JP3126738B2 - 音響バッフルシステム用排水組立体 - Google Patents
音響バッフルシステム用排水組立体Info
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/06—Fixed roofs
- B62D25/07—Fixed roofs having water drainage or guide means integral with roof structure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/07—Water drainage or guide means not integral with roof structure
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/08—Insulating elements, e.g. for sound insulation
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S277/00—Seal for a joint or juncture
- Y10S277/931—Seal including temperature responsive feature
- Y10S277/933—Chemical reaction or physical change of state
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、概して、自動車および他の製造物の空洞を
封止する膨張可能なバッフル製品に関し、特に、自動車
の空洞から水を排出させる排水組立体を含むバッフル装
置に関する。
封止する膨張可能なバッフル製品に関し、特に、自動車
の空洞から水を排出させる排水組立体を含むバッフル装
置に関する。
2.先行技術の説明 自動車、トラック、およびそれらと同種の長距離輸送
の車両を組み立てる際に、多くの車体部品は、車体部品
の腐食を生じさせ得る水分および汚染物質が入るのを防
止するために封止される必要がある空洞を有する。これ
は、重いフレームの替わりに、構造的に設計された、水
分および汚染物質を集める多数の空洞を本質的にもたら
す立体骨組が用いられた一体構造に関して特に当てはま
る。これらの空洞は、また、車両の通常の使用中に空洞
を通じて伝達される騒音および他の音を弱める通路とし
ても働く。
の車両を組み立てる際に、多くの車体部品は、車体部品
の腐食を生じさせ得る水分および汚染物質が入るのを防
止するために封止される必要がある空洞を有する。これ
は、重いフレームの替わりに、構造的に設計された、水
分および汚染物質を集める多数の空洞を本質的にもたら
す立体骨組が用いられた一体構造に関して特に当てはま
る。これらの空洞は、また、車両の通常の使用中に空洞
を通じて伝達される騒音および他の音を弱める通路とし
ても働く。
例えば、各窓開口部の一部を形成する、車体の直立し
た柱構造は、特に車体がサンルーフなどを含む場合に、
水分および汚染物質を集めることのある細長い通路また
は空洞をもたらす。柱構造は、柱構造によって形成され
た通路または空洞が、水分および屑が入ることを防止
し、さもなければ通路または空洞の長手に沿って伝達さ
れるであろう音を消すバッフルとしても作用するシーラ
ント材料で少なくとも部分的に満たされていなければ、
騒音をも伝達する。
た柱構造は、特に車体がサンルーフなどを含む場合に、
水分および汚染物質を集めることのある細長い通路また
は空洞をもたらす。柱構造は、柱構造によって形成され
た通路または空洞が、水分および屑が入ることを防止
し、さもなければ通路または空洞の長手に沿って伝達さ
れるであろう音を消すバッフルとしても作用するシーラ
ント材料で少なくとも部分的に満たされていなければ、
騒音をも伝達する。
発明の目的および概要 本発明の目的は、装置上方から柱の空洞内を流れる流
体を排出し、そして装置内を通過する騒音を防止する排
水組立体を有する音響バッフル装置を提供することにあ
る。
体を排出し、そして装置内を通過する騒音を防止する排
水組立体を有する音響バッフル装置を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、活性化温度に加熱されて膨張
し、それにより空洞の特定の断面を満たす封止材料片を
含むバッフル装置を提供することにあり、排水組立体
は、その装置の支持構造物に固定され、封止材料が活性
化されるときに形状を維持する材料から形成されてい
る。
し、それにより空洞の特定の断面を満たす封止材料片を
含むバッフル装置を提供することにあり、排水組立体
は、その装置の支持構造物に固定され、封止材料が活性
化されるときに形状を維持する材料から形成されてい
る。
本発明のさらに他の目的は、排水組立体が、支持要素
より上方に、封止材料のある程度の膨張を収容するのに
十分な距離だけ間隔をおいて配置され、封止材料に、そ
の封止材料の活性化中に水溜めを形成させるたフランジ
を含むバッフル装置を提供することにある。
より上方に、封止材料のある程度の膨張を収容するのに
十分な距離だけ間隔をおいて配置され、封止材料に、そ
の封止材料の活性化中に水溜めを形成させるたフランジ
を含むバッフル装置を提供することにある。
これらの目的と、以下に記す本発明の好ましい実施態
様の説明から明らかである他の目的に従って、車体の空
洞を、その空洞の予め定められた断面にて封止する音響
バッフル装置が提供される。この装置は、熱膨張性の封
止材料片、支持要素、および排水組立体を含む。封止材
料は、空洞の断面の形状に対応するがそれよりも小さい
形状に形成され、その材料が膨張する活性化温度を有す
る。支持要素は、封止材料片の下に配置され、装置が活
性化温度にさらされ、封止材料が膨張して空洞をその断
面にて封止する間、封止材料片を予め定められた断面に
て支持する。支持要素は、支持要素を前記打面にて前記
空洞内の所定の一に固定する固定手段を含む。
様の説明から明らかである他の目的に従って、車体の空
洞を、その空洞の予め定められた断面にて封止する音響
バッフル装置が提供される。この装置は、熱膨張性の封
止材料片、支持要素、および排水組立体を含む。封止材
料は、空洞の断面の形状に対応するがそれよりも小さい
形状に形成され、その材料が膨張する活性化温度を有す
る。支持要素は、封止材料片の下に配置され、装置が活
性化温度にさらされ、封止材料が膨張して空洞をその断
面にて封止する間、封止材料片を予め定められた断面に
て支持する。支持要素は、支持要素を前記打面にて前記
空洞内の所定の一に固定する固定手段を含む。
排水組立体は、支持要素に固定され封止材料片を超え
て上方に延びている。排水組立体は、支持要素より上方
に上端部、支持要素より下に下端部を有する排水通路を
形成する外側壁部と、排水通路内で前記側壁に固定され
て、前記上端部と下端部との間に曲がりくねった路を形
成する複数のバッフルと、前記上端部に隣接した側壁部
の外周面から突出する上部フランジとを含む。フランジ
は、支持要素と、装置が活性化温度にさらされる前の封
止材料片との上方に、装置が活性化温度にさらされると
きにフランジが封止材料の膨張を収容するように間隔を
おいて配置されている。フランジはまた、騒音が排水組
立体を通過するのを防止すると共に、装置の上方にある
空洞内の流体が空洞から自由に排出されるように、封止
材料を通路の上端部から外方向に向ける。支持要素およ
び排水組立体は、支持要素および排水組立体が、それら
の形状を、封止材料の活性化中およびその後に維持する
ように活性化温度よりも高い温度の融点を有する材料か
ら形成されている。
て上方に延びている。排水組立体は、支持要素より上方
に上端部、支持要素より下に下端部を有する排水通路を
形成する外側壁部と、排水通路内で前記側壁に固定され
て、前記上端部と下端部との間に曲がりくねった路を形
成する複数のバッフルと、前記上端部に隣接した側壁部
の外周面から突出する上部フランジとを含む。フランジ
は、支持要素と、装置が活性化温度にさらされる前の封
止材料片との上方に、装置が活性化温度にさらされると
きにフランジが封止材料の膨張を収容するように間隔を
おいて配置されている。フランジはまた、騒音が排水組
立体を通過するのを防止すると共に、装置の上方にある
空洞内の流体が空洞から自由に排出されるように、封止
材料を通路の上端部から外方向に向ける。支持要素およ
び排水組立体は、支持要素および排水組立体が、それら
の形状を、封止材料の活性化中およびその後に維持する
ように活性化温度よりも高い温度の融点を有する材料か
ら形成されている。
本発明による排水組立体および音響バッフル装置を提
供することにより、多数の利点が表現される。例えば、
複数のバッフルが内部に配置された排水通路を提供する
ことにより、騒音を弱めるという送信の特性を損なわず
に空洞内から排水するために前記組立体をバッフル装置
に用いることができる。
供することにより、多数の利点が表現される。例えば、
複数のバッフルが内部に配置された排水通路を提供する
ことにより、騒音を弱めるという送信の特性を損なわず
に空洞内から排水するために前記組立体をバッフル装置
に用いることができる。
さらに、支持要素と熱活性化の前の封止材料との両方
より上に間隔をおいて配置されたフランジを有する排水
組立体を備えたバッフル装置を構成することにより、フ
ランジは、封止材料の膨張を収容し、かつ、封止材料
を、その活性化中に通路から上方および外側に向けて、
水が収集されかつ空洞から排出される水溜めを形成す
る。
より上に間隔をおいて配置されたフランジを有する排水
組立体を備えたバッフル装置を構成することにより、フ
ランジは、封止材料の膨張を収容し、かつ、封止材料
を、その活性化中に通路から上方および外側に向けて、
水が収集されかつ空洞から排出される水溜めを形成す
る。
図面の簡単な説明 本発明の好ましい実施形態を、添付図面を参照して以
下に詳細に示す。図面において、 図１は、本発明の排水組立体を組み込んだ音響バッフ
ル装置がその内部で利用され得る種々の柱を例示した、
自動車の車体の斜視図； 図２は、好ましい実施形態により構成された排水組立
体の斜視図； 図３は、排水組立体の一部を構成する成形体の斜視
図； 図４は、装置の一部を構成する封止材料片の膨張前の
様子を示す、排水組立体を組み込んだ音響バッフル装置
の概略図； 図５は、封止材料が膨張する前の装置を示す、装置の
概略図； 図６は、排水組立体によって形成された排水通路を示
す装置の断面図である。
下に詳細に示す。図面において、 図１は、本発明の排水組立体を組み込んだ音響バッフ
ル装置がその内部で利用され得る種々の柱を例示した、
自動車の車体の斜視図； 図２は、好ましい実施形態により構成された排水組立
体の斜視図； 図３は、排水組立体の一部を構成する成形体の斜視
図； 図４は、装置の一部を構成する封止材料片の膨張前の
様子を示す、排水組立体を組み込んだ音響バッフル装置
の概略図； 図５は、封止材料が膨張する前の装置を示す、装置の
概略図； 図６は、排水組立体によって形成された排水通路を示
す装置の断面図である。
好ましい実施形態の詳細な説明 自動車の車体が図１に示されており、この自動車の車
体は、乗員室10、エンジン室12、トランク14、出入口1
6、窓18および車輪室20を形成する相互に連結された幾
つかの中空のフレーム要素または柱を含む。
体は、乗員室10、エンジン室12、トランク14、出入口1
6、窓18および車輪室20を形成する相互に連結された幾
つかの中空のフレーム要素または柱を含む。
前側の柱22を「Ａ」ピラー、中間の柱24を「Ｂ」ピラ
ー、後側の柱26を「Ｃ」ピラーとするように、柱を、車
体構造の後方に向って順にアルファベット文字によって
示すことが一般的に行われている。あるいは、柱の柱の
形状によって、または、柱が果たす機能によって参照符
号を付けられる。例えば、トランクと車体の屋根との間
に延びる後方柱26は、それが帆のように見えるため、と
きどきセール・ピラーと称され、また、自動車のドアの
前を上方に延びる前方柱22は、それが車両のフロントガ
ラスを支えているためフロントガラス柱と呼ばれる。
