JP3127907B2 - 電子機器の時刻設定方法 - Google Patents
電子機器の時刻設定方法Info
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Description
信機、特に時刻報知機能を有する個別選択呼び出し受信
機に関する。
進歩は目ざましく、これらはデイジタル信号技術の進歩
と共に、無線個別呼出受信機の、小型化、高機能化をも
たらしている。無線個別呼出受信機の市場拡大に伴い、
要求される仕様も従来の単なる個別呼び出し受信機とし
てではなく、受信情報の記憶、外部情報機器への情報出
力、計時機能との連動による受信時刻表示、自動受信開
始、停止等、携帯用情報機器として非常に高機能化して
きている。
場合に問題となるのが操作性である。無線個別呼出受信
機の場合、無線受信部の消費電流が多いため、一般的に
2カ月から3カ月が単三電池を使用した時の電池寿命で
あり、小型化要求に対応して小型電池を採用すると、そ
の電池寿命は益々短くなってしまう。そこで従来の計時
機能を有する無線個別呼出受信機には計時用の補助電源
を持つなどの対応がなされているが、小型化、低価格化
の障害となり、時刻設定などの操作は使用者にとって、
非常に煩わしいものである。
情報を受信し計時機能の基本時刻を自動設定する事によ
って使用者の操作を軽減する事を目的ととするものであ
る。
は、受信側のアドレス情報に依って決定され且つ互いに
異なる受信タイミングでメッセージを受信する複数の受
信側及び、メッセージと一定間隔で送信される同期信号
とを送信する送信側からなるシステムの時刻設定方法に
おいて、前記送信側にて予め送信側から時刻情報を送信
する時点の時刻に対して設定される時点の時刻が遅れる
ことを見込んで決められた一定回数後の同期信号の送信
時刻を前記時刻情報として設定し、当該時刻情報をメッ
セージとして送信する工程と、前記受信側にて前記メッ
セージが時刻情報であるか否かを判定する工程と、前記
メッセージが時刻情報であると判定された場合、前記一
定回数後の同期信号を前記受信側で検出したときに、前
記時刻情報を前記受信側の計時回路に設定する工程とを
含んでなることを特徴とする。
個別呼出受信機の構成をブロック図であらわした図であ
る。
受信回路、12は復号回路、13は個別呼び出しアドレ
スを記憶するメモリー(以下ID・Mという)、14は
スピーカー、15はLED、16は制御回路、17は表
示装置、18はスイッチ装置をそれぞれあらわしてい
る。アンテナ10より入力された信号は無線受信部11
によって、ディジタル信号に変換され、復号回路12に
よって誤り訂正が行われる。この時,ID・M13内の
アドレスと受信信号内の呼び出しアドレスが比較され一
致した時、制御回路16に信号が入力される。制御回路
16はこれを処理し、その内容及びスイッチ装置18の
状態判定の結果に依って、スピーカー14、LED1
5、表示装置17を制御してその受信を報知すると共に
必要な情報は制御回路16内の記憶回路に記憶する。
イッチ装置18から制御回路16に入力され処理され
る。図2は図1の実施例に用いられる受信信号フォーマ
ットの構成を示す。図2(a)は信号全体の基本タイミ
ングを示し、図2(b)は図2(a)に同期した呼び出
し信号例を示す。呼び出し信号は、その信号の呼び出し
対象となる無線個別呼出受信機のアドレス情報を含むア
ドレスコードワード20と、無線個別呼出受信機が受信
すべき情報を含むメッセージコードワード21から構成
される。アドレスコードワード20が始まるタイミング
はその無線個別呼出受信機のアドレスに依って決定され
る。例えばアドレスを8で除算した結果の余りをnとす
ると、同期コードワード22から2xnあるいは2xn
+1番目からアドレスコードワード20が始まる。メッ
セージコードワード21は受信情報の長さによって、そ
の数が決定される。例えば20個の数字からなる情報は
20/5=4のメッセージコードワードとなる。
でアドレス情報が異なり、メッセージコードワード21
の中に同期コードワード22が含まれる例である。
理のフローチャートである。まず時刻情報判定:30に
於いて、メッセージコードワード21内に時刻情報が含
まれるかが判定され、時刻情報でないと判定された情報
は一般のメッセージとして処理される。時刻情報の検出
はその情報が誤っていた場合の影響を考慮して厳しく判
定される。まず時刻情報である事を示す構成が検査さ
れ、続いて非存在のデータがチェックされる。例えば月
のデータとして13が受信された場合、復号回路12で
誤り訂正された情報ではあるが、誤情報と見なす。この
様にして時刻情報が得られると、その情報は制御回路1
6内の一時記憶部に記憶される。つぎに制御回路16は
復号回路12に対して一定回数後の同期コードワードの
検出を指示する:31。復号回路12は指示された同期
コードワードが正常に受信されると制御回路16に信号
を送り、制御回路16は一時記憶部に記憶された時刻情
報を計時記録部に書き込む:32。この処理に依って無
線個別呼出受信機の計時回路は自動的に時刻修正された
事になる。この時、一定回数後の同期コードワードの検
出:31は、制御回路16のデータ処理が図2(a)の
基本タイミングに対して遅れを持つために必要となる。
あらかじめ送信側からその遅れを考慮して決められた一
定回数後の同期コードワードの送信時刻が時刻情報とし
て送信され、無線個別呼出受信機に受信される。この方
法による時刻情報の送信は、送信側の負荷も軽くするこ
とができる。すなわち図2(b)に示したアドレスを持
つ無線個別呼出受信機と、図2(c)に示したアドレス
を持つ無線個別呼出受信機に対して、同じメッセージコ
ードワードを送信することが可能となる。ここで一定回
数を2と定めた場合で説明すると、フローチャートの、
31で制御回路16から2番目の同期信号の検出を指示
された復号回路12は、アドレスコードワードから数え
て2番目即ち、23の同期コードワードを検出すると制
御回路16に信号を送る。この時、図2(b)、(c)
共に同期コードワード23を検出できるので両者のメッ
セージコードワードの内容は同一の同期コードワード2
3が検出されるタイミングの時刻情報とすることができ
るので、送信例の情報の作成が非常に簡単になる。
施例のみならず、広く計時機能を持つ所の無線通信機
器、外部からの無線コントロール機能を持つ電気製品の
時刻設定などに応用が可能である。
者の煩雑な操作を伴うことなく、計時機能の付いた電子
機器に、時刻情報を自動設定できるので、使用者に使い
易い小型、高機能、計時機能付き電子機器を提供できる
と同時に、送信局においても容易に時刻情報が送信可能
という効果を奏する。
る。
図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 受信側のアドレス情報に依って決定され
且つ互いに異なる受信タイミングでメッセージを受信す
る複数の受信側及び、メッセージと一定間隔で送信され
る同期信号とを送信する送信側からなるシステムの時刻
設定方法において、 前記送信側にて予め送信側から時刻情報を送信する時点
の時刻に対して設定される時点の時刻が遅れることを見
込んで決められた一定回数後の同期信号の送信時刻を前
記時刻情報として設定し、当該時刻情報をメッセージと
して送信する工程と、 前記受信側にて前記メッセージが時刻情報であるか否か
を判定する工程と、 前記メッセージが時刻情報であると判定された場合、前
記一定回数後の同期信号を前記受信側で検出したとき
に、前記時刻情報を前記受信側の計時回路に設定する工
程とを含んでなることを特徴とする時刻設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10329464A JP3127907B2 (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | 電子機器の時刻設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10329464A JP3127907B2 (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | 電子機器の時刻設定方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26565889A Division JP2964499B2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | 無線選択呼出受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11225352A JPH11225352A (ja) | 1999-08-17 |
JP3127907B2 true JP3127907B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=18221679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10329464A Expired - Lifetime JP3127907B2 (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | 電子機器の時刻設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3127907B2 (ja) |
-
1998
- 1998-11-19 JP JP10329464A patent/JP3127907B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11225352A (ja) | 1999-08-17 |
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