JP3127080B2 - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JP3127080B2
JP3127080B2 JP06108819A JP10881994A JP3127080B2 JP 3127080 B2 JP3127080 B2 JP 3127080B2 JP 06108819 A JP06108819 A JP 06108819A JP 10881994 A JP10881994 A JP 10881994A JP 3127080 B2 JP3127080 B2 JP 3127080B2
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像と音声により通信
を行う画像通信システムに関し、特に、画像受信側で画
像と音声の蓄積が可能な画像通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタル回線を用いた静止画
像の通信装置において、静止画像を復号化する前に符号
化データをそのままハードディスクに記録し、静止画像
を見る時にハードディスクから符号化データを読みだし
復号化する自動受信装置が知られている。
【0003】また、それに関連した技術として、特開平
5−153347号公報に示される、画像データで記憶
装置が充満した場合でも、記憶装置内の画像データの一
部または全部を消去するかまたは別の記憶装置に移すこ
とで、記憶装置内に新たに受信した画像データの保存領
域を確保する方法や、特開平2−250484号公報に
示される、複数の通信モードを有する画像通信装置にお
いて、送信装置は受信先装置から送られた画像情報の通
信モードを判別して、受信先装置に適合した通信モード
の画像情報を送信する方法が知られている。
【0004】さらに、近年の画像圧縮・伸張技術の発展
を背景として、デジタル回線を用いた動画像の画像通信
装置が実用段階に入ってきており、再生された動画像を
そのままビデオテープレコーダーに記録するという自動
受信装置も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像データを蓄積可能とした画像通信装置、例えば、ビ
デオテープレコーダーを用いて動画像を自動受信する装
置では、ビデオテープの記録可能時間を超過してしまう
と、そこから完全に記録が中断されるという欠点があっ
た。
【0006】この発明は、動画像通信装置は大抵の場
合、静止画像の符号化・復号化器と静止画像蓄積のため
のハードディスクを内蔵している点に着目し、ビデオテ
ープの記録可能時間が無くなっても送信端末が送ろうと
する画像を完全には失うことなく画像を記録できる画像
伝送装置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像伝送・自動蓄積装置においては、画像
送信部に、動画像を符号化する手段と、静止画像を符号
化する手段と、相手側端末に動画像を送信するか静止画
像連続画を送信するかを相手側端末より受信した許可信
号により判断する手段と、前記許可信号により相手側端
末に送信すべき画像を動画像か静止画像連続画かを切り
換え送信する手段とを備え、画像受信部に、自動着信を
行う手段と、動画像を復号化する手段と、静止画像を復
号化する手段と、テープによりビデオ画像を記録・再生
するための外部から記録・再生機能を制御する手段を備
えたビデオテープレコーダーと、ビデオテープレコーダ
ーに記録をした累積時間をカウントする手段と、累積時
間からビデオテープの残り時間を判断し記録時間が予め
決められた規定時間を超過すると送信側相手端末に静止
画像許可信号を送信する手段と、ハードディスクに静止
画像を記録するための手段とを具備している。
【0008】また第2の発明に係る画像伝送・自動蓄積
装置においては、画像送信部に、動画像を符号化する手
段と、符号化された動画像を相手側端末に送信する手段
を備え、画像受信部に、自動着信を行う手段と、動画像
を復号化する手段と、復号化された動画像をフレーム毎
に静止画像として符号化する手段と、静止画像を復号化
する手段と、テープによりビデオ画像を記録・再生する
ための外部から記録・再生機能を制御する手段を備えた
ビデオテープレコーダーと、ビデオテープレコーダーに
記録をした累積時間をカウントする手段と、累積時間か
らビデオテープの残り時間を判断し記録時間が予め決め
られた規定時間を超過すると静止画像符号化部に静止画
像許可信号を伝える手段と、ハードディスクに静止画像
を記録するための手段を具備している。
【0009】
【作用】上記のように構成された画像通信装置において
動画像の自動受信を行う場合、送信端末は静止画許可信
号出力要求信号を受信端末に随時出力する。一方、受信
端末では静止画許可信号出力要求信号を受信すると同時
にビデオテープの録画可能時間から録画可能かを判断
し、動画像の録画がそのまま可能である場合は静止画像
送信不可を表す信号を、動画像の録画が不可能である場
合は静止画像送信許可を表す信号を静止画像許可信号と
して送信が話端末に返す。送信端末は送られてきた静止
画像許可信号にもとづき動画像、もしくは静止画像連続
画を符号化し、送信する。受信端末は静止画像許可信号
に基づき、動画像の場合は符号化データを復号化しビデ
オテープレコーダーに、静止画像の場合は符号化データ
をそのままハードディスクに蓄積するため、通信時間が
ビデオテープレコーダの録画可能時間を越えた場合で
も、通信内容は少なくとも静止画としては蓄積できるよ
うに働く。また、静止画像連続画として蓄積している期
間は、回線専有時間も少なくてすむ。
【0010】第2の発明では、送信端末は常に動画像の
みを符号化し相手側端末に送信する。受信端末は自動受
信開始直後にビデオテープに記録が可能か不可能かを判
断し、可能な場合は動画像データを復号化しビデオテー
プレコーダーに記録し、不可能である場合は動画像デー
タを復号化した後、静止画像符号化し、静止画像符号化
データをハードディスクに蓄積するため、通信時間がビ
デオテープレコーダの録画可能時間を越えた場合でも、
通信内容は少なくとも静止画としては蓄積できるように
働く。さらに、受信端末のみで対応可能で、送信端末で
の静止画像符号化部が不要なため、装置の価格を低減で
きる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。
【0012】はじめに、本発明の第1の実施例について
図1乃至図7を用いて説明する。ここで、図1は第1の
実施例に係る画像通信装置送信端末aの送信部のブロッ
ク図、図2は第1の実施例に係る画像通信装置送信端末
bの受信部のブロック図を表す。また、図3及び図4は
第1の実施例に係る画像通信装置送信端末aの送信部の
動作を示すフローチャート、図5及び図6は第1の実施
例に係る画像通信装置送信端末bの受信部の動作を示す
フローチャート、図7は第1、第2の実施例に共通の画
像通信装置の静止画像表示動作を示すフローチャートで
ある。尚、図1及び図2において、AはISDN回線網
を表している。
【0013】図1において、1は送信画像を取り込むた
めのカメラ、2は音声を取り込むためのマイク、3は取
り込んだ画像信号をデジタル化するA/D変換部、4は
取り込んだ音声信号をデジタル化し、符号化する音声符
号化部、5はデジタル化された画像データを静止画像符
号化する静止画像符号化部、6はデジタル化された画像
データを動画像符号化する動画像符号化部、7は後ほど
説明する静止画像許可信号に合わせて受信端末bに静止
画像と動画像のどちらの画像を送るかを選択する画像B
usセレクタ、8は選択された画像符号化データに更に
音声符号化データを多重化する映像・音声マルチプレク
サである。
【0014】また、9は多重化されたデータを更にIS
DNプロトコルに合わせ変換しISDN回線網Aに出力
したり、受信端末bから送られてきた静止画像許可信号
の値を受け取るISDN回線インターフェース、10は
受信端末bに静止画像許可信号出力要求信号を出したり
受信端末bより送られてきた静止画像許可信号をデコー
ドする静止画像許可信号制御部、11はこれら各部を制
御する送信端末aの送信ブロック用CPU部である。
【0015】図2において、12はISDN回線網Aよ
り受信したデータからISDNプロトコルをデコードし
たり、静止画像許可信号を送信端末aに送るISDN回
線インターフェース、13は受信時には静止画像許可信
号の値から受信したデータをそのままハードディスク2
4に記録するか動画像データとして映像・音声デマルチ
プレクサ14に渡すかを判断し、ハードディスク記録画
像を再生時にはハードディスク24より読み出された音
声付き静止画像を映像・音声デマルチプレクサ14に渡
す受信データBusセレクタ、14は受信データ、もし
くはハードディスク24に記録された音声付き静止画像
データから音声データと画像データを分離する映像・音
声デマルチプレクサである。
【0016】また、15は分離された音声データを復号
化し、D/A変換する音声復号化部、16は静止画像許
可信号の値から分離された画像信号が静止画像であるか
動画像であるかを判断し、静止画像の場合は画像データ
を静止画像復号化部17へ、動画像の場合は画像データ
を動画像復号化部18へ送る画像Busセレクタ、17
は画像Busセレクタ16から受信した画像符号化デー
タを静止画像復号化する静止画像復号化部、19は画像
Busセレクタ16から受け取った画像符号化データを
動画像復号化する動画像復号化部、19は静止画像許可
信号の値から静止画像データと動画像データのどちらを
D/A変換部20に送るかを選択し、選択された画像を
D/A変換部20に送る静止画像・動画像セレクタ、2
0は画像データをD/A変換するD/A変換部である。
【0017】そしてまた、21は後述のビデオテープレ
コーダー用累積時間カウンター22の値からビデオテー
プレコーダー26に動画像記録が可能かどうかを判断
し、可能・不可能に応じた静止画像許可信号を作成する
静止画像許可信号作成部、22はビデオテープレコーダ
ー26に記録された累積時間を計測するビデオテープレ
コーダー用累積時間カウンター、23は音声を出力する
スピーカー、24は静止画像を記録するハードディスク
装置、25は画像を表示するディスプレイ、26は動画
像を記録するビデオテープレコーダー、27はビデオテ
ープレコーダー26の録画・再生等の制御を行うビデオ
テープレコーダー制御部、28は画像通信装置の受信端
末bの制御を行う画像通信装置受信端末b用CPU部を
示す。
【0018】次に、図1及び図2に示す送信端末a、受
信端末bを含む第1の実施例の動作を、図3及び図4に
示す送信端末aのフローチャート、図5及び図6に示す
受信端末bのフローチャート、図7に示す静止画像表示
動作のフローチャートを用いて説明する。
【0019】送信端末aでは、図3及び図4に示すよう
に、回線接続開始後(#1)、カメラ1より取り込んだ
画像を入力(#2)し、A/D変換部3でA/D変換し
た後(#3)、動画像符号化部6では動画像符合化(#
4)を、静止画像符合化部5では静止画像符合化(#
5)を同時に行う。その後、受信端末bに静止画像許可
信号制御部10が静止画許可信号出力要求信号を出力す
る(#6)。
【0020】一方、受信端末bでは、図5及び図6に示
すように、回線接続開始後(#18)、送信端末aが出
力した静止画像許可信号出力要求信号を受信する(#1
9)と同時にビデオテープレコーダー用累積時間カウン
ター22の値により(#20)、ビデオテープへの録画
が可能かどうかを判断し(#21)、可能・不可能に応
じた静止画像許可信号を送信端末aに返す。ここでは、
ビデオテープに録画が可能である場合(静止画像を記録
する必要がない場合)静止画像許可信号として例えば、
“Low”の値を(#22)、ビデオテープに録画が不
可能である場合(静止画像を記録する必要がない場合)
静止画像許可信号として例えば、“Hi”の値を(#2
3)セットし、静止画像許可信号を送信端末aに返す
(#24)。
【0021】これを受けて(#7)送信端末aでは、静
止画像許可信号の値に応じて(#9)、静止画像許可信
号の値が“Low”である場合は、画像データBusセ
レクタ7は動画像データを(#10)、また、“Hi”
である場合は画像データBusセレクタ7は静止画像デ
ータを(#11)映像・音声マルチプレクサ用画像デー
タとして映像・音声マルチプレクサ8に出力する。静止
画像許可信号が返ってこなかった場合は(#8)、相手
端末は本発明の機構を備えていない端末であると見な
し、画像データBusセレクタ7は動画像データを映像
・音声マルチプレクサ用画像データとして出力する。
【0022】映像・音声マルチプレクサ8では、映像・
音声マルチプレクサ用画像データに音声符号化部4で符
号化された音声符号化データが多重化され(#12)、
その多重化データがISDN回線インターフェース9に
てISDNプロトコルに合わせて加工され(#14)、
ISDN回線Aに出力される(#15)。これを、回線
切断(#16)まで繰り返す(#15)。
【0023】受信端末bでは、静止画像許可信号を送信
端末aへ出力後(#24)、ISDN回線Aよりデータ
を受信する(#25)。受信データは、ISDN回線イ
ンターフェース12にてISDNプロトコルをデコード
された後(#27)、受信データBusセレクタ13に
送られる(#28)。ここで、静止画像許可信号の値が
“Hi”である場合は(#30)、受信データは静止画
像であるはずなので、音声のデータごとハードディスク
24に記録される(#37)。
【0024】静止画像許可信号の値が“Low”である
場合は(#29)、受信データは動画像であるはずなの
で映像・音声デマルチプレクサ14にて画像データと音
声データに分離され(#31)、音声は音声データ復号
化部15へ(#32)、画像データは画像Busセレク
タ16へ(#33)送られる。画像Busセレクタ16
では、静止画像許可信号の値に従い、動画像復号化部1
8、若しくは静止画像復号化部17へ符号化データを出
力する。ここでは、静止画像許可信号は“Low”であ
るので受信画像は動画像と見なされ、動画像復号化部1
8で動画像として復号化され(#34)、動画像復号化
データが静止画像・動画像セレクタ19に出力される。
【0025】静止画像許可信号によれば、この場合は動
画像データを受信しているので、静止画像・動画像セレ
クタ19は動画像データを受け取り、そのままD/A変
換部20に出力する(#35)。D/A変換部20では
受け取った画像をD/A変換し、ビデオ信号にした後、
ビデオテープレコーダー26、若しくはディスプレイ2
5に出力する。この時、ビデオテープレコーダー制御部
27がビデオテープレコーダー26を録画状態にし、動
画像がビデオテープに記録される(#36)。これを回
線切断まで繰り返す。
【0026】また、受信した画像を再生表示する場合、
静止画像であれば図7のフローチャートに示すように、
ハードディスク24より記録データが読み出され(#6
9)、音声データと画像データに分離された後(#7
0)、音声データはそのまま復号化され出力される(#
73)。画像データは静止画像符号化データとして復号
化され(#71)、静止画像・動画像セレクタ19を経
由して(#72)D/A変換され(#74)ビデオ出力
されることで再生表示される。動画像の場合はビデオテ
ープレコーダー26の再生操作により再生表示される。
【0027】従って、通信時間がビデオテープレコーダ
の録画可能時間を越えた場合でも、通信内容は少なくと
も静止画としては蓄積・再生できる。また、静止画像連
続画として蓄積している期間は、回線専有時間も少なく
てすむ。
【0028】また、本発明の第2の実施例を図8乃至図
12、及び図7を用いて説明する。ここで、図8は第2
の実施例に係る画像通信装置送信端末cの送信部のブロ
ック図、図9は第2の実施例に係る画像通信装置受信端
末dの受信部のブロック図を表す。また、図10は第2
の実施例に係る画像通信装置送信端末cの送信部の動作
を示すフローチャート、図11と図12は第2の実施例
に係る画像通信装置受信端末dの受信部の動作を示すフ
ローチャート、図7は第1、第2の実施例に共通の画像
通信装置の静止画像表示動作を示すフローチャートであ
る。尚、図8及び図9において、AはISDN回線網を
表している。
【0029】図8において、29は送信画像を取り込む
ためのカメラ、30は音声を取り込むためのマイク、3
1は取り込んだ画像信号をデジタル化するA/D変換
部、32は取り込んだ音声信号をデジタル化し、符号化
する音声符号化部、33はデジタル化された画像データ
を動画像符号化する動画像符号化部、34は画像符号化
データに更に音声符号化データを多重化する映像・音声
マルチプレクサ、35は多重化されたデータを更にIS
DNプロトコルに合わせ変換しISDN回線網Aに出力
するISDN回線インターフェース、36はこれらを制
御する送信端末cの送信ブロック用CPU部である。
【0030】図9において、37はISDN回線網Aよ
り受信したデータからISDNプロトコルをデコードす
るISDN回線インターフェース、38は受信データか
ら音声符号化データと画像符号化データを分離する映像
・音声デマルチプレクサ、39は画像符号化データを動
画像復号化する動画像復号化部、40は分離された音声
符号化データを復号化し、D/A変換する音声復号化
部、41は復号化された画像データを静止が像許可信号
に従い、そのまま動画像再生するか静止画像符号化した
後蓄積するか選択する蓄積系セレクタ、42は動画像復
号化データを静止画像符号化する静止画像符号化部、4
3は静止画像符号化データを復号化する静止画像復号化
部、44は静止画像符号化データに音声符号化データを
多重化し、ハードディスク装置51に送る静止画像・音
声データマルチプレクサである。
【0031】また、45はハードディスク装置51から
読み出した静止画像・音声多重化データから静止画像符
号化データと音声符号化データを分離する静止画像・音
声データデマルチプレクサ、46は静止画像許可信号の
値に従い、静止画像データと動画像データのどちらかを
D/A変換部49に送る静止画像・動画像セレクタ、4
7はビデオテープレコーダー53に記録された累積時間
を計測するビデオテープレコーダー用累積時間カウンタ
ー、48はビデオテープレコーダー用累積時間カウンタ
ー47の値からビデオテープレコーダー53に動画像記
録が可能かどうかを判断し、可能・不可能に応じた静止
画像許可信号を作成する静止画像許可信号作成部であ
る。
【0032】そしてまた、49は画像データをD/A変
換するD/A変換部、50は音声を出力するスピーカ
ー、51は静止画像を記録するハードディスク装置、5
2は画像を表示するディスプレイ、53は動画像を記録
するビデオテープレコーダー、54はビデオテープレコ
ーダー53の録画・再生等の制御を行うビデオテープレ
コーダー制御部、55は画像通信装置受信端末dの受信
部の制御を行う画像通信装置受信端末d用CPU部を示
す。
【0033】次に、図8及び図9に示す送信端末c、受
信端末dを含む第2の実施例の動作を、図10に示す送
信端末cのフローチャート、および図11及び図12に
示す受信端末dのフローチャート、図7に示す静止画像
表示動作のフローチャートを用いて説明する。
【0034】送信端末cでは、図10に示すフローチャ
ートのように、回線接続開始後(#40)カメラ29よ
り取り込んだ画像を入力し、A/D変換部31でA/D
変換された後(#41)、動画像符号化部33で動画像
符合化だけ行われ(#42)、映像・音声マルチプレク
サ用画像データとして出力される。映像・音声マルチプ
レクサ34では、映像・音声マルチプレクサ用画像デー
タに音声符号化部32で符号化された(#44)音声符
号化データが多重化され(#43)、その多重化データ
がISDN回線インターフェース35にてISDNプロ
トコルに合わせ加工され(#45)、ISDN回線Aに
出力される(#46)。これを、回線切断(#48)ま
で繰り返す(#47)。
【0035】一方、受信端末dでは、図11及び図12
のフローチャートに示すように、回線接続開始後(#4
9)、ビデオテープレコーダー累積時間カウンター47
の値により(#50)ビデオテープへの録画が可能かど
うかを判断し(#51)、可能・不可能に応じた静止画
像許可信号を作成する。ここでは、ビデオテープに録画
が可能である場合(静止画像を記録する必要がない場
合)静止画像許可信号として例えば、“Low”の値を
(#52)、ビデオテープに録画が不可能である場合
(静止画像を記録する必要がない場合)静止画像許可信
号として例えば、“Hi”の値を(#53)セットす
る。
【0036】ISDN回線Aより受信された(#54)
受信データは、ISDN回線インターフェース37にて
ISDNプロトコルをデコードされた後(#55)、映
像・音声デマルチプレクサ38で画像データと音声デー
タに分離され(#56)、画像データは動画像復号化部
39に送られた後復号化される(#58)。音声データ
は音声復号化部40と静止画像・音声データマルチプレ
クサ44に送られ、音声復号化部40では復号化された
音声がそのまま出力される(#57)。
【0037】ここで、静止画像許可信号が“Low”で
ある場合は(#59)、動画像復号化データは蓄積系セ
レクタ41で静止画像・動画像セレクタ46にそのまま
渡され(#60)、D/A変換部49でD/A変換され
た後(#61)、ディスプレイ52、若しくはビデオテ
ープレコーダー53に出力され、ビデオテープレコーダ
ー53にて録画される(#62)。静止画像許可信号が
“Hi”である場合は(#63)、蓄積系セレクタ41
から静止画像符号化部42に出力された(#63)動画
像復号化データは静止画像符号化部42で静止画像符号
化され(#64)、静止画像・音声データマルチプレク
サ44にて再び音声符号化データと多重化された後(#
65)、ハードディスク51に記録される(#66)。
これを回線切断(#68)まで繰り返す(#67)。
【0038】また、受信した画像を再生表示する場合、
静止画像であれば図7のフローチャートに示すように、
ハードディスクより記録データが読み出され(#6
9)、音声データと画像データに分離された後(#7
0)、音声データはそのまま復号化され出力される(#
73)。画像データは静止画像符号化データとして復号
化され(#71)、静止画像・動画像セレクタ46を経
由して(#72)D/A変換され(#74)ビデオ出力
(#75)されることで再生表示される。動画像の場合
はビデオテープレコーダー53の再生操作により再生表
示される。
【0039】従って、通信時間がビデオテープレコーダ
の録画可能時間を越えた場合でも、通信内容は少なくと
も静止画としては蓄積・再生できる。さらに、受信端末
のみで対応可能で、送信端末での静止画像符号化部が不
要なため、装置の価格を低減できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によれば、動
画像自動受信・記録時にビデオテープの録画可能時間が
なくなってもハードディスクに静止画像連続画として記
録することで、完全に相手側送信画像が中断されるとい
う不都合がなくなる。また、静止画像連続画として蓄積
している期間は、回線専有時間も少なくて済む。
【0041】第2の発明の構成では、受信端末のみで対
応可能で、送信端末での静止画像符号化部が不要なた
め、上述の効果に加えて、装置の価格も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る画像通信装置送信
端末aの送信部を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る画像通信装置送信
端末bの受信部を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る画像通信装置送信
端末aの送信部の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例に係る画像通信装置送信
端末aの送信部の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例に係る画像通信装置送信
端末bの受信部の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例に係る画像通信装置送信
端末bの受信部の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施例及び第2の実施例に係る
画像通信装置の静止画像表示動作を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の第2の実施例に係る画像通信装置送信
端末cの送信部を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係る画像通信装置受信
端末dの受信部を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る画像通信装置送
信端末cの送信部の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施例に係る画像通信装置受
信端末dの受信部の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施例に係る画像通信装置受
信端末dの受信部の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A ISDN回線網 3,31 A/D変換部 4,32 音声符号化部 5,39 静止画像符号化部 6,33 動画像符号化部 9,12,35,37 ISDN回線インターフェース 10 静止画像許可信号制御部 15,40 音声復号化部 17,43 静止画像復号化部 18 動画像復号化部 19,46 静止画像・動画像セレクタ 20,49 D/A変換部 21,48 静止画像許可信号作成部 22,47 ビデオテープレコーダー用累積時間カウン
ター 24,51 ハードディスク装置 26,53 ビデオテープレコーダー 27,54 ビデオテープレコーダー制御部 41 蓄積系セレクタ 42 静止画像符号化部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/765 H04N 5/782 H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル回線に接続され、音声と画像に
    より通信を行う画像通信装置において、 画像送信部には動画像を符号化する手段と、 静止画像を符号化する手段と、 相手側端末に動画像を送信するか静止画像連続画を送信
    するかを相手側端末より受信した許可信号により判断す
    る手段と、 前記許可信号により相手側端末に送信すべき画像を動画
    像か静止画像連続画かを切り換え、送信する手段とを設
    け、 画像受信部には自動着信を行う手段と、 動画像を復号化する手段と、 静止画像を復号化する手段と、 テープによりビデオ画像を記録・再生するための外部か
    ら記録・再生機能を制御する手段を備えたビデオテープ
    レコーダーと、 ビデオテープレコーダーに記録をした累積時間をカウン
    トする手段と、 累積時間からビデオテープの残り時間を判断し記録時間
    が予め決められた規定時間を超過すると送信側相手端末
    に静止画像許可信号を送信する手段と、 ハードディスクに静止画像を記録する手段とを設けたこ
    とを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】デジタル回線に接続され、音声と画像によ
    り通信を行う画像通信装置において、 画像送信部には動画像を符号化する手段と、 符号化された動画像を相手側端末に送信する手段とを設
    け、 画像受信部には自動着信を行う手段と、 動画像を復号化する手段と、 復号化された動画像をフレーム毎に静止画像として符号
    化する手段と、 静止画像を復号化する手段と、 テープによりビデオ画像を記録・再生するための外部か
    ら記録・再生機能を制御する手段を備えたビデオテープ
    レコーダーと、 ビデオテープレコーダーに記録をした累積時間をカウン
    トする手段と、 累積時間からビデオテープの残り時間を判断し記録時間
    が予め決められた規定時間を超過すると静止画像符号化
    部に静止画像許可信号を伝える手段と、 ハードディスクに静止画像を記録するための手段とを設
    けたことを特徴とする画像通信装置。
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