JP3142196U - 屋根用落雪防止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】建物の軒先上面側に配置固定して積雪の滑落による落雪現象やツララの発生を防止する屋根用落雪防止具を提供する。
【解決手段】屋根用落雪防止具は、建物の屋根材の上面に載置可能なポリカーボネート製波板の底板部1と、該底板部1の屋根材の軒先側に垂直に立ち上がる鋼板製の前板部2と、前記底板部1の先端と前記前板部2の先端を連結する鋼板製の上板部3と、前記底板部1と前記前板部2と前記上板部3からなる三角形の側面を塞ぐ鋼板製の側板部4とからなる三角柱状枠体5から構成される。
【選択図】図7
【解決手段】屋根用落雪防止具は、建物の屋根材の上面に載置可能なポリカーボネート製波板の底板部1と、該底板部1の屋根材の軒先側に垂直に立ち上がる鋼板製の前板部2と、前記底板部1の先端と前記前板部2の先端を連結する鋼板製の上板部3と、前記底板部1と前記前板部2と前記上板部3からなる三角形の側面を塞ぐ鋼板製の側板部4とからなる三角柱状枠体5から構成される。
【選択図】図7
Description
本考案は、建物の軒先上面側に配置固定して積雪の滑落による落雪現象やツララの発生を防止する屋根用落雪防止具に関する。
従来、屋根材の上面に落雪防止体を配置固定し、屋根材上の積雪の滑落による落雪現象を防止する屋根用落雪防止具が一般的に知られている(特許文献1を参照)。
この公知技術では、建物の屋根材の上面に載置可能な落雪防止体に落雪を止めるための雪止め部を突設し、該雪止め部に落雪の融雪水が通過可能な網状体を配設し、前記落雪防止体の軒先側に屋根の軒先部に嵌合可能な掛止部を持つ掛止部材を設けてなり、該掛止部材を屋根の軒先部の嵌合寸法に対応して屋根勾配方向に対して略交差する上下方向に移動調節可能な上下調節機構を設けたものである。
また、屋根材の上面に三角柱状体を配置固定し、屋根材上の積雪の滑落による落雪現象を防止する屋根用落雪防止具が知られている(特許文献2を参照)。
この公知技術は、底板部、前板部及び上板部からなる複数個の三角状枠を屋根勾配方向に直交する軒先方向に並列状に配置し、並列状に配置した複数個の三角状枠間に桟杆を架設して三角柱状体を形成し、該三角柱状体の底面を屋根材上に載置固定される載置面に形成すると共に前記三角柱状体の上面に網状体を配設してなるものである。
実用新案登録第3135777号公報
特開2004−270222号公報
この公知技術では、建物の屋根材の上面に載置可能な落雪防止体に落雪を止めるための雪止め部を突設し、該雪止め部に落雪の融雪水が通過可能な網状体を配設し、前記落雪防止体の軒先側に屋根の軒先部に嵌合可能な掛止部を持つ掛止部材を設けてなり、該掛止部材を屋根の軒先部の嵌合寸法に対応して屋根勾配方向に対して略交差する上下方向に移動調節可能な上下調節機構を設けたものである。
また、屋根材の上面に三角柱状体を配置固定し、屋根材上の積雪の滑落による落雪現象を防止する屋根用落雪防止具が知られている(特許文献2を参照)。
この公知技術は、底板部、前板部及び上板部からなる複数個の三角状枠を屋根勾配方向に直交する軒先方向に並列状に配置し、並列状に配置した複数個の三角状枠間に桟杆を架設して三角柱状体を形成し、該三角柱状体の底面を屋根材上に載置固定される載置面に形成すると共に前記三角柱状体の上面に網状体を配設してなるものである。
本考案は、建物の軒先上面側に配置固定して積雪の滑落による落雪現象やツララの発生を防止する屋根用落雪防止具を提供することを目的とする。
本考案の屋根用落雪防止具は、建物の屋根材の上面に載置可能な底板部と、該底板部の屋根材の軒先側に垂直に立ち上がる前板部と、前記底板部の先端と前記前板部の先端を連結する上板部と、前記底板部と前記前板部と前記上板部からなる三角形の側面を塞ぐ側板部とからなる三角柱状枠体から構成されるものである。
本考案の屋根用落雪防止具は、前記三角柱状枠体をトタン屋根材の横葺き部に固定する固定部材と、該固定部材と前記三角柱状枠体を連結する連結部材を設けたものである。
本考案の屋根用落雪防止具は、前記前板部及び前記上板部には多数個の丸凹部切欠き部を設けたものである。
本考案の屋根用落雪防止具は、前記三角柱状枠体をトタン屋根材の横葺き部に固定する固定部材と、該固定部材と前記三角柱状枠体を連結する連結部材を設けたものである。
本考案の屋根用落雪防止具は、前記前板部及び前記上板部には多数個の丸凹部切欠き部を設けたものである。
本考案の屋根用落雪防止具は、建物の屋根材の上面に載置可能な底板部と、該底板部の屋根材の軒先側に垂直に立ち上がる前板部と、前記底板部の先端と前記前板部の先端を連結する上板部と、前記底板部と前記前板部と前記上板部からなる三角形の側面を塞ぐ側板部とからなる三角柱状枠体から構成されるので、建物の軒先上面側に配置固定して積雪の滑落による落雪現象やツララの発生を防止することができる。
本考案の屋根用落雪防止具の一実施例を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図1は本考案の屋根用落雪防止具の左側面図であり、本考案の屋根用落雪防止具は、建物の屋根材の上面に載置可能なポリカーボネート製波板の底板部1と、該底板部1の屋根材の軒先側に垂直に立ち上がる鋼板製の前板部2と、前記底板部1の先端と前記前板部2の先端を連結する鋼板製の上板部3と、前記底板部1と前記前板部2と前記上板部3からなる三角形の側面を塞ぐ鋼板製の側板部4とからなる三角柱状枠体5から構成される。
なお、6は前記三角柱状枠体5をトタン屋根材の横葺き部に固定する固定部材、7は前記固定部材6と前記三角柱状枠体5を連結する鋼板製帯状の連結部材である。
図1は本考案の屋根用落雪防止具の左側面図であり、本考案の屋根用落雪防止具は、建物の屋根材の上面に載置可能なポリカーボネート製波板の底板部1と、該底板部1の屋根材の軒先側に垂直に立ち上がる鋼板製の前板部2と、前記底板部1の先端と前記前板部2の先端を連結する鋼板製の上板部3と、前記底板部1と前記前板部2と前記上板部3からなる三角形の側面を塞ぐ鋼板製の側板部4とからなる三角柱状枠体5から構成される。
なお、6は前記三角柱状枠体5をトタン屋根材の横葺き部に固定する固定部材、7は前記固定部材6と前記三角柱状枠体5を連結する鋼板製帯状の連結部材である。
図2は本考案の屋根用落雪防止具の正面図であり、前記前板部2には図5に示す多数の丸凹部切欠き部8が形成され、該丸凹部切欠き部8から通気するようになっている。
図3は本考案の屋根用落雪防止具の背面図であり、前記上板部3には図6に示す多数の丸凹部切欠き部8が形成され、該丸凹部切欠き部8から底板部1へ融雪水が滴下するようになっている。
図4は図3の矢視方向縦断面図であり、略平坦な底板部1と、丸凹部切欠き部8を備えた前板部2と、丸凹部切欠き部8を備えた上板部3とからなる略直角三角形の断面を有し、前記前板部2の下部には屋根の軒先に嵌合する嵌合部9を設け、また屋根の横葺きトタンの折曲げ部分を避けるように側板部4の切欠き部10を形成すると共に側板部4の下端を内側に折り曲げて横葺きトタンの折曲げ部分の高さを調節する調節部片11を設ける。
次に、本考案の屋根用落雪防止具の操作動作を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図7に示すように、本考案の屋根用落雪防止具の嵌合部9を屋根の軒先に嵌合させ、底板部1から延びる連結部材7により連結された固定部材6をトタン屋根材の横葺き部の折曲げ部分に固定する。
図7に示すように、本考案の屋根用落雪防止具の嵌合部9を屋根の軒先に嵌合させ、底板部1から延びる連結部材7により連結された固定部材6をトタン屋根材の横葺き部の折曲げ部分に固定する。
本考案の屋根用落雪防止具は、略直角三角形の断面を有しているので屋根の傾斜が緩くなり、積雪した雪が滑落することがなく、また溶けた融雪水は上板部3の丸凹部切欠き部8から滴下し、下部の底板部1の傾斜に沿って流れ、雨樋12に集水されて排水される。
積雪の滑落による落雪現象やツララの発生を防止する個所に、本考案の屋根用落雪防止具を複数個軒先並べることにより、より広く積雪の滑落による落雪現象やツララの発生を防止する箇所を形成することができる。
1 底板部
2 前板部
3 上板部
4 側板部
5 三角柱状枠体
6 固定部材
7 連結部材
8 丸凹部切欠き部
9 嵌合部
10 切欠き部
11 調節部片
12 雨樋
2 前板部
3 上板部
4 側板部
5 三角柱状枠体
6 固定部材
7 連結部材
8 丸凹部切欠き部
9 嵌合部
10 切欠き部
11 調節部片
12 雨樋
Claims (3)
- 建物の屋根材の上面に載置可能な底板部と、該底板部の屋根材の軒先側に垂直に立ち上がる前板部と、前記底板部の先端と前記前板部の先端を連結する上板部と、前記底板部と前記前板部と前記上板部からなる三角形の側面を塞ぐ側板部とからなる三角柱状枠体から構成されることを特徴とする屋根用落雪防止具。
- 前記三角柱状枠体をトタン屋根材の横葺き部に固定する固定部材と、該固定部材と前記三角柱状枠体を連結する連結部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の屋根用落雪防止具。
- 前記前板部及び前記上板部には多数個の丸凹部切欠き部を設けたことを特徴とする請求項1記載の屋根用落雪防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001765U JP3142196U (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 屋根用落雪防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001765U JP3142196U (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 屋根用落雪防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3142196U true JP3142196U (ja) | 2008-06-05 |
Family
ID=43292218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008001765U Expired - Fee Related JP3142196U (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 屋根用落雪防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142196U (ja) |
-
2008
- 2008-03-25 JP JP2008001765U patent/JP3142196U/ja not_active Expired - Fee Related
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