JP3126232B2 - 画像ファイルの記録・再生方法および装置 - Google Patents

画像ファイルの記録・再生方法および装置

Info

Publication number
JP3126232B2
JP3126232B2 JP04237633A JP23763392A JP3126232B2 JP 3126232 B2 JP3126232 B2 JP 3126232B2 JP 04237633 A JP04237633 A JP 04237633A JP 23763392 A JP23763392 A JP 23763392A JP 3126232 B2 JP3126232 B2 JP 3126232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
read
reading
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04237633A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0670276A (ja
Inventor
毅 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP04237633A priority Critical patent/JP3126232B2/ja
Publication of JPH0670276A publication Critical patent/JPH0670276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3126232B2 publication Critical patent/JP3126232B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像・文字その他のデ
ータ、特に静止画像データをシーケンシャル読出しタイ
プのディスクに記録し、記録されたデータを表示装置に
再生する画像ファイルの記録・再生方法および装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ICメモリカード等の記憶媒体にシ
ーケンシャルに配列・記憶された画像データを、例えば
コダック・フィリップ社によるいわゆるフォトCD(コン
パクトディスク)規格の光ディスク等のシーケンシャル
ROM タイプのディスクに記録するとき、画素の配列順
(例えばラスタ走査順)に記録するのが一般的であっ
た。このフォトCD規格の光ディスクに記録される画像デ
ータは、35mmカラーフィルムのネガやスライドのディジ
タル化情報量に匹敵し、1画面の画像3原色(RGB)ごと
に画素数が2048×3072画素の規格サイズに規定されてい
る。この画像解像度は約18メガ画素で、通常のテレビ画
面の約16倍、電子スチルカメラ写真の約10倍、高品位テ
レビ(HDTV) の約4倍の画素数に相当するといわれる。
通常、ソース画像サイズの大小に関わりなく、1ソース
画像を画一的に上記規格サイズの1画面内に取り込んで
ラスタ順に記録保存している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなシーケンシャルROM タイプのディスクに記録され
た規格サイズの1枚のカラー画像を再生する場合、再生
速度を例えば1秒間に75フレーム長(1フレーム長は、
ユーザーデータ2048バイト)とすると、ラスタ順に再生
した場合単純計算で、約 123秒(3072×3 ÷75≒ 123
秒)の時間を要することになる。また、モノクロ画像の
場合でも、約41秒の時間を要することになる。この所要
時間は、オペレータが次々と画面を検索して希望する画
像を見出すに要する時間としては、オペレータの忍耐の
許容限界をはるかに超える時間長であり、とくにこのよ
うな画像を多数扱う業務用システムへの適用は、余りに
も作業効率が悪いという未解決の課題があった。
【0004】本発明は、上記従来の未解決の課題を解決
すべくなされたものであり、再生において1画面の画像
が完成する前にオペレータが再生画像をおおまかに認識
できる画像ファイルの記録・再生方法および装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、シーケンシャル読出しタイプのディス
クに記録する際に、画素の記録順番を予め決められた1
種類以上の順番の中の一つを選択して記録し、再生に際
しては記録時に選択した順番で画素の再生を行い、表示
装置に表示する。
【0006】したがって、本発明に係る画像ファイルの
記録方法は、シーケンシャル読出しタイプのディスクに
ランダムアクセス可能な記憶媒体からの画像データを所
定のフォーマットで記録する画像ファイルの記録方法に
おいて、記憶媒体に格納されている画像データの1画面
における再生順序を1種類以上用意してパターン化し、
これらのパターンのそれぞれに識別情報を付し、画像デ
ータをディスクに記録するにあたって再生順序のパター
ンの中の1つを選択し、この選択した再生順序に従って
記憶媒体から画像データを読み出し、画像データに識別
情報を付加してディスクに記録することを特徴としてい
る。
【0007】また、本発明に係る画像ファイルの記録装
置は、シーケンシャル読出しタイプのディスクにランダ
ムアクセス可能な記憶媒体からの画像データを所定のフ
ォーマットで記録する画像ファイルの記録装置におい
て、記憶媒体から1画面の画像データを読み出す少なく
とも1種類の再生順序のパターンを選択するパターン発
生手段と、選択したパターンに基づいて読出しアドレス
を発生するアドレス発生手段と、発生したアドレスに基
づいて記憶媒体から画像データを読み出し、この読み出
した画像データに前記選択したパターンを指定する識別
情報を付加してディスクに記録する記録手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0008】また、本発明に係る画像ファイルの再生方
法は、シーケンシャル読出しタイプのディスクに1画面
における再生順序を表す識別情報を伴って所定のフォー
マットで記録された画像データを再生する画像ファイル
の再生方法において、ディスクから識別情報を読み出
し、識別情報に基づき前記フォーマットの再生順序を識
別し、ディスクから画像データを読み出し、識別された
再生順序で定まる画面上の位置に従って前記読み出した
画像データをフレームメモリに格納しつつ、表示装置に
表示することを特徴としている。
【0009】さらに、本発明に係る画像ファイルの再生
装置は、シーケンシャル読出しタイプのディスクに1画
面における再生順序を表す識別情報を伴って所定のフォ
ーマットで記録された画像データを再生する画像ファイ
ルの再生装置において、ディスクに記録された画像デー
タおよび識別情報を読み込む読込み手段と、画像データ
を格納するフレームメモリと、読み込んだ識別情報から
定まる再生順序に基づきフレームメモリのアドレスを生
成するフレームメモリアドレス発生手段と、フレームメ
モリを制御し、生成されたフレームメモリアドレスに従
って画像データをフレームメモリに書き込むフレームメ
モリ制御手段と、フレームメモリに格納しつつ画像デー
タを前記再生順序に従って表示装置へ出力する出力手段
とを備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明の画像ファイルの記録方法および装置
は、シーケンシャル読出しタイプのディスクにランダム
アクセス可能な第1の記憶媒体からの画像データを記録
する場合、第1の記憶媒体に格納されている画像データ
の1画における再生順序を1種類以上用意し、種類毎
にこれをパターン化する。このパターンは、それぞれ固
有の識別情報を有している。第1の記憶媒体に格納され
ている画像データの各画素は、第2の記憶媒体である
ィスクに記録される際、上記再生順序の中から選択され
たパターンの再生順序に従って記憶媒体から順次読み出
される。この画像データは、その再生順序に対応する固
有の識別情報を付加されてシーケンシャル読出しタイプ
のディスクに記録される。
【0011】また、本発明の画像ファイルの再生方法お
よび装置は、シーケンシャル読出しタイプのディスクに
1画面における再生順序を表す識別情報を付加して所定
のフォーマットで記録されたデータを再生の際、第2の
記憶媒体であるディスクから読み出した識別情報を解読
する。その識別情報に基づき記録フォーマットの再生順
序が特定され、この再生順序に基づいてフレームメモリ
格納位置を指定するアドレス情報が生成される。この
アドレス情報に基づいて、ディスクから読み出された
生データは、フレームメモリに格納されるとともに、読
み出されて表示装置に順次表示される。
【0012】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による画像フ
ァイルの記録・再生方法および装置の一実施例を詳細に
説明する。なお、図中、同一符号は、同一または相当部
分を表す。図1は、本発明の画像ファイルの記録装置の
一実施例を示す概略構成ブロック図である。図2は、図
1に示す実施例の動作例を示すフローチャートである。
【0013】図1を参照すると、画像ファイル記録装置
20は、たとえば写真画像を記録したCD-ROM,ICメモリカ
ードなどの画像記憶媒体40から特定のアドレス方法で画
像データを読み出し、この画像データと、この画像デー
タがその特定のアドレス方法で記録されている旨を示す
識別情報とをCD-ROMライタ50に出力して、たとえばフォ
トCDなどの画像ファイルCD51に画像データと識別情報と
記録保存する装置である。なお、本明細書において、
用語「画像データ」には静止画像データや文字データ等
の可視データが含まれる。
【0014】本装置はキーボード10を有し、これは、文
字キー,ファンクションキーを備えており、後述のパタ
ーン表示指令201a,パターン選択指令201bおよび起動指
令201cなどを画像ファイル記録装置20へ入力する機能を
有する入力装置である。本装置はまた、たとえばCRT デ
ィスプレイ,液晶ディスプレイなどの表示装置30を有
し、これは、画像ファイル記録装置20から出力されるパ
ターン一覧,選択パターン種別,画像ファイルへの転送
終了などの各種情報の表示を行う表示装置である。すな
わち、表示装置30は、キーボード10と共に、画像ファイ
ル記録装置20に対するマンマシンインターフェイスを構
成する。ここで、「パターン」とは、画像記憶媒体40か
1コマ分の画像データを読み出し画像ファイルCD51
に書き込む際の1コマの画像内の各画素データに対する
読出し順および書込み順を規定する。すなわち1画面に
おける定型化された読出し、書込みの順番をいう。ま
た、パターン表示指令201aは、画像ファイル記録装置20
が有するパターンを表示装置30に表示させるためのキー
ボード10からの表示指令であり、パターン選択指令201b
は、表示装置30に表示されたパターンの中から任意のパ
ターン順番をキーボード10で選択し画像ファイル記録装
置20に対して行う指令である。さらに起動指令201cは、
画像ファイル記録装置20に対して画像記憶媒体40から画
像データを再生し画像ファイルCD51へ書き込む動作の起
動を与えるキーボード10からの指令である。
【0015】画像記憶媒体40は、静止画像等の画像デー
タやこれに付随する付属情報とを記憶保持するランダム
アクセス可能な情報記憶媒体である。画像記憶媒体40に
記録された画像データは、画像ファイル記録装置20から
の再生順序に応じてアクセスされて各画素データが読み
出される。画像記憶媒体40から読み出されたデータは、
画像ファイル記録装置20に入力される。ここで、画像デ
ータは、本実施例ではRGB方式で各画素を8ビットの階
調で表すものである。画像記憶媒体40は、フォトCD規格
の画像条件を満たす媒体であれば、一組で構成される媒
体に限るものではなく、たとえばICメモリカード,ビデ
オフロッピーおよびその他の画像記憶媒体の組み合わせ
で構成されていてもよい。なお、画像記憶媒体40に格納
されている画像等のデータの再生順序は、予め1種類以
上にパターン化して後述のパターン選択部21に用意され
ている。また、この1種類以上のパターンは、それぞれ
に識別情報が対応しており、パターンが選択されると後
述の識別情報発生部24において該当する識別情報が生成
される。
【0016】また、識別情報は、本実施例では例えば図
3に示される画像データフォーマット300 のヘッダ303
のモード部301 の8ビットの上位4ビットを使用し、下
位4ビットをモード指定で使用する。たとえば、モード
部301 の16進数表示[0※]Hを標準パターン、[1※]HをM
系列の乱数パターン、[2※]Hを水平ワイプパターン、[3
※]Hを垂直ワイプパターンなどで表わす。なお、識別番
号[0※]Hの中の※は、モード部の下位4ビットを表しモ
ードごとに定まる値であるが、本発明の理解に直接関係
ないため説明は省略する。
【0017】本実施例において、1画における各画素
データの再生順序を表すパターンは、たとえば次のよう
な記録・再生方式をとる。標準パターンは、画像記憶媒
体40からラスタ走査順に読み出した画素データを通常の
ラスタ走査順に画像ファイルCD51に記録し、再生する方
式である。乱数パターンは、たとえば線形フィードバッ
クレジスタを用いた定型化されたM系列乱数発生器によ
り生成された乱数を画像記憶媒体40の画素データの読出
しアドレスとしてこのアドレスに対応する画素データを
画像記憶媒体40から読み出し、その画素データの読出し
順に画像ファイルCD51に記録するためのパターンであ
る。また、画像ファイルCD51から画像データを読み出す
再生時には、記録のときと同じ乱数に応じて生成したア
ドレスによって指定される画素データをフレームメモリ
に格納する。そして、フレームメモリからラスタ走査に
て画像データを読み出して出力することにより、再生と
同時に表示する表示装置の表示画面全体に画像が点々と
浮かび上がり徐々に明確になりやがて1コマの画像が完
成する。水平ワイプパターンは、たとえば再生時におい
て表示装置の表示画面の左側から画像がワイプして再生
されるように、画素データを画像記憶媒体40から読み出
、この読出し順に画像ファイルCD51に順次記録する
めのパターンである。垂直ワイプパターンは、たとえば
画像ファイルCD51からの再生時において表示装置の表示
画面の下部から画像が上部方向にワイプして再生される
順番で、像記憶媒体40に記録された画素データを読み
出し、この読出し順に画像ファイルCD51に記録するため
のパターンである。
【0018】CD-ROMライタ50は、画像ファイルCD51に画
像データを記録する光ディスク書込み装置である。画像
ファイルCD51は、本実施例では追記型が用いられ、1画
当たり3原色RGB のそれぞれについて2048×3072画素
を有する画像を数十コマ程度含む記録フォーマットで記
録されるディスクである。勿論、他のタイプの光ディス
ク、磁気・光ディスク、磁気ディスクなども有利に適用
される。
【0019】画像ファイル記録装置20は、画像記憶媒体
40に記録された1画における画素データの読出し画素
位置を定め、画像ファイルCD51に対する各画素データの
書込み順番を定める複数種類のパターンを記憶保持し、
これらの複数の中からいずれかのパターンを選択するパ
ターン選択部21を有する。パターン選択部21は、外部の
キーボード10に接続され、キーボード10からのパターン
表示指令201aの入力と、表示装置30に対する使用可能な
パターン種別の出力と、キーボード10からのパターン選
択指令201bに基づき各種パターンの中から特定のパター
ンを選択し、その旨の表示装置30への出力と共に、識別
情報発生部24およびアドレス発生部22に通知(202) する
回路部である。
【0020】アドレス発生部22は、画像記憶媒体40から
各画素データを読み出す際のその画像における画素位置
を表すアドレスを、選択されたパターンに応じて指定す
読込みアドレスを発生する機能を有する。アドレス発
生部22は、外部のキーボード10に接続され、キーボード
10からの起動指令201cの入力すると、パターン選択部21
からの特定パターンの通知202 に基づくアドレス生成
、これを読出しアドレス203 として画像データ転送制
御部23に出力する。
【0021】画像データ転送制御部23は、アドレス発生
部22で発生した読出しアドレスを画像記憶媒体40に送出
して読出しアドレスに対応する画素データ(8ビットで
構成される)を読み出す機能を有する。画像データ転送
制御部23は、アドレス発生部22から入力されるアドレス
情報を一時的に蓄える不図示の一時格納メモリを備えた
制御部であり、外部の画像記憶媒体40に接続される。識
別情報発生部24は、パターン選択部21で選択されたパタ
ーンの種別を表す識別情報を発生する機能を有する。識
別情報発生部24は、パターン選択部21から特定パターン
が選択された旨の通知202 に基づき、その特定パターン
に対応する識別情報207 を発生する回路部であり、この
識別情報207 を、状態信号として書込みデータ制御部25
に入力する。
【0022】本装置20はさらに、書込みデータ制御部25
を有し、これは、外部のCD-ROMライタ50に接続され、画
像記憶媒体40から読み出した画素データを受けてCD-ROM
ライタ50へその画素データを送出する制御ユニットであ
る。より詳細には、書込みデータ制御部25は、識別情報
発生部24から入力される識別情報207 の読込みと、デー
タ転送要求信号206 の画像データ転送制御部23への出力
と、画像記憶媒体40から入力される1画分のリードデ
ータ205 の画像データ転送制御部23から入力されるデー
タストローブ208 のタイミングでの読込みと、図3に示
されるようなCD51への書込みフォーマットの生成と、CD
-ROMライタ50に対する書込みデータ209の転送の機能を
備えた制御部である。
【0023】ここで、図3は、画像ファイルCD51などの
シーケンシャル読出しのディスクのデータ記録方式の概
略フォーマット構成を例示する図であり、1セクタ分に
ついて示している。図3を参照すると、各セクタの先頭
部分には同期用のシンク(12バイト)305 が配置され、
次に、分・秒・フレームで表現される絶対アドレス304
とモードが記録されたヘッダ部(4バイト)303 が配置
される。ヘッダ部303の後に、ユーザーデータ302 を記
録する領域が2048バイト続き、この後に4バイトのエラ
ー検出符号EDC 306 と 276バイトのエラー訂正符号ECC
307 が配置される。ここで、識別情報207 は、各セクタ
300 のヘッダ部303 のモード301 の位置に配置され、リ
ードデータ205 は、ユーザデータ部302 に読み込み順に
配置される。たとえば、フォトCD規格の 16Base の1画
面分のデータは、3原色RGB のそれぞれについて3072セ
クタ分のデータを用いて構成される。
【0024】次に、画像ファイル記録装置20の制御動作
の内容を図2のフローチャートを伴って説明する。今、
キーボード10からパターン表示指令201aが入力される
(ステップS1)と、パターン選択部21からCRT ディス
プレイ30にパターン一覧が出力され表示される(ステッ
プS3)。次いで、表示装置30上に表示されたパターン
一覧に基づき、キーボード10で希望するパターンを選択
すると、選択指令信号201bがパターン選択部21に入力さ
れ、パターンが選択される(ステップS5)。パターン
選択部21は、特定パターンが選択された旨の通知202
を、表示装置30,識別情報発生部24およびアドレス発生
部22に送出する。表示装置30は、特定パターンの通知20
2 に基づいて表示画面上に特定パターン種別を表示す
る。識別情報発生部24は、特定パターンの通知202 に基
づいてその特定パターンを表わす識別情報を発生する
(ステップS7)。
【0025】次いで、キーボード10から起動指令201c
が、アドレス発生部22および書込みデータ制御部25に入
力される(ステップS9)。アドレス発生部22は、起動
指令201cを受け取ると、上記特定パターンに基づいて、
画像記憶媒体40へのアクセス順に読出しアドレスを生成
する(ステップS11)。この生成されたアドレスは、ア
ドレス情報203 として画像データ転送制御部23の一時格
納メモリに生成順に一括して格納される。書込みデータ
制御部25は、起動指令201cを受け取ると、図3に示され
る画像ファイルCD51への記録フォーマットの作成を行
う。さらに、アドレス発生部22の生成したアドレスを画
像データ転送制御部23の一時格納メモリに格納し終わる
タイミングを計時後、画像データ転送制御部23へデータ
転送要求信号206 を送出する。画像データ転送制御部23
はデータ転送要求信号206 を受信するたびに、一時格納
メモリから画像記憶媒体40にリードアドレス204 を送出
する(ステップS13)。このリードアドレス204 に基づ
いて画像記憶媒体40から読み出される画素データは、リ
ードデータ205 として書込みデータ制御部25に読み込ま
れる(ステップS15)。書込みデータ制御部25は、この
リードデータ205 と識別情報とを含む画像ファイルCD51
への書込みフォーマットを作成し、CD-ROMライタ50へ書
込みデータ209 として所定のタイミングで送出する(ス
テップS17)。したがって、画像ファイルCD51へは、1
分の画像データの各画素データが画像記憶媒体40か
らの読出し順にシリアルに記録される。
【0026】ここで、1画分のデータは、3原色RGB
のそれぞれについて3072セクタ分のデータを書込みデー
タ制御部25からCD-ROMライタ50に転送することにより終
了する。1画分のデータ転送が終了すると、画像デー
タ転送制御部23は、転送終了信号210 を表示装置30に送
出する。示装置30上の表示により転送終了がオペレー
タに通知される。なお、CD-ROMライタ50は、書込みデー
タ209 を受信すると画像ファイルCD51にデータを記録
(ステップS19)して図2の処理を終了する。上記のよ
うに、本実施例の画像ファイルの記録方法および装置に
よれば、オペレータの指定する特定のパターンで外部の
画像記憶媒体40に記憶されている画像データを外部の画
像ファイルCD51に記録することができる。
【0027】次に、図4は、以上のようにして画像デー
タの記録された画像ファイルCD51からこれを再生する画
像ファイルの再生装置の一実施例を示す概略構成ブロッ
ク図である。図4において、画像ファイル再生装置70
は、外部のキーボード11からの各種指令に基づき、画像
ファイルCD51に記録されている画像データをCD-ROM読取
装置60を介して読み出し、たとえばCRT ディスプレイ,
カラー液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイなどの
表示装置31に再生画像を表示出力する再生装置である。
より詳細には、画像ファイル再生装置70は、読み出した
データのヘッダ部のモード部分301 (図3参照)に記録
されている識別情報から再生データの記録パターン種別
を判別し、この判別されたパターンに対応したフレーム
メモリアドレスを生成して、読み出した画素データに同
期させて表示装置31の表示画面上に再生する装置であ
る。キーボード11は、キー操作により、再生画像番号の
指令701 ,起動指令702aおよび中止指令702bなどを画像
ファイル再生装置70へ入力する機能を備えた入力装置で
ある。CD-ROM読取装置60は、画像ファイル再生装置70に
対してキーボード11が指定した再生画像番号指令701 と
起動指令702aとにより画像ファイルCD51から目的の画像
データ収録ブロックを検索し、読み出した画像データ
(図3におけるユーザ・データ部302 )を、画像ファイ
ル再生装置70へ出力する
【0028】画像ファイル再生装置70は、キーボード11
の指令に基づきCD-ROM読取装置60との間のインタフェー
ス制御を行う読込み制御部71を有する。CD-ROM読取装置
60は、画像ファイルCD51の検索と、目的のフレームブロ
ックのアクセスと、得られたユーザーデータ302 のエラ
ー検出・訂正と、このデータ302 およびモード部301を
上記読込み制御部71に出力する機能を備えた装置であ
る。また、読込み制御部71は、キーボード11からの再生
画像番号指令701 および起動指令702aに基づくCD-ROM読
取装置60に対する画像データ読取指令703 の出力と、CD
-ROM読取装置60との間でタイミングを取りつつ行う再生
画像データ704 の入力転送と、転送された画像データ70
4 の画素データを読込みデータ705 としてフレームメモ
リ制御部72へ出力する機能を備えた制御部である。
【0029】フレームメモリ制御部72は、読込み制御部
71からの読込みデータ705 を入力して、フレームメモリ
74に画像データを格納制御する機能を有する。フレーム
メモリ制御部72は、読込みデータ705 からの識別情報
検出と、その識別情報のコード番号706 およびアドレス
リード信号707 のフレームメモリアドレス発生部73への
出力と、画素データ709 をフレームメモリ74へ出力する
機能を備えた制御部である。
【0030】フレームメモリアドレス発生部73は、フレ
ームメモリ制御部72からの識別情報706 を入力して、識
情報の内容で特定されるパターンに基づきアドレスを
生成する機能を有する。フレームメモリアドレス発生部
73は、図1に示す画像ファイル記録装置20と同様のパタ
ーンを生成するパターン発生機能を備えており、フレー
ムメモリ制御部72から入力した識別情報のコード番号70
6 によって定まる特定パターンに従った1フレームメモ
リ分のアドレスの生成と、これの不図示の一時格納メモ
リへの格納と、フレームメモリ制御部72からのアドレス
リード信号707に基づき一時格納メモリに格納されてい
るフレームメモリアドレス708 をフレームメモリ74に出
力する機能を備えた制御部である。
【0031】レームメモリ74は、フレームメモリ制御
部72から入力されるデータ(画素データ)709 を、フレ
ームメモリアドレス発生部73から入力されるフレームメ
モリアドレス708 に対応するアドレス位置に格納する機
能を有する。フレームメモリ74は、入力される画素デー
タ709 を、入力されるフレームメモリアドレス708 で指
定されるアドレス位置に記憶するとともに、表示タイミ
ングに合わせて、ラスタ走査方向のアドレス順にその時
点で記憶されている画素データを読み出して出力する機
能を備えた1画面分の容量を持つメモリである。
【0032】フレームメモリ74の出力は D/A変換器75
接続され、 D/A変換器75は、フレームメモリ74に格納さ
画素データ(8ビット構成のディジタルデータ)を
ラスタの走査順に順次入力してアナログデータに変換
し、表示装置31に出力する機能を備えた回路部である。
D/A変換器75の出力は外部の表示装置31に接続される。
【0033】キーボード11から中止指令702bが、画像フ
ァイル再生装置70に入力されると、その中止指令702b
は、画像ファイル再生装置70内の読込み制御部71および
フレームメモリ制御部72に入力され、これに基づきフレ
ームメモリ制御部72はフレームメモリ74をリセットする
構成となっている。
【0034】次に、画像ファイル再生装置70の制御動作
の内容を図5のフローチャートを伴って説明する。ま
ず、オペレータは、キーボード10から再生画像番号を設
定し指令する(ステップS101 )。この指令信号701
は、画像ファイル再生装置70内の読込み制御部71に取り
込まれる。読込み制御部71は、指令信号701 を受け取る
と、CD-ROM読取装置60に対して画像データ読取指令703
を送出する。そうすると、CD-ROM読取装置60は、画像フ
ァイルCD51を検索して目的のフレームブロックをアクセ
スし、該当する画像データをシーケンシャルに読み取
る。CD-ROM読取装置60は、得られたユーザーデータを読
込み制御部71に送出する。そこで、読込み制御部71は、
CD-ROM読取装置60との間でタイミングを取りつつ順次そ
のデータ704 の読込みを行い、読込みデータ705 として
フレームメモリ制御部72へ送出する。
【0035】次いで、フレームメモリ制御部72は、読込
みデータ705 を受け取ると、データのヘッダ部303 のモ
ード部分301 に記録されている識別情報を解読する(ス
テップS103 )。解読された識別情報706 は、フレーム
メモリアドレス発生部73へ送出される。フレームメモリ
アドレス発生部73は、識別情報706 を読み込むと、その
識別番号からアドレス発生パターン種別を特定する(ス
テップS105 )。フレームメモリアドレス発生部73は、
たとえば前述の乱数パターン,水平ワイプパターンおよ
び垂直ワイプパターンなどの中から識別番号に対応した
特定パターンを選び出し、特定パターンに従ったフレー
ムメモリ74のアドレスを生成する(ステップS107 )。
したがって、この場合の生成アドレスは、画像ファイル
記録装置20で生成したアドレスと同じ順に画像内の画
素位置を指定するアドレスとなる。そして、生成したア
ドレスは、一時格納メモリに格納される。
【0036】次いで、フレームメモリアドレス発生部73
は、フレームメモリ制御部72から送出されるアドレスリ
ード信号707 を受信し、このアドレスリード信号707 を
受信するつど一時格納メモリに格納されている生成アド
レスを格納順に読み出す。読み出されたアドレスは、ア
ドレスリード信号707 が継続している期間同じ状態を保
持し、フレームメモリアドレス708 としてフレームメモ
リ74に送出される。このとき、フレームメモリ制御部72
は、アドレスリード信号707 と同じタイミングで画素デ
ータ709 をフレームメモリ74に送出するので、画素デー
タ709 とフレームメモリアドレス708 は同期して、フレ
ームメモリ74に供給される(ステップS109 )。フレー
ムメモリ74は、入力されたフレームメモリアドレス708
の指定する格納アドレス位置に、同期して入力された画
素データ709 を書き込むことにより、1画素分のデータ
の転送が終了する(ステップS111 )。
【0037】次いで、 D/A変換器75は、フレームメモリ
74に記憶されている画素データを、ラスタ走査順に入力
してディジタル/アナログ変換を行う。アナログ信号に
変換された画素のレベル信号は、 D/A変換器75から CRT
ディスプレイ30へ送出され、表示画面に表示される(ス
テップS113 )。次いで、キーボード10から中止指令70
2bが入力されたか否かを判断する(ステップS115 )。
中止指令702bは、読込み制御部71とフレームメモリ制御
部72に供給される。中止指令702bが入力されていない場
合は、1画面分の画像データの読込みが完了したか否か
を判断する(ステップS117 )。1画面分の画像データ
の読込みが完了していなければ、前述のステップS109
に戻り、CD-ROM読取装置60からの読み取りデータ704 を
フレームメモリ74へ転送し、表示装置31へ表示する動作
を繰り返す。1画面が完成していれば、キーボード10か
ら次ぎの画像再生の指令が入力されるまで図5のフロー
を終了する。
【0038】ここにおいて、識別情報706 が、たとえば
再生時の特定パターンとして「乱数パターン」を示して
いると、M系列乱数発生器の発生する乱数に応じて生成
された格納アドレスが、再生画素データ709 のフレーム
メモリ74への格納アドレス708 となるので、フレームメ
モリ74上のランダムな位置に画素データ709 が配置さ
れる。したがって、表示装置31の表示画面上においては
画像は画面全体的に徐々に浮かび上り、段々と明確にな
って行く。そのため、オペレータは、1画像分の画像が
画面に完成する前に希望する画像か否かの判断をするこ
とができる。オペレータは、再生画像が希望する画像で
ないと判断したときは画像形成の途中であっても直ちに
キーボード11から中止指令702bを画像ファイル再生装置
70に入力し、次の再生画像番号指令701 を読込み制御部
71に入力させることができる。この結果、画像全体を表
示する前に他のコマの画像を画像ファイルCD51から読み
出して表示させることができる。
【0039】ステップS115 において、中止指令702bが
あった場合、読込み制御部71は、中止指令702bを受け取
るとCD-ROM読取装置60に対して画像ファイルCD51からの
画像データの読取りの中止を指令する。これに応動して
CD-ROM読取装置60は、画像データの読出しを中止する。
また、フレームメモリ制御部72は、中止指令702bを受け
取ると、フレームメモリアドレス発生部73に対する識別
情報706 を変更し、標準パターンを選択する。そこで、
フレームメモリアドレス発生部73は、ラスタ走査順のア
ドレスを生成し、一時格納メモリに格納する。次いで、
フレームメモリ制御部72は、フレームメモリアドレス発
生部73にアドレスリード信号707 を送出すると共に、フ
レームメモリ74に“0”の値の画素データを送出する。
フレームメモリ74のアクセスタイムは前述の通りであ
る。これにより、フレームメモリ74は、リセットされ、
次の再生画像の表示に備えて、図5のフローチャートを
終了する(ステップS119 )。つまり、ステップS101以
降の処理を再び行うことができる。
【0040】以上述べたように、本実施例の画像ファイ
ルの記録・再生方法および装置は、画像ファイルCD51へ
の1画面分の画像データの記録を所定の順序のパターン
で行う。再生時には画像ファイルCD51からの画像データ
の再生を、記録時と同じパターンで行い表示装置31の表
示画面上に表示する。したがって、ラスタ走査順に表示
される標準の再生画面と異なり、オペレータは、画像が
表示画面に完全に表示されるのを待つことなく、再生の
途中において現在表示中の画面が希望する画面かどうか
を判断することができる。
【0041】なお、上記実施例において、生成したアド
レス情報は、一時格納メモリに格納するようにしたが、
これに限るものではなく、アドレス発生部がアドレスを
リードする信号を受けつけるつど、順次アドレスを生成
するようにしてもよい。この場合には、一時格納メモリ
を省略することができる。
【0042】また、上記実施例において、画像データの
1画面における再生順序を複数種類のパターンのうちの
いずれかを選択できるようにしたが、これに限るもので
はなく、最も効率よく再生画像を検索できる1種類のパ
ターンのみを用意することにより、画像ファイルの記録
・再生装置の簡易化を図ることもできる。
【0043】
【発明の効果】このように本発明によれば、記憶媒体に
記録された1画像分の画像データをシーケンシャル読出
しタイプのディスクに記録する場合、記憶媒体に格納さ
れている画像データの1画像内の再生順序を1種類以上
用意し、その再生順序の中から選択された特定の再生順
序に従って記憶媒体から各画素データを順次読み出し
て、これをその再生順序を示す識別情報とともにディス
クに記録する。また、このシーケンシャル読出しタイプ
のディスク記録された画像データを読み出して再生す
る場合、記録フォーマット中の識別情報に従ってフレー
ムメモリのアドレス指定順序が生成され、これに基づい
て再生画像データは、フレームメモリのアドレス指定位
置に応じた格納位置に格納され、格納された画像データ
がフレームメモリから読み出されて表示装置に再生表示
される。したがって、再生の途中の段階で再生画像から
希望する画像か否かを判断し、その判断に応じてその画
像再生を中止または継続することができると共に、作業
効率の向上が図れるという効果がある。また、画像デー
タをディスクに記録するときに再生時における画像検索
の容易性および映像のワイプなどの特殊映像効果など制
作者側の意図する映像効果が、再生時に操作上の特別の
手を加えることなく得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像ファイルの記録装置の実施例の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例における画像ファイルの記録
方法を例示するフローチャートである。
【図3】同実施例における画像ファイルCD上の記録デー
タの概略配置の例を示す構成図である。
【図4】本発明の画像ファイルの再生装置の実施例の概
略構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す実施例における画像ファイルの再生
方法を例示するフローチャートである。
【符号の説明】
10,11 キーボード 20 画像ファイル記録装置 21 パターン選択部 22 アドレス発生部 23 画像データ転送制御部 24 識別情報発生部 25 書込みデータ制御部 30,31 表示装置 40 画像記憶媒体 50 CD-ROMライタ 51 画像ファイルCD 60 CD-ROM読取装置 70 画像ファイル再生装置 71 読込み制御部 72 フレームメモリ制御部 73 フレームメモリアドレス発生部 74 フレームメモリ 75 D/A変換器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の記憶媒体に記録されている1画
    像を表す画像データを読み出して、該画像データの読出
    し順に該画像データを第2の記憶媒体に記録する画像フ
    ァイルの記録方法において、該方法は、 第2の記録媒体に記録された画像データを読み出して再
    生する際の1画像の形成順序をあらかじめ規定するパタ
    ーンを選択する選択工程と、 前記選択されたパターンを表す識別情報を生成する識別
    情報生成工程と、 前記画像データを第1の記憶媒体から読み出す際のアド
    レス情報を前記選択工程にて選択されたパターンに応じ
    て生成するアドレス生成工程と、 前記1画像を表す画像データのうち、前記アドレス情報
    に応じた画像位置の画素データを第1の記憶媒体から読
    み出す読出工程と、 該読出工程にて前記画素データが読み出される順番に、
    該画素データを第2の記憶媒体に順次書き込み、前記識
    別情報を第2の記憶媒体に書き込む書込工程とを含む
    とを特徴とする画像ファイルの記録方法。
  2. 【請求項2】 第1の記憶媒体に記録されている1画像
    を表す画像データを読み出して、該画像データの読出し
    順に該画像データを第2の記憶媒体に記録する画像ファ
    イルの記録装置において、該装置は、 第2の記録媒体に記録された画像データを読み出して再
    生する際の1画像の形成順序をあらかじめ規定するパタ
    ーンを選択する選択手段と、 該選択手段にて選択されたパターンを表す識別情報を生
    成する識別情報生成手段と、 前記画像データを第1の記憶媒体から読み出す際のアド
    レス情報を前記選択手段にて選択されたパターンに応じ
    て生成するアドレス生成手段と、 前記1画像を表す画像データのうち、前記アドレス情報
    に応じた画像位置の画素データを第1の記憶媒体から読
    み出す読出手段と、 該読出手段にて前記画素データが読み出される順番に、
    該画素データを第2の記憶媒体に順次書き込み、前記識
    別情報を第2の記憶媒体に書き込む書込手段とを含む
    とを特徴とする画像ファイルの記録装置。
  3. 【請求項3】 第1の記憶媒体に記録された1画像分の
    画像データの各 画素データが、1画像の形成順序をあら
    かじめ規定するパターンに応じて記録された第2の記憶
    媒体から、該画像データを読み出して該画像データに応
    じた静止画像を画像表示手段に表示させる画像ファイル
    の再生方法において、該方法は、 第2の記憶媒体から前記パターンを表す識別情報を読み
    出す第1の読出工程と、 前記識別情報に基づいて、前記画像データを再生する際
    のパターンを識別するパターン識別工程と、 第2の記憶媒体に記録された画像データを順次読み出す
    第2の読出工程と、 第2の読出工程にて読み出された画像データを記憶手段
    に格納するアドレス情報を前記パターンに応じて生成す
    るアドレス生成工程と、 前記アドレス情報に応じた画像位置に対応する前記記憶
    手段の格納位置に前記画像データを順次記憶する記憶工
    程と、 前記記憶手段の記憶情報をラスタ走査順に繰り返し読み
    出す第3の読出工程と、 該第3の読出工程にて読み出される記憶情報を前記画像
    表示手段に出力する出力工程とを含む ことを特徴とする
    画像ファイルの再生方法。
  4. 【請求項4】 第1の記憶媒体に記録された1画像分の
    画像データの各画素データが、1画像の形成順序をあら
    かじめ規定するパターンに応じて記録された第2の記憶
    媒体から、該画像データを読み出して該画像データに応
    じた静止画像を画像表示手段に表示させる画像ファイル
    の再生装置において、該装置は、 第2の記憶媒体から前記パターンを表す識別情報を読み
    出す第1の読出手段と、 前記識別情報に基づいて、前記画像データを再生する際
    のパターンを識別するパターン識別手段と、 第2の記憶媒体に記録された画像データを順次読み出す
    第2の読出手段と、 第2の読出手段にて読み出された画像データを格納する
    アドレス情報を前記パターンに応じて生成するアドレス
    生成手段と、 前記アドレス情報に応じた画面位置に対応する格納位置
    に前記画像データを順次記憶する記憶手段と、 該記憶手段の記憶情報をラスタ走査順に繰り返し読み出
    す第3の読出手段と、 該第3の読出手段にて読み出される記憶情報を前記画像
    表示手段に出力する出力手段と を含むことを特徴とする
    画像ファイルの再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、第2の
    読出手段は、操作に応じて生成される中止指令に応動し
    て、前記画像データの読出しを中止することを特徴とす
    る画像ファイルの再生装置。
JP04237633A 1992-08-14 1992-08-14 画像ファイルの記録・再生方法および装置 Expired - Fee Related JP3126232B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04237633A JP3126232B2 (ja) 1992-08-14 1992-08-14 画像ファイルの記録・再生方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04237633A JP3126232B2 (ja) 1992-08-14 1992-08-14 画像ファイルの記録・再生方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0670276A JPH0670276A (ja) 1994-03-11
JP3126232B2 true JP3126232B2 (ja) 2001-01-22

Family

ID=17018221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04237633A Expired - Fee Related JP3126232B2 (ja) 1992-08-14 1992-08-14 画像ファイルの記録・再生方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3126232B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2533254T3 (es) 2002-11-27 2015-04-08 Asahi Kasei Chemicals Corporation Célula electrolítica bipolar, sin intersticios

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0670276A (ja) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8437623B2 (en) Recording apparatus and method
JP3026585B2 (ja) 静止画再生装置
JP2592124B2 (ja) 画像検索装置
JPH023592B2 (ja)
JP3126232B2 (ja) 画像ファイルの記録・再生方法および装置
JP2000215644A (ja) 画像記録再生装置
JP3474632B2 (ja) ビデオプリンタ
JP3659712B2 (ja) 映像プリントシステム
JP4406094B2 (ja) 画像再生装置および画像記録装置
JPH10164557A (ja) 記録媒体の再生画像におけるメニュー画面作成方法及びそのサーチ方法
JP2870746B2 (ja) 画像記録装置
JP2971931B2 (ja) 画像検索方法
JP3454537B2 (ja) 異なる記録媒体間のマルチ画面表示システム
JP3766456B2 (ja) 映像プリントシステム
JPS6289234A (ja) デイスク再生装置
JP2985241B2 (ja) 記録装置及び再生装置
JP2925889B2 (ja) 画像ファイル装置の情報記録方法および情報再生方法
JPH0775050A (ja) 静止画記録再生装置
JPH06303560A (ja) マルチ画面表示システム
JPS6180695A (ja) デジタルデイスクレコ−ド再生装置
JPH0536240A (ja) 画像記録再生システム
JPH05258534A (ja) 画像再生装置
JPH08124364A (ja) 再生装置
JPH07282065A (ja) ファイル装置
JPH0411477A (ja) 画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001010

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees