JP3133479U - 組立収納箱 - Google Patents

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元伸 穴穂
利昭 福崎
政行 松野
克宏 後藤
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永和紙器工業株式会社
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Abstract

【課題】興趣に富む組立収納箱を、保管時に嵩張ることなく構成でき、取扱い易く、組立てが簡単に、正確に、短時間で行え、差込舌片を差込用切込線にスムーズに差込め、内天板及び内底板を安定的に固定でき、堅牢で、強固で、耐久性に優れ、構成簡素で、量産に適し、経済的に優れた組立収納箱を提供する。
【解決手段】左右側面板3、4と、背面板2と、正面板と、内天板と、内底板と、外天板30と、外底板31と、折曲板14、15と、差込舌片34、35とを備え、差込舌片34、35は、内天板10と折返板12及び内底板と折返板13の折目線部分に夫々設けた差込用切込線に差込可能とし、内天板10及び内底板に切込線を設けて差込突片17を夫々形成し、差込突片17を左側面板4と折返板32、33との間の差込空間に差込可能に構成する。
【選択図】図4

Description

本考案は、例えば、複数のケース入りCDや、複数のケース入りDVDや、ゲームソフト類や、適宜記録担体や、適宜菓子類や、その他の適宜収納物を収納できるようにした組立収納箱に係り、特に、興趣に富む収納箱を、保管時に嵩張らず、その組立てが誰でも簡単に、正確に、且つ短時間で行えるようにし、しかも、構成が簡素で、量産に適し、経済的に優れたものを提供できるように工夫した組立収納箱に関するものである。
従来、この種の組立収納箱にあっては、種々のものが提供されており、例えば、特許文献1に示すようなブックスタイルの紙箱が開示されている。
これは、左側面と湾曲した背面と右側面とを構成する長方形の側背面板の上下の端辺に、それぞれ横U字長方形状の上面板と上面内板とを及び下面板と下面内板とを、それぞれ折り目線と幅狭の折返し片と谷折り線とを介してU字凸部が向き合うように連設して、この側背面板の左右の端辺に、繋止切込みと開封切れ目線とを設けた長方形の前蓋板と繋止突起を設けた長方形の前蓋内板とを、それぞれ折り目線を介して連設したブックスタイルの紙箱のブランクの、上下の幅狭の折返し片を折返して側背面板にそれぞれ接着して、側背面板を上面板と下面板とのU字凸部に接触させて湾曲して、上面板と上面内板とを及び下面板と下面内板とを重ね合せてそれぞれ接着した後に、前蓋板の左端部を前蓋内板に接着したものである。
実開平6−76020号公報
そして、前述の如き紙箱にあっては、予め上面板と上面内板とを接着すると共に、下面板と下面内板とを接着することで組立てられているため、その保管時等に紙箱自体が嵩張る難点があった。また、この紙箱内に複数の同寸法のケース入りCD等を収納した場合に、湾曲した背面部分に於いて、複数の同寸法のケース入りCD等がきちんと収まらず、箱内で移動してしまう難点等もあった。
そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消できるようにして、興趣に富む収納箱を、保管時に嵩張るようなことがなくなり、その組立てが誰でも簡単に、正確に、且つ短時間で行え、しかも、構成が簡素で、量産に適し、経済的に優れた組立収納箱を提供できるようにすべく本願考案者によって案出されたものである。
しかして、前述の如き課題を達成できるようにすべく、本考案の請求項1記載の組立収納箱にあっては、平行に配される左右側面板3、4と、この左右側面板3、4の後端縁夫々に折目線を介してその左右側端縁が連設される背面板2と、左右側面板3,4のどちらか一方の前端縁に折目線を介して連設されると共に、箱本体の開口部分を開閉自在となるように形成される正面板1と、右側面板3の上端縁に折返板12を介して連設される内天板10と、右側面板3の下端縁に折返板13を介して連設される内底板11と、左側面板4の上端縁に折返板32を介して連設されると共に、前記内天板10に重なる外天板30と、左側面板4の下端縁に折返板33を介して連設されると共に、前記内底板11に重なる外底板31と、内天板10の左側端縁に折目線を介して連設される折曲板14と、内底板11の左側端縁に折目線を介して連設される折曲板15と、外天板30の右側端縁に折目線を介して連設される差込舌片34と、外底板31の右側端縁に折目線を介して連設される差込舌片35とを備え、前記差込舌片34、35は、内天板10と折返板12の折目線部分及び内底板11と折返板13の折目線部分に夫々設けた差込用切込線20、21に差込可能となるように形成し、前記