JP3127117B2 - 搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケット - Google Patents
搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送用ベルトコン
ベアにおけるリターン側コンベアベルトのリターンロー
ラを支持するブラケットに係り、ベルトコンベアを稼動
した状態でリターンローラを容易かつ安全に、しかも短
時間にて取り替えることができる搬送用ベルトコンベア
のリターンローラ支持ブラケットに関するものである。
ベアにおけるリターン側コンベアベルトのリターンロー
ラを支持するブラケットに係り、ベルトコンベアを稼動
した状態でリターンローラを容易かつ安全に、しかも短
時間にて取り替えることができる搬送用ベルトコンベア
のリターンローラ支持ブラケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルトコンベアは、図8に示すベ
ルトコンベア51においてコンベアベルト52と、この
うちの搬送側ベルト52aの下部にて搬送荷重を支持し
該搬送側ベルト52aによる搬送経路の形状保持のため
に設けられたセンターキャリアローラ53及びサイドキ
ャリアローラ54,54と、これらのローラ53,5
4,54を回転自在に支持するサポート55と、このサ
ポート55を保持する母材キャリアビーム56と、この
母材キャリアビーム56を支持するコンベアフレーム5
7とを有している。さらに、ベルトコンベア51は、こ
のコンベアフレーム57の下部にコンベアベルト52の
復路を構成しており、リターン側ベルト52bを支承す
るリターンローラ58と、このリターンローラ58を回
転自在に支持するリターンローラブラケット59とを有
している。なお、コンベアフレーム57やリターンロー
ラブラケット59等は、ベルトコンベア51自体の搬送
経路を形成するために配された支柱60などにより支持
されている。なお、60aはコンベアベルト52から落
下した搬送物を受ける受板である。
ルトコンベア51においてコンベアベルト52と、この
うちの搬送側ベルト52aの下部にて搬送荷重を支持し
該搬送側ベルト52aによる搬送経路の形状保持のため
に設けられたセンターキャリアローラ53及びサイドキ
ャリアローラ54,54と、これらのローラ53,5
4,54を回転自在に支持するサポート55と、このサ
ポート55を保持する母材キャリアビーム56と、この
母材キャリアビーム56を支持するコンベアフレーム5
7とを有している。さらに、ベルトコンベア51は、こ
のコンベアフレーム57の下部にコンベアベルト52の
復路を構成しており、リターン側ベルト52bを支承す
るリターンローラ58と、このリターンローラ58を回
転自在に支持するリターンローラブラケット59とを有
している。なお、コンベアフレーム57やリターンロー
ラブラケット59等は、ベルトコンベア51自体の搬送
経路を形成するために配された支柱60などにより支持
されている。なお、60aはコンベアベルト52から落
下した搬送物を受ける受板である。
【0003】上述したベルトコンベア51は、リターン
ローラ58が摩耗したり破損したりすると取り替える必
要がある。そして、この取替作業は、リターン側ベルト
52bとリターンローラ58とを離間させた状態で行
う。しかし、リターンローラ58にはコンベアベルト5
2の張力と、リターン側ベルト52bの自重とにより高
負荷が加わった状態となっており、リターン側ベルト5
2bとリターンローラ58とには隙間がない。従って、
取替作業においては、一旦ベルトコンベアを停止させ、
図示するジャッキJとバールBを用いてリターン側ベル
ト52bをリターンローラ58より持ち上げて離間さ
せ、リターンローラ58を無負荷状態とした後に行って
いた。ところが、このような従来の取替作業では手間や
時間がかかり、さらに、作業姿勢も極端に制限され、ま
た、不安定であり、高架のベルトコンベアにおいては危
険度も高いといった問題があった。また、受板60aと
リターン側ベルト52bとの間にジャッキJを挿入して
リターン側ベルト52bをリターンローラ58から離間
させ無負荷状態とすることは、受板60aが歪んだり設
備に損傷を与える可能性がある。
ローラ58が摩耗したり破損したりすると取り替える必
要がある。そして、この取替作業は、リターン側ベルト
52bとリターンローラ58とを離間させた状態で行
う。しかし、リターンローラ58にはコンベアベルト5
2の張力と、リターン側ベルト52bの自重とにより高
負荷が加わった状態となっており、リターン側ベルト5
2bとリターンローラ58とには隙間がない。従って、
取替作業においては、一旦ベルトコンベアを停止させ、
図示するジャッキJとバールBを用いてリターン側ベル
ト52bをリターンローラ58より持ち上げて離間さ
せ、リターンローラ58を無負荷状態とした後に行って
いた。ところが、このような従来の取替作業では手間や
時間がかかり、さらに、作業姿勢も極端に制限され、ま
た、不安定であり、高架のベルトコンベアにおいては危
険度も高いといった問題があった。また、受板60aと
リターン側ベルト52bとの間にジャッキJを挿入して
リターン側ベルト52bをリターンローラ58から離間
させ無負荷状態とすることは、受板60aが歪んだり設
備に損傷を与える可能性がある。
【0004】そこで、近年では、例えば、実開昭57−
58527号公報のベルトコンベアのリターンローラ支
持装置のように、リターンローラの取替作業時にバー
ル、チェーンブロック、又はジャッキなどによりリター
ン側ベルトをリターンローラから離間させるのではな
く、リターンローラを支持するブラケットの移動により
リターンローラをリターン側ベルトから離間させるもの
が提案されている。すわなち、図9に示すように、ベル
トコンベア61は、両方のフレーム62にリターンロー
ラ支持用ブラケット63をそれぞれ垂設し、このリター
ンローラ支持用ブラケット63に、2つのリターンロー
ラ64a,64bを並行に軸支したベルクランク型支持
部材65を設けたものである。このベルクランク型支持
部材65は、両端部にリターンローラ64a,64bの
軸が係入される凹部66が形成されると共にその中央屈
曲部にリターンローラ支持用ブラケット63に軸支され
るべく突設された枢軸67が設けられている。
58527号公報のベルトコンベアのリターンローラ支
持装置のように、リターンローラの取替作業時にバー
ル、チェーンブロック、又はジャッキなどによりリター
ン側ベルトをリターンローラから離間させるのではな
く、リターンローラを支持するブラケットの移動により
リターンローラをリターン側ベルトから離間させるもの
