JP3132380B2 - ブラシレスdcモータ駆動制御装置 - Google Patents

ブラシレスdcモータ駆動制御装置

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JP3132380B2
JP3132380B2 JP08045215A JP4521596A JP3132380B2 JP 3132380 B2 JP3132380 B2 JP 3132380B2 JP 08045215 A JP08045215 A JP 08045215A JP 4521596 A JP4521596 A JP 4521596A JP 3132380 B2 JP3132380 B2 JP 3132380B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はブラシレスDCモ
ータ駆動制御装置に関し、さらに詳細にいえば、ブラシ
レスDCモータの電機子コイルに誘起された誘起電圧に
基づいて、回転子と固定子との相対的な位置を表す位置
信号を検出して、その位置信号に基づいて、電機子コイ
ルの電圧パターンを制御するブラシレスDCモータ駆動
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラシレスDCモータ駆動制御装
置としては、特公平5−72197号公報に記載のもの
がある。このブラシレスDCモータ駆動制御装置は、図
16に示すように、複数極の永久磁石を有する回転子7
0と、3相Y結線された電機子コイル71a,71b,
71cを有する固定子71と、前記電機子コイル71
a,71b,71cに並列状態で3相Y結線された抵抗
72a,72b,72cからなる抵抗回路72と、前記
電機子コイル71a,71b,71cに対する回転子7
0の相対的な回転位置を検出する回転位置検出器73
と、前記回転位置検出器73からの回転子70の回転位
置を表す位置信号を受けて、電機子コイル71a,71
b,71cに対する電圧パターンを切り換えるマイクロ
コンピュータ(以下、マイコンと略称する)74と、前
記マイコン74からのスイッチング信号を受けて、電機
子コイル71a,71b,71cの電圧パターンを切り
換え制御する転流制御信号を出力するベース駆動回路7
5と、前記ベース駆動回路75からの転流制御信号を受
けて、電機子コイル71a,71b,71cの電圧パタ
ーンを切り換えるインバータ部80とを有している。
【0003】前記インバータ部80は、直流電源76の
正極側にスイッチ77を介してそれぞれ接続された3つ
のトランジスタ80a,80b,80cと、直流電源7
6の負極側にそれぞれ接続された3つのトランジスタ8
0d,80e,80fとから構成されている。前記トラ
ンジスタ80a,80dのコレクタを互いに接続し、前
記トランジスタ80b,80eのコレクタを互いに接続
し、前記トランジスタ80c,80fのコレクタを互い
に接続している。前記トランジスタ80a,80dの互
いに接続された部分にU相の電機子コイル71aを接続
し、前記トランジスタ80b,80eの互いに接続され
た部分にV相の電機子コイル71bを接続し、前記トラ
ンジスタ80c,80fの互いに接続された部分にW相
の電機子コイル71cを接続している。そして、前記ベ
ース駆動回路75からの転流制御信号を前記各トランジ
スタ80a〜80fのベースにそれぞれ入力している。
【0004】前記回転位置検出器73は、前記抵抗回路
72の中性点の電圧VMと、電機子コイル71a,71
b,71cの中性点の電圧VNとが入力され、前記抵抗
回路72の中性点と、電機子コイル71a,71b,7
1cの中性点との電位差を表す電位差信号VMNを出力
する差動増幅器81と、前記差動増幅器81からの電位
差信号VMNを受けて、その電位差信号VMNを積分す
る積分器82と、前記積分器82からの電位差信号VM
Nを積分した積分信号を受けて、位置信号を出力するゼ
ロクロスコンパレータ83とを有している。また、コン
パレータ84は、前記電機子コイル71cの両端が入力
端子にそれぞれ接続され、誘起電圧EWの極性を表す信
号をマイコン74に出力する。
【0005】前記構成のブラシレスDCモータ駆動制御
装置において、インバータ部80からの各U相、V相、
W相のモータ端子電圧をVU,VV,VW、電機子コイ
ル71a,71b,71cの各U相、V相、W相の誘起
電圧をEU,EV,EWとすると、抵抗回路72の中性
点の電圧VMと電機子コイル71a,71b,71cの
中性点の電圧VNとは、 VM=(1/3)(VU+VV+VW) VN=(1/3){(VU−EU)+(VV−EV)+
(VW−EW)} となる。したがって、前記抵抗回路72の中性点と電機
子コイル71a,71b,71cの中性点との電位差を
