JP3128629B2 - 機械式駐車場の消火システム - Google Patents
機械式駐車場の消火システムInfo
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- JP3128629B2 JP3128629B2 JP03299715A JP29971591A JP3128629B2 JP 3128629 B2 JP3128629 B2 JP 3128629B2 JP 03299715 A JP03299715 A JP 03299715A JP 29971591 A JP29971591 A JP 29971591A JP 3128629 B2 JP3128629 B2 JP 3128629B2
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- parking
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- fire extinguisher
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62C—FIRE-FIGHTING
- A62C3/00—Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places
- A62C3/07—Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places in vehicles, e.g. in road vehicles
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、消火用ブース付搬送
装置を備えた機械式駐車場の消火システムに関するもの
である。
装置を備えた機械式駐車場の消火システムに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】近年、土地の有効利用の観点から機械式
駐車場が建設されている。この駐車場は多段状に配設さ
れた駐車ステージの駐車部に、エレベータや走行台車等
の搬送手段を用いて自動的に車両の出し入れをするもの
であるが、人を使わずに高密度に駐車できるので、注目
を集めている。
駐車場が建設されている。この駐車場は多段状に配設さ
れた駐車ステージの駐車部に、エレベータや走行台車等
の搬送手段を用いて自動的に車両の出し入れをするもの
であるが、人を使わずに高密度に駐車できるので、注目
を集めている。
【０００３】この駐車場には、消火システムが設けられ
ているが、駐車場内に人間が入る余地が無いことに鑑
み、このシステムはすべて自動式となっている。即ち、
このシステムでは、各駐車ステージの天井に適当な間隔
をおいて火災感知器を設置し、該感知器が火災を検出し
た時、その火災感知器の受け持つ範囲内のスプリンクラ
ヘッドあるいは泡ヘッドが作動し自動的に消火を行うよ
うになっている。
ているが、駐車場内に人間が入る余地が無いことに鑑
み、このシステムはすべて自動式となっている。即ち、
このシステムでは、各駐車ステージの天井に適当な間隔
をおいて火災感知器を設置し、該感知器が火災を検出し
た時、その火災感知器の受け持つ範囲内のスプリンクラ
ヘッドあるいは泡ヘッドが作動し自動的に消火を行うよ
うになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の消火システム
は、実際の火災発生車両（以下火災車両という）を直接
消火する方式に比べ消火効率が悪い。そのため、火災が
拡大し他の車両が延焼したり、又、エレベータや走行台
車等の制御系統が故障して駐車場の機能がダウンするこ
とがある。
は、実際の火災発生車両（以下火災車両という）を直接
消火する方式に比べ消火効率が悪い。そのため、火災が
拡大し他の車両が延焼したり、又、エレベータや走行台
車等の制御系統が故障して駐車場の機能がダウンするこ
とがある。
【０００５】この発明は、上記事情に鑑み、消火効率の
向上を図ることを目的とする。
向上を図ることを目的とする。
【０００６】この発明は、複数の駐車部を有する駐車ス
テージと、該駐車ステージに沿って移動する搬送装置
と、該搬送装置に設けた消火用ブースと、からなる機械
式駐車場の消火システムであって、前記消火用ブース
が、耐火材によって形成された天井及び側壁と、車両が
出入りする出入口に備えられ、上下動する降下式の防災
用カーテンとにより形成されることを特徴とする機械式
駐車場の消火システム、により前記目的を達成しようと
するものである。
テージと、該駐車ステージに沿って移動する搬送装置
と、該搬送装置に設けた消火用ブースと、からなる機械
式駐車場の消火システムであって、前記消火用ブース
が、耐火材によって形成された天井及び側壁と、車両が
出入りする出入口に備えられ、上下動する降下式の防災
用カーテンとにより形成されることを特徴とする機械式
駐車場の消火システム、により前記目的を達成しようと
するものである。
【０００７】
【作用】火災感知器が車両火災を検出すると、搬送装置
が火災車両の前で停止するとともに、該火災車両は移し
替え装置により前記搬送装置に移載される。そして、該
火災車両は消火用ブース内に閉じ込められると同時に、
消火装置が作動して消火作業を開始する。
が火災車両の前で停止するとともに、該火災車両は移し
替え装置により前記搬送装置に移載される。そして、該
火災車両は消火用ブース内に閉じ込められると同時に、
消火装置が作動して消火作業を開始する。
【０００８】
【実施例】この発明の実施例を添付図面により説明する
が、同一図面符号はその名称も機能も同一である。図１
〜図３に示す様に機械式駐車場１には複数の駐車部２を
有する駐車ステージ３が複数段設けられている。この駐
車ステージ３の側部には、レール４上を摺動する走行台
車５の搬送路６が設けられ、又、この搬送路６はエレベ
ータ８の垂直路９に連設されている。走行台車５に消火
作業を行うための消火用ブース１０を配設する。この消
火用ブース１０は、図４に示す様に、天井３０、両側壁
３１、３２、床３３は耐火材で形成され、その出入口１
２ａには制御装置Ｃにより上下動する降下式の防災用カ
ーテン３５が設けられている。消火用ブース１０内には
消火装置、例えば、ガス系消火装置１５の消火ノズル１
６が配設されている。なお、３６は泡ヘッド、３７はス
プリンクラヘッドである。
が、同一図面符号はその名称も機能も同一である。図１
〜図３に示す様に機械式駐車場１には複数の駐車部２を
有する駐車ステージ３が複数段設けられている。この駐
車ステージ３の側部には、レール４上を摺動する走行台
車５の搬送路６が設けられ、又、この搬送路６はエレベ
ータ８の垂直路９に連設されている。走行台車５に消火
作業を行うための消火用ブース１０を配設する。この消
火用ブース１０は、図４に示す様に、天井３０、両側壁
３１、３２、床３３は耐火材で形成され、その出入口１
２ａには制御装置Ｃにより上下動する降下式の防災用カ
ーテン３５が設けられている。消火用ブース１０内には
消火装置、例えば、ガス系消火装置１５の消火ノズル１
６が配設されている。なお、３６は泡ヘッド、３７はス
プリンクラヘッドである。
【０００９】次に、本実施例の作動について説明する。
火災感知器Ｗにより駐車部２ａの火災車両２０が検知さ
れると、制御装置Ｃにより該駐車部２ａの位置が検出さ
れるとともに、走行台車５に該駐車部２ａへの移動指令
が出される。この指令により走行台車５がＡ２０方向に
移動し、該駐車部２ａの前で停止すると、走行台車５は
５Ａの状態となると共に走行台車５のコンベア２１と駐
車部２ａ底部のコンベアとが同時に駆動し、前記火災車
両２０は図１の鎖線で示す様に走行台車５上に移載され
る。これと同時に、消火用ブース１０の出入口１２ａの
防火用カーテン３５が制御装置Ｃの指令により閉じられ
るので、該火災車両２０を収納した消火用ブース１０は
密封される。この状態において、制御装置Ｃの指示によ
り消火装置１５が駆動し、消火ノズル１６から消火ガス
（ＣＯ2 ）が噴出され、消火が開始される。そして、完
全に消火された段階で、走行台車５を駐車場入口に移動
し、該車両２０を消火用ブース１０から運び出す。
火災感知器Ｗにより駐車部２ａの火災車両２０が検知さ
れると、制御装置Ｃにより該駐車部２ａの位置が検出さ
れるとともに、走行台車５に該駐車部２ａへの移動指令
が出される。この指令により走行台車５がＡ２０方向に
移動し、該駐車部２ａの前で停止すると、走行台車５は
５Ａの状態となると共に走行台車５のコンベア２１と駐
車部２ａ底部のコンベアとが同時に駆動し、前記火災車
両２０は図１の鎖線で示す様に走行台車５上に移載され
る。これと同時に、消火用ブース１０の出入口１２ａの
防火用カーテン３５が制御装置Ｃの指令により閉じられ
るので、該火災車両２０を収納した消火用ブース１０は
密封される。この状態において、制御装置Ｃの指示によ
り消火装置１５が駆動し、消火ノズル１６から消火ガス
（ＣＯ2 ）が噴出され、消火が開始される。そして、完
全に消火された段階で、走行台車５を駐車場入口に移動
し、該車両２０を消火用ブース１０から運び出す。
【００１０】この発明の実施例は、前記に限定されるも
のではなく、例えば、図５に示すように、消火空間Ｆを
防火用カーテン４２により包囲して消火用ブースを形成
しても良い。この防火用カーテン４２はフレーム４０に
より保持され制御装置Ｃの指令により自動的に開閉され
るが、降下式のみならず、その他の方式の防火用カーテ
ンを用いることが出来ることは勿論である。
のではなく、例えば、図５に示すように、消火空間Ｆを
防火用カーテン４２により包囲して消火用ブースを形成
しても良い。この防火用カーテン４２はフレーム４０に
より保持され制御装置Ｃの指令により自動的に開閉され
るが、降下式のみならず、その他の方式の防火用カーテ
ンを用いることが出来ることは勿論である。
【００１１】前記実施例では、駐車場に出し入れされる
車両の搬送用の走行台車に消火用ブースを配設したが、
前記走行台車とは別に、消火用ブース専用の耐熱走行台
車を併設してもよい。
車両の搬送用の走行台車に消火用ブースを配設したが、
前記走行台車とは別に、消火用ブース専用の耐熱走行台
車を併設してもよい。
【００１２】
【発明の効果】この発明は以上の様に構成したので、搬
送装置を火災車両のある駐車部の前まで運び、該火災車
両を消火用ブースに収納して消火することが出来る。そ
のため、従来例と異なり、迅速に、かつ、効率的に消火
できるので、初期消火が可能となる。又、火災車両の近
隣の車両が延焼することもないので、大火になるのを防
止することができ、駐車場の制御系統をダウンさせるこ
ともない。なお、この発明は機械式駐車場のみならず、
立体倉庫等にも利用可能である。
送装置を火災車両のある駐車部の前まで運び、該火災車
両を消火用ブースに収納して消火することが出来る。そ
のため、従来例と異なり、迅速に、かつ、効率的に消火
できるので、初期消火が可能となる。又、火災車両の近
隣の車両が延焼することもないので、大火になるのを防
止することができ、駐車場の制御系統をダウンさせるこ
ともない。なお、この発明は機械式駐車場のみならず、
立体倉庫等にも利用可能である。
【図１】本発明の実施例を示す平面図である。
【図２】図１のII−II線の縮小断面図である。
【図３】図２のIII-III 線の断面図である。
【図４】図３のIV−IV線の断面図である。
【図５】他の実施例を示す断面図である。
１ 機械式駐車場 ２ 駐車部 ３ 駐車ステージ ５ 走行台車 ６ 搬送路 １０ 消火用ブース ４２ 防災用カーテン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A62C 3/07 A62C 27/00 - 39/00 E04H 6/00 - 6/44 B65G 1/00 - 1/20
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の駐車部を有する駐車ステージと、
該駐車ステージに沿って移動する搬送装置と、該搬送装
置に設けた消火用ブースと、からなる機械式駐車場の消
火システムであって、 前記消火用ブースが、耐火材によって形成された天井及
び側壁と、車両が出入りする出入口に備えられ、上下動
する降下式の防災用カーテンとにより形成される ことを
特徴とする機械式駐車場の消火システム。 - 【請求項２】 複数の駐車部を有する駐車ステージと、
該駐車ステージに沿って移動する搬送装置と、該搬送装
置に設けた消火用ブースと、からなる機械式駐車場の消
火システムであって、 前記消火用ブースに備えられたガス系消火装置と、駐車
部の火災車両が検知される時、該火災車両を前記搬送装
置上に移して、前記消火用ブース内に閉じ込めてから、
前記ガス系消火装置によって消火するように制御する制
御装置とを設けた ことを特徴とする機械式駐車場の消火
システム。 - 【請求項３】 複数の駐車部を有する駐車ステージと、
該駐車ステージに沿って移動する搬送装置と、該搬送装
置に設けられ、消火装置を備えた消火用ブースと、駐車
部に設けられた火災感知器とからなり、 該火災感知器により駐車部の火災車両が検知される時、
前記搬送装置を火災車両のある駐車部の前まで運び、か
つ該火災車両を搬送装置上に移した後、前記消火装置に
より該火災車両を消火するように制御する制御装置を設
けたこと を特徴とする機械式駐車場の消火システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03299715A JP3128629B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 機械式駐車場の消火システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03299715A JP3128629B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 機械式駐車場の消火システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111545A JPH05111545A (ja) | 1993-05-07 |
| JP3128629B2 true JP3128629B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=17876097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03299715A Expired - Fee Related JP3128629B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 機械式駐車場の消火システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3128629B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017148963A1 (en) * | 2016-02-29 | 2017-09-08 | Ocado Innovation Limited | Robotic fire extinguishing device and handling method |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5458856B2 (ja) * | 2009-12-14 | 2014-04-02 | 村田機械株式会社 | 自動倉庫システム及び消火ユニット |
| JP5949625B2 (ja) * | 2013-03-27 | 2016-07-13 | 株式会社ダイフク | 物品収納設備 |
| TW202221658A (zh) * | 2020-11-18 | 2022-06-01 | 致茂電子股份有限公司 | 電子元件的滅火系統與方法 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP03299715A patent/JP3128629B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017148963A1 (en) * | 2016-02-29 | 2017-09-08 | Ocado Innovation Limited | Robotic fire extinguishing device and handling method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05111545A (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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