JP3133636U - ベビーカー用照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】周囲への視認性を高め、さらには、人手を借りることなく自動で点灯若しくは点滅し、ベビーカーのフロントパイプにズレ動くことなく着脱自在に設置することができる、安価なベビーカー用照明装置を提供する。
【解決手段】電池を電源とし小型の光源であるLEDを用いた照明部2と取付部3から構成し、取付部の弾性帯4をベビーカーのフロントパイプに巻きつけ着脱自在に取り付ける。さらには、照明部に光センサーと振動センサーを設置し、周囲の明るさが所定以下でかつ振動を感知すればLEDを発光させ、照明部背面の約60度に傾斜する円弧状曲面と、該傾斜角60度と垂直に一端が照明部に固定され、他端に係止部11を有する弾性帯で構成する。
【選択図】図1
【解決手段】電池を電源とし小型の光源であるLEDを用いた照明部2と取付部3から構成し、取付部の弾性帯4をベビーカーのフロントパイプに巻きつけ着脱自在に取り付ける。さらには、照明部に光センサーと振動センサーを設置し、周囲の明るさが所定以下でかつ振動を感知すればLEDを発光させ、照明部背面の約60度に傾斜する円弧状曲面と、該傾斜角60度と垂直に一端が照明部に固定され、他端に係止部11を有する弾性帯で構成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、ベビーカー用の照明装置に関するものである。
従来より、照明装置が取り付けられたベビーカー、及びベビーカー用照明装置が報告されている。
特開2006−160135号公報
昨今、ベビーカーは小型軽量化され社会の自由な気風も手伝い、道路に限らず店舗や電車・バス等とその活用範囲や時間に大きな広がりをみせている。広がる活用と共に事故も増加し、視界の悪い時に、車や自転車がベビーカーの存在に気付くのが遅れて衝突する事例が多い。ベビーカーは小さく目立ち難く進行速度が非常に遅いことが特徴であり、事故にも反映される。例えば、薄暗く見通しの悪い交差点や曲がり角においてベビーカーが角にさしかかったところを、交差する道から角に向けて進行してくる車両が直ちに認識することは難しく、結果、車のブレーキが間に合わずベビーカーの側面に衝突する等である。このためベビーカーの照明装置は、前方を照らし道の状況を知るための手段だけではなく、むしろ街灯が整備されている昨今では、前方を照らす装置ではなく周囲への視認性を高め安全を確保することを主目的とした照明装置が望まれている。
特許文献1にある照明装置が取り付けられたベビーカーによれば、照明部は座席前に位置し乳幼児が手を置くなどするアームレストに一体に埋め込まれる。この位置はベビーカーの中心よりやや前方に位置するが、前述のように、目立ち難く速度の遅いベビーカーが周囲への視認性を高めるには照明装置の取り付け位置がどれだけベビーカーの前方にあるかが極めて重要であり、可能な限り最前部に設置するのが望ましい。また、このような照明装置付きベビーカーは無駄の少ない合理的な構造を得ることができるが、照明装置がついていない一般的なベビーカーを使用している人にとっては当然ながら価値がない。
次に、同文献にあるベビーカー用照明装置によれば、略C型の円弧状の取付部は、該円弧より僅かに太いフロントパイプには良好な取り付けが期待できるが、そうでない場合は取り付けは難しく、仮に良好な取り付けであっても経時的に取付部の締付力が低下し照明装置がズレ動くなどの支障がでる。
また、前述のとおりベビーカー用照明装置はベビーカーの最前部となるフロントパイプの前輪に近い位置に取り付けることが望まれるが、当該位置はベビーカーの前方下部であるため、ベビーカーを押す人からは遠く低いため照明装置の操作を手元で扱うことは困難であり、ベビーカーを静止させしゃがみこみながら点灯消灯のスイッチ操作をしなければならず、勾配などの路面状況や周囲の交通事情に配慮が必要な上、腰などに負担がかかる。
さらには、ベビーカーへの取り付けは、着脱自在でベビーカーの振動でズレ動くことがなくフロントパイプに設置されなければならないが、前輪付近のフロントパイプ周辺は車輪や他パイプなどが近接し混み入っていることが多く、多種多様なベビーカーがあることを考慮すれば照明装置、特に取付部は可能な限り小さくする必要があり、生産性とコストからは、部品点数が少なくシンプルな形状にすることが望まれる。
本考案は、周囲への視認性に優れた小型の照明装置とするために、電池を電源とし小型の光源であるLEDを用いた照明部と取付部から構成し、取付部の弾性帯をベビーカーのフロントパイプに巻きつけ着脱自在に取り付け使用するベビーカー用照明装置とする。
さらには、必要な時に照明装置が自動で点灯若しくは点滅するものとし、照明部の内部に光センサーと振動センサーを設置し、周囲の明るさが所定以下でかつ振動を感知すればLEDを発光させる。
さらには、振動センサーが振動を感知すれば所定時間のあいだLEDを点灯させることが照明装置における従来技術であるが、振動センサーが振動を感知すると所定回数だけLEDを点滅させれば、回路に時間的要素が不要となり電子回路のコストダウンが得られ、点滅によって周囲への視認性が大幅に向上し電池の消耗も少なくなるので好ましい。
さらに好ましくは、コンパクトで部品点数の少ない安価な照明装置とするため取付部を、照明部の背面を取付部として利用し、地面から約60度で立ち上がるベビーカーのフロントパイプに取り付け良好かつ照明の中心方向がベビーカーの進行方向とほぼ同じくするために照明部背面に該フロントパイプの角度と断面形状に対応して約60度に傾斜する円弧状曲面を備え、フロントパイプを良好に締め付けるために同様に約60度の傾斜角と直角に一端が照明部に固定され他端に係止部を有する弾性帯で構成する。なお、傾斜角の60度については、ベビーカーの構造的強度を主に考えて導きだされた数値であり種々のベビーカーで大差はなく、差があっても数度程であり手段目的及び効果に支障はない。
本考案のベビーカー用照明装置は周囲への視認性を高め、さらには、人手を借りることなく自動で点灯若しくは点滅し、照明装置の外表面に操作スイッチが無いシンプルな形態が得ることができ、ベビーカーのフロントパイプの前方部にズレ動くことなく着脱自在に設置することができる、安価なベビーカー用照明装置を提供できる利点がある。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施例1のベビーカー用照明装置の正面図。図2は正面中央横断面参考図。図3は底面図。図4は斜視図。図5はベビーカーに取り付けた使用状態を示す参考図。図6は同じく使用状態を示す正面拡大参考図。図7は図6の斜視図。図8は実施例2の斜視図で図7に対応する。図9は実施例3の斜視図で同じく図7に対応する。
図1から7において説明すれば、本発明のベビーカー用照明装置1は照明部2と取付部3から成り、取付部3は照明部背面の約60度に傾斜する円弧状曲面10と、照明部2の両側面にある突起12に嵌合設置される弾性帯4より構成される。円弧状曲面10は、ベビーカーのフレームパイプの多くが直径22mmであり、他はこれより小さい小径や多角形であるので、半径R11mmより若干大きい円弧で曲面を形成すれば良い。弾性帯4の端部には係止手段11である嵌合穴が設けられ、嵌合突起12に対応し嵌合される。弾性帯4は、嵌合突起12を中心に回転可動するも良く、少なくとも取り付け時にフロントパイプ14へ良好に巻きつくために該照明部背面の傾斜面と直角となれば良い。素材は対候性が良く滑り難いものが好ましく、詳しくはCRやSBR等の合成ゴム、或いはSEBSやEPDM等の熱可塑性エラストマーを用い、各々プレス成形や射出成形で形成すれば良い。また、端面にスベリ止めのリブなど設置すれば使用上扱い易く好ましい。
照明部2の内部に、光センサーと振動センサーが組み込まれた回路基板8と、電池9、LED7が収納される。照明部2はミラーボール状にカットされたレンズ5と本体6から構成され、着脱可能な嵌め込み方法により液密に連結される。電池交換やメンテナンスの際はレンズ5を外し行えば良い。参考に別形態として、例えば本体6を2パーツ化し円弧状曲面側パーツを外して電池交換するなどは、部品点数は増えるが電池交換がよりスムース化されるので価値はある。レンズ5はPMMAやPCなどの透光性樹脂を用い射出成形すれば良好な生産性が得られ好ましく、本体6も金属など幅広い素材が考えられるがレンズ5同様に樹脂製が好ましい。回路基板8の光センサーは、光取入口13を照明部2の上面に設置すれば街灯や車など周囲の光による不適切な作動が生じることがあるので下面に設置するのが良い。振動センサーは、例えば信号待ちで長時間立ち止まるなどの場合は消灯するように現実に則した設計をする。具体的には、LEDが点灯の場合は時間設定、点滅の場合は点滅回数を適切なものにする。電池9はコイン電池がコンパクトなので好ましく、LED7は照明として一般的な白色の点灯でも良いが注意を喚起し遠方まで波長が届く赤色の点滅などは効果的で好ましい。
