JP3133915U - 布団等の圧縮容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 布団や衣類等を収容して内部のエアーを抜くことで圧縮することが出来る布団等の圧縮容器であって、収容した布団等を上方からのみ圧縮できる圧縮容器の提供。
【解決手段】 プラスチック製の箱形容器1にフイルムカバー2を上方へ突出して取付け、該フイルムカバー2は容器上部の開口を被覆するものであって、概略逆台形の2枚のフイルム6,6と概略三角形の2枚のフイルム7,7の側縁を溶着などで互いに連結し、対向する位置にある概略逆台形のフイルム6,6の上縁にはシール部8を形成して開閉可能とし、そして上記各フイルムの下端部を容器1の側部3,3,4,4の内面に接着などで固着し、更に容器1の側部には内部のエヤーを吸込むことが出来る吸込み弁9を取付けている。
【選択図】 図1

Description

本考案は布団や衣類等を収容した状態で内部のエアーを吸引して圧縮するための容器に関するものである。
布団はその体積が大きく、都会のマンションなどでは押入れなどに収納する際に問題となる。そこで、近年では圧縮袋が使用され、ビニール袋に布団を収容して空気を吸引するならば、布団は圧縮されてその体積は小さくなり、押入れへの収納も可能と成る。特に、冬用の布団は多くの綿を入れた厚いもので、夏の間の収納には該圧縮袋は便利である。
圧縮袋はその一辺が密閉されると共に開口できる構造とし、中央部には吸込み口が設けられている。該吸込み口に掃除機のホースを当てて吸引するならば、袋内の空気は吸われ、吸引が終わったところで吸込み口が閉じるように機能する吸込み弁が取付けられている。従って、圧縮袋に収容して圧縮された布団は小さく成って保管することが出来る。例えば、実用新案登録第3081548号に係る「圧縮収納袋」はその1例である。
ところで、圧縮袋に布団を収容して圧縮する場合、該布団は小さく圧縮されるが、圧縮されるその形状は一定せず、すなわちあらゆる方向からも圧縮される為に布団が損傷する場合もある。特にフェザーの多い羽根布団は圧縮することで羽根が折れてしまい、その羽根が布団生地を損傷することがある。これは布団に限らず、ダウンの衣類を収容して圧縮する場合も同じである。
従来の圧縮袋は薄いフイルムで構成しているために、物と接触する際に破れることもある。特に、掃除機のホース先端を吸込み口に当てて吸引するが、誤ってフイルムを吸引することがあり、この際、吸引力にてフイルムが破れる。又、布団などを収容して圧縮した複数の圧縮袋は積み重ねることも出来るが、上下面は平坦でなく、安定しない為に、積重ねても崩れ落ちる可能性がある。
実用新案登録第3081548号に係る「圧縮収納袋」
このように、従来の布団圧縮袋には上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、フイルムが破れることなく布団や衣類などを収容して圧縮することが出来、又積重ねても安定する布団などの圧縮容器を提供する。
本考案に係る布団などの圧縮容器は、プラスチック製の容器にフイルムカバーを接着して構成し、フイルムカバーの上端は閉じることでシールされて、逆に開口することも出来る。そして、上記フイルムカバーは容器の上方に突出して取付けられるが、フイルムカバーは2枚の概略逆台形フイルムと2枚の概略三角形フイルムの側縁が互いに溶着などにて繋がれて構成される。又は2枚の四角形フイルムの両側縁を溶着したり、大きな1枚の四角形フイルムを2つ折りした片側縁を溶着して筒形とすることも出来、更にはチューブ状の筒形フイルムを使用することもある。
そしてフイルムの下端部は容器内側面に接着などで固着されて、該容器と組み合わされることで圧縮容器となる。容器の側壁には吸込み弁が取付けられ、該吸込み弁からエアーを吸込むことで容器内部が真空となってフイルムカバーは降下する。ここで、吸込み弁の具体的な構造は特に限定しないが、柔軟性のある弁を備えていて、吸い込みを停止すると同時に該弁が自動的に閉じる構造と成っている。
本考案に係る布団などの圧縮容器は、容器内部に折畳んだ布団、折畳んだ衣類などを収容し、フイルムカバーの上部開口を閉じると共にシールした状態で、内部のエヤーを吸い込む。これは容器側壁に設けている吸込み弁にホース先端を当てがって掃除機で吸い込むことが出来、その結果、フイルムカバーは降下して内部に収容した布団や衣類を上方から圧縮することが出来る。本発明では圧縮される方向は上方であり、側部及び下部が圧縮されることはない。
フイルムカバーが降下したところで、容器に蓋をすることが出来、この状態で容器ごと積重ねることが出来る。従って、フイルムカバーが擦れたり、他の物に接触することはなく、又エアーを吸い込む際にホース先端がフイルムカバーに当ることもない。一方、上記容器の底にキャスターを取付けることで自由に移動することが出来て持ち上げる必要がない。又、引き出し型式で複数の容器を収納することも可能と成る。
図1は本考案に係る布団等の圧縮容器を示す実施例であり、その正面図を表している。同図の1は容器、2はフイルムカバーを示し、容器1はプラスチック製の箱形で、側部3,3,4,4、及び底部5を有し、上部は開口している。そして、フイルムカバー2は容器1の上方へ突出した状態で接着されている。
フイルムカバー2は概略逆台形の2枚のフイルム6,6と概略三角形の2枚のフイルム7,7から構成され、フイルム6,6、及びフイルム7,7の側縁が溶着されて繋がっている。そして、対向するフイルム6,6の上縁にはシール部8が形成されて、フイルムカバー2の上部を閉じている。逆に該シール部8は閉じることなく開いて開口することも出来る。
このシール部8は従来の布団圧縮袋に使用されるものと同じ形状にて構成され、一般には一方側のフイルム上縁内側に凸部を沿設し、反対側のフイルム上縁内側に凹部を沿設している。そして、閉じる際には凹部に凸部が嵌合することで密閉される。同図の9は吸込み弁を表し、この吸込み弁9に掃除機のホース先端を当てて内部の空気を吸込むことが出来る。
ところで、上記フイルムカバー2は容器1とは独立して構成され、各フイルム6,6,7,7の下端部が容器1の側部3,3,4,4の内側上端部に接着又は溶着される。フイルム6はその形状を概略逆台形とし、又フイルム7はその形状を概略三角形としている。従って、大きなフイルムを容器1の側部3の幅寸法に合わせてフイルム6の底辺が裁断され、同じく側部4の幅寸法に合わせてフイルム7の底辺が裁断される。
このように個々に裁断されて所定の形状と成ったフイルム6,6,7,7の側縁を溶着してフイルムカバー2が製作され、容器1に固着して取付けられる。ところで、上記吸込み弁9は側部3に穴を開けて取付けられるが、図2に断面を示すように吸込み弁9は弁本体10と弁蓋11から成って、容器1の側部3を弁本体10と弁蓋11とで挟み込んでいる。
図3は吸込み弁9の具体例を示す断面図である。側部3に穴を設けて弁本体10を取付け、弁本体10には弁蓋11が被覆している。弁本体10の外周には平坦な接着面12が設けられ、この接着面12を側部3に当接して接着し、中央部には凹部13を設け、そして該凹部13の底には筒15を設けると共にエヤー流通穴14を形成している。又、筒15の上縁16は凹部底17から突出している。
そして凹部底17には位置決めリング18が筒15と同心を成して起立し、弁19は上縁16に載置されると共に位置決めリング18の内側に嵌って取付けられている。このように取付けた弁本体10には弁蓋11が被覆して取付けられるが、凹部13にはリング状の脚20が嵌り、弁蓋11の中央から弁押え21が延び、該弁押え21の先端は弁19に当って押圧している。
そこで、弁押え21にて押圧された弁19は皿のように湾曲した形状と成り、上縁16との間に隙間なく接している。ところが、弁蓋11の上板部22にホース先端を当ててエヤーを吸込むならば、ゴムのように柔軟な弁19は更に湾曲して、上縁16との間に隙間が発生して、該隙間からエヤーが流れる。すなわち、弁19を境として弁蓋側(外側)と弁本体側(容器側)で気圧に差が生じて、気圧の小さい外側へ湾曲して隙間を形成する。
図4は容器1に布団23を折畳んで収容している場合である。折畳まれた2枚の布団23,23は容器1内に納まることなく、上部開口から突出してフイルムカバー2内に収容された状態にある。フイルムカバー2はシールされて閉じ、この状態で吸込み弁9からエヤーを吸込むならば、図5のように圧縮される。
吸込み弁9からエヤーを吸込んでも剛体である容器1はその形状を変えることはなく、柔軟性のあるフイルムカバー2だけが変形して降下する。すなわち、エヤーが吸い取られることで降下し、収容している布団23,23は圧縮されて図5のようになる。ただし、容器1に収容されることで、布団23,23の側面が圧縮されることはない。
ところで、エアーが抜かれて圧縮されることで、フイルムカバー2は降下して容器1の上部には上蓋が取付けられ、この状態で収納庫に保管することが出来る。ここで、容器1の底にキャスターを取付けるならば、手で持ち上げることなく移動することが出来、又引き出し型式とするならばタンスのように個々の容器を収納することが可能と成る。
本発明に係る布団等の圧縮容器の正面図。 本発明に係る布団等の圧縮容器の縦断面図。 容器側部に取付けられる吸い込み弁の具体例。 圧縮容器に布団を収容した場合。 圧縮容器に収容された布団が圧縮された状態。
符号の説明
1 容器
2 フイルムカバー
3 側部
4 側部
5 底部
6 フイルム
7 フイルム
8 シール部
9 吸込み弁
10 弁本体
11 弁蓋
12 接着面
13 凹部
14 エヤー流通穴
15 筒
16 上縁
17 凹部底
18 位置決めリング
19 弁
20 脚
21 弁押え
22 上板部
23 布団

Claims (7)

  1. 布団や衣類等を収容して内部のエアーを抜くことで圧縮することが出来る布団等の圧縮容器において、プラスチック製の箱形容器にフイルムカバーを上方へ突出して取付け、該フイルムカバーは容器上部の開口を被覆するものであって、2枚の四角形フイルムの両側縁又は1枚の四角形フイルムを2つ折りした片側縁を溶着して筒形とし、該フイルム上縁にはシール部を形成して開閉可能とし、そしてフイルムの下端部を容器の側部内面に接着などで固着し、更に容器の側部には内部のエヤーを吸込むことが出来る吸込み弁を設けたことを特徴とする布団等の圧縮容器。
  2. 布団や衣類等を収容して内部のエアーを抜くことで圧縮することが出来る布団等の圧縮容器において、プラスチック製の箱形容器にフイルムカバーを上方へ突出して取付け、該フイルムカバーは容器上部の開口を被覆するものであって、概略逆台形の2枚のフイルムと概略三角形の2枚のフイルムの側縁を溶着などで互いに連結し、対向する位置にある概略逆台形のフイルム上縁にはシール部を形成して開閉可能とし、そして上記各フイルムの下端部を容器の側部内面に接着などで固着し、更に容器の側部には内部のエヤーを吸込むことが出来る吸込み弁を設けたことを特徴とする布団等の圧縮容器。
  3. 布団や衣類等を収容して内部のエアーを抜くことで圧縮することが出来る布団等の圧縮容器において、プラスチック製の箱形容器にフイルムカバーを上方へ突出して取付け、該フイルムカバーは容器上部の開口を被覆するものであってチューブ状の筒形フイルムとし、該フイルム上縁にはシール部を形成して開閉可能とし、そしてフイルムの下端部を容器の側部内面に接着などで固着し、更に容器の側部には内部のエヤーを吸込むことが出来る吸込み弁を設けたことを特徴とする布団等の圧縮容器。
  4. 上記吸込み弁は弁本体と弁蓋から成り、弁本体と弁蓋とで容器側部を挟み込んで取付け、弁本体の凹部中央筒上縁に柔軟性のあるゴム製の弁を配置すると共に弁蓋中央に設けた弁押えにて該弁中心部を押圧した請求項1、請求項2、又は請求項3記載の布団等の圧縮容器。
  5. 上記吸込み弁の弁本体又は弁蓋を容器側部に一体成形した請求項4記載の布団等の圧縮容器。
  6. 容器の底にキャスターを取付けた請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、又は請求項5記載の布団等の圧縮容器。
  7. 容器をタンスの引き出し型式とした請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、又は請求項5記載の布団等の圧縮容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012501920A (ja) * 2008-09-05 2012-01-26 カノ インターナショナル カンパニー,リミテッド 食物真空圧縮パックの真空転換装置
KR20180001167U (ko) * 2016-10-18 2018-04-26 박연순 이불 압축 보관용 수납케이스

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