JP3504724B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3504724B2
JP3504724B2 JP10354794A JP10354794A JP3504724B2 JP 3504724 B2 JP3504724 B2 JP 3504724B2 JP 10354794 A JP10354794 A JP 10354794A JP 10354794 A JP10354794 A JP 10354794A JP 3504724 B2 JP3504724 B2 JP 3504724B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、画像記録装置に関し、
特に操作性や使用性を改善した画像記録装置に関する。 【0002】 【従来の技術】画像情報を画像データとして記録媒体に
記録する画像記録装置においては、画像情報対応の音声
データを記録する構成を有する装置も実用化されてい
る。従来のこの種画像記録装置の構成例が図13に示さ
れている。この例は、いわゆる電子スチルカメラ等の静
止画カメラについての構成例である。図13において、
被写体像は、レンズ系1により撮像装置としてのCCD
2に結像され、電気画像信号に変換される。この画像信
号は、撮像プロセス部3で所定の撮像処理が施され、A
/Dコンバータ4でデジタル画像データに変換された
後、フレームメモリ5に記録される。また、A/Dコン
バータ4からの画像データは、D/Aコンバータ14で
アナログ信号に変換されてビデオ出力端子16に供給さ
れるとともに、EVF(電子ビューファインダー)15
に供給されてモニター表示される。 【0003】フレームメモリ5は、メモリコントローラ
6により書き込み/読み出しの制御を受ける。フレーム
メモリ5から読み出された画像データは、圧伸回路7で
圧縮処理が施されて、インタフェース部9を介して記録
媒体10に記録される。システムコントローラ8は、操
作スイッチ13A〜13Jの操作(動作指示)情報をス
イッチ回路12を介して受け、この装置の全体を制御す
るもので、LCD11にそのときの動作状態を表示す
る。 【0004】画像再生時には、逆の処理過程を経て再生
される。すなわち、記録媒体10から読み出された画像
データは、インタフェース部9を介して圧伸回路7に供
給され、伸長処理が施されてフレームメモリ5に記録さ
れる。フレームメモリ5から読み出した画像データは、
D/Aコンバータ14でアナログ信号に変換され、EV
F15またはビデオ出力端子16を介してモニタ上に再
生される。 【0005】一方、音声信号の記録時には、マイク21
または外部ライン入力端子22からの音声信号が音声前
処理部20において所定の前処理が施され、A/Dコン
バータ19でデジタル音声データに変換された後、音声
メモリ18に記録される。音声データは、また音声符号
化/復号化部17で符号化され、インタフェース部9を
介して記録媒体10に記録される。 【0006】音声再生時には、記録媒体10からインタ
フェース部9を介して読み出された音声データは、音声
符号化/復号化回路部17で復号化された後に、D/A
コンバータ23でアナログ信号に変換され、更に音声後
処理部24で所定の音声処理が施された後、音声出力端
子25やスピーカ26に供給される。 【0007】スイッチ回路12に接続されたカメラ動作
指示用のスイッチ群は、公知のスイッチ群であり、トリ
ガ1スイッチ13A、トリガ2スイッチ13B、−スイ
ッチ13C、+スイッチ13D、録音/再生(REC/
PLAY)スイッチ13E、画像/音声(PICT/S
OUND)スイッチ13F、再生モードスイッチ13
G、ノーマルモードスイッチ13H、高速連写スイッチ
13I、低速連写スイッチ13Jから成る。 【0008】かかる構成において、従来は画像情報に対
応する音声情報を記録するには、専用の操作スイッチを
設け、このスイッチ操作により音声情報の記録及び再生
を行わせていた。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】かかる構成において、
従来の画像記録装置では、音声情報の記録再生に際し、
例えば画像情報と音声情報の対応関係の組み合わせに応
じた必要なデータのみを記録再生したい場合に、用途に
応じたデータの記録再生が容易に行えないという問題が
あった。 【0010】そこで、本発明の目的は、画像情報と音声
情報の対応関係の組み合わせに応じた記録再生動作を用
途に応じて容易に行える画像記録装置を提供することに
ある。 【0011】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による画像記録装置は、被写体像を電気信号
に光電変換する撮像手段と、上記撮像手段により出力さ
れた電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段
と、上記A/D変換手段により出力された画像データと
音声データを関連付けて記録媒体に記録可能になされ且
つ当該記録に際して画像データの付帯情報部に自己に関
連付けられた音声データのファイル名を記録するか、ま
たは音声データの付帯情報部に自己に関連付けられた画
像データのファイル名を記録するようになされた記録手
段と、画像データが再生されているときには、上記音声
データの記録に加えて上記画像データの付帯情報部に自
己に関連付けられた音声データのファイル名を記録する
かまたは上記音声データの付帯情報部に自己に関連付け
られた画像データのファイル名を記録し、画像データが
再生されていない場合に音声を記録するときには、上記
音声データのみをファイル形式のデータとして記録する
記録動作の開始を指示する操作部とを備えて構成され
る。 【0012】 【作用】本発明では、被写体像を撮像手段で電気信号に
光電変換し、撮像手段により出力された電気信号をデジ
タル信号にA/D変換手段し、A/D変換された画像デ
ータと音声データを関連付けて記録媒体に記録可能にな
され且つ当該記録に際して画像データの付帯情報部に自
己に関連付けられた音声データのファイル名を記録する
か、または音声データの付帯情報部に自己に関連付けら
れた画像データのファイル名を記録する。そして、画像
データが再生されているときには、上記音声データの記
録に加えて上記画像データの付帯情報部に自己に関連付
けられた音声データのファイル名を記録するかまたは上
記音声データの付帯情報部に自己に関連付けられた画像
データのファイル名を記録し、画像データが再生されて
いない場合に音声を記録するときには、上記音声データ
のみをファイル形式のデータとして記録する記録動作の
開始を指示する操作部により記録動作を開始する。 【0013】 【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明による画像記録装置の
一実施例を示す構成ブロック図である。図1において、
図13と同一符号が付されている構成部は同様機能を有
する構成部を示す。記録、再生時にプログラム動作を指
示するプログラムスイッチ13Kとスイッチ回路12を
介して受信したスイッチ情報により記録すべき音声ファ
イル情報を管理、制御する音声ファイル情報管理部27
が設けられている。音声ファイル情報管理部27は、本
例のように別個に設けても良いがシステムコントローラ
8のROM内に格納しておいても良い。 【0014】画像情報、音声情報、制御情報等が記録媒
体内に格納されている状態での記録媒体のデータ配置例
が図2に示されている。図2のように、記録媒体内の領
域は、システム管理領域、コントロールファイル領域、
画像1、画像2、画像3、音声1、空領域から成る。画
像領域は、画像ファイルヘッダと画像データから成り、
音声領域は音声ファイルヘッダと音声データから成る。 【0015】画像再生時、+キー13Dを押し続けた時
には、モニタ上に表示される再生画のローテーション
は、図3に示す如く、画像1、画像2、画像3と続き、
画像データが存在しないときにはミュート画面が再生さ
れ、このときのLCD11上の表示が図4に示されてい
る。 【0016】本実施例における記録動作を図5を参照し
て具体的に説明すると、同図(A)のミュート画に対し
て音声ファイルヘッダ内に音声記録時間長、日付等の音
声ファイル管理データが記録される場合には、トリガ1
スイッチ13Aの押下により音声ファイルの記録を開始
し、トリガ1スイッチ13Aの再押下により記録が終了
する(記録1)。同図(B)は、画像1が再生されてい
る状態であり、(A)に加えて、音声ファイルヘッダ内
に画像1のファイル名が対応画像として記録されるか、
または画像1ファイルヘッダ内に音声1のファイル名が
対応音声として記録される(記録2)。また、同図
(C)においては、トリガ1スイッチ13Aの押下で、
音声ファイルの記録が開始され、再押下により記録が終
了する。このトリガ1スイッチ13Aの押下を繰り返す
ことにより、選択再生された画像1、画像2、画像3毎
に対応する音声ファイルが記録される(記録3)。画像
選択は、−スイッチ13C、+スイッチ13Dの操作に
より行われる。プログラムスイッチ13Kが押された場
合には、このときの記録シーケンスの終了はトリガ2ス
イッチ13Bの操作により行われる。これらのデータは
1つのプログラムとしてコントロールファイル内に記録
される。コントロールファイルの一例が図示されてい
る。これらの動作は、音声ファイル情報管理部27が実
行する。 【0017】スイッチ13Eが再生(PLAY)を、ス
イッチ13Fが音声(SOUND)を指示しているとき
には、システムコントローラ8は、音声ファイルヘッダ
内の対応画像ファイル名を読み出し、図6(A)に示す
ように画像1と対応する音声ファイル1が再生される
(図5(B)の記録が再生)。また、スイッチ13Eが
再生を、スイッチ13Kによりプログラム指示されてい
るときには、コントロールファイル内のプログラムに従
って図6(B)に示すように、再生される(図5
(C))の記録が再生)。このとき、音声ファイルヘッ
ダ内に対応画像ファイル名がない場合は、音声ファイル
のみ再生する(図5(A)の記録が再生)。 上述のよ
うに、プログラム記録モード時、トリガ1スイッチ13
Aを各音声ファイルの始まり、終りに対応させ、トリガ
2スイッチ13Bをシーケンスの終りに対応させてい
る。 【0018】上述実施例によれば、音声ファイルと映像
ファイルを同時かつ連続して再生するモードが簡単な動
作により可能になる。さらに再生順序が1つのファイル
になっているので後の再編成が容易に実現できる。ま
た、同一の操作部により別の指令を生成せしめることが
できるため構成が簡素化される。しかも画像と音声との
対応付け記録を繰り返す場合のシーケンスとこのシーケ
ンスからの脱出のための操作が煩雑にならないため、操
作性が良く、誤操作の虞れも極めて少なくなる。 【0019】さて、図1に示す構成においては、残量表
示スイッチ13Lが設けられ、このスイッチ13Lが操
作されると、記録媒体をサーチして記録可能画像枚数や
記録可能時間等の記録媒体の記録可能残量をLCD11
やEVF15等のモニタに表示したり、システムコント
ローラ8の動作によりスピーカ26から残量情報を音声
出力する。また、残量不足状態に至ったときには、警告
することもできる。モニタ上の表示はフェードアウトや
数値表示等により行うことができる。すなわち、画像に
関しては、LCD上に残り画像記録可能枚数を表示し、
音声に関しては、システムコントローラ8(または音声
ファイル情報管理部27)が記録媒体中の空領域量から
残り時間を算出し、算出された残り時間をインタフェー
ス部9を介して音声符号化/復号化回路部17に送出
し、復号された音声データがD/Aコンバータ23、音
声後処理部24を介してスピーカ26に出力される。 【0020】次に、図13に示す従来の画像記録装置の
ハードウェア構成を簡略化する例について説明する。図
13に示す従来の画像記録装置は画像処理系及び音声処
理系にそれぞれにA/Dコンバータ4,19とD/Aコ
ンバータ14,23が必要であるため、コストアップや
実装高密度化の障害となる等の問題がある。本例は、画
像処理系及び音声処理系に対して1つのA/Dコンバー
タ、D/Aコンバータを兼用して構成の簡略化を図るも
のである。図7は、本例による画像記録装置の構成ブロ
ック図である。同図において、図1と同一符号が付され
ている構成部は、同様な機能を有する構成部を示す。 【0021】本例では、図示の如く、切換スイッチ3
1,32,36,38、バッファメモリ35、音声圧伸
回路部37を備える。切換スイッチ32は、A/Dコン
バータ34への入力を切り換え出力し、切換スイッチ3
1は、D/Aコンバータ33からの出力を切り換え出力
し、切換スイッチ36は、バッファメモリ35と画像圧
伸回路部7または音声圧伸回路部37の接続を切り換
え、切換スイッチ38は、画像圧伸回路部7または音声
圧伸回路部37とインタフェース部9の接続を切り換え
る。これらの切換スイッチの切換動作は、スイッチ回路
部12を介して受信した音声モード/画像モードの選択
モード信号(音/画切換信号)により制御される。すな
わち、音声モードでは、各切換スイッチは、音声処理系
(図のS端子)を選択し、画像モードでは各切換スイッ
チは、画像処理系(図のI端子)を選択する。 【0022】図8は、図7の例の改良構成であり、画像
と音声の同時再生を可能とする例である。本例では、画
像メモリ44と音声メモリ45を別個に設け、切換スイ
ッチ32、A/Dコンバータ34を介して送出される画
像データと音声データを切換スイッチ43を介して各対
応メモリに記録する。また、音声再生系及び画像再生系
にそれぞれD/Aコンバータ41と42を設置し、音声
メモリ45と画像メモリ44から読み出されたデータを
アナログ信号に変換して出力する。 【0023】例えば、記録媒体10から読み出された画
像データは、先ず切換スイッチ38を介して画像圧伸回
路部7に供給され、そこで、伸長処理されて画像メモリ
44に記録される。次に、同様に記録媒体10から読み
出された音声データは、音声圧伸回路部37で伸長処理
されて音声メモリ45に記録される。画像メモリ44と
音声メモリ45からそれぞれ読み出された画像データと
音声データは、それぞれD/Aコンバータ42と41で
アナログ信号に変換されて、同時再生出力が得られる。 【0024】続いて、画像専用記録再生装置を簡易な構
成で音声記録再生に対応させる例について説明する。従
来、既存の画像専用記録再生装置を音声記録再生対応に
する手段はなく、メーカーは設計変更して音声処理回路
を加えたものを作り直さなければならず、ユーザはこの
音声対応の装置を買い求めなければならずコストアップ
につながっていた。 【0025】本例は、この問題を解決するもので、パー
ソナルコンピュータ等で制御できるよう汎用のRS23
2Cのような通信制御手段(ROM格納ソフトウェア)
を備える画像記録装置を利用する。 【0026】図9は、本例の構成ブロック図を示し、通
信制御部120と通信インタフェース(I/F)部11
0を内蔵する画像記録再生装置100と、通信制御部2
02と通信インタフェース部201を内蔵する音声記録
再生装置200とを有線または無線回線で接続する構成
である。音声記録再生装置200では、スイッチ回路2
04を介して受信した動作指示信号に従ってシステムコ
ントローラ203が全体的な制御を行い、動作状態がL
CD等の表示部205に表示される。ライン入力端子2
07またはマイク208からの音声データは、前処理部
209にて所定の前処理が施された後、A/Dコンバー
タ210でデジタルデータに変換され、更に音声符号化
/復号化回路部211で符号化される。符号化された音
声データは、データバッファ206に格納される。ま
た、D/Aコンバータ212と後処理部213を介して
スピーカ215やライン出力端子214に供給される。 【0027】再生時には、データバッファ206から読
み出された音声符号化/復号化回路部211で復号化さ
れ、D/Aコンバータ212でアナログ信号に変換され
た信号は、後処理部213で所定の後処理が施された
後、ライン出力端子214またはスピーカ215に出力
される。 【0028】図10には本例の具体的構成図が示されて
いる。画像記録再生装置100と音声記録再生装置20
0は、それぞれの通信インタフェース部を介して通信ケ
ーブル300で接続されており、画像記録再生装置10
0からの画像信号と、音声記録再生装置200からの音
声信号とはモニタ400に供給されて画像が表示される
とともに音声が出力される。本例では、画像記録再生装
置100はカメラであり、メモリカード等の記録媒体1
01、ファインダー102、LCD表示部103、ズー
ムスイッチ104、トリガスイッチ105等が設置され
ており、音声記録再生装置200には、LCD表示部2
05、マイク208、スピーカ215、トリガスイッチ
216等が設置されている。 【0029】本例における音声記録再生装置200の動
作を図11のフローチャートを参照して説明する。先
ず、通信ケーブル300が接続され、通信相手(画像記
録再生装置100)接続が検出されるのを待ち(ステッ
プS1)、記録モード命令を受信したか否かを判定する
(ステップS2)、記録モード命令を受信していなけれ
ば、再生モード命令を受信したか否かを判定し(ステッ
プS3)、受信していなければステップS2の処理に戻
り、受信していれば再生モードに移行する(ステップS
4)。続いて、再生開始命令の受信を判定し(ステップ
S5)、受信していれば、符号データを受信し、伸長復
号化して音声データを再生し(ステップS6)、再生終
了命令の受信を判定する(ステップS7)。ステップS
7において、再生終了命令を受信していなければステッ
プS6の処理に戻り、受信していれば通信相手の断絶
(通信ケーブルの離脱)を判定し(ステップS8)、断
絶していなければステップS5の処理に戻る。ステップ
S5において、再生開始命令を受信していないときにも
ステップS8の処理に移行する。ステップS8におい
て、通信相手が断絶していれば処理を終了する。 【0030】一方、ステップS2において、記録モード
命令を受信していれば、記録モードに移行し(ステップ
S9)、記録開始命令の受信を判定する(ステップS1
0)。ここで、記録開始命令を受信していなければ、ス
テップS13の処理に移行し、受信していれば、音声デ
ータを圧縮符号化し、符号データを送出する(ステップ
S11)。次に、記録終了命令の受信を判定し(ステッ
プS12)、受信していなければ、ステップS11の処
理に戻り、受信していれば、通信相手の断絶を判定する
(ステップS13)。ここで、通信相手が断絶していな
ければステップS10の処理に戻り、断絶していれば処
理を終了する。 【0031】次に、画像再生記録装置100の動作を図
12のフローチャートを参照して説明する。先ず、通信
相手接続の検出を待ってから(ステップS21)、音声
モードに移行し(ステップS22)、記録モードか否か
を判定する(ステップS23)。ここで、記録モードで
あれば、記録モード命令を送出し(ステップS24)、
トリガスイッチの操作の有無を判定し(ステップS2
5)、トリガスイッチが操作されていれば記録開始命令
を送出する(ステップS26)。その後、データを受信
し、記録媒体にデータを書き込み(ステップS27)、
トリガスイッチの再操作(再押下)を判定し(ステップ
S28)、操作されていなければステップS27の処理
に戻り、操作されていれば、記録終了命令を送出し(ス
テップS29)、通信相手断絶を判定する(ステップS
30)。通信相手が断絶でなければ、ステップS25の
処理に戻り、断絶していれば処理を終了する。 【0032】ステップS23において、記録(REC)
モードでなければ、再生モード命令を送出し(ステップ
S31)、再生ファイルを選択し(ステップS32)、
トリガスイッチの操作(押下)を判定する(ステップS
33)。トリガスイッチが操作されていれば、再生開始
命令を送出し(ステップS34)、記録媒体からデータ
を読み出し、データを送信し(ステップS35)、全デ
ータが読み出されたか否かを判定する(ステップS3
6)。全データが読み出されていなければステップS3
5の処理に戻り、読み出されていれば、再生終了命令を
送出し(ステップS37)、通信相手の断絶を判定する
(ステップS38)。断絶していなければステップS3
2の処理に戻り、断絶していれば処理を終了する。尚、
ステップS33において、トリガスイッチが操作されて
いない場合もステップS38の処理に移行する。 【0033】本例によれば、手持ちの画像専用記録再生
装置のROM変更依頼及び音声記録再生装置の購入のみ
で画像音声記録再生装置を構成することができる。 【0034】 【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
記録装置は、画像と音声との対応付けに応じた記録動作
を行うことにより必要な関連するデータの再生が容易に
できるようになるとともに、異なる記録動作の指令を生
成せしめることができ、用途に応じたデータの記録が可
能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による画像記録装置の一実施例を示す構
成ブロック図である。 【図2】画像情報、音声情報、制御情報等が記録媒体内
に格納されている状態での記録媒体のデータ配置例を示
す図である。 【図3】画像再生時、+キー13Dを押し続けた時に、
モニタ上に表示される再生画のローテーションを示す図
である。 【図4】画像データが存在しないときにミュート画面が
再生されている状態での表示画面を示す図である。 【図5】本実施例における記録動作を説明する図であ
る。 【図6】本実施例におけるシステムコントローラ8の動
作を説明するための図である。 【図7】本発明に関連する画像記録装置の構成ブロック
図である。 【図8】本発明に関連する他の画像記録装置の構成ブロ
ック図である。 【図9】本発明に関連する更に他の画像記録装置の構成
ブロック図である。 【図10】図9に示す例の具体的接続構成図である。 【図11】本例における音声記録再生装置200の動作
を示すフローチャートである。 【図12】本例における画像再生記録装置100の動作
を示すフローチャートである。 【図13】従来のこの種画像記録装置の構成例を示すブ
ロック図である。 【符号の説明】 1 レンズ 2 CCD 3 撮像プロセス部 4,19,34 A/Dコンバータ 5 フレームメモリ 6 メモリコントローラ 7 圧伸回路 8 システムコントローラ 9 インタフェース部 10 記録媒体 11 LCD 12 スイッチ回路 13A〜13K 操作スイッチ 14,23,33,41,42 D/Aコンバー
タ 15 EVF 16 ビデオ出力端子 17 音声符号化/復号化回路部 18 音声メモリ 20 音声前処理部 21,208 マイク 22 音声ライン入力端子 24 音声後処理部 25 音声ライン出力端子 26 スピーカ 27 音声ファイル情報管理部 31,32,36,38,43 切換スイッチ 35 バッファメモリ 37 音声圧伸回路 44 画像メモリ 45 音声メモリ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 画像データと音声データとを夫々自己の
    データ部とこのデータに関連する付帯情報部とを含んで
    なるファイル形式のデータとして記録可能な画像記録装
    置であって、 被写体像を電気信号に光電変換する撮像手段と、 上記撮像手段により出力された電気信号をデジタル信号
    に変換するA/D変換手段と、 上記A/D変換手段により出力された画像データと音声
    データを関連付けて記録媒体に記録可能になされ且つ当
    該記録に際して画像データの付帯情報部に自己に関連付
    けられた音声データのファイル名を記録するか、または
    音声データの付帯情報部に自己に関連付けられた画像デ
    ータのファイル名を記録するようになされた記録手段
    と、 画像データが再生されているときには、上記音声データ
    の記録に加えて上記画像データの付帯情報部に自己に関
    連付けられた音声データのファイル名を記録するかまた
    は上記音声データの付帯情報部に自己に関連付けられた
    画像データのファイル名を記録し、画像データが再生さ
    れていない場合に音声を記録するときには、上記音声デ
    ータのみをファイル形式のデータとして記録する記録動
    作の開始を指示する操作部とを備えたことを特徴とする
    画像記録装置。
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