JP3131262B2 - 貼付剤および貼付製剤 - Google Patents

貼付剤および貼付製剤

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JP3131262B2 JP03359046A JP35904691A JP3131262B2 JP 3131262 B2 JP3131262 B2 JP 3131262B2 JP 03359046 A JP03359046 A JP 03359046A JP 35904691 A JP35904691 A JP 35904691A JP 3131262 B2 JP3131262 B2 JP 3131262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚面に貼付して傷口
の保護や皮膚を通して薬物を吸収させるための貼付剤お
よび貼付製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より薬物投与手段として、経口、注
射などが知られている。近年では、臓器への作用あるい
はその他の副作用を軽減させる目的で、経皮により薬物
を投与する新しい手段が開発され、すでに一部で使用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記経皮手段で使用さ
れる貼付製剤は、一般に膏体層を有する伸縮性の不織
布、編物あるいは非伸張性プラスチックフィルム等の支
持体と、上記膏体層表面を被覆する膏面被覆材から成
り、上記膏体層とこの膏体層表面を被覆する膏面被覆材
とが剥離できれば、特に問題なく使用できた。
【0004】ところが、伸張性を有する支持体を使用し
た貼付剤では、膏体層と膏面被覆材間の剥離力が大きい
場合、この膏面被覆材剥離時に貼付剤の変形が生じ易
く、常に一定の膏体面積を貼付することが困難であっ
た。
【0005】本発明は、上記課題を解決するもので、伸
張性を有する支持体に膏体層が形成された貼付剤であっ
ても、膏面被覆材が容易に剥離できて貼付剤が変形する
ことなく、常に一定の膏体面積が貼付できる貼付剤およ
び貼付製剤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らが研究を重ねた結果、膏体層と膏面被覆
材間の180度剥離力が、前記膏面被覆材剥離時の貼付
剤の変形に相関することを見出し、この発明を完成し
た。
【0007】すなわち、請求項1の貼付剤は、膏体層を
有する伸張性の支持体と、この膏体層表面を被覆する膏
面被覆材とで構成される貼付剤であって、上記貼付剤を
180度角定速剥離強度試験したとき、膏体層と膏面被
覆材間の剥離力が1〜15g/cmであり、膏体層を有す
る伸張性の支持体を1分間に300mmの速さで自長の1
00%の長さに引っ張った時の復元率が、引っ張り前の
長さと比較して、110〜200%であることを特徴と
する。また、請求項2の貼付製剤は、上記膏体層に、薬
物を含有させたことを特徴とする。本発明において「1
80度角定速剥離強度試験」は、テンシロン引張り試験
機(商品名テンシロンSTM−T50BP 東洋ボール
ドウイン社製)を使用して行われ、23℃で24時間保
存した後の貼付剤を1cm幅に切断して5枚のサンプルを
調製し、膏体層と膏面被覆材とを180度方向に300
mm/分の速さで剥離させてその接着力を測定して、膏体
層と膏面被覆材間の剥離力を求めるものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、膏体層と膏面被覆材間の剥
離力が1〜15g/cmであるので、上記膏面被覆材剥離
時に、この膏面被覆材が容易に剥離できる。また、膏面
被覆材が容易に剥離できるので、貼付剤が変形すること
がない。
【0009】本発明をより詳細に説明すると、貼付剤に
使用する支持体は、伸張性を有するもの、すなわち、膏
体層を有する支持体を一定方向に荷重を掛けて引張った
とき、上記支持体が引張り前の長さと比較して100%
復元しないことを意味する。具体的には、1分間に30
0mmの速さで自長の100%の長さを引っ張った時の復
元率が、引っ張り前の長さと比較して、110〜200
%、好ましくは130〜200%、さらに好ましくは1
50〜200%のものである。
【0010】本発明において、前記伸張性を有する支持
体を使用する理由は、貼付部位の皮膚の伸縮に追従で
き、貼付端部が剥離することがなく接着面積が低下しな
いためである。
【0011】このような支持体としては、例えばポリエ
チレン、塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール共重
合体のフィルム又はシート、ポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリプロピレン等の無延伸あるいは一軸または二軸
延伸のフィルムまたはシート等が挙げられる。
【0012】これら支持体の厚みは、貼付剤の支持体と
しての機能を満足させるものであれば特に限定されない
が、取扱い性、貼付感等を考慮すると、5μm〜500
μm、好ましくは30μm〜100μmのものが適当で
ある。
【0013】本発明の貼付剤は、膏体層を有する伸張性
の支持体と、この膏体層を被覆する膏面被覆材とで構成
され、上記膏体層と膏面被覆材間の180度剥離力が1
〜15g/cm、好ましくは2〜12g/cm、より好まし
くは3〜9g/cmを有するものである。上記剥離力が1
g/cm未満であれば、貼付剤加工時に膏体層と膏面被覆
材とが剥離して加工が困難であり、一方、15g/cmを
越えると、膏面被覆材剥離時に、膏体層を有する伸張性
の支持体が変形して、常に一定面積を貼付することが困
難となり好ましくない。なお、本発明において、上記の
剥離力は、前記膏体層と膏面被覆材との組合せによって
調整される。
【0014】上記伸張性支持体に形成される膏体層は、
膏面被覆材の種類によって適宜選択されるが、例えば一
般に膏体として使用されている天然ゴム系、合成ゴム
系、シリコーン系、アクリル系重合体の溶液やエマルジ
ョン等の各種粘着剤組成物を適当な方法で前記支持体上
に成膜したものが挙げられ、皮膚に接着性を示すととも
に、膏面被覆材が容易に剥離できるものが好適に使用さ
れる。
【0015】上記膏体層の厚みは特に規定するものでな
いが、皮膚への接着性、貼付感等を考慮して、5μm〜
100μm、好ましくは30μm〜70μmとすること
が適当である。
【0016】前記膏体層表面を被覆する膏面被覆材は、
膏体の種類によって適宜選択されるが、その表面に剥離
性能を有する剥離層を形成したもの、例えばシリコーン
樹脂処理やフッ素樹脂処理をした金属箔、アルミニウム
箔、プラスチックフィルム等が挙げられる。
【0017】本発明の貼付剤は、たとえば表面に剥離性
能を有する剥離層を形成した被覆材上に前記粘着剤組成
物を所望の厚みの膏体層が形成できるよう被覆し、溶媒
を除去した後、前記支持体を貼り合わせるか、または、
支持体上に前記粘着剤組成物を所望の厚みの膏体層が形
成できるよう被覆し、溶媒を除去した後、表面に剥離性
能を有する剥離層を形成した被覆材を貼り合わせてえら
れる。
【0018】上記粘着剤被覆方法としては、従来一般に
使用されている方法が使用でき、たとえば流えん法、ロ
ールコーター法、リバースコーター法、ドクターブレー
ド法、バーコーター法等が使用できる。
【0019】本発明では前記貼付剤の膏体層に薬物を含
有させることにより、貼付製剤とするものである。この
膏体層に含有させる薬物としては、この種の貼付剤に一
般に使用される経皮吸収性薬物や局所性薬物が例示され
る。具体的には次のような薬物が挙げられる。
【0020】(1)解熱鎮痛消炎薬:サリチル酸、ジク
ロフェナック、アンフェナック、ブプレノルフィン等の
塩又は塩基。
【0021】(2)全身性麻酔薬:チアミラール、ペン
トバルビタール等の塩又は塩基。
【0022】(3)催眠・鎮静薬:フルラゼパム、アモ
バルビタール、フェノバルビタール、ペントバルビター
ル等の塩又は塩基。
【0023】(4)抗てんかん剤:フェニトイン、フェ
ノバルビタール、カルバマゼピン等の塩又は塩基。
【0024】(5)鎮暈剤:ジフェニドール、dl−イソ
プレナリン等の塩又は塩基。
【0025】(6)精神神経用剤:クロルプロマジン、
フロロピパミド、カルピプラミン、イミプラミン、ミア
ンセリン、クロルジアゼポキシド等の塩又は塩基。
【0026】(7)局所麻酔剤:プロカイン、ジプカイ
ン、リドカイン等の塩又は塩基。
【0027】(8)自立神経用剤:アセチルコリン、ネ
オスチグミン等の塩又は塩基。
【0028】(9)骨格筋弛緩剤:塩化アルクロニウ
ム、エペリゾン等の塩又は塩基。
【0029】(10)鎮痙剤:スコポラミン、パパベリ
ン等の塩又は塩基。
【0030】(11)抗パーキンソン剤:ビペリデン、
トリヘキシフェニジル等の塩又は塩基。
【0031】(12)抗ヒスタミン剤:ジフェンヒドラ
ミン、dl−クロルフェニラミン、クレマスチン等の塩又
は塩基。
【0032】(13)強心剤:アミノフィリン、コリン
テオフィリン、ドパミン等の塩又は塩基。
【0033】(14)不整脈用剤:プロプラノロール、
アルプレノロール、ブプラノロール、チモロール、メト
プロロール、リドカイン、ベラパミル等の塩又は塩基。
【0034】(15)利尿剤:エチアジド、ヒドロクロ
ロチアジド、アセタゾラミド、イソソルビト等の塩又は
塩基。
【0035】(16)血圧降下剤:カプトリル、エナラ
プリル、デラプリム、アラセプリム、ヒドララジン、ク
ロニジン、ブニトロロール、プロプラノロール等の塩又
は塩基。
【0036】(17)血管収縮剤:フェニレフリン、メ
トキサミン等の塩又は塩基。
【0037】(18)冠血管拡張剤:ジルチアゼム、ベ
ラパミル、イソソルビド等の塩又は塩基。
【0038】(19)末梢血管拡張剤:ニカメタート、
ニコチニックアルコール、トラゾリン等の塩又は塩基。
【0039】(20)動脈硬化用剤:シンフィブラート
等の塩又は塩基。
【0040】(21)その他の循環器用剤:ニカルジピ
ン、チアプリド等の塩又は塩基。
【0041】(22)鎮咳去痰剤:コデイン、デキスト
ロメトルファン、ノスカピン等の塩又は塩基。
【0042】(23)呼吸促進剤:レバロルファン、ナ
ロキソン等の塩又は塩基。
【0043】(24)ホルモン薬:ヒドロコルチゾン、
リン酸デキサメタゾンナトリウム、プレドニゾロン、ノ
ルエチステロン等の塩又は塩基。
【0044】(25)化膿性疾患用外用薬:マフェニ
ド、スルファメトキサゾール、テトラサイクリン等の塩
又は塩基。
【0045】(26)鎮痛・鎮痒・吸斂・消炎用薬物:
ジフェンヒドラミン、プレドニゾロン、アミノ安息香酸
エチル等の塩又は塩基。
【0046】(27)寄生性皮膚疾患用薬物:サリチル
酸、ナイスタチン、エコナゾール、クロコナゾール等の
塩又は塩基。
【0047】(28)ビタミン:チアミン、シコチアミ
ン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、リン酸ピリドキ
サール、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸
カルシウム、パンテノール等の塩又は塩基。
【0048】(29)止血用薬物:トラネキサム酸、エ
タンシラート、プロタミン等の塩又は塩基。
【0049】(30)痛風治療用薬物:コルヒチン、ア
ロプリノール等の塩又は塩基。
【0050】(31)糖尿病用剤:トラザミド、グリミ
ジンナトリウム等の塩又は塩基。
【0051】(32)他に分類されない代謝薬剤:オロ
チン酸、アザチオプリン、ラクツロース等の塩又は塩
基。
【0052】(33)抗悪性腫瘍剤:ナイトロジェンマ
スタード─N−オキシド、チオイノシン、ビンブラスチ
ン、ビンクリスチン、マイトマイシンC、ダウノルビシ
ン、プロカルバジン等の塩又は塩基。
【0053】(34)抗生物質:ベンジルペニシリンカ
リウム、アンピシリン、セファレキシン、エリスロマイ
シン、クロラムフェニコール、テトラサイクリン、ミノ
サイクリン、クリンダマイシン、ストレプトマイシン、
カナマイシン、フラジオマイシン等の塩又は塩基。
【0054】(35)化学療法薬:スルフイソミジン、
イソニアジゾ等の塩又は塩基。
【0055】(36)麻薬:モルヒネ、コデイン、コカ
イン、フェンタニール等の塩又は塩基。
【0056】その他副腎皮質ホルモン、殺菌剤、血管拡
張剤、組織修復剤、抗ウイルス剤、骨代謝剤、収れん
剤、興奮剤、覚醒剤、刺激療法剤、アレルギー用剤、冠
血管収縮剤、消化性潰瘍治療剤、その他の消化器官剤、
脳下垂体ホルモン剤、甲状腺・副甲状腺ホルモン剤、男
性ホルモン剤、卵胞・黄体ホルモン剤、その他のホルモ
ン剤、子宮収縮剤、泌尿性殖器用剤、酵素製剤なども使
用される。
【0057】なお、上記薬物は必要に応じて2種類以上
併用することもできる。また、上記薬物は、常温で固体
であっても液体であっても良く、膏体層に溶解または分
解させることができるものであれば良い。
【0058】上記薬物の含有量は、薬物種や投与目的に
応じて適宜設定することができるが、通常膏体層中に1
〜40重量%、このましくは3〜30重量%程度含有さ
せる。含有量が1重量%未満では、治療に有効な量の放
出が期待できず、40重量%を越えると治療効果に限界
が生じるとともに、経済的にも不利である。
【0059】
【実施例】次に、本発明を具体的に説明するため、以下
に実施例を示す。なお、実施例中の部および%はいずれ
も重量部および重量%を示す。 実施例1 膏面被覆材として表面をシリコーン処理をしたポリエチ
レンテレフタレートフィルムを用い、この上に、2−エ
チルヘキシルアクリレート、2−メトキシエチルアクリ
レートおよびアクリル酸とを反応させたアクリル系共重
合体の酢酸エチル溶液を、乾燥厚みが50μmになるよ
う流えんして膏体層を形成し、ついでこれを100℃の
加熱雰囲気下で3分間放置して溶媒を除去した後、厚さ
60μmの多孔質ー軸延伸ポリテトラフルオロエチレン
フィルムを貼り合わせて貼付剤をえた。えられた貼付剤
を23℃で24時間保存したのち、1cm幅に切断した5
枚のサンプルを180度角定速剥離強度試験したとこ
ろ、膏体層とポリエチレンテレフタレートフィルム間の
剥離力が、平均6g/cmであった。なお、上記180度
角定速剥離強度試験は、テンシロン引張り試験機(商品
名テンシロンSTM−T50BP 東洋ボールドウイン
社製)を使用し、膏体層とポリエチレンテレフタレート
フィルムとを180度方向に300mm/分の速さで剥離
させてその接着力を測定した。
【0060】
【比較例】
比較例1 実施例1において、180度剥離力が平均20g/cmを
示すシリコーン剥離処理をしたポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを用いる以外は、全て同様の操作を行ない
貼付剤を得た。
【0061】実施例2〜3 実施例1において、180度剥離力が平均2.5g/cm
(実施例2)、平均13g/cm(実施例3)を示すシリ
コーン剥離処理をしたポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを用いる以外は、全て同じ操作を行いそれぞれ貼付
剤をえた。
【0062】比較例2 実施例1において、180度剥離力が平均0.5g/cm
を示すシリコーン剥離処理をしたポリエチレンテレフタ
レートフィルムを用いる以外は、全て同様の操作を行な
い貼付剤を得た。
【0063】実験例 上記実施例1〜3および比較例1〜2でえられた各貼付
剤を27mm×56mm(R=5mm)の大きさに調製し、ボ
ランティア5名の上胸部にそれぞれ貼付し、各貼付剤の
貼付前と貼付後の大きさの変化を表1に示した。ただ
し、比較例2の貼付剤は、上記大きさに調製する際に、
膏体層がポリエチレンテレフタレートフィルムから剥離
して試験片が作成できず、実験がなされなかった。
【0064】
【表1】
【0065】その結果、実施例の貼付剤は、貼付後も全
く変化しなかったが、比較例のものは、短辺、長辺とも
に大きく変化し、一定面積の貼付は困難であった。
【0066】
【発明の効果】本発明の貼付剤および貼付製剤は、膏体
層と膏面被覆材間の剥離力が1〜15g/cmであるの
で、上記膏面被覆材剥離時に、膏面被覆材が容易に剥離
でき、貼付剤が変形することなく、常に一定面積の貼付
剤および貼付製剤を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−176242(JP,U) 実開 平1−83027(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 9/70 A61F 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膏体層を有する伸張性の支持体と、この
    膏体層表面を被覆する膏面被覆材とで構成される貼付剤
    であって、上記貼付剤を180度角定速剥離強度試験し
    たとき、膏体層と膏面被覆材間の剥離力が1〜15g/
    cmであり、膏体層を有する伸張性の支持体を1分間に3
    00mmの速さで自長の100%の長さに引っ張った時の
    復元率が、引っ張り前の長さと比較して、110〜20
    0%であることを特徴とする貼付剤。
  2. 【請求項2】 請求項1の膏体層に、薬物を含有させた
    ことを特徴とする貼付製剤。
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