JP3133710U - 布編み針 - Google Patents

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紀子 水野
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紀子 水野
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Abstract

【課題】使用しなくなった布や衣類をひも状にして敷物を編むための布編み用の針を提供する。
【解決手段】本体部分10の両側面を鋭角状に削り込み、下面もテーパ状に削って先細にしている先端部分11と、一方の側面を曲線状に削り下面もややテーパ状にしてへら状に形成されている後端部13を有し、この先端部11と後端部13の中間を握り部12とし、この部分に楕円状の通し穴部14を開口した。そして、この楕円状の等し穴部14に、マットや敷物を編む際に使用される裂布が挿通されるようにしている。
【選択図】 図1

Description

本考案はひも状の布を編み上げて、敷物や、座布団等にみられるようなマットを作るための布編み針に関するものである。
従来から、繊維状の紐や、布を編み上げてマット状の敷物を編み上げる手芸が多くの人によって行われている。
特開平9−256247号公報
木綿等を利用した手作りマット(Rug)は、一般的にかぎ針でコマ編みにして作る場合が多い。
しかし、カギ針で作ると出来上がりが柔らかくなり、敷物として使用するときに捲れ易くなる。
また、増やし目の数の設定が難しいなどの問題点があった。
本考案の布編み針は、かかる問題点を解消するために、扁平型の本体部分の一方の端部を鋭角状に形成して先端部を形成すると共に、前記本体部分の他方の端部にへら状に形成した後端部を設け、前記先端部と前記後端部の中間位置に楕円状の通し穴部を形成したものである。
本考案の布編み針は、共布が芯の役目になるため出来上がりがしっかりしており、敷物やマットに使用したときでも、どっしりとして重量感を味わうことができる。
また、布編み針を使用する際の布通し作業が容易になるように工夫されているので、高齢者の方でも使い勝手がよく、木綿をリサイクルする場合に好適であり、かつ、編み目をあまり気にせずに使用できるので、誰でも簡単に手芸を楽しむことができる。
以下、本考案の布編み針の形態を説明する。
図1は布編み針の本体部分10の上面図(a)と、上面図の一点鎖線の部分を断面とした側面断面図(b)を示したものである。
この図に示されているように布編み針の本体部分10は好ましくは扁平状の竹材で作られている。
そして、本体部分10の両側面を鋭角状に削り込むと同時に、下面もテーパ状に削って先細にしている先端部分11と、一方の側面を曲線状に削り下面もややテーパ状にしてへら状に形成されている後端部13を有し、この先端部11と後端部13の中間を握り部12として布編み針を操作する際に手でつかみ易い長さとしている。
握り部12となっている箇所の適当な位置(やや後端部13よりの方がよい)に楕円状の通し穴部14が本体部の表面から裏面に貫通するように開口され、後で述べるように、この楕円状の等し穴部14に、マットや敷物を編む際に使用される布きれ(布をひも状に裂いた裂布)が挿通されるようにしている。
なお、本体部分10の表面側に針の名称や名前(例えば、Slash Rug)などを刻印して使用勝手をよくすることが好ましい。
この布編み針で編み上げる布切れは、着なくなった衣類の生地(木綿)や、洋服を仕立てた残り布、敷布等が使用され、例えば、このような布切れを幅2乃至3Cmの幅に引き裂いて、布編み針の楕円状の通し穴部14に挿通し、後で述べるように共布同士を結合するように順次編み込む際に使用される。
この場合は2乃至3Cmの幅に引き裂かれた布きれを、布編み針の通し穴部14に挿通するときには、図2に示すように縦長に切り裂かれた布きれの挿入端部20を、ほぼ布編み針の楕円状の通し穴部14の長径ぐらいの幅となるように2,3回折り曲げ、この状態で本考案の布編み針の後端部13に形成されているへらで押し付ける(図2の布編み針を反転して押し付ける方がよい)ことにより、布きれの挿入端部20の部分が重なった状態で折り目が付き型押されるようにできる。
すると、本考案の布編み針の通し穴部14が楕円状に形成されているので、この通し穴部14に、この挿入端部20を容易に挿通することができ、そのまま引き出すと布によっては、その形を保つことができる。
大型のマットなどを織り込むときに何本も本考案の布編み針に布きれを挿通することになるが、この際、布編み針の後端部13に形成されているへら状の部分で折り目を付け挿入端部20の形を作ることができるので、非常に楽な作業で布紐の挿通、及び延長作業を行うことができようになる。
本考案の布編み針は上記したように使用されなくなった木綿や、端切れ布を編み込む際に好適である。この場合、少し厚手のマットや敷物を編む際は、例えば、図3に示されているように、あらかじめ、楕円状の穴部に布きれが挿通された布編み針の本体部10の先端部11を編み物の表側及び裏側から刺し込みながら、切り裂いた帯状の2本の布きれ(共布)20Aと20Bを編んで行く。
一方の共布20Aはマットや敷物の形状を作るように心材として使用し、他方の共布20Bを、本考案の布編み針を使用して、前記心材に対して絡むように編み込み、このとき隣接する心材同士(20A)も結合するように編み目に刺して行く。(図3は編み目の一部分を示している)
本考案の布編み針を使用して布きれを編む込むときの刺し込み方法はいろいろ考えられるが、いずれにして、切り裂いた布きれが次々と繋がれながら全体的に徐々に大きくなるように、例えば、最初は中心部となる部分を作り、この中心部から渦巻状に心材(20A)が隣接しながら外周側に展開されるように本考案の布編み針を差し込んで広げてゆく。
布きれの継ぎ足しは、図3に示されていいるように、帯状の布の端部に2Cm位の穴20C(ボタン穴のようなもの)を作り、この繋ぎ穴20Cに次の端切れ布の端を通して繋いでいくようにしている。
この場合も、布織り針のへら状の後端部13で、共布の一端部に折り目を付けるようにすれば、繋ぎ穴20Cに入れやすくなり、共布の繋ぎ作業が容易にできる。
上記本考案の布編み針の実施例としては、本体部分10の幅が約13mm位、長さは約130mm位に設定した。しかし、この寸法は布きれでどのような大きさのマットや、敷物を作るかによって適宜変更できることはいうまでもない。
また、本体部分10は竹材を削り出して作り、手に優しく馴染みやすくしたが、その他に大量生産する場合は金型に樹脂等を押出して作る押出成型法で作ることも可能である。
また、本体部分10の素材として軽量の金属を使用して、高級感を出すようにしても良い。
家庭内において使用しなくなった衣類や布団、敷布等を再利用する際に好適であり、種種の模様がついている布きれを織り込むことによって、バザー等で販売できるような綺麗なマットを手作りで提供することができる。
本考案の布編み針の上面図(a)と側面断面図(b)である。 本考案の後端部に形成されているへらの使い方を示す説明図である。 本考案の布編み針で布きれを織り上げるときの一例を示す説明図である。
符号の説明
10 本体部分
11 先端部
12 握り部
13 後端部
14 通し穴部
20A、20B共布

Claims (1)

  1. 本体部分の一方の端部を鋭角状に形成して先端部を形成すると共に、前記本体部分の他方の端部にへら状に形成した後端部を設け、
    前記先端部と前記後端部の中間位置に楕円状の通し穴部が形成されていることを特徴とする扁平型の布編み針。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107988701A (zh) * 2018-01-09 2018-05-04 殷超 一种精编穿丝梳针

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