JP3133125U - 防護シート並びに防護シートつき帽子 - Google Patents
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Abstract
【課題】既製の帽子類に着脱でき、しかも帽子類の前側や後ろ側に取付け可能とすると共に、防塵や衛生目的のマスクとしても兼用でき、既製の吸水性シートを用いることで汗や手を拭いたりも可能とする。
【解決手段】幅が15〜35cmの吸水性の紙や布などのシートからなり、その上端辺に、帽子に取付けるための接着手段を設けてあり、しかも巻物状に巻回してあるか又は複数枚積層してあるため、巻物状体を繰り出して、または積層してある場合は1枚ずつ取り出し、帽子の前側又は後ろ側に接着手段で取付けて、顔面や後頭部、後ろ首筋をカバーし、酷暑や寒さから防護することができる。使用後は剥がして、汗や手を拭いたりしてから、使い捨てできる。キッチンペーパやペーパタオルなどを利用できるので、安価にかつ容易に実現できる。巻物状や複数枚積層してあるため、嵩張らず、携帯にも適している。
【選択図】図1
【解決手段】幅が15〜35cmの吸水性の紙や布などのシートからなり、その上端辺に、帽子に取付けるための接着手段を設けてあり、しかも巻物状に巻回してあるか又は複数枚積層してあるため、巻物状体を繰り出して、または積層してある場合は1枚ずつ取り出し、帽子の前側又は後ろ側に接着手段で取付けて、顔面や後頭部、後ろ首筋をカバーし、酷暑や寒さから防護することができる。使用後は剥がして、汗や手を拭いたりしてから、使い捨てできる。キッチンペーパやペーパタオルなどを利用できるので、安価にかつ容易に実現できる。巻物状や複数枚積層してあるため、嵩張らず、携帯にも適している。
【選択図】図1
Description
本考案は、暑さや寒さから首周りや顔を防護する防護シート並びにこの防護シートを取付けた防護シートつき帽子に関する。
特開平9−170108号に記載のように、炎天下のスポーツ応援観戦時、又は競技中に人の後頭部や後ろ首筋を直射日光の照りつけ熱から守るために着用するずきんに関し、吸水材料を内蔵して気化熱を利用して着用者の後頭部や後ろ首筋を長時間ヒンヤリ涼しく保つ構成が提案されている。
また、実開平8-290号に記載のように、ファッションとして又は日除け等に使用する携帯容易な簡易帽子に関し、左右方向に長尺に形成した細巾帯辺の両端に、互いに着脱可能に連結する第1、第2連結部をそれぞれ設け、全体を略矩形に形成した被部片の前部を前記細巾帯片の中央部に取付けてある構成が提案されている。
特開平9−170108号
実開平8-290号
ところが、特許文献1のような構成では、気化熱によって着用者の後頭部や後ろ首筋を長時間ヒンヤリ涼しく保つことができ、しかもうさぎの耳様のバンド部を帽子に巻き付けて着脱できる。しかしながら、気化熱によって着用者の後頭部や後ろ首筋を長時間ヒンヤリ涼しく保つために、吸水ポリマー等吸水材料を内蔵し、縫い込み固定しておく必要があり、高価となる。しかも、後頭部や後ろ首筋の保冷専用であって、顔面の保護に兼用することは出来ない。一方、特許文献2の場合は、折り畳んで携帯可能な簡易帽子であって、既製の帽子類に取付けて後頭部や後ろ首筋あるいは顔面を暑さや寒さから防護したり、粉塵などの悪環境から防護することはできない。本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、既製の帽子類に着脱でき、しかも帽子類の前側に取付けて着用者の顔面を防護したり、あるいは後ろ側に取付て着用者の後頭部や後ろ首筋を防護可能とすると共に、防塵や衛生目的のマスクとしても兼用でき、既製の吸水性シートを用いることで汗や手を拭いたりも可能とすることにある。
本考案の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、幅が15〜35cmの吸水性の紙や布などのシートからなり、その幅方向以外の1辺(長手方向の1辺)に、帽子に取付けるための接着手段を設けてあり、しかも巻物状に巻回してあるか又は複数枚積層してあることを特徴とする防護シートである。このように、幅が15〜35cmの吸水性の紙や布などのシートからなり、その長手方向の1辺に、帽子に取付けるための接着手段を設けてあり、しかも巻物状に巻回してあるか又は複数枚積層してあるため、巻物状体を繰り出して、または積層してある場合は1枚ずつ取り出し、帽子の前側又は後ろ側に接着手段で取付けて、顔面や後頭部、後ろ首筋をカバーし、酷暑や寒さから防護することができる。使用後は接着手段から剥がして、汗や手を拭いたりしてから、使い捨てできる。しかも、シートが15〜35cm幅の吸水性の紙の場合は、キッチンペーパやペーパタオルなどとして既製の普及タイプの吸水性の紙も利用できるので、安価にかつ容易に実現できる。巻物状に巻回してあるか又は複数枚積層してあるため、嵩張らず、携帯にも適している。
請求項2は、前記の接着手段を設けた接着面4の裏面に滑面処理をしてあるか又は接着面4に剥離シートを接着してあることを特徴とする請求項1に記載の防護シートである。このように、前記の接着手段5を設けた接着面4の裏面に滑面処理をしてあると、接着面4が隣接する防護シートの接着面4の裏面と容易に分離できる。また、接着面4に剥離シートを接着してある場合は、滑面処理をしてなくても、剥離シートの作用で、接着面4が隣接する防護シートの接着面4の裏面と接着する恐れがない。
請求項3は、幅が15〜35cmの吸水性の紙や布などのシートからなり、その幅方向以外の1辺3に、帽子に取付けるための接着手段5を設けてあり、しかも巻物状に巻回してあるか又は複数枚積層してある防護シートであって、粘着テープ15の幅方向の一部が接着面4となるように露出させ、残りの粘着面を防護シート1の上端辺3の裏面に接着してあることを特徴とする防護シートである。このように、粘着テープ15の幅方向の一部が接着面4となるように露出させ、残りの粘着面を防護シート1の上端辺3の裏面に接着してあるため、隣接する粘着テープ15の裏面との剥離は容易である。その結果、剥離シートを介在させたり滑面処理をする必要がない。
請求項4は、前記の接着手段で1辺を帽子に取付けた際に目と対応する部位を予め除去して窓孔を開けてあるか、又は除去すべき窓孔の輪郭を印してあることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の防護シートである。このように、前記の接着手段で1辺を帽子に取付けた際に目と対応する部位を予め除去して窓孔を開けてあるため、帽子の前側に取付けて顔面を防護する際の視界を確保し、目の部分以外を全部カバーして、暑さや寒さから防護できる。塗装作業などの際の防塵や衛生目的のマスクとしても兼用できる。また、予め窓孔を開けてない場合は、除去すべき窓孔の輪郭を印してあるため、使用に際して、窓孔の輪郭に沿って切り取って自分で窓孔を開けることも可能である。このように窓孔を予め開けてない場合は、後頭部保護用にも好適である。
請求項5は、前記の巻物状の防護シートに、20〜80cmの間隔で、分離用のミシン目2を幅方向に設けてあることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの項に記載の防護シートである。このように、前記の巻物状の防護シートに、20〜80cmの間隔で、分離用のミシン目2を幅方向に設けてあるため、使用の都度、ミシン目2から切り離すことで、一定のサイズの1回分の防護シート1を容易に得ることができる。
請求項6は、前記の防護シートの上端の1辺を帽子の後ろ側および/又は前側に接着手段で取付けることによって、後頭部側および/又は顔側に垂らしてなることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかの項に記載の防護シート付き帽子である。このように、請求項1から請求項4までのいずれかの項に記載の防護シートの上端の1辺を帽子の後ろ側および/又は前側に接着手段で取付けることによって、帽子の前側に取付けてある場合は、顔面を防護したりマスクにもでき、また帽子の後側に取付けてある場合は、着用者の後頭部や後ろ首筋を紫外線や寒さから防護できる。使用後は、接着部で分離して、汗や手を拭いてから使い捨てできる。
請求項7は、前記の防護シートを帽子に接着して顔の前側に垂らした状態において、目と対応する部位を除去して窓孔を開けてあることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかの項に記載の防護シート付き帽子である。このように、前記の防護シートを顔の前側に垂らした状態において、目と対応する部位を除去して窓孔を開けてある構成では、視界を確保した状態で、顔面全体をカバーでき、紫外線や寒さを防止したり、マスクとしても兼用できる。
請求項1のように、幅が15〜35cmの吸水性の紙や布などのシートからなり、その長手方向の1辺に、帽子に取付けるための接着手段を設けてあり、しかも巻物状に巻回してあるか又は複数枚積層してあるため、巻物状体を繰り出して、または積層してある場合は1枚ずつ取り出し、帽子の前側又は後ろ側に接着手段で取付けて、顔面や後頭部、後ろ首筋をカバーし、酷暑や寒さから防護することができる。使用後は接着手段から剥がして、汗や手を拭いたりしてから、使い捨てできる。しかも、シートが15〜35cm幅の吸水性の紙の場合は、キッチンペーパやペーパタオルなどとして既製の普及タイプの吸水性の紙も利用できるので、安価にかつ容易に実現できる。巻物状に巻回してあるか又は複数枚積層してあるため、嵩張らず、携帯にも適している。
請求項2のように、前記の接着手段5を設けた接着面4の裏面に滑面処理をしてあると、接着面4が隣接する防護シートの接着面4の裏面と容易に分離できる。また、接着面4に剥離シートを接着してある場合は、滑面処理をしてなくても、剥離シートの作用で、接着面4が隣接する防護シートの接着面4の裏面と接着する恐れがない。
請求項3のように、粘着テープ15の幅方向の一部が接着面4となるように露出させ、残りの粘着面を防護シート1の上端辺3の裏面に接着してあるため、隣接する粘着テープ15の裏面との剥離は容易である。その結果、剥離シートを介在させたり滑面処理をする必要がない。
請求項4のように、前記の接着手段で1辺を帽子に取付けた際に目と対応する部位を予め除去して窓孔を開けてあるため、帽子の前側に取付けて顔面を防護する際の視界を確保し、目の部分以外を全部カバーして、暑さや寒さから防護できる。塗装作業などの際の防塵や衛生目的のマスクとしても兼用できる。また、予め窓孔を開けてない場合は、除去すべき窓孔の輪郭を印してあるため、使用に際して、窓孔の輪郭に沿って切り取って自分で窓孔を開けることも可能である。このように窓孔を予め開けてない場合は、後頭部保護用にも好適である。
請求項5のように、前記の巻物状の防護シートに、20〜80cmの間隔で、分離用のミシン目2を幅方向に設けてあるため、使用の都度、ミシン目2から切り離すことで、一定のサイズの1回分の防護シート1を容易に得ることができる。
請求項6のように、前記防護シートの上端の1辺を帽子の後ろ側および/又は前側に接着手段で取付けることによって、帽子の前側に取付けてある場合は、顔面を防護したりマスクにもでき、また帽子の後側に取付けてある場合は、着用者の後頭部や後ろ首筋を紫外線や寒さから防護できる。使用後は、接着部で分離して、汗や手を拭いてから使い捨てできる。
請求項7のように、前記の防護シートを顔の前側に垂らした状態において、目と対応する部位を除去して窓孔を開けてある構成では、視界を確保した状態で、顔面全体をカバーでき、紫外線や寒さを防止したり、マスクとしても兼用できる。
次に本考案による防護シート並びに防護シートつき帽子が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。防護シートとして吸水性紙を用いた例を先にする。図1は本考案による防護紙を巻物状にした各種実施形態、図2は防護紙のA−A断面図、図3、図4は防護紙の各種使用状態である。
図1の防護紙1は、防護紙をロール状に巻いた巻物を繰り出して、一部を拡げた状態の平面図で、幅Wは例えば15〜35cm程度が適しているが、これに限定はされない。ただし、幅が15cm未満の場合は、小さ過ぎて防寒、防暑の効果が少なく、また最大35cm幅程度で充分である。35cmを越えると大き過ぎるし、無駄である。一方、長さLが20〜80cm程度の間隔で切断用のミシン目2を幅方向に設けてある。この防護紙1の片面のみ、その幅方向の上端縁すなわち長手方向の辺3に沿って、例えば幅2〜20mm程度の範囲4に接着剤5を予め塗布してある。接着剤の塗布面4の反対側の縁すなわち下端縁6側には、長さLを2分する位置に、長さ2〜10cm程度のミシン目7を幅方向に設けてある。この防護紙1の材質は、吸水性に富んだ紙であり、例えばキッチンペーパやペーパタオルなどとして既製の普及タイプの吸水紙で足りる。顔面にも接するので、ソフトな材質が適している。
使用に際しては、切断用のミシン目2・2で切り離し、1枚の防護紙1の接着剤5の面4を上側にして、図3(1)(2)のように、帽子8やヘルメット9の後ろ側に接着し、取付ける。その結果、防護紙1は帽子8やヘルメット9の後部から垂れ下がることによって、防護紙1が着用者の後頭部ないし後ろ首筋をカバーすることになり、夏の日差しや紫外線、冬の寒さから後頭部や後ろ首筋を防護することができる。防護紙1の長さLを長めにしておけば、後頭部や後ろ首筋だけでなく、両耳までカバーして防護でき、さらに長くして、庇10、11の両側まで延長して接着すれば、顔面も横風や日差しから防護することも可能である。
したがって、ミシン目間隔Lは種々の寸法が考えられるが、例えば20〜80cm程度が適している。20cm未満では短過ぎるし、80cmも有れば充分である。80cmを越えると長過ぎて扱いづらい。防護紙1の下端中央のミシン目7を切り開いておくと、図3のように、帽子8、9の後ろ側に接着して後頭部や後ろ首筋をカバーする場合に、防護紙1の下端側をより広く拡げることができる。使用後は、帽子8やヘルメット9から取り外して、手拭きや汗拭きにできる。したがって、特に夏場に重宝できる。下端ミシン目7は、全長Lを3等分又は4等分する位置に複数本設けると、より拡げ易くなる。
防護紙1は、図4(1)(2)のように、顔面をカバーできるように上端の接着面4を帽子8やヘルメット9の前側に接着することによって、顔面を寒さから防護したり、夏場の日焼けを防止することもできる。顔面をカバーする場合は、視界を確保するために、目12の部分を開けておく必要がある。そのための窓孔13、14は、防護紙1に予め開けておいてもよいが、使用の都度開けることも可能である。
図4(1)のように、両目それぞれに対応して二つの窓孔13、13を開ける場合は、図1(2)のように、二つの窓孔13、13の輪郭14mを予め記入し、開ける際の目印13mにしてある。したがって、図4(1)のように使用する前に、輪郭印13mに沿って切り離せば、二つの目に対応した窓孔13、13の容易に開けることができ、便利である。このように、使用の都度、窓孔13、13の開けるようにしておけば、通常は窓孔13、13が開いていない状態なため、図3のように、帽子8やヘルメット9の後ろ側に接着して使用することも可能となり、兼用できる。
図4(2)のように、左右に長めの窓孔14を一つだけ開けておけば、一つの窓孔14で両方の目の視野を確保できるので、窓孔の穴開けは簡便である。この場合は、図1(1)のように、左右に長い一つの窓孔14の輪郭14mを、両目の前の位置に印しておくことになり、使用の都度、窓孔14の輪郭印14mに沿って切り離せば、単一の横長の窓孔14を容易に開けることができ、便利である。図1(3)のように、単一の横長の窓孔14の輪郭印14mに、図4(1)のような二つの輪郭印13m・13mを重ねて印しておくと、図1(3)のような重畳輪郭印となる。この場合は、二つの輪郭印13m・13mに沿って二つの窓孔13、13を開けることもできるし、左右に長い一つの目印14mに沿って切り離せば、単一の横長の窓孔14を開けることができる。なお、輪郭印13m・13m、14mは、印刷でなく、ミシン目にしておくと、切り離しが容易である。また、図1(2)のように、大小の輪郭印を設けておくと、使用者の好みの大きさの窓孔を開けられる。
図1の防護紙1は、ロール紙のような巻物状体を繰り出して開いた状態であるが、巻物状体としては、図5(1)のような円筒状でもよいし、図5(2)のように、円筒を押しつぶした偏平状の巻物でもよい。図5(3)のように、予めW×Lの防護紙1のサイズに切断された状態で、複数枚積層しておいてもよい。この場合は、ミシン目2の位置で切り離す手間が省けるという利点もある。
防護紙1は、帽子8やヘルメット9の後ろ側と前側の両方に取付けて、後頭部や後ろ首筋と顔面の両方をカバーすることも可能である。このとき、ミシン目2で切り離さないで、連続した2枚分の防護シートを帽子類にひと巻きするように接着してもよい。さらに、輪ゴムを拡げて頭の外から被せるようにして、首の外側に巻き着けると、前後の防護紙1、1が輪ゴムで締め付けられるので、強風でバタついたり、はだけたりするのも防げる。その結果、寒いときの防寒用として最適であり、屋外で作業したり釣りなどの際に重宝できる。しかも、窓孔13、13や窓孔14が顔面と重なるので、視野が広くなる。
以上の実施形態では防護用の紙1を例に説明したが、防護用の紙1に代えて、布でも使用可能である。布の材質は、吸水性の良い綿が適している。なお、布には不織布も含まれるものとする。布の場合は、洗って繰り返し使用することもできる。なお、帽子8とヘルメット9をそれぞれ例示したが、広義の帽子には種々の帽子が含まれるので、ヘルメット9も広義の帽子に含ませるものとする。
以上のように、防護シート1が紙や布だと、防護シート1を巻物状又は積層状にした場合に、接着面4が隣接する防護シート1の接着面4の裏面に接着したままとなり、分離が困難で、円滑に分離不能となる恐れがある。接着面4に剥離シートを接着しておけば、隣接する防護シート1の接着面4の裏面と接着することはないが、剥離シートを介在させるのは面倒でコスト高となる。そのため、図6のように、既製の粘着テープ15を代用することもできる。すなわち、粘着テープ15の幅方向の約半分が接着面4となるように露出させ、残りの約半分の粘着面を防護紙1の上端辺3の裏面に接着した状態で巻物状又は積層状にすれば、隣接する粘着テープ15の裏面との剥離が容易になる。粘着テープ15の裏面は滑面処理されているからである。粘着テープ15を併用しない場合は、防護シート1自体の接着面4の裏面に、剥離が容易になるような滑面処理をしておくことも可能であるが、コスト高を招く。
以上のように、本考案によると、幅が15〜35cmの吸水性のシートからなり、その上端の辺に、帽子に取付けるための接着手段を設けてあるので、既製の帽子に容易に着脱でき、しかも帽子の前側に取付けて着用者の顔面を防護でき、後ろ側に取付て着用者の後頭部や後ろ首筋を防護できる。さらに、防塵や衛生目的のマスクとしても兼用でき、既製の吸水性紙を利用できるので、汗拭きや手拭きもでき、かつ安価となる。
1 防護紙
2 分離用のミシン目
3 上端縁
4 接着剤塗布面
5 接着剤
6 下端縁
7 下端ミシン目
8 帽子
9 ヘルメット
10・11 庇
12 目
13 二つの窓孔
14 横長の窓孔
13m・14m 窓孔の輪郭印
2 分離用のミシン目
3 上端縁
4 接着剤塗布面
5 接着剤
6 下端縁
7 下端ミシン目
8 帽子
9 ヘルメット
10・11 庇
12 目
13 二つの窓孔
14 横長の窓孔
13m・14m 窓孔の輪郭印
Claims (7)
- 幅が15〜35cmの吸水性の紙や布などのシートからなり、その幅方向以外の1辺3に、帽子に取付けるための接着手段5を設けてあり、しかも巻物状に巻回してあるか又は複数枚積層してあることを特徴とする防護シート。
- 前記の接着手段を設けた接着面4の裏面に滑面処理をしてあるか又は接着面4に剥離シートを接着してあることを特徴とする請求項1に記載の防護シート。
- 幅が15〜35cmの吸水性の紙や布などのシートからなり、その幅方向以外の1辺3に、帽子に取付けるための接着手段5を設けてあり、しかも巻物状に巻回してあるか又は複数枚積層してある防護シートであって、粘着テープ15の幅方向の一部が接着面4となるように露出させ、残りの粘着面を防護シート1の上端辺3の裏面に接着してあることを特徴とする防護シート。
- 前記の接着手段5で1辺を帽子に取付けた際に目と対応する部位を予め除去して窓孔を開けてあるか、又は除去すべき窓孔の輪郭を印してあることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の防護シート。
- 前記の巻物状の防護シートに、20〜80cmの間隔で、分離用のミシン目2を幅方向に設けてあることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの項に記載の防護シート。
- 前記の防護シートの上端の1辺3を帽子の後ろ側および/又は前側に接着手段5で取付けることによって、後頭部側および/又は顔側に垂らしてなることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかの項に記載の防護シート付き帽子。
- 前記の防護シートを帽子に接着して顔の前側に垂らした状態において、目と対応する部位を除去して窓孔を開けてあることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかの項に記載の防護シート付き帽子。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000387U JP3133125U (ja) | 2007-01-27 | 2007-01-27 | 防護シート並びに防護シートつき帽子 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007000387U JP3133125U (ja) | 2007-01-27 | 2007-01-27 | 防護シート並びに防護シートつき帽子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3133125U true JP3133125U (ja) | 2007-07-05 |
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JP2007000387U Expired - Fee Related JP3133125U (ja) | 2007-01-27 | 2007-01-27 | 防護シート並びに防護シートつき帽子 |
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2007
- 2007-01-27 JP JP2007000387U patent/JP3133125U/ja not_active Expired - Fee Related
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