JP2925889B2 - 画像ファイル装置の情報記録方法および情報再生方法 - Google Patents

画像ファイル装置の情報記録方法および情報再生方法

Info

Publication number
JP2925889B2
JP2925889B2 JP5149177A JP14917793A JP2925889B2 JP 2925889 B2 JP2925889 B2 JP 2925889B2 JP 5149177 A JP5149177 A JP 5149177A JP 14917793 A JP14917793 A JP 14917793A JP 2925889 B2 JP2925889 B2 JP 2925889B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
still image
information
image
belonging
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5149177A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0721074A (ja
Inventor
利一 古川
洋治 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP5149177A priority Critical patent/JP2925889B2/ja
Publication of JPH0721074A publication Critical patent/JPH0721074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2925889B2 publication Critical patent/JP2925889B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め大画面静止画像を
フレーム単位に分割された単位静止画像を記録あるいは
再生する画像ファイル装置の情報記録方法および情報再
生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画面の表示サイズよりも大きなサイズの
大画面静止画像を記録媒体から再生する手法として、予
め大画面静止画像をフレーム単位に分割し、分割された
フレーム単位の静止画像を大画面静止画像の一部分とし
て光ディスク等の記録媒体に記録しておき、当該記録媒
体から静止画像を再生する方法がある。
【0003】このような方法を用いた従来技術として
は、例えば特開平2−12424号公報に記載のものが
ある。この特開平2−12424号公報に記載の従来例
は、ファイル名と、大画面静止画像を分割した単位静止
画像の大画面上での配置座標と当該単位静止画像の格納
位置とを単位静止画像の個数分だけ対応付けた分割管理
情報と、分割管理情報中の各格納位置で特定される単位
静止画像群とを光ディスクに記録しておく技術が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この技術で
は、光ディスクに記録されている単位静止画像を光ディ
スク固有の通し番号等を指定して単独にアクセスしよう
とする場合、通し番号により指定された単位静止画像が
大画面静止画像のどの部分に相当するのか判断すること
ができない。従って、前記指定された単位静止画像をモ
ニタで見ながら、隣接する単位静止画像をモニタに表示
すべく例えばキーボードの矢印キー等により指定操作さ
れても、隣接する単位静止画像を特定することができな
いといった問題がある。
【0005】現に、この従来例は、前述したフォーマッ
トの複数の光ディスクに単位静止画像を分割して記録さ
せ、分割管理情報に基づいて各光ディスクを同時に駆動
させて一度に複数の単位静止画像を再生することによ
り、高速性を上げることを目的としており、個々の静止
画像を指定して再生することは考慮されていない。本発
明は、前述した問題に鑑みて為されたものであり、容易
に大画面静止画像に属する個々の単位静止画像を特定す
ることができる画像ファイル装置の情報記録方法および
情報再生方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像ファイ
ル装置の情報記録方法は、相互関連のある複数のフレー
ム単位の静止画像で構成される相互関連静止画像群のう
ちの任意の静止画像を記録媒体に記録する画像ファイル
装置の情報記録方法において、前記相互関連静止画像群
に属するすべての静止画像の記録位置情報と該相互関連
