JP3134142U - 鉄道線路の分岐装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄道車輌の分岐点通過時の打撃音発生を抑え、この場所の剛性を上げ、高速運行車輌の運行の安全性を上げる。
【解決手段】分岐装置のポイント部のレール可動本体6を時計回り方向に僅かに回転して、可動本体6上に固定された基本線右側レール1の一部のA短尺部材9、同じく左側レール2の一部のB短尺部材10を下方にずらし、又、基本線右側レール1の一部のC短尺部材11を上方にずらし、それ等の跡に同じレール可動本体6に固定されている側線右側レール3D短尺部材12及び同じ左側レール4の一部のE長尺部材13を嵌めこみ固定することにより車輌を側線レール3及び4に引き込み走行出来るようにし、又、レール可動本体6を元の位置に戻すことにより基本線レール1及び2上に次の車輌を走行させることを出来るようにした線路の分岐装置。
【選択図】図2

Description

この考案は鉄道車輌の分岐点装置の改良に関するものである。
鉄道車輌の分岐点通過時の打撃音発生は従来の分岐装置の構造では避けられない現象であり、このためこの場所での運行速度を上げることが出来ない状況である。
従来の分岐装置では、クロッシング部及びポイント部においてレールは鋭角に切断された形状の端面をもつため、この上に車輌重量が通過するとき車輌との接触面積が小さく、充分な剛性を保持することが不可能である。従って本考案ではこの鋭角の端面を排除して突き合わされたほぼ直角の端面に形成して剛性を上げ、分岐点通過時の車速の低下を防ぐものである。
鉄道の基本線レール1及び2上を走行してきた車輌を側線レール3及び4上に移すために分岐装置のポイント部のレール可動本体6を図2に示す位置より時計回り方向に僅かに回転して、可動本体6上に固定された基本線右側レール1の一部のA短尺部材9、同じく左側レール2の一部のB短尺部材10を図2の下方にずらし、又、基本線右側レール1の一部のC短尺部材11を上方にずらし、それ等の跡に同じレール可動本体6に固定されている側線右側レール3の一部のD短尺部材12及び同じ左側レール4の一部のE長尺部材13を図3に示す位置に嵌めこみ固定することにより車輌を側線レール3及び4に引き込み走行出来るようにし、又、レール可動本体6を元の図2の位置に戻すことにより基本線レール1及び2上に次の車輌を走行させることを出来るようにした線路の分岐装置である。
本考案により鉄道車輌は基本線上の走行速度を落とすことなく安心して分岐装置上を走行することが可能となる。
図1は従来の分岐装置の平面図であって車輌が基本線上を真直ぐに進行してきたとき、ポイント入口で右側レールは斜めに切断されており、この地点を通過した後、次ぎにクロッシング部の右側レールの斜め切断、しかも側線用の車輌鍔用の溝を越えねばならない。従って車輌はこの2カ所でレールの鋭角の先端に載ることになり、通過時の打撃音発生は避けられず、この場所の破損の危険性は高い。又車輌が側線に進入する場合も同様な現象が生じる。本案はこの現象を解決し、車輌が高速で分岐装置上を通過できるようにしたものである。
図2及び図3は本案に係わる実施例を示すものであって、本案の分岐装置のポイント部は広いベースプレート5の上に配置されており、その上にレール可動本体6が載り、回転中心軸14を軸として少し回転可能になっており、その上に基本線右側レールのA短尺部材9、基本線左側レールのB短尺部材10、基本線右側レールのC短尺部材11、側線の右側レールのD短尺部材12、側線の左側レールのE長尺部材13がそれぞれ強固に固定されている。ベースプレート5上にはレール可動本体6に取付けられた各々のレールの残りのレール即ち基本線の右側レールの残り、同左側レールの残り、側線の右側レールの残りが強固に固定されている。
図2は車輌が基本線上を走行するときのレール可動本体6の位置を示し、図3は側線上に引き込むときのレール可動本体6の位置を示している。
鉄道の基本線レール1及び2上を走行してきた車輌を側線レール3及び4上に移すために分岐装置のポイント部のレール可動本体6の腕7及び8を駆動及び固定機構部15及び16の作動により時計回り方向に僅かに回転することにより、可動本体6上に固定された基本線右側レール1の一部のA短尺部材9、同じく左側レール2の一部のB短尺部材10は図2より下がった。図3の位置において固定される。そして又、上の回転により基本線右側レール1の一部のC短尺部材11を図2より上がった図3の位置に来て固定される。そしてその跡に同じレール可動本体6に固定されている側線右側レール3の一部のD短尺部材12及び同じ左側レール4の一部のE長尺部材13は図3に示す位置に嵌め込まれて固定されることにより、車輌は側線レール3及び4上を走行出来るようになる。
又、レール可動本体6を元の図2の位置に戻すことにより基本線レール1及び2上に次の車輌を走行させることが出来るようになる。
図2及び図3に示すとおり、この分岐装置内のレールの継目はすべてほぼ直角に切断されたレール端面が突き合わされて接続することになるため突き合せ接続部の剛性が高く、高速で車輌の通過が可能となる。
レール可動本体6を操作する駆動及び固定機構部は電動又は油圧動力を使用する。
分岐装置の剛性が上がるため、高速運行車輌がこの地点で減速せずに運行することが可能となる。
従来の分岐装置の平面図 本案に係わる実施例を示すものであって、車輌が基本線上を走行しうるときの平面図 分岐装置を切換えて車輌が側線上を走行しうるときの平面図
符号の説明
1・・基本線の右側レール 2・・基本線の左側レール
3・・側線の右側レール 4・・側線の左側レール
5・・分岐装置のベースプレート 6・・レール可動本体
7,8・・可動本体の腕
9・・基本線右側レールのA短尺部材
10・・基本線左側レールのB短尺部材
11・・基本線右側レールのC短尺部材
12・・側線の右側レールのD短尺部材
13・・側線の左側レールのE長尺部材
14・・レール可動本体の回転中心軸
15,16・・駆動及び固定機構部

Claims (1)

  1. 鉄道の基本線レール1及び2上を走行してきた車輌を側線レール3及び4上に移すために分岐装置のポイント部のレール可動本体6を図2に示す位置より時計回り方向に僅かに回転して、可動本体6上に固定された基本線右側レール1の一部のA短尺部材9、同じく左側レール2の一部のB短尺部材10を図2の下方にずらし、又、基本線右側レール1の一部のC短尺部材11を上方にずらし、それ等の跡に同じレール可動本体6に固定されている側線右側レール3の一部のD短尺部材12及び同じ左側レール4の一部のE長尺部材13を図3に示す位置に嵌めこみ固定することにより車輌を側線レール3及び4に引き込み走行出来るようにし、又、レール可動本体6を元の図2の位置に戻すことにより基本線レール1及び2上に次の車輌を走行させることを出来るようにした線路の分岐装置
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