JP3175523U - 日除け - Google Patents
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Abstract
【課題】農作業などの屋外作業時や、釣りその他の屋外でのレジャー時において、顔面、後頭部、背中その他様々な方向からの日射を遮ることが可能な日除けを提供する。
【解決手段】日除け50は、頭部を嵌入可能な孔部11を有する縦長略方形の中板10と、当該中板を被覆する外布20と、中板の孔部近傍に設けられた紐部材30とにより構成した。外布を遮光性のアルミ蒸着シートで形成し、中板に折れ目を設け、中板に通気穴13を複数設けた。着用時に上方に伸張する当て布を、中板の孔部を覆う形状に設け、当て布を中板に対して着脱自在に設けた。紐部材を中板に取り付けるための貫通孔14に切れ込みを設け、外布の端部に布体を着脱自在に設け構成した。
【選択図】図1
【解決手段】日除け50は、頭部を嵌入可能な孔部11を有する縦長略方形の中板10と、当該中板を被覆する外布20と、中板の孔部近傍に設けられた紐部材30とにより構成した。外布を遮光性のアルミ蒸着シートで形成し、中板に折れ目を設け、中板に通気穴13を複数設けた。着用時に上方に伸張する当て布を、中板の孔部を覆う形状に設け、当て布を中板に対して着脱自在に設けた。紐部材を中板に取り付けるための貫通孔14に切れ込みを設け、外布の端部に布体を着脱自在に設け構成した。
【選択図】図1
Description
本考案は、農作業などの屋外作業時や釣りの時などにおいて、頭部や背中を日射から保護するための日除けに関する。
特開2010−174402号公報には、頭部を覆う頭部被覆部と、該頭部被覆部の下方側に取り付けられ着用者の顔面、首後方面及び側面を覆い得る首被覆部とを備える頭部被覆体が開示されている。
特開2006−97209号公報には、可撓性材料よりなる日除けが帽子本体から垂れ下がるように取り付けられている日除け付き帽子が開示されている。
実用新案登録第3148730号公報には、後頭部と背中への日射を遮蔽するための日除け本体と、背中に当てるための背中当てとを有する日除けが開示されている。
実用新案登録第3137322号公報にはアルミ箔を挿入した積層紙を帽子の上に取り付けた日除けが開示されている。
本考案の課題は農作業などの屋外作業時や、釣りその他の屋外でのレジャー時において、顔面、後頭部、背中その他様々な方向からの日射を遮ることが可能な日除けを提供することにある。
更にはコンパクトに折りたたむことが可能であり、頭が蒸れることもなく、汚れた部位を簡単に洗濯可能であり、また、着用時に風にあおられても転倒する恐れのない日よけを提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の構成は次の通りである。
(1) 請求項1に記載の日除けは、頭部を嵌入可能な孔部を有する縦長略方形の中板と、当該中板を被覆する外布と、中板の孔部近傍に設けられた紐部材とにより構成した。
(2) 請求項2に記載の日除けは、外布を遮光性のアルミ蒸着シートで形成した。
(3) 請求項3に記載の日除けは、請求項1又は2記載の考案において、中板に折れ目を設け構成した。
(4) 請求項4に記載の日除けは、請求項1乃至3いずれかに記載の考案において、中板に通気穴を複数設けて構成した。
(5) 請求項5に記載の日除けは、請求項1乃至4いずれかに記載の考案において、着用時に上方に伸張する当て布を、中板の孔部を覆う形状に設け構成した。
(6) 請求項6に記載の日除けは、請求項5記載の考案において、当て布を中板に対して着脱自在に設け構成した。
(7) 請求項7に記載の日除けは、請求項1乃至6いずれかに記載の考案において、紐部材を中板に取り付けるための貫通孔に切れ込みを設け構成した。
(8) 請求項8に記載の日除けは、請求項1乃至7いずれかに記載の考案において、外布の端部に布体を着脱自在に設け構成した。
本考案に係る日除けは図12に示すように孔部11に着用者の頭を嵌入すると共に顎の下で紐部材30を結ぶことで着用するものである。
そして、縦長形状を有することから、顔面のみならず後頭部や背中に降り注ぐ日光を遮ることが可能となるのである。しかも、頭部を中心に回転させることで図13に示すように本考案に係る日除け50を様々な方向に位置せしめることが可能であり、つまりは様々な方向からの日射を遮ることが可能となるのである。
請求項2記載の日除けは、外布20を遮光性のアルミ蒸着シートで形成してあることから、断熱性にすぐれ、着用者にとって防熱効果が高まるものである。
請求項3記載の考案は、中板10に折れ目12が設けてあることから、折りたたみ可能なものであり、持ち運びに便利のものとなる。また、図6に示すように着用時に折りたたみ、面状ファスナ等で固定すれば長さを短くすることが可能となる。かように丈を短くすることが可能となることから、例えば果実の収穫時などに、背負籠に収穫した果実を入れる際の邪魔にならないといった効果も奏するものである。また、着用者がリュックを背負うときなどにも邪魔にならないものである。
請求項4記載の考案は、図1に示すように中板10に通気穴13が設けてあることから、外布20と中板10の間隙の通気が可能となり、遮熱効果が高まるものである。
請求項5記載の考案は、中板10の孔部11に当て布40が設けてある。これにより、図8に示すように着用者の頭部を当て布40が覆うことになり、つまりは日光で熱せられる外布20と頭部の間に当て布40が存することになり、着用者の頭に伝わる熱を減少せしめることが可能となるのである。
請求項6記載の考案では当て布40が着脱自在に設けてある。当て布40は頭部に直接接するため、頭部の脂等で汚れがちになる。係る当て布40を着脱自在とすることで当て布40を容易に洗濯することが可能となり、衛生面が向上するものである。
