JP2015160595A - 車両周囲付近に注意喚起を促す補助方向指示器 - Google Patents

車両周囲付近に注意喚起を促す補助方向指示器 Download PDF

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安喜 内間
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Abstract

【課題】本発明は、車両の運転者が右左折の意思情報を周囲付近の走行車や歩行者に知らしめるための補助方向指示器の構造及び機能に関し、従来の方向指示器では運転者は右左折する方向にしか方向指示器の点滅または点灯表示がなされなかった。これを右左折する方向とは反対側の車両側面に設置した補助方向指示器の点滅または点灯表示する事が可能な構造及び機能を搭載する事により、未だ減少しない交通事故問題を減少または解消するための技術を提供すること。
【解決手段】従来の車両の右左折の折れ曲がり方向の意思を表示する方向指示器に加え、折れ曲がる方向とは反対側の車両側面に3本または1組以上の補助方向指示器が1セットとなった補助方向指示器の構造を有している事を特徴とし、運転者の車両周囲付近を行き交う他の走行車や歩行者に対して、いち早く運転者の次の行動を示す事により注意喚起し、未然に予期せぬ衝突事故等の減少が可能となる構造を備えた機能及び性能を発揮する。
【選択図】図1

Description

本発明は、日本国内及び国外を問わず、世界各国の道路交通法の規定で定められた全車両を運転する際に、運転者が右左折等の意思情報をいち早く周囲付近の走行車や歩行者に知らせるための、従来の方向指示器に加えた補助方向指示器の技術に関するものであり、より詳しくは、駐車場や交差する路地等から道路に進入する際に、従来の方向指示器では運転者は右左折する方向にしか方向指示の点滅表示がなされなかったものを、右左折する方向とは反対側の車両側面に取り付けられた補助方向指示器の点滅表示により、運転者が右左折の意思情報をいち早く周囲付近の走行車や歩行者に知らしめる事で、未然に予期せぬ衝突事故または接触事故等を防止する補助方向指示器の技術に関する。
本発明は、子供用の自転車も含め、一般的な軽車両、自転車以外の軽車両(馬車、牛車等)、小型電動車両、原動機付自転車、自動二輪車等、一般的な普通乗用車や大型貨物自動車等に装備されている丸型の舵取りハンドルによる車両ではなく、直線的なバータイプ等のグリップハンドルにより右左折する方向を操作する二輪車の補助方向指示器の技術に関する。
従来の方向指示器の構造及び機能、並びにレイアウトは、道路交通法の保安基準の規定に沿い、対面方向または右左折する方向の走行車または歩行者に対して運転者の行動予測を事前に目視してもらい、周囲付近に対し注意喚起を図るために方向指示器を操作するものが実用技術としてあった。
また、側方灯または車幅灯は、特に大型車両の前面や側面に車両の大きさを周囲に知らしめるために取り付けられているのが一般的であり、補助方向指示器としては、右左折する方向に対して反対側の側面に、逆側に旋回する事を知らしめる補助ウインカー作動システムや、昨今では一般的となっているサイドミラーまたはドアミラーに組み込まれた補助ウインカー、或いは矢印や文字を表示する事により運転者の意思を表示するタイプの補助ウインカータイプ、更に昨今ではLEDテープまたはLEDチューブを用いた簡易な電飾の色合いが強いアクセサリー系のウインカー等、より周囲付近に対する安全性及び認知性を高めるための、構造や位置、素材、機能、意匠等、様々な考案がなされてきた。
特許文献1には、駐車場などから道路へ出る際に、曲がりたい方向のウインカーを点滅させ、同時に反対側のウインカーは点灯させ、曲がる方向と反対側から来る走行車に対し、道路へ出ることの注意を促し、運転者の曲がる意思を表示する事で、出会い頭等の衝突事故を防止するウインカー点滅表示システムの技術がある。
これは本発明に近いコンセプトの発明ではあるが、具体的に車両のどの部分にどのように取り付けられるのかが明記されておらず、曲がろうとする逆側のウインカーの表示色には、赤が望ましいとある。これでは、夜間の場合、周囲付近の走行車や歩行者は、運転者の車両の後部のテールランプが点滅または点灯表示しているものと勘違いしているものと判断されかねず、また、道路交通法の定義上、方向指示器及び補助方向指示器のランプ色は橙色でなければならないとあり、赤色の点滅表示自体が違法となり、実用特許として生産販売する事は出来ない。
特許文献2には、自動車の運転手、該自動車の外にいる第三者共に、視覚で確認容易、且つ安価で容易に製造可能なウインカー機構付きサイドミラーを提供することを目的としたウインカー機構付きサイドミラー及び該サイドミラーを備えている自動車に関する技術がある。
昨今では自動車に限らず小型バイクに至るまで、サイドミラーに方向指示機能を搭載した補助ウインカーがあるが、これは運転者の車両に対面する方向、または右左折する折れ曲がり方向に位置する走行車または歩行者に対してしか意思表示が出来ていない。
特許文献3及び特許文献4には、同一出願人による自動車の左折、右折明確化装置があり、昨今ではタクシーの車両上部等にも利用された発明がある。