表す電位差信号VMNは、 VMN=VM−VN=(1/3)(EU+EV+EW) となり、電機子コイル71a,71b,71cの誘起電
圧をEU,EV,EWの和に比例する。
【0006】前記電機子コイル71a,71b,71c
の誘起電圧をEU,EV,EWは、120deg毎に位
相の異なる台形状の波形となり、電位差信号VMNは、
誘起電圧をEU,EV,EWに対して3倍の基本波周波
数成分を有する略三角波となる。この電位差信号VMN
の三角波のピーク点が電圧パターンの切り換え点とな
る。前記積分器82は、差動増幅器81からの電位差信
号VMNを積分して、略正弦波状の積分信号∫VMNd
tを出力する。そして、前記ゼロクロスコンパレータ8
3は、積分信号∫VMNdtのゼロクロス点を検出し
て、位置信号をマイコン74に出力する。すなわち、こ
の電位差信号VMNのピーク点は、回転速度によって振
幅が変動するため、電位差信号VMNを積分して、ゼロ
クロス点を検出するようにしているのである。前記位置
信号は、前記固定子71の電機子コイル71a,71
b,71cに対する回転子70の相対的な位置を示すも
のである。次に、前記マイコン74は、ゼロクロスコン
パレータ83からの位置信号を受けて、ベース駆動回路
75にスイッチング信号を出力する。前記ベース駆動回
路75は、マイコン74からのスイッチング信号を受け
て、前記インバータ部80の各トランジスタ80a〜8
0fのベースに転流制御信号を出力する。そして、前記
インバータ部80の各トランジスタ80a〜80fは順
次オンオフして、電機子コイル71a,71b,71c
に対する電圧パターンを切り換える。
【0007】こうして、前記ブラシレスDCモータは、
電機子コイル71a,71b,71cの誘起電圧をE
U,EV,EWより回転子70の回転位置を表す位置信
号を出力して、インバータ部80は、その位置信号によ
って電機子コイル71a,71b,71cの電圧パター
ンの切り換えを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ブラシ
レスDCモータ駆動制御装置により駆動制御されるブラ
シレスDCモータを用いて、圧縮機のようなトルクの変
動幅が大きい負荷を駆動したとき、ブラシレスDCモー
タの性能を十分に発揮すれば、圧縮機に要求される運転
エリア(図17参照)内での運転が可能である。ところ
が、前記ブラシレスDCモータ駆動制御装置は、運転周
波数が高いほど、また負荷が大きくモータ電流が大きい
ほど回転子の位置検出が困難になり、そのブラシレスD
Cモータの性能を十分に発揮できないため、最大効率で
モータを運転できないという問題がある。しかも、前記
回転子の位置検出が困難になると、最悪の場合、トルク
不足のためにモータが脱調するという問題がある。もち
ろん、所望の効率でモータを運転することも困難になっ
てしまう。
【0009】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、脱調を防止するとともに、所望の効率で
運転できるブラシレスDCモータ駆動制御装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1のブラシレスD
Cモータ駆動制御装置は、複数極の磁石を有する回転子
と、3相Y結線に接続された電機子コイルを有する固定
子と、前記電機子コイルに対して並列状態で3相Y結線
された抵抗回路と、前記電機子コイルの中性点と前記抵
抗回路の中性点との電位差を表す電位差信号を検出し、
その電位差信号に基づいて、前記回転子と前記固定子と
の相対的な回転位置を検出して、回転位置に応じてレベ
ルが切り換わる位置信号を出力する回転位置検出手段
と、この回転位置検出手段の前記位置信号に基づいて、
前記電機子コイルの電圧パターンを切り換えるインバー
タ部とを備えるブラシレスDCモータ駆動制御装置にお
いて、前記電位差信号を積分して得た積分信号を受け
て、該積分信号のレベルが目標値以上か否かを判定する
レベル判定手段と、レベル判定手段に与える目標値を可
変可能に設定する目標値設定手段と、前記レベル判定手
段の判定結果に基づいて、前記積分信号のレベルが前記
目標値になるように電圧パターンの切り換えを制御する
制御手段とを有するものである。
【0011】請求項2のブラシレスDCモータ駆動制御
装置は、前記制御手段として、前記レベル判定手段の判
定結果に基づいて、前記積分信号のレベルが前記目標値
になるように、前記位置信号から電圧パターンを切り換
えるまでの時間を調整し、もしくは電圧を調整するもの
を採用している。
【0012】請求項3のブラシレスDCモータ駆動制御
装置は、前記目標値設定手段として、パルス幅変調手段
と、パルス幅変調手段のデューティ比を設定するデュー