請求項7記載の考案は図14に示すように、紐部材30の中板10への取付部位たる貫通孔14に切れ込み14aが設けてある。かように構成されていることから、着用時に風に煽られ中板10が不意の方向に飛ばされようとする際に、紐部材30が中板10から抜け、中板10・外布20という日除け本体だけが飛ばされることになる。つまりは、風に煽られた際に日除けが不意の方向に飛ばされることに伴い、着用者が転倒するといった不慮の事故を可及的に防止することが可能となるのである。
請求項8記載の考案は、図10、図11に示すように外布20の端部に布体21を着脱自在に設けて構成してある。これにより、日光を遮る部材を伸長することが可能となり、広範な部位に対する日除け効果を生むことが可能となるのである。
以下、添付図面に基づき本考案を実施するための最良の形態について説明するが、本考案は以下の形態にのみ限定されるべきものでないことはいうまでもない。
図1は本考案の正面図であり、図2は同背面図である。本考案に係る日除け50は、中板10を覆う形で外布20が被せてあり、中板10には着用者の頭部を嵌入するため孔部11が設けてある。孔部11の近傍には2本の紐部材30が取り付けてある。外布20は中板10の背面側、すなわち着用時に日光が当たる側全面を覆う形状で取り付ければ足り、正面側は中板10の縁部に係止する程度でよい。
中板10の素材としてはポリプロピレンあるいはポリカーボネート製の段ボールシート、いわゆるプラダンを使用することが好適であるが、薄板や厚紙なども使用可能である。
外布20は布帛で形成してもよいし、あるいは請求項2記載の考案のようにアルミ蒸着PETやアルミ箔に各種のクロスやフィルムを組合せたアルミ蒸着シートを使用してもよい。
紐部材30は繊維製、樹脂製、紙製等の紐を使用すれば足りる。
請求項3記載の考案においては、図3、図4に示すように中板10に折れ目12が設けてある。折れ目12において折り畳むことで、図3記載の日除け40は6分の1に大きさに折り畳むことが可能となり、図4記載の日除け50は9分の1に折り畳むことが可能となる。ポリプロピレンはヒンジ特性を有するため、折れ目を設けても強度が落ちることは無く、繰り返しの使用に耐えうるものである。
請求項4記載の考案においては、中板10に通気穴13が複数設けられている。通気穴13の大きさ・個数は換気可能な大きさ・個数であれば任意でよい。
中板10には紐部材30が取り付けてある。取り付け方法は中板10に設けた貫通孔14に紐部材30を通し、該紐部材30の端部に設けた結び目(不図示)を、貫通孔14の背面側で係止してある。あるいは結び目に代え、被係止部材を紐部材30の端部に設けてもよい。
請求項7記載の考案においては、図1に示すように貫通孔14に切れ込み14aが設けてある。これにより貫通孔14が容易に広がり、詰まりは紐部材の端部に設けた結び目等の被係止部が、貫通孔14から抜けることが可能となる。すなわち、紐部材30が簡易に中板10から外れるものである。
請求項5記載の考案においては、図7に示すように中板10に設けた孔部11を覆う形状で、当て布40が設けてある。当て布40は布帛で形成すればたり、好ましくは汗を吸収しやすい素材が好適である。
この当て布40は着用時に上方に延びる形状、図7でいえば背面側に延びる形状に設けてある。具体的には当て布40を、予め撓みを持たせて取り付けておいてもよいし、伸縮性を有する素材を使用してもよいし、あるいは図9に示すように略渦巻状の切れ込み41を設けて、着用者の頭が上方に抵抗なく入り込むようにしてもよい。
請求項6記載の考案においては、当て布40を中板10に対して着脱自在に設けてある。着脱自在にする手段としては中板10とあて布40に面状ファスナを取り付ける、ボタンとボタン穴を設ける、ホックを取り付けるといった方法が採用できる。
請求項8記載の考案は図10、図11に示すように外布20の端部に布体21を着脱自在に設けてある。着脱自在にする手段は外布20と布対21に面状ファスナを取り付ける、ボタンとボタン穴を設ける、ホックを取り付けるといった方法が採用できる。
10・・中板
11・・孔部
12・・折れ目
13・・通気穴
14・・貫通孔
14a・・切れ込み
20・・外布
21・・布体
30・・紐部材
40・・当て布
41・・切れ込み
50・・日除け
11・・孔部
12・・折れ目
13・・通気穴
14・・貫通孔
14a・・切れ込み
20・・外布
21・・布体
30・・紐部材
40・・当て布
41・・切れ込み
50・・日除け
Claims (8)
- 頭部を嵌入可能な孔部(11)を有する縦長略方形の中板(10)と、
当該中板(10)を被覆する外布(20)と、
中板(10)の孔部(11)近傍に設けられた紐部材(30)と、
により成る日除け。 - 外布(20)を遮光性のアルミ蒸着シートで形成した請求項1に記載の日除け。
- 中板(10)に折れ目(12)を設けることで折畳み可能にした請求項1又は2に記載の日除け。
- 中板(10)に通気穴(13)を複数設けた請求項1乃至3いずれかに記載の日除け。
- 着用時に上方に伸張する当て布(40)を、中板(10)の孔部(11)を覆う形状に設けた請求項1乃至4いずれかに記載の日除け。
- 当て布(40)を中板(10)に対して着脱自在に設けた請求項5に記載の日除け。
- 紐部材(30)を中板(10)へ取付けるための貫通孔(14)に切れ込み(14a)を設けた請求項1乃至6いずれかに記載の日除け。
- 外布(20)の端部に布体(21)を着脱自在に設けた請求項1乃至7いずれかに記載の日除け。
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JP2012001032U JP3175523U (ja) | 2012-02-27 | 2012-02-27 | 日除け |
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2012
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