JP3130879U - ハンドル補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作ノブの使用による支持軸部の磨耗をなくして、長期の使用に耐え、常に安全な状態で運転操作できるようにした自動車用のハンドル補助具の提供。
【解決手段】自動車のステアリングに挟着されてハンドル操作を行えるようにしたハンドル補助具であって、ステアリングホイールAに挟着される挟着部1,1と、この挟着部1,1の一部を構成する柄部2に起立される軸杆3と、この軸杆3の上部を狭小にした段付の円柱状の支持軸部5と、この支持軸部5に嵌挿した回転自在の回転筒部9と、この回転筒部9の抜脱を防止する止片を、前記支持軸部5の頂部7近くに設けて成り、さらに把持用の操作ノブBの下部に凹設した係止用孔を、前記回転筒部9に嵌合して操作ノブBと回転筒部9とを一体に固着させて成ることを特徴とするハンドル補助具。
【選択図】図1
【解決手段】自動車のステアリングに挟着されてハンドル操作を行えるようにしたハンドル補助具であって、ステアリングホイールAに挟着される挟着部1,1と、この挟着部1,1の一部を構成する柄部2に起立される軸杆3と、この軸杆3の上部を狭小にした段付の円柱状の支持軸部5と、この支持軸部5に嵌挿した回転自在の回転筒部9と、この回転筒部9の抜脱を防止する止片を、前記支持軸部5の頂部7近くに設けて成り、さらに把持用の操作ノブBの下部に凹設した係止用孔を、前記回転筒部9に嵌合して操作ノブBと回転筒部9とを一体に固着させて成ることを特徴とするハンドル補助具。
【選択図】図1
Description
本考案は、自動車用のハンドル補助具に関する。
この種のハンドル補助具は、ハンドルのステアリングホイールに附設するものとして、片手の身障者ないし運転マニアに多く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
図3によれば、一般に知られるハンドル補助具であって、以下の構成を備えている。
Aはハンドルのステアリングホイール、11,11はこのステアリングホイールAに上下から挟持される一対の挟着部、12,12はこの挟着部11,11の一部を構成する柄部を示し、この重合される柄部12,12に起立される軸杆13を止螺杆14によりステアリングホイールAの挟持と併せて軸杆13を確固に固着起立できるようになっている。
15は、軸杆13の上部に段部16を介して突出される狭小な円柱状の支持軸部を示し、この支持軸部15の頂部17を残してその下部に環状凹溝18を凹設してある。
19は有頭の回転筒部で、前記支持軸部15に回転自在に嵌合されると共に、ビス20を前記環状凹溝18に向って回転筒部19の外周より螺入または打ち込み、有頭の回転筒部19が支持軸部15より抜脱するのを防止すると共に、回転筒部19が支持軸部15の外周に沿って円滑に回転できるようにビス20の先端が環状凹溝18に案内されて回転することができる。
この回転筒部19には、球状の操作ノブBがその下端に凹設した取付孔部21を押圧固着させて操作ノブB自体も回転筒部19と同様に軸杆13の支持軸部15を中心として自由自在に回転できる構成となっている。
実用新案登録第3113975号公報
ところで、図3に示される従来例にあっては、ハンドル操作を操作ノブBを用いて頻繁に行うと、回転筒部19の抜脱防止のために設けたビス20の先端が環状凹溝18に沿って摺動することにより、支持軸部15の頂部17の内側17aが次第に磨耗が進行し、遂には磨損Xする事態を生ずる(図4参照)。
このような事態が発生すると、操作ノブBは支持軸部15より回転筒部19が抜脱し、これと併せて操作ノブBも一緒に抜脱して操作ノブBによるハンドル操作が不可能となる重大なトラブルが発生する。
使用頻度が数多くなれば、ビス20による環状凹溝18の損傷も激しくなり、短ければ半年とか1年という短期間での抜脱トラブルが発生するという不都合が見受けられる。
本考案は叙上の点に着目して成されたもので、このような操作ノブBの使用による支持軸部15の磨耗の損傷という不都合をなくして、長期の使用に耐え、常に安全な状態で運転操作できるようにした自動車用のハンドル補助具を提供することを目的とする。
本考案は、以下の構成を備えることにより、上記課題を解決できる。
(1)自動車のステアリングに挟着されてハンドル操作を行えるようにしたハンドル補助具であって、ステアリングホイールに挟着される挟着部と、この挟着部の一部を構成する柄部に起立される軸杆と、この軸杆の上部を狭小にした段付の円柱状の支持軸部と、この支持軸部に嵌挿した回転自在の回転筒部と、この回転筒部の抜脱を防止する止片を、前記支持軸部の頂部近くに設けて成り、さらに把持用の操作ノブの下部に凹設した係止用孔を、前記回転筒部に嵌合して操作ノブと回転筒部とを一体に固着させて成ることを特徴とするハンドル補助具。
(2)回転筒部の外周には、鋸歯状の縦溝を刻設を施し、把持用ノブの係止用孔との嵌合係合を強力に確実に行えるようにしたことを特徴とする前記(1)記載のハンドル補助具。
(3)回転筒部の抜脱を防止する止片は、段付の支持軸部の頂部近く設けた環状溝に嵌合される片側が切欠された座金より成り、支持軸部に回転自在に挿通された回転筒部の抜脱を防止するようにしたことを特徴とする前記(1)または(2)記載のハンドル補助具。
本考案によれば、ステアリングホイールに挟着して起立される軸杆の上部には、狭小にした段付の円柱状の支持軸部が形成され、この支持軸部に回転自在の回転筒部が嵌挿固着され、この回転筒部は支持軸部の頂部近くに係止させた止片により抜脱防止されて、操作ノブの下部の係止用孔に嵌合されて、一体構造に組み込まれているので、操作ノブを把持して運転操作のハンドル回転も回転筒部が支持軸部の周面に沿って円滑に摺動して無理なく行うことができる。
そして回転筒部の上面は、支持軸部の頂部近くに設けた止片により、常時、阻止されているので、不用意に支持軸部より抜脱することがない。
特に、操作ノブのハンドル操作に際し、回転筒部が支持軸部を軸として回転しても、止片が回転筒部の抜脱を防止する阻止機能を常時呈しても磨耗や損傷する虞がないので、常に安心して運転操作を行うことができる。
つぎに、本考案の一実施例を図1および図2について説明する。
Aは従来例と同じステアリングホイール、1,1はこのステアリングホイールAに上下から挟持される一対の挟着部、2,2は、この挟着部1,1の一部を構成する柄部を示し、この重合される柄部2,2に起立される軸杆3に止螺杆4を螺合させることによりステアリングホイールAの挟持と併せて軸杆3を確固に固着できるものである。
5は、軸杆3の上部に段部6を介して突出される狭小な小径の円柱状の支持軸部を示し、この支持軸部5の頂部7を残し、頂部近くに環状溝8を凹設する。
9は回転筒部で、前記支持軸部5に回転自在に嵌合されると共に、前記環状溝8内に係入されるEワッシャーなどの止片10により回転筒部9の上端9aを阻止して抜脱するのを防止できる。
そして、この回転筒部9にはその外周縦方向に鋸歯状溝9bを刻設して置くのが好ましい。
そして、この回転筒部9には従来と同様の球状など好みの形状の操作ノブBが、その下端に凹設した取付孔部21を押圧押入して固着させ、操作ノブB自体も回転筒部9と同様に軸杆3の支持軸部5を中心として自由自在に回転させることができる。
なお、回転筒部9は真鋳金属などが好ましく、また操作ノブBは、例えばアクリル系樹脂などのプラスチックを用い、操作ノブBをその取付孔部21で回転筒部9に変形させ乍ら押入したり、或は温度を加熱して取付孔部21を膨張拡開させた状態で回転筒部9内に押入させて、いずれも外周の鋸歯状の縦溝9bにより両者を強固に一体化させることができる。
この考案によれば、操作ノブBを回転させてハンドル操作しても、操作ノブBと一体的に固着された回転筒部9は、支持軸部5の外周を円滑に無理なく回転でき、上方に移動しても頂部7近くに設けた止片10によって阻止されて不用意に脱落することは無い。
したがって、長期の使用に耐え、安全確実なハンドル操作を行うことができる。
A ステアリングホイール
B 操作ノブ
1,11 挟着部
2,12 柄部
3,13 軸杆
4,14 止螺杆
5,15 支持軸部
6,16 段部
7,17 頂部
17a 内側
8 環状溝
9 回転筒部
9a 上端
9b 鋸歯状の縦溝
10 止片
18 環状凹溝
19 有頭の回転筒部
20 ビス
21 取付孔部
X 磨損
B 操作ノブ
1,11 挟着部
2,12 柄部
3,13 軸杆
4,14 止螺杆
5,15 支持軸部
6,16 段部
7,17 頂部
17a 内側
8 環状溝
9 回転筒部
9a 上端
9b 鋸歯状の縦溝
10 止片
18 環状凹溝
19 有頭の回転筒部
20 ビス
21 取付孔部
X 磨損
Claims (3)
- 自動車のステアリングに挟着されてハンドル操作を行えるようにしたハンドル補助具であって、ステアリングホイールに挟着される挟着部と、この挟着部の一部を構成する柄部に起立される軸杆と、この軸杆の上部を狭小にした段付の円柱状の支持軸部と、この支持軸部に嵌挿した回転自在の回転筒部と、この回転筒部の抜脱を防止する止片を、前記支持軸部の頂部近くに設けて成り、さらに把持用の操作ノブの下部に凹設した係止用孔を、前記回転筒部に嵌合して操作ノブと回転筒部とを一体に固着させて成ることを特徴とするハンドル補助具。
- 回転筒部の外周には、鋸歯状の縦溝を刻設を施し、把持用ノブの係止用孔との嵌合係合を強力に確実に行えるようにしたことを特徴とする請求項1記載のハンドル補助具。
- 回転筒部の抜脱を防止する止片は、段付の支持軸部の頂部に近く設けた環状溝に嵌合される片側が切欠された座金より成り、支持軸部に回転自在に挿通された回転筒部の抜脱を防止するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のハンドル補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000482U JP3130879U (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | ハンドル補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000482U JP3130879U (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | ハンドル補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3130879U true JP3130879U (ja) | 2007-04-12 |
Family
ID=43281711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007000482U Expired - Fee Related JP3130879U (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | ハンドル補助具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3130879U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200485871Y1 (ko) * | 2017-07-28 | 2018-03-08 | 허경욱 | 차량핸들 설치용 리모컨 |
-
2007
- 2007-01-31 JP JP2007000482U patent/JP3130879U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR200485871Y1 (ko) * | 2017-07-28 | 2018-03-08 | 허경욱 | 차량핸들 설치용 리모컨 |
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