こちらの2件の特許では、車両上部に設置された補助ウインカーであれば周囲付近の走行車または歩行者には判りやすいものであるが、やはり右左折する際の折れ曲がり方向にのみ意思表示を行う補助ウインカーである事から、点滅している方向指示器の逆側の走行車または歩行者には、運転者が直進するのか、反対側に折れ曲がろうとしようとしているのかは不明確である。
特許文献5には、車両の側方にいる車両や通行人に対して、通行時の安全性を確認するのに有用な情報を提供することができる補助方向指示器として、具体的には、車体に取り付けられ、車両が方向転換する際に、方向指示器が点滅しない側にいる他の車両や通行人に対して、車両の方向転換後の向きを知らせるための補助ウインカーを提供する技術であるが、こちらの技術だけでは判りずらさが否めない。
特許公開2002−264721(自動車のウインカー作動システム) 特許公開2000−153735(ウインカー機構付きサイドミラー及び該サイドミラーを備えてなる自動車) 特許公開平5−229384(自動車の左折、右折明確化装置A) 特許公開平6−278525(自動車の左折、右折明確化装置) 特許公開2010−13080(補助ウインカー)
本発明は、車両の運転者が右左折の意思情報をいち早く周囲付近の走行車や歩行者に知らしめるための補助方向指示器の構造及び機能に関し、従来の方向指示器では運転者は右左折する方向にしか方向指示器の点滅表示がなされなかった。これを右左折する方向とは反対側の車両側面に設置した補助方向指示器の点滅表示する事が可能な構造及び機能を搭載する事により、未だ減少しない交通事故問題を減少または解消するための技術を提供する。
以下、本発明において、上記目的を達成するために採用した構成について説明する。
従来の車両の右左折の折れ曲がり方向の意思を表示する方向指示器に加え、折れ曲がる方向とは反対側の車両側面に3本または1組以上の補助指示器が一体の構成となった補助方向指示器の構造である事を特徴とし、運転者の車両周囲または車両付近を行き交う他の走行車や歩行者に対して、いち早く運転者の次の行動を認識せしめる事により注意を喚起し、未然に予期せぬ衝突事故や接触事故等の減少が可能となる機能を備えた構造である事を特徴とする。
但し、側方灯の場合、道路交通法の保安基準規定のとおり、方向指示器または補助方向指示器と兼用の側方灯は、方向指示器を作動させている場合においては、当該作動中の方向指示器等と兼用の側方灯が消灯する構造でなければならない。
更に本発明による補助方向指示器を応用した際には、子供用を含む自転車や、二輪車、自動車、大型貨物自動車、バス、特殊車両等、道路を走行する車両全般に備え付ける事が可能な構造である機能を備える事を特徴とする。
本発明による補助方向指示器の形状には、道路交通法の保安基準規定の範囲の中で、円形、楕円形、四角形、長方形、矢印形、文字形等、一般的に周囲付近の走行車や歩行者から運転者を見た際に、極めて理解しやすい意匠性のある補助方向指示器である事を特徴とする。
次に各部材の特徴を解説する。
本発明における補助方向指示器の構造で使用される部材について、
一般的に汎用される方向指示器と同様に、レンズカバー部分に関しては防水性能があり、硬質系プラスチック素材またはガラス系素材により成形される。
その他、台座、止め金具、ゴムパッキン、電球またはLED球、LEDテープ、LEDチューブ、反射板、配線、リレー、レジスター等の抵抗器類、スイッチ、電源ユニット、防水カバー等の部材は、通常の方向指示器及び補助方向指示器と同様の素材を使用する事が出来る。
本発明の技術的な効果としては、
従来の方向指示器及びサイドミラーと一体型となっている補助方向指示器等の場合であっても、運転者の右側にいる走行車や歩行者は、運転者が直進するものか、或いは左折するものか、運転者が走り出すまでは、その動向の認識は寸前まで判らなかった。しかし、本発明による補助方向指示器を取り付けられた車両であれば、同じく運転者の右側にいる走行車や歩行者は、運転者が直進するものか、或いは左折するものかが、運転者が走り出す前にいち早く認識する事が出来るため、未然に予期せぬ衝突事故や接触事故等を防止する事が可能な優れた効果が奏される。
また、本発明による補助方向指示器の形状であれば、成形加工にあっての金型設計等も従来品と同様の作業手順で簡易であり、量産化によるコストの削減も可能であり、外観的な意匠性においても良好である。
本発明による補助方向指示器を搭載した車両が、駐車場または交差する路地等から出てくる際、運転者及び右側から近づく走行車または歩行者を真上から見た見取図である。
運転者の車両Aの点線矢印の軌道のとおり、運転者の意思情報を示す方向指示器が確認出来ない場合には、今から直進するのか、それとも左折するのかは、従来の方向指示器だけでは、運転者が動き始める直前まで判らなかった。
本発明による補助方向指示器を搭載した車両が、駐車場または交差する路地等から出てくる事が予見出来る際、右側からの走行車または歩行者から見た様子を示した断面図及び、その際の運転者が右折するものか、直進するものか、左折するものか、或いは後退するものかで、補助方向指示器の点滅または点灯、消灯表示方法が変化する機能である事を示したものである。