ベビーカー用照明装置1は、図に示すように可能な限りベビーカーの前方に設置する。即ち、例えばベビーカーをゆっくり押し進めている人が、曲がり角から現れる場合を想定すると、曲がり角からベビーカーの前輪が現れてからアームレストが現れるまで約0.5秒の時間を要する(前輪からアームレストまでの水平距離30cm)。時速60kmで走行する車は、その間に約8m進行することになり、衝突のリスクや衝突のダメージを下げるために可能な限りベビーカーの前方に設置することが重要である。
図のようにベビーカー用照明装置1は、照明の中心方向がベビーカーの進行方向とほぼ同じになるよう設置される。レンズ5は全体が光るように設計されるので、光の照射範囲はベビーカー進行方向を中心に側面方向まで略半球状に及び周囲への良好な視認性を得る。
図8について説明すれば、流線型の照明部で、弾性帯4は本体6の背面に設置される。
図9について説明すれば、照明部背面が平面で、弾性帯4は20cm程の長さでフロントパイプに複数回巻きつけて本体側面に嵌合設置される。
自転車や単車のハンドル等にも取り付け利用できるが、特にベビーカー同様に小さく目立ち難く進行速度が非常に遅いことが特徴であり構造も類似している、年配者が散歩や買い物の際に使われる介護カーや歩行車、或いは車椅子などに最適である。
1 ベビーカー用照明装置
2 照明部
3 取付部
4 弾性帯
5 レンズ
6 本体
7 LED
8 回路基板
9 電池
10 円弧状曲面
11 係止手段
12 嵌合突起
13 光取入口
14 フロントパイプ
15 アームレスト
2 照明部
3 取付部
4 弾性帯
5 レンズ
6 本体
7 LED
8 回路基板
9 電池
10 円弧状曲面
11 係止手段
12 嵌合突起
13 光取入口
14 フロントパイプ
15 アームレスト
Claims (4)
- 電池を電源としLEDを光源とする、照明部と取付部から成るベビーカー用照明装置であって、取付部の弾性帯をベビーカーのフロントパイプに巻きつけ着脱自在に取り付け使用することを特徴とするベビーカー用照明装置。
- 照明部が、光センサーと振動センサーを備え周囲の明るさが所定以下でかつ振動を感知すれば、LEDが自動的に点灯若しくは点滅することを特徴とする請求項1に記載のベビーカー用照明装置。
- 振動センサーが振動を感知すれば、LEDを所定回数点滅させる信号をだすことを特徴とする請求項2に記載のベビーカー用照明装置。
- 取付部が、照明部背面の約60度に傾斜する円弧状曲面と、該傾斜角60度と直角に一端が照明部に固定され他端に係止部を有する弾性帯で構成されることを特徴とする請求項1から3に記載のベビーカー用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003223U JP3133636U (ja) | 2007-05-07 | 2007-05-07 | ベビーカー用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003223U JP3133636U (ja) | 2007-05-07 | 2007-05-07 | ベビーカー用照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3133636U true JP3133636U (ja) | 2007-07-19 |
Family
ID=43284290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007003223U Expired - Fee Related JP3133636U (ja) | 2007-05-07 | 2007-05-07 | ベビーカー用照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133636U (ja) |
-
2007
- 2007-05-07 JP JP2007003223U patent/JP3133636U/ja not_active Expired - Fee Related
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