JP3130273B2 - 雨どい - Google Patents
雨どいInfo
- Publication number
- JP3130273B2 JP3130273B2 JP09210246A JP21024697A JP3130273B2 JP 3130273 B2 JP3130273 B2 JP 3130273B2 JP 09210246 A JP09210246 A JP 09210246A JP 21024697 A JP21024697 A JP 21024697A JP 3130273 B2 JP3130273 B2 JP 3130273B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- front plate
- intermittent
- plate
- intermittent holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Sewage (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は雨どいに関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】近年、雨どいを軒先と一体感をもたせる
ために、雨どい本体の前面板上部を、下方から後ろ上方
に傾斜させて、屋根の傾斜と連続感を持たせることによ
り、違和感を減少させた外観の雨どいが多く商品化され
ている。
ために、雨どい本体の前面板上部を、下方から後ろ上方
に傾斜させて、屋根の傾斜と連続感を持たせることによ
り、違和感を減少させた外観の雨どいが多く商品化され
ている。
【０００３】ところが、これらの雨どいは、下方から後
ろ上方に傾斜させた部分が、上方からの雨滴が降りかか
る面積が大きいため、多くの雨水がたまり、これが雨ど
いの下方に雨垂れとなって落ち、長い間に軒下の地面に
溝を形成するなどの問題があった。
ろ上方に傾斜させた部分が、上方からの雨滴が降りかか
る面積が大きいため、多くの雨水がたまり、これが雨ど
いの下方に雨垂れとなって落ち、長い間に軒下の地面に
溝を形成するなどの問題があった。
【０００４】従来、この雨垂れを防止するため、図３に
示すように底板１の前後に前面板２および後面板３とを
連設してなる雨どい１０本体の前面板２を、前面板下部
２１と、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上部２２と
に分け、前面板上部２２の下端に雨水溜め部４０を形成
し、さらに該雨水溜め部４０に導水孔４１を形成して、
前面板上部２２に溜まった雨水を雨水溜め部４０に受け
た上で、導水孔４１を通じて雨どい内に導入するように
した雨どいが提案されている。（たとえば実開平６−５
６２７１号参照）
示すように底板１の前後に前面板２および後面板３とを
連設してなる雨どい１０本体の前面板２を、前面板下部
２１と、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上部２２と
に分け、前面板上部２２の下端に雨水溜め部４０を形成
し、さらに該雨水溜め部４０に導水孔４１を形成して、
前面板上部２２に溜まった雨水を雨水溜め部４０に受け
た上で、導水孔４１を通じて雨どい内に導入するように
した雨どいが提案されている。（たとえば実開平６−５
６２７１号参照）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の雨どいでは前面板上部の下端に、雨水溜め部４０を
形成し、さらに導水孔４１を形成しているため、雨水の
流れが複雑になってごみなどが滞積したり、雨水溜め部
４０の凹凸により外観のデザインの自由度が損なわれる
という問題があった。
来の雨どいでは前面板上部の下端に、雨水溜め部４０を
形成し、さらに導水孔４１を形成しているため、雨水の
流れが複雑になってごみなどが滞積したり、雨水溜め部
４０の凹凸により外観のデザインの自由度が損なわれる
という問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決した雨どいに関するものであり、底板の前後に前面板
および後面板とを連設してなる雨どい本体の前面板を、
前面板下部と、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上部
とに分け、前面板上部の下端に、雨どいの全長にわたり
平行した２列の断続孔を形成し、一列の断続孔の間隔部
に他の列の断続孔が位置するように配置したことを特徴
とする雨どいである。
決した雨どいに関するものであり、底板の前後に前面板
および後面板とを連設してなる雨どい本体の前面板を、
前面板下部と、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上部
とに分け、前面板上部の下端に、雨どいの全長にわたり
平行した２列の断続孔を形成し、一列の断続孔の間隔部
に他の列の断続孔が位置するように配置したことを特徴
