JPH0110782Y2 - - Google Patents

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JPH0110782Y2
JPH0110782Y2 JP1981046166U JP4616681U JPH0110782Y2 JP H0110782 Y2 JPH0110782 Y2 JP H0110782Y2 JP 1981046166 U JP1981046166 U JP 1981046166U JP 4616681 U JP4616681 U JP 4616681U JP H0110782 Y2 JPH0110782 Y2 JP H0110782Y2
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JP
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card
rotating member
storage section
recessed portion
receiving port
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JP1981046166U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はたとえばカード公衆電話機に用いる
通話用カード、自動預出金機に用いるキヤツシユ
カードなどのカードを機器のカード収納部に挿入
したとき、そのカードを定位置に保持するカード
保持装置に関する。
近年、現金の預金および出金を自動的に行なう
自動預出金機が普及しているとともに、最近では
硬貨投入に代つてカードで通話できるカード公衆
電話機が開発され、普及しつつある。これらの機
器はすべてカードが用いられ、カードを機器に挿
入し、そのカードに磁気記録あるいはホログラム
で記録された情報を読取装置によつて電気的ある
いは光学的に読取るようになつている。
したがつて、これらの機器にはカード受入口を
有するカード収納部に対向して読取装置が設けら
れ、カード受入口からカードが挿入されたときそ
の情報記録部が上記読取装置に対向するようにな
つている。しかも、読取中はカードを定位置に静
止状態に保持しないと読取不能や読取ミスを招く
ことになるため、カードをカード受入口から挿入
したのちはカードに手指等が触れることができな
いようにカードが完全に隠れるまでカード収納部
に収納するようにしている。
しかし、上述のようにカードが完全に隠れるま
でカード収納部に収納して読取る形式のものは、
利用者に不安感を与えることになり、最近ではカ
ード受入口からカードの一部を露出させ、読取中
であつても利用者にカードの存在を目視できるよ
うにして安心感を与えている。しかしながら、上
述のようにカードの一部を露出させると、手指で
カードを摘むことができるため、読取中すなわち
カード公衆電話の場合には通話中にカードを抜き
取ることができ、不正や盗難等の虞れがある。
この考案は上記実情に着目してなされたもの
で、カードの存在を確認可能にして利用者に安心
感を与えるとともにカードを抜き取り不能に保持
できるカード保持装置を提供することを目的とす
る。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづ
いて説明する。第1図はカード公衆電話機を示す
もので、この機体1の前面には通話用カード2を
挿入するカード挿入部3が設けられている。この
カード挿入部3は第2図ないし第5図で示すよう
に構成されている。すなわち、4は前面パネル
で、この前面パネル4にはほぼ半球状の凹陥部5
が設けられている。この凹陥部5を横ぎるように
上記前面パネル4にはスリツト状のカード受入口
6が穿設されている。さらに、このカード受入口
6の内方すなわち上記機体1内には前面パネル4
の一体のカード案内上板7とカード案内下板8と
が上下方向に離間して配設され、カード収納部9
を構成している。そして、このカード案内上板7
には読取用窓10が設けられ、この読取用窓10
と対向する上部には読取装置11が配設されてい
る。この読取装置11はカード2の表面にホログ
ラムで記録された情報を光学的に読取る光学系を
備えており、カード2の情報記録面2aに照射光
を入射し、その反射光を受光して情報を光学的に
読取るようになつている。また、上記カード収納
部9の奥部には一対の支持板12,12が配設さ
れ、これら支持板12,12間には第1の支軸1
3と第2の支軸14とが架設されている。そし
て、上記支持板12,12間における第1の支軸
13には回動部材15が枢支されている。この回
動部材15はその自由端部15aが上記カード収
納部9を上下方向に貫通してカード案内下板8の
下方まで延長している。さらに、上記第1の支軸
13の両端部には付勢ばね16が巻装され、この
一端部は支持板12に設けたピン17に、他端部
は回動部材15に掛止されており、この付勢ばね
16の復元力によつて回動部材15を常に前面側
すなわちカード受入口6側へ付勢している。ま
た、上記第2の支軸14の両端部には一対のロツ
クレバー18,18の基端部が上下方向回動自在
に枢支されている。これらロツクレバー18,1
8は上記カード案内下板8の両側縁の下部に沿つ
てカード受入口6の近傍まで延長しており、その
先端部には上向きに突出する係止爪19,19が
設けられている。さらに、これらロツクレバー1
8,18の中途部には上記回動部材15の自由端
部15aと係脱自在な段部からなる係合突起20
と切欠部21とが設けられている。そして、回動
部材15と係合突起20とが係合しているときに
はロツクレバー18,18は係止爪19,19が
カード受入口6より下位になるように押し上げら
れ、回動部材15が係合突起20から外れて切欠
部21に位置したとき係止爪19,19がカード
受入口6より上位になり、挿入されたカード2の
挿入末端と係止するように、ロツクレバー18,
18は板ばね22,22によつて上方へ押圧され
ている。また、このロツクレバー18,18の先
端側には横方向へ突出する突片23,23が設け
られ、これら突片23,23と対向する上部には
復帰レバー24,24が上下方向にスライド自在
に設けられている。これら復帰レバー24,24
は機体1の受話器ホルダなどと連動しており、通
話が終り、受話器ホルダに受話器を掛けたとき押
し下げられるようになつている。
つぎに、上述のように構成されたカード保持装
置の作用について説明する。カード受入口6から
カード2の情報記録面2aを上にして挿入する
と、カード2はカード収納部9内に収納される。
このとき、回動部材15は付勢ばね16の復元力
によつて前方すなわち係合突起20に係合してい
るためカード2の挿入先端が回動部材15に当接
する。そこで、カード2をさらに深く挿入する
と、回動部材15は復元力に抗して内方へ回動偏
位する。したがつて、回動部材15は係合突起2
0から外れて切欠部21に対向するため、ロツク
レバー18,18は板ばね22,22の復元力に
よつて押し上げられる。このため、ロツクレバー
18,18の係止爪19,19は挿入されたカー
ド2の挿入末端と係止し、カード2は抜き取り不
能に保持される。このようにしてカード収納部9
に収納されたカード2は定位置に静止状態に保持
され、この状態でカード2の情報記録面2aにホ
ログラム記録された情報は読取装置11によつて
光学的に読取られることになる。このときカード
2の挿入末端側はカード受入口6が凹陥部5に形
成されていることから利用者がカード2の存在を
目視で確認できる。
また、通話が終り、受話器ホルダに受話器を掛
けると、復帰レバー24,24が押し下げられる
ため、ロツクレバー18,18は突片23,23
を介して押し下げられる。したがつて、係止爪1
9,19はカード挿入口6より下がり、カード2
との係合が外れるとともにロツクレバー18,1
8の切欠部21に係止している回動部材15は付
勢ばね16の復元力によつて前方へ回動し、係合
突起20に係合する。このとき、カード2は回動
部材15によつてカード受入口6方向へ押し戻さ
れる。したがつて、カード受入口6からカード2
を容易に摘んで引き抜くことができる。
なお、上記一実施例においては、カードに情報
をホログラムで記録し、光学的に読取るようにし
たが、これに限定されず、情報を磁気記録し、磁
気ヘツドを走査して読取るようにしてもよい。ま
た、この考案はカード公衆電話機に限定されず、
自動預出金機などカードを用いるあらゆる機器に
採用することができることは勿論である。
この考案は以上説明したように、カード収納部
の前面に形成されたほぼ半球状の凹陥部を横切る
ようにカード受入れ口を設け、このカード受入口
から挿入されるカードに連動してロツクレバーを
回動させ、このロツクレバーによつて前記凹陥部
から一部露出するカードの挿入末端側を係止して
カードを挿入状態に保持するようにしたから、カ
ードを定位置に静止状態に保持して情報を正確に
読取ることができ、カード挿入時にはカードの挿
入末端側が凹陥部より露出しているので、利用者
がカードの存在を目視できて安心感を得ることが
でき、また読取り中におけるカードの抜き取りが
不能となり、不正、盗難を未然に防止することが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はカード公衆電話機の斜視図、第2図ないし第
5図はカード保持装置を示し、第2図は平面図、
第3図は第2図−線に沿う断面図、第4図は
第2図−線に沿う断面図、第5図はロツク解
除状態の断面図である。 2……カード、6……カード受入口、9……カ
ード収納部、15……回動部材、18……ロツク
レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カード挿入側パネル面に凹陥部を形成するとと
    もに、この凹陥部を横切るようにカード受入れ口
    を設けたカード収納部と、このカード収納部に設
    けられ上記カード受入れ口から挿入されるカード
    によつて回動する回動部材と、この回動部材と係
    脱自在に設けられ上記回動部材がカードによつて
    所定位置まで回動したとき係合が解除され上記凹
    陥部から露出するカードの挿入末端側と係止して
    カードを挿入状態に保持するロツクレバーとを具
    備したことを特徴とするカード保持装置。
JP1981046166U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPH0110782Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981046166U JPH0110782Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981046166U JPH0110782Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57158085U JPS57158085U (ja) 1982-10-04
JPH0110782Y2 true JPH0110782Y2 (ja) 1989-03-28

Family

ID=29843023

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JP1981046166U Expired JPH0110782Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0727675B2 (ja) * 1986-01-29 1995-03-29 オムロン株式会社 カ−ドリ−ダ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534377A (en) * 1978-09-02 1980-03-10 Ricoh Co Ltd Recording reproducing device on card insertion system
JPS5534353A (en) * 1978-08-31 1980-03-10 Ricoh Co Ltd Card insepting type record reproducing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534353A (en) * 1978-08-31 1980-03-10 Ricoh Co Ltd Card insepting type record reproducing device
JPS5534377A (en) * 1978-09-02 1980-03-10 Ricoh Co Ltd Recording reproducing device on card insertion system

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JPS57158085U (ja) 1982-10-04

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