JP3132868U - 布団カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 布団の係止用帯体に片手で簡単に係止できる係合部を備えた布団カバーを市販に提供する。
【解決手段】 布団の縁部に設けられた係止用帯体に、前記布団を覆う布団カバーに内側に前記係止用帯体に対向した位置に設けられた係合部を係合することにより、布団カバーのずれを防止する布団カバーにおいて、上記係合部は、布団カバーに帯体をループ状に縫着した係止用帯体とフック体を有し、該フック体はさらにアルミニウム製で、C状に湾曲させて開口部が形成され、該開口部を閉鎖する方向にバネを付勢した開閉部材を備えた布団側フック部及び、該布団側フック部の後部に湾曲部を延設して、該湾曲部の端部を前記布団側フック部に近づけて開口部を形成した布団カバー側フック部からなり、布団カバー側フック部の開口部を通して、布団カバー側の係止帯体を前記布団カバー側フックに脱着自在に係合なさしめる。
【選択図】 図3
【解決手段】 布団の縁部に設けられた係止用帯体に、前記布団を覆う布団カバーに内側に前記係止用帯体に対向した位置に設けられた係合部を係合することにより、布団カバーのずれを防止する布団カバーにおいて、上記係合部は、布団カバーに帯体をループ状に縫着した係止用帯体とフック体を有し、該フック体はさらにアルミニウム製で、C状に湾曲させて開口部が形成され、該開口部を閉鎖する方向にバネを付勢した開閉部材を備えた布団側フック部及び、該布団側フック部の後部に湾曲部を延設して、該湾曲部の端部を前記布団側フック部に近づけて開口部を形成した布団カバー側フック部からなり、布団カバー側フック部の開口部を通して、布団カバー側の係止帯体を前記布団カバー側フックに脱着自在に係合なさしめる。
【選択図】 図3
Description
本考案は、布団カバーに関する。
布団を覆う布団カバーにおいて、布団カバー内で布団がずれないように、通常、布団の四隅に設けられた係止用帯体とそれに対応した布団カバーの四隅に設けた紐を結んで固定しているが、紐を結んだり解いたりするのに、手間がかかるため、帯状物に面ファスナーや押圧ボタンを備えてなる係止具が示されている(特許文献1、特許文献2参照)。
しかし、上記に示す係止具は、布団の係止用帯体に取り付けるのに片手では難しく、繰り返し洗濯をすることにより、帯状物が痛んでくるという問題がある。
登録実用新案第3015595号公報
登録実用新案第3107996号公報
しかし、上記に示す係止具は、布団の係止用帯体に取り付けるのに片手では難しく、繰り返し洗濯をすることにより、帯状物が痛んでくるという問題がある。
本考案は、かかる問題点を解決するものであって、布団の係止用帯体に片手で簡単に係止できる係合部を備えた布団カバーを市販に提供しようとするものである。
本考案に係る布団カバーは、布団の縁部に設けられた係止用帯体に、前記布団を覆う布団カバーに内側に前記係止用帯体に対向した位置に設けられた係合部を係合することにより、布団カバーのずれを防止する布団カバーにおいて、上記係合部は、布団カバーに帯体をループ状に縫着した係止用帯体とフック体を有し、該フック体はさらにアルミニウム製で、C状に湾曲させて開口部が形成され、該開口部を閉鎖する方向にバネを付勢した開閉部材を備えた布団側フック部及び、該布団側フック部の後部に湾曲部を延設して、該湾曲部の端部を前記布団側フック部に近づけて開口部を形成した布団カバー側フック部からなり、布団カバー側フック部の開口部を通して、布団カバー側の係止帯体を前記布団カバー側フックに脱着自在に係合なさしめることを特徴とする。また、布団カバーの上側の生地の長手方向の左右の側縁からそれぞれ巾寸法が5cm〜6cm内側へ、側縁と平行に長手方向に亘って布団挿入用開口部が設けられ、該布団挿入用開口部に両方向に開閉自在なファスナーを取付けたり、布団カバーの上側の生地の四隅に開口部が設けられ、該開口部を覆うように被覆布が設けられたりする。