(a)は右折しようとしている場合、(b)は直進しようとしている場合、(c)は左折しようとしている場合、(d)は後退しようとしている場合を示している。
本発明による補助方向指示器の望ましい取り付け位置や高さの基準であり、全て道路交通法第35条の2「側方灯及び側方反射器」及び、同法第41条「方向指示器」、同法第41条の2「補助方向指示器」、同法第42条「灯光の色等の制限」の保安基準規定に適合したものとなる。
(a)は、自転車の側面であり、荷物カゴ、或いはフロントフォーク等に設置する事が望ましい。
(b)は、普通自動車の側面であり、こちらは車両の前部3分の1程度までのバンパー側面、或いはフロントフェンダー側面、サイドミラー等の箇所で、運転者より前方に設置する事が望ましい。
(c)は、大型バスの側面であり、こちらは車両前輪前後あたりまでの範囲で、補助方向指示器の高さは子供の目線でも充分に認知出来る0.25メートル以上、2.1メートル以内までの高さに設置される事が望ましい。
本発明による補助方向指示器の意匠的な指示形状を示したものである。
こちらも道路交通法第35条の2「側方灯及び側方反射器」及び、同法第41条「方向指示器」、同法第41条の2「補助方向指示器」、同法第42条「灯光の色等の制限」の保安基準規定に適合したものとなる。
(a)は、一般的な車両のサイドミラーと一体型として装備した際の補助方向指示器の意匠形状であるが、3つの補助方向指示器の上段から、運転者が対面する第三者の反対方向に曲がる際に点滅表示する補助方向指示器であり、折れ曲がる意思を表示している時に、橙色系ランプにより表示される事が望ましい。中段の補助方向指示器は直進または後退する際に点滅または点灯、消灯表示される補助方向指示器であり、この時、運転者が直進方向に向かう時は常に青色系または緑色系ランプで点灯表示されている事が望ましく、後退している時は尾灯と同色の赤色系ランプまたは後退を示す白色ランプが望ましい。下段の補助方向指示器は対面する第三者の方向に曲がって来る際に点滅表示する補助方向指示器であり、折れ曲がる意思を表示している時に、橙色系ランプにより表示される事が望ましい。
但し、上記の説明にある中段の補助方向指示器は直進または後退する際に点滅または点灯、消灯表示されるウインカーであり、この時、運転者が直進方向に向かう時は常に青色系または緑色系ランプで点灯表示されている事が望ましい、とランプの色指定をしている事については、外見上や機能上においても、車幅灯並びに側方照射灯の規定には該当しない。
(b)は、車両の側面等に取り付けられた際の意匠形状のスタンダードな3本1組タイプである。
(c)は、(b)をベースに、各指示器をスライドさせたタイプである。
(d)は、直進または後退を示すサイン部分は、丸型ランプ3箇所が同時またはリレーにより、点滅または点灯表示し、右左折を示すサイン部分は、方向を示す矢印型または三角型ランプ3箇所が同時またはリレーにより、点滅または点灯、消灯表示をするタイプである。
(e)は、直進または後退、右左折する意思を示す際に、より車両周囲の第三者に対して瞬時に認知出来るように、向かう方向が矢印を示すランプにより点滅または点灯表示をするタイプである。
(f)及び(g)は、上記(e)の矢印表示を簡略した意匠図案例を示したものである。
なお、図4の(e)、(f)(g)の図案に、右・左、R・L等の文字による方向を示した意匠も加えられているが、必ずしも図案とセットで必要な訳ではなく、逆に矢印表示ではなく文字だけによる方向意志の表示方法であっても良い。
次に、本発明の実施形態について、いくつかの具体的な例を挙げて説明する。
「実施例1」
実施例1では、「図1」に示す補助方向指示器の有用性及び必然性について説明する。
実施例1において、駐車場または交差する路地等から道路に進入しようとする車両の運転者Aの周囲付近に存在する走行車Bの運転者または歩行者Cは、運転者Aが左折の意思を示す方向指示器を出しているのか、或いは直進して道路を横断しようとしているのか、の判断は、運転者Aの前輪タイヤの向きや速度、或いは運転者自身の様子等を総合的に瞬時に判断して、次の行動を予測するしかなかった。
従来の運転者Aの意思表示を示す方向指示器に加え、本発明の補助方向指示器を併設されていた場合では、運転者Aの右側から近づく走行車Bの運転者または歩行者Cに対して、事前に直進するのか、或いは左折するのかを、運転者Aの車両の右側面に点滅または点灯表示する事により、運転者Aと走行車Bまたは歩行者Cとの予期せぬ出会い頭の衝突事故や、接触事故等を未然に減少または解消する事が出来る。
「実施例2」
実施例2では、「図2」に示す補助方向指示器の取り付け位置と、点滅または点灯、消灯表示方法について説明する。
「図2」の車両は、いずれも駐車場または交差する路地等から道路に進入しようとする車両の運転者Aの右側に存在する走行車Bの運転者または歩行者Cから見たものである。
(a)は右折時、(b)は直進時、(c)は左折時、(d)は後退時に、運転者Aの車両前部に設置された補助方向指示器の点滅または点灯、消灯表示例を示したものである。
(a)は、上段から消灯または点灯するスモールランプ、中段は点灯または点灯するスモールランプ、下段は点滅表示している事により、運転者Aが今から右折しようとしている事が判断出来る。
(b)は、上段、下段のいずれも消灯または点灯するスモールランプ、中段は点灯または点灯するスモールランプが青色系または緑色系ランプで表示されている事により、運転者Aが今から直進しようとしている事が判断出来る。
(c)は、上段から点滅表示、中段は点灯または点灯するスモールランプ、下段は消灯または点灯するスモールランプ表示している事により、運転者Aが今から左折しようとしている事が判断出来る。
(d)は、上段、下段のいずれも消灯または点灯するスモールランプ、中段は点滅または点灯するスモールランプが赤色系ランプまたは白色ランプで表示されている事により、運転者Aが今から後退しようとしている事が判断出来る。
上記右左折時の点滅表示されるランプの色は、道路交通法の保安基準の規定に適合する橙色系ランプが望ましい。
上記補助方向指示器の電気配線及び電気回路については、
(1)ヘッドライトのON/OFF切替配線と連動し、かつ、スモールランプと連動し、
(2)従来の方向指示器の切替配線と連動することにより、
昼夜を問わず、直進または後退を示す中段の補助方向指示器の機能には、運転者の車のエンジンが掛かっていることを周囲付近に知らしめることが可能な、常時点灯しているデイライト機能を持たせられることを特徴とする。
「実施例3」
実施例3では、「図3」に示す各車両の望ましい補助方向指示器の取り付け位置と高さについて、道路交通法の保安基準に適合する事を前提に説明する。
(a)は、子供用を含む、自転車の側面に取り付けたものであり、車両前方で、荷物カゴの側面または前輪側のフロントフォーク部分に取り付けられる事が望ましい。
(b)は、一般的な自動車の側面であり、車両前方で、バンパー側面からフロントフェンダーの側面及び、サイドミラーまでの位置で取り付けられる事が望ましい。
(c)は、大型バスであり、こちらも車両前方で、バンパー側面から前輪上部前後付近あたりの取り付けで、四輪車の場合、特に歩行する子供や、小型電動車両を運転する老人の目の高さに配慮した高さに設置される事が望ましい。
「実施例4」
実施例4では、「図4」に示す補助方向指示器の機能及び表示手段について説明する。
(a)は、一般的な自動車のサイドミラーと一体型となった補助方向指示器であり、従来は右左折する際に意思を示すため、運転者の折れ曲がる方向のみ、車内の方向指示器の操作に連動して作動していたが、本発明では、車両の周囲付近に存在する走行車または歩行者から見た場合、車両が反対側に折れ曲がろうとしている場合でも、一目で運転者の次の行動の予測が可能な構造及び機能となる。
(b)から(g)は、補助ウインカーの意匠及び形状例であるが、基本的な形状に加え、矢印側に補足文字(右・左、R・L、等)が表示されている場合であっても良い。
但し、道路交通法第35条の2「側方灯及び側方反射器」及び、同法第41条「方向指示器」、同法第41条の2「補助方向指示器」、同法第42条「灯光の色等の制限」の保安基準規定に適合したものとなる。
(b)は、スタンダードな形状で、直線3本が一体となった補助方向指示器である。
(c)は、(b)を段々にスライドさせた意匠のタイプで方向指示機能を示した補助方向指示器である。
(d)は、丸形または四角形、三角矢印形、或いは星形、多角形、図柄形等が並べて配置したタイプの意匠を示した補助方向指示器である。
(e)は、(b)のデザインをアレンジして、右折・左折・直進・後退をより判りやすく知らしめるために、先端を矢印とした補助方向指示器である。
(f)は、(e)のデザインを簡略化して、右折・左折・直進・後退をより判りやすく知らしめるために、先端をV形またはU形とした補助方向指示器である。
(g)は、応用意匠例となる補助方向指示器である。
加えて図4内の、(e)(f)(g)の右左折を示した際の「文字表示」があるが、必ずしもセットで必要ではなく、参考図案として表記している。
「実施例5」
実施例5では、「図3」に示す自転車用補助方向指示器の取り付け位置と、点滅または点灯、消灯表示方法について説明する。
実施例3(a)で既に解説しているとおり、子供用を含む、自転車の側面に取り付けたものであり、車両前方で、荷物カゴの側面や、前輪側のフロントフォーク部分に取り付けられるのが望ましい。
付帯機能としては、
自転車のハンドルを10度から15度以上切ると、自動でウインカーが点滅または点灯表示するためのスイッチがフロントフレームに取り付けられる事が可能であり、グリップハンドルの手元に近い場所での手動式ON/OFFを行えるスイッチであっても良い。
また、自転車前方の荷物カゴまたは前輪フロントフォーク側面に設置されているものは、本発明の補助方向指示器であり、グリップハンドルに附帯するハンドルブレーキのブレーキを握ると、自転車後方のブレーキランプが赤く点滅または点灯表示されても良い。
加えて、バッテリーが搭載される場合には、太陽光発電または車輪の回転或いはペダルの回転を利用したダイナモ発電機により蓄電する場合であっても、マンガン乾電池またはアルカリ乾電池を装填する電池ボックスのタイプであっても良い。
