた状態となる
(図6(b)の状態)。利用客は、蓋体57をスライド
させて客錠52を露呈させ(図5(b)及び図6(c)
の状態)、持参した客鍵64を差し込み、客錠52を解
錠し貸金庫扉54を開く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の開閉
錠53は、認証カード55が挿入されたとき、マグネッ
トピン60が移動して移動部材61の係合が解かれる。
すなわち認証カード55のデータに対応して動作するア
ンロック機構部を、貸金庫扉54に固設された台板56
側に設けた構造であるため、図6(c)に示すように、
貸金庫扉54に取り付けるためには最低でも、客錠52
の露呈部寸法L1と、アンロック機構部の据付け寸法L
2の分をカバーする筐体が必要となり、横長の開閉錠に
なってしまうという問題があった。したがって、幅寸法
の小さい貸金庫扉への取り付けにはその構造上において
限界があった。認証カードの着磁ポイントのピッチを小
さくすると、隣接する着磁ポイントに互いに磁力の影響
を及ぼしてしまうことから、認証カードの小型化には限
界があり、また、カードの取り扱いやすさという観点か
らも、認証カードの縮小化による開閉錠の小型化は得策
ではなく、従来寸法の認証カードをそのまま使用でき、
幅寸法の小さい貸金庫扉に対応可能な開閉錠が要望され
ていた。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めに創作されたものであり、従来の認証カードをそのま
ま使用でき、幅寸法の小さい貸金庫扉にも取り付け可能
となる開閉錠を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するために、銀行錠を常時掩蔽する台板と、認証カー
ドが挿入されたときに、該認証カードのデータに対応し
て動作するアンロック機構部を備えるとともに、施錠時
には客錠を掩蔽し、解錠時には客錠を露呈するように、
前記台板にスライド可能に取り付けられる本体とから構
成される開閉錠とした。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面に基づきながら説明する。図1は本発明に係る開閉錠
の外観斜視図であって、図1(a)は施錠状態を示し、
図1(b)は解錠状態を示す。図2は本体の分解斜視
図、図3は開閉錠の作用説明図である。また、図4は開
閉錠の要部構造を示す側面説明図である。
【0010】図1(a)及び(b)において、符号1は
開閉錠を示し、銀行錠5及び客錠6が左右方向に並設さ
れた貸金庫扉4(二点鎖線で示す)の前面に付設される
ものであり、台板2及び本体3から構成されている。台
板2は、矩形状の板材からなり、銀行錠5を常時掩蔽す
るように、貸金庫扉4の前面に固設される。また、台板
2の、客錠6に対向する部位には、円形状の窓部7が形
成されており、図1(b)に示すように本体3を開いた
とき、客錠6が露呈するようになっている。図4に示す
ように、台板2の上下部には、本体3のスライドをガイ
ドする、断面L字状のガイド部材8、9が固設される。
【0011】本体3の筐体となるカバー10は、図3に
示すように、中空台形方体の部材であり、その底面(台
板2と対向する面)は開口形成され、代わりに台板2の
面で方体を閉塞するように、台板2に、横方向にスライ
ド可能に嵌装されており、図2及び図4に示すように、
ガイド部材8、9にそれぞれスライド可能に係合するよ
うにスライド部10a及び10bが形成されている。ま
た、カバー10の一端側の側面には、認証カードCの挿
入口10cが設けられる。ここで、認証カードCとは、
前記した認証カード55と同様の構成であって、所定の
マトリックス座標に配列される複数の着磁ポイントCp
を形成している。また、本実施形態における開閉錠1
は、解錠時(図1(b)の状態時)には認証カードCが
抜き取れない構造としてあり、認証カードCに切欠き孔
Caを形成し、後述する回動部材18の係止部18fを
この切欠き孔Caに挿嵌係止させるようになっている。
【0012】次に、図2及び図3(a)に基づきなが
ら、本体3の内部構造について説明する。図3(a)に
示すように、カバー10の内部、挿入口10cの内側縁
部には、台板2の表面と平行して、認証カードCを挟持
しながらその挿入をガイドする、一対からなるガイド板
12及び13が対向して配設されており、それぞれ形成
された係止部12a及び13aが、囲い板11の側板部
11aに形成された切欠き11bに係止されている。ガ
イド板13は後述するマグネットピン15を吸着させる
ために鉄板製となっている。また、囲い板11は、カバ
ー10に固着された部材となっている。
【0013】さて、本体3は、正当な認証カードCが挿
入されたときに、該認証カードCのデータに対応して動
作するアンロック機構部14を備えている。このアンロ
ック機構部14は、前記ガイド板13、複数からなるマ
グネットピン15、係合板16、摺動部材17及び回動
部材18から構成される。係合板16はガイド板13と
隣接して配設され、前記ガイド板12及び13と同様、
係止部16aが囲い板11の切欠き11bに係止され
る。係合板16の板面には、認証カードCの着磁ポイン