内天板10及び内底板11に切込線18、19を設けて、折曲板14、15に連設される差込突片16、17を夫々形成し、この差込突片16、17は、左側面板4と折返板32、33との間に形成される差込空間40、41に差込可能となるよう構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の組立収納箱にあっては、平行に配される左右側面板3、4と、この左右側面板3、4の後端縁夫々に折目線を介してその左右側端縁が連設される背面板2と、左右側面板3,4のどちらか一方の前端縁に折目線を介して連設されると共に、箱本体の開口部分を開閉自在となるように形成される正面板1と、右側面板3の上端縁に折返板12を介して連設される内天板10と、右側面板3の下端縁に折返板13を介して連設される内底板11と、左側面板4の上端縁に折返板32を介して連設されると共に、前記内天板10に重なる外天板30と、左側面板4の下端縁に折返板33を介して連設されると共に、前記内底板11に重なる外底板31と、内天板10の左側端縁に折目線を介して連設される折曲板14と、内底板11の左側端縁に折目線を介して連設される折曲板15と、外天板30の右側端縁に折目線を介して連設される差込舌片34と、外底板31の右側端縁に折目線を介して連設される差込舌片35とを備え、前記差込舌片34、35は、内天板10と折返板12の折目線部分及び内底板11と折返板13の折目線部分に夫々設けた差込用切込線20、21に差込可能となるように形成し、前記内天板10及び内底板11に切込線18、19を設けて、折曲板14、15に連設される差込突片16、17を夫々形成し、右側面板3の上端縁に折目線を介して連設される右上の折返板12は、右側面板3の上部内表面に接着され、右側面板3の下端縁に折目線を介して連設される右下の折返板13は、右側面板3の下部内表面に接着され、左側面板4の上端縁に折目線を介して連設される左上の折返板32は、左側面板4の上部内表面に差込空間40を残して接着され、左側面板4の下端縁に折目線を介して連設される左下の折返板33は、左側面板4の下部内表面に差込空間41を残して接着され、前記差込突片16、17は、左側面板4と左上及び左下の折返板32、33との間に形成される差込空間40、41に差込可能となるよう構成する手段を採用した。
更に、請求項3記載の組立収納箱にあっては、前記背面板2を湾曲状に湾出するよう形成すると共に、内天板10及び内底板11の後端縁に折目線を介してストッパー片10a、11aを連設する手段を採用した。
従って、本考案の請求項1記載の組立収納箱によれば、興趣に富む組立収納箱を、保管時に嵩張るようなことなく構成できるようになる。更に、取扱い易く、その組立てが誰でも簡単に、正確に、且つ短時間で行えるようになる。
しかも、構成が簡素となり、量産に適し、経済的に優れた組立収納箱となる。
特に、差込舌片34、35は、内天板10と折返板12の折目線部分及び内底板11と折返板13の折目線部分に夫々設けた差込用切込線20、21に差込可能となるように形成したので、内天板10と折返板12の折目線部分が入隅状態となり、差込舌片34、35の先端部分が折返板12、13の表面にガイドされて差込用切込線20、21にスムーズに差込めるようになる。
加えて、内天板10及び内底板11に切込線18、19を設けて、折曲板14、15に連設される差込突片16、17を夫々形成し、この差込突片16、17は、左側面板4と折返板32、33との間に形成される差込空間40、41に差込可能となるよう構成したので、差込突片16、17を差込空間40、41に差込むことにより、内天板10及び内底板11を安定的に固定できるようになり、組立収納箱自体が堅牢で、強固で、耐久性の優れたものとなる。
また、本考案の請求項2記載の組立収納箱によれば、興趣に富む組立収納箱を、保管時に嵩張るようなことなく構成できるようになる。更に、取扱い易く、その組立てが誰でも簡単に、正確に、且つ短時間で行えるようになる。
しかも、構成が簡素となり、量産に適し、経済的に優れた組立収納箱となる。
特に、差込舌片34、35は、内天板10と折返板12の折目線部分及び内底板11と折返板13の折目線部分に夫々設けた差込用切込線20、21に差込可能となるように形成したので、内天板10と折返板12の折目線部分が入隅状態となり、差込舌片34、35の先端部分が折返板12、13の表面にガイドされて差込用切込線20、21にスムーズに差込めるようになる。
加えて、内天板10及び内底板11に切込線18、19を設けて、折曲板14、15に連設される差込突片16、17を夫々形成し、右側面板3の上端縁に折目線を介して連設される右上の折返板12は、右側面板3の上部内表面に接着され、右側面板3の下端縁に折目線を介して連設される右下の折返板13は、右側面板3の下部内表面に接着され、左側面板4の上端縁に折目線を介して連設される左上の折返板32は、左側面板4の上部内表面に差込空間40を残して接着され、左側面板4の下端縁に折目線を介して連設される左下の折返板33は、左側面板4の下部内表面に差込空間41を残して接着され、前記差込突片16、17は、左側面板4と左上及び左下の折返板32、33との間に形成される差込空間40、41に差込可能となるよう構成したので、差込突片16、17を差込空間40、41に差込むことにより、内天板10及び内底板11を安定的に固定できるようになり、組立収納箱自体が堅牢で、強固で、耐久性の優れたものとなる。
そして、右側面板3の上端縁に折目線を介して連設される右上の折返板12は、右側面板3の上部内表面に接着され、右側面板3の下端縁に折目線を介して連設される右下の折返板13は、右側面板3の下部内表面に接着され、左側面板4の上端縁に折目線を介して連設される左上の折返板32は、左側面板4の上部内表面に差込空間40を残して接着され、左側面板4の下端縁に折目線を介して連設される左下の折返板33は、左側面板4の下部内表面に差込空間41を残して接着されているので、差込空間40、41を確実に且つ簡単に確保できるようになると共に、より取扱い易い組立包装箱となる。
更に、本考案の請求項3記載の組立収納箱によれば、湾曲状の背面板2であっても、ストッパー片10a、11aによって、組立収納箱内に複数の同寸法の収納物を収納した場合に、きちんと収まり、組立収納箱内で収納物がガタついたり、移動しりすることが無いものとなる。
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本考案は、例えば、複数のケース入りCDや、複数のケース入りDVDや、ゲームソフト類や、適宜記録担体や、適宜菓子類や、その他の適宜収納物を収納できるようにした紙製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜複合材を利用したものでも良い)の組立収納箱であって、この組立収納箱は、平行に配される左右側面板3、4と、この左右側面板3、4の後端縁夫々に折目線を介してその左右側端縁が連設される背面板2と、左右側面板3,4のどちらか一方の前端縁に折目線を介して連設されると共に、箱本体の開口部分を開閉自在となるように形成される正面板1と、右側面板3の上端縁に折返板12を介して連設される内天板10と、右側面板3の下端縁に折返板13を介して連設される内底板11と、左側面板4の上端縁に折返板32を介して連設されると共に、前記内天板10に重なる外天板30と、左側面板4の下端縁に折返板33を介して連設されると共に、前記内底板11に重なる外底板31と、内天板10の左側端縁に折目線を介して連設される折曲板14と、内底板11の左側端縁に折目線を介して連設される折曲板15と、外天板30の右側端縁に折目線を介して連設される差込舌片34と、外底板31の右側端縁に折目線を介して連設される差込舌片35とを備えたものである。
そして、前記差込舌片34、35は、内天板10と折返板12の折目線部分及び内底板11と折返板13の折目線部分に夫々設けた差込用切込線20、21に差込可能となるように形成されている。
更に、前記内天板10及び内底板11に切込線18、19を設けて、折曲板14、15に連設される差込突片16、17を夫々形成し、この差込突片16、17は、左側面板4と折返板32、33との間に形成される差込空間40、41に差込可能となるように構成されている。
更に、具体的に説明すると、図1乃至図4に示す組立収納箱は、例えば、所定間隔を隔てて平行に配される略矩形状の左右側面板3、4と、この左右側面板3、4の後端縁夫々に折目線を介してその左右側端縁が連設される略矩形状の背面板2と、左右側面板3,4のどちらか一方(例えば、右側面板3)の前端縁に折目線を介して連設されると共に、箱本体の開口部分を開閉自在となるように形成される略矩形状の正面板1と、右側面板3の上端縁に略細長矩形状の右上折返板12を介して連設される略矩形状の内天板10と、右側面板3の下端縁に略細長矩形状の右下折返板13を介して連設される略矩形状の内底板11と、左側面板4の上端縁に略細長矩形状の左上折返板32を介して連設されると共に、前記内天板10に重なる略細長舌片状の外天板30と、左側面板4の下端縁に略細長矩形状の左下折返板33を介して連設されると共に、前記内底板11に重なる略細長舌片状の外底板31と、内天板10の左側端縁に折目線を介して連設される略矩形状の折曲板14と、内底板11の左側端縁に折目線を介して連設される略矩形状の折曲板15と、外天板30の右側端縁に折目線を介して連設される複数(例えば、2個)の略半円状の差込舌片34と、外底板31の右側端縁に折目線を介して連設される複数(例えば、2個)の略半円状の差込舌片35とを備えたものである。
また、前記差込舌片34、35は、内天板10と右上折返板12の折目線部分及び内底板11と右下折返板13の折目線部分に夫々設けた複数(例えば、2個)の差込用切込線20、21に差込可能となるように形成されている。
そして、前記内天板10及び内底板11には、略溝形状の切込線18、19を夫々設けて、折曲板14、15に一体的に連設される差込突片16、17を夫々形成してある。
更に、右側面板3の上端縁に折目線を介して連設される右上の折返板12は、接着予定部22を介して右側面板3の上部内表面に接着され、右側面板3の下端縁に折目線を介して連設される右下の折返板13は、右側面板3の下部内表面に接着予定部23を介して接着され、左側面板4の上端縁に折目線を介して連設される左上の折返板32は、左側面板4の上部内表面に接着予定部38を介して接着されると共に、未接着部分とすることで形成した差込空間40が設けられ、左側面板4の下端縁に折目線を介して連設される左下の折返板33は、左側面板4の下部内表面に接着予定部39を介して接着されると共に、未接着部分とすることで形成した差込空間41が設けられている。
すなわち、前記差込突片16、17は、左側面板4と左上及び左下の折返板32、33との間に形成される差込空間40、41に差込可能となるよう構成されている。
また、前記背面板2は、平行に配される左右側面板3、4の配設間隔より幅広に形成されて、湾曲状に湾出するように形成されている。しかも、内天板10及び内底板11の後端縁には、折目線を介して略矩形状のストッパー片10a、11aが夫々連設されており、このストッパー片10a、11aは、内天板10や内底板11に対して略直角に折曲げて配され、組立収納箱内に複数の同寸法の収納物(例えば、複数のケース入りCDやDVD等)を収納した場合に、背面板2が湾曲状であっても、きちんと収まり、組立収納箱内で収納物がガタついたり、移動しりすることが無いように形成されている(図3参照)。
図中5は、正面板1の先端縁(左側端縁)に折目線を介してを介して連設される略扁平舌片状の差込板で、この差込板5は、正面板1で箱本体の開口部分を閉じる時に、開口部分内に差込まれると共に、左側面板4の前端縁に折目線を介して連設されている略矩形状の折曲内板6の表面に当接するように形成されている。
図中36は、外天板30の前端縁に折目線を介して連設される折曲片で、この折曲片36は、外天板30に対して略直角に折曲げられ、箱本体の開口部分に於ける上部を塞ぐことができるように形成されている。
また、図中37は、外底板31の前端縁に折目線を介して連設される折曲片で、この折曲片37は、外底板31に対して略直角に折曲げられ、箱本体の開口部分に於ける下部を塞ぐことができるように形成されている。
図中50は、背面板2の上端縁に折目線を介して連設される補強片で、この補強片50は、接着予定部52を介して背面板2の裏面上部に接着できるように形成されている。
また、図中51は、背面板2の下端縁に折目線を介して連設される補強片で、この補強片51は、接着予定部53を介して背面板2の裏面下部に接着できるように形成されている。
すなわち、前記補強片50、51は、背面板2の上下端縁部分を補強すると共に、背面板2の湾曲状態を維持し易くなるように設けられている。
また、図5及び図6に示す組立収納箱は、例えば、所定間隔を隔てて平行に配される略矩形状の左右側面板3、4と、この左右側面板3、4の後端縁夫々に折目線を介してその左右側端縁が連設される略矩形状の背面板2と、左右側面板3,4のどちらか一方(例えば、右側面板3)の前端縁に折目線を介して連設されると共に、箱本体の開口部分を開閉自在となるように形成される略矩形状の正面板1と、右側面板3の上端縁に略細長矩形状の右上折返板12を介して連設される略矩形状の内天板10と、右側面板3の下端縁に略細長矩形状の右下折返板13を介して連設される略矩形状の内底板11と、左側面板4の上端縁に略細長矩形状の左上折返板32を介して連設されると共に、前記内天板10に重なる略細矩形状の外天板30と、左側面板4の下端縁に略細長矩形状の左下折返板33を介して連設されると共に、前記内底板11に重なる略細長矩形状の外底板31と、内天板10の左側端縁に折目線を介して連設される略矩形状の折曲板14と、内底板11の左側端縁に折目線を介して連設される略矩形状の折曲板15と、外天板30の右側端縁に折目線を介して連設される複数(例えば、2個)の略半円状の差込舌片34と、外底板31の右側端縁に折目線を介して連設される複数(例えば、2個)の略半円状の差込舌片35と、正面板1の左側端縁に折目線を介して連設される略偏平舌片状の差込板5と、左側面板4の前端縁に折目線を介して連設される略矩形状の折曲内板6と、外天板30の前端縁に折目線を介して連設される略矩形状の折曲片36と、外底板31の前端縁に折目線を介して連設される略矩形状の折曲片37と、背面板2の上端縁に折目線を介して連設される略六角形状の補強片50と、背面板2の下端縁に折目線を介して連設される略六角形状の補強片51とからなっている。
そして、前記差込舌片34、35は、内天板10と右上折返板12の折目線部分及び内底板11と右下折返板13の折目線部分に夫々設けた複数(例えば、2個)の差込用切込線20、21に差込可能となるように形成されている。
しかも、前記内天板10及び内底板11には、略溝形状の切込線18、19を夫々設けて、折曲板14、15に一体的に連設される差込突片16、17が夫々形成されている。
更に、右側面板3の上端縁に折目線を介して連設される右上の折返板12は、接着予定部22を介して右側面板3の上部内表面に接着され、右側面板3の下端縁に折目線を介して連設される右下の折返板13は、右側面板3の下部内表面に接着予定部23を介して接着され、左側面板4の上端縁に折目線を介して連設される左上の折返板32は、左側面板4の上部内表面に接着予定部38を介して接着されると共に、未接着部分とすることで形成した差込空間40が設けられ、左側面板4の下端縁に折目線を介して連設される左下の折返板33は、左側面板4の下部内表面に接着予定部39を介して接着されると共に、未接着部分とすることで形成した差込空間41が設けられている。
すなわち、前記差込突片16、17は、左側面板4と左上及び左下の折返板32、33との間に形成される差込空間40、41に差込可能となるよう構成されている。
また、前記背面板2は、平行に配される左右側面板3、4の配設間隔と同じ幅に形成されて、平坦面状に形成されている。
折曲片36は、外天板30に対して略直角に折曲げられ、箱本体の開口部分に於ける上部を塞ぐことができるように形成されている。
更に、折曲片37は、外底板31の前端縁に折目線を介して連設される折曲片で、この折曲片37は、外底板31に対して略直角に折曲げられ、箱本体の開口部分に於ける下部を塞ぐことができるように形成されている。
補強片50は、接着予定部52を介して背面板2の裏面上部に接着できるように形成されている。
また、補強片51は、接着予定部53を介して背面板2の裏面下部に接着できるように形成されている。
すなわち、前記補強片50、51は、背面板2の上下端縁部分を補強するように設けられている。
ところで、前記正面板1は、例えば、一枚の略縦長矩形板状に形成されているが、複数の構成片で構成すると共に、これらを左右側面板3、4の前端縁や内天板10や内底板11や外天板30や外底板31の前端縁に分けて設けるようにしても良い(図示せず)。尚、正面板1の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記背面板2は、例えば、一枚の略縦長矩形板状に形成されており、外天板30や外底板31(及び、内天板10や内底板11)の後端縁部分の形状に沿うように形成されており、外方(後方)に湾出する湾曲面状に形成したり、平坦面状に形成したりできるものである。すなわち、外天板30や外底板31(及び、内天板10や内底板11)の後端縁部分の形状を、例えば、三角状としたり、台形状としたりすることで、これに応じて背面板2の湾出状態が設定される。尚、背面板2の具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記左右側面板3、4は、例えば、夫々同一寸法の略矩形板状に形成されているが、左右側面板3、4の具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記差込板5は、例えば、一枚の略偏平舌片状(細長矩形板の先端がわ角部を丸くしたような形状)に形成されているが、正面板1による箱本体の開口部分の閉鎖状態を維持できるようにしたものであれば良く、その具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記折曲内板6は、例えば、一枚の略矩形板状(細長矩形板の先端がわ角部を丸くしたような形状)に形成され、折目線を介して折返して左側面板4の内表面に密接(或いは、接近)するように配され、左側面板4の前端縁の強度を高められるように形成されている。尚、折曲内板6の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記内天板10及び内底板11は、例えば、一枚の略細長矩形板状に形成されているが、その具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
また、前記ストッパー片10a、11aは、例えば、一枚の略矩形板状に形成されており、内天板10や内底板11に対して略直角に折り起こすようにすることで、適宜収納物が背面板2がわへ移動するのを確実に阻止できるように形成されている。尚、ストッパー片10a、11aの具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記右上の折返板12と右下の折返板13は、例えば、一枚の略細長矩形板状に夫々形成されていると共に、接着予定部22、23を介して右側面板3の内表面に接着されており、内天板10や内底板11を右側面板3の上下端縁から離れた位置に配せるようにすると共に、右側面板3の上下端縁部分の強度、剛性を高められるように形成されている。尚、折返板12、13の具体的構成、形状、寸法、材質、具体的接着手段等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記折曲板14、15は、例えば、一枚の略細長矩形板状に夫々形成されていると共に、内天板10や内底板11に設けた切込線18、19によって形成される差込突片16、17が一体的に連設されている。尚、折曲板14、15の具体的構成、形状、寸法、材質、差込突片16、17の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、切込線18、19の具体的構成、形状、寸法、配設位置等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記差込用切込線20、21は、例えば、右上折返板12と内天板10の折目線部分及び右下折返板13と内底板11の折目線部分に複数配設されているが、その具体的構成、形状、寸法、数、配設位置等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記外天板30と外底板31は、例えば、夫々一枚の略細長矩形板状、或いは略細長舌片状等に夫々形成されているが、その後端縁部分は、適宜形状に形成することができるものである。すなわち、外天板30と外底板31の後端縁部分を、三角状に形成したり、台形状に形成したりすることで、背面板2の湾出状態を変えることができるようになる。尚、外天板30と外底板31の具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記左上の折返板32と左下の折返板33は、例えば、一枚の略細長矩形板状に夫々形成されていると共に、接着予定部38、39を介して左側面板4の内表面に接着されており、外天板30や外底板31を左側面板4の上下端縁から離れた位置に配せるようにすると共に、左側面板4の上下端縁部分の強度、剛性を高められるように形成されている。尚、尚、折返板32、33の具体的構成、形状、寸法、材質、具体的接着手段等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記差込舌片34、35は、差込用切込線20、21に差込み易く、抜け難いように、例えば、略半円状に形成されているが、その具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記折曲片36、37は、箱本体の開口部分の上下部分に夫々配されると共に、正面板1が箱本体の開口部分から中へ押し込まれることがないように形成されたもので、その具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記接着予定部38、39には、その一部が未接着部分となる差込空間40、41が形成されているが、この差込空間40、41の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記補強片50、51は、背面板2の裏面がわに折返されると共に、接着予定部52、53を介して背面板2に接着されており、背面板2の上下端縁部分を補強できるように構成されている。尚、補強片50、51の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のものに限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
ところで、前記接着予定部22、23、38、39、52,53は、例えば、適宜シート材を展開状態のように裁断してシート基材を形成すると共に、このシート基材の裏面の所定位置に接着剤等を塗布する(或いは、面着テープを貼る)ことにより設けられるものである。
それから、この接着予定部22、23、38、39、52,53を利用して、折返板12、13を右側面板3に接着し、折返板32、33を左側面板4に接着し、補強片50、51を背面板2に接着する。尚、本考案の組立包装箱は、この偏平な状態で嵩張ることなく保管、管理されるようになる。すなわち、販売店や工場等に於いて、各折目線を所定向きに折曲げてから、差込舌片34、35を差込用切込線20、21に差込み、差込突片16、17を差込空間40、41に差込み、適宜収納物を組立収納箱内に入れてから、差込板5を開口部分に差込み、開口部分を正面板1で閉じるようにする。
ところで、図1乃至図4の組立包装箱や図5及び図6の組立包装箱にあっては、高級な装丁が施された本の形態を模したような高級感のある興趣に富んだ形状となるように形成されている。
本考案の組立収納箱を例示する斜視図である。 本考案の組立収納箱を例示する展開図である。 本考案の組立収納箱を例示する縦断側面図である。 本考案の組立収納箱を例示する縦断正面図である。 本考案の他の実施例の組立収納箱を例示する斜視図である。 本考案の他の実施例の組立収納箱を例示する展開図である。
符号の説明
1 正面板
2 背面板
3 右側面板
4 左側面板
5 差込板
6 折曲内板
10 内天板
10a ストッパー片
11 内底板
11a ストッパー片
12 折返板
13 折返板
14 折曲板
15 折曲板
16 差込突片
17 差込突片
18 切込線
19 切込線
20 差込用切込線
21 差込用切込線
22 接着予定部
23 接着予定部
30 外天板
31 外底板
32 折返板
33 折返板
34 差込舌片
35 差込舌片
36 折曲片
37 折曲片
38 接着予定部
39 接着予定部
40 差込空間
41 差込空間
50 補強片
51 補強片
52 接着予定部
53 接着予定部

Claims (3)

  1. 平行に配される左右側面板と、この左右側面板の後端縁夫々に折目線を介してその左右側端縁が連設される背面板と、左右側面板のどちらか一方の前端縁に折目線を介して連設されると共に、箱本体の開口部分を開閉自在となるように形成される正面板と、右側面板の上端縁に折返板を介して連設される内天板と、右側面板下端縁に折返板を介して連設される内底板と、左側面板の上端縁に折返板を介して連設されると共に、前記内天板に重なる外天板と、左側面板の下端縁に折返板を介して連設されると共に、前記内底板に重なる外底板と、内天板の左側端縁に折目線を介して連設される折曲板と、内底板の左側端縁に折目線を介して連設される折曲板と、外天板の右側端縁に折目線を介して連設される差込舌片と、外底板の右側端縁に折目線を介して連設される差込舌片とを備え、前記差込舌片は、内天板と折返板の折目線部分及び内底板と折返板の折目線部分に夫々設けた差込用切込線に差込可能となるように形成し、前記内天板及び内底板に切込線を設けて、折曲板に連設される差込突片を夫々形成し、この差込突片は、左側面板と折返板との間に形成される差込空間に差込可能となるよう構成したことを特徴とする組立収納箱。
  2. 平行に配される左右側面板と、この左右側面板の後端縁夫々に折目線を介してその左右側端縁が連設される背面板と、左右側面板のどちらか一方の前端縁に折目線を介して連設されると共に、箱本体の開口部分を開閉自在となるように形成される正面板と、右側面板の上端縁に折返板を介して連設される内天板と、右側面板の下端縁に折返板を介して連設される内底板と、左側面板の上端縁に折返板を介して連設されると共に、前記内天板に重なる外天板と、左側面板の下端縁に折返板を介して連設されると共に、前記内底板に重なる外底板と、内天板の左側端縁に折目線を介して連設される折曲板と、内底板の左側端縁に折目線を介して連設される折曲板と、外天板の右側端縁に折目線を介して連設される差込舌片と、外底板の右側端縁に折目線を介して連設される差込舌片とを備え、前記差込舌片は、内天板と折返板の折目線部分及び内底板と折返板の折目線部分に夫々設けた差込用切込線に差込可能となるように形成し、前記内天板及び内底板に切込線を設けて、折曲板に連設される差込突片を夫々形成し、右側面板の上端縁に折目線を介して連設される右上の折返板は、右側面板の上部内表面に接着され、右側面板の下端縁に折目線を介して連設される右下の折返板は、右側面板の下部内表面に接着され、左側面板の上端縁に折目線を介して連設される左上の折返板は、左側面板の上部内表面に差込空間を残して接着され、左側面板の下端縁に折目線を介して連設される左下の折返板は、左側面板の下部内表面に差込空間を残して接着され、前記差込突片は、左側面板と左上及び左下の折返板との間に形成される差込空間に差込可能となるよう構成したことを特徴とする組立収納箱。
  3. 前記背面板を湾曲状に湾出するよう形成すると共に、内天板及び内底板の後端縁に折目線を介してストッパー片を連設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の組立収納箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022965A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 永和紙器工業株式会社 丸背ブック型ケース

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