ティ比設定手段と、パルス幅変調手段から出力されるパ
ルス信号を平滑化して目標値として出力する平滑化手段
とを含むものを採用している。請求項4のブラシレスD
Cモータ駆動制御装置は、前記目標値設定手段として、
パルス幅変調手段と、パルス幅変調手段のデューティ比
を設定するデューティ比設定手段と、パルス幅変調手段
から出力されるパルス信号をアナログ信号に変換して目
標値として出力するD/A変換手段とを含むものを採用
している。
【0013】請求項5のブラシレスDCモータ駆動制御
装置は、前記目標値設定手段として、ブラシレスDCモ
ータの運転条件に対応させて目標値を設定するものを採
用している。
【0014】
【作用】請求項1のブラシレスDCモータ駆動制御装置
であれば、前記回転位置検出手段は、前記電機子コイル
の中性点と前記抵抗回路の中性点との電位差を表す電位
差信号を検出するとともに、その電位差信号に基づい
て、複数極の磁石を有する回転子と前記固定子との相対
的な回転位置を検出して、回転位置に応じてレベルが切
り換わる位置信号を出力する。そして、前記目標値設定
手段により、可変可能に目標値を設定し、前記レベル判
定手段により、前記電位差信号を積分して得た積分信号
のレベルが目標値以上か否かを判定し、この判定結果に
基づいて、前記制御手段は、前記積分信号のレベルが前
記目標値になるように、電圧パターンの切り換えを制御
する。
【0015】したがって、前記積分信号のレベルを判定
する目標値を所望の効率のときの積分信号のレベルに設
定することによって、ブラシレスDCモータを所望の効
率で運転できる。また、目標値を最大効率のときの積分
信号のレベルの設定することにより、ブラシレスDCモ
ータを正確に最大効率で運転することができる。
【0016】請求項2のブラシレスDCモータ駆動制御
装置であれば、前記制御手段が、前記レベル判定手段の
判定結果に基づいて、前記積分信号のレベルが前記目標
値になるように、前記位置信号から電圧パターンを切り
換えるまでの時間を調整し、もしくは電圧を調整する。
そして、前記制御手段からの位相補正された電圧パター
ン信号または電圧が調整された電圧パターン信号に基づ
いて、前記インバータは電機子コイルの電圧パターンを
切り換える。
【0017】したがって、請求項1と同様の作用を達成
することができる。請求項3のブラシレスDCモータ駆
動制御装置であれば、前記目標値設定手段として、パル
ス幅変調手段と、パルス幅変調手段のデューティ比を設
定するデューティ比設定手段と、パルス幅変調手段から
出力されるパルス信号を平滑化して目標値として出力す
る平滑化手段とを含むものを採用しているので、デュー
ティ比を変更することにより簡単に目標値を変更するこ
とができ、この結果、請求項1または請求項2と同様の
作用を達成することができる。もちろん、予め複数の目
標値を選択的に採用できるように複数のレベル判定手段
を設ける場合と比較して構成を簡単化することができる
とともに、コストダウンを達成することができる。
【0018】請求項4のブラシレスDCモータ駆動制御
装置であれば、前記目標値設定手段として、パルス幅変
調手段と、パルス幅変調手段のデューティ比を設定する
デューティ比設定手段と、パルス幅変調手段から出力さ
れるパルス信号をアナログ信号に変換して目標値として
出力するD/A変換手段とを含むものを採用しているの
で、デューティ比を変更することにより簡単に目標値を
変更することができ、この結果、請求項1または請求項
2と同様の作用を達成することができる。もちろん、予
め複数の目標値を選択的に採用できるように複数のレベ
ル判定手段を設ける場合と比較して構成を簡単化するこ
とができるとともに、コストダウンを達成することがで
きる。
【0019】請求項5のブラシレスDCモータ駆動制御
装置であれば、前記目標値設定手段として、ブラシレス
DCモータの運転条件に対応させて目標値を設定するも
のを採用しているので、任意の運転条件が設定された場
合に、この運転条件に対応する目標値が設定され、目標
値に基づいて定まる所定の効率での運転を行うことがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面によってこの発明
の実施の態様を詳細に説明する。図1はこの発明のブラ
シレスDCモータ駆動制御装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。このブラシレスDCモータ駆動制御装置
は、複数極の永久磁石を有する回転子10と、3相Y結
線された電機子コイル1a,1b,1cを有する固定子
1とからなるブラシレスDCモータを駆動制御するため
のものである。そして、このブラシレスDCモータ駆動
