JP3129995U - 防寒具 - Google Patents

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忠郎 三原
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赤玉産業株式会社
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Abstract

【課題】下半身が不自由な場合でも容易に着用することができる防寒具を提供すること。
【解決手段】上下が開口する筒状体1からなり、椅子に座った状態で下半身に着用して使用する防寒具において、筒状体1の上端から下端までの全長に亘って開放することができる開閉部2を形成するとともに、この開閉部2を接合するスライドファスナ3を設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、下半身の保温に使用する防寒具に関し、特に身障者など車椅子の利用者に好適な防寒具に関するものである。
従来、この種の防寒具として膝掛けが用いられており、略矩形状の膝掛けを椅子あるいは車椅子に着座した姿勢の脚の上に覆い被せることにより下半身を保温している。
しかし、この膝掛けのような防寒具では、膝の上に被せるだけで脚全体を覆いきれないことから、キルティング布を筒状にした専用の防寒具(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
この防寒具は、下半身を挿入して使用するもので、上下が開口する筒状体からなり、筒状体の正面の上半をスライドファスナによって開閉可能に設けるとともに、背面の上半を臀部の下まで切り欠いている。
また、この防寒具は、筒状体の下部を折り返して面ファスナで止着することにより、筒状体の下部を開閉可能としている。
しかしながら、上記従来の防寒具では、筒状体の上半のスライドファスナを開いて、爪先側から履くように筒状体に下半身を挿入することから、背面の上半を臀部の下まで切り欠かなければ、車椅子の利用者が着用することは困難であるという問題があった。
また、この防寒具では、筒状体の下部を折り返したり伸ばしたりしなければ、筒状体の下部を開閉できないことから、靴を履いた場合に足を出しにくいという問題もあった。
特開平10−292212号公報
本考案は、上記従来の防寒具が有する問題点に鑑み、下半身が不自由な場合でも容易に着用することができる防寒具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の防寒具は、上下が開口する筒状体からなる下半身に着用して使用する防寒具において、筒状体の上端から下端までの全長に亘って開放することができる開閉部を形成するとともに、該開閉部を接合するスライドファスナを設けたことを特徴とする。
この場合において、筒状体の下部からフラップ状の底体を延設するとともに、該底体の縁部と筒状体の下部開口の縁部とを接合するスライドファスナを設けることができる。
また、開閉部を接合するスライドファスナの閉じ終端位置と、底体の縁部と筒状体の下部開口の縁部とを接合するスライドファスナの閉じ終端位置とを隣接して設けることができる。
本考案の防寒具によれば、上下が開口する筒状体からなる下半身に着用して使用する防寒具において、筒状体の上端から下端までの全長に亘って開放することができる開閉部を形成するとともに、該開閉部を接合するスライドファスナを設けることにより、スライドファスナを開くことにより筒状体を上端から下端までの全長に亘って開放することができ、これにより、例えば、開いた筒状体を車椅子に敷いた状態で着座し、その後、体に巻いてスライドファスナを閉じることにより、下半身が不自由な場合でも容易に着用することができる。
また、筒状体の下部からフラップ状の底体を延設するとともに、該底体の縁部と下部開口の縁部とを接合するスライドファスナを設けることにより、筒状体の下部開口を容易に開閉することができ、これにより、下部開口を閉じて保温性を確保したり、下部開口を開いて靴を履いた足を出すことができる。
また、開閉部を接合するスライドファスナの閉じ終端位置と、底体の縁部と筒状体の下部開口の縁部とを接合するスライドファスナの閉じ終端位置とを隣接して設けることにより、ファスナのスライダや止具のセッティングを容易にするとともに、底体の開閉を連続する1本のスライドファスナで円滑に行うことができる。
以下、本考案の防寒具の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図4に、本考案の防寒具の一実施例を示す。
この防寒具は、上下が開口する筒状体1からなり、椅子に座った状態で下半身に着用して使用する。
そして、この防寒具は、筒状体1の上端から下端までの全長に亘って開放することができる開閉部2を形成するとともに、該開閉部2を接合するスライドファスナ3を設けている。
また、この筒状体1は、筒状体1の下部からフラップ状の底体4を一体に延設するとともに、該底体4の縁部と下部開口の縁部とを接合するスライドファスナ5を設けている。
筒状体1と底体4には、中綿に軽くて保温性の高い中空糸のポリエステル綿を用いたキルティング布が使用され、表生地は防水加工が施されるとともに、裏生地には暖かい綿起毛生地が用いられている。
筒状体1の胴回りは、筒状体1の両側に設けられ、面ファスナ61を用いたアジャストベルト6により、自在に調節することができる。
筒状体1の正面には、大型のポケット7と、このポケット7の内側に設けられ、携帯電話等を入れる小さな内ポケット71とが設けられている。
底体4は、幅約40cm、奥行き約30cmの略四角形に形成されており、筒状体1の下部を立体的にするとともに、両脚がゆったり入るようになっている。
この底体4は、使用しないときは、図3に示すように、筒状体1の内側に折り込んで面ファスナ41で留めることにより、筒状体1の裏面に貼着されるように面一に一体化する。
このように、底体4を面ファスナ41で留めることにより、筒状体1の下部開口を開放し、靴を履いた足を外に出すことができる。
一方、筒状体1のスライドファスナ3は、本実施例では、筒状体1の右側部に設けられており、上端が閉じ開始位置32、下端が閉じ終端位置31となっている。
また、底体4のスライドファスナ5は、底体4の左側部の奥から前側を通って右側部の奥までコ字状に配設されており、左側部奥が閉じ開始位置52、右側部奥が閉じ終端位置51となっている。
本実施例では、筒状体1のスライドファスナ3を途中で湾曲させることにより、このスライドファスナ3の閉じ終端位置31と、底体4のスライドファスナ5の閉じ終端位置51とをほぼ同位置に隣接して設けている。
これにより、開閉部2のスライドファスナ3の閉じ開始位置32を前寄りに設けてファスナのスライダや止具のセッティングを容易にするとともに、底体4の開閉を連続する1本のスライドファスナ5で円滑に行えるようにしている。
かくして、本実施例の防寒具によれば、上下が開口する筒状体1からなる下半身に着用して使用する防寒具において、筒状体1の上端から下端までの全長に亘って開放することができる開閉部2を形成するとともに、該開閉部2を接合するスライドファスナ3を設けることから、スライドファスナ3を開くことにより筒状体1を上端から下端までの全長に亘って開放することができ、これにより、例えば、開いた筒状体1を車椅子に敷いた状態で着座し、その後、体に巻いてスライドファスナ3を閉じることにより、下半身が不自由な場合でも容易に着用することができる。
そして、筒状体1の下部からフラップ状の底体4を延設するとともに、該底体4の縁部と下部開口の縁部とを接合するスライドファスナ5を設けることにより、筒状体1の下部開口を容易に開閉することができ、これにより、下部開口を閉じて保温性を確保したり、下部開口を開いて靴を履いた足を出すことができる。
また、開閉部2を接合するスライドファスナ3の閉じ終端位置31と、底体4の縁部と筒状体1の下部開口の縁部とを接合するスライドファスナ5の閉じ終端位置51とを隣接して設けることにより、ファスナのスライダや止具のセッティングを容易にするとともに、底体4の開閉を連続する1本のスライドファスナ5で円滑に行うことができる。
以上、本考案の防寒具について、その実施例に基づいて説明したが、本考案は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本考案の防寒具は、開いた筒状体を車椅子に敷いた状態で着座し、その後、体に巻いてスライドファスナを閉じることにより、下半身が不自由な場合でも容易に着用できるという特性を有していることから、不自由な下半身の防寒の用途に好適に用いることができるほか、健常な下半身の防寒の用途にも用いることができる。
本考案の防寒具の一実施例を示す使用状態の斜視図である。 同防寒具を伸ばした状態を示す斜視図である。 同防寒具の底体を畳んだ状態を示す斜視図である。 同防寒具を展開した状態を示す正面図である。
符号の説明
1 筒状体
2 開閉部
3 スライドファスナ
31 閉じ終端位置
32 閉じ開始位置
4 底体
41 面ファスナ
5 スライドファスナ
51 閉じ終端位置
52 閉じ開始位置
6 アジャストベルト
61 面ファスナ
7 ポケット
71 内ポケット

Claims (3)

  1. 上下が開口する筒状体からなる下半身に着用して使用する防寒具において、筒状体の上端から下端までの全長に亘って開放することができる開閉部を形成するとともに、該開閉部を接合するスライドファスナを設けたことを特徴とする防寒具。
  2. 筒状体の下部からフラップ状の底体を延設するとともに、該底体の縁部と筒状体の下部開口の縁部とを接合するスライドファスナを設けたことを特徴とする請求項1記載の防寒具。
  3. 開閉部を接合するスライドファスナの閉じ終端位置と、底体の縁部と筒状体の下部開口の縁部とを接合するスライドファスナの閉じ終端位置とを隣接して設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の防寒具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015125256A1 (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 株式会社ナム 膝掛け

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