本考案は以上の通り構成するものであって、上記係合部は、布団カバーに帯体をループ状に縫着した係止用帯体と該係止用帯体に脱着自在に係合するフック体からなることにより、フック体を布団カバーから外すことができ、洗濯の際、フック体で洗濯機を傷めることなく、係合部が洗濯により痛むこともないのである。また、布団側フック部はアルミニウム製で、C状に湾曲させて開口部が形成され、該開口部を閉鎖する方向にバネを付勢した開閉部材を備えているため、片手で開閉部材を回動して、布団側フック部を開き布団の係止用帯体に係合することが簡単にできるのである。さらに、布団カバーの上側の生地の長手方向の左右の側縁からそれぞれ巾寸法が5cm〜6cm内側へ、側縁と平行に長手方向に亘って布団挿入用開口部が設けられたものや、布団カバーの上側の生地の四隅に開口部が設けられ、該開口部を覆うように被覆布が設けられたものでは、係合部付近を開口させて、係合作業を容易にすることができるのである。
以下、図面に示す実施の形態について説明する。
図1は本考案に係る布団カバーの斜視図、図2はフック体を布団の係止用帯体に係止させる前の状態を示す説明図、図3はフック体を布団の係止用帯体に係止させた状態を示す説明図、図4はフック体を布団カバーから外した状態の説明図、図5はファスナー部分の拡大説明図である。本考案に係る布団カバー1は、上側の生地2と下側の生地3の側縁を縫製して袋体になしてある。
図1は本考案に係る布団カバーの斜視図、図2はフック体を布団の係止用帯体に係止させる前の状態を示す説明図、図3はフック体を布団の係止用帯体に係止させた状態を示す説明図、図4はフック体を布団カバーから外した状態の説明図、図5はファスナー部分の拡大説明図である。本考案に係る布団カバー1は、上側の生地2と下側の生地3の側縁を縫製して袋体になしてある。
布団カバー1に挿入する布団20には、四隅部分、或は四隅部分の他に長手方向の側部の中間部分に布団カバーのずれを防ぐための係止用帯体21が設けられている。該係止用帯体21は帯体の両端を布団に縫着して形成されている。上記係止用帯体21に対向する布団カバー1の袋体の内部には、上記係止用帯体21に係合する係合部4が備えられている。
該係合部4は、布団カバー1に帯体をループ状に縫着した係止用帯体5と該係止用帯体5に脱着自在に係合するフック体6からなる。該フック体6はアルミニウム製で、布団の係止用帯体に係合する布団側フック部7、及び布団カバーの係止用帯体に係合する布団カバー側フック部8からなる。即ち、上記布団側フック部7はC状に湾曲させて開口部が形成され、該開口部を閉鎖する方向にバネを付勢した開閉部材9を備えている。そして、上記布団カバー側フック部8は前記布団側フック部7の後部に湾曲部を延設して、該湾曲部の端部を前記布団側フック部7に近づけて開口部を形成している。すなわち、この近づけた部分が外れ止め部15として機能し、布団カバー側の帯体5が自然に離脱するのを防止する。
使用の際、フック体6を係止用帯体5に係合した状態で、図2及び図3に示す如く、フック体6の開閉部材9を回動して、布団側フック部7を開き、布団20の係止用帯体21に係合するのである。洗濯の際には、フック体6を係止用帯体5から外すことができ、フック体6により洗濯機を痛めることもないのである。
また、本図示例では布団カバーの上側の生地2に対し、布団挿入用開口部10が長手方向の左右の側縁からそれぞれ巾寸法wが5cm〜6cm内側へ、側縁と平行に長手方向に亘って設けられており、両方向へ開閉するファスナー10が取り付けてある。これにより上記布団カバー1の係合部4を布団20の係止用帯体21に係合するとき、係合部4付近をファスナー10により開口させて、作業を行うことができる。 また、ファスナー10を上記布団挿入用開口部へ取付けるさいには、図5に示す如く、ファスナー10の開閉する部分に生地2が被らないように、生地2とファスナー10を縫い合わせる。これによりファスナーを開閉する際にファスナー10に生地2が挟まってしまうのを防ぐことができ、片手でもファスナー10を開閉することができる。
なお、上下2枚の生地を縫製して袋体となした布団カバーにおいて、一つの側縁部に布団挿入用開口部を設けたものや、図6に示す如く上側の生地2’の中央部が大きく開口した布団挿入用開口部11を有する布団カバー1’についても上記例と同様に係合部4を設けることができる。
