JP3130841U - 作業用マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】顔面のほとんどを覆うものの着脱が容易で、しかも取り外さなくても口の部分が開放されて水分補給などを容易にできるようにする。
【解決手段】上部帯体2と、上部帯体3と、その間のマスク部5とから作業用マスク1を構成する。上部帯体2の中央部分に汗吸収面22を設け、汗吸収面22の両側に、伸縮帯23を設ける。マスク部5全体を湾曲した形状に形成する。マスク部5の片側に、目に対応する開放部の一部から下部帯体3に至るまで湾曲に切り込みを入れた形の片側部53を形成する。面ファスナー54の着脱によって、片側部53を容易に開閉できるようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は、農作業や工事作業などの主に屋外作業の際に、日除けや虫除けなどの目的で頭部に装着する作業用マスクに関する。
農作業や工事作業を屋外で行うに当たっては、顔面および髪の毛部分の頭頂部を含む頭全体を意味する頭部等は、日差しや労働により発汗し、流れた汗が目に入ることによる目の炎症発生、強い紫外線や粉塵、蚊や虻など害虫などの悪環境下に晒されることから、頭部等を覆ってこれらの様々な害から守る必要がある。この日除けや虫除けなどを目的として、頭部等を覆う頭巾やマスクなどは多く提案されて、様々な形で実践的に使用されている。
例えば、頭頂部及び顔の側面部分を覆うものとしては、「作業用婦人帽(特許文献1参照)」や「防塵用頭巾(特許文献2参照)」など多数の提案がある。これらで共通して言えることは、頭頂部と顔の側面部分は覆われているもの顔面そのものは露出しており、充分な日除けや虫除けになっていないことが言える。
実開平2−115525号公報 特開2006−22434号公報
この問題を解決するためものとしては、「作業用頭巾およびその製造方法(特許文献3参照)」や「フェースマスク(特許文献4参照)」などがある。確かに、これらでは頭頂部と顔面を覆っており、一見すると日除け虫除けなどの用はなしているように見えるものの、種々の問題が浮上する。
特開2005−36348号公報 実開昭62−175037号公報
特許文献3で提案されている作業用頭巾では、重装に出来ているため、日除けなどには良いものの、着脱が簡単とは言えない。また、顔面の前後は覆っているものの、側部にスリットがあるため側面には空間が残り、そこからの粉塵や虫の侵入は防ぐことは難しい。さらに、屋外作業中に水分を補給するためには、延伸布部を捲り上げて、これを手で押さえておかないと、飲み物を飲むことは出来ない。また、頭部まで覆っているため、頭部の熱がこもり、余分な汗をかくという欠点もある。
また、特許文献4で提案されているフェースマスクも同様で、前記した作業用頭巾よりは少し着脱が簡単なようではあるものの、充分に顔面が覆われてはいない上、水分補給の際は連結片を外して、マスクシートを捲り上げるという面倒な動作が必要になる。
そこで本考案は、この課題を解決するために、顔面のほとんどを覆うものの着脱が容易で、額に発汗する汗が目に入ることを防ぎ、しかも取り外さなくても口の部分が開放されて水分補給などを容易にできる作業用マスクを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本考案は、頭部等を覆う布製の作業用マスクであって、額付近に巻く上部帯体と、首付近に巻く下部帯体と、前記上部帯体と前記帯体との間に介在して顔面を覆うマスク部とからなり、前記マスク部が顔面を覆うように湾曲面に形成され、前記マスク部の口および鼻に位置する部分が通気性の高い素材で形成され、前記マスク部の口に位置する部分の少なくとも片側部が着脱自在に形成され、前記片側部を外すことにより口が開放され、前記マスク部の一部が捲り下げられるように構成した。そして、例えば作業用マスクの素材としては、吸水性が高く、且つ肌触りが良いガーゼ生地などが望ましい。
ここで、「マスク部の一部が捲り下げられる」とは、片側部を外すことにより、それまで口を覆っていた部分が自然に下方に垂れ下がり、例えば水を飲むときに特に手で支えなくても邪魔にならない状態になることを意味する。
そして、上部帯体および下部帯体並びに片側部の着脱は、例えばマジックテープ(株式会社クラレ社の登録商標)などの面ファスナーで、容易に着脱できるようにすると良い。
