JP3131526B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP3131526B2 JP3131526B2 JP05102675A JP10267593A JP3131526B2 JP 3131526 B2 JP3131526 B2 JP 3131526B2 JP 05102675 A JP05102675 A JP 05102675A JP 10267593 A JP10267593 A JP 10267593A JP 3131526 B2 JP3131526 B2 JP 3131526B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対話型の画像処理装置
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の対話型画像処理装置は、一度に一
つのタスクしか処理できないか、または並列処理のでき
るものであっても、編集に対する保護が任意領域にはで
きず、編集画像単位でしか保護ができないものであっ
た。
つのタスクしか処理できないか、または並列処理のでき
るものであっても、編集に対する保護が任意領域にはで
きず、編集画像単位でしか保護ができないものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一度に一つのタスクし
か処理しない方式のものでは、他のコマンドを実行して
いる間は新たなコマンドの実行はできず、例えば、時間
の掛かるコマンドが以前に発行されていると、そのコマ
ンドに対するタスクの実行が終わるまでは、時間の掛か
らない軽いコマンドでも実行が阻止されてしまう。ま
た、並列処理のできるものであっても、編集に対する保
護が任意領域にはできない方式のものでは、編集領域が
重なっていなくても、同一の編集画像に対して処理を行
なっているタスクが存在すれば、その編集画像に対して
はコマンドの実行が阻止されてしまい、並列処理の利点
が生かされない。また、編集領域の保護が任意領域に対
してできても、一つの編集コマンドを複数のタスクには
分解しない方式のものでは、前のコマンドに対するタス
クの編集領域と、新たなコマンドの編集領域が少しでも
重なっていると、前のコマンドに対するタスクによって
処理が阻止され、その新たなコマンド全体が阻止されて
しまうので、重なっている以外の領域に対する処理を先
に実行しておくことができない。
か処理しない方式のものでは、他のコマンドを実行して
いる間は新たなコマンドの実行はできず、例えば、時間
の掛かるコマンドが以前に発行されていると、そのコマ
ンドに対するタスクの実行が終わるまでは、時間の掛か
らない軽いコマンドでも実行が阻止されてしまう。ま
た、並列処理のできるものであっても、編集に対する保
護が任意領域にはできない方式のものでは、編集領域が
重なっていなくても、同一の編集画像に対して処理を行
なっているタスクが存在すれば、その編集画像に対して
はコマンドの実行が阻止されてしまい、並列処理の利点
が生かされない。また、編集領域の保護が任意領域に対
してできても、一つの編集コマンドを複数のタスクには
分解しない方式のものでは、前のコマンドに対するタス
クの編集領域と、新たなコマンドの編集領域が少しでも
重なっていると、前のコマンドに対するタスクによって
処理が阻止され、その新たなコマンド全体が阻止されて
しまうので、重なっている以外の領域に対する処理を先
に実行しておくことができない。
【0004】本発明は、このような従来技術における問
題を解決するものであり、一つの編集画像に対して複数
のコマンドが並列に実行でき、また並列に実行している
複数のコマンドの編集領域に重なりがあっても、重なっ
ている領域またはその領域を含む十分小さい領域に対す
る編集のみが阻止され、その他の領域は独立に実行でき
る画像処理装置を提供することを目的とする。
題を解決するものであり、一つの編集画像に対して複数
のコマンドが並列に実行でき、また並列に実行している
複数のコマンドの編集領域に重なりがあっても、重なっ
ている領域またはその領域を含む十分小さい領域に対す
る編集のみが阻止され、その他の領域は独立に実行でき
る画像処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、編集画像を記憶する画像記憶手段と、編集
画像の部分領域を編集するためのタスクを複数個並列に
実行する画像編集手段と、編集画像に対する編集コマン
ドを、その画像を構成する複数個の部分領域それぞれに
対する複数のタスクに分解して画像編集手段に渡す編集
コマンド分解手段と、画像編集手段からの命令によって
領域の保護および保護の解除を行なう画像領域保護手段
とを備えたものである。
するために、編集画像を記憶する画像記憶手段と、編集
画像の部分領域を編集するためのタスクを複数個並列に
実行する画像編集手段と、編集画像に対する編集コマン
ドを、その画像を構成する複数個の部分領域それぞれに
対する複数のタスクに分解して画像編集手段に渡す編集
コマンド分解手段と、画像編集手段からの命令によって
領域の保護および保護の解除を行なう画像領域保護手段
とを備えたものである。
【0006】
【作用】編集コマンド分解手段に、画像記憶手段中に保
存されている編集画像に対する編集コマンドが与えられ
ると、ある実施態様では、編集コマンド分解手段が、画
像領域保護手段に現在保護されている領域を問い合わ
せ、これを受けて画像領域保護手段が現在保護している
領域を調べるタスクを生成し、その結果を受けた編集コ
マンド分解手段が、最初に与えられた編集コマンドを、
一般に複数個の以前に発行されたコマンドに対するタス
クによって保護されている領域に対して編集を行なうタ
スクと、以前に発行されたどのコマンドに対するタスク
によっても保護されていない領域に対して編集を行なう
タスクに分割し、画像編集手段にそれらのタスクを生成
するように指示を送る。また、別の実施態様では、編集
コマンド分解手段が、与えられた編集コマンドに対し
て、その編集処理をあらかじめ定められた領域に対する
編集タスクに分解する。画像編集手段は、この指示によ
って複数個のタスクを生成し、並列に実行を開始する。
まず、画像編集手段は、画像領域保護手段に、編集しよ
うとしている領域の保護を指示し、画像領域保護手段か
ら保護完了の通知があるまで待つ。画像編集手段からの
指示を受けて画像領域保護手段は、タスクを生成し、指
示された領域に対し、保護情報が以前に発行されたコマ
ンドに対するタスクによってセットされているかどうか
調べ、既にセットされているときはその保護情報が解除
されるまで待つ。そして、他のタスクが保護情報を解除
するか、またはどのタスクも指示された領域を保護して
いないときは、指示された領域に対して保護情報をセッ
トし、画像編集手段中のタスクに保護完了の通知をす
る。画像編集手段中のタスクは、その通知を受けて、編
集実行を開始する。やがて編集の実行が終了すると、画
像編集手段中のタスクは、画像領域保護手段に、保護し
ていた領域の保護情報を解除するように依頼する。これ
を受けて、画像領域保護手段は、指示を受けたタスクに
よって以前にセットした保護情報を解除し、処理が完了
する。
存されている編集画像に対する編集コマンドが与えられ
ると、ある実施態様では、編集コマンド分解手段が、画
像領域保護手段に現在保護されている領域を問い合わ
せ、これを受けて画像領域保護手段が現在保護している
領域を調べるタスクを生成し、その結果を受けた編集コ
マンド分解手段が、最初に与えられた編集コマンドを、
一般に複数個の以前に発行されたコマンドに対するタス
クによって保護されている領域に対して編集を行なうタ
スクと、以前に発行されたどのコマンドに対するタスク
によっても保護されていない領域に対して編集を行なう
タスクに分割し、画像編集手段にそれらのタスクを生成
するように指示を送る。また、別の実施態様では、編集
コマンド分解手段が、与えられた編集コマンドに対し
て、その編集処理をあらかじめ定められた領域に対する
編集タスクに分解する。画像編集手段は、この指示によ
って複数個のタスクを生成し、並列に実行を開始する。
まず、画像編集手段は、画像領域保護手段に、編集しよ
うとしている領域の保護を指示し、画像領域保護手段か
ら保護完了の通知があるまで待つ。画像編集手段からの
指示を受けて画像領域保護手段は、タスクを生成し、指
示された領域に対し、保護情報が以前に発行されたコマ
ンドに対するタスクによってセットされているかどうか
調べ、既にセットされているときはその保護情報が解除
されるまで待つ。そして、他のタスクが保護情報を解除
するか、またはどのタスクも指示された領域を保護して
いないときは、指示された領域に対して保護情報をセッ
トし、画像編集手段中のタスクに保護完了の通知をす
る。画像編集手段中のタスクは、その通知を受けて、編
集実行を開始する。やがて編集の実行が終了すると、画
像編集手段中のタスクは、画像領域保護手段に、保護し
ていた領域の保護情報を解除するように依頼する。これ
を受けて、画像領域保護手段は、指示を受けたタスクに
よって以前にセットした保護情報を解除し、処理が完了
する。
【0007】
【実施例1】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1(a)は本発明の第1の実施例を示
す画像処理装置のブロック図である。図1(a)におい
て、11は与えられた編集コマンドに対して、その編集
処理を他のタスクによって保護されている領域に対する
編集タスクと保護されていない編集タスクとに分解し、
それらを画像編集手段12に渡す編集コマンド分解手
段、12は編集画像に対して編集を行なうタスクを複数
個並列に実行する画像編集手段、13は画像編集手段1
2からの命令によって、編集画像の指定された領域を他
のタスクが編集できないように、領域の保護および保護
の解除をし、また編集コマンド分解手段11からの保護
されている領域についての問合せに応じるタスクをそれ
ぞれ複数個並列に実行する画像領域保護手段、14は編
集画像を記憶する画像記憶手段である。図1(b)は画
像領域保護手段13の構成を示している。図1(b)に
おいて、131は編集コマンド分解手段11からの指示
で現在の保護領域を調べ、その結果を編集コマンド分解
手段11に通知するタスクを複数個並列に実行する保護
領域問合せ応答手段、132は画像編集手段12からの
指示で領域を保護し、保護完了を画像編集手段12に通
知するタスクを複数個並列に実行する領域保護手段、1
33は画像編集手段12からの指示で領域の保護を解除
するタスクを複数個並列に実行する領域保護解除手段で
ある。また画像領域保護手段13は、図2に示される保
護領域管理テーブル200を編集画像一枚に付き一つ持
ち、その編集画像に対する領域保護の情報である保護し
ているタスクIDと保護領域の始点、幅、大きさを格納
している。
して説明する。図1(a)は本発明の第1の実施例を示
す画像処理装置のブロック図である。図1(a)におい
て、11は与えられた編集コマンドに対して、その編集
処理を他のタスクによって保護されている領域に対する
編集タスクと保護されていない編集タスクとに分解し、
それらを画像編集手段12に渡す編集コマンド分解手
段、12は編集画像に対して編集を行なうタスクを複数
個並列に実行する画像編集手段、13は画像編集手段1
2からの命令によって、編集画像の指定された領域を他
のタスクが編集できないように、領域の保護および保護
の解除をし、また編集コマンド分解手段11からの保護
されている領域についての問合せに応じるタスクをそれ
ぞれ複数個並列に実行する画像領域保護手段、14は編
集画像を記憶する画像記憶手段である。図1(b)は画
像領域保護手段13の構成を示している。図1(b)に
おいて、131は編集コマンド分解手段11からの指示
で現在の保護領域を調べ、その結果を編集コマンド分解
手段11に通知するタスクを複数個並列に実行する保護
領域問合せ応答手段、132は画像編集手段12からの
指示で領域を保護し、保護完了を画像編集手段12に通
知するタスクを複数個並列に実行する領域保護手段、1
33は画像編集手段12からの指示で領域の保護を解除
するタスクを複数個並列に実行する領域保護解除手段で
ある。また画像領域保護手段13は、図2に示される保
護領域管理テーブル200を編集画像一枚に付き一つ持
ち、その編集画像に対する領域保護の情報である保護し
ているタスクIDと保護領域の始点、幅、大きさを格納
している。
【0008】次に、上記第1の実施例の動作について説
明する。図3は編集画像領域を示す画像図である。図4
は編集コマンド分解手段11の処理の手順を表すフロー
チャート、図5は画像編集手段12の画像編集タスク生
成時の処理の手順を表すフローチャート、図6は画像編
集手段12中の画像編集タスクの動作を表すフローチャ
ート、図7は画像領域保護手段13の各タスク生成時の
処理の手順を表すフローチャート、図8は画像領域保護
手段13中の保護領域問合せ応答手段131が実行する
領域問合せ応答タスクの処理の手順を表すフローチャー
ト、図9は画像領域保護手段13中の領域保護手段13
2が実行する領域保護タスクの処理の手順を表すフロー
チャート、図10は画像領域保護手段13中の領域保護
解除手段133が実行する領域保護解除タスクの処理の
手順を表すフローチャートである。
明する。図3は編集画像領域を示す画像図である。図4
は編集コマンド分解手段11の処理の手順を表すフロー
チャート、図5は画像編集手段12の画像編集タスク生
成時の処理の手順を表すフローチャート、図6は画像編
集手段12中の画像編集タスクの動作を表すフローチャ
ート、図7は画像領域保護手段13の各タスク生成時の
処理の手順を表すフローチャート、図8は画像領域保護
手段13中の保護領域問合せ応答手段131が実行する
領域問合せ応答タスクの処理の手順を表すフローチャー
ト、図9は画像領域保護手段13中の領域保護手段13
2が実行する領域保護タスクの処理の手順を表すフロー
チャート、図10は画像領域保護手段13中の領域保護
解除手段133が実行する領域保護解除タスクの処理の
手順を表すフローチャートである。
【0009】現在の状態として、図3(a)に示すよう
に、他のタスクが領域Bを編集中で、従って領域Bは、
既に画像領域保護手段13によって領域の保護が成され
ているものとする。このとき、編集コマンド分解手段1
1が、編集コマンドの一つである領域Aに対する文字描
画コマンドを受け取ったとする(図4のステップ31
1)。これを受けて、編集コマンド分解手段11は、画
像領域保護手段13に現在保護されている領域を問い合
わせ(図4のステップ312)、その結果を待つ。画像
領域保護手段13は、この問い合わせの依頼を受けると
(図7のステップ341)、依頼の内容を調べる(図7
のステップ342)。この場合は領域の問い合わせの依
頼なので、保護領域問い合わせ応答手段131中に現在
の保護領域を調べて応答するタスクを生成する(図7の
ステップ343)。このタスクは、保護領域管理テーブ
ルに格納されている保護領域を調べ(図8のステップ3
51)、この場合領域Bがテーブルに格納されているの
で、編集コマンド分解手段11に領域Bを通知する(図
8のステップ352)。編集コマンド分解手段11は、
これを受けると(図4のステップ313)、領域Aが、
領域Bと重なりがあるかどうか調べ(図4のステップ3
14)、この場合は重なりがあるので、領域Aに対する
文字描画コマンドを、図3(b)のA1、A2、A3の
3つの領域に対する文字描画タスク1、2、3に分割し
(図4のステップ315)、画像編集手段12にそれら
3つのタスクを生成するように依頼する(図4のステッ
プ316)。
に、他のタスクが領域Bを編集中で、従って領域Bは、
既に画像領域保護手段13によって領域の保護が成され
ているものとする。このとき、編集コマンド分解手段1
1が、編集コマンドの一つである領域Aに対する文字描
画コマンドを受け取ったとする(図4のステップ31
1)。これを受けて、編集コマンド分解手段11は、画
像領域保護手段13に現在保護されている領域を問い合
わせ(図4のステップ312)、その結果を待つ。画像
領域保護手段13は、この問い合わせの依頼を受けると
(図7のステップ341)、依頼の内容を調べる(図7
のステップ342)。この場合は領域の問い合わせの依
頼なので、保護領域問い合わせ応答手段131中に現在
の保護領域を調べて応答するタスクを生成する(図7の
ステップ343)。このタスクは、保護領域管理テーブ
ルに格納されている保護領域を調べ(図8のステップ3
51)、この場合領域Bがテーブルに格納されているの
で、編集コマンド分解手段11に領域Bを通知する(図
8のステップ352)。編集コマンド分解手段11は、
これを受けると(図4のステップ313)、領域Aが、
領域Bと重なりがあるかどうか調べ(図4のステップ3
14)、この場合は重なりがあるので、領域Aに対する
文字描画コマンドを、図3(b)のA1、A2、A3の
3つの領域に対する文字描画タスク1、2、3に分割し
(図4のステップ315)、画像編集手段12にそれら
3つのタスクを生成するように依頼する(図4のステッ
プ316)。
【0010】画像編集手段12は、これを受けると(図
5のステップ321)、タスク1、2、3を生成し(図
5のステップ322)、並列に実行を開始する。画像編
集手段12中のタスク1、2、3は、まず、画像領域保
護手段13に、それぞれ領域A1、A2、A3の保護を
依頼し(図6のステップ331)、画像領域保護手段1
3から保護完了の通知があるまで待つ(図6のステップ
332)。画像領域保護手段13は、その依頼を受ける
と(図7のステップ341)、その依頼の内容を調べ
(図7のステップ342)、この場合には領域A1、A
2、A3に対する領域保護の依頼なので、3つの保護タ
スクを領域保護手段132中に生成する(図7のステッ
プ344)。領域保護手段132は、領域A1、A2に
対する保護タスクとして、領域A1、A2に重なる領域
が保護領域管理テーブル200にあるかどうか調べ(図
9のステップ361)、この場合重なっている領域が存
在しないので(図9のステップ362)、それぞれ領域
A1、A2を保護領域管理テーブル200にセットする
(図9のステップ363)。保護情報のセットが終わる
と、領域保護手段132中の領域A1、A2に対する保
護タスクは、画像編集手段12に保護完了を通知し(図
9のステップ364)、タスクを完了する。
5のステップ321)、タスク1、2、3を生成し(図
5のステップ322)、並列に実行を開始する。画像編
集手段12中のタスク1、2、3は、まず、画像領域保
護手段13に、それぞれ領域A1、A2、A3の保護を
依頼し(図6のステップ331)、画像領域保護手段1
3から保護完了の通知があるまで待つ(図6のステップ
332)。画像領域保護手段13は、その依頼を受ける
と(図7のステップ341)、その依頼の内容を調べ
(図7のステップ342)、この場合には領域A1、A
2、A3に対する領域保護の依頼なので、3つの保護タ
スクを領域保護手段132中に生成する(図7のステッ
プ344)。領域保護手段132は、領域A1、A2に
対する保護タスクとして、領域A1、A2に重なる領域
が保護領域管理テーブル200にあるかどうか調べ(図
9のステップ361)、この場合重なっている領域が存
在しないので(図9のステップ362)、それぞれ領域
A1、A2を保護領域管理テーブル200にセットする
(図9のステップ363)。保護情報のセットが終わる
と、領域保護手段132中の領域A1、A2に対する保
護タスクは、画像編集手段12に保護完了を通知し(図
9のステップ364)、タスクを完了する。
【0011】画像編集手段12は、この通知を受ける
と、タスク1、2を実行し、それぞれの領域に対し文字
描画を開始し、編集を行なう(図6のステップ33
3)。やがて、文字描画が終了すると、画像編集手段1
2中のタスク1、2は、画像領域保護手段13に、この
コマンド実行のために保護したそれぞれ領域A1、A2
の保護解除を依頼する(図6のステップ334)。
と、タスク1、2を実行し、それぞれの領域に対し文字
描画を開始し、編集を行なう(図6のステップ33
3)。やがて、文字描画が終了すると、画像編集手段1
2中のタスク1、2は、画像領域保護手段13に、この
コマンド実行のために保護したそれぞれ領域A1、A2
の保護解除を依頼する(図6のステップ334)。
【0012】画像領域保護手段13は、その依頼を受け
ると(図7のステップ341)、依頼の内容を調べ(図
7のステップ342)、この場合は領域保護解除の依頼
なので、領域保護解除手段133中に領域A1、A2の
保護解除タスクを生成する(図7のステップ345)。
領域保護解除手段133は、保護領域管理テーブル20
0からそれぞれ領域A1、A2を捜し(図10のステッ
プ371)、それを削除し(図10のステップ37
2)、処理を終了する。
ると(図7のステップ341)、依頼の内容を調べ(図
7のステップ342)、この場合は領域保護解除の依頼
なので、領域保護解除手段133中に領域A1、A2の
保護解除タスクを生成する(図7のステップ345)。
領域保護解除手段133は、保護領域管理テーブル20
0からそれぞれ領域A1、A2を捜し(図10のステッ
プ371)、それを削除し(図10のステップ37
2)、処理を終了する。
【0013】また、領域A3に対する保護タスクは、領
域保護手段132が、領域A3に重なる領域が保護領域
管理テーブル200にあるかどうか調べ(図9のステッ
プ361)、この場合、領域Bが重なっているので、そ
の保護が解除されるまで待つ(図9のステップ36
2)。やがて、画像編集手段12中の他のタスクが発行
した領域保護解除手段133中の保護解除タスクによっ
て領域Bの保護が解除されると、保護の解除を待ってい
た領域保護手段132中の領域A3の保護タスクが動き
出し、再び、領域A3に重なる領域が保護領域管理テー
ブルにあるかどうか調べ(図9のステップ361)、今
度の場合重なる領域が存在しないので、領域A3を保護
領域管理テーブル200にセットする(図9のステップ
363)。こうして保護情報のセットが終わると、画像
編集手段12中のタスク3に保護完了を通知し(図9の
ステップ364)、タスクを完了する。
域保護手段132が、領域A3に重なる領域が保護領域
管理テーブル200にあるかどうか調べ(図9のステッ
プ361)、この場合、領域Bが重なっているので、そ
の保護が解除されるまで待つ(図9のステップ36
2)。やがて、画像編集手段12中の他のタスクが発行
した領域保護解除手段133中の保護解除タスクによっ
て領域Bの保護が解除されると、保護の解除を待ってい
た領域保護手段132中の領域A3の保護タスクが動き
出し、再び、領域A3に重なる領域が保護領域管理テー
ブルにあるかどうか調べ(図9のステップ361)、今
度の場合重なる領域が存在しないので、領域A3を保護
領域管理テーブル200にセットする(図9のステップ
363)。こうして保護情報のセットが終わると、画像
編集手段12中のタスク3に保護完了を通知し(図9の
ステップ364)、タスクを完了する。
【0014】画像編集手段12は、この通知を受ける
と、タスク3を実行し、領域A3に対し文字描画を開始
する(図6のステップ333)。やがて、文字描画が終
了すると、画像編集手段12中のタスク3は、画像領域
保護手段13に、このコマンド実行のために保護した領
域A3の保護解除を依頼する(図6のステップ33
4)。
と、タスク3を実行し、領域A3に対し文字描画を開始
する(図6のステップ333)。やがて、文字描画が終
了すると、画像編集手段12中のタスク3は、画像領域
保護手段13に、このコマンド実行のために保護した領
域A3の保護解除を依頼する(図6のステップ33
4)。
【0015】画像領域保護手段13は、その依頼を受け
ると(図7のステップ341)、上記したようにその依
頼の内容を調べ(図7のステップ342)、領域保護解
除手段133中に領域A3の保護解除タスクを生成する
(図7のステップ345)。このタスクは、保護領域管
理テーブル200から領域A3を捜し(図10のステッ
プ371)、それを削除し(図10のステップ37
2)、終了する。そして、画像編集手段12は、編集結
果を画像記憶手段14に記憶させて、一連の処理を終了
させる。
ると(図7のステップ341)、上記したようにその依
頼の内容を調べ(図7のステップ342)、領域保護解
除手段133中に領域A3の保護解除タスクを生成する
(図7のステップ345)。このタスクは、保護領域管
理テーブル200から領域A3を捜し(図10のステッ
プ371)、それを削除し(図10のステップ37
2)、終了する。そして、画像編集手段12は、編集結
果を画像記憶手段14に記憶させて、一連の処理を終了
させる。
【0016】
【実施例2】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図11(a)は本発明の第2の実施例における画
像処理装置の構成を示すものである。図11(a)のお
いて、21は与えられた編集コマンドに対して、その編
集処理をあらかじめ定めた同じ大きさの複数個の領域に
分解した編集領域に対する編集タスクに分解し、それら
を画像編集手段22に渡す編集コマンド分解手段、22
は編集画像に対して編集を行なうタスクを複数個並列に
実行する画像編集手段、23は画像編集手段22からの
命令によって、編集画像の指定された領域を他のタスク
が編集できないように、領域の保護および保護の解除を
行なうタスクをそれぞれ複数個並列に実行する画像領域
保護手段、24は編集画像を記憶する画像記憶手段であ
る。
する。図11(a)は本発明の第2の実施例における画
像処理装置の構成を示すものである。図11(a)のお
いて、21は与えられた編集コマンドに対して、その編
集処理をあらかじめ定めた同じ大きさの複数個の領域に
分解した編集領域に対する編集タスクに分解し、それら
を画像編集手段22に渡す編集コマンド分解手段、22
は編集画像に対して編集を行なうタスクを複数個並列に
実行する画像編集手段、23は画像編集手段22からの
命令によって、編集画像の指定された領域を他のタスク
が編集できないように、領域の保護および保護の解除を
行なうタスクをそれぞれ複数個並列に実行する画像領域
保護手段、24は編集画像を記憶する画像記憶手段であ
る。
【0017】図11(b)は画像領域保護手段23の構
成を示している。図11(b)において、231は画像
編集手段22からの指示で領域を保護し、画像編集手段
22に保護完了を通知するタスクを複数個並列に実行す
る領域保護手段、232は画像編集手段22からの指示
で領域の保護を解除するタスクを複数個同時に実行する
領域保護解除手段である。また画像領域保護手段23
は、図2に示した保護領域管理テーブル200と同様な
保護領域管理テーブルを編集画像一枚に付き一つ持ち、
その編集画像に対する領域保護の情報である保護してい
るタスクIDと保護領域の始点、幅、大きさを格納して
いるものとする。
成を示している。図11(b)において、231は画像
編集手段22からの指示で領域を保護し、画像編集手段
22に保護完了を通知するタスクを複数個並列に実行す
る領域保護手段、232は画像編集手段22からの指示
で領域の保護を解除するタスクを複数個同時に実行する
領域保護解除手段である。また画像領域保護手段23
は、図2に示した保護領域管理テーブル200と同様な
保護領域管理テーブルを編集画像一枚に付き一つ持ち、
その編集画像に対する領域保護の情報である保護してい
るタスクIDと保護領域の始点、幅、大きさを格納して
いるものとする。
【0018】次に、上記第2の実施例の動作について説
明する。図12は編集画像領域を示す画像図である。図
13は編集コマンド分解手段21の処理の手順を表すフ
ローチャート、図14は画像編集手段22の画像編集タ
スク生成時の処理の手順を表すフローチャート、図15
は画像編集手段22中の画像編集タスクの動作を表すフ
ローチャート、図16は画像領域保護手段23の各タス
ク生成時の処理の手順を表すフローチャート、図17は
画像領域保護手段23中の領域保護手段231が実行す
る領域保護タスクの処理の手順を表すフローチャート、
図18は画像領域保護手段23中の領域保護解除手段2
32が実行する領域保護解除タスクの処理の手順を表す
フローチャートである。
明する。図12は編集画像領域を示す画像図である。図
13は編集コマンド分解手段21の処理の手順を表すフ
ローチャート、図14は画像編集手段22の画像編集タ
スク生成時の処理の手順を表すフローチャート、図15
は画像編集手段22中の画像編集タスクの動作を表すフ
ローチャート、図16は画像領域保護手段23の各タス
ク生成時の処理の手順を表すフローチャート、図17は
画像領域保護手段23中の領域保護手段231が実行す
る領域保護タスクの処理の手順を表すフローチャート、
図18は画像領域保護手段23中の領域保護解除手段2
32が実行する領域保護解除タスクの処理の手順を表す
フローチャートである。
【0019】現在の状態として、図12(a)に示すよ
うに、他のタスクが領域Bを編集中で、従って領域B
は、既に画像領域保護手段23によって領域の保護が成
されているものとする。このとき、編集コマンド分解手
段21が、編集コマンドの一つである領域Aに対する文
字描画コマンドを受け取ったとする(図13のステップ
411)。これを受けて編集コマンド分解手段21は、
領域Aを図12(b)のように、すべて等しい形と大き
さを持つ矩形領域A1からA9まで分割し、受け取った
領域Aに対する文字描画コマンドを領域A1からA9に
対する文字描画タスク1から9に分割し(図13のステ
ップ412)、画像編集手段22にそれら9つのタスク
を生成するように依頼する(図13のステップ41
3)。
うに、他のタスクが領域Bを編集中で、従って領域B
は、既に画像領域保護手段23によって領域の保護が成
されているものとする。このとき、編集コマンド分解手
段21が、編集コマンドの一つである領域Aに対する文
字描画コマンドを受け取ったとする(図13のステップ
411)。これを受けて編集コマンド分解手段21は、
領域Aを図12(b)のように、すべて等しい形と大き
さを持つ矩形領域A1からA9まで分割し、受け取った
領域Aに対する文字描画コマンドを領域A1からA9に
対する文字描画タスク1から9に分割し(図13のステ
ップ412)、画像編集手段22にそれら9つのタスク
を生成するように依頼する(図13のステップ41
3)。
【0020】画像編集手段22は、これを受けると(図
14のステップ421)タスク1から9を生成し(図1
4のステップ422)、並列に実行を開始する。これら
のタスクは、まず画像領域保護手段23に、それぞれ領
域A1からA9の保護を依頼し(図15のステップ43
1)、画像領域保護手段23から保護完了の通知がある
まで待つ(図15のステップ432)。画像領域保護手
段23は、それらの依頼を受けて(図16のステップ4
41)、依頼の内容を調べ(図16のステップ44
2)、それぞれ領域A1からA9に対する9つの保護タ
スクを領域保護手段231中に生成する(図16のステ
ップ443)。
14のステップ421)タスク1から9を生成し(図1
4のステップ422)、並列に実行を開始する。これら
のタスクは、まず画像領域保護手段23に、それぞれ領
域A1からA9の保護を依頼し(図15のステップ43
1)、画像領域保護手段23から保護完了の通知がある
まで待つ(図15のステップ432)。画像領域保護手
段23は、それらの依頼を受けて(図16のステップ4
41)、依頼の内容を調べ(図16のステップ44
2)、それぞれ領域A1からA9に対する9つの保護タ
スクを領域保護手段231中に生成する(図16のステ
ップ443)。
【0021】領域A1、A2、A3、A4、A7の保護
タスクは、それぞれ、領域A1、A2、A3、A4、A
7に重なる領域が保護領域管理テーブルにあるかどうか
調べ(図17のステップ451)、この場合重なってい
る領域が存在しないので(図17のステップ452)、
それぞれ領域1、2、3、4、7を保護領域管理テーブ
ルにセットする(図17のステップ453)。保護情報
のセットが終わると、領域保護手段231中のタスクA
1、A2、A3、A4、A7は、画像編集手段22中の
それぞれの文字描画タスクに保護完了を通知し(図17
のステップ454)、タスクを完了する。
タスクは、それぞれ、領域A1、A2、A3、A4、A
7に重なる領域が保護領域管理テーブルにあるかどうか
調べ(図17のステップ451)、この場合重なってい
る領域が存在しないので(図17のステップ452)、
それぞれ領域1、2、3、4、7を保護領域管理テーブ
ルにセットする(図17のステップ453)。保護情報
のセットが終わると、領域保護手段231中のタスクA
1、A2、A3、A4、A7は、画像編集手段22中の
それぞれの文字描画タスクに保護完了を通知し(図17
のステップ454)、タスクを完了する。
【0022】画像編集手段22は、この通知を受ける
と、タスク1、2、3、4、7を実行し、それぞれの領
域に対し文字描画を開始し、編集を行なう(図15のス
テップ433)。やがて、文字描画が終了すると、画像
編集手段22中のタスク1、2、3、4、7は、画像領
域保護手段23に、このコマンド実行のために保護した
それぞれ領域A1、A2、A3、A4、A7の保護解除
を依頼する(図15のステップ434)。画像領域保護
手段23は、その依頼を受けると(図16のステップ4
41)、依頼の内容を調べ(図16のステップ44
2)、領域保護解除手段232中にそれぞれ領域A1、
A2、A3、A4、A7の5つの保護解除タスクを生成
する(図16のステップ444)。これらのタスクは、
保護領域管理テーブルからそれぞれ領域A1、A2、A
3、A4、A7を捜し(図18のステップ461)、そ
れらを削除し(図18のステップ462)、処理を終了
する。
と、タスク1、2、3、4、7を実行し、それぞれの領
域に対し文字描画を開始し、編集を行なう(図15のス
テップ433)。やがて、文字描画が終了すると、画像
編集手段22中のタスク1、2、3、4、7は、画像領
域保護手段23に、このコマンド実行のために保護した
それぞれ領域A1、A2、A3、A4、A7の保護解除
を依頼する(図15のステップ434)。画像領域保護
手段23は、その依頼を受けると(図16のステップ4
41)、依頼の内容を調べ(図16のステップ44
2)、領域保護解除手段232中にそれぞれ領域A1、
A2、A3、A4、A7の5つの保護解除タスクを生成
する(図16のステップ444)。これらのタスクは、
保護領域管理テーブルからそれぞれ領域A1、A2、A
3、A4、A7を捜し(図18のステップ461)、そ
れらを削除し(図18のステップ462)、処理を終了
する。
【0023】また、領域A5、A6、A8、A9の保護
タスクは、領域保護手段231が、領域A5、A6、A
8、A9に重なる領域が保護領域管理テーブルにあるか
どうか調べ(図17のステップ451)、この場合は、
領域Bが重なっているので(図17のステップ45
2)、その保護が解除されるまで待つ。やがて、画像編
集手段22中の他のタスクが発行した領域保護解除手段
232中の保護解除タスクによって領域Bの保護が解除
されると、保護の解除を待っていた領域保護手段231
中の領域A5、A6、A8、A9の保護タスクが動き出
し、それぞれ再び、領域A5、A6、A8、A9に重な
る領域が保護領域管理テーブルにあるかどうか調べ(図
17のステップ451)、今度の場合は重なる領域が存
在しないので(図17のステップ452)、それぞれ領
域A5、A6、A8、A9を保護領域管理テーブルにセ
ットする(図17のステップ453)。こうして保護情
報のセットが終わると、領域保護手段231中のそれぞ
れのタスクは、画像編集手段22中のそれぞれの文字描
画タスクに保護完了を通知し(図17のステップ45
4)、タスクを完了する。
タスクは、領域保護手段231が、領域A5、A6、A
8、A9に重なる領域が保護領域管理テーブルにあるか
どうか調べ(図17のステップ451)、この場合は、
領域Bが重なっているので(図17のステップ45
2)、その保護が解除されるまで待つ。やがて、画像編
集手段22中の他のタスクが発行した領域保護解除手段
232中の保護解除タスクによって領域Bの保護が解除
されると、保護の解除を待っていた領域保護手段231
中の領域A5、A6、A8、A9の保護タスクが動き出
し、それぞれ再び、領域A5、A6、A8、A9に重な
る領域が保護領域管理テーブルにあるかどうか調べ(図
17のステップ451)、今度の場合は重なる領域が存
在しないので(図17のステップ452)、それぞれ領
域A5、A6、A8、A9を保護領域管理テーブルにセ
ットする(図17のステップ453)。こうして保護情
報のセットが終わると、領域保護手段231中のそれぞ
れのタスクは、画像編集手段22中のそれぞれの文字描
画タスクに保護完了を通知し(図17のステップ45
4)、タスクを完了する。
【0024】画像編集手段22は、この通知を受ける
と、タスク5、6、8、9を実行し、それぞれの領域に
対し文字描画を開始し、編集を行なう(図15のステッ
プ433)。やがて、文字描画が終了すると、画像編集
手段22中のタスク5、6、8、9は、画像領域保護手
段23に、このコマンド実行のために保護したそれぞれ
領域A5、A6、A8、A9の保護解除を依頼する(図
15のステップ434)。画像領域保護手段23は、そ
の依頼を受けると(図16のステップ441)、依頼の
内容を調べ(図16のステップ442)、領域保護解除
手段232中にそれぞれ領域5、6、8、9の4つの保
護解除タスクを生成する(図16のステップ444)。
これらのタスクは、保護領域管理テーブルからそれぞれ
領域5、6、8、9を捜し(図18のステップ46
1)、それらを削除し(図18のステップ462)、処
理を終了する。そして、画像編集手段22は、編集結果
を画像記憶手段24に記憶させて、一連の処理を終了す
る。
と、タスク5、6、8、9を実行し、それぞれの領域に
対し文字描画を開始し、編集を行なう(図15のステッ
プ433)。やがて、文字描画が終了すると、画像編集
手段22中のタスク5、6、8、9は、画像領域保護手
段23に、このコマンド実行のために保護したそれぞれ
領域A5、A6、A8、A9の保護解除を依頼する(図
15のステップ434)。画像領域保護手段23は、そ
の依頼を受けると(図16のステップ441)、依頼の
内容を調べ(図16のステップ442)、領域保護解除
手段232中にそれぞれ領域5、6、8、9の4つの保
護解除タスクを生成する(図16のステップ444)。
これらのタスクは、保護領域管理テーブルからそれぞれ
領域5、6、8、9を捜し(図18のステップ46
1)、それらを削除し(図18のステップ462)、処
理を終了する。そして、画像編集手段22は、編集結果
を画像記憶手段24に記憶させて、一連の処理を終了す
る。
【0025】
【実施例3】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図19(a)は本発明の第3の実施例における画
像処理装置の構成を示すものである。図19(a)におい
て、31は与えられた編集コマンドに対して、その編集
処理を他のタスクによって読み込みもしくは書き込み保
護されている領域に対する編集タスクと保護されていな
い編集タスクに分解し、それらを画像編集手段32に渡
す編集コマンド分解手段、32は編集画像に対して編集
を行なうタスクを複数個並列に実行する画像編集手段、
33は画像編集手段32からの命令によって、編集画像
の指定された領域を他のタスクが編集できないように、
領域の読み込みまたは書き込み保護および保護の解除を
行ない、また編集コマンド分解手段31からの読み込み
または書き込み保護されている領域についての問い合わ
せに応じるタスクをそれぞれ複数個並列に実行する画像
領域保護手段、34は編集画像を記憶する画像記憶手段
である。
する。図19(a)は本発明の第3の実施例における画
像処理装置の構成を示すものである。図19(a)におい
て、31は与えられた編集コマンドに対して、その編集
処理を他のタスクによって読み込みもしくは書き込み保
護されている領域に対する編集タスクと保護されていな
い編集タスクに分解し、それらを画像編集手段32に渡
す編集コマンド分解手段、32は編集画像に対して編集
を行なうタスクを複数個並列に実行する画像編集手段、
33は画像編集手段32からの命令によって、編集画像
の指定された領域を他のタスクが編集できないように、
領域の読み込みまたは書き込み保護および保護の解除を
行ない、また編集コマンド分解手段31からの読み込み
または書き込み保護されている領域についての問い合わ
せに応じるタスクをそれぞれ複数個並列に実行する画像
領域保護手段、34は編集画像を記憶する画像記憶手段
である。
【0026】図19(b)は、画像領域保護手段33の
構成を示している。図19(b)において、3301は
編集コマンド分解手段31からの依頼で現在の読み込み
禁止領域を調べ、その結果を編集コマンド分解手段31
に通知するタスクを複数個並列に実行する読み込み禁止
領域問い合わせ応答手段、3302は編集コマンド分解
手段31からの依頼で現在の書き込み禁止領域を調べ、
その結果を編集コマンド分解手段31に通知するタスク
を複数個並列に実行する書き込み禁止領域問い合わせ応
答手段、3303は画像編集手段32からの依頼で領域
を読み込みのために保護し、即ち他のタスクによって書
込みができないようにし、保護完了を画像編集手段32
に通知するタスクを複数個並列に実行する読み込み領域
保護手段、3304は画像編集手段32からの依頼で領
域を書き込みのために保護し、即ち他のタスクによって
読み書きができないようにし、保護完了を画像編集手段
32に通知するタスクを複数個並列に実行する書き込み
領域保護手段、3304は画像編集手段32からの依頼
で領域の読み込み保護を解除するタスクを複数個並列に
実行する読み込み領域保護解除手段、3306は画像編
集手段32からの指示で領域の書き込み保護を解除する
タスクを複数個並列に実行する書き込み領域保護解除手
段である。また画像領域保護手段33は、図2に示した
保護領域管理テーブル200と同様な保護領域管理テー
ブルを編集画像一枚に付き読き込み保護用と書き込み保
護用に二つ持ち、それぞれその編集画像中の領域保護の
情報である読み込みまたは書き込み保護しているタスク
IDと保護領域の始点、幅、大きさを格納しているもの
とする。
構成を示している。図19(b)において、3301は
編集コマンド分解手段31からの依頼で現在の読み込み
禁止領域を調べ、その結果を編集コマンド分解手段31
に通知するタスクを複数個並列に実行する読み込み禁止
領域問い合わせ応答手段、3302は編集コマンド分解
手段31からの依頼で現在の書き込み禁止領域を調べ、
その結果を編集コマンド分解手段31に通知するタスク
を複数個並列に実行する書き込み禁止領域問い合わせ応
答手段、3303は画像編集手段32からの依頼で領域
を読み込みのために保護し、即ち他のタスクによって書
込みができないようにし、保護完了を画像編集手段32
に通知するタスクを複数個並列に実行する読み込み領域
保護手段、3304は画像編集手段32からの依頼で領
域を書き込みのために保護し、即ち他のタスクによって
読み書きができないようにし、保護完了を画像編集手段
32に通知するタスクを複数個並列に実行する書き込み
領域保護手段、3304は画像編集手段32からの依頼
で領域の読み込み保護を解除するタスクを複数個並列に
実行する読み込み領域保護解除手段、3306は画像編
集手段32からの指示で領域の書き込み保護を解除する
タスクを複数個並列に実行する書き込み領域保護解除手
段である。また画像領域保護手段33は、図2に示した
保護領域管理テーブル200と同様な保護領域管理テー
ブルを編集画像一枚に付き読き込み保護用と書き込み保
護用に二つ持ち、それぞれその編集画像中の領域保護の
情報である読み込みまたは書き込み保護しているタスク
IDと保護領域の始点、幅、大きさを格納しているもの
とする。
【0027】次に、本発明の第3の実施例の動作につい
て説明する。図20は編集画像領域を示す画像図であ
る。図21は編集コマンド分解手段31の処理の手順を
表すフローチャート、図22は画像編集手段32の画像
編集タスク生成時の処理の手順を表すフローチャート、
図23は画像編集手段32中の画像編集タスクの動作を
表すフローチャート、図24は画像領域保護手段33の
各タスク生成時の処理の手順を表すフローチャート、図
25は画像領域保護手段33中の読み込み禁止領域問い
合わせ応答手段3301が実行する読み込み禁止領域問
い合わせ応答タスクの処理の手順を表すフローチャー
ト、図26は画像領域保護手段33中の書き込み禁止領
域問い合わせ応答手段3302が実行する書き込み禁止
領域問い合わせ応答タスクの処理の手順を表すフローチ
ャート、図27は画像領域保護手段33中の読み込み領
域保護手段3303が実行する読み込み領域保護タスク
の処理の手順を表すフローチャート、図28は画像領域
保護手段33中の書き込み領域保護手段3304が実行
する書き込み領域保護タスクの処理の手順を表すフロー
チャート、図29は画像領域保護手段33中の読み込み
領域保護解除手段3305が実行する読み込み領域保護
解除タスクの処理の手順を表すフローチャート、図30
は画像領域保護手段33中の書き込み領域保護解除手段
3306が実行する書き込み領域保護解除タスクの処理
の手順を表すフローチャートである。
て説明する。図20は編集画像領域を示す画像図であ
る。図21は編集コマンド分解手段31の処理の手順を
表すフローチャート、図22は画像編集手段32の画像
編集タスク生成時の処理の手順を表すフローチャート、
図23は画像編集手段32中の画像編集タスクの動作を
表すフローチャート、図24は画像領域保護手段33の
各タスク生成時の処理の手順を表すフローチャート、図
25は画像領域保護手段33中の読み込み禁止領域問い
合わせ応答手段3301が実行する読み込み禁止領域問
い合わせ応答タスクの処理の手順を表すフローチャー
ト、図26は画像領域保護手段33中の書き込み禁止領
域問い合わせ応答手段3302が実行する書き込み禁止
領域問い合わせ応答タスクの処理の手順を表すフローチ
ャート、図27は画像領域保護手段33中の読み込み領
域保護手段3303が実行する読み込み領域保護タスク
の処理の手順を表すフローチャート、図28は画像領域
保護手段33中の書き込み領域保護手段3304が実行
する書き込み領域保護タスクの処理の手順を表すフロー
チャート、図29は画像領域保護手段33中の読み込み
領域保護解除手段3305が実行する読み込み領域保護
解除タスクの処理の手順を表すフローチャート、図30
は画像領域保護手段33中の書き込み領域保護解除手段
3306が実行する書き込み領域保護解除タスクの処理
の手順を表すフローチャートである。
【0028】現在の状態として、図20(a)に示すよ
うに、他のタスクが編集画像Iの領域Cに書き込み中
で、従って領域Cは、既に画像領域保護手段33によっ
て領域の書込み保護が成されているものとする。また、
編集画像IIの領域Dは、他のタスクが読み込み中で、
従って領域Dは、既に画像領域保護手段33によって領
域の読み込み保護が成されているものとする。このと
き、編集コマンド分解手段31が、編集コマンドの一つ
である編集画像Iの領域Aから編集画像IIの領域Bへ
の複写コマンドを受け取ったとする(図21のステップ
511)。これを受けて編集コマンド分解手段31は、
まず画像領域保護手段33に、現在編集画像Iの読み込
みを禁止されている領域を問い合わせ、その結果を待つ
(図21のステップ512)。画像領域保護手段33
は、この問い合わせの依頼を受けると(図24のステッ
プ551)、依頼の内容を調べ(図24のステップ55
2)、読み込み禁止領域問い合わせ応答手段3301中
に編集画像Iの現在の読み込み禁止領域を調べるタスク
を生成する(図24のステップ553)。このタスク
は、編集画像Iの書き込み保護用の保護領域管理テーブ
ルに格納されている領域を調べ(図25のステップ56
1)、この場合は領域Cがテーブルに格納されているの
で、編集コマンド分解手段31に領域Cを通知する(図
25のステップ562)。
うに、他のタスクが編集画像Iの領域Cに書き込み中
で、従って領域Cは、既に画像領域保護手段33によっ
て領域の書込み保護が成されているものとする。また、
編集画像IIの領域Dは、他のタスクが読み込み中で、
従って領域Dは、既に画像領域保護手段33によって領
域の読み込み保護が成されているものとする。このと
き、編集コマンド分解手段31が、編集コマンドの一つ
である編集画像Iの領域Aから編集画像IIの領域Bへ
の複写コマンドを受け取ったとする(図21のステップ
511)。これを受けて編集コマンド分解手段31は、
まず画像領域保護手段33に、現在編集画像Iの読み込
みを禁止されている領域を問い合わせ、その結果を待つ
(図21のステップ512)。画像領域保護手段33
は、この問い合わせの依頼を受けると(図24のステッ
プ551)、依頼の内容を調べ(図24のステップ55
2)、読み込み禁止領域問い合わせ応答手段3301中
に編集画像Iの現在の読み込み禁止領域を調べるタスク
を生成する(図24のステップ553)。このタスク
は、編集画像Iの書き込み保護用の保護領域管理テーブ
ルに格納されている領域を調べ(図25のステップ56
1)、この場合は領域Cがテーブルに格納されているの
で、編集コマンド分解手段31に領域Cを通知する(図
25のステップ562)。
【0029】編集コマンド分解手段31は、これを受け
ると(図21のステップ513)、編集画像Iの領域A
が領域Cと重なりがあるかどうか調べ(図21のステッ
プ514)、この場合は重なりがあるので、編集画像I
の領域Aから編集画像IIの領域Bへのの複写コマンド
を、図20(b)に示すように、編集画像Iの領域A1
から編集画像IIの領域B1、編集画像Iの領域A2か
ら編集画像IIの領域B2、編集画像Iの領域A3から
編集画像IIの領域B3への3つの複写タスクに分解す
る(図21のステップ515)。
ると(図21のステップ513)、編集画像Iの領域A
が領域Cと重なりがあるかどうか調べ(図21のステッ
プ514)、この場合は重なりがあるので、編集画像I
の領域Aから編集画像IIの領域Bへのの複写コマンド
を、図20(b)に示すように、編集画像Iの領域A1
から編集画像IIの領域B1、編集画像Iの領域A2か
ら編集画像IIの領域B2、編集画像Iの領域A3から
編集画像IIの領域B3への3つの複写タスクに分解す
る(図21のステップ515)。
【0030】次に、編集コマンド分解手段31は、画像
領域保護手段33に、現在編集画像IIの書き込みを禁
止されている領域を問い合わせ、その結果を待つ(図2
1のステップ516)。画像領域保護手段33は、この
問い合わせを受けると(図24のステップ551)、依
頼の内容を調べ(図24のステップ552)、書き込み
禁止領域問い合わせ応答手段3302中に編集画像II
の現在の書き込み禁止領域を調べて応答するタスクを生
成する(図24のステップ554)。このタスクは、編
集画像IIの読み込み保護用の保護領域管理テーブルに
格納されている領域を調べ(図26のステップ57
1)、次いで編集画像IIの書き込み保護用の保護領域
管理テーブルに格納されている領域を調べ(図26のス
テップ572)、この場合は領域Dが読み込み保護用の
保護領域管理テーブルに格納されているので、編集コマ
ンド分解手段31に領域Dを通知する(図26のステッ
プ573)。
領域保護手段33に、現在編集画像IIの書き込みを禁
止されている領域を問い合わせ、その結果を待つ(図2
1のステップ516)。画像領域保護手段33は、この
問い合わせを受けると(図24のステップ551)、依
頼の内容を調べ(図24のステップ552)、書き込み
禁止領域問い合わせ応答手段3302中に編集画像II
の現在の書き込み禁止領域を調べて応答するタスクを生
成する(図24のステップ554)。このタスクは、編
集画像IIの読み込み保護用の保護領域管理テーブルに
格納されている領域を調べ(図26のステップ57
1)、次いで編集画像IIの書き込み保護用の保護領域
管理テーブルに格納されている領域を調べ(図26のス
テップ572)、この場合は領域Dが読み込み保護用の
保護領域管理テーブルに格納されているので、編集コマ
ンド分解手段31に領域Dを通知する(図26のステッ
プ573)。
【0031】編集コマンド分解手段31は、これを受け
ると(図21のステップ517)、編集画像IIの領域
B1、領域B2、領域B3のそれぞれについて、現在実
行中のタスクによって書き込み禁止されている領域と重
なりがあるかどうか調べ(図21のステップ518)、
領域B1と領域B3については重なりがないので、画像
編集手段32に対して、編集画像Iの領域A1から編集
画像IIの領域B1への複写タスク1と、編集画像Iの
領域A3から編集画像IIの領域B3への複写タスク3
を生成するように依頼する(図21のステップ52
0)。また、領域B2については重なりがあるので、編
集画像Iの領域A2から編集画像IIの領域B2への複
写タスクを、図20(c)に示すように、編集画像Iの
領域A2−1から編集画像IIの領域B2−1への複写
タスク2−1と、編集画像Iの領域A2−2から編集画
像IIの領域B2−2への複写タスク2−2と、編集画
像Iの領域B2−3から編集画像2の領域2−3への複
写タスク2−3に分解し(図21のステップ519)、
画像編集手段32に対して、これらのタスクを生成する
ように依頼する(図21のステップ520)。
ると(図21のステップ517)、編集画像IIの領域
B1、領域B2、領域B3のそれぞれについて、現在実
行中のタスクによって書き込み禁止されている領域と重
なりがあるかどうか調べ(図21のステップ518)、
領域B1と領域B3については重なりがないので、画像
編集手段32に対して、編集画像Iの領域A1から編集
画像IIの領域B1への複写タスク1と、編集画像Iの
領域A3から編集画像IIの領域B3への複写タスク3
を生成するように依頼する(図21のステップ52
0)。また、領域B2については重なりがあるので、編
集画像Iの領域A2から編集画像IIの領域B2への複
写タスクを、図20(c)に示すように、編集画像Iの
領域A2−1から編集画像IIの領域B2−1への複写
タスク2−1と、編集画像Iの領域A2−2から編集画
像IIの領域B2−2への複写タスク2−2と、編集画
像Iの領域B2−3から編集画像2の領域2−3への複
写タスク2−3に分解し(図21のステップ519)、
画像編集手段32に対して、これらのタスクを生成する
ように依頼する(図21のステップ520)。
【0032】画像編集手段32はこれらの依頼を受ける
と(図22のステップ531)、複写タスク1、複写タ
スク2−1、複写タスク2−2、複写タスク2−3、複
写タスク3を生成し(図22のステップ532)、並列
に実行を開始する。画像編集手段12中の複写タスク
1、複写タスク2−1、複写タスク2−2、複写タスク
2−3、複写タスク3は、まず読み込んでいる途中に他
のタスクによって内容が変更されないように、編集画像
Iのそれぞれの領域A1、領域A2−1、領域A2−
2、領域A2−3、領域A3の読み込み保護を画像領域
保護手段33に依頼し(図23のステップ541)、画
像領域保護手段33から読み込み保護完了の通知がある
まで待つ(図23のステップ542)。画像領域保護手
段33は、その依頼を受けると(図24のステップ55
1)、依頼の内容を調べ(図24のステップ552)、
読み込み領域保護手段3303中に編集画像Iの領域A
1、領域A2−1、領域A2−2、領域A2−3、領域
A3の読み込み領域保護タスクを生成する(図24のス
テップ555)。編集画像Iの領域A1、領域A2−
1,領域A2−2、領域A2−3の読込み保護タスク
は、それぞれ、編集画像1の書込み保護用の保護領域管
理テーブルに編集画像Iの領域A1、領域A2−1、領
域A2−2、領域A2−3に重なる領域が存在するかど
うか調べ(図27のステップ581)、この場合重なる
領域は存在しないので(図27のステップ582)、そ
れぞれ領域A1、領域A2−1、領域A2−2、領域A
2−3を、編集画像Iの読み込み保護用の保護領域管理
テーブルにセットし(図27のステップ583)、画像
編集手段12中のそれぞれの複写タスクに通知する(図
27のステップ584)。また、編集画像Iの領域A3
の読み込み保護タスクは、編集画像Iの書き込み保護用
の保護領域管理テーブルに編集画像Iの領域A3に重な
る領域が存在するかどうか調べ(図27のステップ58
1)、この場合は領域Cが重なるので(図27のステッ
プ582)、その保護が解除されるまで待つ。やがて、
画像編集手段32中の他のタスクが発行した書き込み領
域保護解除手段3306中の書き込み領域保護解除タス
クによって領域Cの書き込み保護が解除されると、保護
の解除を待っていた読み込み領域保護手段3303中の
領域A3の読み込み保護タスクが動き出し、再び編集画
像Iの書き込み保護用の保護領域管理テーブルに編集画
像Iの領域A3に重なる領域が存在するかどうか調べ
(図27のステップ581)、この場合は重なる領域が
存在しないので(図27のステップ582)、領域A3
を編集画像Iの読み込み保護用の保護領域管理テーブル
にセットし(図27のステップ583)、画像編集手段
32中の複写タスク3に通知し(図27のステップ58
4)、タスクを完了する。
と(図22のステップ531)、複写タスク1、複写タ
スク2−1、複写タスク2−2、複写タスク2−3、複
写タスク3を生成し(図22のステップ532)、並列
に実行を開始する。画像編集手段12中の複写タスク
1、複写タスク2−1、複写タスク2−2、複写タスク
2−3、複写タスク3は、まず読み込んでいる途中に他
のタスクによって内容が変更されないように、編集画像
Iのそれぞれの領域A1、領域A2−1、領域A2−
2、領域A2−3、領域A3の読み込み保護を画像領域
保護手段33に依頼し(図23のステップ541)、画
像領域保護手段33から読み込み保護完了の通知がある
まで待つ(図23のステップ542)。画像領域保護手
段33は、その依頼を受けると(図24のステップ55
1)、依頼の内容を調べ(図24のステップ552)、
読み込み領域保護手段3303中に編集画像Iの領域A
1、領域A2−1、領域A2−2、領域A2−3、領域
A3の読み込み領域保護タスクを生成する(図24のス
テップ555)。編集画像Iの領域A1、領域A2−
1,領域A2−2、領域A2−3の読込み保護タスク
は、それぞれ、編集画像1の書込み保護用の保護領域管
理テーブルに編集画像Iの領域A1、領域A2−1、領
域A2−2、領域A2−3に重なる領域が存在するかど
うか調べ(図27のステップ581)、この場合重なる
領域は存在しないので(図27のステップ582)、そ
れぞれ領域A1、領域A2−1、領域A2−2、領域A
2−3を、編集画像Iの読み込み保護用の保護領域管理
テーブルにセットし(図27のステップ583)、画像
編集手段12中のそれぞれの複写タスクに通知する(図
27のステップ584)。また、編集画像Iの領域A3
の読み込み保護タスクは、編集画像Iの書き込み保護用
の保護領域管理テーブルに編集画像Iの領域A3に重な
る領域が存在するかどうか調べ(図27のステップ58
1)、この場合は領域Cが重なるので(図27のステッ
プ582)、その保護が解除されるまで待つ。やがて、
画像編集手段32中の他のタスクが発行した書き込み領
域保護解除手段3306中の書き込み領域保護解除タス
クによって領域Cの書き込み保護が解除されると、保護
の解除を待っていた読み込み領域保護手段3303中の
領域A3の読み込み保護タスクが動き出し、再び編集画
像Iの書き込み保護用の保護領域管理テーブルに編集画
像Iの領域A3に重なる領域が存在するかどうか調べ
(図27のステップ581)、この場合は重なる領域が
存在しないので(図27のステップ582)、領域A3
を編集画像Iの読み込み保護用の保護領域管理テーブル
にセットし(図27のステップ583)、画像編集手段
32中の複写タスク3に通知し(図27のステップ58
4)、タスクを完了する。
【0033】画像編集手段32は、これらの通知を受け
ると、複写タスク1、複写タスク2−1、複写タスク2
−2、複写タスク2−3、複写タスク3を実行し、編集
画像IIに書き込んでいる途中に他のタスクによって編
集が行なわれたり、読み込みが行なわれたりしないよう
に、編集画像IIのそれぞれ領域B1、領域B2−1、
領域B2−2、領域B2−3、領域B3の書き込み保護
を画像領域保護手段33に依頼し(図23のステップ5
43)、画像領域保護手段33から書き込み保護完了の
通知があるまで待つ(図23のステップ544)。画像
領域保護手段33は、その依頼を受けて(図24のステ
ップ551)、依頼の内容を調べ(図24のステップ5
52)、書き込み領域保護手段3304中に、編集画像
IIの領域B1、領域B2−1、領域B2−2、領域B
2−3、領域B3の書き込み保護タスクを生成する(図
24のステップ556)。編集画像IIの領域B1、領
域B2−1、領域B2−3、領域B3の書込み保護タス
クは、それぞれ編集画像IIの書き込み保護用の保護領
域管理テーブルに編集画像IIのそれぞれ領域B1、領
域B2−1、領域B2−3、領域B3に重なる領域が存
在するかどうか調べ(図28のステップ591)、この
場合は重なる領域が存在しないので(図28のステップ
592)、さらに編集画像IIの読み込み保護用の保護
領域管理テーブルに編集画像IIのそれぞれ領域B1、
領域B2−1、領域B2−3、領域B3に重なる領域が
存在するかどうか調べ(図28のステップ593)、こ
の場合は重なる領域が存在しないので(図28のステッ
プ594)、それぞれ領域B1、領域B2−1、領域B
2−3、領域B3を編集画像IIの書き込み保護用の保
護領域管理テーブルにセットし(図28のステップ59
5)、画像編集手段12中のそれぞれの複写タスクに通
知する(図28のステップ596)。また、編集画像I
Iの領域B2−2の書き込み保護タスクは、編集画像I
Iの書き込み保護用の保護領域管理テーブルに編集画像
IIの領域B2−2に重なる領域が存在するかどうか調
べ、(図28のステップ591)、この場合は重なる領
域が存在しないので(図28のステップ592)、さら
に編集画像IIの読み込み保護用の保護領域管理テーブ
ルに編集画像IIの領域B2−2に重なる領域が存在す
るかどうか調べ(図28のステップ593)、この場合
は領域Dが重なっているので(図28のステップ59
4)、その保護が解除されるまで待つ。やがて、画像編
集手段32中の他のタスクが発行した読み込み領域保護
解除手段1331中の読込み領域保護解除タスクによっ
て領域Dの読み込み保護が解除されると、保護の解除を
待っていた書き込み領域保護手段3304中の領域B2
−2の書き込み領域保護タスクが動き出し、再び編集画
像IIの書き込み保護用の保護領域管理テーブルに編集
画像IIの領域B2−2に重なる領域が存在するかどう
か調べ、(図28のステップ591)、今度の場合は重
なる領域が存在しないので(図28のステップ59
2)、さらに編集画像IIの読み込み保護用の保護領域
管理テーブルに編集画像IIに、領域B2−2に重なる
領域が存在するかどうか調べ(図28のステップ59
3)、今度の場合は重なる領域が存在しないので(図2
8のステップ594)、領域B2−2を編集画像IIの
書き込み保護用の保護領域管理テーブルにセットし(図
28のステップ595)、画像編集手段32中の複写タ
スク2−2に通知する(図28のステップ596)。
ると、複写タスク1、複写タスク2−1、複写タスク2
−2、複写タスク2−3、複写タスク3を実行し、編集
画像IIに書き込んでいる途中に他のタスクによって編
集が行なわれたり、読み込みが行なわれたりしないよう
に、編集画像IIのそれぞれ領域B1、領域B2−1、
領域B2−2、領域B2−3、領域B3の書き込み保護
を画像領域保護手段33に依頼し(図23のステップ5
43)、画像領域保護手段33から書き込み保護完了の
通知があるまで待つ(図23のステップ544)。画像
領域保護手段33は、その依頼を受けて(図24のステ
ップ551)、依頼の内容を調べ(図24のステップ5
52)、書き込み領域保護手段3304中に、編集画像
IIの領域B1、領域B2−1、領域B2−2、領域B
2−3、領域B3の書き込み保護タスクを生成する(図
24のステップ556)。編集画像IIの領域B1、領
域B2−1、領域B2−3、領域B3の書込み保護タス
クは、それぞれ編集画像IIの書き込み保護用の保護領
域管理テーブルに編集画像IIのそれぞれ領域B1、領
域B2−1、領域B2−3、領域B3に重なる領域が存
在するかどうか調べ(図28のステップ591)、この
場合は重なる領域が存在しないので(図28のステップ
592)、さらに編集画像IIの読み込み保護用の保護
領域管理テーブルに編集画像IIのそれぞれ領域B1、
領域B2−1、領域B2−3、領域B3に重なる領域が
存在するかどうか調べ(図28のステップ593)、こ
の場合は重なる領域が存在しないので(図28のステッ
プ594)、それぞれ領域B1、領域B2−1、領域B
2−3、領域B3を編集画像IIの書き込み保護用の保
護領域管理テーブルにセットし(図28のステップ59
5)、画像編集手段12中のそれぞれの複写タスクに通
知する(図28のステップ596)。また、編集画像I
Iの領域B2−2の書き込み保護タスクは、編集画像I
Iの書き込み保護用の保護領域管理テーブルに編集画像
IIの領域B2−2に重なる領域が存在するかどうか調
べ、(図28のステップ591)、この場合は重なる領
域が存在しないので(図28のステップ592)、さら
に編集画像IIの読み込み保護用の保護領域管理テーブ
ルに編集画像IIの領域B2−2に重なる領域が存在す
るかどうか調べ(図28のステップ593)、この場合
は領域Dが重なっているので(図28のステップ59
4)、その保護が解除されるまで待つ。やがて、画像編
集手段32中の他のタスクが発行した読み込み領域保護
解除手段1331中の読込み領域保護解除タスクによっ
て領域Dの読み込み保護が解除されると、保護の解除を
待っていた書き込み領域保護手段3304中の領域B2
−2の書き込み領域保護タスクが動き出し、再び編集画
像IIの書き込み保護用の保護領域管理テーブルに編集
画像IIの領域B2−2に重なる領域が存在するかどう
か調べ、(図28のステップ591)、今度の場合は重
なる領域が存在しないので(図28のステップ59
2)、さらに編集画像IIの読み込み保護用の保護領域
管理テーブルに編集画像IIに、領域B2−2に重なる
領域が存在するかどうか調べ(図28のステップ59
3)、今度の場合は重なる領域が存在しないので(図2
8のステップ594)、領域B2−2を編集画像IIの
書き込み保護用の保護領域管理テーブルにセットし(図
28のステップ595)、画像編集手段32中の複写タ
スク2−2に通知する(図28のステップ596)。
【0034】画像編集手段32は、これらの通知を受け
ると、複写タスク1、複写タスク2−1、複写タスク2
−2、複写タスク2−3、複写タスク3複写を実行する
(図23のステップ545)。やがて、複写が終了する
と、画像編集手段32中の複写タスク1、複写タスク2
−1、複写タスク2−2、複写タスク2−3、複写タス
ク3は、まず画像領域保護手段33に、それぞれ編集画
像Iの領域A1、領域A2−1、領域A2−2、領域A
2−3、領域A3の読み込み領域保護解除を依頼する
(図23のステップ546)。画像領域保護手段33
は、その依頼を受けると(図24のステップ551)、
依頼の内容を調べ(図24のステップ552)、読み込
み領域保護解除手段3305中に、編集画像Iの領域A
1、領域A2−1、領域A2−2、領域A2−3、領域
A3の読み込み領域保護解除タスクを生成する(図24
のステップ557)。これらのタスクは、編集画像Iの
読み込み領域保護用の保護管理テーブルからそれぞれ領
域A1、領域A2−1、領域A2−2、領域A2−3、
領域A3を捜し(図29のステップ601)、削除する
(図29のステップ602)。
ると、複写タスク1、複写タスク2−1、複写タスク2
−2、複写タスク2−3、複写タスク3複写を実行する
(図23のステップ545)。やがて、複写が終了する
と、画像編集手段32中の複写タスク1、複写タスク2
−1、複写タスク2−2、複写タスク2−3、複写タス
ク3は、まず画像領域保護手段33に、それぞれ編集画
像Iの領域A1、領域A2−1、領域A2−2、領域A
2−3、領域A3の読み込み領域保護解除を依頼する
(図23のステップ546)。画像領域保護手段33
は、その依頼を受けると(図24のステップ551)、
依頼の内容を調べ(図24のステップ552)、読み込
み領域保護解除手段3305中に、編集画像Iの領域A
1、領域A2−1、領域A2−2、領域A2−3、領域
A3の読み込み領域保護解除タスクを生成する(図24
のステップ557)。これらのタスクは、編集画像Iの
読み込み領域保護用の保護管理テーブルからそれぞれ領
域A1、領域A2−1、領域A2−2、領域A2−3、
領域A3を捜し(図29のステップ601)、削除する
(図29のステップ602)。
【0035】次に、画像編集手段32中の複写タスク
1、複写タスク2−1、複写タスク2−2、複写タスク
2−3、複写タスク3は、画像領域保護手段33に、そ
れぞれ編集画像IIの領域B1、領域B2−1、領域B
2−2、領域B2−3、領域B3の書き込み領域保護解
除を依頼する(図23のステップ547)。画像領域保
護手段33は、その依頼を受けると(図24のステップ
551)、依頼の内容を調べ(図24のステップ55
2)、書き込み領域保護解除手段3306中に、編集画
像IIの領域B1、領域B2−1、領域B2−2、領域
B2−3、領域B3の書き込み領域保護解除タスクを生
成する(図24のステップ558)。これらのタスク
は、編集画像IIの書き込み領域保護用の保護管理テー
ブルからそれぞれ領域B1、領域B2−1、領域B2−
2、領域B2−3、領域B3を捜し(図30のステップ
611)、削除し(図30のステップ612)、処理が
終了する。そして最後に、画像編集手段32が、編集結
果を画像記憶手段34に記憶させる。
1、複写タスク2−1、複写タスク2−2、複写タスク
2−3、複写タスク3は、画像領域保護手段33に、そ
れぞれ編集画像IIの領域B1、領域B2−1、領域B
2−2、領域B2−3、領域B3の書き込み領域保護解
除を依頼する(図23のステップ547)。画像領域保
護手段33は、その依頼を受けると(図24のステップ
551)、依頼の内容を調べ(図24のステップ55
2)、書き込み領域保護解除手段3306中に、編集画
像IIの領域B1、領域B2−1、領域B2−2、領域
B2−3、領域B3の書き込み領域保護解除タスクを生
成する(図24のステップ558)。これらのタスク
は、編集画像IIの書き込み領域保護用の保護管理テー
ブルからそれぞれ領域B1、領域B2−1、領域B2−
2、領域B2−3、領域B3を捜し(図30のステップ
611)、削除し(図30のステップ612)、処理が
終了する。そして最後に、画像編集手段32が、編集結
果を画像記憶手段34に記憶させる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明は、編集画像を記憶
する画像記憶手段と、編集画像の部分領域を編集するた
めのタスクを複数個並列に実行する画像編集手段と、編
集画像に対する編集コマンドを、その画像を構成する複
数個の部分領域それぞれに対する複数のタスクに分解し
て画像編集手段に渡す編集コマンド分解手段と、画像編
集手段からの命令によって領域の保護および保護の解除
を行なう画像領域保護手段とを備えているので、一つの
編集画像に対して並列に実行している複数のコマンドの
編集領域に重なりがあっても、重なっている領域または
その領域を含む十分小さい領域に対する編集のみが阻止
され、その他の領域は他のコマンドの完了を待つことな
く処理が実行でき、他のコマンドの完了後には十分小さ
い領域の編集だけで済むため、完了を待って領域全体を
処理する場合に比べ、短い時間で処理を完了できる優れ
た画像処理装置を実現できるものである。
する画像記憶手段と、編集画像の部分領域を編集するた
めのタスクを複数個並列に実行する画像編集手段と、編
集画像に対する編集コマンドを、その画像を構成する複
数個の部分領域それぞれに対する複数のタスクに分解し
て画像編集手段に渡す編集コマンド分解手段と、画像編
集手段からの命令によって領域の保護および保護の解除
を行なう画像領域保護手段とを備えているので、一つの
編集画像に対して並列に実行している複数のコマンドの
編集領域に重なりがあっても、重なっている領域または
その領域を含む十分小さい領域に対する編集のみが阻止
され、その他の領域は他のコマンドの完了を待つことな
く処理が実行でき、他のコマンドの完了後には十分小さ
い領域の編集だけで済むため、完了を待って領域全体を
処理する場合に比べ、短い時間で処理を完了できる優れ
た画像処理装置を実現できるものである。
【図1】(a)本発明の第1の実施例における画像処置
装置の構成を示すブロック図。 (b)本発明の第1の実施例における画像領域保護手段
の構成を示すブロック図。
装置の構成を示すブロック図。 (b)本発明の第1の実施例における画像領域保護手段
の構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施例における保護領域管理内容を示す
テーブル図。
テーブル図。
【図3】(a)第1の実施例における以前に発行された
コマンドに対応するタスクによって編集中である領域と
現在のコマンドによって編集される領域を示す画像図。 (b)第1の実施例におけるタスク分割の動作説明のた
めの画像図。
コマンドに対応するタスクによって編集中である領域と
現在のコマンドによって編集される領域を示す画像図。 (b)第1の実施例におけるタスク分割の動作説明のた
めの画像図。
【図4】第1の実施例における編集コマンド分解手段の
処理の手順を表すフローチャート。
処理の手順を表すフローチャート。
【図5】第1の実施例における画像編集手段のタスク生
成時の処理の手順を表すフローチャート。
成時の処理の手順を表すフローチャート。
【図6】第1の実施例における画像編集手段中のタスク
の動作を表すフローチャート。
の動作を表すフローチャート。
【図7】第1の実施例における画像領域保護手段のタス
ク生成時の処理の手順を表すフローチャート。
ク生成時の処理の手順を表すフローチャート。
【図8】第1の実施例における画像領域保護手段中の保
護領域問い合わせ応答手段が実行している領域問い合わ
せ応答タスクの処理の手順を表すフローチャート。
護領域問い合わせ応答手段が実行している領域問い合わ
せ応答タスクの処理の手順を表すフローチャート。
【図9】第1の実施例における画像領域保護手段中の領
域保護手段が実行している領域保護タスクの処理の手順
を表すフローチャート。
域保護手段が実行している領域保護タスクの処理の手順
を表すフローチャート。
【図10】第1の実施例における画像領域保護手段中の
領域保護解除手段が実行している領域保護解除タスクの
処理の手順を表すフローチャート。
領域保護解除手段が実行している領域保護解除タスクの
処理の手順を表すフローチャート。
【図11】(a)本発明の第2の実施例における画像処
理装置の構成を示すブロック図。 (b)本発明の第2の実施例における画像領域保護手段
の構成を示すブロック図。
理装置の構成を示すブロック図。 (b)本発明の第2の実施例における画像領域保護手段
の構成を示すブロック図。
【図12】(a)第2の実施例における以前に発行され
たコマンドに対応するタスクによって編集中である領域
と現在のコマンドによって編集される領域を示す画像
図。 (b)本発明の第2の実施例におけるタスク分割の動作
説明のための画像図。
たコマンドに対応するタスクによって編集中である領域
と現在のコマンドによって編集される領域を示す画像
図。 (b)本発明の第2の実施例におけるタスク分割の動作
説明のための画像図。
【図13】第2の実施例における編集コマンド分解手段
の処理の手順を表すフローチャート。
の処理の手順を表すフローチャート。
【図14】第2の実施例における画像編集手段のタスク
生成時の処理の手順を表すフローチャート。
生成時の処理の手順を表すフローチャート。
【図15】第2の実施例における画像編集手段中のタス
クの動作を表すフローチャート。
クの動作を表すフローチャート。
【図16】第2の実施例における画像領域保護手段のタ
スク生成時の処理の手順を表すフローチャート。
スク生成時の処理の手順を表すフローチャート。
【図17】第2の実施例における画像領域保護手段中の
領域保護手段が実行している領域保護タスクの処理の手
順を表すフローチャート。
領域保護手段が実行している領域保護タスクの処理の手
順を表すフローチャート。
【図18】第2の実施例における画像領域保護手段中の
領域保護解除手段が実行している領域保護解除タスクの
処理の手順を表すフローチャート。
領域保護解除手段が実行している領域保護解除タスクの
処理の手順を表すフローチャート。
【図19】(a)本発明の第3の実施例における画像処
理装置の構成を示すブロック図。 (b)本発明の第3の実施例における画像領域保護手段
の構成を示すブロック図。
理装置の構成を示すブロック図。 (b)本発明の第3の実施例における画像領域保護手段
の構成を示すブロック図。
【図20】(a)第3の実施例における以前に発行され
たコマンドに対応するタスクによって編集中である領域
と現在のコマンドによって編集される領域を示す画像
図。 (b)第3の実施例におけるタスク分割の動作説明のた
めの画像図。 (c)第3の実施例におけるタスク分割の動作説明のた
めの画像図。
たコマンドに対応するタスクによって編集中である領域
と現在のコマンドによって編集される領域を示す画像
図。 (b)第3の実施例におけるタスク分割の動作説明のた
めの画像図。 (c)第3の実施例におけるタスク分割の動作説明のた
めの画像図。
【図21】第3の実施例における編集コマンド分解手段
の処理の手順を表すフローチャート。
の処理の手順を表すフローチャート。
【図22】第3の実施例における画像編集手段のタスク
生成時の処理の手順を表すフローチャート。
生成時の処理の手順を表すフローチャート。
【図23】第3の実施例における画像編集手段中のタス
クの動作を表すフローチャート。
クの動作を表すフローチャート。
【図24】第3の実施例における画像領域保護手段のタ
スク生成時の処理の手順を表すフローチャート。
スク生成時の処理の手順を表すフローチャート。
【図25】第3の実施例における画像領域保護手段中の
読み込み禁止領域問い合わせ応答手段が実行する読込み
禁止領域問い合わせ応答タスクの処理の手順を表すフロ
ーチャート。
読み込み禁止領域問い合わせ応答手段が実行する読込み
禁止領域問い合わせ応答タスクの処理の手順を表すフロ
ーチャート。
【図26】第3の実施例における画像領域保護手段中の
書き込み禁止領域問い合わせ応答手段が実行する書き込
み禁止領域問い合わせ応答タスクの処理の手順を表すフ
ローチャート。
書き込み禁止領域問い合わせ応答手段が実行する書き込
み禁止領域問い合わせ応答タスクの処理の手順を表すフ
ローチャート。
【図27】第3の実施例における画像領域保護手段中の
読み込み領域保護手段が実行する読み込み領域保護タス
クの処理の手順を表すフローチャート。
読み込み領域保護手段が実行する読み込み領域保護タス
クの処理の手順を表すフローチャート。
【図28】第3の実施例における画像領域保護手段中の
書き込み領域保護手段が実行する書き込み領域保護タス
クの処理の手順を表すフローチャート。
書き込み領域保護手段が実行する書き込み領域保護タス
クの処理の手順を表すフローチャート。
【図29】第3の実施例における画像領域保護手段中の
読み込み領域保護解除手段が実行する読み込み領域保護
解除タスクの処理の手順を表すフローチャート。
読み込み領域保護解除手段が実行する読み込み領域保護
解除タスクの処理の手順を表すフローチャート。
【図30】第3の実施例における画像領域保護手段中の
書き込み領域保護解除手段が実行する書き込み領域保護
解除タスクの処理の手順を表すフローチャート。
書き込み領域保護解除手段が実行する書き込み領域保護
解除タスクの処理の手順を表すフローチャート。
11、21、31 編集コマンド分解手段 12、22、32 画像編集手段 13、23、33 画像領域保護手段 14、24、34 画像記憶手段 131 保護領域問い合わせ応答手段 132、231 領域保護手段 133、232 領域保護解除手段 3301 読み込み禁止領域問い合わせ応答手段 3302 書き込み禁止領域問い合わせ応答手段 3303 読み込み領域保護手段 3304 書き込み領域保護手段 3305 読み込み領域保護解除手段 3306 書き込み領域保護解除手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−349573(JP,A) 特開 平4−10994(JP,A) 特開 平1−163880(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 11/60 - 17/50 G06F 17/30
Claims (9)
- 【請求項1】 編集画像を記憶する画像記憶手段と、編
集画像の部分領域を編集するためのタスクを複数個並列
に実行する画像編集手段と、編集画像に対する編集コマ
ンドを、その画像を構成する複数個の部分領域それぞれ
に対する複数のタスクに分解して画像編集手段に渡す編
集コマンド分解手段と、画像編集手段からの命令によっ
て領域の保護および保護の解除を行なう画像領域保護手
段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 編集コマンド分解手段が、編集コマンド
を与えられたときに画像領域保護手段に現在保護されて
いる領域を問合わせ、これを受けて画像領域保護手段が
現在保護している領域を調べるタスクを生成し、その結
果を受けた編集コマンド分解手段が、その編集コマンド
に対する編集処理を他のタスクによって保護されている
領域に対する編集タスクと保護されていない領域に対す
る編集タスクとに分解して画像編集手段に渡すことを特
徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 編集コマンド分解手段が、与えられた編
集コマンドに対して、その編集処理をあらかじめ定めら
れた領域に対する複数の編集タスクに分解して画像編集
手段に渡すことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
置。 - 【請求項4】 与えられた編集コマンドを分解して得ら
れた各タスクの処理対象とする領域がすべて矩形領域と
なることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理
装置。 - 【請求項5】 あらかじめ定められた複数個の領域がす
べて等しい形と大きさを持つことを特徴とする請求項3
記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 領域の保護の種類として読み込み保護と
書き込み保護を有し、編集コマンド分解手段が、与えら
れた編集コマンドに対して、他のタスクによって読み込
み保護されている領域および書き込み保護されている領
域に対する編集タスクと、読み込み保護されている領域
および書き込み保護されていない領域に対する編集タス
クと、読み込み保護されていない領域および書き込み保
護されている領域に対する編集タスクと、読み込み保護
されていない領域および書き込み保護されていない領域
に対する編集タスクとに分解することを特徴とする請求
項2記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 編集コマンド分解手段が、与えられた編
集コマンドに対して、その編集処理をあらかじめ定めら
れた領域に対する編集タスクに分解することを特徴とす
る請求項6記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 与えられた編集コマンドを分解して得ら
れた各タスクの処理対象とする領域がすべて矩形領域と
なることを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 あらかじめ定められた複数個の領域がす
べて等しい形と大きさを持つことを特徴とする請求項7
記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05102675A JP3131526B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05102675A JP3131526B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06314323A JPH06314323A (ja) | 1994-11-08 |
JP3131526B2 true JP3131526B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=14333814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05102675A Expired - Fee Related JP3131526B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131526B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4302143B2 (ja) | 2007-01-11 | 2009-07-22 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 物体衝突処理方法および物体衝突処理プログラム、物体衝突処理装置 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP05102675A patent/JP3131526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06314323A (ja) | 1994-11-08 |
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