JP2015200128A - 屋根設置物の端部カバー - Google Patents

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JP2015200128A JP2014080083A JP2014080083A JP2015200128A JP 2015200128 A JP2015200128 A JP 2015200128A JP 2014080083 A JP2014080083 A JP 2014080083A JP 2014080083 A JP2014080083 A JP 2014080083A JP 2015200128 A JP2015200128 A JP 2015200128A
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井上 雅人
Masahito Inoue
雅人 井上
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

【課題】屋根に加工する必要がなくて、寸法調整も不要で、勾配屋根に設置される屋根設置物の棟側の端部に取り付けるだけで雪落としが可能な端部カバーを提供する。
【解決手段】勾配屋根1に設置される屋根設置物2の棟側の端部に取り付けられる棟側端部カバー6であって、屋根設置物2の棟側の屋根上に積もる雪を屋根設置物2の上面側に案内する傾斜面61を備える。また、勾配屋根1に設置される屋根設置物2の軒側の端部に取り付けられる軒側端部カバー7も、屋根設置物2の上面に積もる雪を軒側に案内する傾斜面71を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、勾配屋根に設置される太陽電池パネル等の屋根設置物の端部を覆うカバーに関する。
建築物の勾配屋根に固定したフレーム上に設置される太陽電池パネルの棟側に設ける棟側水切りが特許文献1に開示される。
この特許文献1の棟側水切りは、勾配屋根を流れる雨水が太陽電池パネルと野地板との間の空間に浸入しないように、棟側の端部が野地板に固定されて、太陽電池パネルの上面と面一になるように、軒側の端部がフレームに固定される。
特開2012−246617号公報
ところで、多雪地域においては、屋根に積もった雪を落とす必要があり、勾配屋根に太陽電池パネルを設置した場合には、その太陽電池パネルの棟側に積もった雪を落とす対策が必要となる。
その場合、特許文献1の棟側水切りでも、太陽電池パネルの棟側に積もった雪を案内して太陽電池パネルの上面から落とし得ることが見込める。
しかし、特許文献1の棟側水切りでは、大棟に加工する必要があり、また、大棟から太陽電池パネルまでの寸法調整が必要となり、施工が面倒なものとなる。
そこで、本発明は、屋根に加工する必要がなくて、寸法調整も不要で、勾配屋根に設置される屋根設置物の棟側の端部に取り付けるだけで雪落としが可能な端部カバーを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1及び図2に示すように、
勾配屋根1に設置される屋根設置物2の棟側の端部に取り付けられる端部カバー6であって、
前記屋根設置物2の棟側の屋根1上に積もる雪を前記屋根設置物2の上面側に案内する傾斜面61を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、勾配屋根1に設置される屋根設置物2の棟側の屋根1上に積もる雪を屋根設置物2の上面側に案内する傾斜面61を備える端部カバー6なので、大棟に加工する必要がなくて、寸法調整も不要で、屋根設置物2の棟側端部に取り付けるだけで雪落としが可能な棟側端部カバー6を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1及び図3に示すように、
請求項1に記載の屋根設置物の棟側の端部カバー6に加えて、
勾配屋根1に設置される屋根設置物2の軒側の端部に取り付けられる端部カバー7も、
前記屋根設置物2の上面に積もる雪を前記屋根設置物2の軒側に案内する傾斜面71を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、勾配屋根1に設置される屋根設置物2の上面に積もる雪を軒側の屋根1上に案内する傾斜面71を備える端部カバー7なので、屋根1に加工する必要がなくて、寸法調整も不要で、屋根設置物2の軒側端部に取り付けるだけで雪落としが可能な軒側端部カバー7を提供することができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図4に示すように、
請求項1に記載の屋根設置物2の棟側の端部カバー6において、
前記屋根設置物2の棟側端部を保持する端部保持具4に係合する係合部63・64を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、屋根設置物2の棟側端部を保持する端部保持具4に係合する係合部63・64を備える端部カバー6であり、屋根設置物2の棟側端部保持具4に係合部63・64を係合するだけなので、端部カバー6を簡単に取り付けることができる。
請求項4に記載の発明は、
請求項2に記載の屋根設置物2の軒側の端部カバー7において、
前記屋根設置物2の軒側端部を保持する端部保持具5に係合する係合部を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、屋根設置物2の軒側端部を保持する端部保持具5に係合する係合部を備える端部カバー7であり、屋根設置物2の軒側端部保持具5に係合部を係合するだけなので、端部カバー7を簡単に取り付けることができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図4に示すように、
請求項1から4のいずれか一項に記載の屋根設置物2の端部カバー6において、
上面62も傾斜していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、棟側または軒側の端部カバー6の上面62も傾斜しているので、その上面62の傾斜により雪を下方へ流れやすくすることができる。
本発明によれば、屋根に加工する必要がなくて、寸法調整も不要で、勾配屋根に設置される屋根設置物の棟側の端部に取り付けるだけで雪落としが可能な端部カバーを提供することができる。
本発明に係る端部カバーを示す勾配屋根に設置される屋根設置物部分の縦断側面図である。 図1の棟側端部カバー部分の拡大図である。 図1の軒側端部カバー部分の拡大図である。 棟側端部カバーの係合構造を変形例と併せて示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(実施形態)