制御装置は、前記電機子コイル1a,1b,1cに並列
状態で3相Y結線された抵抗2a,2b,2cからなる
抵抗回路2と、前記電機子コイル1a,1b,1cに対
する回転子10の相対的な回転位置を検出する回転位置
検出器3と、前記回転位置検出器3からの回転子10の
回転位置を表す位置信号を受けて、電機子コイル1a,
1b,1cに対する電圧パターンを切り換えるマイクロ
コンピュータ(以下、マイコンと略称する)4と、前記
マイコン4からのスイッチング信号を受けて、電機子コ
イル1a,1b,1cの電圧パターンを切り換え制御す
る転流制御信号を出力するベース駆動回路5と、前記ベ
ース駆動回路5からの転流制御信号を受けて、電機子コ
イル1a,1b,1cの電圧パターンを切り換えるイン
バータ部20とを有している。
【0021】前記回転位置検出器3は、非反転入力端子
に抵抗回路2の中性点の電圧VMを入力するとともに、
反転入力端子に抵抗R3を介してグランドGNDを接続
し、出力端子と反転入力端子との間に抵抗R2を接続し
た増幅器IC1と、前記増幅器IC1の出力端子に抵抗
R4とコンデンサC1とを直列接続してなる積分回路2
2と、積分回路22の抵抗R4とコンデンサC1との接
続点に非反転入力端子が接続され、反転入力端子がグラ
ンドGNDに接続されてなる増幅器IC2とを有してい
る。
【0022】前記増幅器IC1、抵抗R2、R3で差動
増幅器21を構成し、また、前記増幅器IC2でゼロク
ロスコンパレータ24を構成している。そして、前記電
機子コイル1a,1b,1cの中性点は、グランドGN
Dを介して増幅器IC1の非反転入力端子に接続されて
いるので、差動増幅器21は、抵抗回路2の中性点の電
圧VMと電機子コイル1a,1b,1cの中性点の電圧
VNとの電位差を表す電位差信号VMNを検出し、積分
回路22がこの電位差信号VMNを積分して、積分信号
∫VMNdtを出力する。
【0023】また、前記ブラシレスDCモータ駆動制御
装置は、回転位置検出器3の積分器22からの積分信号
∫VMNdtを受けて、レベル検出信号をマイコン4に
出力するレベル検出器6を備えている。このレベル検出
器6は、図2に示すように、回転位置検出器3の積分器
22からの積分信号∫VMNdtを増幅器IC4の反転
入力端子に接続するとともに、増幅器IC4の非反転入
力端子を抵抗R8を介してグランドGNDに接続してい
る。また、増幅器IC4の非反転入力端子と出力端子と
の間に抵抗R9を接続している。そして、増幅器IC4
の出力信号をマイコン4に供給している。前記増幅器I
C4、抵抗R8,R9でヒステリシス特性を有するヒス
テリシスコンパレータを構成している。
【0024】前記インバータ部20は、図16に示すイ
ンバータ部80と同様の構成であるから、詳細な説明を
省略する。前記マイコン4は、図3に示すように、図1
に示す回転位置検出器3からの位置信号が外部割込端子
を介して接続された位相補正タイマT1と、上記位置信
号を受けて、電機子コイル1a,1b,1cの電圧パタ
ーンの周期を測定する周期測定タイマT2と、周期測定
タイマT2からの測定されたタイマ値を受けて、そのタ
イマ値から電機子コイル1a,1b,1cの電圧パター
ンの周期を演算して、位置信号の周期を表す周期信号を
出力する位置信号周期演算部41と、位置信号周期演算
部41からの周期信号を受けて、その周期から位相補正
角に相当するタイマ値を演算して、位相補正タイマT1
にタイマ値設定信号を出力するタイマ値演算部42とを
有している。さらに、前記マイコン4は、位相補正タイ
マT1からの割込信号IRQを受けて、電圧パターン信
号を出力するインバータモード選択部43と、位置信号
周期演算部41からの周期信号を受けて、回転速度を演
算して現在速度信号を出力する速度演算部44と、速度
演算部44からの現在速度信号と外部からの速度指令信
号とを受けて、電圧指令信号を出力する速度制御部45
と、前記回転位置検出器3からの位置信号とレベル検出
器6からのレベル検出信号とを受けて、位相補正指令信
号をタイマ値演算部42に出力するとともに、レベル検
出信号を読み込んだ後にリセット信号を出力するレベル
判定部51と、レベル判定部51から出力される位相補
正指令信号を受けて、位相からトルクへの換算を行い、
換算されたトルクに基づいて所定のデューティ比のパル
ス幅変調(PWM)信号を出力するレベル検出信号切り
換え部53と、インバータモード選択部43からの電圧
パターン信号と速度制御部45からの電圧指令信号を受
けて、スイッチング信号を出力するPWM部52とを有
している。なお、前記位相補正タイマT1、周期測定タ
イマT2、周期演算部41、タイマ値演算部42で制御
手段を構成している。また、前記レベル検出器6、レベ
ル判定部51でレベル判定手段を構成している。
【0025】また、図4は前記マイコン4に接続される
回転位置検出器3およびレベル検出器6の構成を詳細に
示す電気回路図である。マイコン4のソフトウェアにお
いて検出レベルが決定された場合に、レベル検出信号切
り換え部53から所定のデューティ比のPWM信号が出
力され、フォトカプラPC1を通してチョッピング用ト
ランジスタQ1に供給されることによりチョッピングが
行われる。このチョッピングされたPWM信号はPWM
平滑部62に送られて平滑化され、このPWM平滑化信
号がレベル検出のための目標値になる。そして、回転位
置検出器3の途中から出力される積分信号∫VMNdt
とPWM平滑化信号とをコンパレータCP1に供給して
積分信号∫VMNdtがPWM平滑化信号よりも大きい
か否かを示す信号をフォトカプラPC2を通して出力
し、ラッチ回路L1によりラッチする。そして、ラッチ
回路L1のラッチ信号がレベル検出信号としてマイコン
4に取り込まれる。マイコン4がラッチ信号を取り込ん
だ後に、マイコン4がラッチ回路L1にリセット信号を
供給し、ラッチ回路L1のラッチを解除する。もちろ
ん、回転位置検出器3は、ゼロクロスコンパレータ24
から出力される位置信号をフォトカプラPC3を通して
マイコン4に供給している。なお、前記フォトカプラP
C1,PC2,PC3は強電部と弱電部との間の絶縁を
確保し、しかも信号のみを確実に伝達するためのもので
ある。
【0026】なお、図4の回転位置検出器3は図1の回
転位置検出器3とは構成が異なっているが、同様の作用
を達成する。具体的には、増幅器IC4の非反転入力端
子を抵抗R5を介してグランドGNDに接続するととも
に、反転入力端子と出力端子との間に、抵抗R6とコン
デンサC2とを並列に接続して差動増幅器21と積分器
22とを兼ね、増幅器IC5の非反転入力端子を抵抗R
7を介してグランドGNDに接続するとともに、出力端
子と非反転入力端子との間にフォトカプラPC3の発光
素子と抵抗R8を直列接続してゼロクロスコンパレータ
24を構成している。
【0027】上記の構成において、ブラシレスDCモー
タが位置検出に従って駆動されているとき、電機子コイ
ル1a,1b,1cの各U相、V相、W相の誘起電圧E
U,EV,EWは、図5中(A)〜(C)に示すよう
に、120deg毎に位相の異なる台形状の波形とな
る。そして、図1に示す回転位置検出器3の増幅器IC
1は、反転入力端子に入力された抵抗回路2の中性点の
電圧VMと、増幅器IC1の非反転入力端子に入力され
た電機子コイル1a,1b,1cの中性点の電圧VNと
の電位差を表す電位差信号VMN{図5中(D)参照}
を検出するとともに、その電位差信号を積分して、積分
信号∫VMNdt{図5中(E)参照}を出力する。こ
の積分信号∫VMNdtは、インバータ周波数の3倍の
周波数の略正弦波形となる。そして、積分信号∫VMN
dtのゼロクロスをゼロクロスコンパレータ24で検出
し、位置信号{図5中(F)参照}を出力する。
【0028】次に、前記回転位置検出器3からの位置信
号は、マイコン4の外部割込端子から周期測定タイマT
2に入力される。そして、この周期測定タイマT2は、
位置信号のリーディングエッジからトレイリングエッジ
までの期間とトレイリングエッジからリーディングエッ
ジまでの期間とを測定して、測定されたタイマ値を出力
する。前記周期測定タイマT2からのタイマ値を表す信
号を受けて、周期演算部41は、電機子コイル1a,1
b,1cの電圧パターンの周期を求める。すなわち、前
記位置信号のトレイリングエッジからリーディングエッ
ジまでの期間とリーディングエッジからトレイリングエ
ッジまでの期間は、60deg毎に繰り返され、測定さ
れた各期間のタイマ値を6倍することによって、前記電
圧パターンの1周期分のタイマ値を求めるのである。
【0029】そして、前記周期演算部41からの周期を
表す周期信号を受けて、タイマ値演算部42はタイマ値
設定信号を出力する。このタイマ値演算部42からのタ
イマ値設定信号を受けて、位相補正タイマT1は、位置
信号から電圧パターンを切り換えるまでの時間を経時す
る。すなわち、前記位相補正タイマT1は、カウントが
終了するとインバータモード選択部43に割込信号IR
Qを出力し、インバータモード選択部43は、位相補正
された電圧パターン信号{図5中(I)〜(N)参照}
をPWM部52に出力するのである。そして、PWM部
52は、スイッチング信号を図1に示すベース駆動回路
5に出力して、ベース駆動回路5はインバータ部20に
転流制御信号を出力すると、インバータ部20の各トラ
ンジスタ20a〜20fはそれぞれオンオフする。な
お、図5中(H)の位置信号番号は、説明を容易にする
ために、位置信号の1周期分に対して0〜5の番号を割
り当てたものである。また、図5中(P)に示すインバ
