JP3131083U - 供給ヘッドの部品供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】供給ロッドで保持したナットをワークに向かって供給する際、ナットの姿勢を正常にして安全に搬送できるように構成すること。
【解決手段】部品供給装置1には、ロッドホルダ3内を摺動してナットNを搬送する供給ロッド4と、ナットNを保持するヘッドブロック5とを備えている。ヘッドブロック5にナットNを挿通させる保持通路52を形成し、保持通路52を塞ぐように扉11を開閉可能に装着している。扉11の前方には、扉11の背面部を支持できるように扉開き防止シリンダ15を装着する。扉開き防止シリンダ15のピストンロッド18は、ナットNがヘッドブロック5に圧送される際に扉11の背面側に伸長して扉11の背面を押さえる。
【選択図】図2

Description

本考案は、加工機に搬送されたワークにナット又はワッシャーの等の小物部品を供給する供給ヘッドの部品供給装置に関する。
従来、自動組立てラインにおいては、搬送されたワークにナットを溶接したり、ワークに装着されたボルトにナット又はワッシャー等を取付けたりする工程が設けられている。この場合、ワークに向かって部品を供給する装置として、一般的にシリンダを有して構成された供給ヘッドが知られている。例えば、特許文献1に示すように、供給ヘッドにはパーツフィーダ等の部品供給部から部品が供給されるとともに、供給された部品を供給ロッドで1個ずつワークに向かって供給できるように構成されている。つまり、図7に示すように、この特許文献1は孔明き部品供給装置1Aであって、これによると、流体圧シリンダ2の先端に配置されるロッドホルダ3と、ロッドホルダ3内を摺動する供給ロッド4と、ロッドホルダ3先端に先端カバー筒6及び励磁コイル7を介してヘッドブロック5が配置されている。ヘッドブロック5には小物部品(ナットとワッシャー)を供給する2本の供給シュート8A、8Bの一端が連結されるとともに供給ロッド4を挿通する通路5aが形成されている。また、ヘッドブロック5には、供給シュート8A、8Bから供給される小物部品を挿通する挿通孔5cが形成されるとともに、ヘッドブロック5に供給された小物部品をワークW側に供給するための保持通路5bが形成されている。さらに、ヘッドブロック5の底面には小物部品のストッパとなるストッパプレート10が配置され、外面側には保持通路5bを開閉するための扉11が一端を軸12に枢着した状態で装着されている。
これによって、供給シュート8A、8Bから供給された小物部品は、ヘッドブロック5内に送給されると励磁コイル7で磁化された状態で供給ロッド4によって押し出されヘッドブロック5内の保持通路5bを通ってワークW側に搬送される。この際、供給ロッド4で押し出される小物部品は保持通路5bを通過した後、扉11を押し開けて搬送されることとなる。
特開平10−146728号公報
しかし、小物部品をワークWに供給する供給ロッド4は、通常、加工機の下方に向かって部品を供給するため、加工機の機枠に斜め下方に向かって取付けられている。そのため、エアでヘッドブロック5側に圧送される小物部品はヘッドブロック5内に移動されるとその衝撃で扉11を押し開けようとする。図8(解り易く説明するために供給シュート8を1本の場合で図示している)に示すように、小物部品が扉11を押し開けると小物部品は外に飛び出すかあるいは小物部品自体が傾いた状態でヘッドブロック5内に保持される。この状態で、供給ロッド4が摺動すると、小物部品Nを正常に保持できないことになり供給ミスとなる虞が生じる。したがって、小物部品Nを圧送するエアの圧力調整または流量調整は作業者が行わなければならず手間がかかる。また、扉11にはばね部材14を装着して、扉11を閉じる方向に付勢しているものの、小物部品Nの衝撃力に対応してばね部材14の付勢力を強くすると、供給ロッド4の伸長時にばね部材14に無理な力がかかってばね部材14の破損になる虞があった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、供給ロッドの伸長前に扉が開くことを防止できる供給ヘッドの部品供給装置を提供することを目的とするものである。そのために本考案に係る供給ヘッドの部品供給装置は、以下のように構成するものである。すなわち、
