JPH05154216A - 機械式駐車場の防災カーテン消火システム - Google Patents

機械式駐車場の防災カーテン消火システム

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Publication number
JPH05154216A
JPH05154216A JP17429891A JP17429891A JPH05154216A JP H05154216 A JPH05154216 A JP H05154216A JP 17429891 A JP17429891 A JP 17429891A JP 17429891 A JP17429891 A JP 17429891A JP H05154216 A JPH05154216 A JP H05154216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
parking
disaster prevention
curtain
extinguishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17429891A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Uchiyama
順 内山
Koji Tanaka
浩二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP17429891A priority Critical patent/JPH05154216A/ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】火災車両を防災カーテンで覆って消火し、消火
効率の向上を図る。 【構成】複数段に配設されている駐車ステージ3に複数
の駐車部2を設け、各駐車部2の天井面に火災感知器W
と下降式防災カーテン12とを設ける。このカーテン1
2は消火空間Fの前部及び両側部に設けられる。又、駐
車部2には消火装置の消火ノズル16を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、火災車両を防災カー
テンで覆って消火せしめる機械式駐車場の防火カーテン
消火システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、土地の有効利用の観点から機械式
駐車場が建設されている。この駐車場は多段状に配設さ
れた駐車ステージの駐車部に、エレベータや走行台車等
の搬送手段を用いて自動的に車両の出し入れをするもの
であるが、人を使わずに高密度に駐車できるので、注目
を集めている。
【0003】この駐車場には、消火システムが設けられ
ているが、駐車場内に人間が入る余地が無いことに鑑み
このシステムはすべて自動式となっている。即ち、この
システムでは、各駐車ステージの天井に適当な間隔をお
いて火災感知器を設置し、該感知器が火災を検出した
時、その火災感知器の受け持つ範囲内のスプリンクラヘ
ッドあるいは泡ヘッドが作動し自動的に消火を行うよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の消火システム
は、実際の火災発生車両(以下火災車両という)を直接
消火する方式に比べ消火効率が悪い。そのため、火災が
拡大し他の車両が延焼したり、又、エレベータや走行台
車等の制御系統が故障して駐車場の機能がダウンするこ
とがある。
【0005】この発明は、上記事情に鑑み、消火効率の
向上を図ることを目的とする。
【0006】この発明は、複数の駐車部を有する駐車ス
テージと、各駐車部の消火空間を密封する防災カーテン
と、からなることを特徴とする機械式駐車場の防災カー
テン消火システム、により、または、複数の駐車部を有
する駐車ステージと、各駐車部の消火空間を密封する防
災カーテンと、各駐車部に配設された火災感知器及び消
火装置と、からなることを特徴とする機械式駐車場の防
災カーテン消火システム、により前記目的を達成しよう
とするものである。
【0007】
【作用】火災感知器が駐車部の車両の火災を検出する
と、その検出信号に基き該火災車両の駐車部の防災カー
テンが降下して、消火空間を包囲し該車両を閉じ込めて
しまう。これと同時に消火装置が駆動し、該火災車両の
消火を行う。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を添付図面により説明する
が、同一図面符号はその名称も機能も同一である。図
5、図6に示す様に、機械式駐車場1には複数の駐車部
2を有する駐車ステージ3が複数段設けられている。こ
の駐車ステージ3の側部にはレール4上を摺動する走行
台車5が設けられているが、この走行台車5は駐車部2
の車両Gをエレベータ8まで運んだり、又、逆にエレベ
ータ8の車両Gを駐車部2に運んだりするものである。
駐車ステージ3の各駐車部2には火災感知器Wと消火装
置と防災カーテン12が設けられている。火災感知器W
は、駐車部2の天井に設けられている。又、防災カーテ
ン12は、消火空間Fを囲む様に駐車部2の天井の前部
と両側部に設けられ、火災感知器Wの火災検出信号によ
りスイッチ14が入り下降する。消火装置は、例えば、
ガス消火装置が用いられ、その消火ノズル16は消火空
間Fの4隅に設けられている。また、消火ノズル16は
ドアのガラス等に向けて設けても良い。
【0009】次に、本実施例の作動について説明する。
火災感知器Wにより、駐車部2aの車両の火災が検出さ
れると、制御装置Cの指令により該駐車部2aの両側部
及び前部の防災カーテン12のスイッチ14が入る。そ
うすると、図1に示す様に、駐車部2aの両側部の防災
カーテン12は降下して駐車部2bの防災カーテン12
の様に垂れ下がり、消火空間Fの側面を封鎖する。又駐
車部2aの前部の防災カーテン12も同時に矢印A12
方向に下降して駐車部2dの様な状態から駐車部2Cの
様な状態となり、消火空間Fの前部を封鎖する。消火空
間Fの後部は、耐火壁30で封鎖されているので、前記
消火空間Fは完全に包囲される。この状態において消火
装置が起動し、消火ノズル16から火災車両20に向か
って消火ガス(CO2 )が噴出され消火が開始される。
そして、完全に消火された段階で、防火カーテン12が
上昇し、元の位置に戻る。
【0010】この発明の実施例は上記に限定されるもの
ではなく、例えば、隣り合う駐車部2N、2Mの各消火
空間の両側部の防災カーテン12をそれぞれ別個独立に
設ける代わりに、図4に示す様に一枚のカーテン32で
兼用するとともに、消火空間Fの後部にも前部と同様に
防災カーテン12を設けることもできる。また、左右に
も壁を有する場合には、防災カーテン12が前部のみで
良いことは勿論である。
【0011】又、防災カーテン12は消火空間Fを封鎖
できるものであれば足りるので、必ずしも降下式防災カ
ーテンに限られるものではない。防災カーテン12は、
両端間に隙間無く配設されているが、防災カーテン12
の両端にフリル部を形成すること等により完全に密封す
るようにしても良い。ガス消火装置を用いる場合には隙
間に対してガスの放出量を多くすることにより対応可能
である。
【0012】
【発明の効果】この発明は、以上の様に構成したので、
火災が発生すると、防火カーテンが作動して消火空間を
包囲する。そのため、火災車両は前記消火空間に囲まれ
その中で消火されるので、迅速に、かつ、効率的に消火
できる。又、火災車両の近隣の車両が延焼することもな
いので、大火になるのを防止することができる。なお、
この発明は、機械式駐車場のみならず、走行台車やエレ
ベータを使って荷物を出し入れする立体式倉庫などにも
利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】図1の防災カーテンの作動状態を示す拡大正面
図である。
【図3】図1のIII-III 線縮小断面図であ。
【図4】他の実施例を示す平面図である。
【図5】機械式駐車場を示す平面図である。
【図6】図5のVI-VI 線縮小断面図である。
【符号の説明】
1 機械式駐車場 2 駐車部 3 駐車ステージ 12 防災カーテン 16 消火ノズル 20 火災車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 17/00 J 4233−5G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の駐車部を有する駐車ステージと、各
    駐車部の消火空間を密封する防災カーテンと、からなる
    ことを特徴とする機械式駐車場の防火カーテン消火シス
    テム。
  2. 【請求項2】複数の駐車部を有する駐車ステージと、各
    駐車部の消火空間を密封する防災カーテンと、各駐車部
    に配設された火災感知器及び消火装置と、からなること
    を特徴とする機械式駐車場の防災カーテン消火システ
    ム。
  3. 【請求項3】防災カーテンが、降下式カーテンであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の機械式駐車場の防
    災カーテン消火システム。
JP17429891A 1991-06-12 1991-06-12 機械式駐車場の防災カーテン消火システム Pending JPH05154216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17429891A JPH05154216A (ja) 1991-06-12 1991-06-12 機械式駐車場の防災カーテン消火システム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17429891A JPH05154216A (ja) 1991-06-12 1991-06-12 機械式駐車場の防災カーテン消火システム

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Publication Number Publication Date
JPH05154216A true JPH05154216A (ja) 1993-06-22

Family

ID=15976223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17429891A Pending JPH05154216A (ja) 1991-06-12 1991-06-12 機械式駐車場の防災カーテン消火システム

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JP (1) JPH05154216A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10248441B3 (de) * 2002-10-17 2004-07-22 Daimlerchrysler Ag Vielgeschossiges Gebäude zur Unterbringung von Personenkraftwagen
JP2021035321A (ja) * 2019-08-27 2021-03-01 張偉萍 安全消火装置付きの自動充電設備
CN115591157A (zh) * 2022-11-01 2023-01-13 中建八局第二建设有限公司(Cn) 一种沉降式电动汽车灭火系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10248441B3 (de) * 2002-10-17 2004-07-22 Daimlerchrysler Ag Vielgeschossiges Gebäude zur Unterbringung von Personenkraftwagen
JP2021035321A (ja) * 2019-08-27 2021-03-01 張偉萍 安全消火装置付きの自動充電設備
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