ータモードは、インバータモード選択部43において選
択された電圧パターン信号{図5中(I)〜(N)参
照}に対応するように0〜5の番号を割り当てたもので
ある。
【0030】次いで、この発明の最も要旨とする、図4
に示すレベル検出器6についてさらに詳細に説明する。
図6は積分信号と位相補正角との関係を示す図であり、
図6中(A)が負荷トルクが大きい場合を、図6中
(B)が負荷トルクが小さい場合をそれぞれ示してい
る。そして、最大効率となる検出レベルは、負荷トルク
が大のときはV1、負荷トルクが小のときはV2にな
る。また、検出レベルV1,V2に対するPWMデュー
ティ比と負荷トルクとの関係は図7に示すとおりであ
る。さらに、位相補正角と負荷トルクとの関係は図8に
示すとおりである。
【0031】したがって、マイコン4のレベル判定部5
1から位相量指令が出力された場合に、レベル検出信号
切り換え部53において、これらの関係を用いてPWM
デューティ比を得、このデューティ比のPWM信号を出
力する。このPWM信号はチョッピング用トランジスタ
Q1によってチョッピングされた図9中(A)に示すP
WM信号となる。そして、図9中(A)に示すPWM信
号を平滑化することにより、図10に示すようにデュー
ティ比と一定の関係となる電圧のPWM平滑化信号{図
9中(B)参照}が得られ、このPWM平滑化信号と積
分信号∫VMNdtとの関係が図9中(C)に示すよう
になる。また、積分信号∫VMNdtのゼロクロスで立
ち上がり、次のゼロクロスで立ち下がる位置信号{図9
中(D)参照}が得られる。
【0032】そして、積分信号∫VMNdtがPWM平
滑化信号を越えることにより立ち上がってラッチされ、
位置信号の立ち上がりでマイコン4に読み込まれるレベ
ル検出信号{図9中(F)参照}が得られ、レベル検出
信号の読み込み後にローレベルのリセット信号{図9中
(E)参照}がマイコン4から出力され、ラッチ回路L
1のラッチを解除する。
【0033】したがって、単にPWM信号のデューティ
比を変更するだけで、目標値として機能するPWM平滑
化信号の電圧値を変更することができる。この結果、複
数個のレベル検出器を設ける場合と比較して構成を著し
く簡単化することができる。また、積分信号をA/D変
換し、ディジタル信号としてレベル判定部に供給する場
合と比較して、フォトカプラの数、及びディジタル信号
を入力するマイコンの入力ポートの数を大幅に減少させ
ることができ、構成を著しく簡単化することができ、ま
たA/D変換器のコストアップも避けられる。また、デ
ューティ比をD/A変換して目標値としてもよい。さら
に、図11に示すように、図4の、チョッピング用トラ
ンジスタQ1およびPWM平滑部62に代えて、D/A
変換器62´を採用する構成を採用してもよい。さらに
また、デューティ比の変更により目標値をきめ細かく変
化させることができ、所望の効率でブラシレスDCモー
タを運転することができる。
【0034】具体的には、積分信号∫VMNdtの絶対
値がPWM平滑化信号よりも大きくなった場合に、図9
中(F)に示すように、レベル検出器6からの出力信号
が反転する。この場合には、レベル判定部51におい
て、積分信号∫VMNdtが小さくなるように、インバ
ータ出力電圧の位相を遅れ方向に調整すべく位相補正指
令信号をタイマ値演算部42に出力する。逆に、積分信
号∫VMNdtの絶対値がPWM平滑化信号よりも小さ
くなった場合に、図9中(F)に示すように、レベル検
出器6からの出力信号が反転しない。この場合には、レ
ベル判定部51において、積分信号∫VMNdtが大き
くなるように、インバータ出力電圧の位相を進み方向に
調整すべく位相補正指令信号をタイマ値演算部42に出
力する。
【0035】したがって、図3の構成を採用した場合に
は、位相による効率制御、電圧による速度制御を行うこ
とができる。図12中(A)はPWMのデューティ比を
切り換えて最大効率運転を行わせる動作を説明する図で
あり、負荷トルクが増加する場合には、負荷トルクが増
加するに従って位相補正角が進み位相(位相補正角が減
少する方向)に変化し、そのときの位相補正角に従って
PWMのデューティ比を切り換えている。逆に、負荷ト
ルクが現象する場合には、負荷トルクが現象するに従っ
て位相補正角が遅れ位相(位相補正角が増加する方向)
に変化し、そのときの位相補正角に従ってPWMのデュ
ーティ比を切り換えている。また、切り換えを判断する
位相は、ハンチングを防止するためにディファレンシャ
ルを設けている。
【0036】ただし、図12中(B)(C)に示すよう
に、PWM平滑化信号のレベルを最大効率レベルよりも
大きく設定して加減速時や加熱運転などに対処すること
もできる。ここで、モータ加速時は定常運転時よりも余
分にトルクが必要であるから、モータ効率を悪くして電
流を流すことにより余分な負荷トルクに対応できる。ま
た、加熱運転は、空気調和機で圧縮機モータの効率を故
意に悪くすることによる巻線の発熱を利用して冷媒を加
熱し、暖房の立ち上げを早くすることができる。なお、
図12中(B)(C)は負荷トルクに無関係にPWMの
デューティ比を一定に設定しているが、負荷トルク、運
転周波数によりデューティ比を変化させてもよいことは
もちろんである。
【0037】図13は位置信号ごとの割込処理を説明す
るフローチャートである。ステップSP1において位置
信号の立ち上がりであるか否かを判定し、位置信号の立
ち上がりであると判定された場合には、ステップSP2
においてレベル検出信号がハイレベルか否かを判定す
る。そして、レベル検出信号がハイレベルであれば、ス
テップSP3において遅れ補正要求を出力する。逆に、
レベル検出信号がローレベルであれば、ステップSP4
において進み補正要求を出力する。
【0038】ステップSP1において位置信号の立ち上
がりでないと判定された場合、ステップSP3またはス
テップSP4の処理が行われた場合には、ステップSP
5において遅れ補正要求が出力されているか否かを判定
する。そして、遅れ補正要求が出力されていれば、ステ
ップSP6において前回位相補正角指令に1degを加
算する。逆に、遅れ補正要求が出力されていなければ、
ステップSP7において進み補正要求が出力されている
か否かを判定し、進み補正要求が出力されていれば、ス
テップSP8において前回位相補正角指令から1deg
を減算する。
【0039】ステップSP6またはステップSP8の処
理が行われた場合には、ステップSP9において位相補
正角によるPWMのデューティ比を設定してPWM信号
を出力し、ステップSP10においてリセット信号を出
力し、ステップSP11において速度制御などの従来か
ら行われている処理を行い、そのまま元の処理に戻る。
【0040】したがって、位置信号の立ち上がりごとに
遅れ補正要求か進み補正要求かを出力し、補正要求の種
類に応じて位相補正角指令を1degずつ変化させ、位
相補正角に応じたPWMのデューティ比を設定してPW
M信号を出力することができ、このPWM信号を平滑化
して積分信号との大小を判定することにより、ブラシレ
スDCモータを所定の効率で運転することができる。
【0041】図14は電圧で効率制御を行い、位相で速
度制御を行うようにしたマイコン4の構成を示すブロッ
ク図である。図14のブロック図が図3のブロック図と
異なる点は、レベル判定部51から位相補正指令信号を
タイマ値演算部42およびレベル検出信号切り換え部5
3に供給する代わりに、レベル判定部51から電圧指令
を出力し、この電圧指令をPWM部52に供給する点、
および速度制御部45から電圧指令信号をPWM部52
に供給する代わりに、速度制御部45から位相補正指令
信号を出力し、この位相補正指令信号をタイマ値演算部
42およびレベル検出信号切り換え部53に供給する点
のみである。なお、他の構成部分は図3の該当する構成
部分と同一であるから説明を省略する。
【0042】図15は位置信号ごとの割込処理を説明す
るフローチャートである。このフローチャートは、ステ
ップSP6、ステップSP8の処理が図12のフローチ
ャートと異なるだけであり、他のステップの処理は同一
である。すなわち、ステップSP6において前回電圧指
令に1Vを加算し、ステップSP8において前回電圧指
令から1Vを減算している。
【0043】したがって、図14、図15の構成を採用
することにより、電圧による効率制御、位相による速度
制御を行うことができる。なお、以上の実施態様におい
て、位相補正角に基づいてPWMのデューティ比を変化
させるようにしているが、運転周波数または負荷トルク
に基づいてPWMのデューティ比を変化させてもよいこ
とはもちろんである。
【0044】
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明は、積分信号のレベルを
判定する目標値を所望の効率のときの積分信号のレベル
に設定することによって、ブラシレスDCモータを所望
の効率で運転できるという特有の効果を奏する。請求項
2の発明は、請求項1と同様の効果を奏する。
【0046】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の効果に加え、予め複数の目標値を選択的に採用でき
るように複数のレベル判定手段を設ける場合と比較して
構成を簡単化することができるとともに、コストダウン
を達成することができるという特有の効果を奏する。請
求項4の発明は、請求項1または請求項2の効果に加
え、予め複数の目標値を選択的に採用できるように複数
のレベル判定手段を設ける場合と比較して構成を簡単化
することができるとともに、コストダウンを達成するこ
とができるという特有の効果を奏する。
【0047】請求項5の発明は、任意の運転条件が設定
された場合に、この運転条件に対応する目標値が設定さ
れ、目標値に基づいて定まる所定の効率での運転を行う
ことができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のブラシレスDCモータ駆動制御装置
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】レベル検出器の構成を示す電気回路図である。
【図3】マイコンの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図4】マイコンに接続される回転位置検出器およびレ
ベル検出器の構成を詳細に示す電気回路図である。
【図5】ブラシレスDCモータ駆動制御装置の各部の信
号波形を示す図である。
【図6】位相補正角と積分信号レベルとの関係を示す図
である。
【図7】負荷トルクとPWMのデューティ比との関係を
示す図である。
【図8】負荷トルクと位相補正角との関係を示す図であ
る。
【図9】図4の電気回路図の各部の信号波形を示す図で
ある。
【図10】PWM平滑化信号とPWMのデューティ比と
の関係を示す図である。
【図11】マイコンに接続される回転位置検出器および
レベル検出器の他の構成を詳細に示す電気回路図であ
る。
【図12】最大効率運転時、加減速運転時、加熱運転時
における負荷トルクとPWMデューティ比との関係を示
す図である。
【図13】図3のマイコンにおける割込処理を説明する
フローチャートである。
【図14】マイコンの構成の他の例を示すブロック図で
ある。
【図15】図13のマイコンにおける割込処理を説明す
るフローチャートである。
【図16】従来のブラシレスDCモータ駆動制御装置を
示すブロック図である。
【図17】ブラシレスDCモータの運転周波数とトルク
との関係における圧縮機の運転エリアを示す図である。
【符号の説明】
1 固定子 1a,1b,1c 電機子コイル 2 抵抗回路 3 回転位置検出器 4 マイコン 6 レベル検出器 10 回転子 20 インバータ部 53 レベル検出信号切り換え部 62 PWM平滑部 62´ D/A変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−245982(JP,A) 特開 昭62−189993(JP,A) 特開 平4−299093(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数極の磁石を有する回転子(10)と、
    3相Y結線に接続された電機子コイル(1a)(1b)
    (1c)を有する固定子(1)と、前記電機子コイル
    (1a)(1b)(1c)に対して並列状態で3相Y結
    線された抵抗回路(2)と、前記電機子コイル(1a)
    (1b)(1c)の中性点と前記抵抗回路(2)の中性
    点との電位差を表す電位差信号を検出し、その電位差信
    号に基づいて、前記回転子(10)と前記固定子(1)
    との相対的な回転位置を検出して、回転位置に応じてレ
    ベルが切り換わる位置信号を出力する回転位置検出手段
    (3)と、この回転位置検出手段(3)の前記位置信号
    に基づいて、前記電機子コイル(1a)(1b)(1
    c)の電圧パターンを切り換えるインバータ部(20)
    とを備えるブラシレスDCモータ駆動制御装置におい
    て、 前記電位差信号を積分して得た積分信号を受けて、該積
    分信号のレベルが目標値以上か否かを判定するレベル判
    定手段(6)と、 レベル判定手段(6)に与える目標値を可変可能に設定
    する目標値設定手段(53)(62)(62’)と、 前記レベル判定手段(6)の判定結果に基づいて、前記
    積分信号のレベルが前記目標値になるように電圧パター
    ンの切り換えを制御する制御手段とを有することを特徴
    とするブラシレスDCモータ駆動制御装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記レベル判定手段
    (6)の判定結果に基づいて、前記積分信号のレベルが
    前記目標値になるように、前記位置信号から電圧パター
    ンを切り換えるまでの時間を調整し、もしくは電圧を調
    整するものである請求項1に記載のブラシレスDCモー
    タ駆動制御装置。
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