上記、実施例1から実施例5までの解説のとおり、本発明の補助方向指示器を採用した場合、従来の方向指示器だけに頼った注意喚起方法が更に向上し、運転者の車両周囲付近の走行車または歩行者は、いち早く運転者の動向を予見する事が可能となる事から、当事者同士の思い込みによる予期せぬ衝突事故等は減少し、交通事故件数を抑える抑止力効果が発揮出来る。
本発明の主たる対象物となる車両は、子供用も含む自転車から、小型電動車両、原動機付自転車、自動二輪車、普通乗用車、大型貨物自動車、大型バス、特殊車両等、その他、道路交通法で定める車両の全てが対象となる事から、市場規模としては計り知れないほど広範囲な産業分野に影響を及ぼす技術として、幅広く技術提供が可能な利用範囲と利用可能性を兼ね備えた発明である。
「補足資料」
道路交通法第35条の2「側方灯及び側方反射器」
第35条の2 次の各号に揚げる自動車の両側面には、当該各号に揚げる部分に側方灯又は側方反射器を備えなければならない。
(1)長さ9メートル以上の普通自動車 前部、中央部及び後部
(2)長さ6メートル以上9メートル未満の普通自動車 前部及び後部
(3)長さ6メートル未満の普通自動車であるけん引自動車 前部
(4)長さ6メートル未満の普通自動車である被けん引自動車 後部
(5)ポール・トレーラ 後部
2 側方灯は、次の基準に適合するものでなければならない。
(1)側方灯は、夜間側方150メートルの距離から点灯を確認できるものであり、かつ、その照射光線は、他の交通を妨げないものであること。
(2)側方灯の灯光の色は、橙色であること。ただし、後部に備える側方灯であって尾灯、後部上側端灯、後部霧灯、制動灯又は後部反射器と構造上一体となっているもの又は兼用のものにあっては、赤色であってもよい。
(3)側方灯の照明部は、側方灯の中心を通り自動車の進行方向に平行な水平面より上方10度の平面及び下方10度の平面並びに側方灯の中心を通り自動車の進行方向に垂直な鉛直面より前方30度の平面及び後方30度の平面により囲まれる範囲においてすべての位置から見通すことができるものであること。
3 側方灯は、前項に揚げる性能を損なわないように、かつ、次の基準に適合するように取り付けられなければならない。
(1)二輪自動車、側車付2輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車以外の自動車に備える側方灯は、その照明部の上縁の高さが地上2.1メートル以下、下縁の高さが地上0.25メートル以上となるように取り付けられていること。
(2)二輪自動車、側車付2輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備える側方灯は、その照明部の中心が地上2メートル以下となるように取り付けられていること。
(3)前部に備える側方灯の照明部の最前縁は、自動車の前端から当該自動車の長さの3分の1以内となるように取り付けられていること。
(4)後部に備える側方灯の照明部の最後縁は、自動車の後端から1メートル以内となるように取り付けられていること。
(5)側方灯は、次条第2項の基準に準じたものであること。ただし、方向指示器又は補助方向指示器と兼用の側方灯は、方向指示器を作動させている場合においては、当該作動中の方向指示器等と兼用の側方灯が消灯する構造でなければならない。
4 方向指示器等と兼用の側方灯以外の側方灯は、非常点滅表示灯を作動させている場合においては当該非常点滅表示灯と同時に点滅する構造とすることができる。
5 側方反射器は、次の基準に適合するものでなければならない。
(1)側方反射器は、夜間にその側方150メートルの距離から走行用前照灯で照射した場合にその反射光を照射位置から確認できるものであること。
(2)側方反射器の反射部は、文字及び三角形以外の形であること。
(3)側方反射器による反射光の色は、橙色であること。ただし、後部に備える側方反射器であって、尾灯、後部上側端灯、後部霧灯、制動灯又は後部に備える側方灯と構造上一体となっているものにあっては、赤色であってもよい。
6 側方反射器は、前項に揚げる性能を損なわないように、かつ、次の基準に適合するように取り付けられなければならない。
(1)側方反射器による反射光の色は、前部又は中央部に備えるものにあっては橙色、後部に備えるものにあっては橙色又は赤色であり、かつ、後部に備えるものはそのすべてが同一であること。
(2)二輪自動車、側車付2輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車以外の自動車に備える側方反射器は、その反射部の上縁の高さが地上1.5メートル以下、下縁の高さが地上0.25メートル以上となるように取り付けられていること。
(3)長さ6メートル未満の自動車の後部に備える側方反射器の反射部の最後縁は、自動車の後端から当該自動車の長さの3分の1以内となるように取り付けられていること。
(4)二輪自動車、側車付2輪自動車、三輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車以外の自動車に備える側方反射器の反射部は、側方反射器の中心を通り自動車の進行方向に平行な水平線を含む、水平面より上方10度の平面及び下方10度の平面並びに側方反射器の中心を含む、自動車の進行方向に直交する鉛直面より側方反射器の前方向45度の平面及び後方向45度の平面により囲まれる範囲においてすべての位置から見通すことができるように取り付けられていること。
(5)側方反射器の取り付け位置は、前3号に規定するほか、第3項第2号から第4号までの基準に準じたものであること。
道路交通法第41条「方向指示器」
第41条 自動車には、次に揚げるところにより方向指示器を備えなければならない。
(1)自動車には、方向指示器を自動車の車両中心線上の前方及び後方30メートルの距離から指示部が見通すことのできる位置に少なくとも左右1個ずつ備えること。ただし、最高速度20キロメートル毎時未満の自動車で、かじ取りハンドルの中心から自動車の最外側までの距離が650ミリメートル未満であり、かつ、運転者席が車室内にないもの及び被けん引自動車にあっては、この限りでない。
(2)自動車の後面の両側には、方向指示器を備えること。ただし、二輪自動車、側車付2輪自動車、カタピラ及びそりを有する軽自動車、大型特殊自動車、小型特殊自動車、幅0.8メートル以下の自動車並びに前号ただし書の自動車にあっては、この限りでない。
(3)自動車(車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の普通自動車、二輪自動車、側車付2輪自動車、カタピラ及びそりを有する軽自動車、幅0.8メートル以下の自動車並びに第1号ただし書の自動車を除く)の両側面には、方向指示器を備えること。
(4)大型貨物自動車等には、両側面の前部及び中央部に方向指示器を備えること。
(5)けん引自動車と被けん引自動車とを連結した場合においては、その状態において第1号本文、第2号本文及び第3号の規定に適合するように方向指示器を備えること。
(6)大型貨物自動車等であるけん引自動車及び被けん引自動車には、第4号本文の規定に適合するように両側面の中央部に方向指示器を備えるほか、けん引自動車と被けん引自動車とを連結した場合においては、その状態においてけん引自動車又は被けん引自動車に第1号本文及び第2号本文の規定に適合するように、かつ、両側面に方向指示器を備えること。
(7)第1号ただし書の自動車で長さ6メートル以上のもの及びけん引自動車と被けん引自動車とを連結した状態における長さが6メートル以上となる場合におけるけん引自動車又は被けん引自動車には、第1号本文の規定に準じて方向指示器を備えること。
2 方向指示器は、次の基準に適合するものでなければならない。
(1)方向指示器は、方向の指示を表示する方向100メートルの距離から昼間において点灯を確認できるものであり、かつ、その照射光線は、他の交通を妨げないものであること。
(2)方向指示器の灯光の色は、橙色であること。
(3)方向指示器の指示部は、次の表の上欄に揚げる方向指示器の種別に応じ、同表の下欄に揚げる範囲においてすべての位置から見通すことができるものであること。
方向指示器の種別
イ 自動車の前面又は後面に備える方向指示器
方向指示器の中心を通り自動車の進行方向に直交する水平線を含む、水平面より上方15度の平面及び下方15度の平面並びに方向指示器の中心を含む、自動車の進行方向に平行な鉛直面より方向指示器の内側方向45度の平面及び方向指示器の外側方向80度の平面により囲まれる範囲
ロ ハ及び二に揚げる自動車以外の自動車の両側面に備える方向指示器(第3項第9号に規定するものを除く)
方向指示器の中心を通り自動車の進行方向に直交する水平線を含む、水平面より上方15度の平面及び下方15度の平面並びに方向指示器の中心を含む、自動車の進行方向に平行な鉛直面であって方向指示器の中心より後方にあるものより方向指示器の外側方向5度の平面及び方向指示器の外側方向60度の平面により囲まれる範囲
ハ 次の(1)から(4)までに揚げる自動車(長さ6メートル以下のものを除く)並びに(5)及び(6)に揚げる自動車の両側面に備える方向指示器(第3項第9号に規定するものを除く)
(1)専ら乗用の用に供する自動車であって乗車定員10人以上のもの
(2)その形状が専ら乗用の用に供する自動車であって乗車定員10人以上のものの形状に類する自動車
(3)貨物の運送の用に供する自動車であって車両総重量3.5トン以下のもの
(4)その形状が貨物の運送の用に供する自動車であって車両総重量3.5トン以下のものの形状に類する自動車
(5)貨物の運送の用に供する自動車であって車両総重量3.5トンを越えるもの
(6)その形状が貨物の運送の用に供する自動車であって車両総重量3.5トンを越えるものの形状に類する自動車
方向指示器の中心を通り自動車の進行方向に直交する水平線を含む、水平面より上方30度の平面及び下方5度の平面並びに方向指示器の中心を含む、自動車の進行方向に平行な鉛直面であって方向指示器の中心より後方にあるものより方向指示器の外側方向5度の平面及び方向指示器の外側方向60度の平面により囲まれる範囲
二 二輪自動車、側車付二輪自動車、三輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車(方向指示器を側面のみに備えるものに限る)の両側面に備える方向指示器
方向指示器の中心を通り自動車の進行方向に直交する水平線を含む上方15度の平面及び下方15度の平面並びに方向指示器の中心を含む、自動車の進行方向に平行な鉛直面より方向指示器の内側方向5度の平面及び方向指示器の外側方向45度の平面により囲まれる範囲及び方向指示器の中心を含む、自動車の進行方向に平行な鉛直面より方向指示器の内側方向5度の平面及び方向指示器の外側方向60度の平面により囲まれる範囲
3 方向指示器は、前項に揚げる性能を損なわないように、かつ、次の基準に適合するように取り付けられなければならない。
(1)方向指示器は、毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅するものであること。
(2)方向指示器は、車両中心面に対して対称の位置に取り付けられたものであること。
(3)二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車以外に備える前方又は後方に対して方向の指示を表示するための方向指示器の指示部のうちそれぞれ最内側にあるものの最内縁の間隔は、600ミリメートル以上であり、かつ、それぞれ最外側にあるものの指示部の最外縁は、自動車の最外側から400ミリメートル以内となるように取り付けられていること。
(4)二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備える方向指示器は、その指示部の中心において、前方に対して方向の指示を表示するためのものにあっては300ミリメートル以上、後方に対して方向の指示を表示するためのにあっては150ミリメートル以上の間隔を有するものであり、かつ、前照灯又は尾灯が2個以上備えられている場合の位置は、前方に対して方向の指示を表示するためのものにあっては最外側の前照灯より外側に、後方に対して方向の指示を表示するためのものにあっては最外側の尾灯より外側にあること。
(5)二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車以外に備える方向指示器は、その指示部の上縁の高さが地上2.1メートル以下、下縁の高さが地上0.35メートル以上となるように取り付けられていること。
(6)二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備える方向指示器の指示部の中心は、地上2.3メートル以下となるように取り付けられていること。
(7)第1項第3号及び第5号の自動車の両側面に備える方向指示器の指示部の最前縁は、自動車の前端から2.5メートル以内となるように取り付けられていること。
(8)第1項第4号の自動車の両側面の前部に備える方向指示器は、自動車の前端から運転者室又は客室の外側後端までの間に取り付けられていること。
(9)第1項第4号及び第6号の自動車の両側面の中央部に備える方向指示器の指示部の最前縁は、運転者室又は客室の外側後端から2.5メートル以内となるように取り付けられ、かつ、自動車の最外側から外側方1メートルの車両中心面に平行な鉛直面上当該方向指示器の取り付け位置の前方1メートルから自動車の後端までに相当する点における地上1メートルから1.6メートルまでのすべての位置から指示部を見通すことができるように取り付けられていること。
(10)第1項第6号の自動車の両側面に備える方向指示器の指示部の最前縁は、けん引自動車の前縁からの長さの60パーセント以内となるように取り付けられていること。
(11)運転者が運転者席において直接かつ容易に方向指示器の作動状態を確認できない場合は、その作動状態を運転者に表示する装置を備えること。
4 自動車の両側面に備える方向指示器は、非常点滅表示灯を作動させている場合においては、当該非常点滅表示灯と同時に点滅する構造とすることができる。
道路交通法第41条の2「補助方向指示器」
第41条の2 自動車の両側面には、方向指示器と連動して点滅する補助方向指示器を1個ずつ備えることができる。
2 補助方向指示器は、前条第2項第2号並びに第3項第2号、第5号及び第6号の基準に準じたものでなければならない。
3 前条第4項の規定は、補助方向指示器について準用する。
道路交通法第42条「灯光の色等の制限」
第42条 自動車には、次に揚げる灯火を除き、後方を照射若しくは後方に表示する灯光の色が橙色である灯火で照明部の上縁が地上2.5メートル以下のもの又は灯光の色が赤色である灯火を備えてはならない。
(1)側方灯
(1)の2 尾灯
(1)の3 後部霧灯
(1)の4 駐車灯
(1)の5 後部上側端灯
(2)制動灯
(2)の2 補助制動灯
(3)方向指示器
(4)補助方向指示器
(4)の2 非常点滅表示灯
(5)緊急自動車の警光灯
(6)火薬類又は放射性物質等を積載していることを表示するための灯火
(7)旅客自動車運送事業用自動車の地上2.5メートルを超える高さの位置に備える後方に表示するための灯火(第1号の5に揚げる灯火を除く)
(8)一般乗合旅客自動車運送事業の用に供する自動車の終車灯
(9)一般乗合旅客自動車運送事業の用に供する自動車の空車灯及び料金灯
(10)旅客自動車運送事業用自動車の非常灯
(11)走行中に使用しない灯火
2 自動車には、次に揚げる灯火を除き、後方を照射し又は後方に表示する灯光の色が白色である灯光を備えてはならない。
(1)番号灯
(2)後退灯
(3)室内照明灯
(4)一般乗合旅客自動車運送事業の用に供する自動車の方向幕灯