が提案されている。すわなち、図9に示すように、ベル
トコンベア61は、両方のフレーム62にリターンロー
ラ支持用ブラケット63をそれぞれ垂設し、このリター
ンローラ支持用ブラケット63に、2つのリターンロー
ラ64a,64bを並行に軸支したベルクランク型支持
部材65を設けたものである。このベルクランク型支持
部材65は、両端部にリターンローラ64a,64bの
軸が係入される凹部66が形成されると共にその中央屈
曲部にリターンローラ支持用ブラケット63に軸支され
るべく突設された枢軸67が設けられている。
【0005】そして、図示する状態でリターンローラ6
4aを取り替えるには、一旦ベルトコンベア61を停止
させ、コンベアベルト68の動きを止めた後に、新たな
リターンローラ64bを凹部66に係入させる。この
後、ベルクランク型支持部材65を枢軸67を中心に図
示矢印方向に回転させる。この状態でリターンローラ6
4aは離間状態となり、一方リターンローラ64bは接
触状態となる。この後、リターンローラ64aをベルク
ランク型支持部材65の凹部66から外し、再びベルト
コンベア61を稼動させる。このように、実開昭57−
58527号で提案されたリターンローラ支持装置は、
リターンローラ64a,64bを並行に軸支したベルク
ランク型支持部材65を枢軸67を中心に回転させて、
リターンローラ64a,64bを交互にコンベアベルト
68に対して接離させることで上述した従来の問題を解
消している。
4aを取り替えるには、一旦ベルトコンベア61を停止
させ、コンベアベルト68の動きを止めた後に、新たな
リターンローラ64bを凹部66に係入させる。この
後、ベルクランク型支持部材65を枢軸67を中心に図
示矢印方向に回転させる。この状態でリターンローラ6
4aは離間状態となり、一方リターンローラ64bは接
触状態となる。この後、リターンローラ64aをベルク
ランク型支持部材65の凹部66から外し、再びベルト
コンベア61を稼動させる。このように、実開昭57−
58527号で提案されたリターンローラ支持装置は、
リターンローラ64a,64bを並行に軸支したベルク
ランク型支持部材65を枢軸67を中心に回転させて、
リターンローラ64a,64bを交互にコンベアベルト
68に対して接離させることで上述した従来の問題を解
消している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
57−58527号で提案されたリターンローラ支持装
置では、ベルクランク型支持部材65がコンベアベルト
68の走行面に対して90°以上回転しないので、たと
えベルクランク型支持部材65によってリターンローラ
64b(64a)がコンベアベルト68から離間したと
しても僅かの隙間である。この僅かの隙間で取替作業を
行うことは、その分作業者の作業姿勢が制限され、作業
効率が低下するという問題があった。また、リターンロ
ーラ64b(64a)の取替作業時にベルトコンベア6
1を停止させることは、搬送経路の長いベルトコンベア
では、当然に多数のリターンローラが存在するので、複
数個取り替える必要があるときなどは作業完了までその
ベルトコンベアにおけるラインが長時間に亘り停止する
ことになり、生産性が低下するといった問題がある。
57−58527号で提案されたリターンローラ支持装
置では、ベルクランク型支持部材65がコンベアベルト
68の走行面に対して90°以上回転しないので、たと
えベルクランク型支持部材65によってリターンローラ
64b(64a)がコンベアベルト68から離間したと
しても僅かの隙間である。この僅かの隙間で取替作業を
行うことは、その分作業者の作業姿勢が制限され、作業
効率が低下するという問題があった。また、リターンロ
ーラ64b(64a)の取替作業時にベルトコンベア6
1を停止させることは、搬送経路の長いベルトコンベア
では、当然に多数のリターンローラが存在するので、複
数個取り替える必要があるときなどは作業完了までその
ベルトコンベアにおけるラインが長時間に亘り停止する
ことになり、生産性が低下するといった問題がある。
【0007】また、実開昭57−58527号で提案さ
れたリターンローラ支持装置では、リターンローラ64
a,64bが凹部66に係入されているが、ベルクラン
ク型支持部材65が回転したときの起動衝撃でリターン
ローラ64a,64bが凹部66から外れて落下する危
険性があり、高架場所に配置されたリターンローラを取
り替える時などは非常に危険度が増大する。また、図1
0に示すような専用治具71を用いて迅速に取替作業を
行うようにしたものもあるが、結局、ベルトコンベアを
停止させる必要があり、また、上述と同様に作業姿勢は
かなりの制限が加えられるといった問題があった。さら
に、上述した従来の総てのものは、リターンローラを安
全に迅速に取り替えるためには、少なくとも3人以上の
作業員を必要とするので、効率が悪く非常に手間がかか
っていた。
れたリターンローラ支持装置では、リターンローラ64
a,64bが凹部66に係入されているが、ベルクラン
ク型支持部材65が回転したときの起動衝撃でリターン
ローラ64a,64bが凹部66から外れて落下する危
険性があり、高架場所に配置されたリターンローラを取
り替える時などは非常に危険度が増大する。また、図1
0に示すような専用治具71を用いて迅速に取替作業を
行うようにしたものもあるが、結局、ベルトコンベアを
停止させる必要があり、また、上述と同様に作業姿勢は
かなりの制限が加えられるといった問題があった。さら
に、上述した従来の総てのものは、リターンローラを安
全に迅速に取り替えるためには、少なくとも3人以上の
作業員を必要とするので、効率が悪く非常に手間がかか
っていた。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためのも
のであり、ベルトコンベアが稼動した状態で、また、作
業姿勢に負担をかけることなく、しかも、少人数の作業
員で取替作業を安全に、かつ短時間に行うことができる
搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケット
を提供することを目的とする。
のであり、ベルトコンベアが稼動した状態で、また、作
業姿勢に負担をかけることなく、しかも、少人数の作業
員で取替作業を安全に、かつ短時間に行うことができる
搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケット
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る搬送用ベルトコンベアのリターンロ
ーラ支持ブラケットは、ベルトコンベアのフレームに取
り付けられる2個一対のブラケット本体にそれぞれ回転