図1は勾配屋根に設置される屋根設置物に取り付ける本発明に係る端部カバー部分を示すもので、1は勾配屋根、2は太陽電池パネル(屋根設置物)、3はそのパネル取付支持具、4は棟側端部保持具、5は軒側端部保持具、6は棟側端部カバー、7は軒側端部カバー、Oは大棟である。
図示のように、勾配屋根1の上には、太陽電池パネル2が、大棟Oで示される棟側と、その反対の軒側及びその中間部において、レール状のパネル取付支持具3により設置されている。
すなわち、勾配屋根1の上に棟側、軒側及びその中間部のパネル取付支持具3が各々ボルト結合してそれぞれ固定されており、この棟側、軒側及び中間部のパネル取付支持具3の上に太陽電池パネル2が載置されている。
この太陽電池パネル2は、棟側及び軒側のパネル取付支持具3の上に各々ボルト結合してそれぞれ固定した断面略L字状の棟側端部保持具4及び軒側端部保持具5により太陽電池パネル2の棟側端部と軒側端部が各々の上面を押えて挟み込むようにぞれぞれ保持されている。
また、太陽電池パネル2は、図示のように、棟側及び軒側の中間部のパネル取付支持具3の上において、通しボルト結合して固定されている。
そして、太陽電池パネル2の棟側端部保持具4を利用して棟側端部カバー6が取り付けられている。
同様に、太陽電池パネル2の軒側端部保持具5を利用して軒側端部カバー7が取り付けられている。
図2は図1の棟側端部カバー6部分を拡大したもので、図示のように、太陽電池パネル2の棟側端部を保持する断面略L字状の棟側端部保持具4を覆う形状の棟側端部カバー6を、棟側端部保持具4にねじ止め等して取り付ける。
この棟側端部カバー6は、多雪地域の冬季において、太陽電池パネル2の棟側の屋根1上に積もる図示しない雪を太陽電池パネル2の上面側に案内するための傾斜面61が形成されていて、図示例では、棟側端部保持具4の上面と略面一となるように上面62が形成されている。
以上、実施形態の棟側端部カバー6によれば、勾配屋根1に設置される太陽電池パネル2の棟側の屋根1上に積もる雪を太陽電池パネル2の上面側に案内する傾斜面61を備えるため、大棟に加工する必要がなくて、寸法調整も不要であり、太陽電池パネル2の棟側端部に取り付けるだけで、その傾斜面61により太陽電池パネル2の棟側の屋根1上に積もる雪を太陽電池パネル2の上面側に案内して雪落としすることができる。
さらに、棟側端部保持具4及びその固定ボルトを棟側端部カバー6により覆って保護することができる。
なお、レール状のパネル取付支持具3の横方向の間は、屋根面に沿って棟側から軒側に雨水が流れ落ちる。
図3は図1の軒側端部カバー7部分を拡大したもので、図示のように、太陽電池パネル2の軒側端部を保持する断面略L字状の軒側端部保持具5を覆う形状の軒側端部カバー7を、軒側端部保持具5にねじ止め等して取り付ける。
この軒側端部カバー7は、多雪地域の冬季において、太陽電池パネル2の上面に積もる図示しない雪を軒側に案内するための傾斜面71が形成されていて、図示例では、傾斜面71の下端がパネル取付支持具3の軒側に向けて下方へ伸びて、屋根面との間に空間が形成されている。
このように、実施形態の軒側端部カバー7も、勾配屋根1に設置される太陽電池パネル2の上面に積もる雪を軒側に案内する傾斜面71を備えるため、屋根1に加工する必要がなくて、寸法調整も不要であり、太陽電池パネル2の軒側端部に取り付けるだけで、その傾斜面71により太陽電池パネル2の上面に積もる雪を軒側の屋根1上に案内して雪落としすることができる。
さらに、レール状のパネル取付支持具3の横方向の間を屋根面に沿って棟側から軒側に流れ落ちる雨水や落ち葉などの塵は、軒側のパネル取付支持具3の軒側において、軒側端部カバー7の傾斜面71の下方に伸びた下端と屋根面との間の空間から流れ落ちる。
また、軒側端部保持具5及びその固定ボルトも軒側端部カバー7により覆って保護される。
(棟側端部カバーの係合構造及び変形例)
図4は棟側端部カバー6の係合構造を変形例と併せて示すもので、図示のように、棟側端部カバー6には、傾斜面61から角度を持って連続して棟側端部保持具4の上面に角度を持って略連続するように傾斜する上面62が形成されている。
すなわち、上面62は、棟側端部保持具4の上端部と、傾斜面61の上端との間に設けられ、かつ太陽電池パネル2の上面よりも屋根面側(下方)に傾斜している。
さらに、棟側端部カバー6の内面には、棟側端部保持具4の上端部に形成された穴部に嵌まり込むように係合する係合膨大部63が形成されるとともに、棟側端部保持具4の下部から形成された立ち上がり部に嵌まり込むように係合する係合爪部64が形成されている。
このように、棟側端部カバー6の上面62も傾斜しているため、その上面62の傾斜により雪を下方の太陽電池パネル2上面へ流れやすくすることができる。
しかも、太陽電池パネル2の棟側端部保持具4に形成された穴部等に各々係合する係合膨大部63及び係合爪部64を備える棟側端部カバー6であり、太陽電池パネル2の棟側端部保持具4に係合膨大部63及び係合爪部64をそれぞれ嵌め込むように係合するだけのため、棟側端部カバー6を簡単に取り付けることができる。
(棟側端部カバーの変形例)
なお、軒側端部カバー7の上面を、軒側端部保持具5の上面から角度を持って略連続して傾斜面71に角度を持って連続するように傾斜させて形成してもよい。
すなわち、軒側端部カバー7の上面は、軒側端部保持具5の上端部と、傾斜面71の上端との間に設けられ、かつ太陽電池パネル2の上面よりも屋根面側(下方)に傾斜させておく。
このように、軒側端部カバー7の上面も傾斜させておけば、その上面の傾斜により雪を下方の屋根1上へ流れやすくすることができる。
(他の変形例)
以上の実施形態においては、屋根設置物を太陽電池パネルとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の屋根設置物であってもよい。
また、実施形態では、棟側端部カバーに係合膨大部及び係合爪部を設けて棟側端部保持部との係合構造としたが、軒側端部カバーにも同様の係合膨大部及び係合爪部を設けて軒側端部保持部との係合構造としてもよい。
さらに、端部保持具、端部カバー及び係合部の形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 勾配屋根
2 屋根設置物
3 パネル取付支持具
4 棟側端部保持具
5 軒側端部保持具
6 棟側端部カバー
61 傾斜面
62 上面
63 係合部
64 係合部
7 軒側端部カバー
71 傾斜面
O 大棟

Claims (5)

  1. 勾配屋根に設置される屋根設置物の棟側の端部に取り付けられる端部カバーであって、
    前記屋根設置物の棟側の屋根上に積もる雪を前記屋根設置物の上面側に案内する傾斜面を備えることを特徴とする屋根設置物の端部カバー。
  2. 請求項1に記載の屋根設置物の棟側の端部カバーに加えて、
    勾配屋根に設置される屋根設置物の軒側の端部に取り付けられる端部カバーも、
    前記屋根設置物の上面に積もる雪を軒側に案内する傾斜面を備えることを特徴とする屋根設置物の端部カバー。
  3. 請求項1に記載の屋根設置物の棟側の端部カバーにおいて、
    前記屋根設置物の棟側端部を保持する端部保持具に係合する係合部を備えることを特徴とする屋根設置物の端部カバー。
  4. 請求項2に記載の屋根設置物の軒側の端部カバーにおいて、
    前記屋根設置物の軒側端部を保持する端部保持具に係合する係合部を備えることを特徴とする屋根設置物の端部カバー。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の屋根設置物の端部カバーにおいて、
    上面も傾斜していることを特徴とする屋根設置物の端部カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020196894A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 日東電工株式会社 太陽電池構造体及び太陽電池構造体の冠雪抑制方法

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