(5)一般乗合旅客自動車運送事業の用に供する自動車の社名表示灯
(6)走行中に使用しない灯火
3 自動車(一般乗合旅客自動車運送事業の用に供する自動車を除く)の前面ガラスの上方には、灯火の青紫色である灯火を備えてはならない。
4 自動車の前面ガラスの上方には、速度表示装置の速度表示灯と紛らわしい灯火を備えてはならない。
5 自動車には、側方灯、方向指示器、補助方向指示器、非常点滅表示灯、緊急自動車の警光灯、道路維持作業用自動車の灯火及び非常灯(旅客自動車運送事業用自動車に備えるもの及び室内照明灯と兼用するものに限る)を除き、点滅する灯火又は光度が増減する灯火を備えてはならない。
6 自動車には、反射光の色が赤色である反射器であって前方に表示するもの又は反射光の色が白色である反射器であって後方に表示するものを備えてはならない。
7 自動車に備える灯火の直射光(前照灯にあっては、すれ違い用前照灯の直射光)又は反射光は、その自動車及び他の自動車の運転操作を妨げるものであってはならない。
8 第1項第1号から第2号の2まで及び第7号に揚げる灯火(同項第1号に揚げる灯火にあっては自動車の両側面の後部に備える赤色のものに限り、同項第1号の4に揚げる灯火にあっては自動車の後面に備えるものに限る)は、前方を照射し、又は前方に表示するものであってはならない。
9 自動車に備える灯火は、前照灯、前部霧灯、側方照射灯、側方灯、番号灯、後面に備える駐車灯、制動灯、後退灯、方向指示器、補助方向指示器、非常点滅表示灯、速度表示装置の速度表示灯、室内照明灯、緊急自動車の警光灯、道路維持作業用自動車の灯火、火薬類又は放射性物質等を積載していることを表示するための灯光、旅客自動車運送事業用自動車の非常灯及び走行中に使用しない灯火(前面に備える駐車灯をのぞく)を除き、光度が300カンデラ以下のものでなければならない。
10 火薬類又は放射性物質等を積載していることを表示するための灯火及び補助制動灯は、他の灯火と兼用のものであってはならない。

Claims (8)

  1. 本発明の補助方向指示器の構造は、
    従来の車両の右左折の折れ曲がり方向の意思を表示する方向指示器に加え、折れ曲がる方向とは反対側の車両側面に3本または1組以上の補助指示器が1セットとなった補助方向指示器の構造及び機能である事を特徴とする。
  2. 本発明の補助方向指示器の機能には、
    運転者の車両周囲または付近を行き交う他の走行車や歩行者に対して、いち早く運転者の次の行動を示し注意を喚起する事により、未然に予期せぬ衝突事故等の減少が可能となる事を特徴とする。
  3. 本発明の補助方向指示器の方向指示時の表示方法は、
    右折表示ランプ、直進表示または後退表示ランプ、左折表示ランプの3本が1組となって構成された補助方向指示器である事を特徴とし、その表示方法は、図2に示すとおり、右左折の意思表示を行った場合は橙色系ランプが点滅表示し、直進の意思表示を行った場合は青色系または緑色系ランプが点滅または点灯表示、後退の意思表示を行った場合は赤色系ランプまたは白色ランプが点滅または点灯表示する機能及び表示方法である事を特徴とする。
  4. 本発明の補助方向指示器の電気配線及び電気回路については、
    (1)ヘッドライトランプのON/OFF切替配線と連動し、かつ、スモールランプと連動し、
    (2)従来の方向指示器の切替配線と連動することにより、
    昼夜を問わず、直進または後退を示す中段の補助方向指示器の機能には、運転者の車のエンジンが掛かっていることを周囲付近に知らしめることが可能な、常時点灯しているデイライト機能を持たせられることを特徴とする。
  5. 本発明の補助方向指示器の機能的なデザインは、
    図2並びに、図3、図4に示すとおりの形状及び機能を有する事を特徴とするが、基本的な本発明の補助方向指示器機能及び性能等の考え方を用いたデザインまたは、道路交通法の保安基準に適合するのであれば、全ての補助方向指示器に応用する事が可能である事を特徴とする。
  6. 本発明の補助方向指示器の自転車及び二輪車両への応用では、
    自転車及び二輪車両対歩行者または自転車及び二輪車両対自動車の接触事故等を想定し、道路変更、合流予見、右左折、前進、後退等の運転者の行動意思を、周辺付近の走行車または歩行者へ注意喚起を促すと同時に、未然に衝突事故または接触事故等を防止可能な状況予測をいち早く知らしめる事が可能な意思表示装置である事を特徴とする。
  7. 本発明の補助方向指示器は、
    単に補助ウインカーの点滅または点灯表示だけではなく、特に歩道を走行する自転車や、普通自動車でもワンボックスタイプの車両や、大型車両等の死角が大きくなる車両については、右左折の際の意思を示す補助方向指示器に加え、音声案内または警報音等との連動により、更に交通事故を減少せしめる事を特徴とする。
  8. 本発明の補助方向指示器の量産化においては、
    成形加工にあっての金型設計等も従来品と同様の作業手順で簡易であり、量産化によるコストの削減も可能であり、外観的な意匠性においても良好である事を特徴とする。
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