図7に示す布団カバー1”は、上下2枚の生地を縫製して袋体となし、一つの側縁を縫合せずに布団挿入用開口部12が設けられ、該布団挿入用開口部12にファスナーが取り付けられており、上記例と同様に係合部4が設けられている。さらに、布団カバー1”の四隅に係合作業を外部から操作可能とするために開口部が設けられている。即ち、布団カバーの上側の生地2”の四隅に円弧状に切り欠いた開口部13を設け、該開口部13を覆うと共に開口部13の一部を縫着せずに開放可能に被覆布14が縫い付けられている。そして、係合作業をする際には被覆布14をめくることにより、開口部13を開けて行うのである。
1、1’、1” 布団カバー
2、2’、2” 上側生地
3 下側生地
4 係合部
5 係止用帯体
6 フック体
7 布団側フック部
8 布団カバー側フック部
9 開閉部材
10、11、12 布団挿入用開口部
13 開口部
14 被覆布
15 外れ止め部
20 布団
21 係止用帯体
2、2’、2” 上側生地
3 下側生地
4 係合部
5 係止用帯体
6 フック体
7 布団側フック部
8 布団カバー側フック部
9 開閉部材
10、11、12 布団挿入用開口部
13 開口部
14 被覆布
15 外れ止め部
20 布団
21 係止用帯体
Claims (3)
- 布団の縁部に設けられた係止用帯体に、前記布団を覆う布団カバーに内側に前記係止用帯体に対向した位置に設けられた係合部を係合することにより、布団カバーのずれを防止する布団カバーにおいて、上記係合部は、布団カバーに帯体をループ状に縫着した係止用帯体とフック体を有し、該フック体はさらにアルミニウム製で、C状に湾曲させて開口部が形成され、該開口部を閉鎖する方向にバネを付勢した開閉部材を備えた布団側フック部及び、該布団側フック部の後部に湾曲部を延設して、該湾曲部の端部を前記布団側フック部に近づけて開口部を形成した布団カバー側フック部からなり、布団カバー側フック部の開口部を通して、布団カバー側の係止帯体を前記布団カバー側フックに脱着自在に係合なさしめることを特徴とする布団カバー。
- 布団カバーの上側の生地の長手方向の左右の側縁からそれぞれ巾寸法が5cm〜6cm内側へ、側縁と平行に長手方向に亘って布団挿入用開口部が設けられ、該布団挿入用開口部に両方向に開閉自在なファスナーを取付けたことを特徴とする請求項1記載の布団カバー。
- 布団カバーの上側の生地の四隅に開口部が設けられ、該開口部を覆うように被覆布が設けられ、該被覆布をめくり上記開口部から係合作業を可能となしたことを特徴とする請求項1記載の布団カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002547U JP3132868U (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | 布団カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002547U JP3132868U (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | 布団カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3132868U true JP3132868U (ja) | 2007-06-21 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007002547U Expired - Fee Related JP3132868U (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | 布団カバー |
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2007
- 2007-04-11 JP JP2007002547U patent/JP3132868U/ja not_active Expired - Fee Related
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