JPH07229808A - バランスウエイト供給装置 - Google Patents

バランスウエイト供給装置

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JPH07229808A
JPH07229808A JP6020676A JP2067694A JPH07229808A JP H07229808 A JPH07229808 A JP H07229808A JP 6020676 A JP6020676 A JP 6020676A JP 2067694 A JP2067694 A JP 2067694A JP H07229808 A JPH07229808 A JP H07229808A
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JP
Japan
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balance weight
weight
balance
magazine
mounting
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Application number
JP6020676A
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English (en)
Inventor
Kinjiro Takeda
金次郎 武田
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NAGAHAMA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NAGAHAMA SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイブレーションフィーダのような問題を生
じることなく、バランスウエイト装着装置にバランスウ
エイトを自動的に供給する。 【構成】 ウエイトマガジン1に収容したバランスウエ
イトを、搬送・受渡し手段2によって取り出してバラン
スウエイト装着装置Bに受け渡す。マガジン1として
は、縦形のセルの集合体または斜めのセルの集合体が好
適である。マガジン1は、複数種のバランスウエイトに
対応したセルを組み合わせてもよい。搬送・受渡し手段
2は、搬送手段23と受渡し手段21,22とで構成さ
れる。 【効果】 タイヤホイールのアンバランスの調整作業を
完全自動化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤホイールのア
ンバランスを調整すべく、当該タイヤホイールにバラン
スウエイトを装着するバランスウエイト装着装置に、バ
ランスウエイトを自動的に供給するためのバランスウエ
イト供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等においては、安定な走行のため
に、タイヤホイールのアンバランスを調整する必要があ
る。タイヤホイールのアンバランスの調整には、一般
に、板材を断面略U字状に曲成した形状の留め金の先
に、所定の重さのウエイト本体を取り付けたバランスウ
エイトが使用される。そして上記留め金を、タイヤホイ
ールのリムの耳部にハンマー等で打ち込んで、バランス
ウエイトを、タイヤホイールのリムの所定位置に装着す
ることで、タイヤホイールのアンバランスが調整され
る。
【0003】しかし、自動車の組立工場等においては、
タイヤホイールのアンバランスの測定等、他の工程が自
動化されているのに対し、上記バランスウエイトの打ち
込み工程は手作業で行われている。すなわち、アンバラ
ンスの測定結果に基づいてマーキングしたタイヤホイー
ルの打ち込み位置に、上記測定結果に基づいて、所定の
サイズのバランスウエイトを、作業者がハンマーで打ち
込んでいるのが現状であり、この工程の自動化が要望さ
れていた。
【0004】そこで、工業用ロボットのマニピュレータ
の先端にハンマリング手段を装着した装着装置が提案さ
れた(特開平5−118385号公報参照)。上記装着
装置においては、振動によりバランスウエイトを整列さ
せて供給する、いわゆるバイブレーションフィーダによ
り、バランスウエイトを供給することが考えられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】たとえば自動車の組立
工場等においては、通常、多種類の自動車を同時に生産
しており、そのそれぞれに適合した種類の違うタイヤホ
イールが、自動車1台分、つまりスペアタイヤも含めて
5個1組として、混ざり合ってライン上を流されるの
で、装着装置に供給されるバランスウエイトは、各タイ
ヤホイール用のものをそれぞれ、サイズ別に10数種類
ずつ用意しておく必要がある。
【0006】このため、タイヤホイールのアンバランス
の調整に使用されるバランスウエイトは種類が極めて多
くなり、そのそれぞれを、バイブレーションフィーダを
使用して供給したのでは、装置が大掛かりになるという
問題がある。そこで前記装着装置では、使用頻度の高い
バランスウエイトを、バイブレーションフィーダを用い
て供給し、使用頻度の低いものは棚に並べておくことも
検討されている。
【0007】ところが、上記いずれの場合にもバイブレ
ーションフィーダを使用するため、バランスウエイト
が、他のバランスウエイトやバイブレーションフィーダ
とぶつかり合ったり擦れ合ったりして傷ついてしまうと
いう問題がある。とくにバイブレーションフィーダの構
造上、装着装置に供給されなかったバランスウエイト
が、バイブレーションフィーダ上に長時間留まることが
あり、その間ずっとバイブレーションフィーダ上を動き
続けることになるので、使用できないほどバランスウエ
イトが傷ついてしまう。
【0008】この発明はこのような背景技術のもとにな
されたもので、バイブレーションフィーダのような問題
を生じることなく、バランスウエイト装着装置にバラン
スウエイトを自動的に供給することができ、従来は手作
業で行われていたタイヤホイールのアンバランスの調整
作業を完全自動化できるバランスウエイト供給装置を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
タイヤホイールのリムにバランスウエイトを装着するバ
ランスウエイト装着装置に、当該バランスウエイトを供
給するためのバランスウエイト供給装置において、多数
のバランスウエイトを収容する交換可能なウエイトマガ
ジンと、ウエイトマガジンからバランスウエイトを取り
出してバランスウエイト装着装置に対する受渡し位置に
搬送し、当該受渡し位置にて一定の姿勢に保持した状態
で、上記バランスウエイト装着装置に受け渡す搬送・受
渡し手段とを備えることを特徴とするものである。
【0010】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
のバランスウエイト装着装置において、ウエイトマガジ
ンが、多数のバランスウエイトを上下に積み重ねて収容
する複数個のセルの集合体からなり、各セルには、上記
上下に積み重ねた多数のバランスウエイトが載置され
る、セル内を上下動可能で、かつセル内の任意の位置に
停止可能な載置部材が設けられているとともに、ウエイ
トマガジンの下方には、任意のセルの載置部材を下方か
ら押し上げて、載置部材上のバランスウエイトを、当該
セルの上部の開口の、搬送・受渡し手段によって取り出
し可能な位置まで押し出す押出手段が設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0011】また請求項3記載の発明は、上記請求項1
のバランスウエイト装着装置において、ウエイトマガジ
ンが、多数のバランスウエイトを収容した状態で、傾斜
させて配置された複数個のセルの集合体からなり、各セ
ルの傾斜の下側の端部に、バランスウエイトを、搬送・
受渡し手段によって取り出し可能な位置まで、自身の自
重によって押し出させる開口が設けられていることを特
徴とするものである。
【0012】さらに請求項4記載の発明は、上記請求項
2または3記載のバランスウエイト装着装置において、
ウエイトマガジンが、複数種のバランスウエイトに対応
したセルを組み合わせて構成されていることを特徴とす
るものである。そして請求項5記載の発明は、上記請求
項2または3記載のバランスウエイト装着装置におい
て、搬送・受渡し手段が、バランスウエイトを、受渡し
位置にて一定の姿勢に保持した状態で、バランスウエイ
ト装着装置に受け渡す受渡し手段と、ウエイトマガジン
の任意のセルから取り出したバランスウエイトを保持し
て、上記受渡し手段に搬送する搬送手段とで構成されて
いることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】上記請求項1記載のバランスウエイト装着装置
は、ウエイトマガジン中に静置状態で収容されたバラン
スウエイトを、搬送・受渡し手段によって1個ずつウエ
イトマガジンから取り出した後、バランスウエイト装着
装置に対する受渡し位置に搬送し、当該受渡し位置にて
一定の姿勢に保持した状態で、上記バランスウエイト装
着装置に受け渡すものである。したがって、バランスウ
エイト装着装置にバランスウエイトを自動的に供給する
ことができ、従来は手作業で行われていたタイヤホイー
ルのアンバランスの調整作業を完全自動化できるととも
に、バイブレーションフィーダのように、バランスウエ
イトが他のバランスウエイト等とぶつかり合ったり擦れ
合ったりして傷ついてしまうことが防止される。
【0014】また請求項2記載のバランスウエイト装着
装置によれば、押出手段によって、ウエイトマガジンの
任意のセルの載置部材を下方から押し上げることで、当
該セルの上部の開口の、搬送・受渡し手段によって取り
出し可能な位置まで、載置部材上のバランスウエイトを
1個ずつ押し出すことができる。また請求項3記載のバ
ランスウエイト装着装置によれば、各セルの傾斜の下側
の端部の開口から、搬送・受渡し手段によって取り出し
可能な位置まで、バランスウエイトを、自身の自重によ
って押し出すことができる。
【0015】さらに請求項4記載のバランスウエイト装
着装置によれば、複数種のバランスウエイトを1つのウ
エイトマガジンに収容できるので、たとえば単位時間当
りの平均的なバランスウエイトの使用頻度分布に合わせ
て、1つのウエイトマガジンに複数種のバランスウエイ
トを収容しておき、ウエイトマガジンごと交換すること
等が可能となる。
【0016】そして請求項5記載のバランスウエイト装
着装置によれば、ウエイトマガジンの任意のセルから取
り出されたバランスウエイトを、搬送手段によって保持
して受渡し手段に搬送した後、当該受渡し手段によっ
て、受渡し位置にて一定の姿勢に保持した状態で、バラ
ンスウエイト装着装置に受け渡すことができる。
【0017】
【実施例】以下に、図面を参照して、この発明のバラン
スウエイト供給装置の一実施例について詳細に説明す
る。図1に示すように、この実施例のバランスウエイト
供給装置Kは、多数のバランスウエイトを収容する交換
可能な複数個のウエイトマガジン1と、ウエイトマガジ
ン1からバランスウエイトを1個ずつ取り出して、バラ
ンスウエイト装着装置Pに対する受渡し位置に搬送し、
当該バランスウエイト装着装置Pに受け渡す搬送・受渡
し手段2とを備えている。
【0018】なおこの実施例のバランスウエイト供給装
置Kは、図2に示すバランスウエイト装着装置Pの、支
柱P3によって支持された上下2組のアームP1,P2
の先端に設けられた、タイヤホイールWの両面の所定位
置にバランスウエイトを装着するための2組の装着ヘッ
ドP1a,P2aのそれぞれに、バランスウエイトを供
給するためのもである。このためウエイトマガジン1
は、上記バランスウエイト装着装置Pの、両装着ヘッド
P1a,P2aに対応させて、図1に示すように2列に
配列されている。
【0019】また上記バランスウエイト装着装置Pは、
図中実線、二点鎖線および一点鎖線で示すように、支柱
P3を中心として全体が回動可能で、かつ取付け主軸
(図2中の符号P4)に固定したタイヤホイールWに対
向する位置と、バランスウエイト供給装置Kの、後述す
る各受渡し手段21,22に対向する位置の間を平行移
動可能に配置されている。
【0020】2列のウエイトマガジン1のうち図におい
て下側の列のウエイトマガジン1は、タイヤホイールW
の上面の所定位置にバランスウエイトを装着するための
装着ヘッドP1aにバランスウエイトを供給するもので
あり、上側の列のウエイトマガジン1は、タイヤホイー
ルWの下面の所定位置にバランスウエイトを装着するた
めの装着ヘッドP2aにバランスウエイトを供給するも
のである。
【0021】またそれぞれの列のウエイトマガジン1
は、図において左側のものから順にバランスウエイトが
使用され、先のウエイトマガジン1が空になると、図中
白矢印で示すように列の後ろのウエイトマガジン1が左
方向へ押し出されるようになっている。搬送・受渡し手
段2は、上記2列のうち下側の列のウエイトマガジン1
から取り出したバランスウエイトを、受渡し位置にて一
定の姿勢に保持した状態で、バランスウエイト装着装置
Pの装着ヘッドP1aに受け渡す受渡し手段21と、2
列のうち上側の列のウエイトマガジン1から取り出した
バランスウエイトを、受渡し位置にて一定の姿勢に保持
した状態で、装着ヘッドP2aに受け渡す受渡し手段2
2と、下側の列のウエイトマガジン1から、下側の搬送
ヘッド23aでバランスウエイトを取り出して、上記受
渡し手段21に搬送するとともに、上側の列のウエイト
マガジン1から、上側の搬送ヘッド23bでバランスウ
エイトを取り出して、上記受渡し手段22に搬送する搬
送手段23とで構成されている。
【0022】なお実施例の供給装置Kにおいては、前述
した種類の違うタイヤホイール用のバランスウエイト
(3種)に対応させて、搬送・受渡し手段2のうち受渡
し手段21,22が、それぞれ3組ずつ設けられてい
る。ウエイトマガジン1は、図3に示すように、多数の
バランスウエイトBを上下に積み重ねて収容する収容孔
11aを備えた、複数個のセル11の集合体からなる。
各セル11の長さが違うのは、バランスウエイトBの使
用頻度の違いによる。つまり使用頻度の高いサイズのバ
ランスウエイトB用のセル11は、バランスウエイトB
をより多く収容するために長くなっており、使用頻度の
低いサイズのバランスウエイトB用のセル11は、バラ
ンスウエイトBの収容量が少なくてよいので短くなって
いる。
【0023】各セル11の収容孔11a内には、図4に
も示すように、当該収容孔11a内を上下動可能で、か
つ収容孔11a内の任意の位置に停止可能な載置部材1
2が設けられており、この載置部材12上に、上記上下
に積み重ねた多数のバランスウエイトBが載置されてい
る。載置部材12は、上記収容孔11a内を上下動可能
な本体12aと、この本体12aの外面の凹部12b内
に収容されたコイルばね12cと、このコイルばね12
cによってセル11の穴11aの内壁面に圧接された、
摩擦停止用のボール12dとを備えている。
【0024】バランスウエイトBのうちサイズの大きい
ものを収容するセル11は、図5(a) に示すように、収
容孔11aを1つだけ備えているが、サイズの小さいバ
ランスウエイトBを収容するセル11は、図5(b) に示
すように、同じ寸法のセル11内に、2つの収容孔11
aを備えている。このようにすると、使用頻度の高いサ
イズの小さいバランスウエイトBをより多く収容できる
ため、マガジン1にむだがない。
【0025】セル11で構成されたウエイトマガジン1
は、各セルごとに分解可能になっていてもよく、分解不
可能でもよい。分解可能な場合は、バランスウエイトB
の使用頻度の変化に合わせて、セル11の組み合わせを
変更することができる。また、各セル11ごとにバラン
スウエイトBを収容しておき、それを適宜組み立ててウ
エイトマガジン1を構成することもでき、バランスウエ
イトBの収容作業が容易になる。
【0026】なおウエイトマガジン1へのバランスウエ
イトBの収容作業は、バランスウエイト供給装置Kの機
外において、適宜行えるので、あらかじめ、バランスウ
エイトBの収容したウエイトマガジン1を多数用意して
おき、それをバランスウエイト供給装置Kに供給するよ
うにすれば、補給が容易であるととにも、長時間の連続
操業も差支えなく行うことができる。
【0027】図1に示す2列のウエイトマガジン1のう
ち、それぞれの列の左端のウエイトマガジン1の下方に
は、図6、図7に示すように、任意のセル11の収容孔
11a内の載置部材12を下方から押し上げて、載置部
材12上のバランスウエイトBのうち一番上のバランス
ウエイトBを、当該収容孔11aの上部の開口11b
の、前記搬送ヘッド23a,23bによって取り出し可
能な位置、すなわちバランスウエイトBの留め金B1
が、セル11の上部の開口11bから僅かに突出した位
置(図4、図11参照)まで押し出す押出手段3が設け
られている。
【0028】押出手段3は、これらの図に二点鎖線で示
すように、ウエイトマガジン1の下方の任意の位置に移
動可能な可動台31と、この可動台31上に固定され
た、載置部材12を押し上げるためのエアシリンダA1
と、ウエイトマガジン1に対して位置が固定されたレー
ル32上を直線移動可能で、かつ上記エアシリンダA1
の上部に連結されて、このエアシリンダA1および可動
台31を、レール32に対して直交する方向、すなわち
図6,図7において白矢印で示す方向の任意の位置に移
動させるためのエアシリンダA2と、このエアシリンダ
A2の前端部に連結されて、当該エアシリンダA2、ひ
いてはエアシリンダA1および可動台31を、レール3
2と平行な方向、すなわち図7において黒矢印で示す方
向の任意の位置に移動させるためのエアシリンダA3と
を備えている。
【0029】前記搬送・受渡し手段2のうち、図1にお
いて下側の列のウエイトマガジン1から取り出したバラ
ンスウエイトBを、バランスウエイト装着装置Pの装着
ヘッドP1aに受け渡す受渡し手段21は、図8に示す
ように、エアシリンダA4と、このエアシリンダA4の
ロッドA4aの先端に取付けられ、上記装着ヘッドP1
aへのバランスウエイトBの受渡し位置(図中二点鎖線
で示す)と、後述する搬送手段23からのバランスウエ
イトBの受取り位置(図中実線で示す)との間を平行移
動可能な受渡しヘッド21aと、この受渡しヘッド21
aに、支軸S1を介して回動自在に取付けられた、バラ
ンスウエイトBを保持するための保持部材21bとを備
えている。
【0030】また受渡しヘッド21aには、バランスウ
エイトBの装着ヘッドP1aへの受渡し時、および搬送
手段23からの受取り時に、保持部材21bを、図中一
点鎖線で示す位置に回動させて、バランスウエイトBの
保持位置から退避させるためのソレノイドSL1と、上
記受渡し時、受取り時以外の時点で、保持部材21b
を、図中実線および二点鎖線で示す位置に回動させて、
バランスウエイトBのウエイト本体B2を、保持部材2
1bと、受渡しヘッド21a上面の突起21eとの間に
挟みつけて保持させるためのコイルばね21cおよび押
圧ピン21dとが設けられている。
【0031】なお、上記受渡しヘッド21aを平行移動
させるためのエアシリンダA4は、当該受渡しヘッド2
1aを、バランスウエイトBの受渡し位置および受取り
位置に正確に位置させるために、ロッドA4aの回り止
め機構を備えている。搬送・受渡し手段2のうち、図1
において上側の列のウエイトマガジン1から取り出した
バランスウエイトBを、バランスウエイト装着装置Pの
装着ヘッドP2aに受け渡す受渡し手段22は、図9に
示すように、エアシリンダA5と、このエアシリンダA
5のロッドA5aの先端に取付けられたロータリーシリ
ンダA6と、このロータリーシリンダA6の回転軸A6
aの先端に取付けられた、上記装着ヘッドP2aへのバ
ランスウエイトBの受渡し位置(図中二点鎖線で示す)
と、後述する搬送手段23からのバランスウエイトBの
受取り位置(図中実線で示す)との間を平行移動可能
で、かつ180°回転移動可能な受渡しヘッド22a
と、この受渡しヘッド22aに、支軸S2を介して回動
自在に取付けられた、バランスウエイトBを保持するた
めの保持部材22bとを備えている。
【0032】バランスウエイト装着装置Pの装着ヘッド
P2aは、タイヤホイールWの裏面にバランスウエイト
Bを装着すべく、先の装着ヘッドP1aと逆向きに配置
されるため、上記のように、受渡し手段22の受渡しヘ
ッド22aは、ロータリーシリンダA6によって、18
0°回転移動可能になっている。なおエアシリンダA5
は、受渡しヘッド22aを、バランスウエイトBの受渡
し位置および受取り位置に正確に位置させるために、ロ
ッドA5aの回り止め機構を備えている。
【0033】受渡しヘッド22aには、先の受渡し手段
21の場合と同様に、バランスウエイトBの受渡し時、
受取り時に、保持部材22bを、図中一点鎖線で示す位
置に回動させて、バランスウエイトBの保持位置から退
避させるためのソレノイドSL2と、上記受渡し時、受
取り時以外の時点で、保持部材22bを、図中実線およ
び二点鎖線で示す位置に回動させて、バランスウエイト
Bのウエイト本体B2を、保持部材22bと、受渡しヘ
ッド22a上面の突起22eとの間に挟みつけて保持さ
せるためのコイルばね22cおよび押圧ピン22dとが
設けられている。
【0034】上記両受渡し手段21,22に、ウエイト
マガジン1からバランスウエイトBを取り出して搬送す
るための搬送手段23は、ウエイトマガジン1に対し
て、図10において白矢印で示す方向に平行移動可能な
横移動部材23cと、この横移動部材23c上を、当該
横移動部材23cの移動方向と直交する方向、すなわち
図10において黒矢印で示す方向に、それぞれ個別に平
行移動可能な2組の縦移動部材23d,23eとを備え
ている。そして両縦移動部材23d,23eの先端に、
それぞれウエイトマガジン1からバランスウエイトBを
取り出して両受渡し手段21,22に搬送するための搬
送ヘッド23a,23bが、昇降手段Uを介して上下動
自在に設けられている。
【0035】搬送ヘッド23a,23bは、図11に示
すように、それぞれ昇降手段Uの昇降ロッドU1の先端
に固定された開閉手段Cと、この開閉手段Cの、左右方
向に開閉するアームC1,C1に取り付けられた左右一
対の保持爪C2,C2とを備えており、昇降手段Uによ
って下降された際に開閉手段CのアームC1,C1を閉
じて、両保持爪C2,C2によって、バランスウエイト
Bの留め金B1を左右から挟みつけることで、バランス
ウエイトBを保持した後、昇降手段Uによって上昇され
て、保持したバランスウエイトBをウエイトマガジン1
から取り出すように構成されている。
【0036】上記各部からなる、この実施例のバランス
ウエイト供給装置Kを用いて、たとえば図2に示すバラ
ンスウエイト装着装置Pの、上側の装着ヘッドP1aに
バランスウエイトBを供給するには、まず搬送手段23
の横移動部材23cおよび縦移動部材23dを作動させ
て、図1において下側の列の左端のウエイトマガジン1
の、必要とするバランスウエイトBが収容されたセル1
1上に、搬送ヘッド23aを移動させる。
【0037】つぎに、押出手段3によって、当該セル1
1の収容孔11a内の載置部材12を押し上げること
で、収容孔11aの上部の開口11bの、搬送ヘッド2
3aによって取り出し可能な位置まであらかじめ押し出
されていたバランスウエイトBの留め金B1(図11参
照)を、昇降手段Uによってセル11の直上まで下降さ
れた、上記搬送ヘッド23aの開閉手段Cの保持爪C
2,C2によって左右から挟みつけることで、バランス
ウエイトBを、当該搬送ヘッド23aによって保持す
る。
【0038】そして、昇降手段Uによって搬送ヘッド2
3aを上昇させることで、当該搬送ヘッド23aによっ
て保持されたバランスウエイトBを、セル11の収容孔
11aから取り出す。この後、同じセル11の収容孔1
1a内の載置部材12を、押出手段3によってさらにも
う1段押し上げることで、収容孔11aの上部の開口1
1bの、搬送ヘッド23aによって取り出し可能な位置
まで、つぎのバランスウエイトBを押し出しておく。
【0039】つぎに、エアシリンダA4を作動させて、
受渡し手段21の受渡しヘッド21aを、図8に実線で
示すバランスウエイトBの受取り位置に移動させるとと
もに、搬送手段23の横移動部材23cおよび縦移動部
材23dを作動させて、搬送ヘッド23aで保持したバ
ランスウエイトBを、受渡し手段21に搬送する。つぎ
に、ソレノイドSL1を作動して、保持部材21bを、
図8中に一点鎖線で示す位置に回動させることで、バラ
ンスウエイトBの保持位置から退避させるとともに、昇
降手段Uによって搬送ヘッド23aを下降させること
で、当該搬送ヘッド23aによって保持されたバランス
ウエイトBを、図8に示すように、受渡し手段21の受
渡しヘッド21aの上面の保持位置に載置する。
【0040】つぎに、ソレノイドSL1への通電を停止
して、保持部材21bを、コイルばね21cの弾性力に
よって、図8中に実線で示す位置に回動させて、バラン
スウエイトBのウエイト本体B2を、保持部材21b
と、受渡しヘッド21a上面の突起21eとの間に挟み
つけて保持させるとともに、搬送ヘッド23aの開閉手
段Cの保持爪C2,C2を開くことで、バランスウエイ
トBを、搬送手段23から受渡し手段21に受け渡す。
【0041】つぎに、エアシリンダA4を作動させて、
受渡し手段21の受渡しヘッド21aを、図8に二点鎖
線で示すバランスウエイトBの受渡し位置に移動させる
とともに、バランスウエイト装着装置Pを、図1に二点
鎖線で示すように、上記受渡し手段21に対向する位置
に移動させる。そして、バランスウエイト装着装置P
の、上側の装着ヘッドP1aに、バランスウエイトBの
留め金B1を保持させるとともに、ソレノイドSL1を
作動して、保持部材21bを、図8中に一点鎖線で示す
位置に回動させることで、バランスウエイトBの保持位
置から退避させると、バランスウエイトBが、受渡し手
段21からバランスウエイト装着装置Pの装着ヘッドP
1aに受け渡されて、一連の供給動作が完了する。
【0042】上記各部からなる、この実施例のバランス
ウエイト供給装置Kは、たとえば図12に示す、タイヤ
ホイールのアンバランスの測定ならびに調整のための自
動化ライン中に組み込んで使用することができる。図の
自動化ラインは、搬入コンベアL1で搬入されたタイヤ
ホイールWの種類を判別ステーションL2で判別し、つ
いでそのアンバランスをホイールバランサL3で測定し
た後、その測定結果に基づいて、実施例のバランスウエ
イト供給装置Kによって供給されたバランスウエイト
を、ウエイト装着ステーションL4において、バランス
ウエイト装着装置PによってタイヤホイールWに装着し
た後、搬出コンベアL5で、処理済みのタイヤホイール
Wを搬出するものである。
【0043】図において符号L1aは、搬入コンベアL
1で搬入されたタイヤホイールWを、1つずつ、判別ス
テーションL2に送り出すエスケープメント装置を示し
ている。上記自動化ラインにおいては、まず判別ステー
ションL2でタイヤホイールWの径や厚み、リムの種類
(材質など)等を測定して、タイヤホイールWの種類を
判別した後、そのアンバランスを、ホイールバランサL
3で測定する。
【0044】自動車の組立工場等においては、前述のよ
うに、多種類の自動車を同時に生産しており、そのそれ
ぞれに適合した種類の違うタイヤが、自動車1台分、つ
まりスペアタイヤも含めて5個1組として、搬入コンベ
アL1により搬入されるので、上記のように種類を判別
する必要がある。そして、判別ステーションL2で判別
されたタイヤホイールWの種類の情報と、ホイールバラ
ンサL3で測定されたタイヤホイールWのアンバランス
の情報に基づき、バランスウエイトの種類(どのリム用
か等)とサイズ、およびその装着位置が決定される。
【0045】つぎに、この情報に基づいて、バランスウ
エイト供給装置Kが、必要とするバランスウエイト2個
(リムの両面用)を、それぞれ上下2列の左端のウエイ
トマガジン1から取り出し、それを、受渡し手段21,
22から、バランスウエイト装着装置Pの装着ヘッドP
1a,P2aに受け渡す。また、測定済みのタイヤホイ
ールWが、ホイールバランサL3からウエイト装着ステ
ーションL4に送られ、リムの両面のうちいずれか一方
のバランスウエイト装着位置をバランスウエイト装着装
置Pに対向させるように、取付け主軸P4に固定され
る。
【0046】そして、その面のバランスウエイトが装着
された後、もう一方の面のバランスウエイト装着位置を
バランスウエイト装着装置Pに対向させるようにタイヤ
ホイールWが回転されて、その面のバランスウエイトが
装着される。この後、処理済みのタイヤホイールWは、
ウエイト装着ステーションL4から外されて、搬出コン
ベアL5で搬出される。
【0047】以上のように、この実施例のバランスウエ
イト供給装置Kを使用すれば、タイヤホイールWのアン
バランスの測定ならびに調整を完全自動化することがで
きる。なお上記自動化ライン中に、この実施例のバラン
スウエイト供給装置Kを組み込む場合には、たとえば当
該ラインにおける、単位時間当りの平均的なバランスウ
エイトの使用頻度分布に合わせて、1つのウエイトマガ
ジンに複数種のバランスウエイトを収容しておくのが好
ましい。このようにすると、ウエイトマガジンを1つず
つ使い切って交換できるので、バランスウエイトおよび
ウエイトマガジンのむだがないという利点がある。
【0048】なお、以上で説明した実施例のバランスウ
エイト供給装置Kのウエイトマガジン1は、多数のバラ
ンスウエイトを上下に積み重ねて収容する複数個のセル
の集合体からなる縦型のものであったが、たとえば図1
3に示すように、ウエイトマガジン1は、多数のバラン
スウエイトBを収容した状態で、傾斜させて配置された
複数個のセル13の集合体により構成されていてもよ
い。
【0049】上記ウエイトマガジン1は、各セル13の
傾斜の下側の端部に、バランスウエイトBを押し出させ
るための開口13aを備えている。上記構成のウエイト
マガジン1は、バランスウエイトBを、搬送・受渡し手
段によって取り出し可能な位置まで、自身の自重によっ
て1個ずつ押し出させることができるので、押出手段が
不要になるという利点がある。
【0050】またこの発明においては、多数のバランス
ウエイトを横に並べて収容するセルの集合体からなる、
横型のウエイトマガジンを使用することもできる。ま
た、多数のバランスウエイトを上下に積み重ねて収容す
るセルの集合体からなる縦型で、かつその下側の開口か
ら、バランスウエイトを、搬送・受渡し手段によって取
り出し可能な位置まで、自身の自重によって1個ずつ落
下させるようにしたウエイトマガジンを使用することも
できる。
【0051】また実施例のバランスウエイト供給装置
は、バランスウエイト装着装置の2組の装着ヘッドに対
応させて、ウエイトマガジン1を2列設けていたが、同
じ列の同じウエイトマガジン1から、両装着ヘッドにバ
ランスウエイトを供給するようにしてもよい。バランス
ウエイト装着装置が装着ヘッドを1組のみ有する場合に
は、それに対応させて、ウエイトマガジン1は1列でよ
く、受渡し手段や搬送ヘッドも1組でよい。
【0052】また実施例のバランスウエイト供給装置に
おいては、搬送・受渡し手段が、搬送手段と受渡し手段
とで構成されていたが、両者の機能を兼ね備えた1個の
搬送・受渡し手段とすることもできる。このような搬送
・受渡し手段としては、たとえば工業用ロボットのマニ
ピュレータ等があげられる。その他、この発明は、実施
例の説明にとらわれることなく、請求の範囲に記載の範
囲内で種々の変更が可能である。
【0053】
【発明の効果】この発明にかかるバランスウエイト供給
装置は、ウエイトマガジン中に静置状態で収容されたバ
ランスウエイトを、搬送・受渡し手段によって1個ずつ
ウエイトマガジンから取り出した後、バランスウエイト
装着装置に対する受渡し位置に搬送し、当該受渡し位置
にて一定の姿勢に保持した状態で、上記バランスウエイ
ト装着装置に受け渡すものであるため、バランスウエイ
ト装着装置にバランスウエイトを自動的に供給すること
ができ、従来は手作業で行われていたタイヤホイールの
アンバランスの調整作業を完全自動化できるとともに、
バイブレーションフィーダのように、バランスウエイト
を傷つけてしまうことも防止できる。
【0054】また上記ウエイトマガジンが、多数のバラ
ンスウエイトを上下に積み重ねて収容する複数個のセル
の集合体からなり、各セルに、上記バランスウエイトが
載置される、セル内を上下動可能で、かつセル内の任意
の位置に停止可能な載置部材が設けられている場合に
は、ウエイトマガジンの下方に配置した押出手段によっ
て、任意のセルの載置部材を下方から押し上げること
で、当該セルの上部の開口の、搬送・受渡し手段によっ
て取り出し可能な位置まで、載置部材上のバランスウエ
イトを1個ずつ押し出すことができる。このため、搬送
・受渡し手段によるバランスウエイトの取り出しがより
確実になる。
【0055】また上記ウエイトマガジンが、多数のバラ
ンスウエイトを収容した状態で、傾斜させて配置された
複数個のセルの集合体からなり、各セルの傾斜の下側の
端部に、バランスウエイトを、搬送・受渡し手段によっ
て取り出し可能な位置まで、自身の自重によって押し出
させる開口が設けられている場合には、当該開口から、
搬送・受渡し手段によって取り出し可能な位置まで、バ
ランスウエイトを、自身の自重によって押し出すことが
できる。このため、搬送・受渡し手段によるバランスウ
エイトの取り出しがより確実になるとともに、構造が簡
単になる。
【0056】さらにウエイトマガジンが、複数種のバラ
ンスウエイトに対応したセルを組み合わせて構成されて
いる場合には、複数種のバランスウエイトを1つのウエ
イトマガジンに収容できるので、たとえば単位時間当り
の平均的なバランスウエイトの使用頻度分布に合わせ
て、1つのウエイトマガジンに複数種のバランスウエイ
トを収容しておき、ウエイトマガジンごと交換すること
等が可能となり、バランスウエイトおよびウエイトマガ
ジンのむだがなくなる。
【0057】そして搬送・受渡し手段が、バランスウエ
イトを、受渡し位置にて一定の姿勢に保持した状態で、
バランスウエイト装着装置に受け渡す受渡し手段と、ウ
エイトマガジンの任意のセルから取り出したバランスウ
エイトを保持して、上記受渡し手段に搬送する搬送手段
とで構成されている場合には、ウエイトマガジンの任意
のセルから取り出されたバランスウエイトを、搬送手段
によって保持して受渡し手段に搬送した後、当該受渡し
手段によって、受渡し位置にて一定の姿勢に保持した状
態で、バランスウエイト装着装置に受け渡すことができ
る。このため、バランスウエイトのウエイトマガジンか
らの取り出しからバランスウエイト装着装置への受け渡
しまでの作業がより確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のバランスウエイト供給装置の、一実
施例の概略を示す平面図である。
【図2】図1の実施例のバランスウエイト供給装置によ
ってバランスウエイトが供給されるバランスウエイト装
着装置の概略を示す正面図である。
【図3】図1の実施例のバランスウエイト供給装置を構
成するウエイトマガジンを示す断面図である。
【図4】図3のウエイトマガジンを構成するセルを拡大
して示す断面図である。
【図5】同図(a)(b)はいずれも、上記セルの平面図であ
る。
【図6】図3のウエイトマガジンと、その下に配置され
た押出手段とを示す正面図である。
【図7】上記押出手段の平面図である。
【図8】図1の実施例のバランスウエイト供給装置を構
成する搬送・受渡し手段のうち、上面用の受渡し手段を
示す正面図である。
【図9】図1の実施例のバランスウエイト供給装置を構
成する搬送・受渡し手段のうち、下面用の受渡し手段を
示す正面図である。
【図10】図1の実施例のバランスウエイト供給装置を
構成する搬送・受渡し手段のうち、搬送手段を示す平面
図である。
【図11】上記搬送手段の正面図である。
【図12】図1の実施例の装置を組み込んだ、タイヤホ
イールのアンバランスの測定ならびに調整のための自動
化ラインの一例を説明する概略図である。
【図13】ウエイトマガジンの変形例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
K バランスウエイト供給装置 1 ウエイトマガジン 11 セル 11b 開口 12 載置部材 13 セル 13a 開口 2 搬送・受渡し手段 21 受渡し手段 22 受渡し手段 23 搬送手段 3 押出手段 B バランスウエイト P バランスウエイト装着装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤホイールのリムにバランスウエイト
    を装着するバランスウエイト装着装置に、当該バランス
    ウエイトを供給するためのバランスウエイト供給装置に
    おいて、 多数のバランスウエイトを収容する交換可能なウエイト
    マガジンと、ウエイトマガジンからバランスウエイトを
    取り出してバランスウエイト装着装置に対する受渡し位
    置に搬送し、当該受渡し位置にて一定の姿勢に保持した
    状態で、上記バランスウエイト装着装置に受け渡す搬送
    ・受渡し手段とを備えることを特徴とするバランスウエ
    イト供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のバランスウエイト供給装置
    において、 ウエイトマガジンが、多数のバランスウエイトを上下に
    積み重ねて収容する複数個のセルの集合体からなり、各
    セルには、上記上下に積み重ねた多数のバランスウエイ
    トが載置される、セル内を上下動可能で、かつセル内の
    任意の位置に停止可能な載置部材が設けられているとと
    もに、ウエイトマガジンの下方には、任意のセルの載置
    部材を下方から押し上げて、載置部材上のバランスウエ
    イトを、当該セルの上部の開口の、搬送・受渡し手段に
    よって取り出し可能な位置まで押し出す押出手段が設け
    られていることを特徴とするものである。
  3. 【請求項3】請求項1記載のバランスウエイト供給装置
    において、 ウエイトマガジンが、多数のバランスウエイトを収容し
    た状態で、傾斜させて配置された複数個のセルの集合体
    からなり、各セルの、傾斜の下側の端部に、バランスウ
    エイトを、搬送・受渡し手段によって取り出し可能な位
    置まで、自身の自重によって押し出させる開口が設けら
    れていることを特徴とするものである。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のバランスウエイト
    供給装置において、 ウエイトマガジンが、複数種のバランスウエイトに対応
    したセルを組み合わせて構成されていることを特徴とす
    るものである。
  5. 【請求項5】請求項2または3記載のバランスウエイト
    供給装置において、 搬送・受渡し手段が、バランスウエイトを、受渡し位置
    にて一定の姿勢に保持した状態で、バランスウエイト装
    着装置に受け渡す受渡し手段と、ウエイトマガジンの任
    意のセルから取り出したバランスウエイトを保持して、
    上記受渡し手段に搬送する搬送手段とで構成されている
    ことを特徴とするものである。
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