また、前記上部帯体の長さが調整可能であるように、その一部を伸縮自在な素材で形成する共に、額に接する面を吸水性の高い素材で形成するようにした。
この際、例えば、上部帯体の一部に幅広のゴムバンドを使用し、額に接する面には、木綿生地を重ね縫いすると良い。これによって、吸水性が高い素材で出来た部分をしっかりと額に接するように調整が容易となる。
頭部等を覆う布製の作業用マスクであって、額付近に巻く上部帯体と、首付近に巻く下部帯体と、前記上部帯体と前記帯体との間に介在して顔面を覆うマスク部とからなり、前記マスク部が顔面を覆うように湾曲面に形成され、前記マスク部の口および鼻に位置する部分が通気性の高い素材で形成され、前記マスク部の口に位置する部分の少なくとも片側部が着脱自在に形成され、前記片側部を外すことにより口が開放され、前記マスク部の一部が捲り下げられるように構成したことにより、顔面全体を覆い、容易な着脱が可能で、しかも水分補給の必要が生じた際に、手で押さえることなく容易に口の部分を開放できる。
上部帯体の上部には布が無く、開放されていることにより、頭頂部の熱気が容易に発散されるため、頭部の発汗が少なく、また、蒸れることが少なくなり、抜け毛も抑制される。比較的幅広の下部帯体は、首筋を完全に覆うこととなり、後頭部の日差しを遮り日焼けを防止する作用がある。
また、前記上部帯体の長さが調整可能であるように、その一部を伸縮自在な素材で形成する共に、額に接する面に吸水性の高い素材で形成するようにしたことにより、最も発汗が著しい額部分での吸汗が効率的になされ、目に汗が入って炎症を起こすことを防ぐことが出来る。また、顔面に汗が垂れ、汗と化粧品とが反応して皮膚がかぶれる現象を軽減できる。
本考案の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。ここで図1は本考案に係る作業用マスクの一実施形態を示す正面図、図2はその作業用マスクを装着した状態を示す正面図、図3はその作業用マスクを装着したまま水分補給のために口の部分を開放した状態を説明する正面図である。
本考案に係る作業用マスクは、額付近に巻く上部帯体と、首付近に巻く下部帯体と、前記上部帯体と前記帯体との間に介在して顔面を覆うマスク部とから構成される。したがって、例えば、図1に示したように作業用マスク1は、上部帯体2と、下部帯体3と、その間に介在して顔面を覆うマスク部5とから構成されている。これらの各部分は、裏表の生地がガーゼなどの吸水性と通気性に優れた素材で2重に縫い合わされて形成されている。
上部帯体2は、約5cm程度の帯状で、額付近の頭部を周回して、その端部に設けられた面ファスナー21同士を後頭部ではり合わせて、東部に止めるようにできている。上部帯体2の中央部分には吸水性の高い素材で補強された汗吸収面22が設けられ、最も多量の汗をかく額の部分に接するように取り付けられる。また、汗吸収面22の両側には、上部帯体2の長さを調整できるようにゴムバンドなどの伸縮自在な素材でできた伸縮帯23が設けられており、頭の大きさによって上部帯体2の長さを調整して、しっかりと汗吸収面22を額部分に接するようにすると共に、上部帯体2で作業用マスク1を頭部にしっかりと固定できるように設けられている。
マスク部5は、額からアゴぐらいにいたる幅に形成され、両側面にタック51が設けられ、マスク部5全体を湾曲した形状に形成し、顔面にフィットしやすいように設けられている。
マスク部5が目6に位置する部分は開放され(図2参照)、視界を妨げないように形成されている。また、マスク部5が口7と鼻8に位置する部分には、通気性の高い素材で形成されたメッシュ部52が設けられ、呼吸が作業用マスク1内に篭らないようにされている。
またマスク部5には、口の側方の位置で、目に対応する開放部の一部から下部帯体3に至るまで湾曲に切り込みを入れた形の片側部53が形成されて他端側に対して開閉自在にされ、片側部53の裏側端部が面ファスナー54によって他端側の端部に着脱自在に止めることができるようにされている。この片側部53は、作業用マスク1の使用方法で後述するように、口7の部分を容易に開放するために設けられている。
下部帯体3は、約10cm程度の幅で形成されており、あごの下から首の後ろの部分まで周回して取り付けるように設けられていて、その端部にある面ファスナー31同士をはり合わせることにより、首の後ろの部分で軽く留めることにより、作業用マスク1で顔面全体を覆うことができる。
作業用マスク1の使用方法について、まずは、作業時の装着状態を説明する。
前述したように、作業用マスク1は汗吸収面22が額の部分にしっかりと密着するように上部帯体2で固定し、下部帯体3を首の後ろで軽く留めることにより、マスク部5が、目6以外の部分を覆った図2に示した状態となる。頭頂部が露出したままであるが、任意の帽子(図示せず)をかぶることによって、目6以外は覆われた状態となり、日除けや虫除けなどは万全な状態となる。一般に、この作業用マスク1は、通気性ののいい幅ひろのツバをもつ帽子を被ることで、より効果を発揮する。
また、マスク部5は、裏地および表地ともに吸水性と通気性に優れ、肌触りの良い素材であるガーゼ生地で作られているため、顔面からの発汗は、程よく吸収され及び発散がなされ、作業用マスク1内部が蒸れた状態となることを防ぐことができる。
次に、作業用マスク1を装着したままの状態で、水分を補給する際の方法を図3で示す。
特に暑い時期の屋外作業においては、水分補給は非常に重要である。これに対し、従来技術において示した重層なものはいずれも、口の部分を開放するのは簡単でないために、ついつい億劫となってしまって、水分補給の時期を逸してしまうことがあり、それは身体的な危険をも意味する場合がある。
その点において、本考案の作業用マスク1では、面ファスナー54の着脱によって、片側部53を容易に開閉できるため、気軽に水分補給をすることができ、作業に復帰するのも簡単である。また、片側部53を開いた状態では、自然に下方に垂れ下がって捲り下げられた状態になるので、従来技術のように手で捲り上げておく必要が無く、手がふさがらないで済み便利である。
尚、本考案は以上のような実施形態に限定されるものではない。本考案の実用新案登録請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本考案の技術的範囲に属する。例えば、上記実施形態では、片側部53のように口の片側だけが開くように形成されていたが、両側を開くように形成しても良い。
本考案の作業用マスクは、農作業や工事作業など主に屋外での作業において利用でき、強い紫外線から皮膚を保護し、蚊や虻などの害虫に刺されることを防ぎ、また粉塵の吸引を防止するなど多くの用途展開が期待できる。
本考案に係る作業用マスクの一実施形態を示す正面図 その作業用マスクを装着した状態を示す正面図 その作業用マスクを装着したまま水分補給のために口の部分を開放した状態を説明する正面図
符号の説明
1…作業用マスク、2…上部帯体、3…下部帯体、5…マスク部、21、面ファスナー、22…汗吸収面、23…伸縮帯、31…面ファスナー、51…タック、53…片側部、54…面ファスナー。

Claims (2)

  1. 頭部等を覆う布製の作業用マスクであって、額付近に巻く上部帯体と、首付近に巻く下部帯体と、前記上部帯体と前記帯体との間に介在して顔面を覆うマスク部とからなり、前記マスク部が顔面を覆うように湾曲面に形成され、前記マスク部の口および鼻に位置する部分が通気性の高い素材で形成され、前記マスク部の口に位置する部分の少なくとも片側部が着脱自在に形成され、前記片側部を外すことにより口が開放され、前記マスク部の一部が捲り下げられるように構成したことを特徴とする作業用マスク。
  2. 前記上部帯体の長さが調整可能であるように、その一部を伸縮自在な素材で形成する共に、額に接する面を吸水性の高い素材で形成することを特徴とする請求項1記載の作業用マスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013126555A (ja) * 2013-02-04 2013-06-27 Nippon Koden Corp 呼気導入ガイド、呼吸気濃度測定センサ、および呼吸気流量測定センサ
CN107661581A (zh) * 2016-07-28 2018-02-06 北京安氧特科技有限公司 一种正压式氧气呼吸器面罩内饮水和排汗装置
JP7454238B2 (ja) 2020-07-08 2024-03-22 小林防火服株式会社 消火活動用マスクカバー

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