ー、後側の柱26を「Ｃ」ピラーとするように、柱を、車
体構造の後方に向って順にアルファベット文字によって
示すことが一般的に行われている。あるいは、柱の柱の
形状によって、または、柱が果たす機能によって参照符
号を付けられる。例えば、トランクと車体の屋根との間
に延びる後方柱26は、それが帆のように見えるため、と
きどきセール・ピラーと称され、また、自動車のドアの
前を上方に延びる前方柱22は、それが車両のフロントガ
ラスを支えているためフロントガラス柱と呼ばれる。
本発明の好ましい実施形態にしたがって構成された音
響バッフル装置は、Ａ、ＢおよびＣピラーのいずれにお
いても、または、車体の他のいずれかの場所においても
利用することができる。同様に、この装置は、他の任意
の製造品において、製品内の空洞を、空洞の排水を可能
にしつつ封止するために利用され得る。
響バッフル装置は、Ａ、ＢおよびＣピラーのいずれにお
いても、または、車体の他のいずれかの場所においても
利用することができる。同様に、この装置は、他の任意
の製造品において、製品内の空洞を、空洞の排水を可能
にしつつ封止するために利用され得る。
バッフル装置28が図４に示されており、このバッフル
装置28は、大まかに言って支持要素30、封止材料片32、
および排水組立体34を含んでいる。封止部材片は、柱の
空洞の予め定められた断面を封止するように作られ、空
洞の断面積に対応するが断面積よりもわずかに小さい形
状に形成されている。この構造は、装置を柱の内部に設
置することを可能にする一方、封止材料の活性化温度ま
で熱くなったときに封止材料が放射状に膨張して柱を封
止することを可能にする。封止材料片と空洞の大きさの
差異によって生じる空間は、組立ての際に自動車に施さ
れる洗浄、準備および下塗り工程の間の排水を可能にす
る。
装置28は、大まかに言って支持要素30、封止材料片32、
および排水組立体34を含んでいる。封止部材片は、柱の
空洞の予め定められた断面を封止するように作られ、空
洞の断面積に対応するが断面積よりもわずかに小さい形
状に形成されている。この構造は、装置を柱の内部に設
置することを可能にする一方、封止材料の活性化温度ま
で熱くなったときに封止材料が放射状に膨張して柱を封
止することを可能にする。封止材料片と空洞の大きさの
差異によって生じる空間は、組立ての際に自動車に施さ
れる洗浄、準備および下塗り工程の間の排水を可能にす
る。
封止片32は、所望の形状に射出成形されるのが好まし
く、材料の厚みによって互いに隔てられた対向する平面
を含んでいる。中央の穴が封止片32内に成形または他の
方法で形成されており、排水組立体を受けいれる手段と
して機能している。封止片は、材料が膨張する活性温度
まで装置が加熱されるときに封止材料が空洞内で柱に付
着するように、膨張すると粘着性をもつ最初は排粘着性
の乾燥した材料から形成されている。このような材料の
一例が、ハンレイ（Hanley）らに付与された米国特許第
5,266,133号に開示されており、この特許をその引用に
ためにここに含める。このような材料はSIKALASTOMER24
0の商品名でサイカ・コーポレーション（Sika Corporat
ion）により販売されている。しかし、他のどのような
好適な封止材料も、その材料が活性化時に十分に膨張し
て、その材料が内部にある空洞の断面を封止できる限り
用いられ得る。
く、材料の厚みによって互いに隔てられた対向する平面
を含んでいる。中央の穴が封止片32内に成形または他の
方法で形成されており、排水組立体を受けいれる手段と
して機能している。封止片は、材料が膨張する活性温度
まで装置が加熱されるときに封止材料が空洞内で柱に付
着するように、膨張すると粘着性をもつ最初は排粘着性
の乾燥した材料から形成されている。このような材料の
一例が、ハンレイ（Hanley）らに付与された米国特許第
5,266,133号に開示されており、この特許をその引用に
ためにここに含める。このような材料はSIKALASTOMER24
0の商品名でサイカ・コーポレーション（Sika Corporat
ion）により販売されている。しかし、他のどのような
好適な封止材料も、その材料が活性化時に十分に膨張し
て、その材料が内部にある空洞の断面を封止できる限り
用いられ得る。
封止材料の１つの必要な特性は、封止材料が自動車の
車体がその製造中に焼付けされる温度以下の活性化温度
を有さなければならないことである。例えば、自動車の
製造において約177℃（華氏350度）の焼付温度を用いる
ことが一般的である。したがって、自動車の製造におい
て使用されるのに好ましい封止材料は、上記温度よりも
低い活性化温度、例えば149℃（華氏300度）を有さなけ
ればならない。
車体がその製造中に焼付けされる温度以下の活性化温度
を有さなければならないことである。例えば、自動車の
製造において約177℃（華氏350度）の焼付温度を用いる
ことが一般的である。したがって、自動車の製造におい
て使用されるのに好ましい封止材料は、上記温度よりも
低い活性化温度、例えば149℃（華氏300度）を有さなけ
ればならない。
支持要素30は、車体が活性化温度にさらされる間、封
止材料片を柱の空洞内の予め定められた断面にて支持す
るように構成されており、空洞の断面の形状に概ね対応
した形状を有する本体と、支持要素を空洞内の所定の位
置に固定する手段とを含む。本体は、封止片内の穴に位
置合わせされ、排水組立体を収容する大きさに作られた
中央の穴を含む。固定手段は、柱内に形成された窪みま
たは穴内に収容されて、自動車の組み立て中にバッフル
装置を所定の位置に保持する複数のクリップ36等を含む
のが好ましい。
止材料片を柱の空洞内の予め定められた断面にて支持す
るように構成されており、空洞の断面の形状に概ね対応
した形状を有する本体と、支持要素を空洞内の所定の位
置に固定する手段とを含む。本体は、封止片内の穴に位
置合わせされ、排水組立体を収容する大きさに作られた
中央の穴を含む。固定手段は、柱内に形成された窪みま
たは穴内に収容されて、自動車の組み立て中にバッフル
装置を所定の位置に保持する複数のクリップ36等を含む
のが好ましい。
支持要素は、封止材料の活性化温度と、車体がさらさ
れる焼付温度の両方よりも高い融点を有する材料から形
成される。支持要素の材料が軟化する温度も、焼付温度
より高いほうが好ましい。したがって、支持要素は、焼
付作業の間およびその後に、焼付作業の前の形状を実質
的に維持することができ、また、封止材料が膨張して、
装置が支持されている空洞の断面を満たすように封止片
を支持することができる。
れる焼付温度の両方よりも高い融点を有する材料から形
成される。支持要素の材料が軟化する温度も、焼付温度
より高いほうが好ましい。したがって、支持要素は、焼
付作業の間およびその後に、焼付作業の前の形状を実質
的に維持することができ、また、封止材料が膨張して、
装置が支持されている空洞の断面を満たすように封止片
を支持することができる。
支持要素30は、装置の特別な取扱いが必要とされず、
かつ、装置が割れたり永久的に変形せずに屈曲力を受け
得るように柔軟性のある成形可能な材料から形成されて
いる。例示的な材料は、240℃（華氏464度）にて1.8MPa
の熱変形温度と262℃の融点を有する、黒色の、熱安定
性を有し、潤滑性の、33％がガラス補強されたナイロン
66である。このような材料は、NYLIND 51HSL BK001の商
品名で、デュポン社（DuPont）により販売されている。
しかし、他の類似の材料を、その材料の望ましい物理的
特性に応じて用いることができる。
かつ、装置が割れたり永久的に変形せずに屈曲力を受け
得るように柔軟性のある成形可能な材料から形成されて
いる。例示的な材料は、240℃（華氏464度）にて1.8MPa
の熱変形温度と262℃の融点を有する、黒色の、熱安定
性を有し、潤滑性の、33％がガラス補強されたナイロン
66である。このような材料は、NYLIND 51HSL BK001の商
品名で、デュポン社（DuPont）により販売されている。
しかし、他の類似の材料を、その材料の望ましい物理的
特性に応じて用いることができる。
排水組立体34が図２に示されており、排水組立体34
は、大まかに言って連結部42によって連結された１対の
側片38、40により形成された本体を含む。本体は、封止
材料の活性化温度と、車体がさらされる焼付温度の両方
よりも高い融点を有する材料から形成される。組立体本
体の材料が軟化する温度も、また、焼付温度より高いの
が好ましい。したがって、支持要素および排水組立体
は、焼付作業の間およびその後に、焼付作業の前の形状
を実質的に維持することができる。図３に示すように、
本体は、支持要素を形成するために用いられるのと同一
の成形可能な材料から一体片として成形されるのが好ま
しい。しかし、個別の片を用いて排水組立体を構成する
ことができる。
は、大まかに言って連結部42によって連結された１対の
側片38、40により形成された本体を含む。本体は、封止
材料の活性化温度と、車体がさらされる焼付温度の両方
よりも高い融点を有する材料から形成される。組立体本
体の材料が軟化する温度も、また、焼付温度より高いの
が好ましい。したがって、支持要素および排水組立体
は、焼付作業の間およびその後に、焼付作業の前の形状
を実質的に維持することができる。図３に示すように、
本体は、支持要素を形成するために用いられるのと同一
の成形可能な材料から一体片として成形されるのが好ま
しい。しかし、個別の片を用いて排水組立体を構成する
ことができる。
本体の側片38は、長手方向の反対の位置にある上端部
44と下端部46を有する内部通路溝を形成する細長いＣ字
形の側壁部を含む。側壁部は３つの壁48、50、52を有
し、壁部48と52は溝の内側縁部54を形成する。したがっ
て、溝は、開いた側と、閉じた３つの側を有し、溝の幅
は、２つの壁部48と52との距離として定められ、溝の深
さは、壁部50と、縁部54をつなぐ平面との距離として定
められる。
44と下端部46を有する内部通路溝を形成する細長いＣ字
形の側壁部を含む。側壁部は３つの壁48、50、52を有
し、壁部48と52は溝の内側縁部54を形成する。したがっ
て、溝は、開いた側と、閉じた３つの側を有し、溝の幅
は、２つの壁部48と52との距離として定められ、溝の深
さは、壁部50と、縁部54をつなぐ平面との距離として定
められる。
４つの横向きのバッフル56が、側片38内の溝内に形成
されかつ互いに縦方向に間隔をおいて配置されている。
各バッフルは溝全体を遮断し、かつ、溝の深さよりも短
い距離だけ縁部54を超えて突出している。各バッフルの
突出部分は、横方向に間隔をあけて存在する１対の角部
を形成し、その角部の１つに切欠き58が形成されてい
る。各バッフル内の切欠きは、隣接する各バッフル内の
切欠きが形成された角部と反対側の角部に形成されてい
るのが好ましい。
されかつ互いに縦方向に間隔をおいて配置されている。
各バッフルは溝全体を遮断し、かつ、溝の深さよりも短
い距離だけ縁部54を超えて突出している。各バッフルの
突出部分は、横方向に間隔をあけて存在する１対の角部
を形成し、その角部の１つに切欠き58が形成されてい
る。各バッフル内の切欠きは、隣接する各バッフル内の
切欠きが形成された角部と反対側の角部に形成されてい
るのが好ましい。
フランジ部60が、溝の上端部に隣接した側片38の一端
に設けられており、溝の長さに対して横方向に延びる概
ね平坦な底面と、外方向に先細で下面に向って下がる上
面を備えている。得られた楔形のフランジ部は、溝の上
端部を取り囲んでいる。タブ62が溝の上端部において壁
部50から突出し、かつ、溝から、溝の深さよりもわずか
に短い距離だけ縁部54を超えて突出している。タブは、
溝の幅の約半分よりも短い幅を有し、かつ、水が溝内に
排出されることができる開口部を形成している。
に設けられており、溝の長さに対して横方向に延びる概
ね平坦な底面と、外方向に先細で下面に向って下がる上
面を備えている。得られた楔形のフランジ部は、溝の上
端部を取り囲んでいる。タブ62が溝の上端部において壁
部50から突出し、かつ、溝から、溝の深さよりもわずか
に短い距離だけ縁部54を超えて突出している。タブは、
溝の幅の約半分よりも短い幅を有し、かつ、水が溝内に
排出されることができる開口部を形成している。
側片40は、側片38と同様であり、長手方向に反対の位
置にある上端部64および下端部66を有する内部通路を形
成する細長いＣ字形の側壁部と、複数のバッフル68と、
フランジ部70とを含む。側壁部は３つの壁部72、74、76
を有し、その３つの壁部は溝の内側縁部78を形成する。
したがって、溝は、開いた側と閉じた３つの側を有し、
溝の幅は、２つの壁部72と76との間の距離として定めら
れ側片38の溝の幅と等しく、溝の深さは、壁部74と、縁
部78をつなぐ平面との間の距離として定められ、かつ側
片38の溝の深さと等しい。フランジ部70は、溝の上端部
に設けられており、側片38に形成されたフランジ部60と
同一である。
置にある上端部64および下端部66を有する内部通路を形
成する細長いＣ字形の側壁部と、複数のバッフル68と、
フランジ部70とを含む。側壁部は３つの壁部72、74、76
を有し、その３つの壁部は溝の内側縁部78を形成する。
したがって、溝は、開いた側と閉じた３つの側を有し、
溝の幅は、２つの壁部72と76との間の距離として定めら
れ側片38の溝の幅と等しく、溝の深さは、壁部74と、縁
部78をつなぐ平面との間の距離として定められ、かつ側
片38の溝の深さと等しい。フランジ部70は、溝の上端部
に設けられており、側片38に形成されたフランジ部60と
同一である。
バッフル68は、互いに縦方向に間隔をおいて配置さ
れ、各バッフルは、溝の深さよりも短い距離だけ縁部54
を超えて突出している。各バッフルの突出部分は、横方
向に離れて配置された１対の角部を有し、その角部の１
つに切欠き80が形成されている。各バッフル内の切欠き
は、隣接する各バッフル内の切欠きが形成されている角
部と反対側の角部に形成されるのが好ましい。
れ、各バッフルは、溝の深さよりも短い距離だけ縁部54
を超えて突出している。各バッフルの突出部分は、横方
向に離れて配置された１対の角部を有し、その角部の１
つに切欠き80が形成されている。各バッフル内の切欠き
は、隣接する各バッフル内の切欠きが形成されている角
部と反対側の角部に形成されるのが好ましい。
図６に示すように、各側片のバッフル56、68がその各
側片上の他のバッフルから縦方向に間隔をおいて配置さ
れていることに加えて、バッフル56、68は、また、他方
の側片のバッフルから縦方向に間隔をおいて配置されて
いる。各側片のバッフルが、溝の深さよりも短い距離だ
けその側片の溝から突出しているため、バッフルは、側
片を組み合わせたときに、対向する側片の溝を完全に遮
断せず、曲がりくねった通路が、２つの溝によって形成
された通路によって形成される。さらに、バッフル内の
切欠きは通路の長手に沿って互いに喰い違っており、排
水組立体内の流路をさらに細かく区切っている。
側片上の他のバッフルから縦方向に間隔をおいて配置さ
れていることに加えて、バッフル56、68は、また、他方
の側片のバッフルから縦方向に間隔をおいて配置されて
いる。各側片のバッフルが、溝の深さよりも短い距離だ
けその側片の溝から突出しているため、バッフルは、側
片を組み合わせたときに、対向する側片の溝を完全に遮
断せず、曲がりくねった通路が、２つの溝によって形成
された通路によって形成される。さらに、バッフル内の
切欠きは通路の長手に沿って互いに喰い違っており、排
水組立体内の流路をさらに細かく区切っている。
図３に戻って、連結部42は、側片の壁部の間を延びか
つその壁部に連結されたＨ字形の材料片である。連結部
は、平行な一対の弱い線部が連結部と側片との間に形成
されるように壁部の外に設置されているのが好ましい。
したがって、連結部は、各側片に固定されて蝶つがいの
働きをし、側片が連結部を支点として揺動して互いに向
きあう関係になることを可能にする。組み立てられたと
き、側片38の縁部54、78は互いに、バッフルは対向する
溝内に延びかつ壁部を捕えて２つの側片を結合させる。
望むならば、接着剤を用いて側片を所定位置で固定して
もよい。連結部は、バッフル装置の使用中に通路から排
出される水のための１対の開口部を通路の下端部に形成
する。２つのフランジ部60、70が、通路の上端部を取り
囲む一体のフランジを形成する。
つその壁部に連結されたＨ字形の材料片である。連結部
は、平行な一対の弱い線部が連結部と側片との間に形成
されるように壁部の外に設置されているのが好ましい。
したがって、連結部は、各側片に固定されて蝶つがいの
働きをし、側片が連結部を支点として揺動して互いに向
きあう関係になることを可能にする。組み立てられたと
き、側片38の縁部54、78は互いに、バッフルは対向する
溝内に延びかつ壁部を捕えて２つの側片を結合させる。
望むならば、接着剤を用いて側片を所定位置で固定して
もよい。連結部は、バッフル装置の使用中に通路から排
出される水のための１対の開口部を通路の下端部に形成
する。２つのフランジ部60、70が、通路の上端部を取り
囲む一体のフランジを形成する。
図４を参照すると、排水組立体は封止片32および支持
要素30の穴に収容され、フランジが支持要素の上に封止
片の厚みよりも長い距離だけ間隔をあけて配置された状
態で接着剤または他の最適な手段によって支持要素に固
定されている。支持要素の上のフランジの特定の高さ
が、材料が膨張するにしたがって材料がフランジの底面
と係合しかつ通路の上方開口部から遠ざかる方向に向け
られるように、封止材料の鉛直方向の膨張を全部ではな
くある程度収容するという所望の機能を達成するように
選択される。このようにして、封止材料がフランジを超
えて、フランジから上方および外側に延びて連続的に膨
張し、水が集められ、空洞から排出される水溜めを形成
する。
要素30の穴に収容され、フランジが支持要素の上に封止
片の厚みよりも長い距離だけ間隔をあけて配置された状
態で接着剤または他の最適な手段によって支持要素に固
定されている。支持要素の上のフランジの特定の高さ
が、材料が膨張するにしたがって材料がフランジの底面
と係合しかつ通路の上方開口部から遠ざかる方向に向け
られるように、封止材料の鉛直方向の膨張を全部ではな
くある程度収容するという所望の機能を達成するように
選択される。このようにして、封止材料がフランジを超
えて、フランジから上方および外側に延びて連続的に膨
張し、水が集められ、空洞から排出される水溜めを形成
する。
自動車の組立て中に、音響バッフル装置が車体の柱の
１つに挿入されて、続く組立て作業の間、所定の位置に
保持される。組立ての間、例えば洗浄、下準備または下
塗り中に柱に入り込むどのような流体も、封止片の縁部
を回って柱から排出される。
１つに挿入されて、続く組立て作業の間、所定の位置に
保持される。組立ての間、例えば洗浄、下準備または下
塗り中に柱に入り込むどのような流体も、封止片の縁部
を回って柱から排出される。
自動車が、焼き付け温度、通常177℃（華氏350度）に
加熱されると、図５に示すように、封止材料が活性化し
かつ膨張して、バッフル装置が配置された柱の内部を満
たす。同時に、封止材料は空洞内で縦方向にフランジに
向かって膨張し、通路の上方開口部から外方向に向けら
れる。
加熱されると、図５に示すように、封止材料が活性化し
かつ膨張して、バッフル装置が配置された柱の内部を満
たす。同時に、封止材料は空洞内で縦方向にフランジに
向かって膨張し、通路の上方開口部から外方向に向けら
れる。
製造後、音響バッフル装置は、さもなくば柱を通じて
伝達されるであろう音を消すためのバッフルとして有効
に作用する。同時に、バッフル装置の上方の空洞に入る
水または他の流体は排水組立体34を通じて排出される。
排水組立体の通路内に設けられたバッフル構造は、柱を
通じて伝達される騒音を弱める封止材料のような音響バ
ッフル構造を提供しつつ、上記の排出を可能にする。こ
のようにして、排水組立体34は、音響バッフルとして機
能しながら排水を可能にすることにより２つの機能を果
たす。
伝達されるであろう音を消すためのバッフルとして有効
に作用する。同時に、バッフル装置の上方の空洞に入る
水または他の流体は排水組立体34を通じて排出される。
排水組立体の通路内に設けられたバッフル構造は、柱を
通じて伝達される騒音を弱める封止材料のような音響バ
ッフル構造を提供しつつ、上記の排出を可能にする。こ
のようにして、排水組立体34は、音響バッフルとして機
能しながら排水を可能にすることにより２つの機能を果
たす。
本発明を好ましい実施形態に関して説明してきたが、
請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱すること
なく均等物を用いることができ、置換もまた本文中でな
され得ることが留意されよう。例えば、封止材料片を、
車体の柱または別の製造物内で支持部材を必要とせずに
所定の位置に固定されるであろう形状に形成することが
可能である。この別の実施形態において、排水組立体
は、封止材料の熱活性化時に排水組立体が音響バッフル
として機能しつつ装置より上の空洞の排水をもたらすよ
うに、封止材料片によって直接に支持される。
請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱すること
なく均等物を用いることができ、置換もまた本文中でな
され得ることが留意されよう。例えば、封止材料片を、
車体の柱または別の製造物内で支持部材を必要とせずに
所定の位置に固定されるであろう形状に形成することが
可能である。この別の実施形態において、排水組立体
は、封止材料の熱活性化時に排水組立体が音響バッフル
として機能しつつ装置より上の空洞の排水をもたらすよ
うに、封止材料片によって直接に支持される。
Claims (19)
- 【請求項１】車体の空洞を該空洞の予め定められた断面
にて封止するために、熱膨張性の封止材料片と、前記封
止材料が加熱され、膨張して前記空洞を前記断面にて封
止する間に前記封止材料片を前記断面にて支持する支持
要素とを含んだ音響バッフル装置とともに使用される排
水組立体であって、 上端部および下端部を有する排水通路を形成する細長い
外側壁部と、 前記排水通路内で前記側壁部に固定されて、前記上端部
と前記下端部との間に曲がりくねった路を形成する複数
のバッフルと、 前記上端部に隣接した前記側壁部の周囲から突出して設
けられ、前記封止材料が加熱されて膨張するときに前記
封止材料を前記通路の上端部から外方向に向ける上部フ
ランジとを含み、 前記音響バッフル装置の上方から空洞内に流れる流体を
排出させ、かつ前記排水通路を騒音が通過するのを妨げ
る排水組立体。 - 【請求項２】前記排水組立体が、互いに結合されて前記
排水通路を形成する１対の側片を有する本体を含み、各
側片が、Ｃ字形の側壁部と、互いに間隔をおいて前記側
壁部に固定された複数のバッフルとを含み、各側片の前
記バッフルが、前記両側片が互いに結合されたときに他
方の側片の前記バッフルから間隔をおいて配置され、前
記通路を通じる曲がりくねった路を形成する請求項１に
記載の排水組立体。 - 【請求項３】前記本体が、材料の一体成形片として形成
され、前記両側片の間を延びる連結部と、前記各側片と
前記連結部を互いに分離させる１組の弱い線部とを含
み、前記弱い線部は、前記側片を前記連結部に対して折
り曲げて合わせることを可能にする請求項２に記載の排
水組立体。 - 【請求項４】前記連結部が前記通路の前記下端部に隣接
して配置され、前記通路から流体を排出させるための開
口部を含む請求項３に記載の排水組立体。 - 【請求項５】前記封止材料が、該材料を膨張する活性化
温度を有し、前記排水組立体が、前記封止材料の前記活
性化温度よりも高い温度の融点を有する材料から形成さ
れている請求項１に記載の排水組立体。 - 【請求項６】前記通路が幅を定め、各バッフルの幅が前
記通路の前記幅と等しい請求項１に記載の排水組立体。 - 【請求項７】前記通路が深さを定め、各バッフルの深さ
が前記通路の前記深さよりも浅い請求項６に記載の排水
組立体。 - 【請求項８】前記通路が幅および深さを定め、各バッフ
ルの幅が前記通路の前記幅と等しく、各バッフルの深さ
が前記通路の前記深さよりも浅い請求項２に記載の排水
組立体。 - 【請求項９】各バッフルが、該バッフルを通過する流路
を定める切欠きを含み、各バッフルの前記切欠きが、隣
接するバッフル内の前記切欠きと互い違いの位置にある
請求項８に記載の排水組立体。 - 【請求項１０】車体の空洞を該空洞の予め定められた断
面にて封止する音響バッフル装置であって、 前記空洞の前記断面の前記形状に対応するがそれよりも
小さい形状に形成され、膨張するときの温度である活性
化温度を有する熱膨張性の封止材料片と、 前記封止材料の下にあって、前記装置が前記活性化温度
にさらされた前記封止材料が膨張して前記予め定められ
た断面にて前記空洞を封止する間、前記封止材料片を前
記断面にて支持する支持要素と、 前記支持要素を空洞内の前記断面にて所定の位置に固定
する固定手段と、 前記支持要素に固定され、前記封止材料片を超えて上方
に延びる排水組立体であって、前記支持要素より上方に
上端部を、前記支持要素より下に下端部を有する排水通
路を形成する外側壁部と、前記排水通路内で前記側壁部
に固定されて、前記上端部と下端部との間に曲がりくね
った路を形成する複数のバッフルと、前記上端部に隣接
した前記側壁部の外周囲から突出する上部フランジとを
含み、前記上部フランジは、前記装置が前記活性化温度
にさらされるときに前記封止材料の膨張を収容するよう
に前記装置が活性化温度にさらされる前に前記支持要素
および前記封止材料よりも上方に間隔をおいて配置さ
れ、前記排水組立体を騒音が通過するのを防止しつつ、
前記装置の上方にある前記空洞内の流体が排出されるよ
うに前記封止材料を前記通路の前記上端部から外方向に
向ける、排水組立体とを含み、 前記支持要素および前記排水組立体は、前記活性化温度
よりも高い融点を有する材料から形成される排水組立体
とを含む音響バッフル装置。 - 【請求項１１】前記排水組立体が１対の側片を有する本
体を含み、該側片が互いに結合されて前記本体を形成
し、各側片が、Ｃ字形の側壁部と、互いに間隔をおいて
前記側壁部に固定された複数のバッフルとを含み、前記
両側片が互いに結合されたときに、各側片の前記バッフ
ルが他方の側片の前記バッフルから間隔をおいて配置さ
れ、前記通路を通じる曲がりくねった路を形成する請求
項10に記載の排水組立体。 - 【請求項１２】前記本体が、材料の一体成形片として形
成され、前記両側片の間を延びる連結部と、前記側片と
前記連結部を互いに分離する１対の弱い線部とを含み、
前記弱い線部は、前記側片を前記連結部に対して折り曲
げて合わせることを可能にする請求項11に記載の排水組
立体。 - 【請求項１３】前記連結部が前記通路の下端部に隣接し
て配置され、前記通路から流体を排出させるための開口
部を含む請求項12に記載の排水組立体。 - 【請求項１４】前記封止材料が、該材料が膨張する活性
化温度を有し、前記排水組立体が、前記封止材料の前記
活性化温度よりも高い温度の融点を有する材料から形成
されている請求項10に記載の排水組立体。 - 【請求項１５】前記通路が幅を定め、各バッフルの幅が
前記通路の前記幅と等しい請求項10に記載の排水組立
体。 - 【請求項１６】前記通路が深さを定め、各バッフルの深
さが前記通路の前記深さよりも浅い請求項15に記載の排
水組立体。 - 【請求項１７】前記通路が幅および深さを定め、各バッ
フルが前記通路の前記幅と等しいく、各バッフルの幅が
前記通路の前記深さよりも浅い請求項11に記載の排水組
立体。 - 【請求項１８】各バッフルが、該バッフルを通過する流
路を定める切欠きを含み、各バッフルの前記切欠きが、
隣接するバッフル内の前記切欠きと互い違いの位置にあ
る請求項17に記載の排水組立体。 - 【請求項１９】車体の空洞を該空洞の予め定められた断
面にて封止する音響バッフル装置であって、 前記空洞の前記断面の形状に対応するがそれよりも小さ
い形状に形成され、膨張する際の温度である活性化温度
を有する熱膨張性の封止材料片と、 前記封止材料片を前記空洞内の所定の位置に前記断面に
て支持する支持要素と、 前記封止材料により支持された排水組立体であって、前
記封止材料片の上方に上端部、前記封止材料片より下方
に下端部を有する排水通路を形成する外側壁部と、前記
排水通路内で前記側壁部に固定されて、前記上端部と下
端部との間に曲がりくねった路を形成する複数のバッフ
ルと、前記上端部に隣接した前記側壁部の周囲に突出す
る上部フランジとを含み、前記上部フランジは、前記装
置が前記活性化温度にさらされるときに前記封止材料の
膨張を収容するように前記装置が活性化温度にされされ
る前に前記封止材料よりも上方に間隔をおいて配置さ
れ、前記排水組立体を騒音が通過するのを防止しつつ、
前記装置の上方にある前記空洞内の流体が排出されるよ
うに前記封止材料を前記通路の前記上端部から外方向に
向ける、排水組立体とを含み、 前記排水組立体は、前記活性化温度よりも高い温度の融
点を有する材料から形成されている音響バッフル装置。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US670,151 | 1996-06-27 | ||
| US08/670,151 US5725272A (en) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | Drain assembly for acoustic baffle system |
| US08/670,151 | 1996-06-27 | ||
| PCT/US1997/009323 WO1997049598A1 (en) | 1996-06-27 | 1997-06-17 | Drain assembly for acoustic baffle system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000501355A JP2000501355A (ja) | 2000-02-08 |
| JP3126738B2 true JP3126738B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=24689196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10503014A Expired - Lifetime JP3126738B2 (ja) | 1996-06-27 | 1997-06-17 | 音響バッフルシステム用排水組立体 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5725272A (ja) |
| EP (1) | EP0907544B1 (ja) |
| JP (1) | JP3126738B2 (ja) |
| AT (1) | ATE280702T1 (ja) |
| AU (1) | AU709458B2 (ja) |
| CA (1) | CA2257977C (ja) |
| DE (1) | DE69731383T2 (ja) |
| WO (1) | WO1997049598A1 (ja) |
Families Citing this family (91)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5979902A (en) * | 1997-02-24 | 1999-11-09 | Raychem Corporation | Cavity sealing article and method |
| US6103341A (en) | 1997-12-08 | 2000-08-15 | L&L Products | Self-sealing partition |
| US6114004A (en) * | 1998-01-26 | 2000-09-05 | Cydzik; Edward A. | Cavity sealing article |
| GB2342895B (en) * | 1998-07-24 | 2002-04-03 | Ingersoll Rand Co | Enclosure for a portable machine |
| US7632559B2 (en) * | 1998-11-05 | 2009-12-15 | Sika Technology Ag | Sound deadening and structural reinforcement compositions and methods of using the same |
| US6387470B1 (en) | 1998-11-05 | 2002-05-14 | Sika Corporation | Sound deadening and structural reinforcement compositions and methods of using the same |
| WO2001019667A1 (en) | 1999-02-11 | 2001-03-22 | Tyco Electronics Corporation | Article for sealing a cavity whose cross-section includes an acute corner and method of using the same |
| US6131897A (en) | 1999-03-16 | 2000-10-17 | L & L Products, Inc. | Structural reinforcements |
| US6358584B1 (en) | 1999-10-27 | 2002-03-19 | L&L Products | Tube reinforcement with deflecting wings and structural foam |
| DE19955763B4 (de) * | 1999-11-19 | 2004-04-29 | Hilti Ag | Verfahren zum Abdichten eines Spalts zwischen einer in einem Bauelement vorhandenen Durchführung und wenigstens einem die Durchführung durchragenden Gegenstand sowie Abdichtung hierfür |
| US6263635B1 (en) | 1999-12-10 | 2001-07-24 | L&L Products, Inc. | Tube reinforcement having displaceable modular components |
| US6668457B1 (en) * | 1999-12-10 | 2003-12-30 | L&L Products, Inc. | Heat-activated structural foam reinforced hydroform |
| US6467834B1 (en) | 2000-02-11 | 2002-10-22 | L&L Products | Structural reinforcement system for automotive vehicles |
| WO2001058741A1 (en) * | 2000-02-11 | 2001-08-16 | L & L Products, Inc. | Structural reinforcement system for automotive vehicles |
| US6422575B1 (en) | 2000-03-14 | 2002-07-23 | L&L Products, Inc. | Expandable pre-formed plug |
| US6482486B1 (en) | 2000-03-14 | 2002-11-19 | L&L Products | Heat activated reinforcing sleeve |
| US6296298B1 (en) | 2000-03-14 | 2001-10-02 | L&L Products, Inc. | Structural reinforcement member for wheel well |
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