請求項1記載の考案では、流体圧シリンダのピストンロッドに連結されてロッドホルダ内を摺動する供給ロッドと、前記供給ロッドの前方に部品を供給する供給シュートと、前記供給ロッドの前方に配設されるとともに前記供給シュートの一端を支持して前記供給シュートから供給された部品を加工機側に向かって送給するための保持通路を備えたヘッドブロックと、前記保持通路を外方から開閉する扉と、を備える供給ヘッドの部品供給装置であって、
前記扉の開きを防止するための扉開き防止手段が配設されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の考案では、前記扉開き防止手段が、前記扉の外方側背面に向かって出入可能に配設するピストンロッドを有するシリンダ装置を備えていることを特徴としている。
請求項3記載の考案では、前記流体圧シリンダは前記供給ロッドを摺動させるためのロッド側エアポートとヘッド側エアポートとを有し、前記扉開き防止手段のシリンダ装置は前記扉の外面に向かって出入するピストンロッドを駆動するためのロッド側エアポートとヘッド側エアポートとを有し、前記扉開き防止手段のシリンダ装置のヘッド側エアポートは、前記部品を前記供給シュート側に圧送する部品送給回路に接続され、前記シリンダ装置のロッド側エアポートは前記流体圧シリンダのヘッド側エアポートに接続されていることを特徴としている。
請求項4記載の考案では、前記扉開き防止手段のシリンダ装置のシリンダ径が、前記流体圧シリンダのシリンダ径より小径でしかも小ストロークに形成されていることを特徴としている。
請求項5記載の考案では、前記扉は、前記開き状態から閉じ状態に復帰する際、ばねの付勢力で前記保持通路を閉じるように構成されていることを特徴としている。
本考案に係る供給ヘッドの部品供給装置によれば、部品は供給シュートから圧送されてヘッドブロック内に供給される。ヘッドブロックには部品の保持通路を塞ぐ扉が開閉可能に装着されていて、供給ロッドの伸長時に部品を搬送しながら扉を開けるように作用する。部品がヘッドブロック内に圧送される際には、扉は扉開き防止手段で強制的に閉じられることから、圧送された部品が衝撃力で扉を開けようとしても、扉開き防止手段が作用していることから扉を開くことがない。そのため、部品はヘッドブロック内で正常な姿勢に保持される。そして、流体圧シリンダのピストンロッドを前進させて供給ロッドを移動させると、供給ロッドが待機中の部品を正常に保持して加工機側に搬送することができる。
この際、扉開き防止手段が流体圧回路を有するシリンダ装置を構成し、流体圧シリンダの流体圧回路及び部品を供給シュート側に圧送する部品送給回路と接続して、各シリンダの作動タイミングを適切に行うことによって、部品を安全にしかも確実に搬送することができる。つまり、扉開き防止用のシリンダ装置におけるヘッド側エアポートを部品送給回路に接続し、シリンダ装置のロッド側エアポートを流体圧シリンダのヘッド側エアポートに接続すれば、供給ロッドが前方に移動すると同時に扉が開いて部品の安全な搬送を可能とすることができる。
この際、扉開き防止用シリンダ装置のシリンダ径を流体圧シリンダのシリンダ径より小径でしかも小ストロークで形成すれば、扉開き防止用のシリンダ装置の方が速く作動することができ、供給ロッドが部品をヘッドブロックから搬出する際に扉を容易に開くことができ、供給ロッドの安全な作動で部品を搬送することができる。また、扉開き防止用シリンダのヘッド側エアポートを部品送給回路に接続することによって、開いた扉を閉じる方向に復帰させる際に、部品送給回路の流体をシリンダ装置内に取り込むことなくばねの付勢力で扉を閉じることができる。そのため、本来扉開き防止用シリンダ装置に必要とされるソレノイドバルブを省略して部品点数を低減することができる。
次に上述のように構成された供給ヘッドの部品供給装置(以下、部品供給装置という。)の一形態について図面に基づいて説明する。以下の説明に当っては、部品供給装置は自動組立てラインのワークに部品を供給できる形態で説明するものとし、また、供給される部品はナットで説明する。なお、供給ロッドが伸張する方向を前方又は前部といい、後退する方向を後方又は後部という。そして供給ヘッド(部品供給装置)の本体は従来(図7に示す)の構成と略同一のもので説明するから、同一の部位については同一の符号を付記するものとする。
図1に示すように、部品供給装置1は、供給ヘッドシリンダ2の前方に装着されたロッドホルダ3と、ロッドホルダ3内を摺動可能な供給ロッド4と、先端カバー筒6を介して供給ロッド4の前方に配置されるヘッドブロック5とを備えている。