静止画像群に属する静止画像の相互関連静止画像群内に
おける自身の相対位置情報との2種類の情報を含む接合
情報を前記相互関連静止画像群に属する静止画像毎に形
成し、該相互関連静止画像群に属する静止画像毎に形成
された接合情報を前記相互関連静止画像群に属するそれ
ぞれの静止画像に対応付けて記録媒体に記録することを
特徴とするものである。
【0007】また、本発明の画像ファイル装置の情報再
生方法は、相互関連のある複数のフレーム単位の静止画
像で構成される相互関連静止画像群が記録されており、
更に、前記相互関連静止画像群に属するすべての静止画
像の記録位置情報と該相互関連静止画像群に属する静止
画像の相互関連静止画像群内における自身の相対位置情
報との2種類の情報を含む接合情報が、該相互関連静止
画像群に属する静止画像毎に対応付けられて記録されて
いる記録媒体から、前記相互関連静止画像群に属する任
意の静止画像を再生する画像ファイル装置の情報再生方
において、前記相互関連静止画像群に属する静止画像
のうちの特定の静止画像が表示されている最中に、前記
相互関連静止画像群に属する任意の静止画像を表示すべ
く指定操作があると、表示中の静止画像に対応する接合
情報内の相対位置情報に基づいて、指定された静止画像
の記録位置情報を当該接合情報内の前記相互関連静止画
像群に属するすべての静止画像の記録位置情報から特定
し、特定された記録位置情報に基づいて静止画像を再生
制御することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は、相互関連静止画像群に属するすべて
の静止画像の記録位置情報と該相互関連静止画像群に属
する静止画像の相互関連静止画像群内における自身の相
対位置情報とを含む接合情報を前記相互関連静止画像群
に属する静止画像毎に形成し、該相互関連静止画像群に
属する静止画像毎に形成された接合情報を前記相互関連
静止画像群に属するそれぞれの静止画像に対応付けて記
録媒体に記録する。
【0009】また、本発明は、相互関連静止画像群に属
する静止画像のうちの特定の静止画像が表示されている
最中に、前記相互関連静止画像群に属する任意の静止画
像を表示すべく指定操作があると、表示中の静止画像に
対応する接合情報内の相対位置情報に基づいて、指定さ
れた静止画像の記録位置情報を当該接合情報内の前記相
互関連静止画像群に属するすべての静止画像の記録位置
情報から特定し、特定された記録情報位置に基づいて静
止画像を再生制御する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の画像ファイル装置の一実施例
を図1から図4を用いて説明する。図1は大画面静止画
像と単位静止画像との関係を示す図である。大画面静止
画像は、表示モニタの画面サイズよりも大きなサイズの
画像であり、画面サイズの複数の単位静止画像の集合と
して得られる画像である。言い換えれば、単位静止画像
は、大画面静止画像に属する個々の静止画像である。例
えば、単位静止画像は、図1に示すような大画面静止画
像をフレーム単位に分割した静止画像であり、大画面静
止画像の一部分の静止画像である。表示モニタの画面サ
イズを例えば1920×1035画素とすると、単位静
止画像(1−1、1−2、1−3、2−1、2−2、2
−3、3−1、3−2、3−3)は各々1920×10
35画素であり、大画面静止画像は5760×3105
画素である。
【0011】即ち、相互関連のある複数のフレーム単位
の静止画像によって構成される静止画像群が大画面静止
画像であり、前記相互関連のあるフレーム単位の静止画
像のひとつひとつが単位静止画像である。尚、図1で
は、大画面静止画像の一部の絵である単位静止画像を集
めて大画面静止画像として1つの絵を表現する場合を示
したが、これに限らず、例えば、個々の単位静止画像が
それ自身で完成している絵あるいは文字情報であり、そ
のような単位静止画像をある共通する分類でまとめた静
止画像群を大画面静止画像としてもよい。
【0012】図2は個々の単位静止画像と1対1に対応
して形成される接合情報を示す図である。接合情報は、
相互関連のある静止画像群(大画面静止画像)に属する
すべての単位静止画像の記録位置情報と、相互関連のあ
る静止画像群に属する単位静止画像の相互関連静止画像
群内における自身の相対位置情報とを含む情報であり、
大画面静止画像に属する個々の単位静止画像毎に1対1
に対応して存在する。
【0013】図2において、接合情報は、横方向数H、
縦方向数V、相対位置情報Z、記録位置情報I11〜IMN
で構成される。横方向数Hは、大画面静止画像に属する