自在に保持される枢軸をその中央部に突設したリターン
ローラ支持板を、枢軸を挟む長手方向の両側に、リター
ンローラの回転軸の軸受部を設けると共にこれら軸受部
に回転軸を案内する略L字状の案内溝を該軸受部より両
側寄りの同一方向から設け、かつ、案内溝における軸受
部の反対側には凹部を形成しているのであり、また、必
要に応じて、対をなすリターンローラ支持板は、その対
向面間のリターンローラ支承時に邪魔にならない位置に
て連結して一体となし、また、それぞれのブラケット本
体には、その軸受部に枢軸を案内する鉤状の案内溝を設
けているのである。
めに、本発明に係る搬送用ベルトコンベアのリターンロ
ーラ支持ブラケットは、ベルトコンベアのフレームに取
り付けられる2個一対のブラケット本体にそれぞれ回転
自在に保持される枢軸をその中央部に突設したリターン
ローラ支持板を、枢軸を挟む長手方向の両側に、リター
ンローラの回転軸の軸受部を設けると共にこれら軸受部
に回転軸を案内する略L字状の案内溝を該軸受部より両
側寄りの同一方向から設け、かつ、案内溝における軸受
部の反対側には凹部を形成しているのであり、また、必
要に応じて、対をなすリターンローラ支持板は、その対
向面間のリターンローラ支承時に邪魔にならない位置に
て連結して一体となし、また、それぞれのブラケット本
体には、その軸受部に枢軸を案内する鉤状の案内溝を設
けているのである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による搬送用ベルトコンベ
アのリターンローラ支持ブラケットは、ベルトコンベア
のフレームに取り付けられる2個一対のブラケット本体
と、これらブラケット本体に配された軸受部にそれぞれ
回転自在に保持される枢軸をその中央部に突設したリタ
ーンローラ支持板とで構成され、リターンローラ支持板
は、枢軸を挟む長手方向の両側に、リターンローラの回
転軸の軸受部を設けると共にこれら軸受部に回転軸を案
内する略L字状の案内溝を該軸受部より両側寄りの同一
方向から設け、かつ、案内溝における軸受部の反対側に
は凹部を形成したものである。
アのリターンローラ支持ブラケットは、ベルトコンベア
のフレームに取り付けられる2個一対のブラケット本体
と、これらブラケット本体に配された軸受部にそれぞれ
回転自在に保持される枢軸をその中央部に突設したリタ
ーンローラ支持板とで構成され、リターンローラ支持板
は、枢軸を挟む長手方向の両側に、リターンローラの回
転軸の軸受部を設けると共にこれら軸受部に回転軸を案
内する略L字状の案内溝を該軸受部より両側寄りの同一
方向から設け、かつ、案内溝における軸受部の反対側に
は凹部を形成したものである。
【0011】このように構成した本発明による搬送用ベ
ルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットでは、使
用中のリターンローラが摩耗、破損し、該リターンロー
ラを取り替える場合には、リターンローラ支持板の他方
の凹部に取替用のリターンローラの回転軸を支持させた
後、対をなすリターンローラ支持板の中央部に設けた各
々の枢軸をそれぞれ同時に180°回転させるだけで、
使用中のリターンローラがリターン側コンベアベルトか
ら離間すると同時に取替用のリターンローラはリターン
側コンベアベルトに接触し、これを支承する。
ルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットでは、使
用中のリターンローラが摩耗、破損し、該リターンロー
ラを取り替える場合には、リターンローラ支持板の他方
の凹部に取替用のリターンローラの回転軸を支持させた
後、対をなすリターンローラ支持板の中央部に設けた各
々の枢軸をそれぞれ同時に180°回転させるだけで、
使用中のリターンローラがリターン側コンベアベルトか
ら離間すると同時に取替用のリターンローラはリターン
側コンベアベルトに接触し、これを支承する。
【0012】また、対をなすリターンローラ支持板の対
向面間をリターンローラ支承時に邪魔にならないように
連結して一体となすと共に、ブラケット本体の軸受部に
リターンローラ支持板の枢軸を案内する鉤状の案内溝を
設けた構成とすれば、上述の作業において、両側の枢軸
のどちらか一方を回転させるだけでよい。
向面間をリターンローラ支承時に邪魔にならないように
連結して一体となすと共に、ブラケット本体の軸受部に
リターンローラ支持板の枢軸を案内する鉤状の案内溝を
設けた構成とすれば、上述の作業において、両側の枢軸
のどちらか一方を回転させるだけでよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の搬送用ベルトコンベアのリタ
ーンローラ支持ブラケットについての実施例を図1〜図
4を参照して説明する。まず、請求項1に対応する実施
例を図1及び図2を参照して説明する。図1は、請求項
1に対応する実施例の搬送用ベルトコンベアのリターン
ローラ支持ブラケット(以下、ブラケットと略す)の概
略構成を示し、(a)はブラケットの正面図、(b)は
要部の側面図である。図2は、ブラケットの周辺部分の
分解斜視図である。ブラケット1は、ベルトコンベアの
フレームの下面に例えば垂下状に取り付けられるブラケ
ット本体2と、リターン側ベルト3を支持するリターン
ローラ4とを有している。
ーンローラ支持ブラケットについての実施例を図1〜図
4を参照して説明する。まず、請求項1に対応する実施
例を図1及び図2を参照して説明する。図1は、請求項
1に対応する実施例の搬送用ベルトコンベアのリターン
ローラ支持ブラケット(以下、ブラケットと略す)の概
略構成を示し、(a)はブラケットの正面図、(b)は
要部の側面図である。図2は、ブラケットの周辺部分の
分解斜視図である。ブラケット1は、ベルトコンベアの
フレームの下面に例えば垂下状に取り付けられるブラケ
ット本体2と、リターン側ベルト3を支持するリターン
ローラ4とを有している。
【0014】ブラケット本体2は、2個で一対をなし、
所定箇所に例えば円筒形状の軸受部5をそれぞれ有して
いる。これらの軸受部5は、同一軸芯上で対向して各々
ブラケット本体2に設けられ、さらに、対向面外側に後
述する固定ピン8の挿入孔5aが各々穿設されている。
6はリターンローラ4の回転軸4aの各々を支持するリ
ターンローラ支持板であり、前記それぞれの軸受部5
に、その中央部に突設された枢軸7がそれぞれ挿入され
ている。これらの枢軸7には、それぞれその端部に後述
の治具10が挿入される孔7aと、上記の挿入孔5aと
回転方向のある一定箇所において連通する孔7bが穿設
され、これら両孔5a,7bに固定ピン8を挿入するこ
とで枢軸7、すなわちリターンローラ支持板6の回転を
防止している。
所定箇所に例えば円筒形状の軸受部5をそれぞれ有して
いる。これらの軸受部5は、同一軸芯上で対向して各々
ブラケット本体2に設けられ、さらに、対向面外側に後
述する固定ピン8の挿入孔5aが各々穿設されている。
6はリターンローラ4の回転軸4aの各々を支持するリ
ターンローラ支持板であり、前記それぞれの軸受部5
に、その中央部に突設された枢軸7がそれぞれ挿入され
ている。これらの枢軸7には、それぞれその端部に後述
の治具10が挿入される孔7aと、上記の挿入孔5aと
回転方向のある一定箇所において連通する孔7bが穿設
され、これら両孔5a,7bに固定ピン8を挿入するこ
とで枢軸7、すなわちリターンローラ支持板6の回転を
防止している。
【0015】また、リターンローラ支持板6は、上述し
た枢軸7を挟む長手方向の両側に、リターンローラ4の
回転軸4aを支持する軸受部9aと、これら軸受部9a
にリターンローラ4の回転軸4aを案内する略L字状の
案内溝9bと、この案内溝9bにおける軸受部9aの反
対側に凹部9cが連続的に形成されている。なお、上述
した枢軸7の孔7aには、リターンローラ支持板6を回
転させるための治具10が挿入される。この治具10は
リターンローラ4の取替作業において使用される。ま
た、リターンローラ4の回転軸4aの端部外周には、該
回転軸4aがリターンローラ支持板6の軸受部9a、案
内溝9b,凹部9cから外れないように凹溝4bが形成
されている。
た枢軸7を挟む長手方向の両側に、リターンローラ4の
回転軸4aを支持する軸受部9aと、これら軸受部9a
にリターンローラ4の回転軸4aを案内する略L字状の
案内溝9bと、この案内溝9bにおける軸受部9aの反
対側に凹部9cが連続的に形成されている。なお、上述
した枢軸7の孔7aには、リターンローラ支持板6を回
転させるための治具10が挿入される。この治具10は
リターンローラ4の取替作業において使用される。ま
た、リターンローラ4の回転軸4aの端部外周には、該
回転軸4aがリターンローラ支持板6の軸受部9a、案
内溝9b,凹部9cから外れないように凹溝4bが形成
されている。
【0016】次に、上述したブラケット1におけるリタ
ーンローラ4の取替作業手順を説明する。ベルトコンベ
アの稼動中において、図示上部のリターンローラ4(実
線)は両方のリターンローラ支持板6の軸受部9aに支
承されてリターン側ベルト3の移動により回転中であ
る。まず、取替用のリターンローラ4(二点鎖線で示
す)の回転軸4aを、図示する下部の案内溝9bから凹
部9c方向に挿入する。取替用のリターンローラ4は、
この位置にて待機状態となる。次に、ブラケット本体2
の両外側で治具10を孔7aにそれぞれ挿入し、この挿
入状態において固定ピン8を外して、リターンローラ支
持板6(枢軸7)をブラケット本体2(軸受部5)に対
してフリーとした後、治具10により両方の枢軸7を同
期させ、図1(b)において、時計回りに180°回転
させる。
ーンローラ4の取替作業手順を説明する。ベルトコンベ
アの稼動中において、図示上部のリターンローラ4(実
線)は両方のリターンローラ支持板6の軸受部9aに支
承されてリターン側ベルト3の移動により回転中であ
る。まず、取替用のリターンローラ4(二点鎖線で示
す)の回転軸4aを、図示する下部の案内溝9bから凹
部9c方向に挿入する。取替用のリターンローラ4は、
この位置にて待機状態となる。次に、ブラケット本体2
の両外側で治具10を孔7aにそれぞれ挿入し、この挿
入状態において固定ピン8を外して、リターンローラ支
持板6(枢軸7)をブラケット本体2(軸受部5)に対
してフリーとした後、治具10により両方の枢軸7を同
期させ、図1(b)において、時計回りに180°回転
させる。
【0017】このリターンローラ支持板6の180°回
転中に、軸受部9aで回転していた使用中のリターンロ
ーラ4はその回転軸4aが凹部9cに移動し、凹部9c
で待機中であった取替用のリターンローラ4は、その回
転軸4aが軸受部9aに移動する。この回転により、使
用中のリターンローラ4と取替用のリターンローラ4と
の位置が逆転し、取替用のリターンローラ4がリターン
側ベルト3を支持することになる。そして、再度、固定
ピン8を挿入孔5a及び孔7bに挿入してブラケット本
体2(軸受部5)に対するリターンローラ支持板6(枢
軸7)の回転を固定する。この後、治具10を取外し、
凹部9cにある使用済リターンローラ4を案内溝9bを
介して取り出し、リターンローラ4の取替作業は終了す
る。
転中に、軸受部9aで回転していた使用中のリターンロ
ーラ4はその回転軸4aが凹部9cに移動し、凹部9c
で待機中であった取替用のリターンローラ4は、その回
転軸4aが軸受部9aに移動する。この回転により、使
用中のリターンローラ4と取替用のリターンローラ4と
の位置が逆転し、取替用のリターンローラ4がリターン
側ベルト3を支持することになる。そして、再度、固定
ピン8を挿入孔5a及び孔7bに挿入してブラケット本
体2(軸受部5)に対するリターンローラ支持板6(枢
軸7)の回転を固定する。この後、治具10を取外し、
凹部9cにある使用済リターンローラ4を案内溝9bを
介して取り出し、リターンローラ4の取替作業は終了す
る。
【0018】このように、請求項1に対応する実施例で
のブラケット1は、リターンローラ支持板6を枢軸7を
中心に治具10によって180°回転させるだけで、使
用中のリターンローラ4の取り外しと取替用のリターン
ローラ4の取り付けを同時に行うことができる。従っ
て、取替作業を行うのに、ベルトコンベアが稼動してい
ても安全に作業を行うことができ、また、従来のよう
に、作業姿勢に極端な制限が加わることなく、しかも、
少人数の作業員にて作業を行うことができる。また、リ
ターン側ベルト3から取替用のリターンローラ4の距離
を大きく離間させるようにしているので安全かつ楽な姿
勢で作業を行うことができる。
のブラケット1は、リターンローラ支持板6を枢軸7を
中心に治具10によって180°回転させるだけで、使
用中のリターンローラ4の取り外しと取替用のリターン
ローラ4の取り付けを同時に行うことができる。従っ
て、取替作業を行うのに、ベルトコンベアが稼動してい
ても安全に作業を行うことができ、また、従来のよう
に、作業姿勢に極端な制限が加わることなく、しかも、
少人数の作業員にて作業を行うことができる。また、リ
ターン側ベルト3から取替用のリターンローラ4の距離
を大きく離間させるようにしているので安全かつ楽な姿
勢で作業を行うことができる。
【0019】次に、請求項2に対応する実施例の搬送用
ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケット(以
下、ブラケットと略す)について、図3及び図4を参照
して説明する。図3は、請求項2に対応する実施例のブ
ラケットの概略構成を示し、(a)はブラケットの正面
図、(b)は要部の側面図、(c)はブラケット本体の
側面図である。図4は、ブラケットの周辺部分の分解斜
視図である。この実施例のブラケット11は、上記実施
例のブラケット1の対をなすリターンローラ支持板6の
対向面間を、リターンローラ4の支承時に邪魔にならな
い位置にて連結部材12により連結して一体とし、ま
た、それぞれのブラケット本体2には、軸受部13に枢
軸7を案内する鉤状の案内溝14を設けたものである。
ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケット(以
下、ブラケットと略す)について、図3及び図4を参照
して説明する。図3は、請求項2に対応する実施例のブ
ラケットの概略構成を示し、(a)はブラケットの正面
図、(b)は要部の側面図、(c)はブラケット本体の
側面図である。図4は、ブラケットの周辺部分の分解斜
視図である。この実施例のブラケット11は、上記実施
例のブラケット1の対をなすリターンローラ支持板6の
対向面間を、リターンローラ4の支承時に邪魔にならな
い位置にて連結部材12により連結して一体とし、ま
た、それぞれのブラケット本体2には、軸受部13に枢
軸7を案内する鉤状の案内溝14を設けたものである。
【0020】さらに、軸受部13において枢軸7の位置
を固定する構成は、上述した図1の実施例で円筒形状と
していた軸受部5を例えば下部を残した半割れ形状と
し、さらに、ブラケット本体2の外側にてこの半割れ形
状の底に、固定ピン8が挿入される孔13aを形成し
た。これにより、軸受部13の孔13aと枢軸7の孔7
bとに固定ピン8が挿入されて、軸受部13における枢
軸7の位置は固定される。なお、その他の構成は上述し
た実施例のブラケット1と同様である。
を固定する構成は、上述した図1の実施例で円筒形状と
していた軸受部5を例えば下部を残した半割れ形状と
し、さらに、ブラケット本体2の外側にてこの半割れ形
状の底に、固定ピン8が挿入される孔13aを形成し
た。これにより、軸受部13の孔13aと枢軸7の孔7
bとに固定ピン8が挿入されて、軸受部13における枢
軸7の位置は固定される。なお、その他の構成は上述し
た実施例のブラケット1と同様である。
【0021】この実施例によるブラケット11における
リターンローラ4の取替作業は、治具10を用いて枢軸
7を回転させる手順での作業人数が上述した実施例のそ
れとは異なり、他の殆どは上述した実施例と同様であ
る。すなわち、上述した実施例のブラケット1では、リ
ターンローラ支持板6,6のそれぞれが独立しているの
で片方だけを回すと設備が歪んだり破損するといった不
都合が生じる可能性があるため、リターンローラ支持板
6,6を180°回転させる際、両側の枢軸7をそれぞ
れ治具10により回転させていた。一方、この実施例の
ブラケット11は、リターンローラ支持板6,6を連結
部材12で連結して一体にした。そして、これに伴い、
ブラケット本体2への取付けを容易にするために、図3
(c)に示すように軸受部13を鉤状の案内溝14に案
内されるようにした。
リターンローラ4の取替作業は、治具10を用いて枢軸
7を回転させる手順での作業人数が上述した実施例のそ
れとは異なり、他の殆どは上述した実施例と同様であ
る。すなわち、上述した実施例のブラケット1では、リ
ターンローラ支持板6,6のそれぞれが独立しているの
で片方だけを回すと設備が歪んだり破損するといった不
都合が生じる可能性があるため、リターンローラ支持板
6,6を180°回転させる際、両側の枢軸7をそれぞ
れ治具10により回転させていた。一方、この実施例の
ブラケット11は、リターンローラ支持板6,6を連結
部材12で連結して一体にした。そして、これに伴い、
ブラケット本体2への取付けを容易にするために、図3
(c)に示すように軸受部13を鉤状の案内溝14に案
内されるようにした。
【0022】これにより、両方の枢軸7のどちらか一方
の枢軸7の孔7aに治具10を挿入して、上述の取替作
業時のように治具10により枢軸7を回転させれば、リ
ターンローラ支持板6,6を同時に1人の作業員にて回
転させることができ、上述した実施例によるブラケット
1にて要する人数から作業員を1人減らすことができ、
しかもその作業性、及び作用効果は上述した実施例と同
等とすることができる。
の枢軸7の孔7aに治具10を挿入して、上述の取替作
業時のように治具10により枢軸7を回転させれば、リ
ターンローラ支持板6,6を同時に1人の作業員にて回
転させることができ、上述した実施例によるブラケット
1にて要する人数から作業員を1人減らすことができ、
しかもその作業性、及び作用効果は上述した実施例と同
等とすることができる。
【0023】さらに、本搬送用ベルトコンベアのリター
ンローラ支持ブラケットは、連結部材を用いた場合の変
形例として、図5及び図6に示すような構成としてもよ
い。図5は、変形例による搬送用ベルトコンベアのリタ
ーンローラ支持ブラケット(以下、ブラケットと略す)
の概略構成を示し、(a)はブラケットの正面図、
(b)は要部の側面図である。図6は、連結部材を示
し、(a)は正面断面図、(b)は側面図である。変形
例によるブラケット21は、上述した図1に示したブラ
ケット1に、連結部材15を取外し自在に設置できるよ
うにしている。この連結部材15は、図6に示すように
角管状の内管15aと外管15bとの二重管で構成さ
れ、周方向の相対移動を阻止された状態で軸方向に伸縮
自在となっている。そして、内管15aの奥端と外管1
5bの内部との空間には、その一端が外管15bの内面
端部に当接し、他端が内管15aの奥端に当接したコイ
ルスプリング16を挿入し、内外管15a,15bを相
対的に外側に伸びるように付勢している。また、これら
内外管15a,15bのそれぞれの両外側端部には、リ
ターンローラ支持板6,6の略中央位置に形成された角
孔6aに挿入する凸部15cを形成している。
ンローラ支持ブラケットは、連結部材を用いた場合の変
形例として、図5及び図6に示すような構成としてもよ
い。図5は、変形例による搬送用ベルトコンベアのリタ
ーンローラ支持ブラケット(以下、ブラケットと略す)
の概略構成を示し、(a)はブラケットの正面図、
(b)は要部の側面図である。図6は、連結部材を示
し、(a)は正面断面図、(b)は側面図である。変形
例によるブラケット21は、上述した図1に示したブラ
ケット1に、連結部材15を取外し自在に設置できるよ
うにしている。この連結部材15は、図6に示すように
角管状の内管15aと外管15bとの二重管で構成さ
れ、周方向の相対移動を阻止された状態で軸方向に伸縮
自在となっている。そして、内管15aの奥端と外管1
5bの内部との空間には、その一端が外管15bの内面
端部に当接し、他端が内管15aの奥端に当接したコイ
ルスプリング16を挿入し、内外管15a,15bを相
対的に外側に伸びるように付勢している。また、これら
内外管15a,15bのそれぞれの両外側端部には、リ
ターンローラ支持板6,6の略中央位置に形成された角
孔6aに挿入する凸部15cを形成している。
【0024】本実施例では、外管15bは、内管15a
が挿入される挿入口に、内管15aが外管15bから抜
け落ちることを防止するための係合凸部15dを形成
し、一方、内管15aの奥端方向の適所には、前記係合
凸部15dと係合する係合部材15eを形成したものを
開示している。従って、内管15aは、コイルスプリン
グ16が最大に伸長した際にも、係合部材15eと係合
凸部15dとが内外管15a,15bの伸長方向で引っ
掛かり、外管15bから抜けることがない。また、内管
15aはコイルスプリング16の他端との当接面が外管
15bの内面と略同じ大きさの相似形とされ、また、係
合部材15eも外管15bの内面と略同じ大きさの相似
形とされているので、内管15aの外管15bに対する
相対移動は円滑に行える。なお、その他の構成について
は、前述の図1などに示したブラケット1と同様の構成
となっている。
が挿入される挿入口に、内管15aが外管15bから抜
け落ちることを防止するための係合凸部15dを形成
し、一方、内管15aの奥端方向の適所には、前記係合
凸部15dと係合する係合部材15eを形成したものを
開示している。従って、内管15aは、コイルスプリン
グ16が最大に伸長した際にも、係合部材15eと係合
凸部15dとが内外管15a,15bの伸長方向で引っ
掛かり、外管15bから抜けることがない。また、内管
15aはコイルスプリング16の他端との当接面が外管
15bの内面と略同じ大きさの相似形とされ、また、係
合部材15eも外管15bの内面と略同じ大きさの相似
形とされているので、内管15aの外管15bに対する
相対移動は円滑に行える。なお、その他の構成について
は、前述の図1などに示したブラケット1と同様の構成
となっている。
【0025】上記のように構成されたブラケット21
は、リターンローラ支持板6,6が連結部材15によっ
て一体となっているので、枢軸7を軸受部5に挿入する
ためには、コイルスプリング16を圧縮して連結部材1
5の内外管15a,15bの長さを縮小させ、一旦、リ
ターンローラ支持板6,6の間隔を狭くする。そして、
枢軸7を軸受部5の挿入位置に配した状態で、内外管1
5a,15bに作用させた力を解除するとコイルスプリ
ング16の付勢力により、内外管15a,15bが相対
的に伸長し、リターンローラ支持板6,6が付勢されて
その対向面間隔が開き、枢軸7が軸受部5に挿入され
る。そして、以下、リターンローラ4をセットして使用
に供する。また、その後のリターンローラ4の取替作業
時には、それぞれの枢軸7のいずれか一方の孔7aに治
具10を挿入してリターンローラ支持板6を回転させれ
ば、他方のリターンローラ6も同期して回転する。従っ
て、変形例によるブラケット21は、図1などに示した
ブラケット1の取替作業に要した人数より少ない人数、
つまり、一人で取替作業を行うことができ、上記請求項
2に対応する実施例のブラケット11と同等の作用、効
果を得ることができる。
は、リターンローラ支持板6,6が連結部材15によっ
て一体となっているので、枢軸7を軸受部5に挿入する
ためには、コイルスプリング16を圧縮して連結部材1
5の内外管15a,15bの長さを縮小させ、一旦、リ
ターンローラ支持板6,6の間隔を狭くする。そして、
枢軸7を軸受部5の挿入位置に配した状態で、内外管1
5a,15bに作用させた力を解除するとコイルスプリ
ング16の付勢力により、内外管15a,15bが相対
的に伸長し、リターンローラ支持板6,6が付勢されて
その対向面間隔が開き、枢軸7が軸受部5に挿入され
る。そして、以下、リターンローラ4をセットして使用
に供する。また、その後のリターンローラ4の取替作業
時には、それぞれの枢軸7のいずれか一方の孔7aに治
具10を挿入してリターンローラ支持板6を回転させれ
ば、他方のリターンローラ6も同期して回転する。従っ
て、変形例によるブラケット21は、図1などに示した
ブラケット1の取替作業に要した人数より少ない人数、
つまり、一人で取替作業を行うことができ、上記請求項
2に対応する実施例のブラケット11と同等の作用、効
果を得ることができる。
【0026】また、他の変形例としては、連結部材を、
図3などに示した請求項2に対応するブラケット11で
用いた連結部材12に代えて、図7に示すような連結部
材17としてもよい。すなわち、図3などに示した連結
部材12はリターンローラ支持板6,6の図示する位置
に一体に固定されたものであったが、図7に示す角鋼で
なる連結部材17であれば、リターンローラ支持板6,
6の略中央部に角孔を形成し、この角孔に連結部材17
の端部をストッパー17aの位置まで挿入するだけで、
上記図3などに示した請求項2に対応する実施例による
ブラケット11と同等の作用、効果を得ることができる
と共に、構成が簡素となる。
図3などに示した請求項2に対応するブラケット11で
用いた連結部材12に代えて、図7に示すような連結部
材17としてもよい。すなわち、図3などに示した連結
部材12はリターンローラ支持板6,6の図示する位置
に一体に固定されたものであったが、図7に示す角鋼で
なる連結部材17であれば、リターンローラ支持板6,
6の略中央部に角孔を形成し、この角孔に連結部材17
の端部をストッパー17aの位置まで挿入するだけで、
上記図3などに示した請求項2に対応する実施例による
ブラケット11と同等の作用、効果を得ることができる
と共に、構成が簡素となる。
【0027】また、本発明は上述した請求項1及び2に
対応する実施例、変形例によるブラケット1,11,2
1、及び他の変形例に限定されず種々の態様が可能であ
り、例えば、請求項1に対応する実施例及び変形例のブ
ラケット1,21においては、リターンローラ4の幅に
よってリターンローラ支持板6の対向面間隔を変えられ
るように枢軸7の複数箇所に孔5aを設けてもよい。そ
の場合には、変形例によるブラケット21の連結部材1
5の伸縮が好都合となる。また、リターンローラ支持板
6の対向面間隔を変えられるように枢軸7の複数箇所に
孔5aを設ける場合、請求項2に対応する実施例及び他
の変形例において、連結部材12,17は、リターンロ
ーラ支持板6の回転方向に対して各々のリターンローラ
支持板6,6を一体に連結させておけばよいので、一方
のリターンローラ支持板6の連結部材12と、他方のリ
ターンローラ支持板6の連結部材12とが嵌合するよう