供給ロッド4の先端部には電磁コイル7が装着されて供給ロッド4を磁化可能にするとともに供給ロッド4の先端にはナットNのねじ孔に挿通してナットNを保持する小径の挿通部41が形成されている。
ヘッドブロック5には、供給ホース9に連結された供給シュート8が接続されるとともに、供給ロッド4と対向する位置に供給ロッド4を挿通する挿通孔51と挿通孔51に連接してナットNの通路となる保持通路52とが形成されている。
ヘッドブロック5の底面にはナットNのストッパとなるストッパプレート10が装着されるとともに前端面には、保持通路52を開閉可能な扉11が装着されている。扉11は、本体部111と本体部111の両端部において本体部111から前方に突出する両リブ部112、112を有し、上端で軸12に枢着されている。軸12はヘッドブロック5から突出した一対のブラケット部53に支持されている。また、扉11には扉11を開閉するためのレバー部13が形成されるとともに、扉11の上部には、扉11を、保持通路52を塞ぐ方向に付勢するばね部材14が配置されている。ばね部材14はコイル状に形成された胴体部を軸12に外嵌して配置されるとともに一端が供給シュート8に係止され、他端が扉11の本体部111に係止されている。これによって、ばね部材14は扉11をヘッドブロック側に押し付けるように付勢する。
ストッパプレート10には、閉じた状態の扉11の背面を押える扉開き防止シリンダ15が配置されている。扉開き防止シリンダ15はシリンダ部16がストッパプレート10に固着されたブラケット17に装着され、ピストンロッド18が扉11の閉じた状態の背面部に出入可能に配置されている。実施形態では、シリンダ部16はナット進行方向に対して水平方向で直交する方向にブラケット17に支持されている。そのため、ピストンロッド18は、図2〜3に示すように、扉11の背面部を側部から当接可能に水平方向に進出されることとなる。この場合、ピストンロッド18は、扉11が閉じた状態において、その外周面の一部が扉11の一方のリブ部112側の背面部から他方のリブ部112側の背面部に向かって進出することになる。
なお、扉開き防止シリンダ15は、ピストンロッド18が扉11の背面に当接あるいは押圧できれば上記の位置に限定するものではない。例えば、図4〜5に示すように、ブラケット17Aをストッパプレート10の下方側に屈曲して形成し、シリンダ部16をブラケット17Aに支持することによって、扉11の下方からピストンロッド18が伸張できるように配置してもよい。この場合、ピストンロッド18は、扉11が閉じた状態において、扉11の本体部111の背面部を下方から上方に向かって進出することとなる。
この供給ヘッド1は、斜め下方、つまり、供給ロッド4が図示しない加工機に搬送されたワークWに向かって伸長する方向に加工機の側面に装着されている。また、供給ホース9の他端は図示しないパーツフィーダに装着されてエア圧でナットNを圧送するように構成されている。
なお、扉開き防止シリンダ15のシリンダ径は、供給ヘッドシリンダ2のシリンダ径より小さくまた小ストロークに形成されている。したがって、例えば、扉開き防止シリンダ15と供給ヘッドシリンダ2とが同時に作用する場合には、扉開き防止シリンダ15が速くストローク端に達することになる。
上記のように構成された部品供給装置1は、図6に示すようなエア回路を備えている。つまり、供給ヘッドシリンダ2には、ロッド側にロッド側エアポート21が形成されヘッド側にヘッド側エアポート22が形成されている。また、扉開き防止シリンダ15には、ロッド側にロッド側エアポート151が形成されヘッド側にヘッド側エアポート152が形成されている。一方、一端が供給シュート8に接続された供給ホース9の他端側では、ナットNを供給ホース9内にエア圧で送給する部品送給回路25が配置されている。
エアの供給源26は、一方でソレノイドバルブ27を介して供給ヘッドシリンダ2のロッド側エアポート21及びヘッド側エアポート22に接続され、他方でソレノイドバルブ28・流量調整バルブ29を介して部品送給回路25に接続されている。ソレノイドバルブ27と供給ヘッドシリンダ2のロッド側エアポート21との間には、エアをソレノイドバルブ27側からヘッド側エアポート22に向かって一方に流れるチェックバルブ30が配置されている。また、供給ヘッドシリンダ2と扉開き防止シリンダ15との間には、供給ヘッドシリンダ2のヘッド側エアポート22から扉開き防止シリンダ15のロッド側エアポート151を接続する回路32が形成されるとともに、その間に一方に流れるチェックバルブ31が配置されている。さらに、扉開き防止シリンダ15のヘッド側エアポート152は部品送給回路25に回路33で接続されている。