とする雨どいである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づき説明
する。
する。
【０００８】図１は、本発明の雨どいの一例を示す斜視
図、図２は図１のII−II端面図、図３は従来の雨どいの
一例を示す斜視図である。
図、図２は図１のII−II端面図、図３は従来の雨どいの
一例を示す斜視図である。
【０００９】本発明は図１〜２に示すように、底板１の
前後に前面板２および後面板３とを連設してなる雨どい
本体１０の前面板２を、前面板下部２１と、下方から後
ろ上方に傾斜した前面板上部２２とに分け、前面板上部
２２の下端に、雨どいの全長にわたり平行した２列の断
続孔４を形成し、一列の断続孔４の間隔部に他の列の断
続孔４が位置するように配置したことを特徴とする雨ど
いである。
前後に前面板２および後面板３とを連設してなる雨どい
本体１０の前面板２を、前面板下部２１と、下方から後
ろ上方に傾斜した前面板上部２２とに分け、前面板上部
２２の下端に、雨どいの全長にわたり平行した２列の断
続孔４を形成し、一列の断続孔４の間隔部に他の列の断
続孔４が位置するように配置したことを特徴とする雨ど
いである。
【００１０】本発明の雨どい１０は、底板１の前後に前
面板２および後面板３とを連設してなる基本形状を有
し、前面板２を、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上
部２２と、前面板下部２１とに分け、前面板上部２２の
下端に、雨どいの全長にわたり平行した２列の断続孔４
を形成し、一列の断続孔４の間隔部に他の列の断続孔４
が位置するように配置したものが採用でき、プラスチッ
クフイルム被覆鋼板を折り曲げ加工してなるもの、プラ
スチックの溶融押出し加工によるものなど適宜のものが
使用できる。
面板２および後面板３とを連設してなる基本形状を有
し、前面板２を、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上
部２２と、前面板下部２１とに分け、前面板上部２２の
下端に、雨どいの全長にわたり平行した２列の断続孔４
を形成し、一列の断続孔４の間隔部に他の列の断続孔４
が位置するように配置したものが採用でき、プラスチッ
クフイルム被覆鋼板を折り曲げ加工してなるもの、プラ
スチックの溶融押出し加工によるものなど適宜のものが
使用できる。
【００１１】断続孔４は、本例のように横長状に切り降
ろして形成したものが、表面に凹凸が生じないし、雨水
を雨どい内に案内する効果があるので好ましいが、打ち
抜き孔や切り起こし孔などでもよく、形状もへの字状、
逆への字状など適宜であり、要するに一列の断続孔４の
間隔部に他の列の断続孔４が位置するように配置してあ
ればよい。
ろして形成したものが、表面に凹凸が生じないし、雨水
を雨どい内に案内する効果があるので好ましいが、打ち
抜き孔や切り起こし孔などでもよく、形状もへの字状、
逆への字状など適宜であり、要するに一列の断続孔４の
間隔部に他の列の断続孔４が位置するように配置してあ
ればよい。
【００１２】断続孔４を形成するためには、雨どい本体
を成形してから断続孔４を形成してもよく、また折り曲
げ加工により雨どい本体を成形するものにおいては、折
り曲げ加工前の原板状態で、ダイカッターなどで断続孔
４を形成してから、雨どい本体を成形してもよい。
を成形してから断続孔４を形成してもよく、また折り曲
げ加工により雨どい本体を成形するものにおいては、折
り曲げ加工前の原板状態で、ダイカッターなどで断続孔
４を形成してから、雨どい本体を成形してもよい。
【００１３】雨天になると、前面板２のうち、下方から
後ろ上方に傾斜した前面板上部２２には、傾斜している
ため上方から多くの雨滴が降りかかり、溜まった雨水は
下方に流れるが、上の列の断続孔４の間隔部に下の列の
断続孔４が位置するように配置してあるから、まず、上
の列の断続孔４を通って雨どい内に導入され、つぎに上
の列の断続孔４の間を抜けて流れる雨水は下の列の断続
孔４を通って雨どい内に導入され、結局互い違いに配列
された２列の断続孔４により、ほとんど雨どい内に導入
されてその分、雨垂れが少なくなる。
後ろ上方に傾斜した前面板上部２２には、傾斜している
ため上方から多くの雨滴が降りかかり、溜まった雨水は
下方に流れるが、上の列の断続孔４の間隔部に下の列の
断続孔４が位置するように配置してあるから、まず、上
の列の断続孔４を通って雨どい内に導入され、つぎに上
の列の断続孔４の間を抜けて流れる雨水は下の列の断続
孔４を通って雨どい内に導入され、結局互い違いに配列
された２列の断続孔４により、ほとんど雨どい内に導入
されてその分、雨垂れが少なくなる。
【００１４】
【発明の効果】本発明の雨どいは、底板の前後に前面板
および後面板とを連設してなる雨どい本体の前面板を、
前面板下部と、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上部
とに分け、前面板上部の下端に、雨どいの全長にわたり
平行した２列の断続孔を形成し、一列の断続孔の間隔部