に連結部材12を2つに分けて、嵌められる方の連結部
材12の端部に長手方向へ切り込まれた溝を設け、嵌め
る方の連結部材12の端部外周に該溝に係入される凸部
を設ければよい。
対応する実施例、変形例によるブラケット1,11,2
1、及び他の変形例に限定されず種々の態様が可能であ
り、例えば、請求項1に対応する実施例及び変形例のブ
ラケット1,21においては、リターンローラ4の幅に
よってリターンローラ支持板6の対向面間隔を変えられ
るように枢軸7の複数箇所に孔5aを設けてもよい。そ
の場合には、変形例によるブラケット21の連結部材1
5の伸縮が好都合となる。また、リターンローラ支持板
6の対向面間隔を変えられるように枢軸7の複数箇所に
孔5aを設ける場合、請求項2に対応する実施例及び他
の変形例において、連結部材12,17は、リターンロ
ーラ支持板6の回転方向に対して各々のリターンローラ
支持板6,6を一体に連結させておけばよいので、一方
のリターンローラ支持板6の連結部材12と、他方のリ
ターンローラ支持板6の連結部材12とが嵌合するよう
に連結部材12を2つに分けて、嵌められる方の連結部
材12の端部に長手方向へ切り込まれた溝を設け、嵌め
る方の連結部材12の端部外周に該溝に係入される凸部
を設ければよい。
【0028】さらに、リターンローラ支持板6の軸受部
9a、案内溝9b、及び凹部9cの形状は、その作用及
び目的を逸脱しない範囲において、変形することが可能
であり、また、治具10は、上記実施例によるブラケッ
ト1,11、変形例によるブラケット21では、取替作
業時に孔7aに挿入する構成としていたが、枢軸7の端
部を六角とし、ここに六角レンチ(スパナ)を嵌めて回
すようにしてもよい。また、リターンローラ支持板6の
回転角度は、必ずしも180°回転させる必要はなく、
例えば、ベルトコンベアの搬送路が傾斜している場合な
どは、そのリターン側ベルト3の傾斜に合わせた回転角
度を適宜設定すればよく、このような場合にも対応でき
るように固定ピン8が挿入される枢軸7の孔7aを回転
方向に複数開けておいてもよい。また、本実施例では請
求項2に対応する実施例で、孔7a及び13aと7bを
それぞれの枢軸7及び軸受部13に設けたものを示した
が、どちらか一方のみに設けてもよい。
9a、案内溝9b、及び凹部9cの形状は、その作用及
び目的を逸脱しない範囲において、変形することが可能
であり、また、治具10は、上記実施例によるブラケッ
ト1,11、変形例によるブラケット21では、取替作
業時に孔7aに挿入する構成としていたが、枢軸7の端
部を六角とし、ここに六角レンチ(スパナ)を嵌めて回
すようにしてもよい。また、リターンローラ支持板6の
回転角度は、必ずしも180°回転させる必要はなく、
例えば、ベルトコンベアの搬送路が傾斜している場合な
どは、そのリターン側ベルト3の傾斜に合わせた回転角
度を適宜設定すればよく、このような場合にも対応でき
るように固定ピン8が挿入される枢軸7の孔7aを回転
方向に複数開けておいてもよい。また、本実施例では請
求項2に対応する実施例で、孔7a及び13aと7bを
それぞれの枢軸7及び軸受部13に設けたものを示した
が、どちらか一方のみに設けてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケット
は、リターンローラ支持板において、枢軸を中心とした
長手方向の一方側に使用中のリターンローラの回転軸を
受ける軸受部を設け、他方側に取替用のリターンローラ
の回転軸を受ける軸受部を設け、さらに、リターンロー
ラ支持板の枢軸がブラケット本体に対して回転自在に支
持されるようにした。これにより、リターンローラの取
替作業は、枢軸を回転させることでリターンローラ支持
板が回転し、使用中のリターンローラと取替用のリター
ンローラとの位置関係を逆転させることができる。従っ
て、リターンローラの取替作業は、ベルトコンベアを停
止状態とする必要がなく、安全に、しかも少人数にて短
時間で行うことができ、さらに、その作業姿勢は無理な
く比較的楽な姿勢で行える。また、取替用の又は取り替
えた後のリターンローラを軸受部から取り出す時にも、
凹部にて一旦待機状態となっているので、リターンロー
ラ支持板を回転させた際にリターンローラが飛び出して
落下するようなことが防がれ、安全に取替作業を行うこ
とができる。
搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケット
は、リターンローラ支持板において、枢軸を中心とした
長手方向の一方側に使用中のリターンローラの回転軸を
受ける軸受部を設け、他方側に取替用のリターンローラ
の回転軸を受ける軸受部を設け、さらに、リターンロー
ラ支持板の枢軸がブラケット本体に対して回転自在に支
持されるようにした。これにより、リターンローラの取
替作業は、枢軸を回転させることでリターンローラ支持
板が回転し、使用中のリターンローラと取替用のリター
ンローラとの位置関係を逆転させることができる。従っ
て、リターンローラの取替作業は、ベルトコンベアを停
止状態とする必要がなく、安全に、しかも少人数にて短
時間で行うことができ、さらに、その作業姿勢は無理な
く比較的楽な姿勢で行える。また、取替用の又は取り替
えた後のリターンローラを軸受部から取り出す時にも、
凹部にて一旦待機状態となっているので、リターンロー
ラ支持板を回転させた際にリターンローラが飛び出して
落下するようなことが防がれ、安全に取替作業を行うこ
とができる。
【0030】また、本発明の請求項2に係る搬送用ベル
トコンベアのリターンローラ支持ブラケットは、対をな
すリターンローラ支持板の対向面間をリターンローラ支
承時に邪魔にならないように連結し一体とし、また、こ
の枢軸はブラケット本体に設けた鉤状の案内溝によって
該枢軸の軸受部に配置するようにしたので、対をなすリ
ターンローラ支持板の中央部に設けた各々の枢軸を作業
者によりそれぞれ同時に回転させる必要がなくなり、枢
軸の一方のどちらかを回転することで両方とも同時に回
すことができ、さらに簡単にリターンローラの取替作業
を行うことができる。
トコンベアのリターンローラ支持ブラケットは、対をな
すリターンローラ支持板の対向面間をリターンローラ支
承時に邪魔にならないように連結し一体とし、また、こ
の枢軸はブラケット本体に設けた鉤状の案内溝によって
該枢軸の軸受部に配置するようにしたので、対をなすリ
ターンローラ支持板の中央部に設けた各々の枢軸を作業
者によりそれぞれ同時に回転させる必要がなくなり、枢
軸の一方のどちらかを回転することで両方とも同時に回
すことができ、さらに簡単にリターンローラの取替作業
を行うことができる。
【図1】本発明の請求項1に対応する実施例による搬送
用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットの概
略構成を示し、(a)は正面図、(b)はリターンロー
ラ支持板周辺の要部側面図である。
用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットの概
略構成を示し、(a)は正面図、(b)はリターンロー
ラ支持板周辺の要部側面図である。
【図2】本発明の請求項1に対応する実施例による搬送
用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットの概
略構成を示す分解斜視図である。
用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットの概
略構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の請求項2に対応する実施例による搬送
用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットの概
略構成を示し、(a)は正面図、(b)はリターンロー
ラ支持板周辺の要部側面図、(c)はブラケット本体部
分の側面図である。
用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットの概
略構成を示し、(a)は正面図、(b)はリターンロー
ラ支持板周辺の要部側面図、(c)はブラケット本体部
分の側面図である。
【図4】本発明の請求項2に対応する実施例による搬送
用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットの概
略構成を示す分解斜視図である。
用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケットの概
略構成を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の変形例による搬送用ベルトコンベアの
リターンローラ支持ブラケットの概略構成を示し、
(a)は正面図、(b)はリターンローラ支持板周辺の
要部側面図である。
リターンローラ支持ブラケットの概略構成を示し、
(a)は正面図、(b)はリターンローラ支持板周辺の
要部側面図である。
【図6】本発明の変形例による搬送用ベルトコンベアの
リターンローラ支持ブラケットにおける連結部材を示
し、(a)は正面断面図、(b)は側面図である。
リターンローラ支持ブラケットにおける連結部材を示
し、(a)は正面断面図、(b)は側面図である。
【図7】本発明の他の変形例による連結部材を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図8】従来の前提となるベルトコンベアの概略構成を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図9】従来例による搬送用ベルトコンベアのリターン
ローラ支持ブラケットの概略構成を示す側面図である。
ローラ支持ブラケットの概略構成を示す側面図である。
【図10】従来例による搬送用ベルトコンベアのリター
ンローラ支持ブラケット用いられる専用治具を示す図で
ある。
ンローラ支持ブラケット用いられる専用治具を示す図で
ある。
1 (搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持)
ブラケット 2 ブラケット本体 3 リターン側ベルト 4 リターンローラ 5 軸受部 6 リターンローラ支持板 7 枢軸 9a 軸受部 9b 案内溝 9c 凹部 11 (搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持)
ブラケット 12 連結部材 13 軸受部 14 案内溝 15 連結部材 17 連結部材 21 (搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持)
ブラケット
ブラケット 2 ブラケット本体 3 リターン側ベルト 4 リターンローラ 5 軸受部 6 リターンローラ支持板 7 枢軸 9a 軸受部 9b 案内溝 9c 凹部 11 (搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持)
ブラケット 12 連結部材 13 軸受部 14 案内溝 15 連結部材 17 連結部材 21 (搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持)
ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石角 孝男 和歌山県和歌山市葵町6−14 三栄工業 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−58527(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 13/00 - 13/12 B65G 39/00 - 39/20
Claims (2)
- 【請求項1】 ベルトコンベアのリターン側コンベアベ
ルトを支承するリターンローラの支持ブラケットにおい
て、 ベルトコンベアのフレームに取り付けられる2個一対の
ブラケット本体と、これらブラケット本体に配された軸
受部にそれぞれ回転自在に保持される枢軸をその中央部
に突設したリターンローラ支持板とで構成され、 前記リターンローラ支持板は、前記枢軸を挟む長手方向
の両側に、リターンローラの回転軸の軸受部を設けると
共にこれら軸受部に前記回転軸を案内する略L字状の案
内溝を該軸受部より両側寄りの同一方向から設け、か
つ、前記案内溝における軸受部の反対側には凹部を形成
したことを特徴とする搬送用ベルトコンベアのリターン
ローラ支持ブラケット。 - 【請求項2】 前記対をなすリターンローラ支持板は、
その対向面間のリターンローラ支承時に邪魔にならない
位置にて連結して一体となし、また、それぞれのブラケ
ット本体には、その軸受部に前記枢軸を案内する鉤状の
案内溝を設けたことを特徴とする請求項1に記載の搬送
用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08091273A JP3127117B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 搬送用ベルトコンベアのリターンローラ支持ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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