次に、上記のように構成された供給装置1の作用について説明する。
ヘッドブロック5にナットNが供給されていない状態では、供給ヘッドシリンダ2は供給ロッド4を後退させ、扉開き防止シリンダ15はピストンロッド18を伸張させている。そして、部品送給回路25にはエアが供給されていない。この状態では、図2に示すように、扉11は、ばね部材14の付勢力によって、図中、軸12を中心にして反時計方向に回転されていてヘッドブロック5側に回転して保持通路52を塞いでいる。
つまり、図6(A)に示すように、エア供給源26から供給されるエアは、ソレノイドバルブ27においては、供給ヘッドシリンダ2のロッド側エアポート21に供給して供給ロッド4を後退させ、部品送給回路25にはエアを供給しない。この際、扉開き防止シリンダ15ではロッド側エアポート151、ヘッド側エアポート152ともエアが供給されていないことから、前のタイミングを保持した状態、つまり、ピストンロッド18が伸張した状態に保持されている。
次に、図6(A)におけるソレノイドバルブ28を切り替えて部品送給回路25にエアを供給する(この状態の回路は図示せず)。エアは、部品送給回路25に入ってナットNを供給ホース9、供給シュート8に向かって吹き飛ばすように供給し、また扉開き防止シリンダ15のヘッド側エアポート152に入ってピストンロッド18を伸張した状態に保持する。したがってエアで吹き飛ばされたナットNは、供給シュート8を通ってヘッドブロック5に収納される。この際、ナットNは吹き飛ばされた勢いで扉11を開けようとするものの、扉開き防止シリンダ15のピストンロッド18で扉11を押えていることから、扉11は閉じたままにある。
ナットNがヘッドブロック5内に収納されると、図6(B)に示すように、ソレノイドバルブ27とソレノイドバルブ28が切り替わる。供給源26から供給されるエアはソレノイドバルブ28においては、大気に排出されることから部品供給回路25には供給されない。同時に扉開き防止シリンダ15のヘッド側エアポート152にも供給されない。
一方、ソレノイドバルブ27においては、エアは供給ヘッド2のヘッド側エアポート22に入って供給ロッド4を伸張する。エアは同時に、回路32を通って扉開き防止シリンダ15のロッド側エアポート151に入ってピストンロッド18を後退する方向に移動させる。扉開き防止シリンダ15のシリンダ径は、供給ヘッドシリンダ2のシリンダ径より小径でしかも小ストロークであるから、扉開き防止シリンダ15のピストンロッド18と供給ヘッドシリンダ2の供給ロッド4が同時に移動しても、扉開き防止シリンダ15のピストンロッド18のほうが速く復帰することとなる。そのため、供給ロッド4の挿通部41がナットNを保持して扉11を開く際には、ピストンロッド18は既に扉11から離れていることになり、扉11を安全に開くことができる。
なお、供給ロッド4の挿通部41がナットNのねじ孔に挿通すると、電磁コイル7が励磁されることによって、ナットNは供給ロッド4に吸着保持されながらナットNをヘッドブロック5の保持通路52から外部に移動させる。この際、扉開き防止シリンダ15のピストンロッド18が後退しているから、ナットNはばね部材14の付勢力に抗して扉11を押し開ける。そして、そのまま供給ロッド4によってワークWに向かって搬送される。
ナットNがワークWに装着されたボルトBの略直上に達すると、励磁コイル7の励磁が解除され、ボルトBが供給ロッド4の挿通部41から離れてボルトB上に移動する。そして、図示しない締結装置でナットNをボルトBに締結する。
供給ロッド4は、励磁コイル7の励磁が解除されると、ソレノイドバルブ27が切り替わることになってエア回路は図6(A)の状態に戻ることになる。そしてエアを供給ヘッドシリンダ2のロッド側エアポート22に供給して、供給ロッド4を後退させることとなる。供給ロッド4の挿通部41がヘッドブロック5の保持通路52を越えると、扉11は、再びばね部材14の付勢力で保持通路52を塞ぐ方向に閉じる。そして、これを繰り返すことになる。
上述のように、実施形態の部品供給装置1によれば、ナットNがエアの圧送でヘッドブロック5内に供給される際には、扉開き防止シリンダ15のピストンロッド18が扉11の背面部を支持していることから、ナットNの衝撃力で扉11を開けようとしても、扉11を開くことはない。そのため、ナットNはヘッドブロック5内で正常な姿勢を保つことができ、供給ロッド4の進出により供給ロッド4に保持されるから、ナットNのワークW側への搬送の際に送給ミスをなくすことができる。
また、供給ロッド4を伸長すると同時に扉開き防止シリンダ15のピストンロッド18を後退させるようにエア回路を構成することによって、供給ロッド4が部品(ナットN)を保持して保持通路52を通過する際には、扉11を容易に開けることができる。
この際、扉開き防止シリンダ15のシリンダ径が供給ヘッドシリンダの径より小径に形成されるとともに扉開き防止シリンダ15のピストンロッド18の方が小ストロークであるから、扉開き防止シリンダ18のピストンロッド18と供給ヘッド2の供給ロッド4が同時に作動しても、ピストンロッド18が速く復帰することから、供給ロッド4がナットNを保持して扉11を開けるときには、何等支障なく安全に開けることができる。
さらに、扉11は保持通路52をばね部材14の付勢力で塞ぐように構成しているものであって、扉11をエア圧で閉じるようには構成されていないことから、扉開き防止シリンダ15にはソレノイドバルブを必要とせず、その分、部品点数を少なくして回路構成を簡略化することができる。
なお、本考案の部品供給装置は上記の形態に限定するものではなく、例えば、扉開き防止シリンダ15が、扉11の背面側に進出可能に配置されていれば、他の部位に装着されていてもよい。また、供給される部品は、ナットだけでなく、従来技術(図7)のようにナットとワッシャーとの2部材であってもよく、この場合、ヘッドブロック5、供給シュート8等を図7に示すように構成してもよい。
本考案の部品供給装置を示す断面図である。 本考案の主要部を示す拡大断面図である。 同側面図である。 扉開き防止シリンダの別の取付状態を示す断面図である。 図4における側面図である。 本考案の部品供給装置を示すエア回路図である。 従来の部品供給装置を示す断面図である。 従来の部品供給装置の主要部を示す断面図である。
符号の説明
1、部品供給装置
2、供給ヘッドシリンダ
3、ロッドホルダ
4、供給ロッド
5、ヘッドブロック
8、供給シュート
9、供給ホース
11、扉
12、軸
14、ばね部材
15、扉開き防止シリンダ
16、シリンダ部
18、ピストンロッド
21、ロッド側エアポート
22、ヘッド側エアポート
25、部品送給回路
52、保持通路
151、ロッド側エアポート
152、ヘッド側エアポート
N、ナット

Claims (5)

  1. 流体圧シリンダのピストンロッドに連結されてロッドホルダ内を摺動する供給ロッドと、前記供給ロッドの前方に部品を供給する供給シュートと、前記供給ロッドの前方に配設されるとともに前記供給シュートの一端を支持して前記供給シュートから供給された部品を加工機側に向かって送給するための保持通路を備えたヘッドブロックと、前記保持通路を外方から開閉する扉と、を備える供給ヘッドの部品供給装置であって、
    前記扉の開きを防止するための扉開き防止手段が配設されていることを特徴とする供給ヘッドの部品供給装置。
  2. 前記扉開き防止手段が、前記扉の外方側背面に向かって出入可能に配設するピストンロッドを有するシリンダ装置を備えていることを特徴とする請求項1記載の供給ヘッドの部品供給装置。
  3. 前記流体圧シリンダは前記供給ロッドを摺動させるためにロッド側エアポートとヘッド側エアポートとを有し、前記扉開き防止手段のシリンダ装置は前記扉の外面に向かって出入するピストンロッドを駆動するためのロッド側エアポートとヘッド側エアポートとを有し、前記扉開き防止手段のシリンダ装置のヘッド側エアポートは、前記部品を前記供給シュート側に圧送する部品送給回路に接続され、前記シリンダ装置のロッド側エアポートは前記流体圧シリンダのヘッド側エアポートに接続されていることを特徴とする請求項2記載の供給ヘッドの部品供給装置。
  4. 前記扉開き防止手段のシリンダ装置のシリンダ径が、前記流体圧シリンダのシリンダ径より小径でしかも小ストロークに形成されていることを特徴とする請求項3記載の供給ヘッドの部品供給装置。
  5. 前記扉は、前記開き状態から閉じ状態に復帰する際、ばねの付勢力で前記保持通路を閉じるように構成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の供給ヘッドの部品供給装置。
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