に他の列の断続孔が位置するように配置したことを特徴
とするから、前面板上部に溜まった雨水は互い違いに配
列された２列の断続孔４により、ほとんど雨どい内に導
入されて、その分、雨垂れが少なくなるばかりでなく、
前面板上部に直接、断続孔を形成するので、雨水溜め部
の凹凸が無いので外観デザインの自由度が大きくなるも
のである。
および後面板とを連設してなる雨どい本体の前面板を、
前面板下部と、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上部
とに分け、前面板上部の下端に、雨どいの全長にわたり
平行した２列の断続孔を形成し、一列の断続孔の間隔部
に他の列の断続孔が位置するように配置したことを特徴
とするから、前面板上部に溜まった雨水は互い違いに配
列された２列の断続孔４により、ほとんど雨どい内に導
入されて、その分、雨垂れが少なくなるばかりでなく、
前面板上部に直接、断続孔を形成するので、雨水溜め部
の凹凸が無いので外観デザインの自由度が大きくなるも
のである。
【図１】本発明の雨どいの一例を示す斜視図
【図２】図１のII−II端面図
【図３】従来の雨どいの一例を示す斜視図
１ 底板 １０ 雨どい本体 ２ 前面板 ２１ 前面板下部 ２２ 前面板上部 ３ 後面板 ４ 断続孔
Claims (1)
- 【請求項１】 底板の前後に前面板および後面板とを連
設してなる雨どい本体の前面板を、前面板下部と、下方
から後ろ上方に傾斜した前面板上部とに分け、前面板上
部の下端に、雨どいの全長にわたり平行した２列の断続
孔を形成し、一列の断続孔の間隔部に他の列の断続孔が
位置するように配置したことを特徴とする雨どい。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09210246A JP3130273B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 雨どい |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09210246A JP3130273B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 雨どい |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1150610A JPH1150610A (ja) | 1999-02-23 |
| JP3130273B2 true JP3130273B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=16586211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09210246A Expired - Fee Related JP3130273B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 雨どい |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3130273B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002146981A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-22 | Ig Tech Res Inc | 軒先構造 |
| JP2002167913A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-11 | Ig Tech Res Inc | 雨 樋 |
| JP2002188252A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Ig Tech Res Inc | 雨 樋 |
| GB0222522D0 (en) | 2002-09-27 | 2002-11-06 | Controlled Therapeutics Sct | Water-swellable polymers |
| JP2007032204A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 軒樋 |
| GB0613333D0 (en) | 2006-07-05 | 2006-08-16 | Controlled Therapeutics Sct | Hydrophilic polyurethane compositions |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP09210246A patent/JP3130273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1150610A (ja) | 1999-02-23 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |