JP3133590B2 - オープン型冷蔵ショーケース組立方法及びオープン型冷蔵ショーケース - Google Patents

オープン型冷蔵ショーケース組立方法及びオープン型冷蔵ショーケース

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JP3133590B2
JP3133590B2 JP05300694A JP30069493A JP3133590B2 JP 3133590 B2 JP3133590 B2 JP 3133590B2 JP 05300694 A JP05300694 A JP 05300694A JP 30069493 A JP30069493 A JP 30069493A JP 3133590 B2 JP3133590 B2 JP 3133590B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスーパーマーケットやコ
ンビニエンスストア等で多く使われるオープン型冷蔵シ
ョーケースに関し、特にその左右の端に設けられる側板
の取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公昭59−19269号公報に
示すように、オープン型冷蔵ショーケースにおける左右
の側板は取付ネジによって適当な数箇所を本体である冷
却箱体の側面に取り付け固定されている。そして、側板
は上記公報及び実公昭59−37667号公報に開示す
るように、空間を存して配設された内外両板と、該内外
両板間に介在され、内外両板の間隔を保持するラワン等
の木材から成る複数のスペーサと、前記内外両板間に充
填された硬質ポリウレタン等の発泡断熱材とにより構成
され、このスペースに形成した挿通孔に取付ネジを通し
て側板を本体側面に装着している。
【0003】ここで、従来の側板の取付構造を図7及至
図15に基づいて説明する。先ず冷蔵ショーケース1の
概略構造を説明すると、図16に示すようにオープン型
冷蔵ショーケース1は、断熱材から成り、前面と側面を
開口した本体2を有し、この本体2の内壁面から適当間
隔を存して配設する仕切板3により冷気通路4と貯蔵室
5とが区画形成されると共に、冷気通路4内には冷却器
6と冷気循環ファン7とが配設されて、その冷気通路4
は更に内層冷気通路4aと外層冷気通路4bとに仕切形
成されている。前記冷却器6は、図示しないが本体2底
部に設けられた圧縮機、凝縮器等と冷凍サイクルを形成
し、冷気循環ファン7にて冷気吸込口8から吸い込まれ
た貯蔵室5内の空気を冷却器6にて冷却し、内層冷気通
路4a及び外層冷気通路4bの各冷気吐出口に設けたハ
ニカム状の冷気吹出体9a、9bより吐出するよう循環
して、貯蔵室5の前面開口に冷気のエアーカーテンを形
成して貯蔵室5内の棚11上の商品を冷却保存する。1
2は貯蔵室5内及び冷蔵ショーケース1の前方を照らす
蛍光灯であり、また13は本体2の天井部に設けられ、
冷凍装置の冷却運転及び除霜用ヒータ14の通電制御等
を行うコントローラ15を内設した電装部である。
【0004】さて、冷蔵ショーケース1は、市場(店
舗)での設置時に側板20が、図15で示すようにして
本体2の側面開口を塞ぐように取付固定される。この
時、冷蔵ショーケース1は店舗内の敷地面積に応じて本
体2を複数台横に連結させて設置することもあり、その
場合も左右の端にある各本体2の開口に前記側板20が
装着されるものとなっている。17はこの冷蔵ショーケ
ース1を連結するために設けられている本体2上部の連
結金具を示す。
【0005】側板20は、図9等に示すように内面材2
1と外面材22と、この内外面材21、22の間に介在
し、両板の間隔を保持する複数個の木製のスペーサー2
3と、前記内外面材21、22の間に充填される硬質ポ
リウレタン等の発泡断熱材24とより構成されている。
【0006】また側板20は、図14及び図15に示す
ようにその前方部が一部切欠れて、その切欠部にガラス
板26が装着されている。そして、側板20の上部にお
いてその外面材22に後述する取付ボルトを通すための
2ケの通孔27、27が穿設され、また図9に示すよう
に内面材21の方にも前記通孔27、27と対応するよ
うに通孔28、28が穿設されている。ここで通孔27
の方が通孔28より径大の孔となっている。そして、ス
ペーサ23には、通孔28と同径の貫通孔30と通孔2
7と同径の凹所31とが内部に連設形成されている。
【0007】また、上記通孔27、28の他に、側板2
0には図14、図15に示すように別の固定ネジ32及
び固定ボルト33を挿通して側板20を取り付けるため
の取付孔34、35が貫通形成されている。
【0008】さて側板20の取付方であるが、その前に
幾つかの準備作業がある。即ち、図15において鉄板等
から形成され上部に2個の取付孔37、37を設けた本
体側壁2Aに、スポンジ材等から成るシール材38を取
付孔37、37を避けて貼る。次に取付ボルト40の太
い径の方の取付ネジ部40aを取付孔37、37に挿入
し、取付孔37、37に対応して図8等に示すように本
体側壁2Aの裏に溶接42により固定しているナット4
1に螺着する。このナット41は冷蔵ショーケース1を
運搬、移動等する時に、該冷蔵ショーケース1を吊り下
げるワイヤーを引っ掛けるためのボルトを装着する時の
固定用ナットであって、本発明ではこのナット41を取
付ボルト40の固定用ナットとして利用している。
【0009】取付ボルト40は、図7に示すように取付
ネジ部40aと別に、この取付ネジ部40aより細い径
の締付ネジ部40bが反対側に形成されている。そして
取付ネジ部40bとの中間に非ネジ部40cが設けら
れ、この非ネジ部40cは円柱の一部を切除した断面形
状となっている。従ってこの非ネジ部40cはネジ変形
等があって手では固くて取付ボルト40の捩じ込みが無
理な時に、プライヤー等の工具が係る部分として利用す
る。
【0010】ナット41への捩じ込みを完了すると、取
付ボルト40は図8に示すように本体側壁2Aの外方に
或る程度の長さ(L0)だけ突出して取り付けられる。
【0011】この後、この取付ボルト40に、側板20
をその通孔27、貫通孔30と通して、図9に示すよう
に側板20を引っ掛ける。図9は平断面図なので、側板
20は図面に対して上方向から引っ掛かっている。
【0012】その後、側板20を図10に示すようにシ
ール材38に当るまで押して、スペーサ23内の凹所3
1に臨む締付ネジ部40bの先端部にワッシャ43、締
付ナット44を取り付けて、ソケットレンチ45などの
工具を使い締め付け作業を行う。
【0013】ここで、締付ナット44は六角形状をして
おり、一方本体側壁2Aに手で取付ボルト40を捩じ込
むのが無理な時に、プライヤー等の工具が係る非ネジ部
40cは断面四角状なので締付ナット44の締付けと取
付ボルト40の捩じ込みには夫々別々の工具を用いての
作業となり、作業性の点でやや劣る。
【0014】締め付け作業によりワッシャ43が図12
に示すようにスペーサ23の凹所31の段面31bに押
し当たるようになると、側板20は押圧移動し、シール
材38は押し潰されて側板20、本体2間がシールされ
て本体側壁2Aに締着固定される。
【0015】締め付け終了後、断熱材46をスペーサ2
3の凹所31に入れる。これにより熱良導体である取付
ボルト40を介しての冷却熱のリーク防止と側板20の
外表面への結露防止を計る。最後に、外面材22の通孔
28に樹脂製のキャップ47を嵌着する。キャップ47
は通孔28の口縁に弾性的に係止する係止突縁47bを
有している。なお48は発泡断熱材の洩れ止め用のシー
ルである。
【0016】そして、側板20の他の箇所の取付孔3
4、35にも夫々ワッシャを付けて固定ネジ32、固定
ボルト33を挿入して締付固定する。更に、ベースカバ
ー51、バンパー継目カバー52、ハンドレール継目カ
バー53、飾りカバー54等を各々ネジ55で固定し
て、側板20の取り付けを完了する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】しかし、上述したような従来の側板取り付
け構造であると、図9に示すように取付ボルト40の本
体側壁2Aからの突出長さ(L0)が短く、側板20の
取り付け作業準備時に側板20を引っ掛けるのがやり難
く、安全に作業できなかったり、また引っ掛け代が短い
ために作業者が手を離すと側板20が簡単に外れてしま
うということがあり、注意力、労力を要して作業能率の
悪いものであった。
【0019】また、本体側壁26に取付ボルト28を捩
じ込む際に、取付ボルト28は作業者によってその捩じ
込み深さがバラつき、突出長さが均一とならないで取り
付け固定されることが起きて、全体の仕上りに不具合を
生じる。
【0020】そして、図10に示すようにワッシャ4
3、締付ナット44を手で取付ボルト40の取付ネジ部
40bに掛けるが、スペーサ23の凹所31内という側
板20の外面材22よりも中なので、指先での作業とな
りやり難い一面もあった。
【0021】更に、側板20の引っ掛け作業性を優先し
て、図13に示すように取付ボルト40をナット41に
浅く螺合して取付ボルト40の突出を大きくすることが
考えられるが、こうすると取付ボルト40の締付ネジ部
40bがスペーサ23の凹所31内に長く延出して、最
後に装着する断熱材45及びキャップ46の挿入が困難
となる不具合がある。
【0022】また、本体側壁2Aに取付ボルト40を手
で捩じ込むのが固い時、使用する工具は取付ボルト40
の非ネジ部40cの断面形状(四角形状)に合うもので
あり、一方側板20を固定するための締付ナット44を
締める工具は、この六角形のナット44に合うものであ
り、工具は同一でなく側板20の固定作業に2種類の工
具を必要としていた。
【0023】本発明は上述した問題に鑑み成されたもの
で、取付ボルトを改良して側板の取り付けが安全に又能
率的に行えるように計り、市場における設置工事の簡略
化と工事コスト(工期)の削減とを可能とする冷蔵ショ
ーケースを提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷却装置を具
備し、断熱壁にて形成された本体の左右両側の開口部に
断熱材で形成された側板を取り付けて前面が開口された
貯蔵室を形成すると共に、前記側板は本体に螺合する取
付ネジ部と、締付ナットが外側より螺着されて該側板を
前記本体に締着させる締付ネジ部とを有する取付ボルト
にて固定されるようにしたものであって、前記取付ボル
トを側板の厚さより長寸に形成すると共に、前記取付ネ
ジ部には仮止め時、前記本体の内方にナットが仮止めで
きる程度の長さだけ除いてネジロック剤を塗布し、前記
取付ボルトを前記締付ナットの締め付けに伴い前記本体
内に螺入させて前記側板を本体に装着固定させたオープ
ン型冷蔵ショーケースの組立方法である。
【0025】また、本発明のオープン型冷蔵ショーケー
スは、冷却装置を具備し、断熱壁にて形成された本体の
左右両側の開口部に断熱材で形成された側板を取り付け
て前面が開口された貯蔵室を形成すると共に、前記側板
は本体に螺合する取付ネジ部と、締付ナットが外側より
螺着されて該側板を前記本体に締着させる締付ネジ部と
を有する取付ボルトにて固定されるようにしたものであ
って、前記取付ボルトを側板の厚さより長寸に形成する
と共に、前記取付ネジ部にはナットが仮止めできる程度
の長さだけ除いてネジロック剤を塗布させると共に、前
記取付ボルトは、前記取付ネジ部と前記締付ネジ部との
間に取付ボルトを工具にて回すための非ネジ部が設けら
れ、この非ネジ部の断面形状を前記締付ナットと同一形
状としたものである。
【0026】
【作用】取付ボルトを手で回し本体側壁に捩じ込むと、
取付ボルトは側板の厚さより長寸に形成されているよう
に従来より長くなっていると共に、取付ネジ部には一定
の深さまで捩じ込まれて仮止めできるような処理をして
あるので、取付ボルトは所望とする十分な一定長さで突
出して取り付けられてる。
【0027】よって、側板は十分に取付ボルトに引っ掛
り、その取り付け作業は安全に、また能率的に行える。
【0028】次に、引っ掛った側板の外へ出るほどにな
っている取付ボルトの締付ネジ部にナット等の側板固定
用の部品を難なく装着して、ナットを締め付けて行えば
取付ボルトは捩じ込まれ、それに伴い側板が本体側壁へ
と移動されて確実に締着固定できる。
【0029】また、取付ネジ部と締付ネジ部との中間に
有させた取付ボルトの非ネジ部は、手による取付ボルト
の仮止めが困難な場合に工具がかかるが、その非ネジ部
はナットと同一外形状となっているのでナットの締付工
具を使っての仮止めができて作業が捗る。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、図7及至図16で示した従来装着と同一又
は同等の構成部に関しては同一番号を付す。
【0031】本発明の側板取付に当っては、図1に示す
ような形状をした取付ボルト60を使用する。この取付
ボルト60は、取付ネジ部60aと締付ネジ部60bと
この両ネジ部60a、60bの中間に形成した非ネジ部
60cとを備え、従来の取付ボルト40(図7参照)と
基本的に構成を同一とするが、取付ネジ部60aの長さ
L1が従来の取付ボルト40の取付ネジ部40aより一
段と長くなっている。また非ネジ部60cは、従来の円
柱の一部を切除した断面形状と違って締付ナット44
(図3等参照)と同一断面の六角形状に形成している。
【0032】更に、取付ネジ部60aにおいて、先端部
分60dを除いた残りの部分、即ち一点鎖線で示す範囲
Aにネジロック剤を塗布している。ネジロック剤は、必
要に応じてネジに塗られ、取り付けたネジの弛み防止を
果たすものとして使用される。
【0033】ところで、この取付ボルト60も従来の取
付ボルト40と同様に、手で回してその取付ネジ部60
aの先端をナット41に螺合して本体側壁2Aに取り付
け固定する。この時、ネジロック剤の塗布されていない
先端部分60dがナット41に嵌まり切る図2の位置ま
では、取付ボルト60を手で回して挿入できるが、これ
以上はネジロック剤の抵抗により手では回せなくなる。
よってこのネジロック剤を塗った取付ボルト60である
と、だれが取り付け作業しても一定深さで捩じ込まれて
止まり、その結果取付ボルト60は常に一定の長さL2
で本体側壁2Aの外方へ突出し、バラついた突出状態と
なることはない。
【0034】ここで、このような突出長さを規制して取
付ボルト60を固定させる手段として、ネジロック剤を
取付ネジ部60aに部分的に塗布する他に、取り付けネ
ジ部60aの前記範囲Aのネジの等級を先端部分60d
より高精度とする処理を施し、この範囲A以降はナット
41への捩じ込みがしぶくなるようにしても取付ボルト
60の規制した突出をさせることは可能である。
【0035】こうして取付ボルト60を手で捩じ込み固
定するが固くて回らない場合に、六角部である非ネジ部
60cにソケットレンチ45を嵌めて回す。このソケッ
トレンチ45は締付ナット44の回し用工具でもあるの
で、後述する側板20の固定作業時と取付ボルト60の
固定作業時とで同一工具が使えて、作業がし易くなる。
【0036】また、取付ボルト60は従来通り本体側壁
2Aの上部に2個固定されている。次に、取付ボルト6
0に側板20を引っ掛ける。取付ボルト60は十分に長
く突出しているので側板20は図3に示すように十分に
引っ掛かり、安全に引っ掛けて作業できる。取付ボルト
60の取付端と反対側の締付ネジ部60bは、側板20
の外にまで出ており、ワッシャ43、締付ナット44の
挿入作業が容易にでき、作業性が良い。
【0037】ワッシャ43、締付ナット44を手作業で
図4の状態にセットしたら、これ以降の捩じ込みはソケ
ットレンチ45を用いる。そして締付ネジ部60bに締
付ナット44が嵌まり切った以降は、ワッシャ43及び
と当接する六角形の非ネジ部60cを介しての取付ボル
ト60の捩じ込みとなって、取付ボルト60はネジロッ
ク剤の塗った部分の取付ネジ部60aがナット41に螺
合して行く。捩じ込みが進むとやがてワッシャ43が図
5に示すようにスペーサ23の段部面31bに当接す
る。当接後、更にソケットレンチ45を更に回し捩じ込
むと、取付ボルト60の捩じ込み動作に伴い側板20が
本体側壁2Aの方へと移動させられる。
【0038】そして完全に締め付け終ると、シール剤3
8が潰されて、側板20と本体側壁2A間がシールされ
る。また、取付ボルト60の取付ネジ部60aはナット
41に深く螺合し、本体側壁2Aの裏側に大きく抜け出
るが、その部分は冷気通路4なので問題は無い。また、
ナット41にはネジロック剤を塗った部分が螺合して取
付ボルト60は固定されるので、強固に固定でき、側板
20の重みで、またシール剤38の復元力で弛むような
こともない。最後に、図6に示すように断熱材46、キ
ャップ47を装着するが、ワッシャ43、締付ナット4
4の装着する締付ネジ部60bは最小限度の長さでスペ
ーサ23の凹所31内に臨んでおり締付ネジ部60先端
より先に十分なスペースを確保できているので、断熱材
46、キャップ47が所定寸法通りに収まる。
【0039】こうして側板20の現地(店舗)等での組
み付け固定作業を短時間に、また安全且つ容易に行え
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本体の側
壁に突出して取り付け側板を引っ掛けて締着固定させる
取付ボルトを側板の厚さより長寸に形成されているよう
に従来のものより長寸とし、そして本体との取付ネジ部
にネジロック剤を先端以外に塗付、又はその部分のネジ
を高精度に加工する等の処理を施した、改良した取付ボ
ルトを使用することによって、この取付ネジを取り付け
た時、ネジロック剤或いは高精度のネジ部分にょって適
切な位置で止まり側板を容易に引っ掛けられるに十分な
長さで突出させて取付ボルトの仮止めが確実に行えるよ
うになり、側板を安全且つ能率的に引っ掛けでき、また
必要な部品装着も容易に行えて、市場における冷蔵ショ
ーケースの設置工事の簡略化と工事コスト(工期)の削
減が計れると共に、組立完了した製品の仕上りも良好な
ものとなる。
【0041】また、請求項2の発明によれば、取付ボル
トの中間の非ネジ部の断面形状を側板を固定するために
外から締めるナットと同形状としたことで、取付ボルト
の手により仮止めが困難な時に、非ネジ部に嵌合させて
その捩じ込みをさせる工具とナットを締める工具が共用
でき作業時間が削減できると共に、使用工具の保管等も
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る側板取付に使用する取付ボルトの
構造側面図。
【図2】取付ボルトを本体側壁に取付固定した様子を示
す要部平断面図。
【図3】取付ボルトに側板を引っ掛けた様子を示す要部
平断面図。
【図4】ソケットレンチにより取付ボルトを締め付け、
側板の取付過程の様子を示す要部平断面図。
【図5】ほぼ側板の締付け作業を終了した時の様子を示
す要部平断面図。
【図6】最後の部品の断熱材、キャップを装着して側板
取付を完了した様子を示す要部平断面図。
【図7】従来の側板取付に使用する取付ボルトの構造側
面図。
【図8】上記取付ボルトを本体側壁に取付固定した様子
を示す要部平断面図。
【図9】上記取付ボルトに側板を引っ掛けた様子を示す
要部平断面図。
【図10】側板の引っ掛け後に、上記取付ボルトに必要
な部品を装着する様子を示す要部平断面図。
【図11】ソケットレンチによる上記取付ボルトの捩じ
込み過程の様子を示す要部平断面図。
【図12】側板取付完了時の様子を示す要部平断面図。
【図13】従来の取付ボルトを突出大とした取付方とし
た場合に、部品装着が困難となる不具合を示す要部平断
面図。
【図14】側板取付後の冷蔵ショーケースの部分外観斜
視図。
【図15】側板の取付方を示す組立分解斜視図。
【図16】冷蔵ショーケースの概略断面側面図。
【符号の説明】
1 冷蔵ショーケース 2A 本体側壁 20 側板 23 スペーサ 38 シール材 41 ナット 43 ワッシャ 44 締付ナット 45 ソケットレンチ 60 取付ボルト 60a 取付ネジ 60b 締付ネジ部 60c 非ネジ部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却装置を具備し、断熱壁にて形成され
    た本体の左右両側の開口部に断熱材で形成された側板を
    取り付けて前面が開口された貯蔵室を形成すると共に、
    前記側板は本体に螺合する取付ネジ部と、締付ナットが
    外側より螺着されて該側板を前記本体に締着させる締付
    ネジ部とを有する取付ボルトにて固定されるようにした
    オープン型冷蔵ショーケースにおいて、前記取付ボルト
    を側板の厚さより長寸に形成すると共に、前記取付ネジ
    部には仮止め時、前記本体の内方にナットが仮止めでき
    る程度の長さだけ除いてネジロック剤を塗布し、前記取
    付ボルトを前記締付ナットの締め付けに伴い前記本体内
    に螺入させて前記側板を本体に装着固定させたことを特
    徴とするオープン型冷蔵ショーケースの組立方法。
  2. 【請求項2】 冷却装置を具備し、断熱壁にて形成され
    た本体の左右両側の開口部に断熱材で形成された側板を
    取り付けて前面が開口された貯蔵室を形成すると共に、
    前記側板は本体に螺合する取付ネジ部と、締付ナットが
    外側より螺着されて該側板を前記本体に締着させる締付
    ネジ部とを有する取付ボルトにて固定されるようにした
    オープン型冷蔵ショーケースにおいて、前記取付ボルト
    を側板の厚さより長寸に形成すると共に、前記取付ネジ
    部にはナットが仮止めできる程度の長さだけ除いてネジ
    ロック剤を塗布させると共に、前記取付ボルトは、前記
    取付ネジ部と前記締付ネジ部との間に取付ボルトを工具
    にて回すための非ネジ部が設けられ、この非ネジ部の断
    面形状を前記締付ナットと同一形状としたことを特徴と
    するオープン型冷蔵ショーケース。
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