JP3128126B2 - ストップウォッチ - Google Patents

ストップウォッチ

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JP3128126B2
JP3128126B2 JP02040669A JP4066990A JP3128126B2 JP 3128126 B2 JP3128126 B2 JP 3128126B2 JP 02040669 A JP02040669 A JP 02040669A JP 4066990 A JP4066990 A JP 4066990A JP 3128126 B2 JP3128126 B2 JP 3128126B2
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尚之 坂崎
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F8/00Apparatus for measuring unknown time intervals by electromechanical means
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F10/00Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means
    • G04F10/04Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means by counting pulses or half-cycles of an ac

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は時間計測の目標時間を記憶して、記憶され
た目標時間と現在計測している計測時間とを比較して報
知する時間測定装置に関する。
[従来の技術] 従来、目標時間を設定して計測時間が目標時間に到達
したとき報知したり、或は目標時間と計測時間の時間差
を表示できるようにした目標時間機能付きストップウォ
ッチが考えられている。この種のストップウォッチは任
意の目標時間を設定できるが、この場合、予め目標時間
をキー入力して設定する必要があった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、予め目標時間を設定しても実際に時間
計測した場合、計測結果がその目標時間に対して大幅に
異なることがある。
例えば、モーターカーレースの場合、同じレーシング
コースを何回も周回するため、1周毎にスピードのアッ
プ、ダウン、遅れ、順位等の指示を与えたり、ガソリン
補給やタイヤ交換を行なうために準備が必要である。例
えばモーターカーが1周するのに3分かかると予想でき
れば、3分を目標時間としておけばピットの前を通過す
るタイミングが分かる。しかしながら、車の調子が良い
場合は1周を3分以内で通過する場合がある。この場合
には、目標時間を新たに設定する必要がある。そうしな
いと、上述した様々な指示を与え損なったり、準備時間
が足りなくてガソリン補給やタイヤ交換の作業に手間取
る恐れがある。
ところが、従来の目標時間機能付きストップウオッチ
では予め目標時間をキー入力により設定しなければなら
ず、目標時間の設定が大変面倒であった。
この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、目標時
間を簡単に説明できるばかりか、目標時間に近づいたこ
と、及び目標時間に達したことを確実に認識できる時間
測定装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は上記課題を解決するために、スタート指令
により計測を開始して計測時間情報を得る時間計測手段
と、この時間計測手段の時間計測中に操作される操作ス
イッチ手段と、複数の時間情報記憶エリアを有し、前記
操作スイッチ手段が操作された時に前記時間計測手段に
よって計測された計測時間情報を順次記憶する計測時間
情報記憶手段と、この計測時間情報記憶手段の前記複数
の時間情報記憶エリアの1つを選択する選択手段と、前
記時間計測手段で現在計測されている現在の計測時間情
報と前記選択手段によって選択された1つの時間情報記
憶エリアに記憶されている計測時間情報とを同時に表示
する表示手段と、目標時間のどの位前に第1の報知を行
なうかを任意に設定する設定手段と、前記選択された1
つの時間情報記憶エリアの計測時間情報と、前記時間計
測手段によって現在計測されている現在計測時間情報と
を比較して、前記現在計測時間情報が前記選択された1
つの時間情報記憶エリアの計測時間情報より前記設定手
段で設定された時間前になった際に第1の報知を行い、
前記現在計測時間情報が前記選択された1つの時間情報
記憶エリアの計測時間情報に一致した際に第2の報知を
行なう報知手段とを具備したことを特徴とする。
[作用] この発明の時間測定装置は、スタート指令により時間
計測手段の計測を開始して、この時間計測手段の時間計
測中に操作スイッチ手段が操作されると、操作された時
の計測時間情報を計測時間情報記憶手段の複数の時間情
報記憶エリアに順次記憶する。時間計測手段で現在計測
されている現在の計測時間情報と計測時間情報記憶手段
の複数の時間情報記憶エリアのうち選択手段により選択
された1つの時間情報記憶エリアに記憶されている計測
時間情報とは同時に表示されている。そして、選択され
た1つの時間情報記憶エリアの計測時間情報と、時間計
測手段によって現在計測されている現在計測時間情報と
を比較して、現在計測時間情報が選択された1つの時間
情報記憶エリアの計測時間情報より予め設定した時間前
になった際に第1の報知を行い、現在計測時間情報が選
択された1つの時間情報記憶エリアの計測時間情報に一
致した際に第2の報知を行なう。これにより、計測され
た計測時間が記憶手段に目標時間として簡単に設定出
来、また、計測時間が目標時間に近づいたこと、計測時
間が目標時間に達したことを確実に認識できる。
[第1実施例] 以下、この発明の第1実施例を図面に基づいて説明す
る。
回路構成 第1図は、この発明を適用したストップウォッチの回
路構成を示すブロック図である。同図において、1は発
振回路である。この発振回路1は水晶発振子を内蔵して
おり、例えば32.768KHzのパルス信号を出力して分周回
路2に供給する。分周回路2は発振回路1から供給され
たパルス信号を分周して100Hzのパルス信号を出力しア
ンド回路3の一方入力端に供給する。このアンド回路3
の出力信号は時間計測回路4に入力されている。
時間計測回路4は、アンド回路3を介して供給される
100Hzのパルス信号を計数して経過時間を計測するもの
である。そして、時間計測回路4により計測されている
計測データはデコーダドライバ5に出力される。また、
時間計測回路4の計測データはアンド回路7を介して時
間記憶回路8に出力されると共に、後述する比較回路20
にも出力される。
デコーダドライバ5は、時間計測回路4から出力され
る計測データをデコードして表示データを得ると共に、
この表示データに基づいて表示駆動信号を作成して表示
部6に供給し後述する下段表示部6bに表示させる。ま
た、デコーダドライバ5は時間記憶回路8から出力され
る時間データをデコードして表示データを得ると共に、
この表示データに基づいて表示駆動信号を作成して表示
部6に供給し後述する上段表示部6aに表示させる。
表示部6は例えば液晶表示素子により2段に構成さ
れ、上段表示部6aに目標時間データを表示し、下段表示
部6bに計測時間データを表示する。
スタート・ストップスイッチ9は、時間計測回路4に
よる計測動作をスタート/ストップさせるスイッチであ
り、その出力はワンショット回路10に接続されている。
このワンショット回路10は、スタート・ストップスイッ
チ9のON出力によりワンショット信号を出力し、トリガ
ーフリップフロップ回路11のトリガ入力端子Tに供給す
る。このフリップフロップ回路11の出力端子Qはアンド
回路3の他方入力端に接続される。また、フリップフロ
ップ回路11の反転出力端子はアンド回路7の一方入力
端に接続される。
第1クリアスイッチ12は、時間計測回路4をリセット
して計測データをクリアするスイッチであり、その出力
はワンショット回路13に接続されている。このワンショ
ット回路13は第1クリアスイッチ12のON出力によりワン
ショット信号を出力し、オア回路14の一方入力端に供給
する。このオア回路14の出力端子は時間計測回路4のリ
セット端子Rに接続されている。
第2クリアスイッチ15は、時間計測回路4および時間
記憶回路8をリセットして計測データをクリアするスイ
ッチであり、その出力はワンショット回路16に接続され
ている。このワンショット回路16は第2クリアスイッチ
15のON出力によりワンショット信号を出力し、オア回路
14の他方入力端に供給すると共に、時間記憶回路8のリ
セット端子Rに接続されている。
目標変更スイッチ17は、時間計測回路4により計測さ
れた計測データをアンド回路7を介して時間記憶回路8
に書き込ませるスイッチであり、その出力はワンショッ
ト回路18に接続されている。このワンショット回路18は
目標変更スイッチ17のON出力によりワンショット信号を
出力し、アンド回路7の他方入力端に供給する。
時間記憶回路8は、目標時間を記憶するものであり、
設定スイッチ19の操作によって目標時間が記憶されると
共に、時間計測回路4からアンド回路7を介して計測デ
ータが入力されると、それ迄記憶していた目標時間にか
えてアンド回路7からの計測データを目標時間として設
定されるようになっている。そして、時間記憶回路8の
記憶データはデコーダドライバ5に供給されると共に、
比較回路20にも供給される。
比較回路20は、時間計測回路4から供給される計測デ
ータ(現在までの経過時間)と、時間記憶回路8から供
給される記憶データ(目標時間データ)とを比較する。
そして、比較回路20は計測データが記憶データの1分前
に達した時に第1アラーム信号aを報音駆動部21に出力
する。また、比較回路20は計測データと記憶データとが
一致した時に第2アラーム信号bを報音駆動部21に出力
する。
報音駆動部21は、第1アラーム信号a及び第2アラー
ム信号bに応じて報音部22を駆動して夫々異なる音色の
アラーム音を発生させる。この報音部22は例えばブザ
ー,スピーカ等により構成されている。
動 作 次に、上記第1実施例の動作を説明する。
目標時間の設定 まず、第2クリアスイッチ15を操作して、時間計測回
路4および時間記憶回路8をリセットして時間データを
クリアする。これにより、時間計測回路4および時間記
憶回路8の時間データは夫々「0:00′00″00(0時間00
分00秒00)」となる。次に、例えばある区間のランニン
グ時間を目標時間として設定する。この場合、設定スイ
ッチ19を操作して、目標時間として例えば「0:15′00″
00(0時間15分00秒00)」を時間記憶回路8に設定す
る。
計測スタート 次に、スタート・ストップスイッチ9を操作して時間
計測回路4による計測動作をスタートさせる。スイッチ
9の操作により、ワンショット回路10はワンショット信
号を出力してフリップフロップ回路11のトリガ入力端子
Tに供給する。この結果、フリップフロップ回路11の出
力端子Qから“1"信号が出力されてアンド回路3が開か
れ、100Hzのパルス信号が分周回路2から時間計測回路
4に供給されて計測動作が開始される。そして、時間計
測回路4による計測時間が14分になった時及び15分にな
った時に報音部22から報音がなされる。
計測ストップ そして、ある区間をランニングした時に、再度スター
ト・ストップスイッチ9を操作して時間計測回路4によ
る計測動作をストップさせる。即ち、スイッチ9の操作
により、フリップフロップ回路11は出力状態は反転して
出力端子Qが“0"となり、反転出力端子から“1"信号
が出力され、アンド回路7に供給される。このとき、時
間記憶回路8の計測データは「0:15′23″89(15分23秒
89)」であるとする。
目標時間の変更 ここで、実際に計測された計測時間が目標時間と異な
っているので目標時間を変更する。即ち、計測された計
測時間を新たな目標時間として設定するために、目標変
更スイッチ17を操作する。これにより、目標変更スイッ
チ17の操作によるワンショット信号がアンド回路7に入
力されてアンド回路7が開放する。この結果、時間計測
回路4の計測データ「0:15′23″89」がアンド回路7を
介して時間記憶回路8に出力されて、時間記憶回路8に
書き込まれる。
計測再スタート 次に、第1クリアスイッチ12を操作して時間計測回路
4をリセットし、計測データをクリアする。これによ
り、時間計測回路4の計測データは「0:00′00″00」と
なる。
そして、スタート・ストップスイッチ9を操作して時
間計測回路4による2回目の計測動作をスタートさせ
る。これにより、ワンショット回路10はワンショット信
号を出力してフリップフロップ回路11のトリガ入力端子
Tに供給する。この結果、フリップフロップ回路11の出
力端子Qから“1"信号が出力されてアンド回路3が開放
し、分周回路2からのパルス信号が時間計測回路4に供
給されて計測動作が再び開始される。
その後、計測時間が「0:14′23″89」即ち目標時間の
1分前になったとき、比較回路20は第1アラーム信号a
を報音駆動部21に出力する。この結果、報音駆動部21に
報音部22を駆動して第1のアラーム音を発生させる。
次に、計測が進んで計測時間が「0:14′30″00」にな
ったとする。このときの表示状態は第2図に示す通りで
あり上段表示部6aに目標時間、下段表示部6bに計測時間
が表示される。
さらに、計測時間が「0:15′23″89」即ち目標時間と
一致したとき、比較回路20は第2アラーム信号bを報音
駆動部21に出力する。この結果、報音駆動部21に報音部
22を駆動して第1のアラーム音と音色が異なる第2のア
ラーム音を発生させる。
上述したように、この第1実施例では1回目の計測動
作の終了後に、目標変更スイッチ17を操作するだけで、
計測データを新たな目標時間として時間記憶回路8に設
定でき、目標時間を簡単に変更できる。
[第2実施例] 次に、この発明の第1実施例を図面に基づいて説明す
る。
回路構成 第3図は、この発明の第2実施例を適用したストップ
ウォッチの回路構成を示すブロック図である。なお、第
3図において第1図の構成と同一のものは同一符号を付
して説明を省略する。
第1図と同様に、発振回路1から出力されたパルス信
号は分周回路2により100Hzのパルス信号に分周され、
アンド回路3の一方入力端に供給される。そして、スイ
ッチ9の操作によってフリップフロップ回路11の出力端
子Qから“1"信号が出力されるとアンド回路3が開き、
分周回路2から出力されたパルス信号が時間計測回路4
に供給される。
時間計測回路4は、アンド回路3を介して供給される
パルス信号に基づいて経過時間を計測する。この時間計
測回路4の計測データはデコーダドライバ5に出力さ
れ、下段表示部6bで表示される。また、時間計測回路4
の計測データはアンド回路23を介してスプリット時間RA
M24に出力されると共に、比較回路20にも出力される。
スプリット時間RAM24は多数の時間記憶エリアを有
し、時間計測回路4により計測されたスプリット時間、
即ち、スタートしてからの計測時間を目標時間として夫
々の時間記憶エリアに順に記憶するメモリであり、RAM
制御部33によりエリアがアドレス指定される。このスプ
リット時間RAM24に記憶された各スプリット時間は、RAM
制御部33のアドレス指定により読み出されて、比較回路
20に出力されると共に、デコーダドライバ5に出力され
て表示部6の上段表示部6aに表示される。なお、スプリ
ット時間RAM24は多数のスプリット時間を記憶できるの
で、単にスプリット時間メモリとしても使用できる。
比較回路20は、時間計測回路4から供給される計測デ
ータ(現在までの経過時間)と、スプリット時間RAM24
から読み出された記憶データ(スプリット時間)とを比
較する。そして、比較回路20は時間計測回路4の計測デ
ータがスプリット時間RAM24から読み出された記憶デー
タの1分前に達した時に第1アラーム信号aを報音駆動
部21に出力する。また、比較回路20は計測データと記憶
データとが一致した時に第2アラーム信号bを報音駆動
部21に出力する。
報音駆動部21は、第1アラーム信号aまたは第2アラ
ーム信号bに応じて報音部22を駆動して夫々異なる音色
のアラーム音を発生させる。
スタート・ストップスイッチ9は、上述の第1実施例
と同様に、時間計測回路4による計測動作をスタート/
ストップさせるスイッチであり、その出力はワンショッ
ト回路10に接続されている。このワンショット回路10
は、上述の第1実施例と同様に、スタート・ストップス
イッチ9の操作によりワンショット信号を出力し、フリ
ップフロップ回路11のトリガ入力端子Tに供給する。
フリップフロップ回路11の出力端子Qはアンド回路3
の他方入力端に接続されると共に、アンド回路25の第1
入力端に接続される。また、フリップフロップ回路11の
反転出力端子はアンド回路26の一方入力端に供給され
る。
スプリットスイッチ27は、時間計測中は時間計測回路
4の計測データをスプリット時間RAM24に記憶させるた
めのスイッチであり、且つ時間計測がストップした状態
では時間計測回路4をリセットさせるスイッチである。
このスプリットスイッチ27の出力はワンショット回路28
に接続されている。このワンショット回路28は、スプリ
ットスイッチ27の操作によりワンショット信号を出力
し、このワンショット信号をアンド回路25の第3入力端
およびアンド回路26の他方入力端に供給する。アンド回
路25の出力端子は、アンド回路23の他方入力端およびRA
M制御部33にアドレス歩進信号として接続されている。
また、アンド回路26の出力端子はオア回路14の一方入
力端に接続され、オア回路14の出力端子は時間計測回路
4のリセット端子Rに接続されている。従って、計測動
作中でなくフリップフロップ回路11の反転出力端子か
ら“1"信号が出力されているストップ状態でスプリット
スイッチ27が操作されると、時間計測回路4がリセット
される。
モード切換スイッチ29はスプリット時間記憶モード
と、スプリット時間確認モードとを切換えるスイッチで
あり、その出力はワンショット回路30に接続されてい
る。このワンショット回路30はモード切換スイッチ29の
操作によりワンショット信号を出力し、フリップフロッ
プ回路31のトリガ入力端子Tに供給する。
フリップフロップ回路31の出力端子Qは、アンド回路
25の第2入力端に接続されると共に、アンド回路32の一
方入力端に接続される。そして、フリップフロップ回路
31の出力端子Qから“1"信号が出力されるときは「スプ
リット時間記憶モード」であり、アンド回路25,32が開
放され時間計測回路4での計測データがRAM24に記憶可
能な状態となる。
また、フリップフロップ回路31の反転出力端子から
出力される“1"信号は動作命令Mとして比較回路20の制
御端子に入力されると共に、アンド回路34の一方入力端
にも入力される。従って、フリップフロップ回路31の反
転出力端子から“1"信号が出力されるときは「スプリ
ット時間確認モード」であり、比較回路20が動作すると
共に、アンド回路34が開放される。
アドレス更新スイッチ35は、スプリット時間RAM24の
アドレスを順に更新(歩進)するためのスイッチであ
り、その出力はワンショット回路36に接続されている。
このワンショット回路36はアドレス更新スイッチ35の操
作によりワンショット信号を出力し、このワンショット
信号はアンド回路32,34の他方入力端に夫々供給され
る。
アンド回路32の出力端子は、リセット信号eとしてオ
ア回路14の他方入力端に接続されると共に、書込アドレ
ス更新信号としてスプリット時間RAM24およびRAM制御部
33に接続される。また、アンド回路34の出力端子は読出
アドレス更新信号としてRAM制御部33に接続されてい
る。
動 作 次に、上記第2実施例の動作を説明する。
計測スタート まず、動作モードはスプリット時間記憶モードであ
り、フリップフロップ回路31の出力端子Qから出力され
る“1"信号がアンド回路25の第2入力端およびアンド回
路32の一方入力端に供給されている。また、時間計測回
路4は既にリセットされ、計測データは「0:00′00″0
0」であるとする。
次に、スタート・ストップスイッチ9を操作して時間
計測回路4による計測動作をスタートさせる。これによ
り、ワンショット信号がフリップフロップ回路11に入力
されて、出力端子Qから“1"信号が出力される。この結
果、アンド回路3が開放されて分周回路2からのパルス
信号が時間計測回路4に供給されて計測動作が開始され
る。また、アンド回路25の第1入力端,第2入力端に夫
々“1"信号が供給されるので、アンド回路25はスプリッ
トスイッチ27の入力信号を受入できる状態となる。
第1スプリット時間のセット 例えばランニングの場合では、チェックポイントを通
過したときにスプリットスイッチ27を操作して、“スプ
リット時間”をセットする。“スプリット時間”とは、
計測スタート時から現在までの経過時間をいう。
これにより、スプリットスイッチ27の操作によるワン
ショット信号がアンド回路25の第3入力端およびアンド
回路26の一方入力端に入力される。この場合、アンド回
路25は開いておりアンド回路26は閉じている。従って、
アンド回路25は“1"信号を出力してアンド回路23および
RAM制御部33に供給する。
この結果、アンド回路23が開放して時間計測回路4の
計測データ(例えば「0:15′23″89」)が「第1スプリ
ット時間」としてスプリット時間RAM24に第1エリアに
書き込まれる。そして、RAM制御部33は計測データの書
込後にスプリット時間RAM24の指定アドレスを「+1」
更新し、次のスプリット時間を第2エリアに記憶できる
ようにする。
第2スプリット時間以降のセット 引き続き計測動作を行なって、ランナーが次のチェッ
クポイントを通過したときに、スプリットスイッチ27を
再度操作して第2スプリット時間をセットする。これに
より、上述と同様に、アンド回路25は“1"信号を出力し
てアンド回路23に供給し、時間計測回路4で計測された
現在までの計測データ(例えば「0:31′12″23」)が
「第2スプリット時間」としてスプリット時間RAM24の
第2エリアに書き込まれる。その後、RAM制御部33はス
プリット時間RAM24の指定アドレスを「+1」更新し、
次のスプリット時間を第3エリアに記憶できるようにす
る。
このようにして、スプリットスイッチ27の操作がなさ
れる毎にスプリット時間RAM24には順次スプリット時間
が記憶されていくことになる。なお、計測を終了させる
ときはスタート・ストップスイッチ9を再度操作する。
また、時間計測回路4の計測データをクリアする場合に
は引き続いてスイッチ27を操作する。
スプリット時間による目標時間の設定 次に、スプリット時間RAM24に記憶された各スプリッ
ト時間を目標時間として利用する場合を説明する。ま
ず、モード切換スイッチ29を操作する。これにより、フ
リップフロップ回路31が反転してスプリット時間記憶モ
ードからスプリット時間確認モードとなり、反転出力端
子から“1"信号が出力されてアンド回路34に供給され
ると共に、動作命令Mとして比較回路20に供給される。
次に、第1スプリット時間を選択するためにアドレス
更新スイッチ35を操作する。これにより、ワンショット
信号がアンド回路32,34の他方入力端に夫々供給される
が、アンド回路32は閉じているので、アンド回路34のみ
“1"信号を出力してRAM制御部33に供給する。この結
果、スプリット時間RAM24のアドレスが「+1」更新さ
れる。このとき、RAM制御部33により指定されたスプリ
ット時間RAM24の内容はデコーダドライバ5に供給され
て上段表示部6aに表示される。
以下、アドレス更新スイッチ35を順次操作することに
よりRAM24の各エリアに記憶されたスプリット時間を順
次上段表示部6aに表示させて確認することが出来る。
然して、スプリット時間RAM24の第1エリアが指定さ
れたとする。これにより、第1エリアに記憶された第1
スプリット時間「0:15′23″89」がデコーダドライバ5
に出力されると共に、目標時間データとして比較回路20
に出力される。
この結果、第4図に示すように上段表示部6aに第1ス
プリット時間「0:15′23″89」が表示される。
計測スタート この状態で、スタート・ストップスイッチ9を操作し
て時間計測回路4による2回目の計測動作をスタートさ
せる。これにより、分周回路2からのパルス信号が時間
計測回路4に供給されて計測動作が開始される。
そして、計測時間が「0:14′23″89」即ち目標時間の
1分前になったとき、比較回路20は第1アラーム信号a
を報音駆動部21に出力する。これにより、報音駆動部21
は第1駆動信号を報音部22に出力する。この第1駆動信
号に基づいて、報音部22は第1アラーム音を発生する。
さらに、時間計測回路4の計測時間が「0:15′23″8
9」になり、スプリット時間RAM24から出力されている目
標時間と一致したとき、比較回路20は第2アラーム信号
bを報音駆動部21に出力する。これにより、報音駆動部
21は第2駆動信号を報音部22に出力する。この第2駆動
信号に基づいて、報音部22は第1アラーム音と音色が異
なる第2アラーム音を発生する。報音駆動部21に出力し
て報音部22を駆動し報音部22は第2アラーム音を発生す
る。
その後、第1スプリット時間を計測したチェックポイ
ントを通過したとする。このとき、第4図に示すように
上段表示部6aに表示された目標時間「0:15′23″89」に
対して、下段表示部6bに表示された計測時間は「0:16′
00″00」であるとする。このとき、スプリット時間RAM2
4に記憶された第2スプリット時間を次の目標時間とし
て設定するために、アドレス更新スイッチ35を操作す
る。
これにより、RAM制御部33の指定アドレスが+1更新
されて、スプリット時間RAM24の第2エリアが指定され
る。これにより、第2エリアに記憶された第2スプリッ
ト時間(「0:31′12″23」)がデコーダドライバ5に出
力されると共に、目標時間データとして比較回路20に出
力される。
この結果、第5図に示すように、上段表示部6aに第2
スプリット時間「0:31′12″23」が表示され、下段表示
部6bには時間計測回路4の計測時間「0:16′00″00」が
表示される。
以下、上述と同様に計測時間が第2スプリット時間
(「0:31′12″23」)の1分前になったとき、および計
測時間が第2スプリット時間と一致したときに、比較回
路20がこれを検出して夫々第1アラーム音,第2アラー
ム音が発生される。
上述したように、この第2実施例では最初の計測の際
に、スプリットスイッチ27の操作によりスプリット時間
RAM24に順次記憶された各スプリット時間をアドレス更
新スイッチ35を順次操作するだけで目標時間データとし
て簡単に設定できる。
[第3実施例] 次に、この発明の第3実施例を第6図乃至第8図に基
づいて説明する。
回路構成 第6図は、この発明の第3実施例を適用したストップ
ウォッチの回路構成を示すブロック図である。なお、第
6図において第1図の構成と同一のものは同一符号を付
して説明を省略する。
第1図と同様に、発振回路1から出力されたパルス信
号は分周回路2により100Hzのパルス信号に分周され、
アンド回路3の一方入力端に供給される。そして、フリ
ップフロップ回路11の出力端子Qから“1"信号が出力さ
れると、分周回路2から出力されたパルス信号がアンド
回路3を介してトータル時間計測回路37およびラップ時
間計測回路38に供給される。
トータル時間計測回路37は、アンド回路3を介して供
給されるパルス信号に基づいて計測スタート時から現在
までのトータル時間を計測する。このトータル時間計測
回路37の計測データはデコーダドライバ39に出力され、
表示部40の上段表示部40aに表示される。
ラップ時間計測回路38は、アンド回路3を介して供給
されるパルス信号に基づいて、所定区間(例えばA地点
からB地点まで)の計測時間即ち、ラップ時間を計測す
る。このラップ時間計測回路38の計測データはデコーダ
ドライバ39に出力され、表示部40の中段表示部40bに表
示される。また、ラップ時間計測回路38の計測データは
アンド回路41を介してラップ時間RAM42に出力されると
共に、比較回路20にも出力される。
ラップ時間RAM42は、アンド回路41を介して入力され
るラップ時間計測回路38により計測されたラップ時間を
順に記憶するメモリであり、RAM制御部49によりアドレ
スが指定される。このラップ時間RAM42に記憶された各
ラップ時間は、RAM制御部49のアドレス指定により読み
出されて、比較回路20に出力されると共に、デコーダド
ライバ5に出力されて表示部40の下段表示部40cに表示
される。なお、ラップ時間RAM42に記憶されたラップ時
間は、後述する如く、目標時間の記憶メモリとしても、
また複数のラップ時間を記憶できるので、単にラップ時
間メモリとしても使用できる。
比較回路20は、ラップ時間計測回路38から供給される
計測データ(現在のラップ時間)と、ラップ時間RAM42
から読み出された記憶データ(前回のラップ時間)とを
比較する。そして、比較回路20はラップ時間計測回路38
の計測データがラップ時間RAM42から読み出された記憶
データの1分前に達した時に第1アラーム信号aを報音
駆動部21に出力する。また、比較回路20は計測データと
記憶データとが一致した時に第2アラーム信号bを報音
駆動部21に出力する。
報音駆動部21は、第1アラーム信号または第2アラー
ム信号に応じて報音部22を駆動して夫々異なる音色のア
ラーム音を発生させる。
スタート・ストップスイッチ9は、上述の第1実施例
と同様に、トータル時間計測回路37およびラップ時間計
測回路38による計測動作をスタート/ストップさせるス
イッチであり、その出力はワンショット回路10に接続さ
れている。このワンショット回路10は、上述の第1実施
例と同様に、スタート・ストップスイッチ9の操作によ
りワンショット信号を出力し、フリップフロップ回路11
のトリガ入力端子Tに供給する。
フリップフロップ回路11の出力端子Qはアンド回路3
の他方入力端に接続されると共に、アンド回路43の一方
入力端に接続される。また、フリップフロップ回路11の
反転出力端子はアンド回路44の一方入力端に供給され
ると共に、アンド回路45の一方入力端に接続される。
ラップスイッチ46は、時間計測中はラップ時間計測回
路38の計測データをラップ時間RAM42に記憶させるため
のスイッチであり、且つ計測停止中はトータル時間計測
回路37、ラップ時間計測回路38およびRAM42をリセット
するスイッチである。このラップスイッチ46の出力はワ
ンショット回路47に接続されている。このワンショット
回路47は、ラップスイッチ46の操作によりワンショット
信号を出力し、このワンショット信号をアンド回路43の
他方入力端およびアンド回路44の他方入力端に夫々供給
する。
アンド回路43の出力端子はアンド回路41の他方入力
端、ディレイ回路48、およびRAM制御部49に接続されて
いる。ディレイ回路48の出力は、オア回路50を介してラ
ップ時間計測回路38に入力されている。この構成によ
り、ラップスイッチ46を操作するとワンショット信号が
RAM制御部49に入力され、RAM制御部49はラップ時間RAM4
2の指定アドレスを+1する。
そして、ワンショット回路47からの信号によってゲー
トが開かれるアンド回路41を介して送られてくるラップ
時間計測回路38の計測データがラップ時間RAM42のRAM制
御部49でアドレス指定されたエリアに書き込まれる。ま
た、上記ワンショット信号は所定時間遅れてディレイ回
路48から出力され、オア回路50を介してラップ時間計測
回路38のリセット端子Rに入力されてラップ時間計測回
路38をリセットする。
さらに、RAM制御部49は書き込まれた計測データを目
標時間として比較回路20に送出する。これにより、RAM4
2に書き込まれたラップ時間が次のラップ時間の目標時
間としてラップ時間計測回路38の計測データと比較され
ることになる。
アンド回路44の出力端子はリセット信号Cとしてトー
タル時間計測回路37のリセット端子に入力されると共
に、オア回路50を介してラップ時間計測回路38のリセッ
ト端子Rに入力される。また、アンド回路44の出力端子
はラップ時間RAM42およびRAM制御部49に入力され、ラッ
プ時間RAM42およびRAM制御部49をリセットする。
アドレス更新スイッチ51は、時間計測の停止時にラッ
プ時間RAM42の読出アドレスを順次更新するためのスイ
ッチであり、その出力はワンショット回路52に接続され
ている。このワンショット回路52はアドレス更新スイッ
チ51の操作によりワンショット信号を出力し、このワン
ショット信号はアンド回路45の他方入力端に供給され
る。アンド回路45の出力端子はRAM制御部49に入力さ
れ、上記ワンショット信号によりRAM制御部49の読出ア
ドレスを+1更新させる。
動 作 次に、上記第3実施例の動作を説明する。
この実施例は、例えば同じコースを周回するトラック
競技において1周毎の“ラップ時間”を計測する例であ
る。この“ラップ時間”とは、所定区間(例えば、A地
点からB地点までの区間や、コース1周)における所要
時間をいう。
計測スタート まず、ランナーのスタートと同時にスタート・ストッ
プスイッチ9を操作して、トータル時間計測回路37およ
びラップ時間計測回路38による計測動作を共にスタート
させる。なお、トータル時間計測回路37およびラップ時
間計測回路38は既にリセットされており、計測データは
夫々「0:00′00″00」であるとする。
スタート・ストップスイッチ9の操作により、ワンシ
ョット信号がフリップフロップ回路11に入力され、出力
端子Qから“1"信号が出力される。この結果、アンド回
路3が開放されて分周回路2からのパルス信号がトータ
ル時間計測回路37およびラップ時間計測回路38に供給さ
れて夫々の計測動作が開始される。また、アンド回路43
の一方入力端に“1"信号が供給されるので、ラップスイ
ッチ46の入力信号を受入れ可能となる。なお、フリップ
フロップ回路11の反転出力端子からは“0"信号が出力
されるので、アンド回路44は閉じている。
計測動作中は、トータル時間計測回路37およびラップ
時間計測回路38の各計測データがデコーダドライバ5に
出力され、第7図に示すように上段表示部40aと中段表
示部40bに夫々表示されている。今の場合、まだ“ラッ
プ時間”をセットしていないので、トータル時間計測回
路37とラップ時間計測回路38の計測データとは同一とな
っている。
第1ラップ時間のセット 次に、ランナーが1周回ってきて、スタート地点を通
過したときにラップスイッチ46を操作し、“第1ラップ
時間”をセットする。これにより、ラップスイッチ46の
操作によるワンショット信号がアンド回路43,44の他方
入力端に夫々入力される。この場合、アンド回路43は開
いておりアンド回路44は閉じているので、アンド回路43
のみ“1"信号を出力してアンド回路41、ディレイ回路4
8、およびRAM制御部49に供給する。
この結果、ラップ時間計測回路38の計測データ(例え
ば「0:15′00″00」)が第1ラップ時間L1としてラップ
時間RAM42の第1エリアに書き込まれる。そして、ラッ
プ時間RAM42に書き込まれた第1ラップ時間L1は、RAM制
御部49のアドレス指定により読み出され、比較回路20に
出力されると共に、デコーダドライバ5に出力されて目
標時間として下段表示部40cに表示される。さらに、デ
ィレイ回路48から所定時間遅れて出力される“1"信号に
よりラップ時間計測回路38がリセットされ、新たな計測
動作が開始される。
従って、例えばジャスト15分でラップスイッチ46が操
作され、その後1秒23経過したとすると、第8図に示す
ように、上段表示部40aにはトータル時間計測回路37の
計測データ「0:15′01″23」が表示され、中段表示部40
bにはラップ時間計測回路38の計測データ「0:00′01″2
3」が表示され、下段表示部40cにはラップ時間RAM42か
ら読み出された第1ラップ時間L1「0:15′00″00」が目
標時間として表示される。
つまり、この実施例では前回のラップ時間が次のラッ
プ計測における目標時間として設定されるものである。
アラーム音の発生 そして、ラップ時間計測回路38の計測データが「0:1
4′00″00」即ち目標時間の1分前になったとき、比較
回路20は第1アラーム信号を報音駆動部21に出力する。
これにより、報音駆動部21は第1駆動信号を報音部22に
出力する。この第1駆動信号に基づいて、報音部22は第
1アラーム音を発生する。
さらに、ラップ時間計測回路38の計測データが「0:1
5′00″00」になり、ラップ時間RAM42から出力されてい
る目標時間と一致したとき、比較回路20は第2アラーム
信号を報音駆動部21に出力する。これにより、報音駆動
部21は第2駆動信号を報音部22に出力する。この第2駆
動信号に基づいて、報音部22は第1アラーム音と音色が
異なる第2アラーム音を発生する。報音駆動部21に出力
して報音部22を駆動し報音部22は第2アラーム音を発生
する。
第2ラップ時間のセット 引き続き計測動作を行ない、ランナーが2周回ってき
て、スタート地点を通過したときにラップスイッチ46を
操作して、“第2ラップ時間”をセットする。上述と同
様に、ラップスイッチ46の操作により、アンド回路43が
“1"信号を出力してアンド回路41、ディレイ回路48、お
よびRAM制御部49に供給する。これにより、RAM制御部49
はRAM42の次のエリアをアドレス指定し、このエリアに
ラップ時間が記憶される。
この結果、ラップ時間計測回路38の計測データ(例え
ば「0:15′20″」)が第2ラップ時間L2としてラップ時
間RAM42の第2エリアに書き込まれる。そして、ラップ
時間RAM42に書き込まれた第2ラップ時間L2はRAM制御部
49の制御により読み出され、比較回路20に出力されると
共に、デコーダドライバ5に出力されて目標時間として
下段表示部40cに表示される。
さらに、ディレイ回路48から所定時間遅れて出力され
る“1"信号によりラップ時間計測回路38がリセットさ
れ、新たなラップ時間計測が開始される。
このように、この第3実施例ではラップスイッチ46を
操作する毎に、今回計測したラップ時間をラップ時間RA
M42に記憶し、このラップ時間を次のラップ計測におけ
る目標時間データとして自動的に設定できるので、例え
ば周回毎にペースが順次アップしていく場合やダウンし
ていく場合等は極めて便利である。
なお、上記第1乃至第3実施例では比較回路により計
測データと記憶データとを比較したが、これに限らず演
算回路を用いて比較してもよい。また、アラーム音によ
る報知は、目標時間に対してどの位前に報知するか任意
に設定できるようにしてもよい。
また、目標時間と計測時間とを演算して時間差を算出
する演算手段を設け、その結果を表示する表示手段を設
けてもよく、更にはスプリットスイッチ、ラップスイッ
チの操作回数等を同時に表示させてもよい。また、本発
明はマイクロコンピュータを用いてROM、RAMにより実施
することが可能である。
また、データの表示は上記各実施例では2段表示或い
は3段表示としたが切換表示にしてもよく、またデジタ
ル表示に限定されず指針によるアナログ表示でもよい。
また、スプリット時間やラップ時間を目標時間とは別の
エリアに記憶させておき、計測停止時に順次両者を並列
表示出来るようにしてもよい。
さらに、スタート・ストップスイッチ、スプリットス
イッチ、ラップスイッチ等のスイッチは、実施例の押釦
スイッチに限らず、音声や振動を与えてスイッチ信号を
得るものであってもよい。
また、この発明のストップウォッチは専用器でなく電
子腕時計やクロックに組込むこともでき、アラームの報
音はブザーやスピーカによる電子音でなく、音声合成回
路を設けて言語により目標時間の何分前や目標時間到達
を報知してもよい。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、この発明によれば、目標
時間として時間計測手段で計測した計測時間を用いるこ
とができるので、目標時間をスイッチで設定する必要が
ないばかりか、複数の時間情報記憶エリアのうち選択し
た1つの時間情報記憶エリアに記憶されている目標時間
となる計測時間情報と現在測定されている計測情報とを
同時に表示し、かつ両者を比較して、現在計測時間情報
が選択された1つの時間情報記憶エリアの計測時間情報
より予め設定した時間前になった際に第1の報知を行
い、現在計測時間情報が選択された1つの時間情報記憶
エリアの計測時間情報に一致した際に第2の報知を行な
うので、計測された計測時間が目標時間に近づいたこ
と、計測時間が目標時間に達したことを確実に認識でき
る時間測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は発明の一実施例を示すもので、第1図は第1実施
例の回路構成を示すブロック図、第2図は表示例を示す
図、第3図は第2実施例の回路構成を示すブロック図、
第4図および第5図は表示例を示す図、第6図は第3実
施例の回路構成を示すブロック図、第7図および第8図
は表示例を示す図である。 1……発振回路、2……分周回路、3,7……アンド回
路、4……時間計測回路、5……デコーダドライバ、6
……表示部、8……時間記憶回路、9……スタート・ス
トップスイッチ、10,13,16,18……ワンショット回路、1
1……フリップフロップ回路、12……第1クリアスイッ
チ、14……オア回路、15……第2クリアスイッチ、17…
…モード切換スイッチ、19……設定スイッチ、20……比
較回路、21……報音駆動部、22……報音部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタート指令により計測を開始して計測時
    間情報を得る時間計測手段と、 この時間計測手段の時間計測中に操作される操作スイッ
    チ手段と、 複数の時間情報記憶エリアを有し、前記操作スイッチ手
    段が操作された時に前記時間計測手段によって計測され
    た計測時間情報を順次記憶する計測時間情報記憶手段
    と、 この計測時間情報記憶手段の前記複数の時間情報記憶エ
    リアの1つを選択する選択手段と、 前記時間計測手段で現在計測されている現在の計測時間
    情報と前記選択手段によって選択された1つの時間情報
    記憶エリアに記憶されている計測時間情報とを同時に表
    示する表示手段と、 目標時間のどの位前に第1の報知を行なうかを任意に設
    定する設定手段と、 前記選択された1つの時間情報記憶エリアの計測時間情
    報と、前記時間計測手段によって現在計測されている現
    在計測時間情報とを比較して、前記現在計測時間情報が
    前記選択された1つの時間情報記憶エリアの計測時間情
    報より前記設定手段で設定された時間前になった際に第
    1の報知を行い、前記現在計測時間情報が前記選択され
    た1つの時間情報記憶エリアの計測時間情報に一致した
    際に第2の報知を行なう報知手段と、 を具備したことを特徴とする時間測定装置。
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