トCpに対応したマトリックス座標をもって、マグネッ
トピン15を貫通させる係合孔16bが形成されてい
る。
【0014】マグネットピン15は、帯磁性の円柱形の
部材であり、それぞれがN極性或いはS極性に選択着磁
されていて、このN−S極性による配列の組み合わせに
より、利用客が契約した貸金庫固有のデータを構成す
る。このマグネットピン15は、ガイド板13と直交す
るように摺動部材17に遊嵌されており、図3(a)に
示すように、認証カードCが挿入されていないときに
は、その磁力により係合板16の係合孔16bを貫通し
て、ガイド板13に吸着した状態となっている。
【0015】摺動部材17は、認証カードCの挿入方向
に沿って摺動可能となる偏平方形体の部材であり、囲い
板11と係合板16に挟持されている。摺動部材17の
係合板16に対向する面には、認証カードCの着磁ポイ
ントCpに対応したマトリックス座標をもって、マグネ
ットピン15を遊嵌収納する収納孔17aが形成されて
おり、その深さは、マグネットピン15を高さ方向にお
いて全て収納し得る寸法である。また、摺動部材17
は、弾性部材である捩りばね19によって挿入口10c
の方向に向けて常時押圧されている。捩りばね19の一
端部は、摺動部材17の側面に形成された収納孔17b
に装嵌され、他端部は、囲い板11の折曲げ部に穿設さ
れた係止孔11cに挿入、係止されている。また、摺動
部材17の、前記収納孔17bが形成される側面には、
爪部17cが、図2に示すように複数設けられており、
捩りばね19により押圧される摺動部材17は、この爪
部17cがガイド板12及び13、係合板16に当接す
ることによりその移動が阻止され、図3(a)に示した
状態で位置決めされるようになっている。
【0016】回動部材18は、カバー10の側壁10d
に載置される部材であり、基体部18aには、認証カー
ドの挿入方向に対し、台板2側に向かって斜めに設けら
れた長孔18bと、中央が狭隘となる瓢箪型の変形孔1
8cが穿設されており、それぞれ、摺動部材17に突設
されたピン部17dと、囲い板11の側板部11aに形
成された支持爪部11dが挿嵌している。図2に示す符
号11eは、前記ピン部17dの移動用の切欠き孔であ
る。台板2側寄りの基体部18aの部位には、ガイド部
材9の側端部9aに係合自在となるフック部18dが形
成される。また、回動部材18の一端には略リング状の
弾性部18eが形成されている。したがって、摺動部材
17が移動すると、ピン部17dが長孔18bの内面を
押圧し、回動部材18は、支持爪部11dを中心に回動
し、フック部18dがガイド部材9の側端部9aから係
合を解かれ、本体3はスライド可能な状態になる。この
とき、弾性部18eはカバー10の側壁10dに形成さ
れた段差部10eに圧接された状態となる。もし、認証
カードCを未挿入の段階で本体3をスライドさせようと
すると、回動部材18は、ピン部17dを中心に回動し
ようとするが、変形孔18cには支持爪部11dが挿嵌
しているので、回動が阻止されることになる。すなわ
ち、ピン部17dが長孔18b内を移動して、回動部材
18が支持爪部11dを中心に回動しない限り、本体3
はスライドできないようになっている。
【0017】アンロック機構部14は、以上のような構
成からなり、認証カードCが挿入されていないときに
は、摺動部材17は、マグネットピン15が係合板16
に係合することにより、その移動が不可の状態であり、
正当な認証カードCが挿入されたときには、マグネット
ピン15が着磁ポイントCpの極性と反発し合い、摺動
部材17の収納孔17aに完全に収納される、すなわち
摺動部材17が、係合板16との係合を解かれて移動可
能な状態となる。そして、さらに利用客が認証カードC
を押し込むと、ピン部17dの押圧力により回動部材1
8が回動し、フック部18dの係合が解かれた状態とな
る。
【0018】また、開閉錠1は、解錠状態のとき、すな
わち本体3をスライドさせたときには認証カードを抜き
取れないようにするカード保持機構を備えている。本実
施形態では、このカード保持機構として前記回動部材1
8の回動を利用している。回動部材18の一部を上方に
折り曲げて、認証カードCの挿入路と直交する方向に係
止部18fを形成しており、認証カードCが挿入され、
摺動部材17が移動して回動部材18が回動したとき
に、この係止部18fが認証カードCの切欠き孔Caに
挿嵌して、認証カードCの抜けを防止する。したがっ
て、利用客が開閉錠の施錠を忘れたまま貸金庫室を退室
してしまうといった事態を未然に防ぐことができる。な
お、図2に示すように、囲い板11、ガイド板12及び
13、係合板16及び摺動部材17には、この係止部1
8fを収容させるための切欠き11f、12b、13
b、16c及び17eがそれぞれ形成される。
【0019】以上のように構成された開閉錠1の解錠、
施錠操作について図3に基づいて説明する。図3(a)
は、開閉錠1が施錠されている状態を示し、摺動部材1
7の収納孔17aと係合板16の係合孔16bとが連通
し、マグネットピン15が係合孔16bを貫通してガイ
ド板13に吸着した状態、すなわち、摺動部材17が移
動不可の状態であり、また回動部材18のフック部18
dがガイド部材9の側端部9aに係合した状態である。
この状態で本体3をスライドさせようとしても、摺動部
材17のピン部17dが長孔18b内を移動しない限
り、回動部材18は支持爪部11dを中心として回動で
きず、またピン部17dを中心とする回動も、変形孔1
8cに支持爪部11dが挿嵌しているため阻止されるこ
とになり、フック部18dの係合が維持されることにな
る。
【0020】さて、利用客は、個別に発行される認証カ
ードCを、本体3の挿入口10aから挿入する。認証カ
ードCの先端が摺動部材17の爪部17cに当接したと
き、認証カードCの着磁ポイントCpのマトリックス座
標と、マグネットピン15のマトリックス座標が一致す
る。正当な認証カードの場合、例えば、認証カードCの
或る着磁ポイントCpの極性がNであるとき、対応する
マグネットピン15の極性もNであって、それぞれ対応
する全ての着磁ポイントCp及びマグネットピン15は
同極性となっており、反発力によってマグネットピン1
5は摺動部材17の収納孔17aに完全に収納される。
摺動部材17は係合板16との係合を解かれることにな
り、摺動可能な状態となる。
【0021】ここで、利用客は更に捩りばね19の弾性
力に抗する力で認証カードCを押し込むと、摺動部材1
7が爪部17cを介して摺動する。すると、ピン部17
dが長孔18bの内面を押圧し、回動部材18は、支持
爪部11dを中心に回動し、フック部18dがガイド部
材9の側端部9aから係合を解かれた状態になる(図3
(b)の状態)。また、同時に、回動部材18の係止部
18fが認証カードCの切欠き孔Caに挿嵌、係止し
て、認証カードCを本体3に保持する。利用客はこの状
態で本体3をスライドさせて、客錠6を露呈し、持参し
た客鍵で客錠6を解錠して貸金庫扉4を開く。本体3が
開いている間、回動部材18のフック部18dの先端部
はガイド部材9の面部に当接しており、回動位置がその
まま保持されるようになっている(図3(c)の状
態)。さて、開閉錠1を施錠する際は、本体3を客錠6
が掩蔽するように元の施錠位置までスライドさせると、
回動部材18は、段差部10eに圧接された弾性部18
eの弾性力により回動し、フック部18dがガイド部材
9の側端部9aに係合する。同時に、係止部18fが認
証カードCの切欠き孔Caから外れるので、利用客が認
証カードCを抜き取ると、マグネット15が再びガイド
板13に吸着して、摺動部材17をロックし、開閉錠1
の施錠が完了する。
【0022】以上のように、ガイド板13、マグネット
ピン15、係合板16、摺動部材17等の構成部材、す
なわち、正当な認証カードCが挿入されたとき、認証カ
ードCのデータに対応して動作するアンロック機構部1
4を、開閉錠1の蓋体に相当する本体3側に設ける構造
とすれば、アンロック機構部を客錠の前面に配置させる
ことが可能となるので、従来の開閉錠のように、客錠と
アンロック機構部を並列に配置させた構造に比べて幅寸
法の小さい開閉錠を実現できる。
【0023】以上、本発明に係る開閉錠について、その
好適な実施形態を説明したが、本発明の主な特徴はアン
ロック機構部を本体側に設けた構造としたことであり、
各構成部材の形状や取付け位置等は図面に記載した内容
に限られることなく、例えば、台板と本体との係合手段
もフック方式に限られず、また、台板自体も複数に分割
構成させたり、認証カードの形状や書き込みデータの種
類に応じる等、その主旨を逸脱しない範囲で様々な設計
変更が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る開閉錠は次のような効果を
奏する。すなわち、正当な認証カードが挿入されたと
き、この認証カードのデータに対応して動作するアンロ
ック機構部を、開閉錠の蓋体に相当する本体側に設ける
構造とすれば、アンロック機構部を客錠の前面に配置さ
せることが可能となるので、客錠とアンロック機構部を
並列に配置させる従来構造の開閉錠に比べて、横幅の小
さいコンパクトな開閉錠が実現でき、幅寸法の小さい貸
金庫扉にも付設可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開閉錠の外観斜視図であって、図
1(a)は施錠状態、図1(b)は解錠状態を示す説明
図である。
【図2】本体の分解斜視図である。
【図3】開閉錠の作用説明図である。
【図4】開閉錠の要部構造を示す側面説明図である。
【図5】従来の開閉錠の外観斜視図である。
【図6】従来構造の開閉錠の作用説明図である。
【符号の説明】
C 認証カード Ca 切欠き孔 1 開閉錠 2 台板 3 本体 4 貸金庫扉 5 銀行錠 6 客錠 8、9 ガイド部材 10 カバー 10a、10b スライド部 10c 挿入口 11 囲い板 11d 支持爪部 12、13 ガイド板 14 アンロック機構部 15 マグネットピン 16 係合板 17 摺動部材 17c 爪部 17d ピン部 18 回動部材 18b 長孔 18c 変形孔 18d フック部 18e 弾性部 18f 係止部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀行錠と客錠を備えた貸金庫扉に付設さ
    れ、利用客別に発行される認証カードにより施錠及び解
    錠が行われる開閉錠であって、 前記銀行錠を常時掩蔽する台板と、前記認証カードが挿
    入されたときに、該認証カードのデータに対応して動作
    するアンロック機構部を備えるとともに、施錠時には客
    錠を掩蔽し、解錠時には客錠を露呈するように、前記台
    板にスライド可能に取り付けられる本体とから構成され
    ることを特徴とする開閉錠。
JP23866297A 1997-08-13 1997-09-03 開閉錠 Pending JPH1181760A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23866297A JPH1181760A (ja) 1997-09-03 1997-09-03 開閉錠
CN98118003A CN1208114A (zh) 1997-08-13 1998-08-05 保险箱的磁卡钥匙操纵锁
KR1019980031866A KR19990023379A (ko) 1997-08-13 1998-08-05 대여금고용 자기 카드 키 작동식 자물쇠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23866297A JPH1181760A (ja) 1997-09-03 1997-09-03 開閉錠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1181760A true JPH1181760A (ja) 1999-03-26

Family

ID=17033469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23866297A Pending JPH1181760A (ja) 1997-08-13 1997-09-03 開閉錠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1181760A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051775A (ja) * 2012-09-04 2014-03-20 Fuji Seiko Honsha Co Ltd 貸金庫の鍵装置
JP2014051777A (ja) * 2012-09-04 2014-03-20 Fuji Seiko Honsha Co Ltd 貸金庫の鍵装置
WO2014092338A1 (ko) * 2012-12-11 2014-06-19 주식회사 선일 미닫이식 금고 도어의 커버 열림장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051775A (ja) * 2012-09-04 2014-03-20 Fuji Seiko Honsha Co Ltd 貸金庫の鍵装置
JP2014051777A (ja) * 2012-09-04 2014-03-20 Fuji Seiko Honsha Co Ltd 貸金庫の鍵装置
WO2014092338A1 (ko) * 2012-12-11 2014-06-19 주식회사 선일 미닫이식 금고 도어의 커버 열림장치
CN104981582A (zh) * 2012-12-11 2015-10-14 株式会社鲜一 滑动式保险箱门用的开盖装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3773252A (en) Self-locking cash box
JP2816025B2 (ja) 磁気ロック
US4602150A (en) Locking and unlocking device
US4031730A (en) Tamperproof lock and method
KR100254878B1 (ko) 정보저장디스크의 도난 방지장치
US6527139B2 (en) Secure dispensing magazine for an article dispenser
JPH1181760A (ja) 開閉錠
JPH1162340A (ja) 開閉錠
JP4586771B2 (ja) 非常解錠装置
JPH1162341A (ja) 開閉錠のカード保持機構
JP3053451B2 (ja) 貸金庫用コンパクト二重錠及び二重錠の貸金庫マス開閉扉への取付方法
JPH1171945A (ja) 開閉錠
JPH0229175Y2 (ja)
JPH04213673A (ja) かばん用錠
KR19990023379A (ko) 대여금고용 자기 카드 키 작동식 자물쇠
JP3418708B2 (ja) 鍵穴の防護カバー装置
JP2000105873A (ja) ドロワ装置
JPH05125863A (ja) 磁気カードロツク装置
JP3593143B2 (ja) 磁石カード錠の破壊防止装置
JP3211905B2 (ja) カード式施錠装置およびキャビネット
JPH0326202Y2 (ja)
JP3940256B2 (ja) 開閉装置および管理機
JPS6223971Y2 (ja)
JP3580569B2 (ja) カード式錠前装置
JPH0110782Y2 (ja)