JP6001982B2 - 屋根付加設備の支持具及び屋根付加設備の施工構造 - Google Patents

屋根付加設備の支持具及び屋根付加設備の施工構造 Download PDF

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Description

本発明は、太陽電池パネルなどの屋根付加設備を屋根上に設置するための支持具及びこれを用いた屋根付加設備の施工構造に関するものである。
従来より、太陽電池パネルなどの屋根付加設備を建造物の屋根上に設置する場合、この屋根付加設備を固定するための支持具を予め屋根上に取り付けることが行われている(例えば、特許文献1参照)。支持具は、屋根下地材に固定されるベース部材と、ベース部材から立設されて屋根材を貫通して突出するボルトとから構成される。そして、このボルトに屋根付加設備を固定することにより、屋根付加設備を建造物の屋根上に設置する。
支持具を取り付けるにあたっては、屋根上に設置する屋根付加設備の重量に耐えうる強度を確保することや、風雨に耐えうる防水構造を有することなどが求められる。
しかし、上記のような従来の施工構造では、支持具のボルトを突出させるため、屋根材には、挿通孔が形成される。また、施工に使用される支持具のボルトは、ボルト全体にわたってネジ溝が形成されている。そのため、風雨の際、屋根材に形成された挿通孔から流入した雨水が、ボルトのネジ溝を伝って下方にまで流れ込み、建造物の屋根下地に浸入するという問題があった。
そこで、特許文献1では、屋根材の挿通孔を封止部材で封止しているが、この封止部材にも支持具のボルトが通る孔が形成されるため、孔の内側にはネジ溝によって隙間が生じ、この隙間を通って雨水が屋根下地に浸入しやすくなってしまう。
特開2011−236590号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、屋根下地材への雨水の浸入を抑制することができる屋根付加設備の支持具及び屋根付加設備の施工構造を提供することを目的とするものである。
本発明の第一の形態に係る屋根付加設備の支持具は、
固定部と、支持部と、防水部材と、ナットと、設備固定部とを備え、
前記固定部は、屋根下地材に固定される部材であり、
前記支持部は、ネジ溝が形成されていない非ネジ部と、この非ネジ部の上方に配設された、ネジ溝が形成されているネジ部とを備え、前記固定部から上方に突出するように形成され、
前記防水部材は、前記支持部に対して着脱自在に形成され、前記支持部に取り付けられる際に前記非ネジ部が挿通する中空部が形成され、
前記ナットは、前記支持部に対して着脱自在に形成され、前記支持部に取り付けられる際に前記ネジ部に螺合され、該ナットの下に設けられている前記防水部材を屋根材に押し付けるように構成され、
前記設備固定部は、前記支持部に対して着脱自在に形成され、前記支持部に取り付けられた状態で屋根付加設備を固定するように構成されていることを特徴とする。
本発明の第二の形態では、第一の形態において、カバー部を更に備え、前記カバー部は、前記支持部に対して着脱自在に形成され、前記支持部に取り付けられる際に前記支持部が挿通する中空部が形成され、前記支持部に取り付けられた状態で前記ナットと前記防水部材との間に介在すると共に、前記防水部材の側端面と上面とを覆うように構成されている。
本発明の第三の形態に係る屋根付加設備の施工構造は、
固定部と、支持部と、屋根材と、防水部材と、ナットと、設備固定部と、屋根付加設備とを備え、
前記固定部は、屋根下地材に固定され、
前記支持部は、ネジ溝が形成されていない非ネジ部と、この非ネジ部の上方に配設された、ネジ溝が形成されているネジ部とを備え、前記固定部から上方に突出するように形成され、
前記屋根材は、中空部が形成され、前記中空部に前記支持部が挿通され、
前記防水部材は、中空部が形成され、前記屋根材の上方で前記中空部に前記非ネジ部が挿通された状態で前記支持部に取り付けられ、
前記ナットは、前記ネジ部に螺合された状態で前記支持部に取り付けられ、前記防水部材を下方に向けて押圧し、
前記設備固定部は、前記支持部に取り付けられ、
前記屋根付加設備は、前記設備固定部に固定される。
本発明の屋根付加設備の支持具及び屋根付加設備の施工構造は、屋根下地材への雨水の浸入を効果的に抑制することができるものである。
本発明の施工構造の実施の形態の一例を示す断面図である。 本発明の支持具の構成を示す分解斜視図である。 屋根材の一例を示し、(a)〜(e)は一部の拡大断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る屋根付加設備5の支持具3は、屋根材4の上方において、屋根付加設備5を設置するために用いられる。支持具3は、締着具9で屋根下地材1に固定されるものである。
支持具3は、図2に示すように、固定部30と、支持部31と、防水部材32と、ナット34と、設備固定部35とを備える。
固定部30は、屋根下地材1に固定される部材である。固定部30は、金属板材等の適宜の材料から形成される。この固定部30は、平板状且つ平面視矩形状に形成されている。尚、平面視とは、固定部30の上面30cをこの上面30cに対して垂直な方向から見ることをいう。固定部30には、この上下の厚み方向に貫通する複数の固定用孔30aが形成されている。この固定用孔30aに締着具9をねじ込む等することにより、固定部30を屋根下地材1に固定することができる。
支持部31は、固定部30の平面視中央部において、上方に突出するように形成されている。この支持部31は、円柱状に形成されている。支持部31は、ネジ溝が形成されていない非ネジ部31aと、この非ネジ部31aの上方に配設された、ネジ溝が形成されているネジ部31bとを備える。すなわち、ネジ溝は、支持部31の上部にのみ設けられている。支持部31は、金属材料等の適宜の材料から形成される。また、支持部31の長さは、屋根材4の形状や、屋根付加設備5を設置する高さなどによって、適宜の長さを選択することができる。この支持部31は、溶接等で固定部30と接合され、固定部30と一体に形成されていてもよいし、支持部31が固定部30と螺合するように構成されることで、支持部31と固定部30とが着脱自在に形成されていてもよい。支持部31が固定部30と螺合する場合、支持部31の側面には、スパナ等の工具が当接する、平面視六角形状の工具当接面が適宜の位置に形成されていることが好ましい。これにより、支持部31と固定部30とを、工具を用いて容易に着脱させることができる。
防水部材32は、支持部31に対して着脱自在に形成されている。防水部材32は、屋根材4への雨水の浸入を防止するものである。防水部材32には、支持部31に取り付けられる際に非ネジ部31aが挿通する中空部32aが形成される。これにより、防水部材32を支持部31に取り付けることができる。すなわち、防水部材32は、支持部31の非ネジ部31aに配設される。中空部32aの内径は、非ネジ部31aの外径と同じか、それよりも小さいことが好ましい。この場合、中空部32aの縁と、非ネジ部31aの外周面との間に隙間が生じにくくなる。防水部材32の形状は、支持部31に取り付けられ、防水性を確保できるものであれば特に限定されず、例えば、平面視円形状や平面視四角形状など、適宜の形状のものを使用することができる。防水部材32は、弾性材から形成されることが好ましい。防水部材32の材料としては、例えば、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等のゴム、スポンジなどが挙げられる。
ナット34は、支持部31に対して着脱自在に形成されている。ナット34は、支持部31に取り付けられる際にネジ部31bに螺合されるように構成される。ナット34は、支持部31に取り付けることができるものであれば特に限定されず、公知のものを使用することができる。
設備固定部35は、支持部31に対して着脱自在に形成されている。設備固定部35は、支持部31に取り付けられた状態で屋根付加設備5を固定するように構成されている。設備固定部35は、支持片35bと、第一固定片35cと、第二固定片35dとを備える。支持片35bは、略水平に配置される平板状の部材である。支持片35bには、平面視中央部に、支持部31が挿通される挿通孔35aが形成されている。挿通孔35aは、支持片35bの上下の厚み方向に貫通して形成されている。支持片35bの一端からは第一固定片35cが、この第一固定片35cと反対側の他端からは第二固定片35dがそれぞれ鉛直上方に突出している。ここで、第一固定片35c及び第二固定片35dは、ネジ等の固着具によって屋根付加設備5を固定するものである。第一固定片35c及び第二固定片35dには、ネジ等の固着具を挿通させるための固定孔35fがそれぞれ形成されている。固定孔35fは、支持具3の上下方向と直交する方向に貫通して形成されている。設備固定部35の支持部31への取り付けには、ナット36とナット37とが、用いられる。ナット36とナット37は、支持部31のネジ部31bに螺合する。ナット36は、設備固定部35の下方に配設される。ナット37は、設備固定部35の上方に配設される。そして、ナット36とナット37とで、設備固定部35を上下方向から挟みこむ。これにより、設備固定部35を支持部31に固定することができる。
本実施形態では、図2に示すように、支持具3が、カバー部33を更に備えることが好ましい。カバー部33は、支持部31に対して着脱自在に形成されている。カバー部33には、支持部31に取り付けられる際に支持部31が挿通する中空部33aが形成される。これにより、カバー部33を支持部31に取り付けることができる。本実施形態では、カバー部33は、支持部31の非ネジ部31aに配設される。また、カバー部33は、支持部31に取り付けられた状態でナット34と防水部材32との間に介在する。更に、カバー部33は、防水部材32の側端面32bと上面32cとを覆うように構成されていることが好ましい。カバー部33の形状は、例えば、平面視円形状や平面視四角形状など、特に限定されるものではないが、防水部材32の形状と同じ形状であることが好ましい。この場合、カバー部33が、防水部材32を上方から覆うことができ、防水性を向上させることができる。また、カバー部33は、窯業系材料や、金属材料等の不燃性の材料から形成されることが好ましい。この場合、防水部材32が不燃性を有しない場合であっても、この防水部材32がカバー部33によって覆われることで、支持具3に耐火性を付与することができる。
そして、上記の支持具3を用いて太陽電池パネルなどの屋根付加設備5を屋根上に設置するにあたっては、次のようにして行う。
まず、図1に示すように、固定部30を屋根下地材1の上面に配置する。そして、固定部30の固定用孔30aに締着具9を挿入し、固定部30を屋根下地材1に固定する。ここで、固定部30と支持部31とが一体に形成されている場合、支持部31は、固定部30から上方に突出するように形成される。尚、固定部30と支持部31とが着脱自在に形成されている場合には、工具を用いて、固定部30に支持部31を取り付ける。
次に、屋根下地材1上に、屋根材4を取り付ける。図2に示すように、屋根材4は、平面視中央部に、中空部4aが形成される。この中空部4aに支持部31が挿通される。また、図3(a)に示すように、屋根材4の上面4cには、上面4cから上方に突出すると共に、外径が上端ほど小さくなるようなテーパー状の突出片4bが形成されている。この突出片4bは、中空部4aを囲むように形成されている。突出片4bは、屋根材4の上面4cから上方に5〜10mmの高さで突出していることが好ましい。この場合、屋根材4の上面4cに雨水が流れ込んでも、突出片4bによって雨水の流れを妨げることができるため、中空部4aへの雨水の浸入を抑制することができる。
屋根材4には、図3(b)に示すように、中空部4aが形成される位置に、下方に開口する凹部4fが形成されていてもよい。この凹部4fの上端は、閉塞部4dにより、閉塞されている。屋根材4の閉塞部4dの厚みは、屋根材4の他の部分の厚みと比べて薄いことが好ましい。この場合、閉塞部4dをハンマー等の工具で打ち抜くことにより、中空部4aを容易に形成することができる。また、図3(c)に示すように、屋根材4には、凹部4fが形成され、更に、突出片4bの上面4iに、上方に開口する凹部4gが形成されていてもよい。凹部4gは、凹部4fの上方に形成されている。凹部4gの下端と、凹部4fの上端との間には、閉塞部4dが形成されている。屋根材4に中空部4aを形成する場合は、閉塞部4dを工具で打ち抜くことにより、凹部4gと凹部4fとを貫通させる。これにより、中空部4aが形成される。また、凹部4fは、種々の断面形状を有してよい。凹部4fは、その内周面4eが、例えば、図3(b)及び(c)に示すように、凹部4fの内径が上端から下端にかけて一定の同じ大きさで形成されていてもよい。また、図3(d)に示すように、内周面4eは、凹部4fの内径が下端ほど大きくなるようなテーパー状に形成されていてもよい。この場合、凹部4fの開口面積を大きくすることができる。これにより、屋根材4に穴を開ける加工がしやすくなる。また、この形状の場合、屋根材4の成型時において、金型からの離型性が良くなるため、屋根材4を成型する作業効率を向上させることができる。内周面4eは、図3(e)に示すように、内周面4eの上端に、ぬすみ4hが形成されていてもよい。この場合、屋根材4に穴を開ける加工がしやすくなる。これにより、屋根材4に中空部4aを容易に形成することができる。
次に、防水部材32の中空部32aに支持部31の非ネジ部31aを挿通させることで、支持部31に防水部材32を取り付ける。この防水部材32は、屋根材4の中空部4aの上方に配置され、これにより、中空部4aが閉塞される。
そして、本実施形態では、カバー部33の中空部33aに支持部31の非ネジ部31aを挿通させることで、支持部31にカバー部33を取り付ける。このカバー部33は、防水部材32の側端面32bと上面32cとを覆うように配置される。
次に、支持部31には、ナット34を取り付ける。ナット34は、支持部31のネジ部31bに螺合された状態で支持部31に取り付けられる。すなわち、ナット34は、支持部31のネジ部31bに配設される。更に、ナット34は、防水部材32を下方に向けて押圧する。
尚、本実施形態では、ナット34は、カバー部33を介して防水部材32を押圧するが、カバー部33が用いられない場合は、ナット34は、防水部材32を直接押圧する。
そして、設備固定部35が、ナット34の上方で支持部31に取り付けられる。取り付けにあたっては、まず、ナット36をネジ部31bに螺合する。次に、設備固定部35の挿通孔35aに支持部31が挿通される。そして、ナット37をネジ部31bに螺合する。そして、ナット36とナット37により、設備固定部35を支持部31に固定する。尚、設備固定部35は、支持部31に対するナット36、37の上下の位置を適宜選択することにより、任意の高さで固定することができる。
このように、本実施形態に係る支持具3では、ナット34が、防水部材32を屋根材4に向けて押圧する。この場合、防水部材32と屋根材4とを密着させることができる。これにより、中空部4aと防水部材32との間に隙間が生じにくくなり、支持部31を伝って雨水が浸入しても、雨水が屋根材4の中空部4aに流れ込むのを抑制することができる。
また、防水部材32の中空部32aには、ネジ溝が形成されていない非ネジ部31aが挿通しているため、防水部材32の中空部32aの縁と、非ネジ部31aの外周面との間に隙間が生じにくくなる。これにより、雨水が屋根材4の中空部4aに流れ込むのを更に抑制することができる。更に、防水部材32が、ゴム等の弾性材から形成されている場合、緩衝材としても機能する。この場合、屋根上に屋根付加設備5を設置しても、下方にかかる荷重を緩和させることができる。これにより、荷重による屋根材4の割れや変形なども抑制することができる。
また、ナット34と防水部材32との間にカバー部33を介在させることにより、雨水が屋根材4の中空部4aに流れ込むのを更に抑制することができる。
上記のようにして屋根下地材1に支持具3を固定した後、さらに別の新たな支持具3を屋根下地材1に取り付ける。この場合、取り付ける支持具3の数は、特に限定されるものではなく、設置する屋根付加設備5の大きさに合わせて、適宜設定することができる。また、支持具3を取り付ける位置は、設置する屋根付加設備5の大きさに合わせて、任意の位置を選択することができる。このようにして複数の支持具3を屋根下地材1に固定し、屋根上に配設する。
そして、屋根付加設備5が、設備固定部35に固定される。屋根付加設備5としては、例えば、太陽電池パネルや、太陽熱温水器などが挙げられる。屋根付加設備5を固定するにあたっては、まず、設備固定部35の支持片35bの上面に、屋根付加設備5を載置する。そして、設備固定部35の第一固定片35cと、第二固定片35dとに形成された固定孔35fに、ネジ等の固着具が挿入されることによって、屋根付加設備5を支持具3に固定することができる。
1 屋根下地材
4 屋根材
4a 中空部
5 屋根付加設備
30 固定部
31 支持部
31a 非ネジ部
31b ネジ部
32 防水部材
32a 中空部
32b 側端面
32c 上面
33 カバー部
33a 中空部
34 ナット
35 設備固定部

Claims (3)

  1. 固定部と、支持部と、防水部材と、ナットと、設備固定部とを備え、
    前記固定部は、屋根下地材に固定される部材であり、
    前記支持部は、ネジ溝が形成されていない非ネジ部と、この非ネジ部の上方に配設された、ネジ溝が形成されているネジ部とを備え、前記固定部から上方に突出するように形成され、
    前記防水部材は、前記支持部に対して着脱自在に形成され、前記支持部に取り付けられる際に前記非ネジ部が挿通する中空部が形成され、
    前記ナットは、前記支持部に対して着脱自在に形成され、前記支持部に取り付けられる際に前記ネジ部に螺合され、該ナットの下に設けられている前記防水部材を屋根材に押し付けるように構成され、
    前記設備固定部は、前記支持部に対して着脱自在に形成され、前記支持部に取り付けられた状態で屋根付加設備を固定するように構成されていることを特徴とする屋根付加設備の支持具。
  2. カバー部を更に備え、前記カバー部は、前記支持部に対して着脱自在に形成され、前記支持部に取り付けられる際に前記支持部が挿通する中空部が形成され、前記支持部に取り付けられた状態で前記ナットと前記防水部材との間に介在すると共に、前記防水部材の側端面と上面とを覆うように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の屋根付加設備の支持具。
  3. 固定部と、支持部と、屋根材と、防水部材と、ナットと、設備固定部と、屋根付加設備とを備え、
    前記固定部は、屋根下地材に固定され、
    前記支持部は、ネジ溝が形成されていない非ネジ部と、この非ネジ部の上方に配設された、ネジ溝が形成されているネジ部とを備え、前記固定部から上方に突出するように形成され、
    前記屋根材は、中空部が形成され、前記中空部に前記支持部が挿通され、
    前記防水部材は、中空部が形成され、前記屋根材の上方で前記中空部に前記非ネジ部が挿通された状態で前記支持部に取り付けられ、
    前記ナットは、前記ネジ部に螺合された状態で前記支持部に取り付けられ、前記防水部材を下方に向けて押圧し、
    前記設備固定部は、前記支持部に取り付けられ、
    前記屋根付加設備は、前記設備固定部に固定されることを特徴とする屋根付加設備の施工構造。
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