単位静止画像の横方向の個数を示し、縦方向数Vは、大
画面静止画像に属する単位静止画像の縦方向の個数を示
す。記録位置情報Iは、大画面静止画像に属する全ての
単位静止画像を特定するための情報であり、例えば単位
静止画像の画像指定番号である。画像指定番号は、記録
媒体固有の画像の通し番号であり、記録媒体に記録され
ている単位静止画像毎に異なる番号が付けられている。
記録位置情報として画像指定番号が記録される順は、大
画面静止画像内における単位静止画像の配置位置を示す
座標の順である。例えば、その座標順は、座標(X、
Y)において、(1、1)を初期とすると、Yを1つず
つ増やしていきYが最大になったあと、Xを1つ増やす
と共にYを初期にリセットして順次Yを増やしていく順
であり、図1の例では、座標(1、1)、(1、2)、
(1、3)、(2、1)、(2、2)、(2、3)、
(3、1)、(3、2)、(3、3)の順である。この
順で記録位置情報には画像指定番号が記録される。
【0014】図1における大画面静止画像において、1
−1、1−2、1−3、2−1、2−2、2−3、3−
1、3−2及び3−3の単位静止画像の画像指定番号
を、順に0、1、2、3、4、5、6、7及び8とする
と、記録位置情報I11、I12、I13、I21、I22
23、I31、I32及びI33は、それぞれ0、1、2、
3、4、5、6、7及び8となる。この記録位置情報I
は、大画面静止画像に固有の情報であり、大画面静止画
像に属する全ての単位静止画像では共通となる。
【0015】相対位置情報Zは、単位静止画像自身が大
画面静止画像内においてどの位置に相当する画像かを知
るための情報であり、例えば、記録位置情報内における
何番目の記録位置情報かを示す数字である。例えば、図
1の単位静止画像2−2が自身の単位静止画像であると
すると、単位静止画像2−2は、記録位置情報内では5
番目であるため、相対位置情報Zは5となる。この相対
位置情報Zは、大画面静止画像に属する個々の単位静止
画像に固有の情報であり、単位静止画像が異なれば、相
対位置情報Zも異なる。
【0016】図3は単位静止画像及び接合情報の記録媒
体における記録フォーマットを示す図である。前述した
単位静止画像及び接合情報は、例えば光ディスク等の大
容量の記録媒体に記録される。記録媒体には、単位静止
画像を記録する画像データ部があり、画像データ部は複
数の画像データエリアに分かれている。1つの画像デー
タエリアには1つの単位静止画像とそのヘッダ情報とが
記憶される。各画像データエリアはアドレス順にそれぞ
れ番号づけられており、その番号が単位静止画像の画像
指定番号と対応している。また、記録媒体には、単位静
止画像と同様に、接合情報を記録する付加データ部があ
り、付加データ部は複数の付加データエリアに分かれて
いる。1つの付加データエリアには接合情報とそのヘッ
ダ情報とが記録される。付加データエリアは画像データ
エリアと1対1に対応しており、画像データエリアN
(Nは0以上の整数)の単位静止画像は、付加データエ
リアNの接合情報と対応している。
【0017】また、記録媒体には、各画像データエリア
の先頭アドレスが画像データエリアの番号順に記録され
る画像データディレクトリ部と、各付加データエリアの
先頭アドレスが付加データエリアの番号順に記録されて
いる付加データディレクトリ部とがあり、更に、記録媒
体を識別するためのディスクの識別情報、作成日、各種
フラグ情報、画像データディレクトリ部の先頭アドレス
及び付加データディレクトリ部の先頭アドレス等が記録
されるボリウム部がある。ボリウム部は例えば1024
バイトの固定サイズ長で記録媒体の先頭から記録されて
おり、ディレクトリ部及びデータ部は変動サイズ長で記
録されている。このように、記録媒体内では、ボリウム
部、ディレクトリ部、データ部が3層構造になって記録
されている。
【0018】従って、単位静止画像の画像指定番号を指
定して目的の単位静止画像を得るには、ボリウム部の固
定位置に記録されている画像データディレクトリ部の先
頭アドレスを獲得し、画像データディレクトリ部内の画
像指定番号と一致するエントリを参照して、領域内に記
録されている画像データエリアの先頭アドレスを獲得
し、当該画像データエリアの単位静止画像をアクセスす
る。
【0019】また、画像指定番号が指定された目的の単
位静止画像に対応する接合情報を得るには、同様に、ボ
リウム部の固定位置に記録されている付加データディレ
クトリ部の先頭アドレスを獲得し、単位静止画像の画像
指定番号と同じ番号の付加データディレクトリ部内のエ
ントリを参照して、目的の接合情報が記録されている付
加データエリアの先頭アドレスを獲得し、当該付加デー
タエリア内の接合情報をアクセスする。
【0020】尚、接合情報内の記録位置情報及び相対位
置情報の値は、必ずしも前述した例に限らず、例えば、
記録位置情報が画像指定番号でなく、直接、単位静止画
像の記録アドレスを示してもよく、その場合には、前述
した画像データディレクトリ部を参照して単位静止画像
の記録アドレスを特定することなく、大画面静止画像に
属する単位静止画像なら、直接、記録アドレスを特定す
ることができる。また、相対位置情報も記録位置情報内
の番号でなく、例えば座標値であってもよい。
【0021】図4は画像ファイル装置の機能ブロック図
を示す図である。以下、機能ブロックを用いて本発明装
置の一実施例の動作を説明する。その内容は、イメージ
スキャナ8より読み込まれる大画面静止画像に属する単
位静止画像及びその接合情報の記録媒体1への記録と、
指示手段7の矢印キーを用いた表示中の単位静止画像に
隣接する単位静止画像の再生とである。
【0022】記録媒体1は、例えば大容量の光ディスク
であり、この記録媒体1には、前述した図3に示す記録
フォーマットで単位静止画像及び接合情報が記録され
る。ドライブ2は、例えば光ディスクドライブである。
ドライブ2は、記録媒体1に単位静止画像及び接合情報
を記録し、また、記録媒体1から単位静止画像及び接合
情報を再生する。
【0023】記憶手段3は、フレームサイズの単位静止
画像を記憶するメモリであり、例えば、フレームメモリ
M1、M2、M3から構成される。切り換え手段4は、
単位静止画像が記憶される記憶手段3内のフレームメモ
リM1、M2、M3の3つ出力系統から1つを選択して
出力するために、出力系統を切り換えるものである。こ
の切り換え手段4は、フレームメモリM1、M2、M3
の出力系統を切り換えるときに画像効果を伴うようにな
っている。例えば、M1の単位静止画像がモニタ6に表
示されているときにスクロールの画像効果を伴ってM2
の単位静止画像に切り換わるよう制御されると、M1に
記憶されている単位静止画像とM2に記憶されている単
位静止画像と入力して、スクロール処理をし、モニタ6
における表示画像をM1の単位静止画像からM2の単位
静止画像に切り換える。
【0024】D/A変換手段5は、切り換え手段4から
出力される単位静止画像をアナログ信号に変換する。モ
ニタ6は、D/A変換手段5より出力されるアナログ信
号に基づいて単位静止画像を表示する。指示手段7は、
例えばキーボードであり、制御手段8に対して、操作者
によって指示された情報を出力する。
【0025】イメージスキャナ8は、大画面静止画像に
属する単位静止画像の各々に対応する原画像を1枚1枚
読み取り、読み取った単位静止画像をディジタルデータ
として記憶手段3の指定のフレームメモリに書き込む。
従って、大画面静止画像に属する個々の単位静止画像が
得られる。制御手段9は、指示手段7の指示に従って、
イメージスキャナ8、記憶手段3、書き込み制御手段1
1、読み出し制御手段12及び切り換え手段4等を制御
する。
【0026】まず、図1の1−1、1−2、1−3、2
−1、2−2、2−3、3−1、3−2及び3−3の単
位静止画像を、それぞれ画像指定番号0、1、2、3、
4、5、6、7及び8として記録媒体に記録するととも
に、それらの接合情報も記録媒体に記録する様子を説明
する。イメージスキャナ8の原稿載置台の上に例えば図
1の1−1の単位静止画像の原画像が載せてある状態
で、制御手段9は、指示手段7より、画像指定番号を0
番とした原画像の読み取り指示及び記録指示があると、
イメージスキャナ8に対して、単位静止画像の原画像の
読み取り開始の指示及び記憶先となるフレームメモリ
(例えばM1)の指定をする。更に、記憶手段3のフレ
ームメモリM1に対して、イメージスキャナ8からの出
力を記憶できる状態にする。従って、図1の1−1の単
位静止画像の原画像がイメージスキャナ8より読み取ら
れ、その単位静止画像がフレームメモリM1に記憶され
る。
【0027】制御手段9は、1−1の単位静止画像(画
像指定番号0)の接合情報を作成し、作成した接合情報
を接合情報記憶手段10に記憶させる。即ち、横方向数
Hを3、縦方向数Vを3、相対位置情報Zを1、記録位
置情報I11、I12、I13、I 21、I22、I23、I31、I
32及びI33をそれぞれ0、1、2、3、4、5、6、7
及び8とした図2のような接合情報を作成し、これを接
合情報記憶手段10に記憶させる。
【0028】制御手段9は、書き込み制御手段11に対
して、まず、フレームメモリM1に記憶されている1−
1の単位静止画像(画像指定番号0)を記録媒体1の画
像データエリア0(図3参照)に記録するべく要請す
る。すると、書き込み制御手段11は、ドライブ2に対
して記録媒体1の画像データエリア0のアドレスを指定
し、従って、フレームメモリM1の単位静止画像が記録
媒体1の画像データエリア0に記録される。
【0029】更に、制御手段9は、書き込み制御手段1
1に対して、接合情報記憶手段10に記憶されている1
−1の単位静止画像の接合情報を記録媒体1の付加デー
タエリア0(図3参照)に記録するべく要請する。する
と、書き込み制御手段11は、ドライブ2に対して記録
媒体1の付加データエリア0のアドレスを指定し、従っ
て、接合情報記憶手段10の接合情報が記録媒体1の付
加データエリア0に記録される。これにより、1−1の
単位静止画像(画像指定番号0)が記録媒体1の画像デ
ータエリア0に記録され、対応する接合情報が記録媒体
1の付加データエリア0に記録される。
【0030】その後、制御手段9は、記録媒体1の画像
データディレクトリ部、付加データディレクトリ部及び
ボリウム部を作成し、書き込み制御手段11に対して画
像データディレクトリ部、付加データディレクトリ部及
びボリウム部の書き込みを要請すると、書き込み制御手
段11は、これらを記録媒体1に記録するべくアドレス
を指定し、これらを記録媒体1に記録させる。
【0031】以上の動作を制御手段9は、1−2、1−
3、2−1、2−2、2−3、3−1、3−2及び3−
3の単位静止画像に対して繰り返し行うことにより、1
−1、1−2、1−3、2−1、2−2、2−3、3−
1、3−2及び3−3の単位静止画像(それぞれ画像指
定番号0、1、2、3、4、5、6、7及び8)がそれ
ぞれ記録媒体1の画像データエリア0、1、2、3、
4、5、6、7及び8に記録され、各々の単位静止画像
に対応する接合情報がそれぞれ記録媒体1の付加データ
エリア0、1、2、3、4、5、6、7及び8に記録さ
れる。
【0032】次に、記録媒体1に前述したような単位静
止画像及び接合情報が記録されている状態で、画像指定
番号を指定して記録媒体1に記録されている単位静止画
像を再生し、指示手段7のキーボードの矢印キーを用い
て、再生中の単位静止画像に隣接する単位静止画像を再
生する様子を説明する。指示手段7より、例えば画像指
定番号4が指定され、対応する単位静止画像(2−2)
を再生するべく指示されると、制御手段9は、読み出し
アドレス発生手段12にボリウム部の読み出しを要請す
ることにより、記録媒体1よりボリウム部を得る。更
に、制御手段9は、ボリウム部から画像データディレク
トリ部及び付加データディレクトリ部の読み出しアドレ
スを得、読み出し制御手段12に対して画像データディ
レクトリ部の読み出し及び付加データディレクトリ部の
読み出しを要請する。これにより、制御手段9は、画像
データディレクトリ部及び付加データエリアディレクト
リ部を得、画像指定番号4の単位静止画像(2−2)を
記録する画像データエリア4及び対応する接合情報を記
録する付加データエリア4がアクセス可能になる。
【0033】読み出し制御手段12が、画像データエリ
ア4の単位静止画像及び付加データエリア4の接合情報
を読み出すべく機能すると、記録媒体1から2−2の単
位静止画像と対応する接合情報とが再生され、2−2の
単位静止画像が記憶手段3の例えばフレームメモリM1
に記憶され、接合情報が接合情報記憶手段10に記憶さ
れる。すると、制御手段9は、フレームメモリM1の単
位静止画像を表示するべく切り換え手段4を制御し、モ
ニタ6に2−2の単位静止画像が表示される。
【0034】このようにモニタ6に2−2の単位静止画
像が表示されている最中に、操作者が指示手段7の矢印
キーの例えば上方向キーを操作することにより、現在表
示されている単位静止画像(2−2)に隣接する単位静
止画像(図1の1−2、2−1、2−3、3−2の単位
静止画像)の内の1−2の単位静止画像を再生する旨の
指示が為されると、制御手段9は、接合情報記憶手段1
0に記憶されている接合情報を参照する。この接合情報
は、横方向数Hが3、縦方向数Vが3、相対位置情報Z
が5、記録位置情報I11、I12、I13、I21、I22、I
23、I31、I32及びI33がそれぞれ0、1、2、3、
4、5、6、7及び8となっている。
【0035】この横方向数H及び縦方向数Vにより、制
御手段9は、現在表示されている単位静止画像(2−
2)が属する大画面静止画像が、横方向に3個、縦方向
に3個の単位静止画像で形成される大画面静止画像であ
り、記録位置情報が3行3列の行列順に並んでいること
を認識することができる。このとき、制御手段9は、3
行3列の行列順に並んでいる記録位置情報の各々を行列
形式(座標形式)に対応させて記録位置情報を管理す
る。即ち、記録位置情報の値0、1、2、3、4、5、
6、7及び8を、座標(1、1)、(1、2)、(1、
3)、(2、1)、(2、2)、(2、3)、(3、
1)、(3、2)及び(3、3)に対応させて管理す
る。また、制御手段9は、記録位置情報を参照し、その
値がZ=5であるため、記録位置情報の5番目の値4が
自身の単位静止画像の画像指定番号であると分かると共
に、自身の単位静止画像が、大画面静止画像の内の座標
(2、2)に位置する単位静止画像であると分かる。
【0036】これに基づいて座標計算することにより、
制御手段9は、指示手段7で指示された現在表示されて
いる自身の単位静止画像の上方向に位置する単位静止画
像の記録位置情報を特定する。自身の単位静止画像が座
標(2、2)に位置する単位静止画像であるため、その
上に位置する単位静止画像は、Y座標が自身のY座標と
同じ値で、X座標が自身のX座標よりも1つ小さい値を
とる座標、即ち座標(1、2)に位置する単位静止画像
であると分かる。制御手段9は、座標と記録位置情報を
対応させて管理しているため、直ちに、座標(1、2)
に相当する記録位置情報が値1であることが分かる。
【0037】このようにして、制御手段9は、前記接合
情報のうちの相対位置情報(Z=5)に基づいて、当該
接合情報内の大画面静止画像に属するすべての単位静止
画像の記録位置情報(I11、I12、I13、I21、I22
23、I31、I32及びI33)から、指示手段7で指示さ
れている単位静止画像(1−2)の記録位置情報(I 12
=1)を得る。
【0038】記録位置情報(I12=1)はそのまま画像
指定番号であるため、制御手段9は、目的の単位静止画
像が画像指定番号1のものであると判断でき、画像デー
タディレクトリ部を参照してエントリ1に格納されてい
る画像データエリア1の先頭アドレスを獲得すると共
に、付加データディレクトリ部を参照してエントリ1に
格納されている付加データエリア1の先頭アドレスを獲
得する。制御手段9は、読み出し制御手段12に対し、
画像データエリア1に記録されている単位静止画像1−
2及び付加データエリア1に記録されている単位静止画
像1−2に対応する接合情報の再生を要請する。する
と、記録媒体1から単位静止画像1−2と対応する接合
情報とが再生され、接合情報は接合情報記憶手段10に
記憶され、単位静止画像1−2はフレームメモリM2に
記憶される。単位静止画像1−2がフレームメモリM2
に記憶されると、操作者による上方向キーが押された回
数に応じて、フレームメモリM1の単位静止画像(2−
2)からフレームメモリM2の単位静止画像(1−2)
に所定量だけスクロール効果を伴って、モニタ6に表示
される画像が移動する。従って、単位静止画像2−2の
一部と単位静止画像1−2の一部とが連なった1つの静
止画像がモニタ6に表示され、大画面静止画像のうちの
操作者の所望する部分を表示することができる。
【0039】尚、現在表示中の単位静止画像に隣接する
単位静止画像のうちで、操作者が指定する方向に隣接す
る単位静止画像が存在しない場合、そのような単位静止
画像が存在しない旨の情報を報知し、単位静止画像の再
生あるいはスクロールによる表示画像の移動を禁止す
る。尚、接合情報記憶手段10に記憶されている接合情
報の相対位置情報に基づいて、自身の単位静止画像に隣
接するすべての単位静止画像の存在を示す案内情報、例
えば矢印情報をモニタ6に表示することにより、操作者
に対して、現在表示中の単位静止画像に隣接する単位静
止画像の存在を明示し、指定操作の案内をしてもよい。
【0040】また、前述した実施例では、1つの大画面
静止画像に属する単位静止画像群のみを記録する場合を
説明したが、これに限らず、別の大画面静止画像に属す
る単位静止画像群も共に記録してもよいのは言うまでも
ない。このとき、当然、異なる大画面静止画像に属する
単位静止画像群の各々の画像指定番号は、個々に異な
る。
【0041】また、前述する実施例では、操作者が指定
操作する指示手段7は、キーボードの矢印キーであるた
め、表示中の単位静止画像の上下左右に隣接する単位静
止画像しか指定操作できないが、例えば、キーボードの
矢印キーと0から9までの数字キーとを組み合わせて、
任意の単位静止画像を指示してもよい。例えば、現在表
示されている単位静止画像から、右方向に(矢印キー)
2個分(数字キー)離れた単位静止画像が任意に直接指
定されると、自身の相対位置情報に基づいて前記直接指
定された単位静止画像の記録位置情報を求め、当該直接
指定された単位静止画像を再生する。
【0042】尚、前述する実施例の機能ブロックは、必
要に応じてそれぞれがソフトウエアで構成してもハード
ウエアで構成してもよく、本発明が何かの様態をも含む
ことは言うまでもない。更に、前述する実施例は本発明
の例示に過ぎず、必要に応じて種々の変更が可能であ
り、特許請求の範囲に記載された本発明は、それらの変
更を全て包含するものである。
【0043】
【発明の効果】本発明は、記録媒体に、大画面静止画像
に属するすべての単位静止画像の記録位置情報と該大画
面静止画像に属する単位静止画像の当該大画面静止画像
内における自身の相対位置情報とを含む接合情報が、各
単位静止画像に対応して記録されている為に、記録媒体
に記録されている単位静止画像を画像指定番号等を指定
して単独にアクセスしても、画像指定番号により指定さ
れた単位静止画像が大画面静止画像のどの部分に相当す
るのか判断することができる。従って、前記指定された
単位静止画像をモニタで見ながら、大画面静止画像に属
する任意の単位静止画像をモニタに表示すべく指定操作
されても、目的の単位静止画像を特定でき、その単位静
止画像を記録媒体から再生できる。
【0044】また、接合情報のうちの記録位置情報が座
標順に記録されているため、記録位置情報のみを記録す
るだけでよく、余分に座標情報を記録しなくても済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の単位静止画像を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施例の接合情報を示す図である。
【図3】本発明の実施例の記録媒体の記録フォーマット
を示す図である。
【図4】本発明の実施例の機能ブロックを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 記録媒体 3 記憶手段 7 指示手段 9 制御手段 11 書き込み制御手段 12 読み出し制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/7826 H04N 5/782 A 5/91 5/91 N G11B 27/00 E (56)参考文献 特開 昭63−82318(JP,A) 特開 平2−12424(JP,A) 特開 平2−247683(JP,A) 特開 平4−172576(JP,A) 特開 平4−362730(JP,A) 特開 平5−73411(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/00 G06F 15/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互関連のある複数のフレーム単位の静
    止画像で構成される相互関連静止画像群のうちの任意の
    静止画像を記録媒体に記録する画像ファイル装置の情報
    記録方法において、 前記相互関連静止画像群に属するすべての静止画像の記
    録位置情報と該相互関連静止画像群に属する静止画像の
    相互関連静止画像群内における自身の相対位置情報との
    2種類の情報を含む接合情報を前記相互関連静止画像群
    に属する静止画像毎に形成し、該相互関連静止画像群に
    属する静止画像毎に形成された接合情報を前記相互関連
    静止画像群に属するそれぞれの静止画像に対応付けて記
    録媒体に記録することを特徴とする画像ファイル装置
    情報記録方法
  2. 【請求項2】 相互関連のある複数のフレーム単位の静
    止画像で構成される相互関連静止画像群が記録されてお
    り、更に、前記相互関連静止画像群に属するすべての静
    止画像の記録位置情報と該相互関連静止画像群に属する
    静止画像の相互関連静止画像群内における自身の相対位
    置情報との2種類の情報を含む接合情報が、該相互関連
    静止画像群に属する静止画像毎に対応付けられて記録さ
    れている記録媒体から、前記相互関連静止画像群に属す
    る任意の静止画像を再生する画像ファイル装置の情報再
    生方法において、 前記相互関連静止画像群に属する静止画像のうちの特定
    の静止画像が表示されている最中に、前記相互関連静止
    画像群に属する任意の静止画像を表示すべく指定操作が
    あると、表示中の静止画像に対応する接合情報内の相対
    位置情報に基づいて、指定された静止画像の記録位置情
    報を当該接合情報内の前記相互関連静止画像群に属する
    すべての静止画像の記録位置情報から特定し、特定され
    た記録位置情報に基づいて静止画像を再生制御すること
    を特徴とする画像ファイル装置の情報再生方法
  3. 【請求項3】 前記相互関連静止画像群に属するすべて
    の記録位置情報は、該相互関連静止画像群に属する静止
    画像の相互関連静止画像群内における配置位置を示す座
    標の順に記録されていることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の画像ファイル装置の情報記録方法または
    情報再生方法
JP5149177A 1993-06-21 1993-06-21 画像ファイル装置の情報記録方法および情報再生方法 Expired - Fee Related JP2925889B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5149177A JP2925889B2 (ja) 1993-06-21 1993-06-21 画像ファイル装置の情報記録方法および情報再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5149177A JP2925889B2 (ja) 1993-06-21 1993-06-21 画像ファイル装置の情報記録方法および情報再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0721074A JPH0721074A (ja) 1995-01-24
JP2925889B2 true JP2925889B2 (ja) 1999-07-28

Family

ID=15469484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5149177A Expired - Fee Related JP2925889B2 (ja) 1993-06-21 1993-06-21 画像ファイル装置の情報記録方法および情報再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2925889B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0721074A (ja) 1995-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8437623B2 (en) Recording apparatus and method
JP2003298982A5 (ja)
CA2530475A1 (en) Information recording medium, information recording device and method, information reproduction device and method, information recording/reproduction device and method, computer program for controlling recording or reproduction, and data structure containing control signal
JPH023592B2 (ja)
JPH05181905A (ja) 検索情報表示装置
JP2925889B2 (ja) 画像ファイル装置の情報記録方法および情報再生方法
JP3600865B2 (ja) 画像再生装置
JPS63156476A (ja) 画像フアイル装置
JP2741871B2 (ja) 動画像検索編集方法
JPS62188069A (ja) イメ−ジデ−タの記録方式
JP2615507B2 (ja) デジタル動画データ管理装置
JPH04328375A (ja) 磁気テープ記録再生装置
JP2904535B2 (ja) 画像編集装置
JP4406094B2 (ja) 画像再生装置および画像記録装置
JP2669996B2 (ja) 画像縮小装置及び縮小画像表示方法
JP3029436B2 (ja) 画像編集再生装置
JP2590929B2 (ja) 画像記録再生装置
JPH0221482A (ja) 静止画ダビングシステム
JP2925716B2 (ja) 画像検索装置
JP2590928B2 (ja) 画像再生方法
JP3126232B2 (ja) 画像ファイルの記録・再生方法および装置
JPH0646801B2 (ja) 画像記録再生装置
JPH042264A (ja) 画像ファイルのマルチ画面作成装置
JPH07110858A (ja) 画像編集装置
JPS63245079A (ja) 画像取り込み再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees